JP2016512918A - 接触要素 - Google Patents

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Abstract

長手軸(L)に互いに平行に伸びる少なくとも2つの細長片(2,3)、及び前記細長片(2,3)の間に配置され、前記細長片(2,3)と連続する一列のウェブ(14)を含み、前記ウェブ(14)は、第1のねじれ部(4)を介して前記細長片(2,3)の一方に弾性的に繋げられ、第2のねじれ部(5)によって前記細長片(2,3)の他方に弾性的に繋げられ、変形状態において、第1の接触部(6)が前記細長片の上方に伸び、かつ、第2の接触部(7)が前記細長片(2,3)の下方に伸びるように前記細長片(2,3)に対して傾斜し、前記ウェブ(14)は、それぞれ、前方ウェブ端(8)と後方ウェブ端(9)を有し、前記前方ウェブ端(8)は突出部(10)を有し、前記後方ウェブ端(9)はくぼみ(11)を有し、前記くぼみ(11)は隣接するウェブ端の前記突出部(10)に適合し、又は相補的であり、前記突出部(10)は、前記第1の接触部(6)を与え、前記ウェブ(14)は、前記くぼみ(11)側に、前記第2の接触部(7)を与える2つの後方ウェブ部分(13)を有する接触要素(1)。さらに、前記前方ウェブ端(8)と前記後方ウェブ端(9)は、前記第1のねじれ部(4)から前記第2のねじれ部(5)まで伸び、隣接する2つのウェブ(14)の前記前方ウェブ端(8)と前記後方ウェブ端(9)は、未変形状態において、その全長にわたって互いに接触し、特に、少なくともほとんど接触する。【選択図】図1a

Description

本発明は、請求項1のプリアンブルによる、2つの導電体要素又は接触部品の間の電気的接触を構築するための接触要素に関する。
一般的な接触要素は特許文献1において公知である。特許文献1による接触要素は、弾性ウェブによって互いに繋げられる2つの細長片を有する。ウェブは細長片に対して旋回することができ、ウェブと細長片の間の接続点においてねじれ力が働く。
特許文献1は一連の不都合を有する。ウェブの形状に起因して、接続点の領域における変形量が比較的大きく、その結果、接続点の領域における高い応力となる。それ故、高強度銅合金、特に高強度のベリリウム含有銅合金の使用が必要となる。この種の合金は非常に高価であり、また、ベリリウムは遊離したときに健康に害を及ぼす場合がある。
欧州特許出願公開第0520950号明細書
この従来技術から進展し、本発明の目的は、従来技術の不都合を解消する接触薄板又は接触要素を特定することである。特に、接触操作の数を増やすために、接触要素はより強固であるべきである。
上記の目的は、請求項1の発明により達成される。請求項1による接触要素は、2つの導電体又は接触部品の間の電気的接触を構築するために用いられる。導電体又は接触部品は、それぞれ、多様に形成されていてもよく、例えば、プラグとソケット接続の形状、又は平面の導電体又は接触部品の2つの表面接触間の接続の形状であってもよい。請求項1による接触要素は、長手軸の方向に沿って又はこれに平行に、互いに平行に伸びる少なくとも2つの細長片、及び細長片の間に配置され、細長片と連続する一列のウェブを含む。ウェブは、第1のねじれ部を介して細長片の一方に弾性的に繋げられ、第2のねじれ部によって細長片の他方に弾性的に繋げられる。さらに、ウェブは、変形状態において、第1の接触部が細長片の上方に伸び、第2の接触部が細長片の下方に伸びるように細長片に対して傾斜し、又は角度が付けられる。接触部はウェブにより提供される。ウェブは、それぞれ、前方ウェブ端と後方ウェブ端を有し、前方ウェブ端は突出部を有し、後方ウェブ端はくぼみを有し、くぼみは隣接するウェブ端の突出部に適合し、又は相補的である。突出部は前記第1の接触部を与える。さらに、ウェブは、くぼみ側に、第2の接触部を与える2つの後方ウェブ部分を有する。これら接触部を介して、ウェブと導電体又は接触部品の間に電気的接触が形成される。前方ウェブ端と後方ウェブ端は、第1のねじれ部から第2のねじれ部まで伸びる。さらに、隣接する2つのウェブの前方ウェブ端と後方ウェブ端は、未変形状態において、互いにその全長にわたって接触し、特に少なくともほとんど接触している。前方ウェブ端と後方ウェブ端は、特に好ましくは、互いに直接接している。
上記ウェブ端の設計は、この種の接触要素が効率的に製造することができ、最大限に利用できる点において有利である。特に、穴あけの廃棄物を減らせる。
また、長手方向において見た場合、最大限のウェブの長さがもたらされる。長手軸方向において見た場合、ウェブそのものが、第1の接触部から第2の接触部まで伸ばされている。従って、従来の接触要素に比べて、電気的接触を提供する際に、角度のきつい動作が低減でき、ねじれ部が機械的応力から解放される利点がある。これにより、例えば、耐用年数を長くすることができる。また、ねじれ部における一定の応力により、より大きな接触路が得られる。後者は耐用年数を直接向上しないが、接触要素を広範囲の接触構造において使用できるという基本的な利点を有しており、多用途性を向上する。
変形状態において、ウェブは細長片に対して旋回することができ、ねじれ部分において回転が作用する。ねじれ部分は弾性的であり、これにより接触状態においてウェブがばね効果によって接触部品に対して常に押さえつけられ、これにより確実な電気的接触が提供される。
前方ウェブ端と後方ウェブ端は、好ましくは互いに平行に、及び/又は互いに相補的に、又は互いに適合するように伸びる。特に、前方ウェブ端と後方ウェブ端は、互いに同一の進路を有し、長手軸の方向に見た前方ウェブ端と後方ウェブ端の間の距離は、それぞれ、第1のねじれ部から第2のねじれ部までのウェブ幅全体にわたって一定である。
ねじれ部は、好ましくは、互いに一定の距離で連続して配置される開口によって設けられ、ねじれ部は、長手軸に互いに直接連続する2つの隣り合う開口の間の領域において形成される。長手軸において見た場合、ねじれ部は2つの開口によって区切られ、境界が定められる。長手軸に対して直角に伸びる横方向において、ねじれ部は同方向における開口の延長によって実質的に区切られる。従って、ねじれ部は、横方向において開口とほぼ同一の長さを有する。ここで、ウェブの領域において、開口は唯一の切り抜かれた領域である。これにより、穴あけの廃棄物を最小限にすることができる。
前方ウェブ端は、好ましくは、突出部から突出部の両側の後方に伸び、前側部分を形成する。この前側部分は、特に、ねじれ部に隣接する領域において部分的に長手軸に対してほぼ直角に伸びる。
後方ウェブ端は、好ましくは、くぼみからくぼみの両側の後方に伸び、後側部分を形成する。この後側部分は、特に、ねじれ部に隣接する領域内において、部分的に長手軸に対してほぼ直角に伸びる。
側部分は、前方ウェブ端又は後方ウェブ端の一部である。
前方ウェブ端は、特に好ましくは、突出部から、曲線状接続部分を介して前側部分に移行する。後方ウェブ端についても同様であり、くぼみから、曲線状接続部分を介して後側部分に移行する。
好ましい実施形態において、前方ウェブ端は、一方の細長片から他方の細長片に向かって見た場合、前側部分、曲線状接続部分、突出部、曲線状接続部分、及び他の側部分によって与えられる。これらの部分は、互いに直接連続して隣接している。側部分はそれぞれのねじれ部の中に至る。この好ましい実施形態において、後方ウェブ端は、一方の細長片から他方の細長片に向かってみた場合、後側部分、曲線状接続部分、くぼみ、曲線状接続部分、及び他の側部分によって与えられる。この部分は互いに直接連続して隣接している。側部分はねじれ部の中に至る。
互いに接触する2つの隣接するウェブのウェブ端は、特に好ましくは、一方の細長片の領域と、他方の細長片の領域において、同一の開口内に一緒になって至る。従って、2つの隣接するウェブの前側部分と後側部分は、共通の開口内に一緒になって入り、ウェブ部分は、合流の領域において、好ましくは細長片に対して直角に伸びる。
開口は、好ましくは前方部分と後方部分を有し、前方部分と後方部分は、好ましくは細長片に対して直角に伸び、前方部分と後方部分は、好ましくは細長片に平行に伸びる2つの側部分を介して結合する。従って、開口は、側部分と前方及び後方部分によって区切られる。これらの部分の間にあり、開口を区切る移行領域は、それぞれ、好ましくは曲線状の部分によって形成される。
前方ウェブ端と後方ウェブ端、又はウェブ端の側部分は、それぞれ、特に好ましくは、開口の側部分の領域において開口内に入る。しかしながら、好ましくは曲線状部分の領域内においては開口内に入らない。
細長片に沿って互いに直接続くウェブは、特に好ましくは、材料を除去せずに形成された切れ目によってウェブ端の領域で互いに分離され、未変形状態において互いに接触し、特に、少なくともほとんど接触し、又はほとんど接触し、又は完全に接触する。ここで、「少なくともほとんど」とは、ウェブ端が、単に切れ目によって互いに分離していることを意味すると理解される。
突出部は、好ましくは、2つの細長片間の中央に頂点を有する。ねじれ線は、ねじれ部の中央を通り、長手軸に直角に伸びる。長手軸方向における頂点とねじれ線の間の距離は、好ましくは、長手軸方向におけるねじれ線と後方ウェブ部分の領域の後方ウェブ端との間の距離とほぼ同一である。または、長手軸方向における頂点とねじれ線の間の距離は、長手軸方向におけるねじれ線と後方ウェブ部分の領域の後方ウェブ端との間の距離よりも、1.0から1.3、特に1.15から1.25の範囲の倍数で大きい、又は小さい。
ねじれ部は、好ましくは製造中のねじれによって変形する。ウェブそのものは、突出部とくぼみの両側に伸びるウェブ部分以外は、好ましくは2つのねじれ部の間にほぼ均一な平面として形成される。この平面は、細長片に対し角度がつけられている。このねじれ部は、弾性旋回結合と呼ぶこともできる。
突出部及び/又はウェブ部分は、好ましくは、上記平面に対して屈曲により曲がっている。屈曲は、好ましくは、細長片に向けて方向づけられている。ここで、屈曲は効率的な接触部分を提供することができる。
細長片には、特に好ましくは、長手軸の方向又は長手軸に平行に伸びる強化波形が設けられる。強化波形は、好ましくはU字断面、及び/又は長方形断面、及び/又は曲線状断面である。
細長片の表面に垂直の方向における強化波形の高さは、特に好ましくは、ウェブの最大のたわみに対応する方向におけるウェブの伸びより小さい。これにより、導電体又は接触部品は、それぞれ、強化波形と接触しない。
接触要素は、特に好ましくは、ベリリウムを含まない合金、特にベリリウムを含まない銅合金であり、又はベリリウムを含まない合金、特にベリリウムを含まない銅合金からなる。この材料選択は、製造中にベリリウムを用いない点で有利である。しかしながら、ベリリウムを省略すると、材料の強度が全体として下がる不都合があり、これにより、ねじれ部における最大の許容応力も下がる。従来よりもウェブを長くする設計の結果、上述したように、同一のたわみ量を有しつつ、ねじれ部の変形を低減することができる。従って、材料選択によって許容最大応力が低くなるという弱点を補うことが可能である。
接触要素は、特に好ましくは一体で成形される。
他の実施形態は従属請求項において特定される。
以下、図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態を説明する。図面は単に説明のためであり、本発明を限定するように解釈すべきでない。
本発明による接触要素の未変形状態の一実施形態を示す平面図である。 説明を加えた図1aによる平面図である。 図1による接触要素の変形状態を示す斜視図である。 図2による接触要素を示す平面図である。 図2による接触要素を示す側面図である。 図2による接触要素であって、第1の実施形態による強化波形を有する接触要素を示す斜視図である。 図2による接触要素であって、第2の実施形態による強化波形を有する接触要素を示す斜視図である。 ソケット内に接触薄板を取り付けた好ましい変形を示す図であり、ソケットの4分の1のみが図示される。 プラグ内に接触薄板を取り付けた好ましい変形を示す図であり、プラグの4分の1のみが図示される。 様々な実施形態による固定部材での取付状態を示す例示的な図である。 第1実施形態による固定部材を有する上記図面に示す接触要素の詳細な図である。 第2実施形態による固定部材を有する上記図面に示す接触要素の詳細な図である。 第3実施形態による固定部材を有する上記図面に示す接触要素の詳細な図である。
図1aと図1bに、2つの導電体の間に電気的接触を構築するための接触要素1を示す。接触要素1は様々な導電体に接続することができる。例示として、プラグとソケットの接続が挙げられる。また、平面の接触体(contact)も当該接触要素に電気的に接続することができる。
図1a/1bの接触要素は変形していない状態で示される。図2〜図6は変形した状態の接触要素を示す。図7〜図10は取付状態を例示する。
接触要素1は、長手軸Lの方向、又は長手軸Lと平行に、互いに平行に伸びる少なくとも2つの細長片2、3を有する。細長片2は、ここでは細長片3から離れて設けられている。2つの細長片2,3は、その表面が平面Eに広がり、未変形かつ未取付状態において平面Eに横たわる。平面Eは、本質的に、いくつかの他の要素を定義するための役割を果たす。取付状態において、接触状況に応じて、細長片2,3は、長手軸の方向又はプラグ又はソケット本体の周囲に沿って伸びる。
細長片2,3はウェブ14を介して互いに繋がる。ウェブ14は、2つの細長片2,3の間の隙間の橋渡しをする。ウェブ14は本質的に第1の細長片2を第2の細長片3に繋げるために用いられ、ウェブ14は、ねじれ部4,5を介して細長片2、3に繋げられる。ウェブ14は、2つの導電体間に効率的な電気的接触をもたらす。そのため、接触ウェブ14と呼ぶこともできる。変形状態において、ウェブ14は細長片2、3に対して弾性的に動く。
ウェブ14は、第1のねじれ部4を介して第1の細長片2に弾性的に繋げられ、第2のねじれ部5によって第2の細長片3に弾性的に繋げられる。ねじれ部4,5は弾性的であり、ウェブ14のためのねじれ接合として用いられる。ウェブ14のそれぞれには、第1及び第2のねじれ部4,5が割り当てられる。この弾性的な設計は、一方では、導電体間の電気的接触の解消に続いてウェブ14が元に戻ることを確実にし、他方では、接触状態において導電体の表面に対して力を与えることを確実にする。これにより、ウェブ14と導電体の間に確実な接触が提供される。
図2から分かるように、変形状態のウェブ14は、細長片2、3に対して傾斜し、又は角度が付けられている。ウェブ14の第1の接触部6は細長片2、3の上方に伸び、第2の接触部7は細長片2、3の下方に伸びる。これは、図4において特にはっきりと分かる。接触部6,7は、2つの導電体に接触して電気的に接続させるために用いられる。第1の接触部6は、ここでは1つの接点を有し、第2の接触部7は、ここでは互いに離れて配置される2つの接点を有する。
電気的接触を構築する場合、ウェブ14はねじれ部4,5に対して旋回する。ここでは、細長片2、3に対するウェブ14の傾斜角αは小さくなる。従って、第1の接触部6と第2の接触部7は細長片2、3に向かって動く。接触要素1は、接触部6,7を介して、接続対象である導電体の対応する表面に接触する。当該導電体と接触要素1の間の電気的接触は、この接触を介して提供される。ここでは、ウェブ14が導電体間の電気的接触を構築する。
図1aを参照して、ウェブの形状をより詳細に説明する。
ウェブ14のそれぞれは、前方ウェブ端8と後方ウェブ端9を有する。前方ウェブ端は突出部10を有する。後方ウェブ端はくぼみ11を有する。ここでは、ウェブ14のくぼみ11はすぐ隣のウェブ14の突出部10に適合する。隣接する2つのウェブは、図1において14aと14bで示される。前方ウェブ14aは、そのくぼみ11を介して、後方ウェブ14bの突出部10と接触する。突出部10はくぼみ11に適合する、又はくぼみ11と相補的である。言い換えると、突出部10とくぼみ11は互いに接触すると言うこともできる。
突出部10は、上記の第1の接触部6を提供する。
ウェブ14は、くぼみ11側に2つの後方ウェブ部分13を有する。これらの後方ウェブ部分13は、第2の接触部7を与える。
前方ウェブ端8と後方ウェブ端9は、第1ねじれ部4から第2ねじれ部5まで伸びる。ねじれ部4,5は、図1aにおいて、ウェブ14と連結して斜線で示される。隣接する2つのウェブ14の前方ウェブ端8と後方ウェブ端9は、未変形状態において、それらの全体の長さにわたって互いに接触する。「接触する」は、ウェブ14が互いに直接接触しているか、又は数百又は数十ミリメートルの範囲内で、互いに極めて短い距離で離れていることを意味すると理解される。隣接する2つのウェブ14の前方ウェブ端8と後方ウェブ端9は、未変形状態において、互いに少なくともほとんど接触すると言うこともできる。図1において、ウェブ14aと14bは隣接する2つのウェブである。従って、ウェブ14bの前方ウェブ端8は、ウェブ14aの後方ウェブ端9と接触する。
接触要素1のウェブ14は、それぞれ互いに同一に形成される。これは、細長片2を細長片3に接続するそれぞれのウェブは、隣接するウェブ14と同一に形成されることを意味する。これにより、確実な電気接触が得られる。
ウェブ14の前方ウェブ端8と後方ウェブ端9は、好ましくは互いに平行に形成される。従って、2つのウェブ端8と9は、互いに平行に伸びる。それ故、ウェブ14はその全体の幅Bにわたって、長手軸L方向において、同一の寸法を有する。この寸法は、図1bにおいて符号Aで表される。ウェブ14の幅Bは、ここでは、ウェブ14と第1ねじれ部4の間の接続点からウェブ14と第2ねじれ部5の間の接続点までと定義される。従って、ウェブ14は第1ねじれ部4から第2ねじれ部5まで伸びる。ここで、「平行」は、2つのウェブ端8,9が互いに平行であることを意味すると理解されるが、必ずしも長手軸Lに対して直角に伸びる必要はない。
前方ウェブ端8は、好ましくは後方ウェブ端9と相補的であるか、適合するか、又は補充的である。換言すると、これは、2つのねじれ部4,5の間の前方ウェブ端8と後方ウェブ端9は同一の進路を有し、長手軸L方向に見た前方ウェブ端8と後方ウェブ端9の間の距離Aは、第1ねじれ部4から第2ねじれ部5までのウェブ幅B全体にわたって一定であることを意味する。
ねじれ部4,5は開口15によって設けられ、開口15は、互いに一定の間隔で連続して配置される。開口15は、ウェブ14と細長片2、3の間に設けられる。ここでは、2つの開口15の間の残りの部分がねじれ部4,5を与える。従って、ねじれ部4,5は、長手軸方向に互いに直接連続する2つの隣接する開口15の間の領域によって形成される。例えば、斜線で表されるねじれ部4,5に隣接して設けられる2つの開口15は、これらねじれ部4,5を形成する。2つの隣り合う開口の間の距離は、ウェブ14の前方ウェブ端8と後方ウェブ端9の間の距離Aとほぼ対応する。この距離は符号Dで表される。
ねじれ部4についての左側の開口15は、長手軸Lに関して、ねじれ部5についての右側の開口15と鏡面対称に配置される。
長手軸Lに対して直角の横方向Qにおいて、ねじれ部4,5はそれぞれ開口15の最大幅にわたってQの方向に伸びる。従って、横方向の開口15の大きさが細長片2、3とウェブ14の間のねじれ部の長さを決定する。
全ての開口15は同一の断面を有する。また、長手軸Lの方向において開口15は連続し、整列して配置される。ねじれ部4,5の形状にも影響を与える開口15の形状について、より詳細に以下に説明する。
前方ウェブ端8は、突出部10から見た場合、突出部10の両側の後方に伸びる。これにより、突出部10からねじれ部4,5それぞれに伸びる部分12が形成される。この部分12は、前側部分と呼ぶことができる。この前側部分12は、長手軸Lに対してほぼ直角にねじれ部4,5の領域内に伸び、曲線状結合部分16を介して突出部10に移行する。ねじれ部4から見た場合、ウェブ14は前側部分12によってねじれ部4に隣接する。曲線状結合部分16は前側部分12に隣接し、突出部10に移行する。突出部10は、次に、細長片2、3の間の中央軸又は長手軸Lと交差し、次に曲線状結合部分16と前側部分12に移行し、次にねじれ部5に繋がる。
後方ウェブ端9は、くぼみ11からくぼみ11の両側の後方に伸びる。後方ウェブ端9は、前側部分12とほぼ平行に伸びる後側部分28を形成する。くぼみ11の側方に伸びるウェブ14の領域は、接触部7を与える後方ウェブ部分28を形成する。後側部分28は長手軸Lに対して部分的に直角に伸び、曲線状結合部分17を介してくぼみ11に繋がる。ねじれ部4から見た場合、ウェブ14は後側部分28によってねじれ部4に隣接する。曲線状結合部分17は後側部分28に隣接し、くぼみ11に移行する。くぼみ11は、次に、細長片2、3の間の中央軸と交差し、次に曲線状結合部分17と後側部分28に移行し、次にねじれ部5に繋がる。
2つの隣接するウェブ14の前側部分12と後側部分28は、一緒になって共通の開口15に至る。合流点は符号29で表される。ウェブ部分12と28は、好ましくは、細長片2、3に対して直角に合流点29の領域内に伸びる。
図1bに示すように、開口15は前方部分18と後方部分19を有する。前方部分18と後方部分19は、細長片2、3に対して直角である。前方部分18と後方部分19は2つの側部分20,21を介して繋がる。側部分20,21は、好ましくは細長片2、3に平行に伸び、又は曲線状であってもよい。部分18,19,20,21の間にある移行領域22は開口15を区切り、好ましくは曲線状の部分によって形成される。ここで、曲線状の部分は多様に形成することができる。「多様に形成」とは、例えば、多様な曲線状部分に対する多様な曲率の半径を意味するものと理解すべきである。
2つの隣接するウェブ14の前方ウェブ端8と後方ウェブ端9、又はウェブ端8,9の側部分12,28は、側部分21の領域において、開口15内に至る。しかしながら、ウェブ端8、9又は側部分12,28は、特に好ましくは、曲線状部分22の領域において当該開口内に至らないことが好ましい。
未変形状態において、図1a/1bに示すように、細長片2、3に沿って互いに直接連なるウェブ14は、材料を除去せずに形成された切れ目によって、ウェブ端8,9の領域で互いに分離される。それ故、ウェブ端8と9の間において、接触要素1から材料は除去されない。ウェブ端8、9は、単に対応する切れ目によって設けられる。従って、未変形状態において、ウェブ端8、9は互いに接触し、特に、少なくともほとんど接触している。
くぼみ10は、細長片2,3の間の中央に頂点23を有する。ねじれ線24は、ねじれ部4,5の中央を通り、長手軸Lに直角に伸びる。従って、ねじれ線24は、2つの隣接する開口15の間の中央に配置される。長手軸方向における頂点23とねじれ線24の間の距離A1は、長手軸Lの方向におけるねじれ線24と後方ウェブ部分13の領域の後方ウェブ端9との間の距離A2とほぼ同一である。従って、距離A2は、長手軸Lの方向から見た、ねじれ線24と後側部分28の間の距離と定義される。他の実施形態において、距離A1は距離A2よりも、1.0から1.3、特に1.15から1.25の範囲の倍数で大きい、又は小さい。
図2に示すように、ねじれ部4,5は製造中に変形し、特にねじれている。このねじれの結果、ねじれ部4,5はばね部分又はばね接合としての役割を果たす。2つのねじれ部4,5の間のウェブ14は、突出部10とくぼみ11の両側に伸びるウェブ部分13以外は、ほぼ均一な平面である。この平面は、ここでは、細長片2,3又は平面Eに対して角度が付けられている。角度は図4において記号αによって特定される。
全ての実施形態による接触要素1は、好ましくは、ベリリウムを含まない合金、特にベリリウムを含まない銅合金であるか、又はベリリウムを含まない合金、特にベリリウムを含まない銅合金からなる。
図5及び6に、本発明による接触要素1の他の2つの実施形態が示される。接触要素そのもの、即ち、細長片2,3、ねじれ部4,5及びウェブ14は、実質的に上述の特徴を有する。さらに、細長片2,3はそれぞれ、長手軸Lに平行に伸びる強化波形27を有する。この強化波形27を介することで、一般的に、接触要素に内在する固定力を高めることができる。内在する固定力は、中央軸の周りに伸びる溝の中で接触要素が半径方向にそれ自体を固定する力と同定することができる。内在する固定力が増加すると、特にソケット本体又はプラグ本体の中に接触要素が円形状に巻かれて取り付けられている場合に有利である。なぜならば、長方形断面を有する溝又は凹部内への取り付けが可能となるからである。内在する固定力によって、接触要素1は溝又は凹部に押し付けられ、又は溝又は凹部から脱落することが防止できる。これは、特に大きな寸法の場合に有利である。
しかしながら、強化波形27は、平面状の取付の場合においても有利である。この種の平面状の取付の構成は、図9〜12を参照して示される。
強化波形27は、多様に方向付けされていてもよい。図5において、強化波形27は、接触部6に対して下方に、細長片2,3から接触部7に向かって伸びている。図6における配置は全く逆である。強化波形27は、第1の接触部6の方向及び/又は第2の接触部7の方向に伸びていてもよい。また、複数の強化波形27を隣接して設けることも考えられ、強化波形は同一及び/又は異なる方向に伸びる。
図5,6において、強化波形は、それぞれU字形の断面を有する。他の実施形態において、この断面は多様に形成してもよく、例えば、長方形断面及び/又は曲線状断面である。
強化波形27を有する接触要素1がソケット32内の凹部26に取り付けられた2つの状態を、図7aと7bに示す。ここでは、ソケット32は一部のみが示される。接触要素1は、長方形断面を有する凹部26内に位置している。図7aにおいて、強化波形27は凹部26の底面に向かって伸びている。従って、強化波形27は、凹部26の底面と接触する第2の接触部7の方向に伸びている。図7bにおいて、強化波形27は凹部26の底面から離れるように伸びている。従って、強化波形27は第1の接触部6の方向に伸びている。上述したように、その4分の1のみが示されるソケット32は、中央軸Mの周りを完全に巡って設けられている。
強化波形27を有する接触要素1がプラグ34の凹部26に取り付けられた2つの状態を、図8aと8bに示す。プラグ34は、ここでは一部のみが示される。接触要素1は、長方形断面を有する凹部26内に位置している。図8aにおいて、強化波形27は凹部26の底面に向かって伸びている。従って、強化波形27は、凹部26の底面と接触する第2の接触部7の方向に伸びている。図8bにおいて、強化波形27は凹部26の底面から離れるように伸びている。従って、強化波形27は第1の接触部6の方向に伸びている。上述したように、その4分の1のみが示されるプラグ34は、中央軸Mの周囲を完全に巡って形成されている。
もちろん、強化波形1を有さない接触要素1も、上述のソケット又はプラグ内の凹部26内に挿入することができる。
上述した接触要素1を、接触部分又は導電体25内に取り付けた例示的な状態を図9に示す。接触部分又は導体25は、ここでは長方形断面を有する凹部26を有し、この中に接触要素1が取り付けられる。接触要素1は、接触部分25に対して追加的に固定部材30によって固定される。考えられる複数の固定部材30が図7に示され、これらは単独で、又は互いに組み合わせて用いることができる。
固定部材30は、例えば、ねじ又は鋲であってもよく、細長片に設けられた開口31を通して誘導される。開口は、例えば強化波形27内に、又は細長片2,3上に直接設けることができる。開口は、好ましくは長手軸L方向に伸びる細長い穴の形状を有する。このような穴31が図8に示される。
しかしながら、固定部材は固定クリップ30の形状を有していてもよく、図11及び12に示すように、細長片2,3又は強化波形27に対して作用する。
1 接触要素
2,3 細長片
4,5 ねじれ部
6 第1の接触部
7 第2の接触部
8 前方ウェブ端
9 後方ウェブ端
10 突出部
11 くぼみ
12 前側部分
13 後側部分
14 ウェブ
15 開口
16、17 曲線状接続部分
18 前方部分
19 後方部分
20、21 側部分
22 移行領域
23 頂点
24 ねじれ線
25 接触部分
26 凹部
27 強化波形
28 後側部分
29 合流点
30 固定部材
31 開口
32 ソケット
34 プラグ

Claims (19)

  1. 2つの導電体又は接触部品の間に電気的接触を構築するための接触要素(1)であって、
    長手軸(L)の方向に互いに平行に伸びる少なくとも2つの細長片(2,3)、及び
    前記細長片(2,3)の間に配置され、前記細長片(2,3)と連続する一列のウェブ(14)を含み、
    前記ウェブ(14)は、第1のねじれ部(4)を介して前記細長片(2,3)の一方に弾性的に繋げられ、第2のねじれ部(5)によって前記細長片(2,3)の他方に弾性的に繋げられ、変形状態において、第1の接触部(6)が前記細長片(2,3)の上方に伸び、かつ、第2の接触部7が前記細長片(2,3)の下方に伸びるように前記細長片(2,3)に対して傾斜し、
    前記ウェブ(14)は、それぞれ、前方ウェブ端(8)と後方ウェブ端(9)を有し、前記前方ウェブ端(8)は突出部(10)を有し、前記後方ウェブ端(9)はくぼみ(11)を有し、前記くぼみ(11)は隣接するウェブ端の前記突出部(10)に適合し、又は相補的であり、
    前記突出部(10)は、前記第1の接触部(6)を与え、
    前記ウェブ(14)は、前記くぼみ(11)側に、前記第2の接触部(7)を与える2つの後方ウェブ部分(13)を有し、
    前記前方ウェブ端(8)と前記後方ウェブ端(9)は、前記第1のねじれ部(4)から前記第2のねじれ部(5)まで伸び、隣接する2つのウェブ(14)の前記前方ウェブ端(8)と前記後方ウェブ端(9)は、未変形状態において、その全長にわたって互いに接触し、特に、少なくともほとんど接触することを特徴とする接触要素(1)。
  2. 前記前方ウェブ端(8)と前記後方ウェブ端(9)が互いに平行に、及び/又は互いに相補的に伸びることを特徴とする請求項1に記載の接触要素(1)。
  3. 前記前方ウェブ端(8)と前記後方ウェブ端(9)が同一の進路を有し、長手軸(L)方向に見た前記前方ウェブ端(8)と前記後方ウェブ端(9)の間の距離(D)が、前記第1のねじれ部(4)から前記第2のねじれ部(5)までのウェブ幅の全体にわたって一定であることを特徴とする請求項1又は2に記載の接触要素(1)。
  4. 前記ねじれ部(4,5)が、互いに一定の距離で連続して配置される開口(15)によって設けられ、前記ねじれ部(4,5)が、長手軸に互いに直接連続する2つの隣り合う開口(15)の間の領域に形成され、長手軸(L)に対して直角に伸びる横方向(Q)において、前記ねじれ部(4,5)が、前記方向(Q)における前記開口(15)の最大幅にわたって伸びることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の接触要素(1)。
  5. 前記前方ウェブ端(8)が、前記突出部(10)から前記突出部(10)の両側の後方に伸び、部分的に長手軸に対してほぼ直角に伸びる前側部分(12)を形成し、
    前記後方ウェブ端(9)が、前記くぼみ(11)から前記くぼみ(11)の両側の後方に伸び、部分的に長手軸(L)に対してほぼ直角に伸びる後側部分(28)を形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の接触要素(1)。
  6. 前記前方ウェブ端(8)が、前記突出部(10)から曲線状結合部分(16)を介して前記前側部分(12)に移行し、前記後方ウェブ端(9)が、前記くぼみ(11)から曲線状結合部分(17)を介して前記後側部分(28)に移行することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の接触要素(1)。
  7. 互いに接触する2つの隣接するウェブ(14)の前記ウェブ端(8、9)が、一方の細長片(2)の領域と他方の細長片(3)の領域において、一緒になって同一の開口(15)内に至り、及び/又は
    隣接するウェブ(14)の前側部分(12)と後側部分(28)が、一緒になって共通の開口(15)内に至り、前記ウェブ部分(12,28)は、合流(18)の領域において、好ましくは細長片(2,3)に対して直角に伸びることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の接触要素(1)。
  8. 前記開口(15)が、前方部分(18)と後方部分(19)を有し、前記前方部分(18)と前記後方部分(19)が、好ましくは前記細長片(2,3)に対して直角に伸び、前記前方部分(18)と前記後方部分(19)が、好ましくは細長片(2、3)に平行に伸びる2つの側部分(20,21)を介して結合し、部分(18,19,20,21)の間にあって開口(15)を区切る移行領域(22)が、好ましくは曲線状の部分(22)によって形成されることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の接触要素(1)。
  9. 前記前方ウェブ端(8)と前記後方ウェブ端(9)、又は前記ウェブ端(8,9)の側部分(12,28)が、それぞれ、前記開口(15)の側部分(20)の領域において開口(15)内に至り、好ましくは前記曲線状部分(22)の領域では開口(15)内に至らないことを特徴とする請求項8に記載の接触要素(1)。
  10. 前記細長片(2、3)に沿って互いに直接続くウェブ(14)が、材料を除去せずに形成された切れ目によって、前記ウェブ端(8,9)の領域で互いに分離され、かつ、未変形状態において互いに接触し、少なくともほとんど接触していることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の接触要素(1)。
  11. 前記突出部(10)が、前記細長片(2,3)間の中央に位置する頂点(23)を有し、ねじれ線(24)が、ねじれ部(4,5)の中央を通り、長手軸(L)に直角に伸び、
    長手軸(L)方向における頂点(23)とねじれ線(24)の間の距離(A1)が、長手軸(L)方向におけるねじれ線(24)と後方ウェブ部分(13)の領域の後方ウェブ端(9)との間の距離(A2)とほぼ同一であるか、又は
    長手軸(L)方向における頂点(23)とねじれ線(24)の間の距離(A1)が、長手軸(L)方向におけるねじれ線(24)と後方ウェブ部分(13)の領域の後方ウェブ端(9)との間の距離(A2)よりも、1.0から1.3、特に1.15から1.25の範囲の倍数で大きい、又は小さいことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の接触要素(1)。
  12. 前記ねじれ部(4,5)が、製造中のねじれによって変形し、2つの前記ねじれ部(4,5)の間の前記ウェブ(14)が、前記突出部(10)と前記くぼみ(11)の両側に伸びる前記ウェブ部分(13)以外、ほぼ均一な平面であり、前記平面が、前記細長片(2,3)に対して角度が付けられていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の接触要素(1)。
  13. 前記突出部(10)及び/又は前記ウェブ部分(13)が、前記平面に対して屈曲により曲がっていることを特徴とする請求項12に記載の接触要素(1)。
  14. 前記細長片(2,3)に、長手軸(L)方向に伸びる強化波形(27)が設けられ、
    前記強化波形(27)が、好ましくはU字形断面、及び/又は好ましくは長方形断面、及び/又は好ましくは曲線状断面を有することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の接触要素(1)。
  15. 前記細長片(2,3)の表面に対して垂直の方向における前記強化波形(27)の高さが、前記ウェブ(14)の最大のたわみに対応する方向におけるウェブ(14)の大きさより小さいことを特徴とする請求項14に記載の接触要素(1)。
  16. 前記接触要素が、ベリリウムを含まない合金、特にベリリウムを含まない銅合金からなることを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の接触要素(1)。
  17. 第1の接触部(25)、及び前記第1の接触部に電気的に接続される第2の接触部を有する接触配置であって、前記接触部の1つ(25)が、前記接触部の表面から内部に伸び、請求項1〜16のいずれかに記載の接触要素(1)を収納するための凹部(26)を有し、前記凹部(26)は、好ましくは長方形断面を有する接触配置。
  18. 前記第1の接触部がソケット(32)の形状を有し、前記第2の接触部が前記ソケット(32)に適合するプラグ(34)の形状を有し、これによりプラグとソケットの接続が提供され、前記凹部(26)がソケット(32)又はプラグ(34)に位置することを特徴とする請求項17に記載の接触配置。
  19. 前記接触要素(1)が、ねじ、鋲又は固定クリップ等の固定部材(30)を介して前記凹部内に固定されることを特徴とする請求項17又は18に記載の接触配置。
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