JP3534053B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3534053B2
JP3534053B2 JP2000251533A JP2000251533A JP3534053B2 JP 3534053 B2 JP3534053 B2 JP 3534053B2 JP 2000251533 A JP2000251533 A JP 2000251533A JP 2000251533 A JP2000251533 A JP 2000251533A JP 3534053 B2 JP3534053 B2 JP 3534053B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント回路基板
とプリント回路基板との接続、又は、プリント回路基板
とFPCとの接続等に使用されるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、特開平9−259979号公報に
記載された第1の従来のプリント回路基板とプリント回
路基板とを接続するコネクタについて図27を参照して
説明する。
【0003】コネクタアセンブリ73は、プリント回路
基板71に実装されるレセプタクルコネクタ74と、プ
リント回路基板72に実装されるプラグコネクタ75と
から構成される。
【0004】図27は、コネクタ74とコネクタ75と
が嵌合した状態の断面図を示す。コネクタ74側のター
ミナル77の半田テール77Aがプリント回路基板71
に、コネクタ75側のターミナル79の半田テール79
Aがプリント回路基板72に、それぞれ表面半田付けさ
れている。ターミナル77の接着片77Bに形成された
突起77Cは、コネクタ74の絶縁ハウジング76に形
成された装着穴76Aに係合する。絶縁ハウジング76
に形成された嵌合部78と、コネクタ75の絶縁ハウジ
ング88の枠部91とが、嵌合し、コネクタ74側のタ
ーミナル77のコンタクト片77Dに形成されたコンタ
クト部77Eと、コネクタ75側のターミナル79のコ
ンタクト片79Bとが、接触して、コネクタ74とコネ
クタ75とが電気的に導通し、両プリント回路基板7
1,72は接続する。このとき、コネクタ74側のター
ミナル77に設けられたロック片77Fのロック爪77
Gは、コネクタ75側の絶縁ハウジング88の枠部91
の外壁に形成されたロック凹部91Aに受け入れられ
る。この結果、ロック爪77Gとロック凹部91Aとが
係合するので、コネクタ74とコネクタ75との嵌合状
態は保持される。
【0005】この嵌合状態の保持力の強さは、各ロック
爪77Gと各ロック凹部91Aとが係合する箇所の数に
比例する。したがって、互いに接触するターミナル7
7,79の極数に応じて、各ロック爪77Gと各ロック
凹部91Aとが係合する箇所の数及び分布を設定し、最
適の保持力が得られるように図る。
【0006】次に、特許第2676063号公報に記載
された第2の従来のコネクタについて図28を参照して
説明する。
【0007】図28(a)に示されるプラグコネクタ1
01と図28(b)に示されるレセプタクルコネクタ1
02とが嵌合すると、図28(c)に示される状態に至
る。
【0008】プラグコネクタ101は、長手方向に沿っ
て複数の凸状部101Bを対称的に有する絶縁ハウジン
グ101Aと、絶縁ハウジング101Aの複数の隔壁1
01Cの間にそれぞれ形成された切込み部101D内に
挿入されたコンタクト103とから構成される。コンタ
クト103は、銅合金等の導電性の平板を打抜いて形成
される。コンタクト103は、基部103Aと、基部1
03Aから直角方向に延びる延出部103Bと、延出部
103Bに続く曲折部103Cと、曲折部103Cに続
く弾性接触部103Dと、弾性接触部103Dの先端に
外方へ向くように形成された凸部103Eと、基部10
3Aに形成された係止部103Fとから略J字状に一体
に構成される。係止部103Fは、絶縁ハウジング10
1Aに係止される。基部103Aの一部は、絶縁ハウジ
ング101Aの底面から突出し、回路基板に半田付けさ
れる。
【0009】レセプタクルコネクタ102は、断面コ字
状の絶縁ハウジング102Aと、絶縁ハウジング102
Aに2列に対称的に固定された略T字状のコンタクト1
04とから構成される。コンタクト104は、銅合金等
の導電性の平板を打抜いて形成される。複数のコンタク
ト104は、絶縁ハウジング102Aに形成された隔壁
102Bを挟んで一定間隔で配列されている。コンタク
ト104は、基部104Aと、基部104Aから直角方
向に延びる接触部104Bと、接触部104Bの先端に
内方へ向くように形成された凸部104Cと、基部10
4Aの付近に形成された係止部104Dとから略T字状
に一体に構成される。係止部104Dは、絶縁ハウジン
グ102Aに係止される。基部104Aの一部は、絶縁
ハウジング102Aの表面102Cから突出し、回路基
板に半田付けされる。
【0010】プラグコネクタ101をレセプタクルコネ
クタ102に対して図28(c)における矢印方向へ嵌
合すると、コンタクト103の凸部103Eがコンタク
ト104の凸部104Cにより押圧されるため、弾性接
触部103Dは、破線の位置から実線の位置まで内方へ
変形し、同図の状態に至って、コネクタは、嵌合する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記第1の従来のコネ
クタでは、コネクタ74側のターミナル77には、装着
片77Bとロック片77Fとコンタクト片77Dとが、
設けられているため、コネクタの横幅寸法が大きくなら
ざるを得ない。また、ターミナル77の各片77B,7
7F,77Dは、嵌合方向に延びるので、コネクタを低
背(ロープロファイル)にすることが困難である。更
に、ロック爪77Gとロック凹部91Aとの係合は、フ
リクションロックであるため、多数回の係合離脱によっ
て摩耗する。
【0012】前記第2の従来のコネクタでは、コネクタ
が高背(ハイプロファイル)であるのみならず、コンタ
クトを素材からプレスにより打ち抜いた後に、インシュ
レータに組み付けるため、コストが高価である。
【0013】そこで、本発明は、前記従来のコネクタの
欠点を改良し、横幅寸法を大きくすることなく、低背化
することができ、コストが安価で、しかも、確実に接続
することができるコネクタを提供しようとするものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0015】1.一対の対称的なレセプタクルコンタク
ト及び前記各レセプタクルコンタクトを保持するインシ
ュレータを有するレセプタクルコネクタと、一対の対称
的なプラグコンタクト及び前記各プラグコンタクトを保
持するインシュレータを有するプラグコネクタとから構
成され、前記各レセプタクルコンタクトは、前記レセプ
タクルコネクタの前記インシュレータに保持される保持
部と、前記保持部から嵌合方向に対して略直交する方向
へ伸びるばね部と、前記ばね部に続く略U字状の第1折
曲部と、前記第1折曲部に続き、かつ、前記プラグコン
タクトに接触する略U字状の第2折曲部とを有し、前記
第2折曲部の先端は、前記プラグコネクタとの接続側と
は逆側に位置する前記ばね部の方向に伸び、前記各プラ
グコンタクトは、前記プラグコネクタの前記インシュレ
ータに保持され、かつ、前記レセプタクルコンタクトの
前記第2折曲部に摺動接触する摺動接触部が形成されて
いる保持部を有し、前記プラグコネクタが前記レセプタ
クルコネクタに傾斜して嵌合するときには、前記第2折
曲部の先端は前記ばね部の表面に当接するコネクタ。
【0016】2.前記プラグコネクタが前記レセプタク
ルコネクタに嵌合するときには、前記ばね部の一部は前
記レセプタクルコネクタが搭載されたプリント回路基板
の表面に当接する前記1記載のコネクタ。
【0017】3.前記摺動接触部は、突出円弧状の挿入
口部と、前記挿入口部に続き、かつ、前記嵌合方向の後
側に向かって漸次広がる傾斜部と、前記傾斜部に続き、
かつ、前記嵌合方向に平行な平行部とから構成される前
記1記載のコネクタ。
【0018】4.前記摺動接触部の形状は、前記嵌合方
向の後側に向かって漸次広がるテーパである前記1記載
のコネクタ。
【0019】5.前記レセプタクルコネクタの前記イン
シュレータは、前記各レセプタクルコンタクトの前記第
1折曲部を前記レセプタクルコネクタが搭載されたプリ
ント回路基板の逆側から覆う天井部を有する前記1記載
のコネクタ。
【0020】6.前記プラグコンタクトは、略コ字状に
形成され、かつ、前記略コ字の両端付近には、第1係合
部と第2係合部とがそれぞれ形成され、前記コ字状の部
分が前記プラグコネクタの前記インシュレータの隔壁を
挟持し、かつ、前記第1係合部と前記第2係合部とが前
記プラグコネクタの前記インシュレータに係合する前記
1記載のコネクタ。
【0021】
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の2つの実施の形態例のコ
ネクタについて説明する。
【0023】まず本発明の第1実施の形態例のコネクタ
について図1〜図12を参照して説明する。
【0024】まず、本コネクタにおけるレセプタクルコ
ネクタ1と、レセプタクルコネクタ1とプラグコネクタ
41との嵌合状態と、レセプタクルコネクタ1が実装さ
れるプリント回路基板30とについて図1〜図6を参照
して説明する。
【0025】図1はレセプタクルコネクタ1の正面図、
図2はレセプタクルコネクタ1の側面図、図3はレセプ
タクルコネクタ1の平面図、図4はレセプタクルコネク
タ1がプリント回路基板30に実装された状態の断面
図、図5はレセプタクルコネクタ1とプラグコネクタ4
1との嵌合状態の側面図、図6はプリント回路基板30
における接点31の配列状態を示す平面図である。
【0026】図4において、多数の各一対のコンタクト
10が、一定のピッチでインシュレータ20に左右対称
に装着されている。各コンタクト10は、銅合金製で金
メッキが施され、インシュレータ20は、耐熱性プラス
チック製である。各コンタクト10は、金属板をプレス
で曲げ加工することにより製作される。コンタクト10
は、プリント回路基板30の接点31への接触部11
と、接触部11に対して直交する方向に折曲され、か
つ、インシュレータ20の保持穴21に保持されるU字
状の保持部12と、保持部12からインシュレータ20
の内側へ向かって(嵌合方向に対して直交する方向へ)
延びるばね部13と、ばね部13に続く略U字状の第1
折曲部14と、第1折曲部14に続き、かつ、プラグコ
ネクタ41のコンタクトに接触する略U字状の第2折曲
部15とから一体に構成される。コネクタが未嵌合のと
きは、第2折曲部15の先端とばね部13の上面との間
には、間隔aが存在し、また、ばね部13の下面とプリ
ント回路基板30の表面との間には、最大で間隔bが存
在する。インシュレータ20の天井部22は、レセプタ
クルコネクタ1をプリント回路基板30に自動実装する
ときの吸着面となり、また、コンタクト10がインシュ
レータ20から離隔することを防止する。
【0027】次に、本コネクタにおけるプラグコネクタ
41と、プラグコネクタ41のコンタクト50とレセプ
タクルコネクタ1のコンタクト10との接触状態と、プ
ラグコネクタ41が実装されるプリント回路基板68と
について図7〜図11を参照して説明する。
【0028】図7は、プラグコネクタ41の平面図、図
8はプラグコネクタ41の正面図、図9はプラグコネク
タ41の側面図、図10(a)はプラグコネクタ41が
プリント回路基板70に実装された状態の断面図、図1
0(b)はプラグコネクタ41のコンタクト50とレセ
プタクルコネクタ1のコンタクト10との接触状態の拡
大断面図、図11はプリント回路基板68における接点
69の配列状態を示す平面図である。
【0029】図10(a)において、多数の各一対のコ
ンタクト50が、一定のピッチでインシュレータ60に
左右対称に装着されている。各コンタクト50は、銅合
金製で金メッキが施され、インシュレータ60は、耐熱
性プラスチック製である。コンタクト50は、プリント
回路基板68の接点69への接触部51と、接触部51
に続き、かつ、インシュレータ60の隔壁61に保持さ
れる略コ字状の保持部52とから構成される。保持部5
2は、コンタクト10に挿入し易くするための突出円弧
状の挿入口部53と、挿入口部53に続き、かつ、イン
シュレータ60の外側へ向かって漸次広がる傾斜部54
と、傾斜部54に続き、かつ、嵌合方向に平行な平行部
55とから形成される摺動接触部56を有する。一対の
コンタクト50の各平行部55,55の間隔dが、各挿
入口部53,53の間隔cよりも大きいので、挿入部5
3と傾斜部54と平行部55とから形成される摺動接触
部56の形状を、図10(b)に示されるように、テー
パ57に設計変更することができる。インシュレータ6
0の天井部62は、プラグコネクタ41をプリント回路
基板68に自動実装するときの吸着面となる。
【0030】本コネクタの嵌合動作について図12
(a)〜(e)を参照して説明する。
【0031】図12(a)の状態において、プラグコネ
クタ41をレセプタクルコネクタ1に垂直に接近させる
と、図12(b)の状態に至り、一対の挿入口部53
は、一対の第2折曲部15に当接する。更に、プラグコ
ネクタ41をレセプタクルコネクタ1に垂直に接近させ
ると、一対の挿入口部53は、一対の第2折曲部15を
インシュレータ20の内側へ向かって押圧し、各ばね部
13をたわませて、図12(c)の状態を経て図12
(d)の嵌合状態に至る。この状態では、コネクタの接
続とロックが確実である。また、両プリント回路基板3
0,68の間隔は、図5におけるTであり、コネクタの
低背化が可能となる。
【0032】プラグコネクタ41をレセプタクルコネク
タ1に傾斜して嵌合させると、図12(e)の状態に至
る。この状態では、左側の第2折曲部15の先端は、ば
ね部13の上面に当接し、図4における間隔aは、零と
なり、また、ばね部13の下面は、プリント回路基板3
0の表面に密着し、間隔bも零となる。したがって、コ
ンタクト10にこれ以上の過大なストレスが作用される
ことは、防止される。図12(e)におけるプリント回
路基板30の表面と第2折曲部15の曲率中心との間隔
eを、図12(d)におけるプリント回路基板30の表
面と突出円弧状の挿入口部53の曲率中心との間隔fよ
りも大きく形成しているため、最終的には、プラグコネ
クタ41のコンタクト50とレセプタクルコネクタ1の
コンタクト10とは、確実な接触状態に至る。
【0033】次に、本発明の第2実施の形態例のコネク
タについて図13〜図26を参照して説明する。ただ
し、第2実施の形態例の説明は、第1実施の形態例と同
様の部分を省略し、相違する部分のみについて行う。
【0034】プラグコネクタ41について図13〜図2
0を参照して説明する。コンタクト50Aは、図19と
図20に示されるように、第1係合部50Bと、接点部
となる第1平行部50Cと、略90゜の第1曲げ部50
Dと、第1曲げ部50Dに形成された突出部50Eと、
中央部50Fと、略90゜の第2曲げ部50Gと、第2
平行部50Hと、第2係合部50Iと、プリント配線基
板との結線部50Jとから、断面コ字状に連続して一体
に構成される。コンタクト50Aが、後述するように、
プラグコネクタ41のインシュレータに固定されるま
で、コンタクト50Aの結線部50Jは、キャリア50
Kにつながっている。
【0035】インシュレータ60の左右両側付近には、
複数の隔壁60Aが一定の間隔で形成され、各隔壁60
Aの内側に第1溝60Bが、外側に段付の第2溝60C
が、それぞれ設けられている。図20(c)に示される
ように、コンタクト50Aの第1平行部50Cと第2平
行部50Hとの間隔gと、インシュレータ60の隔壁6
0Aの幅hとは、g<hの関係に構成されている。ま
た、図17〜図19に示されるように、コンタクト50
Aの第2平行部50H及びインシュレータ60の第2溝
60Cの狭い部分の各幅i1 と、コンタクト50Aの第
2係合部50Iの幅j1 と、インシュレータ60の第2
溝60Cの広い部分の幅k1 とは、i1 <j1 <k1
関係に構成されている。更に、コンタクト50Aの第1
平行部50C及びインシュレータ60の第1溝60Bの
狭い部分の各幅i2 と、コンタクト50Aの第1係合部
50Bの幅j2 と、インシュレータ60の第1溝60B
の広い部分の幅k2 とは、i2 <j2 <k2 の関係に構
成されている。
【0036】図20(c)の状態において、キャリア5
0Kにつながっているコンタクト50Aを矢印方向へイ
ンシュレータ60の隔壁60Aに圧入固定すると、図1
9の状態に至り、この後、結線部50Jとキャリア50
Kとの間を切断し、キャリア50Kを廃棄する。
【0037】レセプタクルコネクタ1は、図21〜図2
5に示されている。図26は、プラグコネクタ41とレ
セプタクルコネクタ1とが嵌合した状態を示す。
【0038】レセプタクルコネクタ1の左右一対のコン
タクト10の第2折曲部15の間隔mと、プラグコネク
タ41の左右一対のコンタクト50Aの第1平行部50
Cの間隔nとは、嵌合前にはm>n、嵌合後にはm=n
の関係になる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0040】1.コネクタの横幅寸法を大きくすること
なく、低背化が可能となる。
【0041】2.コネクタの離脱時に、プラグコネクタ
のコンタクトによるレセプタクルコネクタのコンタクト
のめくり上がり(インシュレータの天井部からの離隔)
を防止することができる。
【0042】3.低背のコネクタであっても、コネクタ
の嵌合離脱の際に、クリック感を得ることができる。
【0043】4.コネクタの嵌合時に、レセプタクルコ
ネクタのコンタクトの過大な変形を防止することができ
る。また、コネクタの確実な接続とロックが可能とな
る。
【0044】5.プラグコネクタのコンタクトが2箇所
の係合部を有するので、コンタクトはインシュレータに
確実に係合する。
【0045】6.プラグコネクタのコンタクトがキャリ
アにつながった状態で、インシュレータに装着されるた
め、組立コストが安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態例のコネクタにおける
レセプタクルコネクタの正面図である。
【図2】同レセプタクルコネクタの側面図である。
【図3】同レセプタクルコネクタの平面図である。
【図4】図1における線A−Aによる断面図である。
【図5】本発明の第1実施の形態例のコネクタが嵌合し
た状態の側面図である。
【図6】同レセプタクルコネクタが実装されるプリント
回路基板における接点の配列状態を示す平面図である。
【図7】本発明の第1実施の形態例のコネクタにおける
プラグコネクタの平面図である。
【図8】同プラグコネクタの平面図である。
【図9】同プラグコネクタの側面図である。
【図10】(a)は図8における線B−Bによる断面図
であり、(b)は本発明の第1実施の形態例のコネクタ
におけるプラグコネクタのコンタクトとレセプタクルコ
ネクタのコンタクトとの接触状態の拡大断面図である。
【図11】同プラグコネクタが実装されるプリント回路
基板における接点の配列状態を示す平面図である。
【図12】本発明の第1実施の形態例のコネクタの嵌合
の過程を示す断面図であり、プラグコネクタがレセプタ
クルコネクタに直交する方向に嵌合する過程を(a)〜
(d)に順次示し、プラグコネクタがレセプタクルコネ
クタに傾斜して嵌合する過程を(e)に示す。
【図13】本発明の第2実施の形態例のコネクタにおけ
るプラグコネクタの下面図である。
【図14】同プラグコネクタの正面図である。
【図15】同プラグコネクタの側面図である。
【図16】同プラグコネクタの平面図である。
【図17】同プラグコネクタの一部の拡大平面図であ
る。
【図18】図17における線D−Dによる断面図であ
る。
【図19】図14における線C−Cによる拡大断面図で
ある。
【図20】同プラグコネクタの諸斜視図であり、(a)
は全体の斜視図、(b)は断面図、(c)は組立工程を
説明するための断面図を、それぞれ示す。
【図21】本発明の第2実施の形態例のコネクタにおけ
るレセプタクルコネクタの下面図である。
【図22】同レセプタクルコネクタの正面図である。
【図23】同レセプタクルコネクタの側面図である。
【図24】同レセプタクルコネクタの平面図である。
【図25】図22における線E−Eによる断面図であ
る。
【図26】本発明の第2実施の形態例のコネクタの嵌合
状態を示す断面図である。
【図27】第1の従来のコネクタの嵌合状態を示す断面
図である。
【図28】第2の従来のコネクタの諸断面図であり、
(a)はプラグコネクタの斜視図、(b)はレセプタク
ルコネクタの斜視図、(c)はコネクタが嵌合した状態
を側面側から見た断面図を、それぞれ示す。
【符号の説明】
1 レセプタクルコネクタ 10 コンタクト 11 接触部 12 保持部 13 ばね部 14 第1折曲部 15 第2折曲部 20 インシュレータ 21 保持穴 22 天井部 30 プリント回路基板 31 接点 41 プラグコネクタ 50 コンタクト 51 接触部 52 保持部 53 挿入口部 54 傾斜部 55 平行部 56 摺動接触部 57 テーパ 60 インシュレータ 61 隔壁 62 天井部 68 プリント回路基板 69 接点 50A コンタクト 50B 第1係合部 50C 第1平行部 50D 第1曲げ部 50E 突出部 50F 中央部 50G 第2曲げ部 50H 第2平行部 50I 第2係合部 50J 結線部 50K キャリア 60A 隔壁 60B 第1溝 60C 第2溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−74050(JP,A) 特開 平11−121109(JP,A) 特開 平9−259979(JP,A) 特開 平8−180943(JP,A) 特開 平11−102758(JP,A) 特開 平6−310197(JP,A) 特開 平9−245911(JP,A) 特開 昭59−198677(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/16 H01R 24/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の対称的なレセプタクルコンタクト
    及び前記各レセプタクルコンタクトを保持するインシュ
    レータを有するレセプタクルコネクタと、一対の対称的
    なプラグコンタクト及び前記各プラグコンタクトを保持
    するインシュレータを有するプラグコネクタとから構成
    され、 前記各レセプタクルコンタクトは、前記レセプタクルコ
    ネクタの前記インシュレータに保持される保持部と、前
    記保持部から嵌合方向に対して略直交する方向へ伸びる
    ばね部と、前記ばね部に続く略U字状の第1折曲部と、
    前記第1折曲部に続き、かつ、前記プラグコンタクトに
    接触する略U字状の第2折曲部とを有し、前記第2折曲部の先端は、前記プラグコネクタとの接続
    側とは逆側に位置する前記ばね部の方向に伸び、 前記各プラグコンタクトは、前記プラグコネクタの前記
    インシュレータに保持され、かつ、前記レセプタクルコ
    ンタクトの前記第2折曲部に摺動接触する摺動接触部が
    形成されている保持部を有し、 前記プラグコネクタが前記レセプタクルコネクタに傾斜
    して嵌合するときには、前記第2折曲部の先端は前記ば
    ね部の表面に当接する ことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記プラグコネクタが前記レセプタクル
    コネクタに嵌合するときには、前記ばね部の一部は前記
    レセプタクルコネクタが搭載されたプリント回路基板の
    表面に当接することを特徴とする請求項1記載のコネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記摺動接触部は、突出円弧状の挿入口
    部と、前記挿入口部に続き、かつ、前記嵌合方向の後側
    に向かって漸次広がる傾斜部と、前記傾斜部に続き、か
    つ、前記嵌合方向に平行な平行部とから構成されること
    を特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記摺動接触部の形状は、前記嵌合方向
    の後側に向かって漸次広がるテーパであることを特徴と
    する請求項1記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記レセプタクルコネクタの前記インシ
    ュレータは、前記各レセプタクルコンタクトの前記第1
    折曲部を前記レセプタクルコネクタが搭載されたプリン
    ト回路基板の逆側から覆う天井部を有することを特徴と
    する請求項1記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記プラグコンタクトは、略コ字状に形
    成され、かつ、前記略コ字の両端付近には、第1係合部
    と第2係合部とがそれぞれ形成され、 前記コ字状の部分が前記プラグコネクタの前記インシュ
    レータの隔壁を挟持し、かつ、前記第1係合部と前記第
    2係合部とが前記プラグコネクタの前記インシュレータ
    に係合することを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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