JP2012252975A - コンタクトエレメント及びコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】相手側コンタクトの挿入を容易にすることができるコンタクトエレメント及びコネクタを提供する。
【解決手段】第1の梁部13の中央部側に1つの第2接触部16を配置し、第1梁部13の両端部側に2つの第1接触部15を配置する。第2の梁部14の中央部側に1つの第4接触部18を配置し、第2梁部14の両端部側に2つの第3接触部17を配置する。連結部11の板厚方向DBと配列方向DPとに直交する直交方向DRで第2接触部16と第4接触部18とをずらす。
【選択図】図2

Description

この発明はコンタクトエレメント及びそれを備えたコネクタに関する。
従来、コンタクトエレメントとベースコンタクトとを備えたコネクタが知られている(下記特許文献1参照)。
このコネクタは、図12に示すように、1つのベースコンタクト62と2つのコンタクトエレメント63とを備えている。
ベースコンタクト62は導電性材料で形成されている。ベースコンタクト62には溝62aが形成されている。溝62aには導電性材料で形成されているベースコンタクト61が挿入される。ベースコンタクト62の相対する内壁面にはそれぞれ溝62cが形成されている。溝62cはアリ溝である。
図13に示すように、コンタクトエレメント63は互いに平行に延びた2列の側部3aと、側部3a間に架け渡された複数のウェブ3cとを有する。コンタクトエレメント63は弾性を有する1枚の金属板にプレス加工を施すことによって形成されている。
ウェブ3cの中央部3fの一側部には1つの凸部3iが形成され、ウェブ3cの中央部3fの他側部には1つの凹部3mが形成されている。凹部3mの両側に2つのウェブエッジ3kが形成されている。ウェブ3cはねじられ、凸部3iは側部3aの厚さ方向へ突出し、ウェブエッジ3kは凸部3iの突出方向と反対方向へ突出している。凸部3iはベースコンタクト61に接触可能であり、ウェブエッジ3kはベースコンタクト62に接触可能である。
ウェブ3cがねじられる前、凸部3iは隣のウェブ3cの凹部3mに嵌合し、2つのウェブエッジ3kに挟まれる。
コンタクトエレメント63はベースコンタクト62の溝62cに装着される。このとき、コンタクトエレメント63のウェブエッジ3kはベースコンタクト62に接触する。
図12に示すように、ベースコンタクト61をベースコンタクト62の溝62aに挿入すると、コンタクトエレメント63の凸部3iはベースコンタクト61に接触する。この結果、ベースコンタクト61とベースコンタクト62とがコンタクトエレメント63を通じて導通する。
米国特許5,261,840号公報
上述のように、コンタクトエレメント63の1つのウェブ3cには1つの凸部3iと2つのウェブエッジ3kとが形成されている。したがって、1つのウェブエッジ3kとベースコンタクト62との間に生じる接触力を、電流容量や接触信頼性の特性を出すために必要な値に設定すると、1つの凸部3iとベースコンタクト61との間に生じる接触力が、1つのウェブエッジ3kとベースコンタクト62との間に生じる接触力のほぼ2倍になる。しかも凸部3iがウェブ3cのピッチ方向へ並んでいる。その結果、ベースコンタクト61の先端部が凸部3iに達したとき挿入力が著しく大きくなり、ベースコンタクト61を溝62aに挿入しにくい。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、相手側コンタクトの挿入を容易にすることができるコンタクトエレメント及びコネクタを提供することである。
上述の課題を解決するため請求項1記載の発明は、金属板にプレス加工を施すことにより形成され、コンタクトに装着されるコンタクトエレメントにおいて、一定の間隔を介して互いに平行に延びる複数の連結部と、前記連結部間にかけ渡され、所定のピッチで交互に配列される第1、第2梁部と、前記第1梁部に連なり、前記コンタクトに接触する第1接触部と、前記第1梁部に連なり、前記コンタクトが接続される相手側コンタクトに接触する第2接触部と、前記第2梁部に連なり、前記コンタクトに接触する第3接触部と、前記第2梁部に連なり、前記相手側コンタクトに接触する第4接触部とを備え、前記第1、第3接触部が前記第1、第2梁部の配列方向と平行な第1方向へ突出し、前記第2、第4接触部が前記第1方向と反対の第2方向へ突出し、前記第1、第2梁部が捩じられて、前記第1、第3接触部が前記連結部の板厚方向と平行な第3方向へ突出するとともに、前記第2、第4接触部が前記第3方向と反対の第4方向へ突出し、前記第1梁部に連なる前記第1接触部が2つ、前記第2接触部が1つであり、前記第2梁部に連なる前記第3接触部が2つ、前記第4接触部が1つであり、前記第2、第4接触部が、前記配列方向と前記連結部の板厚方向とに直交する直交方向でずれていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコンタクトエレメントにおいて、前記金属板を打ち抜いたとき、前記第1、第4接触部が、ほぼ前記直交方向に沿って並び、前記金属板を打ち抜いたとき、前記第2、第3接触部が、ほぼ前記直交方向に沿って並ぶことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のコンタクトエレメントにおいて、前記第1、第2梁部はいずれもそれらの中央部が前記第2方向へ突出するほぼ弓形状であり、前記第1梁部の中央部側に前記第2接触部が位置し、前記第1梁部の両端部側に前記第1接触部が位置し、前記第2梁部の中央部側に前記第4接触部が位置し、前記第2梁部の両端部側に前記第3接触部が位置していることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のコンタクトエレメントにおいて、前記第1〜第4接触部の先端部が円弧状に曲がっていることを特徴とする。
請求項5記載の発明のコネクタは、請求項1〜4のいずれか1項記載のコンタクトエレメントと、これが装着される前記コンタクトとを備えていることを特徴とする。
この発明によれば、相手側コンタクトの挿入を容易にすることができる。
図1はこの発明の第1実施形態のコネクタのコンタクトに相手側コンタクトを挿入する前の状態を示す斜視図である。 図2は図1に示すコネクタのコンタクトエレメントの一部を示す斜視図である。 図3は図2に示すコンタクトエレメントの正面図である。 図4は図2に示すコンタクトエレメントの平面図である。 図5は図2に示すコンタクトエレメントの側面図である。 図6は打抜き加工されたときのコンタクトエレメントの平面図である。 図7はこの発明の第2実施形態のソケット型のコネクタの断面図である。 図8は図7に示すソケット型のコネクタに挿入される相手側コンタクトの側面図である。 図9は図7に示すソケット型のコネクタに図8に示す相手側コンタクトを挿入した状態を示す部分断面図である。 図10はこの発明の第3実施形態のピン型のコネクタの一部を示す側面図である。 図11は図10に示すピン型のコネクタが挿入される相手側コンタクトの一部を示す断面図である。 図12は従来のコネクタに相手側コンタクトを挿入する前の状態を示す斜視図である。 図13は図12に示すコネクタのコンタクトエレメントの斜視図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この発明の第1実施形態のコネクタ9は2つのコンタクトエレメント1と1つのコンタクト3とを備えている。
コンタクト3は導電性材料で形成され、受容部31を有する。受容部31は板状のコンタクト(相手側コンタクト)5を受け容れる。受容部31はコンタクト3の前方、両側方ヘ開放されている。受容部31を介して対向する(コンタクト3の高さ方向Hで対向する)コンタクト3の2つの内壁面にはそれぞれアリ溝32が形成されている。アリ溝32はコンタクト3の幅方向Wへ延びる。
コンタクトエレメント1はコンタクト3の幅方向Wからアリ溝32に挿入される。図2、図3に示すように、コンタクトエレメント1は2つの連結部11と複数の第1梁部13と複数の第2梁部14とを備えている。図2、図3において、多数の第1梁部13のうちの2つの第1梁部13だけが描かれている。また、多数の第2梁部14のうちの2つの第2梁部14だけが描かれている。コンタクトエレメント1は弾性及び導電性を有する金属板に打抜き、曲げ等のプレス加工を施すことによって形成される。
2つの連結部11は一定の間隔を介して互いに平行に延びている。連結部11には複数の突起状の被保持部19が連なる。連結部11間には第1、第2梁部13,14がかけ渡されている。
第1、第2梁部13,14は所定のピッチで交互に配列されている。第1、第2梁部13,14はいずれもそれらの中央部が後述する第2方向D2(図2参照)へ突出するほぼ弓形状である。
コンタクト3に接触する2つの第1接触部15が第1梁部13に連なる。第1接触部15は第1梁部13の両端部側に位置している。第1接触部15の先端部(第1接触部15の後述する第1方向D1の先端側部分)は円弧状に折り曲げられている。
コンタクト5に接触する1つの第2接触部16が第1梁部13に連なる。第2接触部16は第1梁部13の中央部側に位置している。第2接触部16の両端(第2接触部16の直交方向DRの両端)に誘い部21が連なる。直交方向DRは第1、第2梁部13,14の配列方向DPと連結部11の板厚方向DB(図5参照)とに直交する方向である。一方の誘い部21は一方の連結部11側へなだらかに傾斜し、他方の誘い部21は他方の連結部11側へなだらかに傾斜する。第2接触部16、誘い部21の先端部(第2接触部16、誘い部21の第2方向D2の先端側部分)は円弧状に折り曲げられている。
コンタクト3に接触する2つの第3接触部17が第2梁部14に連なる。第3接触部17は第2梁部14の両端部側に位置している。第3接触部17の先端部(第3接触部17の第1方向D1の先端側部分)は円弧状に折り曲げられている。
コンタクト5に接触する1つの第4接触部18が第2梁部14に連なる。第4接触部18は第2梁部14の中央部側に位置している。第4接触部18の両端(第4接触部18の直交方向DRの両端)に誘い部24が連なる。一方の誘い部24は一方の連結部11側へなだらかに傾斜し、他方の誘い部24は他方の連結部11側へなだらかに傾斜する。第4接触部18、誘い部24の先端部(第4接触部18、誘い部24の第2方向D2の先端側部分)は円弧状に折り曲げられている。
第1、第3接触部15,17は、第1、第2梁部13,14の配列方向DPと平行な第1方向D1へ突出している。
第2、第4接触部16,18は、第1方向D1と反対の第2方向D2へ突出している。
第1梁部13は、第1梁部13の両端を結ぶ図示しない仮想直線(この実施形態では仮想直線と直交方向DRとが平行である。)と平行な中心軸S周りへ捩じられている。第2梁部14は、第2梁部14の両端を結ぶ図示しない仮想直線(この実施形態では仮想直線と直交方向DRとが平行である。)と平行な中心軸S周りへ捩じられている。これにより、図3、図5に示すように、第1、第3接触部15,17が連結部11の板厚方向DBと平行な第3方向D3へ突出するとともに、第2、第4接触部16,18が第3方向D3と反対の第4方向D4へ突出している。
図3に示すように、第2、第4接触部16,18の位置は直交方向DRで距離aだけずれている。
図6に示すように、金属板を打ち抜いたとき、第1接触部15とこの接触部15に隣接する第2梁部14の第4接触部18とがほぼ直交方向DRに沿って並んでいる。同様に、金属板を打ち抜いたとき、第3接触部17とこの接触部17に隣接する第1梁部13の第2接触部16とがほぼ直交方向DRに沿って並んでいる。したがって、梁部13,14の狭ピッチ化を図ることができ、コンタクトエレメント1の配列方向DPの寸法を大きくせずに梁部13,14の数を多くすることができるので、より大きな電流を流すことができる。
コンタクトエレメント1を形成するには、まず、図6に示すように、金属板に打抜き加工を施す。
次に、第1接触部15、第3接触部17の先端部を円弧状に折り曲げる。
その後、第2接触部16、誘い部21、第4接触部18、誘い部24の先端部を円弧状に折り曲げる。
次に、第1梁部13、第2梁部14をそれぞれ中心軸S周りへ捩じる。
最後に、被保持部19をほぼL字形に折り曲げる。
以上の工程によりコンタクトエレメント1が形成される。
なお、上述のプレス加工では、打抜きの次に第1接触部15、第3接触部17の先端部を折り曲げ、その後、第2接触部16、第4接触部18等の先端部を折り曲げ、その後、第1梁部13、第2梁部14を捩じり、最後に、被保持部19を折り曲げるという順番であるが、コンタクトエレメント1のプレス加工の順番はこれに限定されない。例えば、打抜きの次に第2接触部16、第4接触部18等の先端部を折り曲げ、その後、第1接触部15、第3接触部17の先端部を折り曲げ、次に被保持部19の折曲げ、最後に第1梁部13、第2梁部14の捩じりを行うという順番でもよい。
コネクタ9を組み立てるには、図1に示すように、2つのコンタクトエレメント1をコンタクト3の2つのアリ溝32に挿入すればよい。コンタクトエレメント1がアリ溝32に挿入されると、被保持部19がアリ溝32の両側部に嵌り、コンタクトエレメント1がコンタクト3に保持される。このとき、第1接触部15、第3接触部17はコンタクト3に接触する。
コネクタ9にコンタクト5を接続するには、図1に示すように、コンタクト5を嵌合方向DCからコンタクト3の受容部31に挿入すればよい。このとき、コンタクト3の先端部が第4接触部18に突き当たったときに挿入力が大きくなり、その後、コンタクト3の先端部が第4接触部18に乗り上げると挿入力が小さくなり、その後、コンタクト3の先端部が第2接触部16に突き当たったときに再び挿入力が大きくなり、その後、コンタクト3の先端部が第2接触部16に乗り上げると再び挿入力が小さくなる。第2接触部16と第4接触部18とが直交方向DRでずれているので、挿入力のピークが分散され、挿入力の最大値が低減する。
コンタクト5が受容部31に挿入されると、コンタクトエレメント1の第2接触部16と第4接触部18とはコンタクト5に接触する。
この実施形態によれば、コンタクト5の挿入を容易にすることができる。
また、金属板を打ち抜いたとき、第1接触部15とこの接触部15に隣接する第2梁部14の第4接触部18とがほぼ直交方向DRに沿って並び、第2接触部16とこの接触部16に隣接する第2梁部14の第3接触部17とがほぼ直交方向DRに沿って並ぶので、第1梁部13,第2梁部14の狭ピッチ化を図ることができ、コンタクトエレメント1の配列方向DPの寸法を大きくせずに梁部13,14の数を多くすることができ、電流容量を大きくすることができる。
次に、この発明の第2実施形態のコネクタを図7、図8、図9に基づいて説明する。第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、第1実施形態と相違する部分についてだけ説明する。
図7、図8、図9に示すように、第2実施形態は図2に示すコンタクトエレメント1をソケット型のコネクタ209に適用したものである。
図7に示すように、コネクタ209はソケット型の1つのコンタクト203と1つのコンタクトエレメント1とを備えている。
コンタクト203は筒状であり、コンタクト203の内部空間が受容部231である。受容部231はコンタクト205を受け容れる。コンタクト203の内周面には、コンタクトエレメント1を装着するための溝232が、周方向に沿って形成されている。溝232はアリ溝ではなく、溝232の断面形状は矩形である。
図8に示すように、コネクタ209の相手側コンタクトであるコンタクト205はピン型である。
コンタクトエレメント1をコンタクト203の溝232に装着するには、まず、帯状のコンタクトエレメント1を筒状に折り曲げる。このときのコンタクトエレメント1の外径は、コンタクト203の溝232の部分の内径よりも大きい。
次に、筒状のコンタクトエレメント1の外径をコンタクト203の受容部231の内径よりも小さくし、その状態のままコンタクトエレメント1を受容部231を通じて溝232に装着する。溝232に装着されたコンタクトエレメント1はその弾性力により、その外径が大きくなり、溝232の底面に密着する。コンタクトエレメント1の外径は受容部231の内径よりも大きいので、コンタクトエレメント1は溝232から脱落しない。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
次に、この発明の第3実施形態のコネクタを図10、図11に基づいて説明する。第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、第1実施形態と相違する部分についてだけ説明する。
図10、図11に示すように、第3実施形態は図2に示すコンタクトエレメント1をピン型のコネクタ309に適用したものである、
コネクタ309はピン型のコンタクト303とコンタクトエレメント1とを備えている。
コンタクト303はピン状である。コンタクト303の外周面にはコンタクトエレメント1を装着するための溝332が形成されている。溝332はアリ溝ではなく、溝332の断面形状は矩形である。
コネクタ309の相手側コンタクトであるコンタクト305はソケット型である。コンタクト305はコンタクト303を受け容れる受容部351を有する。
コンタクトエレメント1をコンタクト303の溝332に装着するには、まず、帯状のコンタクトエレメント1を筒状に折り曲げる。このときのコンタクトエレメント1の内径は、コンタクト303の溝332の部分の外径よりも小さい。
次に、筒状のコンタクトエレメント1の内径を、コンタクト303の外径よりも大きくしてコンタクトエレメント1をコンタクト303の溝332に装着する。溝332内に配置されたコンタクトエレメント1はその弾性力により、その内径が小さくなり、溝332の底面に密着する。コンタクトエレメント1の内径がコンタクト303の外径よりも小さいので、コンタクトエレメント1は溝332から脱落しない。
第3実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
なお、上述の実施形態では、第1接触部15、第2接触部16、第3接触部17、第4接触部18の先端部を円弧状に曲げたが、必ずしもそうする必要はない。
また、上述の実施形態では、コンタクトエレメント1の連結部11は2つであるが、3つ以上の連結部11を採用し、それらの連結部11間に複数の第1梁部13,第2梁部114をかけ渡してもよい。
なお、上述の実施形態以外の実施形態のコネクタとしては、上面にアリ溝を形成した平板状のコンタクトと、このコンタクトのアリ溝に挿入される上述のコンタクトエレメント1とで構成されるコネクタがある。このコネクタの相手側コンタクトとして平板状の相手側コンタクトがある。この実施形態では、コネクタのコンタクトの上面に相手側コンタクトを重ね、ボルト、ナットによってコネクタのコンタクトと相手側コンタクトとを結合する。ボルト、ナットによって結合されたコネクタのコンタクトと相手側コンタクトとは、コンタクトエレメント1によって互いに導通する。
なお、上述の実施形態の他の実施形態として、コンタクト3の後端部が絶縁材料で形成された図示しないハウジングに保持されたものがある。
また、上述の実施形態では、第1、第4接触部15,18がほぼ直交方向DRに沿って並び、第2、第3接触部16,17がほぼ直交方向DRに沿って並ぶようにしたが、必ずしもそうする必要はない。更に、この実施形態では、上述のように第1、第2梁部13,14の両端を結ぶ仮想直線が直交方向DRと平行であるが、その仮想直線が直交方向DRに対して傾いていてもよい。
なお、第1梁部13の中央部側に第2接触部16が位置し、第1梁部13の両端部側に第1接触部15が位置し、第2梁部14の中央部側に第4接触部18が位置し、第2梁部14の両端部側に第3接触部17が位置したが、必ずしもそうする必要はない。
1:コンタクトエレメント、11:連結部、13:第1梁部、14:第2梁部、15:第1接触部、16:第2接触部、17:第3接触部、18:第4接触部、19:被保持部、21,24:誘い部、3,203,303:コンタクト、31,231,351:受容部、32:アリ溝、232,332:溝、5,205,305:コンタクト(相手側コンタクト)、9,209,309:コネクタ、a:距離、DB:板厚方向、DC:嵌合方向、DP:配列方向、DR:直交方向、D1:第1方向、D2:第2方向、D3:第3方向、D4:第4方向、H:高さ方向、S:中心軸、W:幅方向。

Claims (5)

  1. 金属板にプレス加工を施すことにより形成され、コンタクトに装着されるコンタクトエレメントにおいて、
    一定の間隔を介して互いに平行に延びる複数の連結部と、
    前記連結部間にかけ渡され、所定のピッチで交互に配列される第1、第2梁部と、
    前記第1梁部に連なり、前記コンタクトに接触する第1接触部と、
    前記第1梁部に連なり、前記コンタクトが接続される相手側コンタクトに接触する第2接触部と、
    前記第2梁部に連なり、前記コンタクトに接触する第3接触部と、
    前記第2梁部に連なり、前記相手側コンタクトに接触する第4接触部と
    を備え、
    前記第1、第3接触部が前記第1、第2梁部の配列方向と平行な第1方向へ突出し、
    前記第2、第4接触部が前記第1方向と反対の第2方向へ突出し、
    前記第1、第2梁部が捩じられて、前記第1、第3接触部が前記連結部の板厚方向と平行な第3方向へ突出するとともに、前記第2、第4接触部が前記第3方向と反対の第4方向へ突出し、
    前記第1梁部に連なる前記第1接触部が2つ、前記第2接触部が1つであり、
    前記第2梁部に連なる前記第3接触部が2つ、前記第4接触部が1つであり、
    前記第2、第4接触部が、前記配列方向と前記連結部の板厚方向とに直交する直交方向でずれている
    ことを特徴とするコンタクトエレメント。
  2. 前記金属板を打ち抜いたとき、前記第1、第4接触部が、ほぼ前記直交方向に沿って並び、
    前記金属板を打ち抜いたとき、前記第2、第3接触部が、ほぼ前記直交方向に沿って並ぶ
    ことを特徴とする請求項1記載のコンタクトエレメント。
  3. 前記第1、第2梁部はいずれもそれらの中央部が前記第2方向へ突出するほぼ弓形状であり、
    前記第1梁部の中央部側に前記第2接触部が位置し、
    前記第1梁部の両端部側に前記第1接触部が位置し、
    前記第2梁部の中央部側に前記第4接触部が位置し、
    前記第2梁部の両端部側に前記第3接触部が位置している
    ことを特徴とする請求項2記載のコンタクトエレメント。
  4. 前記第1〜第4接触部の先端部が円弧状に曲がっている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のコンタクトエレメント。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載のコンタクトエレメントと、これが装着される前記コンタクトとを備えていることを特徴とするコネクタ。
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