JP2015210948A - 接点接続構造 - Google Patents

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準弥 篠原
Junya Shinohara
準弥 篠原
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Abstract

【課題】端子を大型化したり、極力複雑化したりすることなく、接触抵抗を低減できる接点接続構造を提供する。【解決手段】インデント部4が突設された弾性撓み部3と、タブ部11を有し、弾性撓み部3のインデント部4がタブ部11の接触面上を摺動し、端子挿入完了位置では、インデント部4がタブ部11に接触する接点接触構造であって、弾性撓み部3のインデント部4の接触面側には、凹部5aと凸部5bが交互に連続する第1凹凸部5が設けられ、タブ部11の接触面側には、凹部12aと凸部12bが交互に連続し、第1凹凸部5の凹凸方向とは異なる方向の第2凹凸部12が設けられた。【選択図】図1

Description

本発明は、第1端子と第2端子間の電気的接続を行う接点接続構造に関する。
図5及び図6には、従来の接点接続構造を適用したメス端子とオス端子が示されている(類似技術としての特許文献1参照)。
図5〜7に示すように、メス端子51は、四角形状の箱部52を有する。この箱部52内には、箱部52に一体に設けられた弾性撓み部53が配置されている。
弾性撓み部53には、底面側に向かって突出するインデント部54が設けられている。インデント部54は、その外周面がほほ球面形状であり、中心の頂点が最下方に位置している。
図5、図6及び図8に示すように、オス端子60は、平板状のタブ部61を有する。
上記構成において、図5の位置にあって、オス端子6Oのタブ部61をメス端子51の箱部52に挿入すると、弾性撓み部53が撓み変形してタブ部61の挿入が許容される。
タブ部61の挿入過程では、タブ部61が弾性撓み部53のインデント部54上を摺動し、端子挿入完了位置では、図6及び図9に示すように、弾性撓み部53のインデント部54とタブ部61の面が接触する。
この従来例では、弾性撓み部53の撓み復帰力を接触荷重として、メス端子51のインデント部54とオス端子60のタブ部61の接触面とが電気的に接触する。
特開2007-280825号公報
しかしながら、前記従来の構造では、メス端子51のインデント部54の頂点箇所でのみオス端子60のタブ部61が接触する。
従って、図10に示すように、接触面54a,61aが1組のみである。接触面54a,61aを流れる電流は、全領域で平均的に流れるわけではなく接触面54a,61aの外周部で流れやすく、内周部で流れ難いという性質がある。このため、電流が効率的に流れず、接触抵抗が大きくなるという問題がある。
そこで、接触面積を大きくして接触抵抗の低減を図るため、弾性撓み部の撓み復帰力(ばね圧)を大きくしたり、接点部(インデント部54)を大型化したりすることが考えられるが、端子51,60が大型化したり、複雑化するという問題がある。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、端子を大型化したり、極力複雑化したりすることなく、接触抵抗を低減できる接点接続構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、インデント部が突設された第1接点部と、第2接点部とを有し、前記第1接点部の前記インデント部が前記第2接点部の接触面上を摺動し、端子挿入完了位置では、前記インデント部が前記第2接点部に接触する接点接触構造であって、前記第1接点部の前記インデント部の接触面側には、凹部と凸部が交互に連続する第1凹凸部が設けられ、前記第2接点部の接触面側には、凹部と凸部が交互に連続し、前記第1凹凸部の凹凸方向とは異なる方向に延びる第2凹凸部が設けられたことを特徴とする。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の接点接続構造であって、前記第1凹凸部の凹凸方向の向きと前記第2凹凸部の凹凸方向の向きが互いに直交方向であることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、端子挿入完了位置では、インデント部の接触面側の第1凹凸部と第2接点部の接触面側の第2凹凸部の互いに一致する位置の凸部同士が接触する。これにより、各接触面について外周部がそれぞれできるので、接触面の合計長さが長くなり、電流が効率良く流れる。以上より、端子を大型化したり、極力複雑化したりすることなく、接触抵抗を低減することができる。また、振動等によって第1接点部と第2接点部の位置が動いても複数の接触面を確保することができるため、接触安定性が良い。
請求項2記載の発明によれば、請求項1の効果と同様の効果を得ることができる。
本発明の一実施形態を示し、接続前のメス端子とオス端子の断面図である。 本発明の一実施形態を示し、接続状態のメス端子とオス端子の断面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はインデント部及びタブ部の要部を説明する図、(b)はインデント部の要部を下方から見た図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はタブ部の要部平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。 従来例を示し、接続前のメス端子とオス端子の断面図である。 従来例を示し、接続状態のメス端子とオス端子の断面図である。 従来例を示し、(a)はメス端子の接点部の要部側面図、(b)はメス端子の接点部の要部平面図である。 従来例を示し、(a)はオス端子の接点部の要部側面図、(b)はオス端子の接点部の要部平面図である。 従来例を示し、接点接続箇所の要部側面図である。 従来例を示し、インデント部の接触面を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜4を用いて詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の端子接続構造が用いられる端子は、メス端子1と、オス端子2とからなっている。
メス端子1は、メス側コネクタハウジング(図示せず)内の端子収容室に配置されている。
メス端子1は、所定形状に打ち抜かれた導電性金属(例えば銅合金)を折り曲げ加工して形成されている。メス端子1は、第1接点部としての箱部2を備えている。
箱部2は、前方が開口された方形状である。箱部2内には、箱部2の上面部より折り曲げられた弾性撓み部3が配置されている。
弾性撓み部3には、底面側に向かって突出するインデント部4が設けられている。
インデント部4は、半円筒形状に形成されると共に、端子挿入方向の直交方向に延びている。インデント部4は、弾性撓み部3の撓み変形によって上方に変移できる。
弾性撓み部3と固定面部である箱部2の底面部2aは、間隔を置いて配置されている。弾性撓み部3と箱部2の底面部2aの間に、オス端子10が挿入される。
箱部2のインデント部4の接触面側には、凹部5aと凸部5bが交互に連続する第1凹凸部5が設けられている。凹部5aと凸部5bは、オス端子10の挿入方向と直交する方向に延びている。
また、メス端子1には、高温環境下での接続信頼性の向上、腐食環境下での耐食性の向上などの観点から錫メッキが施される。
オス端子10は、第2接点部としてのタブ部11を備えている。
タブ部11は、外形が板形状である。タブ部11の接触面側には、凹部12aと凸部12bが交互に連続する第2凹凸部12が設けられている。
凹部12aと凸部12bは、オス端子10の挿入方向に延びている。すなわち、第1凹凸部5の凹凸方向の向きと第2凹凸部12の凹凸方向の向きが互いに直交方向である。
また、メス端子1とオス端子10の表面には、高温環境下での接続信頼性の向上、腐食環境下での耐食性の向上などの観点から錫メッキが施される。
上記構成において、メス側コネクタハクジング(図示せず)とオス側コネクタハウジング(図示せず)間を嵌合すると、その嵌合過程ではオス端子10のタブ部11がメス端子1の箱部2に挿入される。
すると、先ずタブ部11の先端が弾性撓み部3に当接し、この当接箇所より更に挿入が進むと、弾性撓み部3が撓み変形してタブ部11の挿入が許容される。タブ部11の挿入過程では、インデント部4がタブ部11の接触面を摺動する。端子挿入完了位置では、インデント部4がタブ部11に接触する。
以上説明したように、本実施形態の接点接続構造では、端子挿入完了位置にて、第1凹凸部5と第2凹凸部12の互いに一致する位置の凸部5b、12b同士が接触することにより、各接触面について外周部がそれぞれできるため、接触面の合計長さが長くなり、電流が効率良く流れる。
したがって、端子を大型化したり、極力複雑化したりすることなく、接触抵抗を低減できる。また、振動等によって箱部2とタブ部11の位置が動いても複数の接触面を確保できるため、接触安定性がよい。
なお、上記実施形態では、第1凹凸部5の凹凸方向の向きと第2凹凸部12の凹凸方向の向きが互いに直交方向である場合を例示したが、本発明はこれに限定されず、第1凹凸部の凹凸方向に対して交差する方向に第2凹凸部を設けてもよい。
3 弾性撓み部(第1接点部)
4 インデント部
5 第1凹凸部
5a 凹部
5b 凸部
11 タブ部(第2接点部)
12 第2凹凸部
12a 凹部
12b 凸部

Claims (2)

  1. インデント部が突設された第1接点部と、第2接点部とを有し、
    前記第1接点部の前記インデント部が前記第2接点部の接触面上を摺動し、
    端子挿入完了位置では、前記インデント部が前記第2接点部に接触する接点接触構造であって、
    前記第1接点部の前記インデント部の接触面側には、凹部と凸部が交互に連続する第1凹凸部が設けられ、
    前記第2接点部の接触面側には、凹部と凸部が交互に連続し、前記第1凹凸部の凹凸方向とは異なる方向に延びる第2凹凸部が設けられたことを特徴とする接点接続構造。
  2. 請求項1記載の接点接続構造であって、
    前記第1凹凸部の凹凸方向の向きと前記第2凹凸部の凹凸方向の向きが互いに直交方向であることを特徴とする接点接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017150345A1 (ja) * 2016-03-01 2017-09-08 矢崎総業株式会社 端子接点構造及び当該端子接点構造の製造方法
JP2017188239A (ja) * 2016-04-04 2017-10-12 矢崎総業株式会社 端子接点構造及びこの端子接点構造の製造方法
JP2019164930A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 古河電気工業株式会社 端子

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