JP2016509343A - 極端紫外線光源用熱監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】増幅光ビームの位置合わせを向上させ、熱ドリフトを補償することによってEUV光源の性能を高める。【解決手段】増幅光ビームを受光する位置にある第1の光学素子に隣接し、これとは別個の素子の温度を表す第1の温度分布がアクセスされる。アクセスされた第1の温度分布は分析され、素子に関連する温度メトリックが判定され、判定された温度メトリックはベースライン温度メトリックと比較され、比較に基づいて第1の光学素子に対する増幅光ビームの位置の調整が決定される。【選択図】図8

Description

本開示は、極端紫外線(EUV)光源用の熱監視装置に関する。
例えば、約50nm以下の波長を有する電磁放射(軟X線と呼ばれることもある)、及び、約13nmの波長の光を含む極端紫外線(EUV)光は、例えばシリコンウェーハである基板内の極端に微小なフィーチャを生成するためにフォトリソグラフィプロセスで使用することができる。
EUV光を生成する方法には、必ずしもそれに限定されないが、EUV範囲内の輝線を有する例えばキセノン、リチウム又はスズの元素を有する材料をプラズマ状態に変換することが含まれる。レーザ生成プラズマ(「LPP」)と呼ばれることが多いこのような方法の1つでは、例えば材料の液滴、流れ、クラスタの形態のターゲット材料を、駆動レーザと呼ぶことができる増幅光ビームで照射することによって、必要なプラズマを生成することができる。このプロセスのために、プラズマは通常は密封容器、例えば真空チャンバ内で生成され、様々なタイプの測定装置を使用して監視される。
一般的な一態様では、極端紫外線(EUV)光源内の第1の光学素子に対する増幅光ビームの位置を調整する方法は、第1の光学素子に隣接し、これとは別個の素子の温度を表す第1の温度分布にアクセスすることを含んでいる。第1の光学素子は、増幅光ビームを受光する位置に配置される。方法はまた、アクセスされた第1の温度分布を分析して、素子に関連する温度メトリックを判定し、判定された温度メトリックをベースライン温度メトリックと比較し、比較に基づいて第1の光学素子に対する増幅光ビームの位置の調整を判定することを含んでいる。
実施態様は、以下の特徴の1つ以上を含むことができる。増幅光ビームの位置の判定された調整を表す表示を生成することができる。表示には、第2の光学素子に機械的に結合されたアクチュエータ用の入力を含めることができ、第2の光学素子には、増幅光ビームを受光する位置に配置された能動領域を含めることができ、アクチュエータへの入力は、アクチュエータが能動領域を少なくとも一方向に移動させるのに十分であるようにすることができる。入力はアクチュエータに提供することができる。アクチュエータに入力を提供した後、第1の光学素子に隣接する素子の第2の温度分布にアクセスすることができ、第2の温度分布を分析して温度メトリックを判定することができ、温度メトリックを1つ以上の第1の温度分布、又はベースライン温度メトリックと比較することができる。
表示はまた、EUV光源内の第3の光学素子に結合された第2のアクチュエータ用の入力を含むことができ、第2のアクチュエータへの入力は、第2のアクチュエータが第3の光学素子を少なくとも一方向に移動させるのに十分であるようにすることができる。第2の光学素子の能動領域は、増幅光ビームを受光する反射部を有するミラーを含むことができ、反射部は、移動されると、第1の光学素子に対する増幅光ビームの位置を変化させる。
第1の温度分布は、第1の光学素子に隣接する素子の一部分の温度を含むことができ、この部分の温度は少なくとも2つの異なる時間に測定される。第1の温度分布は、第1の光学素子に隣接する素子の複数部分の温度を含むことができる。複数部分の各々の温度は、少なくとも2つの異なる時間に測定されることができる。第1の温度分布は、第1の光学素子に隣接する素子に機械的に結合された熱センサから受信した温度測定値を表すデータを含むことができる。第1の温度分布は、異なる時間に測定された素子の複数の温度を含むことができ、温度メトリックは、複数の温度の変動、複数の温度の平均、及び、複数の温度のうちの少なくとも2つの温度間の変化率、のうちの1つ以上を含むことができる。
第1の光学素子は、増幅光ビームが通過する収束レンズであってよく、収束レンズに隣接する素子はレンズシールドであってよい。
第1の温度分布は、特定の時間での素子上の異なる位置で測定された複数の温度を含むことができ、温度メトリックは、複数の温度の空間変動を含むことができる。第1の温度分布はまた、第1の光学素子に隣接する素子上の異なる位置で測定された素子の複数の温度を含むことができる。温度メトリックはまた、第1の光学素子に隣接する素子上の異なる位置で測定された複数の温度の空間変動を含むことができる。温度メトリックは、第1の光学素子に隣接する素子の測定温度の時間的変化を表す値を含むことができ、温度メトリックをベースライン温度メトリックと比較することは、値と閾値との比較を含むことができる。
別の一般的態様では、システムは、極端紫外線(EUV)光源の増幅光ビームを受光する第1の光学素子に隣接する素子に機械的に結合し、素子の温度を測定し、測定温度の表示を生成するように構成された熱センサを含んでいる。システムはまた、非一時的コンピュータ読み取り可能媒体に結合された1つ以上の電子プロセッサを含むコントローラを含み、コンピュータ読み取り可能媒体は、1つ以上の電子プロセッサにより実行可能な命令を含むソフトウェアを記憶し、命令は実行されると、測定温度の生成された表示を1つ以上の電子プロセッサに受信させ、測定温度の生成された表示に基づいて出力信号を生成させ、この出力信号は、アクチュエータが増幅光ビームを受光する第2の光学素子を移動させ、第1の光学素子に対する増幅光ビームの位置を調整させるのに十分な出力信号である。
実施態様は、以下の特徴の1つ以上を含むことができる。第1の光学素子は、増幅光ビームが通過するレンズであってよく、レンズに隣接する素子は、レンズに隣接するレンズシールドであってよく、熱センサはレンズシールドに取り付けるように構成することができる。熱センサは、熱電対、サーミスタ、及び、ファイバベースの熱センサ、のうちの1つ以上を含むことができる。第1の光学素子は、電力増幅器出力ウィンドウ、最終合焦変向ミラー、及び、空間フィルタアパーチャ、のうちの1つであってよい。熱センサは複数の熱センサを含むことができ、第1の光学素子は、増幅光ビームを合焦するレンズの下流の1つ以上の光学素子を含むことができ、1つ以上の光学素子の各々は熱センサに結合できる。1つ以上の光学素子はミラーであってよい。
命令はまた、アクチュエータに出力信号を提供する命令も含むことができ、アクチュエータは第2の光学素子に結合するように構成することができる。命令はまた、実行されると、コントローラが熱センサからの測定された素子の温度の表示に基づく第1の温度分布にアクセスし、アクセスされた温度分布を分析して素子に関連する温度メトリックを判定し、判定された温度をベースライン温度分布と比較し、比較に基づいて増幅光ビームのパラメータの調整を決定するようにさせる命令も含むことができる。
別の一般的態様では、システムは、極端紫外線(EUV)光源の増幅光ビームを受光する第1の光学素子、及び第1の光学素子に隣接し、これとは別個の素子を含んでいる。システムはまた、第1の光学素子に隣接する素子に結合された熱システムを含み、熱システムは、各々が素子の異なる部分に関連し、素子の関連部分の測定温度の表示を生成するように構成された1つ以上の温度センサと、移動されると、増幅光ビームの対応する移動を生じさせる、第2の光学素子に結合された作動システムと、を含んでいる。システムはまた、熱システムの出力及び作動システムの1つ以上の入力に接続され、測定温度の生成された表示に基づいて作動システム用の出力信号を生成するように構成された制御システムを含み、出力信号は、アクチュエータに第2の光学素子を移動させ、第1の光学素子に対する増幅光ビームの位置を調整するのに十分である。
上記のいずれかの技術の実施態様は、方法、プロセス、デバイス、既存のEUV光源を改造するためのキット、又は装置を含んでいてもよい。1つ以上の実施態様は添付図面及び以下の説明で明らかにされる。その他の特徴は、説明及び図面から、また請求の範囲から明らかであろう。
レーザ生成プラズマ極端紫外線光源のブロック図である。 図1Aの光源に使用可能な例示的駆動レーザシステムのブロック図である。 図1Aの光源の例示的実施態様の側面図である。 図2Aの2B−2B線に沿ったレンズシールドの正面図である。 時間の関数としての測定温度の例を示す。 時間の関数としての測定温度の例を示す。 増幅光ビームの位置合わせ誤差を有する図2Aの光源の例示的実施態様の側面図である。 図4Aの最終焦点レンズの正面図である。 増幅光ビームが位置合わせされた図2Aの光源の例示的実施態様の側面図である。 図5Aの最終焦点レンズの正面図である。 例示的ビームデリバリシステムの図である。 増幅光ビームを位置合わせする例示的システムのブロック図である。 増幅光ビームを位置合わせする例示的なプロセスを示す。
極端紫外線(EUV)光源用の熱監視装置が開示される。熱監視装置は、増幅光ビームを受光する光学素子に隣接し、これとは別個の素子の温度を判定する。増幅光ビームはターゲット材料液滴の流れの方向に誘導され、増幅光ビームがターゲット材料液滴と相互作用すると、ターゲット材料液滴はプラズマ状態に変換され、EUV光を放射する。
熱監視装置は、ビームを反射又は屈折する光学素子に対する増幅光ビームのより正確な位置決めを行うことによりEUV光源の性能を高めることができる。EUV光はターゲット材料液滴に増幅光ビームを照射することにより生成されるため、ターゲット材料液滴が通過するターゲット位置でビームが合焦されるように増幅光ビームを位置合わせすることによって、液滴に集束エネルギーを供給することができ、液滴がプラズマに変換され易くなり、したがって生成されるEUV光の光量が増加し、EUV光源の全体的性能が高まる。さらに、位置合わせ、及び増幅光ビームの質を維持することにより、光源が生成するEUV電力の安定性を高めることができる。さらに、空間温度分布、及び増幅光ビームを受光する素子上の光強度の対称性を監視することによっても熱ドリフトに誘発されるエラーの補償が可能になる。
以下に記載のように、増幅光ビーム(レンズ又はミラーなど)を受光する光学素子に隣接する素子(レンズシールドなど)の温度を監視することによって、増幅光ビームの位置合わせを向上させることができる。素子への直接的、及び間接的な放射は素子を加熱することがあり、素子の温度に測定可能な変化が生じる。素子が吸収し、又は曝される増幅光ビームの放射量は、ビームの位置合わせの質により左右される。例えば、増幅光ビームがレンズに対して良好に視準され、位置合わせされていると、レンズ上でのビームの強度分布は空間的及び/又は時間的に実質的に均一になる。増幅光ビームが良好に視準されていると、強度分布は対称形になり、レンズ及びレンズに隣接する素子上に中心が来る。レンズ上の強度分布が均一であるため、レンズ及びレンズに隣接する素子上の加熱も均一になる。さらに、材料液滴から反射するビームの強度分布は視準され、均一になる。
これに対して、増幅光ビームに位置合わせ誤差があると、レンズ上の増幅光ビームの強度分布、及び反射ビームの強度分布は均一ではなくなる。例えば、位置合わせ誤差があると、増幅光ビームは中心から外れてレンズを通過し、強度分布が非対象になり、レンズ及び/又はレンズの素子のある部分が他の部分よりも多く加熱される可能性がある。加熱が不均一になると、局所的なホットスポットが生じることがあり、その結果レンズ及び/又はレンズに隣接する素子に熱損傷を生じることがある。さらに、ホットスポットによりレンズに熱レンズ作用などの光学作用が生じることがあり、それによって屈折率の変化によるレンズの焦点距離が変化し、光源の性能が劣化することがある。光学作用とは、レンズの光学特性を変化させるレンズへの作用である。さらに、増幅光ビームに位置合わせ誤差があると、中心から外れてミラーに当たり、非反射性素子に当たり、又はアパーチャ又はレンズに隣接する非透過性素子に当たることがある。これらの例の両方とも、増幅光ビームは非対称になることがあり、隣接する素子の強度分布が不均一になることがある。
言い換えると、増幅光ビームの位置合わせが不正確であると、レンズ上の温度分布が時間及び/又は空間的に不均一になることがある。その結果、レンズに隣接する熱伝導性素子又はコンポーネントの様々な部分の温度も不均一になることがある。従って、隣接するコンポーネント上の不均一な温度分布の測定値は、増幅光ビームの位置合わせ誤差を表示することができる。さらに、隣接するコンポーネント上の温度分布の特性を明らかにすることによって、位置合わせ誤差の大きさを判定し、判定を利用して増幅光ビームをターゲット材料液滴に向ける光学素子の位置を調整することにより、増幅光ビームの位置合わせを調整又は補正することができる。
さらに、隣接するコンポーネント上の温度分布の特性を明らかにすることによって、熱ドリフトに起因する性能変化を補償することができる。EUV光源内の光学コンポーネントは熱に曝されるとサイズが拡大することがある。例えば、ミラー又はミラーを保持するマウントは、急激な加熱、及び/又は長期間の加熱に反応して膨張することがある。このような付加的な加熱は、増幅光ビームのデューティサイクルが高まると発生することがある。熱膨張により、ミラーの位置がやや変化し、ミラーから反射した光が進行する方向の変化であるポインティングドリフトを引き起こすことがある。ポインティングドリフトの結果、増幅光ビームがミラーの下流側にある光学素子の中心に来ないことがある。また、ポインティングドリフトにより、下流側の光学素子上の強度分布が非対称になることがある。
以下に記載する熱監視装置は、増幅光ビームが光学素子上で非対称の位置にあるか否かを判定し、ビームの位置が非対称である場合は、強度分布が対称の光学素子の中心にビームが来るように、増幅光ビームを再位置決めすることによって、ポインティングドリフトを補償するためにも使用することができる。
このように、以下に記載する熱監視技術は、増幅光ビームの位置合わせを向上させ、熱ドリフトを補償することによってEUV光源の性能を高めることができる。これまでは熱監視装置をより詳細に説明してEUV光源を記載している。
図1Aを参照すると、LPP EUV光源100は、ターゲット位置105にあるターゲット混合物114を、ビーム経路に沿ってターゲット混合物114の方向に進行する増幅光ビーム110で照射することによって形成される。照射サイトとも呼ばれるターゲット位置105は真空チャンバ130の内部107にある。増幅光ビーム110がターゲット混合物114に当たると、ターゲット混合物114内のターゲット材料は、元素の輝線がEUV範囲内にあるプラズマ状態に変換される。生成されたプラズマは、ターゲット混合物114内のターゲット材料の組成に左右されるある特性を有している。これらの特性には、プラズマにより生成されるEUV光の波長、及びプラズマから放出されるデブリのタイプと量を含めることができる。
光源100はまた、液滴、液流、固体粒子又はクラスタ、液滴に含まれる固体粒子、又は液流に含まれる固体粒子の形態のターゲット混合物114を給送し、制御し、方向付けるターゲット材料デリバリシステム125を含んでいる。ターゲット混合物114は、例えば、水、スズ、リチウム、キセノン、又はプラズマ状態に変換されるとEUV範囲内の輝線を有する任意の材料などのターゲット材料を含んでいる。例えば、元素スズは純スズ(Sn)として、例えばSnBr、SnBr、SnHなどのスズ化合物として、例えばスズ−ガリウム合金、スズ−インジウム合金、スズ−インジウム−ガリウム合金などのスズ合金、又はこれらの合金の任意の組み合わせとして使用することができる。ターゲット混合物114はまた、非ターゲット粒子などの不純物を含むことがある。したがって、不純物がない状況では、ターゲット混合物114はターゲット材料のみからなっている。ターゲット混合物114は、ターゲット材料デリバリシステム125によってチャンバ130の内部107、及びターゲット位置105に送られる。
光源100は、レーザシステム115に1つ又は複数の利得媒体内の反転分布により増幅光ビーム110を生成する駆動レーザシステム115を含んでいる。光源100は、レーザシステム115とターゲット位置105との間にビームデリバリシステムを含み、ビームデリバリシステムはビーム伝送システム120と、合焦アセンブリ122と、を含んでいる。ビーム伝送システム120はレーザシステム115から増幅光ビーム110を受光し、増幅光ビーム110を必要に応じて誘導し、修正し、増幅光ビーム110を合焦アセンブリ122に出力する。合焦アセンブリ122は増幅光ビーム110を受光し、ビーム110をターゲット位置105に合焦させる。
幾つかの実施態様では、レーザシステム115は1つ以上のメインパルスを、場合によっては1つ以上のプレパルスを提供するために1つ以上の増幅器、レーザ及び/又はランプを含むことができる。各光増幅器は、高利得で所望の波長を光学的に増幅することができる利得媒体、励起源、及び内部光学系を含んでいる。光増幅器は、レーザ空洞を形成するレーザミラー、又はその他のフィードバックデバイスを有していてもよく、有していなくてもよい。したがって、レーザシステム115は、レーザ空洞がない場合でもレーザ増幅器の利得媒体の反転分布により増幅光ビーム110を生成する。さらに、レーザシステム115は、レーザシステム115に十分なフィードバックを与えるレーザ空洞がある場合は、コヒーレントなレーザビームである増幅光ビーム110を生成することができる。「増幅光ビーム」という用語は、単に増幅されているが必ずしもコヒーレントなレーザ振動ではないレーザシステム115からの光、及び増幅され、コヒーレントなレーザ振動でもあるレーザシステム115からの光の1つ以上を包含する。
レーザシステム115内の光増幅器は利得媒体としてCOを含む充填ガスを含むことができ、及び約9100から約11000nmの間の波長で、及び特に約10600nmで1000以上の利得で光を増幅することができる。レーザシステム115で使用するのに適する増幅器及びレーザには、パルスレーザデバイス、例えば10kW以上の比較的高出力、及び例えば50kHz以上の高いパルス繰返し率で動作し、例えばDC又はRF励起を伴い、約9300nm又は約10600nmで放射を生成する、例えばガス放電COパルスレーザデバイスを含めることができる。レーザシステム115内の光増幅器はまた、レーザシステム115を高出力で動作する場合に使用できる水などの冷却システムも含むことができる。
図1Bは、例示的駆動レーザシステム180のブロック図を示している。駆動レーザシステム180は、光源100内の駆動レーザシステム115として使用することができる。駆動レーザシステム180は、3つの出力増幅器181、182及び183を含んでいる。出力増幅器181、182及び183のいずれか又はすべては内部光学素子(図示せず)を含むことができる。
光184は出力ウィンドウ185を通って出力増幅器181から出射し、湾曲ミラー186で反射される。反射の後、光184は空間フィルタ187を通過し、湾曲ミラー188で反射され、入力ウィンドウ189を通って出力増幅器182に入射する。光184は出力増幅器182内で増幅され、光191として出力ウィンドウ190を通って出力増幅器182外に方向転換される。光191は折り畳みミラー192で増幅器183に向けられ、入力ウィンドウ193を通って増幅器183に入射する。増幅器183は光191を増幅し、光191を出力ビーム195として、出力ウィンドウ194を通って増幅器183から外へ向ける。折り畳みミラー196は、出力ビーム195を上方(ページの外側)に、及びビーム伝送システム120の方向に向ける。
空間フィルタ187はアパーチャ197を画定し、これは直径が約2.2mm〜3mmである円形であってよい。湾曲ミラー186及び188は、例えば焦点距離がそれぞれ約1.7mと2.3mである軸外パラボラミラーであってよい。空間フィルタ187は、アパーチャ197が駆動レーザシステム180の焦点と一致するように位置決めされてもよい。
図1Aを再び参照すると、光源100は、増幅光ビーム110がそれを通過し、ターゲット位置105に到達可能にするアパーチャ140を有する集光ミラー135を含んでいる。集光ミラー135は例えば、ターゲット位置105に一次焦点を有し、EUV光を光源100から出力させることができ、例えば集積回路リソグラフィツール(図示せず)に入力させることができる中間位置145(中間焦点とも呼ばれる)に二次焦点を有する楕円ミラーであってもよい。光源100はまた、合焦アセンブリ122及び/又はビーム伝送システム120に入るプラズマ生成デブリを低減し、しかも増幅光ビーム110がターゲット位置105に達することができるようにするために集光ミラー135からターゲット位置105へと先細の開放端の中空円錐シュラウド150(例えばガスコーン)も含むことができる。このために、ターゲット位置105に誘導されるガス流をシュラウド内に送ることができる。
光源100はまた、液滴位置検出フィードバックシステム156、レーザ制御システム157、及びビーム制御システム158に接続されたマスタコントローラ155を含むことができる。光源100は、例えばターゲット位置105に対する液滴の位置を示す出力を提供し、この出力を液滴位置検出フィードバックシステム156に提供する1つ以上のターゲット又は液滴イメージャ160を含むことができ、これは例えば液滴ベースで、又は平均値で液滴位置の誤差を計算するための液滴位置及び軌道を計算することができる。したがって液滴位置検出フィードバックシステム156は、液滴位置の誤差をマスタコントローラ155への入力として提供する。したがってマスタコントローラ155は、例えばレーザ位置、方向及びタイミング補正信号をレーザ制御システム157に提供することができ、この信号は、例えばレーザタイミング回路及び/又はビーム制御システム158を制御して増幅光ビームの位置及びビーム伝送システム120の整形を制御し、チャンバ130内のビーム焦点スポットの位置及び/又は焦度を変更するのに使用することができる。
ターゲット材料デリバリシステム125は、例えばターゲット材料供給装置127によって放出される液滴の放出ポイントを修正してターゲット位置105に到達する液滴誤差を補正するために、マスタコントローラ155からの信号に応答して動作するターゲット材料デリバリ制御システム126を含んでいる。
さらに、光源100は、それらに限定されないが、パルスエネルギー、波長の関数としてのエネルギー分布、波長の特定の帯域外のエネルギー、及びEUV強度の角分布、及び/又は平均出力を含む1つ以上のEUV光パラメータを測定する光源検出器165を含むことができる。光源検出器165は、マスタコントローラ155が使用するためのフィードバック信号を生成する。フィードバック信号は、例えば有効及び効率的なEUV光を生成するために液滴を適正な位置と時間で適切にインターセプトするため、レーザパルスのタイミング及び焦点などのパラメータの誤差を示すことができる。
光源100はまた、光源100の様々なセクションを位置合わせするため、又は増幅光ビーム110のターゲット位置105への誘導をアシストするために使用できるガイドレーザ175も含むことができる。ガイドレーザ175に関連して、光源100は、ガイドレーザ175及び増幅光ビーム110からの光の一部をサンプリングするために合焦アセンブリ122内に配置される計測システム124を含んでいる。別の実施態様では、計測システム124はビーム伝送システム120内に配置される。計測システム124は、光のサブセットをサンプリングし、又は方向転換する光学素子を含むことができ、このような光学素子は、ガイドレーザビーム及び増幅光ビーム110の出力に耐えることができる任意の材料から製造される。マスタコントローラ155はガイドレーザ175からサンプリングされた光を分析し、及びこの情報をビーム制御システム158を介して合焦アセンブリ122内のコンポーネントを調整するために使用するため、ビーム分析システムは計測システム124及びマスタコントローラ155から形成される。
したがって、要約すると、光源100は、ターゲット混合物114内のターゲット材料をEUV範囲で発光するプラズマに変換するため、ターゲット位置105でターゲット混合物114を照射するようにビーム経路に沿って誘導される増幅光ビーム110を生成する。増幅光ビーム110は、レーザシステム115の設計と特性とに基づいて決定される(光源波長とも呼ばれる)特定の波長で動作する。さらに、増幅光ビーム110は、ターゲット材料がコヒーレントなレーザ光を生成するための十分なフィードバックをレーザシステム115に提供する場合、又は駆動レーザシステム115がレーザ空洞を形成するための適切な光フィードバックを含んでいる場合は、レーザビームであってもよい。
図2Aを参照すると、例示的実施態様では、光源100は、駆動レーザシステム115とターゲット位置105との間に位置する最終合焦アセンブリ210、及びビーム伝送システム240を含んでいる。最終合焦アセンブリ210は、増幅光ビーム110を真空容器130内のターゲット位置105で合焦させる。駆動レーザシステム115は、ビーム伝送システム240により受光される増幅光ビーム110を生成する。ビーム伝送システム240を通過した後、増幅光ビーム110は最終合焦アセンブリ210に到達する。最終合焦アセンブリ210は増幅光ビーム110を合焦させ、ビーム100を真空容器130へと誘導する。
以下に記載するように、増幅光ビーム110の位置合わせは、光源100の動作中に能動的に調整することができる。特に、レンズホルダ212上に不均一な温度分布があることが判定されると、それに応答してマスタコントローラ155は、導光素子を移動し、及び/又は位置変更することにより最終合焦アセンブリ210及び/又はビーム伝送システム240内の導光素子を制御する。導光素子の移動及び/又は位置変更により、増幅光ビーム110の位置を調整して、増幅光ビーム110がEUV光を最大限に生成するようにこれを位置合わせすることができる。導光素子は、増幅光ビーム110の位置及び/又は方向に作用することができる光源100内の任意の素子であってよい。
ビーム伝送システム240は、導光モジュール242を含んでいる。導光モジュール242は、位置決め、又は移動されると、増幅光ビーム110の位置の対応する変化を引き起こす1つ以上の光学コンポーネント(ミラーなど)を含んでいる。マスタコントローラ155は、例えばコンポーネントを移動させ、又は位置変更させる光学コンポーネントに信号を提供することによって導光モジュール242の光学コンポーネントを制御する。導光モジュール242内の光学コンポーネントの例は図6を参照して以下に説明する。マスタコントローラ155と導光モジュール242の光学素子との相互作用は、図7及び図8を参照して以下に説明する。
最終合焦アセンブリ210は、導光ミラー214と、レンズホルダ212と、最終合焦レンズ218と、支持ブラケット220と、位置決めアクチュエータ221と、を含んでいる。導光ミラー214は、ビーム伝送システム240からビーム110を受光し、ビーム110をターゲット位置105で合焦させる最終合焦レンズ218へとビーム110を反射させる。合焦ビーム110と液滴との相互作用の結果EUV光が生成され、ビーム110の適正な位置合わせを維持することがターゲット位置105に焦点を保つのに役立つため、ビーム110の位置と質とを監視し、監視結果に応じてビーム110の位置を変更することにより光源100の性能を高めることができる。
レンズホルダ212はレンズ218を囲み、レンズホルダ212の温度はレンズ218の表面温度に対応する。図2Bは、図2Aの2B−2B線に沿ったレンズホルダ212の例示的実施態様での正面図を示している。図2A及び図2Bに示した例では、レンズホルダ212が、レンズ218から外側に延在する熱シールドである。レンズホルダ212の異なる部分の温度は、温度センサ228A、228B、228C及び228Dによって測定される。温度センサ228A、228B、228C及び228Dは、レンズホルダ212の周囲234に沿って互いにほぼ等間隔で離間している。温度センサ228A〜228Dは、レンズホルダ212の内面237及び/又は外面238に設置してもよい。センサ228A〜228Dはレンズホルダ212の外周に沿って設置されていることが示されているが、必ずしもそうでなくてもよい。センサ228A〜228Dは、レンズホルダ212の内面237及び/又は外面238のどこに設置してもよい。
センサ228A〜228Dのいずれか1つにより測定された温度は、特定の温度センサに最も隣接するレンズ218の一部の温度に比例する。例えば、温度センサ228Aにより測定された温度は、レンズ218の部分235の温度を示す。同様に、温度センサ228Bにより測定された温度は、レンズ218の部分236の温度をそれぞれ示す。
ビーム伝送システム240と同様に、最終合焦アセンブリ210は、ビーム110を誘導し、位置合わせ誤差を補正するために調整可能な光学素子を含んでいる。例えば、最終合焦アセンブリ210は、導光ミラー214を含んでいる。導光ミラー214は、増幅光ビーム110を反射する反射部215を有するホルダ217、及びマスタコントローラ155からのコマンド信号の受信に応答してホルダ217及び/又は反射部215を2つの方向「X」及び「Y」のいずれか又は両方に移動するアクチュエータ216を含んでいる。したがって、導光ミラー214は増幅光ビーム110を最終合焦レンズ218の特定部分に誘導することができる。これは、光ビーム110が確実にターゲット位置105で合焦するのを助けることができる。最終合焦アセンブリ210はまた、ビーム110の焦点位置をさらに調整するために「X」方向に沿ってレンズ218を移動させる位置決めアクチュエータ221も含んでいる。
増幅光ビーム110は、最終合焦アセンブリ210から真空容器130内に入射する。増幅光ビーム110は集光ミラー135内のアパーチャ140を通過し、ターゲット位置105へと伝搬する。増幅光ビーム110は、ターゲット混合物114内の液滴と相互作用してEUV光を生成する。真空容器130は、EUV監視モジュール241によって監視される。EUV監視モジュール241は、図1Aに関連して説明した光源検出器165を含むことができる。EUV監視モジュール241の出力はマスタコントローラ155に提供され、生成されたEUV光の量を監視するためにも利用できる。例えば、EUV監視モジュール241の出力は、ターゲット位置105で生成されるEUV光の量を最大にするため、導光モジュール242及び/又は導光ミラー214内のコンポーネントを調整するのに利用できる。
図3A及び図3Bは、最終合焦レンズシールドの表面に結合された4つの熱電対によって測定された温度を時間の関数として示している。最終合焦レンズシールドは、上記レンズホルダ212と同様であってもよい。熱電対は、センサ228A〜228D(図2A及び図2D)と同様にレンズシールド上に配置することができる。図3A及び図3Bでは、時系列302、304、306及び308は各々、経時と共に特定の熱電対によって測定される温度を表している。
図3Aは、光源100が比較的不安定なEUV出力を生成した場合に収集されるデータに基づく例を示しており、図3Bは、光源100が比較的安定した(すなわち一定の)量のEUV出力を生成した場合に収集されるデータに基づく例を示している。最終合焦レンズシールドは、図2Bに示したレンズホルダ212と同様であってよい。
図示した例では、光源100はミニバーストモードで900Hzのバースト率で動作していた。図3Aを図3Bと比較すると、最終合焦レンズシールドは、光源100が安定したEUV出力を生成する場合(図3B)の方が光源100が比較的不安定なEUV出力を生成する場合よりも経時と共に比較的より一定である。例えば、図3Bは、光源100が比較的安定したEUV出力を生成する場合でも、経時と共に約1℃〜2℃の温度偏差、及び特定の時点では4つの熱電対間で約2℃〜4℃の温度偏差が生じ得ることを示している。これに対して、図3Aは、経時と共に特定の熱電対によって測定された温度、及び特定の時点で全熱電対によって測定された温度の偏差がより大きいことを示している。したがって、経時と共にレンズシールド上の様々な位置で温度を測定し、熱シールド上で測定された温度分布が時間的及び/又は空間的に比較的一定になるまでビームを調整することによって、光源100により生成されたEUV出力の安定性と量を向上させることができる。
図4A〜図5Bを参照すると、図4Aはビーム110に位置合わせ誤差がある最終合焦レンズアセンブリ210の側面図を示し、図4Bは図4Aの4B−4B線に沿った最終合焦レンズ218及びビーム110の正面図を示している。図5Aはビーム110に適切に位置合わせされた最終合焦レンズアセンブリ210の側面図である。図5Bは図5Aの5B−5B線に沿った最終合焦レンズ218の側面図である。
図4A及び図4Bに示す例では、ビーム110には位置合わせ誤差があり、最終合焦レンズ218の中心244から外れた位置243で最終合焦レンズ218を通過する。その結果、温度センサ228Aの近傍のレンズ218の部分はレンズ218の他の部分よりも温度が高く、センサ228Aはセンサ228B、228C及び228Dよりも高い温度メトリックを生じる。さらに、ビーム110はレンズ218の中心244を通過しないため、ビーム110はターゲット位置105で焦点に達しない。その結果、ターゲット混合物114内の液滴は容易にはプラズマに変換されず、その結果EUV光は僅かしか、又は全く生成されない。
センサ228A〜228Dからの温度読み取り値はマスタコントローラ155に提供される。マスタコントローラ155は温度読み取り値を比較し、例えば中心244に対する、又は空間座標内のビーム110の位置を判定する。マスタコントローラ155は、反射部215が位置を変更し、ビーム110をレンズ218の中心244に移動させるのに十分な信号を導光ミラー214に提供する。
図5A及び図5Bに示すように、導光ミラー214は、方向「A」及び「B」に移動してビーム110をレンズ218の中心244に移動させる。アクチュエータ221もビーム110を合焦させるために、レンズ218を方向「Z」に移動する。この調整の結果、ビーム110はレンズ218上で対称になり、各温度センサ228A〜228Dはほぼ同じ温度を測定する。ビーム110はターゲット位置105で焦点に達し、ターゲット混合物114内の液滴を照射する。液滴はプラズマに変換され、EUV光が発光される。
このように、図4A及び図4Bの例と比較すると、ビーム110がレンズ218の中心244を通過するように導光ミラー214でビーム110を位置決めすることによって、生成されるEUV光の量が増大する。さらに、レンズ218に対するビーム110の位置合わせを監視することによって、ビーム110はより堅実にターゲット位置105で合焦し、それによって比較的安定した量のEUV光を生成するので、EUV光の量の安定性も高めることができる。
図6を参照すると、例示的ビームデリバリシステム600は駆動レーザシステム605とターゲット位置610との間に位置している。ビームデリバリシステム600はビーム伝送システム615と合焦アセンブリ620とを含んでいる。ビーム伝送システム615はビーム伝送システム240として使用することができ、合焦アセンブリ620は最終合焦アセンブリ210として使用することができる。
ビーム伝送システム615は、駆動レーザシステム605により生成された増幅光ビーム625を受光し、増幅光ビーム625を再誘導し、及び拡大させ、次いで拡大され、再誘導された増幅光ビーム625を合焦アセンブリ620へと誘導する。合焦アセンブリ620は増幅光ビーム625をターゲット位置610に合焦させる。
ビーム伝送システム615は、ミラー630、632及び増幅光ビーム625の方向を変更するその他のビーム誘導光学系634などの光学コンポーネントを含んでいる。光学コンポーネント630、632、634及び638は、ビーム伝送システム240の導光モジュール242(図2A)に含めることができる。
ビーム伝送システム615はまた、ビーム拡大システム640から出射する増幅光ビーム625の横サイズが、ビーム拡大システム640に入射する増幅光ビーム625の横サイズよりも大きくなるように、増幅光ビーム625を拡大するビーム拡大システム640も含んでいる。ビーム拡大システム640は、楕円放物面の軸外セグメントである反射面を有する湾曲ミラーを含むことができる(このようなミラーは軸外放物面ミラーとも呼ばれる)。ビーム拡大システム640は、増幅光ビーム625を方向転換し、拡大し、又は視準するために選択される他の光学コンポーネントを含むことができる。ビーム拡大システム640の様々な設計は全体が参照として本明細書に組み込まれる米国特許出願第12/638,092号明細書「Beam Transport System for Extreme Ultraviolet Light Source」と題する出願に記載されている。
図6に示すように、合焦アセンブリ620は、ミラー650と、ミラー650から反射した増幅光ビーム625をターゲット位置610に合焦させるように構成され、配置されている収束レンズ655を含む合焦素子と、を含んでいる。収束レンズ655は、合焦レンズ218でよく、ミラー650は図2Aを参照して説明した例の導光ミラー214でよい。
したがって、ビーム伝送システム615内のミラー630、632、638のうち少なくとも1つ、及びビーム誘導光学系634内のコンポーネント、及び合焦アセンブリ620内のミラー650は、ターゲット位置610への増幅光ビーム625の能動的ポインティング制御を行うためにマスタコントローラ155によって制御可能なモータを含む作動システムによって作動される可動マウントを使用して移動可能である。レンズ655上での増幅光ビーム625の位置、及び増幅光ビーム625のターゲット材料での焦点を維持するために、可動ミラー及びビーム誘導光学系を調整することができる。
収束レンズ655は球形レンズで生じることがある球面収差、及びその他の光収差を低減する非球面レンズであってよい。収束レンズ655はチャンバの壁上のウィンドウとして装着してもよく、チャンバ内に装着してもよく、又はチャンバの外部に装着してもよい。レンズ655は可動式であってよく、したがってシステムの動作中に能動的合焦制御機構を設けるため、レンズを1つ以上のアクチュエータに取り付けてもよい。このようにして、レンズ655は増幅光ビーム625をより効率的に集光し、増幅光ビーム625をターゲット位置に向けてEUVの生成量を増加、又は最大にすることができる。レンズ655の変位の大きさと方向は、上記温度センサ228A〜228D、又は以下に説明する熱センサ710により提供されるフィードバックに基づいて判定される。
収束レンズ655は、増幅光ビーム625のほとんどを採光するのに十分に大きいが、増幅光ビーム625をターゲット位置に合焦させるのに十分な曲率を与える直径を有している。幾つかの実施態様では、収束レンズ655は開口数が少なくとも0.25を有することができる。幾つかの実施態様では、収束レンズ655はZnSeから製造され、これは赤外線の用途に使用できる材料である。ZnSeは0.6〜20μmに及ぶ透過範囲を有し、高出力増幅器から生成される高出力光ビーム用に使用することができる。ZnSeは電磁スペクトルの赤色(特に赤外線)端部における熱吸収率が低い。収束レンズ用に使用できるその他の材料には、それらに限定されないがガリウムヒ素(GaAs)及びダイアモンドが含まれる。さらに、収束レンズ655は反射防止コーティングを含むことができ、及び増幅光ビーム625の波長で増幅光ビーム625の少なくとも95%を透過することができる。
合焦アセンブリ620はまた、レンズ655から反射する光665を採光する計測システム660も含むことができる。採光されたこの光は、例えば増幅光ビーム625及びガイドレーザ175からの光の特性を分析して、増幅光ビーム625の位置を判定し、増幅光ビーム625の焦点距離の変化を監視するのに使用することができる。
ビームデリバリシステム600はまた、ビームデリバリシステム600の1つ以上のコンポーネント(ミラー630、632、ビーム誘導光学系634、ビーム拡大システム640内のコンポーネント、及び前置レンズミラー650など)の配置及び角度又は位置を位置合わせするためにセットアップ中に使用されるアライメントレーザ670も含むことができる。アライメントレーザ670は、コンポーネントの視覚的位置合わせを補助するために可視光スペクトル内で動作するダイオードレーザであってよい。
ビームデリバリシステム600はまた、ターゲット位置610でターゲット混合物114内の液滴から反射する光を監視するカメラなどの検出装置675も含むことができ、このような光は駆動レーザシステム605の前表面から反射して、検出装置675で検出可能な診断用ビーム680を形成する。検出装置675はマスタコントローラ155に接続することができる。
図7を参照すると、EUV光源内の増幅光ビーム(又は駆動レーザ)を位置合わせする例示的システム700のブロック図が示されている。システム700は、監視対象の素子720及びコントローラ730と通信する熱センサ710を含んでいる。コントローラ730はまた、作動システム740とも通信する。作動システム740は、導光素子750に結合され、これと通信する。
システム700は、システム700が監視対象の素子720の温度を監視することによって、システム700の使用中に駆動レーザ(図示せず)を位置合わせすることができる。温度はコントローラ730に提供され、コントローラ730は監視対象の素子720の温度がほぼ均一になるまで、導光素子750に駆動レーザビームの位置を変更させるのに十分な信号731を作動システム740に提供する。駆動レーザビームは、監視対象の素子720の温度が時間及び/又は空間的にほぼ一定になると位置合わせされる。したがって、システム700は、駆動レーザビームの能動的位置合わせを行うものと見なすことができる。
熱センサ710は、センサが監視対象の素子720上に設置され、それに接触し、又はそれに隣接すると監視対象の素子720の温度を表示するどのタイプのセンサであってもよい。例えば、熱センサ710は、熱電対、ファイバベース熱センサ又はサーミスタのうちの1つ以上であってもよい。熱センサ710は2つ以上の熱センサを含むことができ、複数の熱センサはすべて同タイプのものでもよく、又は異なるタイプの熱センサの集合でもよい。
熱センサ710は検出機構712と、入力/出力(I/O)インターフェース716と、出力モジュール718とを含んでいる。検出機構712は、熱を検出し、検出された熱量の信号又は他の表示を生成可能な能動又は受動素子である。入力/出力(I/O)インターフェース716によって、検出された熱の信号又は他の表示にアクセスすることができ、及び/又は熱センサ710から削除することができる。また、入力/出力(I/O)インターフェース716によって、システム700のユーザが、例えば、遠隔コンピュータを介して検出機構712により生成された信号にアクセスするために熱センサ710と通信することができる。熱センサ710はまた、熱センサ710を監視対象の素子720の表面又は他の部分に接続するカップリング714を含むことができる。カップリング714は、熱センサ710を監視対象の素子720に物理的に接続する機械的カップリングであってよい。カップリング714は、監視対象の素子720の近傍で熱センサ710を保持するが、熱センサ710を監視対象の素子720に物理的に接続はしない素子であってよい。
熱センサ710は、監視対象の素子720の一部の温度を測定する。監視対象の素子720は、高出力光学コンポーネント722の近傍の任意の熱伝導性素子であってよい。例えば、監視対象の素子720は、反射又は屈折により駆動レーザビームと相互作用する高出力光学コンポーネント722の近傍の物理的コンポーネントである。高出力光学コンポーネント722は、反射又は屈折により駆動レーザビームと相互作用する任意のコンポーネントであってよい。例えば、高出力光学コンポーネント722は、最終合焦レンズ(レンズ218など)、出力増幅器上のウィンドウ(入力ウィンドウ189及び193及び/又は出力ウィンドウ185、190及び194など)、最終合焦レンズアセンブリ内の導光ミラー(導光ミラー214など)、最終合焦レンズの下流側のミラー、及び/又は空間フィルタアパーチャなど(アパーチャ197など)の大量のレーザ出力に曝される光学素子であってよい。2つ以上の高出力光学コンポーネント722を同時に監視することができる。
監視対象の素子720は、監視対象の素子720の温度がコンポーネント722の温度に比例し、又はそれによる影響を受ける場合はコンポーネント722の近傍にあると見なすことができる。例えば、監視対象の素子720は、コンポーネント722を保持し、支持し、又は保護する素子であってもよい。例えば、監視対象の素子720は、最終合焦レンズを囲む熱シールド、ミラーの1つ以上の側面でミラーを保持するミラーマウント、又は空間フィルタを保持するホルダであってよい。監視対象の素子720はコンポーネント722と物理的に接触してもよいが、監視対象の素子720とコンポーネント722とは互いに物理的に離間していることがあるため、必ずしも接触しなくてもよい。
熱センサ710は、監視対象の素子上の1つ以上の位置にある監視対象の素子720の温度を測定する。熱センサ710は、1つ以上の位置での測定温度を表す信号をコントローラ730に提供する。幾つかの実施態様では、熱センサ710はある期間にわたって監視対象の素子720の温度を測定し、温度測定値の時系列をコントローラ730に提供する。コントローラ730は温度測定値を分析して、駆動レーザビームが適正に位置合わせされているか否かを判定する。分析に基づいて、コントローラ730は、駆動レーザビームの位置合わせを補正するのに十分な信号731を作動システム740に提供することができる。
コントローラ730は、電子プロセッサ732と、及び電子ストレージ734と、I/Oインターフェース736と、を含んでいる。電子ストレージ734は、実行されると、電子プロセッサ732にアクションを実行させる命令及び/又はコンピュータプログラムを記憶する。例えば、プロセッサ732は熱センサ710から信号を受信し、信号を分析して監視対象の素子720上の温度分布が空間的及び/又は時間的に不均一であり、したがって駆動レーザビームに位置合わせ誤差があることを判定する。入力/出力(I/O)インターフェース736は、プロセッサ732によって分析されたデータをデイスプレイに視覚的に、及び/又は音声で提示してもよい。I/Oインターフェース736は、熱センサ710、作動システム740、又は電子ストレージ734に記憶されている更新データ又はコンピュータプログラムを構成するために入力デバイス(例えば、システム700の人間オペレータ又は自動プロセスにより作動される入力デバイス)からのコマンドを受け入れてもよい。
コントローラ730は、作動システム740に導光素子750の位置を調整させるのに十分な信号731を作動システム740に提供する。信号には、例えば導光素子750の新たな位置、又は1つ以上の方向に導光素子750を移動させる物理的距離が含まれてもよい。信号は、作動システム740によって受け入れられ、処理されることができるフォーマットの信号であり、信号は有線又は無線接続を介して作動システム740に送信されてもよい。
作動システム740は、作動機構742と、カップリング744と、I/Oインターフェース746と、を含んでいる。作動機構742は、例えば、モータ、圧電素子、被動レバー、又は他のオブジェクトに動きを引き起こすその他の素子でよい。作動システムはまた、外部素子を作動機構742によって移動可能であるように、作動機構742を外部素子に取り付け可能にするカップリング744を含んでいる。カップリング744は、外部素子と物理的に接触する機械的カップリングでもよく、又はカップリング744は無接触式のもの(磁気カップリングなど)でもよい。I/Oインターフェース746によってシステム700のオペレータ、又は自動プロセスは作動システム740と相互作用することが可能になる。I/Oインターフェース746は、例えば、コントローラ730ではなくオペレータにより作動機構742に導光素子750を移動させるのに十分な信号を受け入れることができる。
導光素子750は作動機構742と接触し、導光素子750は作動機構742からのアクションに応答して移動する。例えば、導光素子750は、プラットフォームの一部と接触する作動機構742内の圧電素子が膨張すると、その一部が移動するプラットフォームであってよい。導光素子750は、駆動レーザビームと相互作用する能動領域752を含んでいる。導光素子750の動きにより、能動領域752の対応する動きが生じ、能動領域の位置の変化がビームの位置を変更する。例えば、能動領域752はビームを反射するミラーであってもよく、ミラーの位置決めはビームが反射する方向を変更する。
図8を参照すると、光学素子に対する増幅光ビームの位置を調整する例示的プロセス800が示されている。プロセス800は、図1Aに示す光源100の増幅光ビーム110などのEUV光源内の増幅光ビームで実行することができる。プロセス800は、図7に関連して説明するコントローラ730に含まれる電子プロセッサ732などの増幅光ビームを導光する素子の位置を制御する電子コンポーネントに含まれる1つ以上の電子プロセッサによって実行することができる。
第1の温度分布がアクセスされる(810)。第1の温度分布は、光学素子に隣接するコンポーネントの温度を表している。第1の光学素子は増幅光ビーム110を受光するように位置決めされている。コンポーネント上の温度が第1の光学素子の温度に比例し、又はそれに影響される場合は、コンポーネントは第1の光学素子に隣接し、又はその近傍に位置する。したがって、コンポーネントの温度を測定することにより光学素子の温度が示され、それによって光学素子の温度を間接的に測定できる。コンポーネント及び光学素子は物理的に互いに接触していてもよく、又はコンポーネント及び光学素子は光学素子の加熱がコンポーネントも加熱するように互いに十分に隣接していてもよい。
光学素子は増幅光ビーム110を反射し、ビーム110を吸収し、及び/又はビーム110を伝送することによって増幅光ビーム110を受光する。光学素子は、EUV光源内の任意の光学コンポーネントでよい。光学素子は、例えば、最終合焦レンズ、出力増幅器上の出力ウィンドウ、最終合焦変向ミラー、又は空間フィルタアパーチャなどの高出力光学素子でよい。光学素子の近傍のコンポーネントは、例えば、光学素子を保持又は支持することができる。
第1の温度分布は、コンポーネント上、又はその近傍にある1つ以上の温度センサによる温度測定値を表す数値の集合であってよい。コンポーネントの温度は光学素子の温度に関連するので、第1の温度分布は光学素子の温度の近似値を提供する。第1の温度分布は、経時と共にコンポーネントの特定部分の温度を表す数値の集合であってよい。幾つかの実施態様では、第1の温度分布はある期間、又は特定の場合にコンポーネントの複数の異なる部分の温度を表す数値の集合であってよい。
アクセスされた第1の温度分布は、分析されて温度メトリックを判定する(820)。温度メトリックは、ベースライン値と比較される性能指数値であってよい。温度メトリックは、光学素子に隣接する光学素子又はコンポーネント上の温度分布の詳細に関する任意の適切な数学的構成であってよい。例えば、及び以下にさらに説明するように、温度メトリックは、隣接する光学素子上の異なる位置で測定された温度の標準偏差又は変動などの温度分布の空間的対称性の度合いであってよい。温度メトリックは、経時とともに1つ以上のセンサ228A〜228Dの温度を表す数値の集合から判定された変動又は温度変化率などの値であってよい。
上述のように、光学素子上の温度の変動は、増幅光ビーム110に位置合わせ誤差があり、又は質が低いことを示すことができる。したがって、第1の温度分布を分析して温度が比較的一定であるか否かを判定することで、ビームの位置合わせ及びビームの質を示すことができる。例えば、空間的対称性の度合いを判定することによって第1の温度分布を分析することができる。空間的対称性の度合いは、例えばレンズホルダ212(図2A)の表面に沿ってほぼ均一に離間した4つの温度センサ228A〜228Dによる温度測定値にアクセスすることによって計算することができる。特定の時間での温度センサ228A〜228Dからの測定値は各々、最終合焦レンズ218の対応部分の温度を示す。増幅光ビーム110が図4Bに示すように中心から外れてレンズ218を通過すると、温度センサ228A及び228Cからの温度読み取り値は温度センサ228B及び228Dからの温度読み取り値よりも大きくなる。特定の時間でのセンサ228A〜228Dからの温度読み取り値の差は、ビーム110がレンズ218の中心から外れていることを示す。
上記の例は、ビーム110がレンズ218の中心から外れる例に関するものである。別の例では、ビーム110の強度分布が不均一である場合は、各センサ228A〜228Dは異なる温度を測定し、生成し、最高温度は、強度が最高のビーム110の部分に最も近接するセンサからの温度である。したがって、各センサ228A〜228Dからの温度値を比較することによって、ビーム110を監視して強度が空間不的に均一であるか否かを判定してもよい。センサ228A〜228Dからの温度値が異なる場合は、ビーム110は空間的に不均一であると判定することができる。強度分布(空間位置の関数としての強度の量)は、センサ228A〜228Dにより得られる温度値を順序付けすることによって近似値が得られる。強度の不均一性の重度は、センサ228A〜228Dにより測定される温度の変動又は標準偏差を計算することによって判定することができる。
別の例では、第1の温度分布は、経時と共に1つ以上のセンサ228A〜228Dの温度を表す数値の集合であってよい。この例では、第1の温度分布は、センサ228A〜228Dのいずれかによって測定された温度値の時系列の変動又は標準偏差を計算することによって分析することができる。最適な、又は許容できる動作条件下で、増幅光ビーム110はターゲット位置105で合焦するように位置合わせされ、ビーム110が相互作用する光学素子に対するビーム110の位置は変化しない。経時と共に、光学素子に対するビーム110の位置が変化する場合、及び/又はビーム110のビームプロファイルが経時と共に変化する場合は、光学素子上の強度分布も変化する。その結果、ビーム110に位置合わせ誤差があると、各センサ228A〜228Dによって測定された温度も変化する。第1の温度分布を分析して時間の関数としての分布の変動及び/又は温度変化率を判定することで、ビーム110の位置又はプロファイルが変化しているか否かを示すことができる。
(820)で判定された温度メトリックはベースライン温度メトリックと比較される(830)。ベースライン温度メトリックは、光源が許容範囲で、又は最適に動作している場合に判定されるメトリック値であってよい。判定された温度メトリックは、例えば、判定された温度メトリックをベースライン温度メトリックから減算することによってベースライン温度メトリックと比較され、2つの値の差が判定される。この差は閾値と比較され、増幅光ビーム110に位置合わせ誤差があるか否か、又はそれ以外の理由で調整の恩恵を受けることになるか否かが判定される。例えば、特定の温度センサにより測定された温度の2℃超の変化は、増幅光ビーム110に位置合わせ誤差があることを示すことができる。
増幅光ビーム110は、比較によって調整される(840)。例えば、センサ228Aによって測定された温度がある期間で4℃だけ上昇し、センサ228Cによって測定された温度が同じ期間で4℃低下する場合は、ビーム110はセンサ228Aにより近接するレンズ218の部分に移動したものと判定される。反射部215を「X」方向に移動してビーム110を対応する方向にセンサ228Cへと移動させる調整が決定される。調整はマスタコントローラ155により生成される信号であってよい。信号は、アクチュエータ216による移動量を指定する情報を含むことができる。アクチュエータ216が信号を受信し、処理すると、アクチュエータ216は反射部215を移動させて、ビーム110がレンズ218のより低い部分に移動するようにする。
他の実施態様でも以下の特許請求の範囲内にある。

Claims (25)

  1. 極端紫外線(EUV)光源内の第1の光学素子に対する増幅光ビームの位置を調整する方法であって、
    前記増幅光ビームを受光する位置にある第1の光学素子に隣接し、これとは別個の素子の温度を表す第1の温度分布にアクセスすることと、
    前記アクセスされた第1の温度分布を分析して前記素子に関連する温度メトリックを判定することと、
    前記判定された温度メトリックをベースライン温度メトリックと比較することと、
    前記比較に基づいて前記第1の光学素子に対する前記増幅光ビームの位置の調整を決定することと、
    を含む、方法。
  2. 前記増幅光ビームの決定された位置調整を表す表示を生成することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記表示が、第2の光学素子に機械的に結合されたアクチュエータ用の入力を含み、
    前記第2の光学素子が、前記増幅光ビームを受光する位置にある能動領域を含み、
    前記アクチュエータへの前記入力が、前記アクチュエータが前記能動領域を少なくとも一方向に移動させるのに十分である、請求項2に記載の方法。
  4. 前記アクチュエータに前記入力を提供することをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記アクチュエータに前記入力を提供した後、前記第1の光学素子に隣接する前記素子の第2の温度分布にアクセスすることと、
    前記第2の温度分布を分析して前記温度メトリックを判定することと、
    前記温度メトリックを、前記第1の温度分布、及び、前記ベースライン温度メトリック、の1つ以上と比較することと、
    をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第2の光学素子の前記能動領域が、前記増幅光ビームを受光する反射部を有するミラーを備え、移動すると、前記第1の光学素子に対する前記増幅光ビームの前記位置を変更させる、請求項3に記載の方法。
  7. 前記インジケータが、前記EUV光源内の第3の光学素子に結合された第2のアクチュエータ用の入力をさらに含み、
    前記第2のアクチュエータへの前記入力は、前記第2のアクチュエータが前記第3の光学素子を少なくとも一方向に移動させるのに十分である、請求項3に記載の方法。
  8. 前記第1の温度分布が、前記第1の光学素子に隣接する前記素子の部分の温度を含み、前記部分の前記温度は2つの異なる時間に測定される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1の温度分布が、前記第1の光学素子に隣接する前記素子の複数部分の温度を含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記複数部分の各々の前記温度が、少なくとも2つの異なる時間に測定される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1の温度分布が、前記第1の光学素子に隣接する前記素子に機械的に結合された熱センサから受信した温度測定値を表すデータを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の光学素子が、前記増幅光ビームが通過する収束レンズを備え、
    前記収束レンズに隣接する前記素子が、レンズシールドを備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記第1の温度分布が、異なる時間に測定される前記素子の複数の温度を含み、
    温度メトリックが、前記複数の温度の変動、前記複数の温度の平均、及び、前記複数の温度のうちの少なくとも2つの間の変化率、のうち1つ以上を含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記第1の温度分布が、特定の時間での前記素子上の異なる位置で測定される複数の温度を含み、
    前記温度メトリックが、前記複数の温度の空間変動を含む、請求項1に記載の方法。
  15. 前記第1の温度分布が、前記第1の光学素子に隣接する前記素子上の異なる位置で測定される前記素子の複数の温度をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  16. 前記温度メトリックが、前記第1の光学素子に隣接する前記素子上の異なる位置で測定される前記複数の温度の空間変動をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記温度メトリックが、前記第1の光学素子に隣接する前記素子の測定温度の時間的変化を表す値を含み、
    前記温度メトリックをベースライン温度メトリックと比較することが、前記値を閾値と比較することを含む、請求項1に記載の方法。
  18. 極端紫外線(EUV)光源の増幅光ビームを受光する第1の光学素子に隣接する素子に機械的に結合され、前記素子の温度を測定し、前記測定温度の表示を生成する熱センサと、
    1つ以上の電子プロセッサにより実行可能な命令を含むソフトウェアを記憶する非一時的コンピュータ読み取り可能媒体に結合された1つ以上の電子プロセッサを備えるコントローラであって、前記命令は、実行されると、前記1つ以上の電子プロセッサに、
    前記生成された前記測定温度の表示を受信させ、
    前記測定温度の前記生成された表示に基づいて出力信号を生成させ、前記出力信号が、アクチュエータに前記増幅光ビームを受光する第2の光学素子を移動させ、前記第1の光学素子に対する前記増幅光ビームの位置を調整させるのに十分である、コントローラと、
    を備える、システム。
  19. 前記命令が、前記出力信号を前記アクチュエータに提供する命令をさらに含み、
    前記アクチュエータが、前記第2の光学素子に結合する、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記第1の光学素子が、前記増幅光ビームが通過するレンズであり、
    前記レンズに隣接する前記素子が、前記レンズに隣接するレンズシールドであり、
    前記熱センサが、前記レンズシールドに取り付けられる、請求項18に記載のシステム。
  21. 前記熱センサが、熱電対、サーミスタ、及び、ファイバベースの熱センサ、のうちの1つ以上を備える、請求項18に記載のシステム。
  22. 前記命令は、実行されると、前記コントローラが、
    前記熱センサからの前記素子の前記測定温度の表示に基づく第1の温度分布にアクセスし、
    前記アクセスされた温度分布を分析して、前記素子に関連する温度メトリックを判定し、
    前記判定された温度メトリックをベースライン温度分布と比較し、
    前記比較に基づいて前記増幅光ビームのパラメータの調整を決定する、
    ようにさせる命令をさらに含む、請求項18に記載のシステム。
  23. 前記第1の光学素子が、出力増幅器の出力ウィンドウ、最終合焦変向ミラー、及び、空間フィルタアパーチャ、のうちの1つ以上を備える、請求項18に記載のシステム。
  24. 前記熱センサが、複数の熱センサを含み、
    前記第1の光学素子が、前記増幅光ビームを合焦するレンズの下流側にあり、
    1つ以上の光学素子の各々が、熱センサに結合される、請求項18に記載のシステム。
  25. 極端紫外線(EUV)光源の増幅光ビームを受光する第1の光学素子と、
    前記第1の光学素子に隣接し、これとは別個の素子と、
    前記第1の光学素子に隣接する前記素子に結合された熱システムであって、
    各々が前記素子の異なる部分に関連し、前記素子の関連部分の測定温度の表示を生成する1つ以上の温度センサと、
    第2の光学素子に結合され、移動すると、前記増幅光ビームの対応する移動を引き起こす作動システムと、
    を備える、熱システムと、
    前記熱システムの出力に及び前記作動システムの1つ以上の入力に接続され、前記測定温度の前記生成された表示に基づいて前記作動システム用の出力信号を生成する制御システムであって、前記出力信号はアクチュエータに前記第2の光学素子を移動させ、前記第1の光学素子に対する前記増幅光ビームの位置を調整させるのに十分である制御システムと、
    を備える、システム。
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