JP3143222U - 改良されたデュアルビームコンタクトを備えたコネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メザニン型コネクタは雄型係合部及び雌型係合部を備える。雌型部の端子は二股(また)のコンタクトアームを有し、雄型部の端子は突出嵌(かん)合ブレードを有する。コンタクトアームは雌型端子の本体部から片持ち梁(はり)状になっており、捩(ねじ)れ変形ではなく、片持ち梁状に変形するような構造になっている。
【選択図】図3及び5
【選択図】図3及び5
Description
本考案は、低挿入力の雄型及び雌型端子構造、並びに、該構造を組込んだ電気コネクタに関する。本考案は、特に、一対の片持ち梁(はり)状コンタクトアームを備えた二股(また)の雌型端子に関する。該雌型端子のコンタクトアームは、相手側ブレード端子のコンタクト部を雌型端子に嵌(かん)合させたときに変形するが、捩(ねじ)れ変形は起こらない。
これまでに、ピン、ブレード、エッジカードコンタクトパッド等の雄型端子との電気接触を形成するために各種のシングルあるいはデュアルスプリングアーム式の雌型接触電気端子が提供されてきた。一般に、これらの端子配置においては、雌型端子による挿入抵抗に打勝つのに十分な力で雄型端子を雌型端子に挿入しなければならない。接触構造の挿入力は、雄型端子を雌型端子内に挿通することができるように雌型端子のコンタクト部同士を離間させるあるいは広げるのに必要な力を示す持上げ(lifting )成分と、挿入時に雌型端子コンタクト部が雄型端子を擦るために起こる水平方向の摩擦成分とを含む。
多数の雌型端子が取付けられたコネクタが、雌型端子の数に相当する多数の雄型端子を含む雄型コネクタと嵌合するように構成された多回路構成においては、各組のコンタクトに要する個別の挿入力が合計されるため、雄型コネクタと雌型コネクタとを嵌合するのに要する全体の挿入力は非常に大きくなる。
1988年4月26日に発行された米国特許第4,740,180号は低挿入力端子組立体を開示しているが、該組立体においては、雄型ブレード端子は捩れており、雌型端子は2本のコンタクトアームを有し、該アームは異なる2箇所の接点でブレード端子と係合する。雄型コンタクトブレードの捩れは複雑な形成工程を要し、端子及び組立体のコストは高くなる。さらに、雌型端子に打抜きによって形成されているスロットはコンタクトアームの形成開始点まで延在しているため、局所的応力集中が極めて高くなる領域が生じ、コネクタを繰返し嵌合することによってコンタクトアームを弱めてしまう。
したがって、本考案は、メザニンコネクタ等の高密度用途に用いることができ前記問題点を克服した信頼性のある安価な低挿入力端子組立体に関する。
したがって、本考案の一般的な目的は、新規で改良された低挿入力嵌合電気コンタクト構造を提供することである。
本考案の他の目的は、ブレード形状の細長い雄型端子と、二股のコンタクト部を備えた細長い雌型端子とを含む信頼性のある嵌合電気コンタクト構造であって、前記コンタクト部は端子の本体部から前方に延在する一対のコンタクトアームを含み、該コンタクトアーム同士は介在するスロットにより離間されており、2本のコンタクトアームの各々は、端子の本体部の長手方向中心線の両側において特定の経路に沿って延在する円弧形状を有する嵌合電気コンタクト構造を提供することである。
本考案の更に他の目的は、二股の雌型端子と嵌合するためのブレード端子であって、該ブレード端子は両側部に一対の凹部を備えた長手方向コンタクト部を有し、凹部は、コンタクト部の長手方向縁部に沿って延在する一対の接触面を画定し、接触縁部の各々は、対向する雌型端子の二股のコンタクトアームの一方と接触するブレード端子を提供することである。
本考案の更に他の目的は、細長いアーム形状の一対のコンタクト部を備えた雌型端子であって、各アームは円弧形状を有し、アームの対は介在するスロットによって離間され、該スロットは端子の自由端から本体部内に第1の所定の距離だけ延在し、コンタクトアームの円弧形状は端子の自由端から第2の所定の距離だけ離間した位置から始まっているため、コンタクトアームの曲がり部はいずれもスロットの端部から離間しており、これにより、コンタクトアームの変形時に発生する応力が低減される雌型端子を提供することである。
本考案の更に他の目的は、二股のコンタクトアームを備えた端子であって、各コンタクトアームは接触面を画定する拡大された自由端で終端し、接触面はコンタクトアームの自由端をコイニング(coining )で加工することによって形成されており、該コイニングによって、接触面におけるコンタクトアームの厚さは低減されている端子を提供することである。
本考案の更に他の目的は、雄型及び雌型導電性端子を用いた新規で改良された低挿入力端子構造であって、雄型端子はブレードタイプであり、雌型端子は二股のコンタクトアームタイプであり、雌型端子のコンタクトアームは、雄型端子と雌型端子との接触を確実にするために、捩れに基づかずにブレード端子と信頼性のある接触をするための手段を提供する低挿入力端子構造を提供することである。
本考案の更に他の目的は、メザニン型コネクタとともに使用するための端子組立体であって、該組立体は両端の間において所定の方向に延在する絶縁性ベースを有し、該ベースの前記両端と嵌合する両側面を備え、ベースは、該ベースの軸線と位置合せされて配置された複数の端子を含み、さらに、ベースは片側に開口を備え、これにより、各端子の一部が空気に曝(さら)される端子組立体を提供することである。
本考案に従えば、改良された端子を有する新規な低挿入力コネクタが提供され、複数の導電性端子は絶縁性ハウジングに配置されている。コネクタの一方は雄型コネクタであり、他方は雌型コネクタである。両コネクタは、複数の端子アレイをユニットとして収容する絶縁性ハウジングを有する。これら端子アレイは絶縁性支持部材を含み、端子は支持部材に列を構成するように支持される。これらアレイはコネクタハウジングに形成されたスロット内に収容される。
雄型コネクタにおいては、端子は平坦(たん)なブレードコンタクト部を含み、該コンタクト部の縁部はロール加工されて丸みが付けられ、ブレード端子の縁部に沿って長手方向に延在する一対のコンタクト縁部を画定している。雌型コネクタにおいては、端子は平坦な本体部を含み、該本体部は、該本体部の自由端から端子内に向けて所定の距離だけ延在する長手方向スロットによって分割されており、これにより、一対の二股のコンタクトアームを画定している。
これらコンタクトアームは円弧形状となるように形成されるが、互いに反対方向に延在し、一方のコンタクトアームは本体部の軸線の上側に延在し、他方のコンタクトアームは本体部の軸線の下側に延在する。端子使用時に発生する応力集中を低減するため、コンタクトアームが間隔形成スロットの端部の近位には形成されないように、間隔形成スロットはコンタクトアームの長さよりも大きな距離だけ本体部内に延在している。さらに、これにより、コンタクトアームは嵌合時に捩れ変形ではなく、主に片持ち梁状に変形するように制限される。
コンタクトアレイは両端部の間に延在する絶縁性ベースを含み、各端部は外側ハウジングと係合するための手段を含む。これらの一連のベースがハウジング内に保持され、本考案のマルチコンタクト様相を形成している。ベースは中央の中空部分を有し、端子のグループが各ベースに保持されベースの所定の軸線に位置合せされている。ベースの中空部分は、端子の片側を空気に曝し、端子のグループの両側面を覆う。これにより、端子グループを外側ハウジングに容易に挿入することができる。
本考案のこれらの及びその他の目的、特徴並びに利点は、次の詳細な説明を検討することにより明確に理解することができるであろう。
この詳細な説明においては、しばしば添付図面を参照する。
図1は、本考案の原則に従って構成したコネクタ組立体50を示す。該組立体50は、2つの分離した相互係合コネクタ部品52及び53(図2)、すなわち、雄型コネクタ部品52及び雌型コネクタ部品53を含む。本明細書において使用する「雄型」及び「雌型」という用語は端子の構造を表し、本明細書においては、雄型コネクタ部品52は複数の個別のブレードコンタクトを有し、該コンタクトは、雌型コネクタ部品53に配設された対応する雌型端子のアーム間に収容される。
各コネクタ部品52及び53は、絶縁性ハウジング54及び55に支持された複数の導電性端子を含むことが分かる。このような図に示されるハウジング54及び55の各々は、コネクタ部品の外周を画定する外壁56及び57を含むことが分かる。雄型コネクタ部品52は中空の内側キャビティ58を含み、雌型コネクタ部品53の嵌合部59はこのキャビティの中に延在する。
図3は雌型コネクタ部品53をより詳細に示す。該コネクタ部品53は複数の導電性端子60を含み、該端子60は複数の端子支持部材70内に保持されていることが分かる。好ましくは、雌型コネクタ部品のハウジング55は複数の端子収容キャビティ49を含み、各キャビティ49は雌型端子60の1つを収容する。すなわち、該雌型端子60のコンタクト部62はこれらキャビティ49内に延在する。
図4に示されるように、端子は、複数の個別の絶縁性支持部材70によって、直線状アレイを構成するように各コネクタ部品に保持される。各支持部材70は本体部71を含み、該本体部71の両端面73には一対の係合タブあるいは類似の突出部72が配設されている。これら突出部72は、各ハウジング54及び55に形成された対応する対向スロット48(図1)内に挿入される。コネクタ部品ハウジングの側壁との締り嵌(ば)めを提供するため、突出部72には1以上のボス74(図4)を含むことができ、該ボス74は、支持部材70が挿入されると、コネクタハウジングのスロット48に摩擦力によって係合する。図4及び7に示されるように、端子支持部材70は中空とすることができ、これにより、端子支持部材70は両端面73の間に幅方向に延在する開口中央部76を含む。これら中央部76は、隣接する端子支持部材70に埋込まれた端子の列の間に一連の空気チャネル77を画定する。これら支持部材70は端子60を覆うように成形してもよいし、端子60をスロット78から支持部材に差込んでもよいが、好ましくは、端子60を支持部材70内の所定の位置に成形する。図14Aは、互いに隣接して配置された一対の雌型端子組立体70の断面図である。図から分かるように、端子支持部材70の半分だけが中空になっており、端子の片側にのみ開口77が形成されている。この構造は、隣接する端子支持部材間に「ポケット」すなわち空気を画定していると考えることができる。
図5は雌型端子60を示し、該端子は、本体部63によって相互接続された対向するテール部61とコンタクト部62とを有する。本体部63の両側面には、端子支持部材70の形成にオーバーモールド法が採用される場合に、端子60を支持部材70内に保持しやすくする1以上の切欠き64を含むことができる。端子のテール部を対向する回路基板(図示せず)上のトレースに固定するのを助けるため、はんだ付要素65をテール部61に配設することができる。
端子の前部、すなわち、コンタクト部62は、二股に分かれた、すなわち、介在するスロット67によって互いに離間された一対の離間コンタクトアーム66を含む。スロット67は、端子の長手方向軸線Rに沿って延在しており、前述のように2本の分離コンタクトアーム66を形成している。該アーム66は、対向する雄型(ブレード)端子90と接触することを意図したものである。2本のコンタクトアーム66の使用は、これら端子を用いたコネクタに対して冗長な接触経路を提供し、この冗長性によって、2つのコネクタ部品52及び53の雄型端子と雌型端子との間の接触が確実になるだけでなく、端子のインダクタンスも低減される。さらに、挿入力も低減される。
端子60の基本形状は、最初に、シートメタルのブランク(図示せず)から端子構造全体を打抜くことによって形成される。図6Aに示されるような離間した状態の一対のアームを形成するためにスロット67が打抜かれる。コンタクトアーム66は自由端部69を有するが、該自由端部69は好ましくは図に示されるように、厚さは低減されているが全体のサイズは大きい拡大接触面68を含む。これら接触面は、上又は下から見たときにほぼ長方形であるが(図6A)、図6Cに最もよく示されるように、円弧状にコイニング加工されている。拡大接触面68は、自由端部69を所定の程度だけコイニング加工することによって形成される。すなわち、厚さが本体部63における厚さT(図6C)からより薄い厚さtに減少し、接触面におけるコンタクトアームの幅が、図6Aに仮想線で示される幅wから最終コイニング幅Wに増加する程度だけコイニング加工することによって形成される。好ましくは、低減された厚さtは端子本体部の厚さTの約半分である。
コンタクトアーム66は、さらに、ある程度円弧状に、好ましくは半円状に形成され、図6Cに最もよく示されるように、円弧同士は反対向きに形成される。一方のコンタクトアームは本体部の長手方向軸線R及び端子60の中心線Cより上側に延在し、他方のコンタクトアームはこれら軸線の下側に延在していることが分かる。これら2本のコンタクトアームは、該コンタクトアームの自由端69の領域において、具体的には、その拡大接触面68においてこれら軸線と出会う、すなわち、再びこれら軸線と交わる。接触面は円弧の一部を形成し、両接触面のベース80(すなわち、底面)は図6Bに示される傾斜した線Aに沿って互いにずれ、このような底部接触面80の各々は、接触端から見たときに端子60の本体部の上面又は下面より内側に位置している(図6C)。端子は打抜きによって形成されるが、打抜きであれば、スロット67は容易に形成することができ、2本のコンタクトアーム、すなわち、ビーム66を形成するための所望のクリアランスも容易に得ることができる。
2本のコンタクトアーム66は端子本体部63から延在する一対の片持ち梁状ビームとして作用するが、この端子構造は、使用時に本考案の端子にかかる応力を低減するのに役立つ。図5に示されるように、スロット67は、コンタクトアーム66の自由端69から第1の所定の距離D1だけ延在するが、コンタクトアーム66の円弧形状は同じ距離の位置から始まらず、第1の距離より小さな第2の所定の距離D2から始まる。これは、図6Cによりよく示されているが、スロット67は、コンタクトアームが打抜き平面から上方(又は、下方)に曲がり始める位置より特定の距離だけ前から始まる(又は、終わる)。長さD1とD2との差は、コンタクトアームの曲がり始めからスロットが後方に延在する距離である。これに関連し、コンタクトアームの曲げあるいは形成は、スロット67の先端縁部82から離れた位置から始まっている。本考案の他の重要な様相においては、接触面69の低減された厚さtは、片持ち梁状のコンタクトアームにかかる応力を低減する。幅が拡大された接触面69はコンタクトアームと独立して曲がるため、対向する相手側ブレードコンタクトの寸法のばらつきに対応することができる。2つの端子の接触の様子は図11に最もよく示されている。
図8は、細長いブレード端子90として形成した本考案の雄型端子を示す。該雄型端子90は、コンタクト部92とテール部93との間に延在する本体部91を有し、さらに、テール部ははんだ付部材94を有するものとして示されている。本体部91の両側面には、端子90が支持部材70内に成形される場合に端子を保持するための切欠き950が備えられている。図7は、前述のように開口76と端部突出部72とを有する絶縁性支持部材70内に位置合せされた状態で維持されている雄型端子90のアレイを示す。
雌型端子の接触面68の幅が広いという利点を活かすため、ブレード端子90は、コンタクト部92の自由端96に近接して2つの浅い凹部95を備えているのが好ましい。これら凹部は2つの明確な側縁部97を画定している。好ましくは、該側縁部97は、円筒形側縁部を形成するため、図11に最もよく示されるように、ロール加工されて丸みが付けられている。接触面68は、コンタクトアームが従来技術の端子の場合のように捩れ変形するのではなく片持ち梁状に変形した状態で、これら側縁部との点接触を維持する。側縁部の円筒形は正確な円筒である必要はなく、縁部の外側面に平坦部98を含んでもよい。ブレード端子の中央凹部95の存在によって、2つの接触ビームの接触面68の位置が若干ずれていても、ブレード端子と信頼性のある接触を維持することができる。ブレード端子90は、図11に示されるように、接触面68の中心間距離と略等しい幅を有するのが好ましい。
ブレード端子90も、同様に、絶縁性端子支持部材70に保持される。各支持部材70は雄型コネクタ部品52に嵌(はめ)込まれる。好ましくは、端子支持部材70は中空であって、両端面73の間に幅方向に延在する開口中央部76を備える。これら中央部76は、隣接する端子支持部材70間に一連のエアポケット77を画定する。
Claims (17)
- 互いに嵌合可能な雄型コネクタ及び雌型コネクタを有する電気コネクタシステムであって、
前記雄型コネクタは少なくとも1つの細長いブレード状の雄型端子を含み、該雄型端子は、コンタクト部、テール部及びコンタクト部とテール部とを相互接続する本体部を備え、
前記雌型コネクタは少なくとも1つの雌型端子を含み、該雌型端子は、テール部、コンタクト部及びコンタクト部とテール部とを相互接続する本体部を備え、雌型端子は本体部に形成された長さ方向に延在するスロットを含み、該スロットは一対のコンタクトアームを画定し、各コンタクトアームは円弧状に形成され、2本のコンタクトアームは前記雌型端子の本体部の長手方向軸線の両側において長さ方向に延在し、各コンタクトアームの自由端には拡大接触面が形成されており、該拡大接触面はコイニング加工によって広くされているとともに厚さが前記雌型端子の本体部の対応する厚さよりも小さくされている電気コネクタシステム。 - 前記雄型端子の前記コンタクト部内における雄型端子の両側には、前記雄型端子のコンタクト部の長さ方向に延在する長手方向縁部を画定するための凹部が形成されており、雄型端子の縁部は、前記雄型コネクタと雌型コネクタとが互いに嵌合したときに前記雌型端子の前記接触面に接触する、請求項1に記載のコネクタシステム。
- 前記雄型端子の縁部は丸みを付けられてその外側に円弧を画定している、請求項2に記載のコネクタシステム。
- 前記接触面は互いに反対方向を向いている、請求項1に記載のコネクタシステム。
- 前記雌型端子は側縁部から見たときにY字形状を有する、請求項1に記載のコネクタシステム。
- 前記雌型端子のスロットの長さはいずれの雌型端子のコンタクトアームの長さよりも大きい、請求項1に記載のコネクタシステム。
- 前記雌型端子のコンタクトアームは、前記雄型端子と嵌合したとき片持ち梁状に変形する、請求項1に記載のコネクタシステム。
- 前記雌型端子は絶縁性サポートによって支持され、該サポートの一方の側部には開口が形成されて前記雌型端子の本体部の一部が空気に曝されている、請求項1に記載のコネクタシステム。
- 前記雄型コネクタは、別個の直線状アレイを構成するように配置された複数の雄型端子を含み、前記雌型コネクタは、同様に、別個の直線状アレイを構成するように配置された複数の雌型端子を含む、請求項1に記載のコネクタシステム。
- 前記雄型端子のアレイ及び雌型端子のアレイの各々は、対応する絶縁性端子サポート内に支持され、各端子サポートの一方の側部に沿って開口が配設されて前記雄型端子の本体部及び雌型端子の本体部を空気に曝す、請求項9に記載のコネクタシステム。
- コネクタであって、
複数の端子収容キャビティが配設された嵌合面とベースとを備える絶縁性ハウジングと、
該ハウジング内に収容された複数の端子サポートであって、各サポートは複数の導電性端子のアレイを支持しており、前記サポートの各々は、さらに、前記端子の一部が端子収容キャビティ内に収容される状態で前記サポートを所定の位置に保持するために前記ハウジングのベースと係合する手段を含む端子サポートとを有し、
前記端子の各々は、テール端部、接触端部及びテール端部と接触端部とを相互接続する本体を備え、前記端子の各々は前記接触端部に形成された長さ方向の間隔形成スロットを更に備え、該間隔形成スロットは前記接触端部に一対のコンタクトアームを画定し、両コンタクトアームは円弧状に形成されて互いに反対方向に延在し、前記コンタクトアームの各々は拡大接触面を含み、該拡大接触面は互いに対向しているコネクタ。 - 前記拡大接触面は前記端子の接触端部をコイニング加工することによって形成される、請求項11に記載のコネクタ。
- 前記間隔形成スロットは第1の長さを有し、前記コンタクトアームは第2の長さを有し、第1の長さは前記第2の長さよりも大きい、請求項11に記載のコネクタ。
- 前記間隔形成スロットは、前記接触端部から前記端子内に長さ方向に延在して第1の位置において終端し、前記コンタクトアームは前記端子の本体部から外側に曲げられ、この曲がり部は第1の位置から所定の距離だけ離れた位置から始まる、請求項11に記載のコネクタ。
- 前記拡大接触面は前記コンタクトアームの対応する幅よりも幅広である、請求項11に記載のコネクタ。
- 前記端子は、前記サポートの各々において直線状アレイを構成するように配置されている、請求項11に記載のコネクタ。
- 前記サポートの各々には開口が形成され、これにより、サポートが支持する前記端子の本体部の片側が空気に曝されている、請求項16に記載のコネクタ。
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