JP2016509140A - 自動車ドア用ラッチ - Google Patents

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Abstract

回転ラッチ(2)および爪部(3)から成るロック機構(2,3)を備えた自動車ドア用ロックに関し、ロック機構(2,3)の閉鎖状態において、爪部(3)は、、回転ラッチ(2)のラッチ外形(10,13)に抗して、そのロック外形(11,12)を支え、ロック外形(11,12)は、ホールディング外形(11)および回転外形(12)を備えた2つの部品で形成される。【選択図】 図2

Description

説明
本発明は、キャッチ部および爪部を備えるロック機構を備えた自動車ドア用ラッチに関し、爪部は、ロック機構が閉鎖されるとき、そのボルティング外形でキャッチ部のラチェット外形と隣接する。
自動車ドア用ラッチのロック機構は、ラッチの中核構成要素である。なぜなら、ロック機構は、関係する自動車ドアが車両用シャーシと向かい合ってボルト締めされて固定されることを最終的に確実にするからである。このため、キャッチ部および爪部を備えるロック機構は、この点で生じる著しい力を吸収することができるように、固いスチール構造になっている。実際、例えば、ロック機構を含むラッチは、自動車側ドアの内側に配置され、自動車用シャーシ(例えば、Bカラム)で、概して閉鎖ピンと相互作用する。
ロック機構の安全性に対する適切さのため、安全性関連の側面を考慮し、現状の技術において改良を与え、特に歪みを遮断する試みがなされてきた。この状況において、DE 42 19 429 C1は、ロック用ボルトによって作動可能なキャッチ部を備えたラッチを教示する。キャッチ部は、爪部によって、プリラチェットおよびメインラチェットにおける所定位置にロック可能である。爪部は、ブロック要素を示すばかりか、安全ブロック要素をも示す。
前述された側部扉用ラッチに似た方式で、後尾扉用ラッチも同様に構成されているが、ここで、ラッチは、後尾扉の内側にロック機構と共に収容され、関係するロック用ボルトは、ローディング土台(sill)上に収容される。そのような後尾扉用ラッチまたは後尾扉の為の複数のラッチは、現在、整然と機械的に解錠される。このため、関係する駆動ユニットは、爪部で動作し、それをリフトアウトする。したがって、キャッチ部は、概してバネ支持方式で解錠され、ロック用ボルト、したがって、自動車用シャーシと向かい合う後尾扉を解除する。
DE 296 12 524 Uを規定するカテゴリの範囲内で、自動車用シャーシにおいて、後尾扉用フラップを閉鎖し、締結し、解錠する為の装置が説明されている。ここで、締結レバーが、キャッチ部に対し同軸に、盾形部(escutcheon)に装着される。爪部は、締結レバー上でキャッチ部に偏心して配置されるので、締結レバーを用いて、キャッチ部から機械的に持ち上げられる。現時点において、締結機能および爪部の作動の機械的結合は、慣例の知識で達成される。
前述した理由からキャッチ部および爪部は固いので、求められていない面倒と思われる「音をたてる」ノイズが何度も現れる。後尾扉はトランク空間容積を密封し、トランク空間容積は、この点で共振容積として作用可能であるという事実から、これらは、しばしば、更に維持され、増強される。本発明は、全体的な改善策を提供することを意図している。
概要
本発明は、ロック機構のノイズの作用が全体的に改良されるように、最初に説明された設計の自動車ドア用ラッチを更に開発する技術的課題に基づき、爪部がキャッチ部から持ち上げられるとき、可能な限り、ノイズを最小にする点に重点が置かれている。
技術的課題を解決するために、本発明の範囲内の一形式の適した自動車ドア用ラッチは、ボルティング外形が、ホールディング外形およびアンローリング外形を備えた二部品設計のものであり、ホールディング外形は、ロック機構が閉鎖された状態で、主にラチェット外形と相互作用し、アンローリング外形は、ラチェット外形上を、必要であれば更にキャッチ部のハンドル上を、キャッチ部の解錠プロセス中に転がり落ち、結果的に、解錠キャッチ部は、爪部のアンローリング土台から、実用的に静かにリフトオフされる。
本発明の範囲内で、爪部は、特別なボルティング外形で結果的に授けられる。ボルティング外形は、ホールディング外形とアンローリング外形とを根本的に備え、これらは異なる設計を有する。実際、ロック機構の閉鎖状態において、ホールディング外形は、ホールディング外形が、キャッチ部のラチェット外形と相互作用することによって当初の機能を満たすことを確実にする。キャッチ部のラチェット外形は、プリラチェットおよびメインラチェットを全体的に実証することができるか、プリラチェットまたはメインラチェット外形として設計されるので、キャッチ部は、関係するラチェット位置において、それぞれ、爪部のホールディング外形に支えられる。
このホールディング外形に拘わらず、爪部は、それでも、本発明に従うアンローリング外形を有し、ホールディング外形およびアンローリング外形が全体としてロック外形を画成する。アンローリング外形には、一般的に、支持またはロック効果を与えられない。その代わり、爪部のアンローリング外形は、キャッチ部が既にその解錠プロセルを始めたとき、すなわち、閉鎖位置または閉鎖状態を離れたとき、作用するようになる。この場合、爪部におけるホールディング外形とキャッチ部におけるラチェット外形とは、かみ合わないか、主に最早、かみ合っていない。
アンローリング外形をキャッチする解錠プロセス中、ロック機構の閉鎖状態から始まり、ラチェット外形、必要であれば、キャッチ部のハンドルも、アンローリング外形上を転がり落ちることができる。本発明によると、意図的に、爪部とのキャッチ部の機械的接触は、実際の閉鎖位置を超えて、ラチェット外形と向かい合うホールディング外形の関連した支持効果が起こる。一方で、爪部におけるアンローリング外形、他方で、シフトするラチェット外形またはキャッチ部における追加ハンドルは、このために役割を果たす。
この結果として、解錠するキャッチ部と、爪部のアンローリング外形と、結果的に爪部全体が、連続して互いに遠ざけられる。したがって、全体的な「カチッと音をたてる」ノイズまたは他の機械的ノイズは、最早、発生しないか、最小限に減少される。
これを詳細に達成可能にするため、ホールディング外形とアンローリング外形は、概して、爪部のキャッチ部側に接続されるようになる。ホールディング外形は、通常、爪部のリフトアウト方向において、アンローリング外形と接続される。爪部のリフトアウト方向は、通常、関係する回転軸を中心とした旋回運動に対応する。爪部の旋回運動は、機械的かつ手動的にレバーで始動可能である。
しかしながら、本発明の範囲内において、その動力化されたリフトアウトの為の駆動ユニットは、通常、爪部に割り当てられている。これが意味することは、爪部がリフトアウトされて爪部のリフトアウト方向も特定することを駆動ユニットが確実にする点である。このプロセスにおいて、爪部は、全体として、既に検討された回転軸を中心とした旋回運動を行う。回転軸または爪部の回転軸側の端部の反対側には、爪部のキャッチ部側の端部が、その為に設けられたアンローリング外形およびホールディング外形を備えて配置されている。
そのような方法で通常設計されることは、爪部のリフトアウト方向において、アンローリング外形が、ホールディング外形から少なくとも部分的に径方向に突き出ていることである。詳細には、爪部の関連したリフトアウト方向において、アンローリング外形は、ホールディング外形から、概略径方向に増加して又は次第に突き出る。これは、爪部の、その回転軸を中心とした旋回角度が増加すると、ホールディング外形とアンローリング外形との間の径方向の距離も大きくなり、次第に増加することを意味する。そのため、本発明は、リフトアウト方向に旋回される爪部と解錠するキャッチ部とが、それらの接触領域において、互いに、ますます遠くに隔てられる状況を考慮している。アンローリング外形は、次第に径方向にホールディング外形を越えて突き出るため、この点で、本発明は調整手段を生み出す。
詳細には、爪部のリフトアウト方向において、アンローリング外形が、その閉鎖状態において、キャッチ部と少なくとも部分的にオーバーラップするように設計されている。通常、関連したリフトアウト方向において、アンローリング外形は、キャッチ部におけるラチェット外形と、必要であれば、その閉鎖状態におけるキャッチ部のハンドルとオーバーラップする。このオーバーラップは、キャッチ部が解錠されるとき、爪部およびキャッチ部が一般的に互いに遠くに隔てられるようになる状況を考慮に入れている。本発明によると、閉鎖状態を越える機械的な接触を確実にすることができるため、キャッチ部の爪部は、いわば遅延する。これは、キャッチ部と、ラチェット外形と、必要に応じてキャッチ部のハンドルとオーバーラップする爪部のリフトアウト方向におけるアンローリング外形によって主に達成されるが、キャッチ部のハンドルに沿って、爪部は、説明済みの解錠運動中にアンローリング外形で滑る。
アンローリング外形およびホールディング外形は、それぞれ、円弧として概して形成される。本願発明者らは、一方ではアンローリング外形の為に、他方ではホールディング外形の為に、異なる中心位置および/または異なる半径を用いて整然と取り組む。一般的に、アンローリング外形の半径は、ホールディング外形の半径を上回るので、アンローリング外形は、あたかも、それがキャッチ部の解錠運動に関係するかのように、既に述べた「遅延」機能に対応可能である。
アンローリング外形の中心点とホールディング外形の中心点とは、通常、互いに一定の距離がおかれている。一般的に、ホールディング外形の中心点は、爪部の回転軸の下方に、アンローリング外形の中心点は回転軸の上方に配置される。さらに、それぞれの中心点と回転軸は、共通の接続部分にあるのが好ましい。
その結果、自動車ドア用ラッチには、特別な低ノイズ状態で解錠可能な爪部およびキャッチ部を備えたロック機構が備えられる。低ノイズ性が達成されるのは、爪部およびキャッチ部が、ロック機構の閉鎖状態から始まり、卓越した機械的接触を示すためである。この機械的接触は、一方では、爪部のアンローリング外形によって、他方では、キャッチ部のラチェット外形(必要であれば、更にキャッチ部のハンドル)によって作られる。さらに、隣接した外形は、ゆっくりと、突然ではなく、爪部とキャッチ部との両方からの距離を変更するように設計されている。したがって、キャッチ部および爪部間の最終的な分離まで、爪部およびキャッチ部間の不変の機械的な接触で、後の解錠運動を経て、ロック機構の閉鎖状態から全体的に特に「ソフトな」移行が保たれる。この運動プロセスは、特別な音響的利点に関連付けられている。
以下、実行例を示すにすぎない図に基づいて、その詳細を説明する。
図1は、自動車ドア用ラッチまたはそのロック機構の図である。 図2は、図1に部分的に適合される配置からの拡大断面図である。
発明の詳細な説明
図1は、キャッチ部2および爪部3を備えるロック機構2,3が中に配置されたフレームボックス1を有する自動車ドア用ラッチを示す。回転軸4は、キャッチ部2に対応するが、爪部3は、回転軸5を中心として旋回可能に配置されている。さらに、他のロック用ボルト6が認識される。
ロック機構2,3は、図1において、閉鎖状態で示されている。実行する実施例において、ロック機構2,3を解錠するため、限定されるものではないが、駆動ユニット7,8が爪部3を作動する。この実施例において、駆動ユニット7,8は、モータまたは電気モータ7と、モータ7によって加圧される作動カム8とを備える。作動カム8は、全体として螺旋設計になっている。したがって、電気モータ7を用いた関係する軸9を中心とした回転は、爪部3をキャッチ部2から持ち上げる。現時点において、示されたロック機構2,3の閉鎖状態において、キャッチ部2は、ラチェット外形10で、爪部3のボルティング外形11,12上に支えられる。ラチェット外形10とは、キャッチ部2のメインラチェット外形10である。さらに、プリラチェット外形13がキャッチ部2に設けられるが、キャッチ部2は、以下の着眼にとって重要ではない。
図1に示されたロック機構2,3の閉鎖状態において、ボルティング外形11,12を備えた爪部3は、キャッチ部2のメインラチェット外形またはラチェット外形と隣接する。実際、関連したラチェット外形10を備えたキャッチ部2は、キャッチ部のボルティング外形11,12上で支えられる。駆動ユニット7,8を用いて爪部3がキャッチ部2から持ち上げられるとすぐに、キャッチ部2は、バネ作動方式で開く。このプロセスにおいて、キャッチ部2は、図1,図2において矢印Bで示されるように、その回転軸4を中心としたバネ力で時計廻りの方向に旋回される。
リフトアウトのため、爪部3は、同様に、時計廻りの方向に、その回転軸5を中心として移動する。リフトアウトする装置Aは、これに対応する。キャッチ部2が、その解錠位置に達するとすぐに、ロック用ボルト6は、もはや固定されず、図2に示される矢印方向に移動可能になるか、ロック機構2,3および関係するラッチが、ロック用ボルト6から除去可能になる。このため、二重の矢印が図1に示され、これは、図示されていない後尾扉の解錠に対応する。後尾扉は、内部にラッチまたはロック機構2,3を収容するが、ロック用ボルト6は、実施例の場合、まだローディング室の土台に据え付けられたままになっている。
爪部3のボルティング外形11,12は、本発明によると、2つの部品で設計され、ホールディング外形11およびアンローリング外形12を備える。ホールディング外形11は、ロック機構2,3の閉鎖状態において、キャッチ部2のメインラチェット外形10またはラチェット外形と主に相互作用する。実際、ロック機構2,3の閉鎖状態において、キャッチ部2は、爪部3のホールディング外形11で、正確に支えられる(図2を参照)。
しかしながら、爪部3は、リフトアウト方向において、駆動ユニット7,8によって加圧されるので、解錠プロセスがキャッチ部2を始動すると、アンローリング外形12とラチェット外形10との間で相互作用が起こる。これは、キャッチ部2のロックプロセスにおいて、ロック機構2,3の閉鎖状態にわたって、爪部3のアンローリング外形12がラチェット外形10でシフトすることを意味する。そのため、キャッチ部2は、アンローリング外形12から、実用的に静かに持ち上げられる。
これを詳細に達成するため、ホールディング外形11およびアンローリング外形12は、共に、爪部3のキャッチ部側の端部に最初に配置されている。爪部3の回転軸側の端部は、爪部3のキャッチ部側と向かい合っており、ここに、爪部3のキャッチ部5が配置される。実際、ホールディング外形11は、爪部3のリフトアウト方向において、アンローリング外形12と接続される。さらに、図2の拡大スケッチに基づいて認識されることは、アンローリング外形12が、爪部3の関連したリフト方向Aにおいて、ホールディング外形11を越えて、少なくとも部分的に径方向に突き出る点である。この点で、アンローリング外形12は、爪部3のリフト方向Aにおいて、径方向に増加して又は次第に突き出ていることが認められる。これが意味することは、リフト方向Aにおいて、回転軸5を中心とした爪部3の旋回運動の角度が増加すると、アンローリング外形12とホールディング外形11との間の距離が大きくなることである。これは、それぞれの外形11,12またはその点線の延長に基づいて明らかである。
少なくとも部分的に閉鎖状態において、アンローリング外形12は、爪部3のリフト方向Aにおいて、キャッチ部2とオーバーラップする。実際、この点で、図2においてハッチング式に示されるオーバーラップ領域14が認められる。アンローリング外形12およびホールディング外形11は、それぞれ、円弧として形成されている。半径r1、r2および関係する中心点M1、M2は、円弧に対応する。
半径r1は、ホールディング外形11に属し、ホールディング外形11の関係する中心点M1で始まる。半径r2は、アンローリング外形12に対応し、関係する中心点M2を中心として引かれる。それぞれの円弧または外形11,12は、それぞれ、異なる半径r1、r2、また、異なる中心点M1,M2で授けられるように設計されている。さらに、アンローリング外形12の半径r2は、ホールディング外形11の関連した半径r1を上回る。そのため、いわゆる爪部3がリフトオフされるとき、結果的に、キャッチ部2における関係するラチェット外形10のキャッチ部2の解錠運動のとき、ボルティング外形11,12が遅延または後方に続くように、爪部3におけるボルティング外形11,12が全体的に設計されている。
ホールディング外形11または関係する円弧が爪部3のキャッチ部5の下方に半径r1と共に配置される状況が、これに貢献している。対照的に、アンローリング外形の中心点M2は、半径r2と共に、問題となっている回転軸5の上にある。両方の中心点M1,M2および回転軸5は、図2が点線で表示するように、共通接続部に全体として配置されている。もちろん、これは、実施例として理解されなければならず、回転軸5と比較して中心点M1,M2の配置と同一の方法で制限されるものではない。
爪部3がキャッチ部2から持ち上げられるとすぐに、キャッチ部2のラチェット外形10は爪部3のホールディング外形11から除去される。しかしながら、爪部3のアンローリング外形12はホールディング外形11に接続され、前述された次第に増加する径方向の距離で設計されているので、爪部3のアンローリング外形12は、いわば、解錠プロセスにおいて、キャッチ部2におけるラチェット外形10を追随する。これは、リフト方向Aにおける回転軸5を中心として旋回する爪部3と、時計廻りの方向においてバネによって支えられる回転軸4を中心として旋回するキャッチ部2とが、ラチェット外形10、必要であれば、更に、キャッチ部2のハンドル15と相互作用するアンローリング外形12によって、変更されず、互いに沿って滑ることを意味する。この滑り相互作用の終わりに、キャッチ部2および爪部3は、互いに、ゆっくりと増加する距離で、遠くに隔てられる。したがって、実用的に煩わしいノイズは、この分離プロセスに付随しない。

Claims (14)

  1. キャッチ部(2)および爪部(3)を備えるロック機構(2,3)を備えた自動車ドア用ラッチにおいて、前記ロック機構(2,3)が閉鎖された状態において、前記爪部(3)は、そのボルティング外形(11,12)で、前記キャッチ部(2)のラチェット外形(10,13)と隣接する、前記自動車ドア用ラッチであって、
    前記ボルティング外形(11,12)は、ホールディング外形(11)およびアンローリング外形(12)を備えた2つ部分で設計され、前記ホールディング外形(11)は、前記ロック機構(2,3)が閉鎖された状態において、主に前記ラチェット外形(10,13)と相互作用し、前記アンローリング外形(12)は、前記キャッチ部(2)の解錠プロセス中に、前記ラチェット外形(10,13)上を、必要であれば更に前記キャッチ部(2)のハンドル(15)上を更にシフトすることを特徴とする、自動車ドア用ラッチ。
  2. 前記爪部(3)のキャッチ端部および前記アンローリング外形(12)上の前記ホールディング外形(11)が、互いに接続することを特徴とする、請求項1に記載の自動車ドア用ラッチ。
  3. 前記アンローリング外形(12)は、前記爪部(3)のリフトアウト方向(A)において、前記ホールディング外形(11)に接続されることを特徴とする、請求項2に記載の自動車ドア用ラッチ。
  4. 前記アンローリング外形(12)は、前記爪部(3)のリフトアウト方向において、前記ホールディング外形(11)を越えて、少なくとも部分的に径方向に突き出ることを特徴とする、請求項2に記載の自動車ドア用ラッチ。
  5. 前記アンローリング外形(12)は、前記爪部(3)のリフトアウト方向において、前記ホールディング外形(11)を越えて、径方向に増加して又は次第に突き出ることを特徴とする、請求項4に記載の自動車ドア用ラッチ。
  6. 前記アンローリング外形(12)は、その閉鎖状態において、前記爪部(3)のリフトアウト方向において、少なくとも部分的に前記キャッチ部(2)とオーバーラップする(オーバーラップ領域14)ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の自動車ドア用ラッチ。
  7. 前記アンローリング外形(12)は、前記爪部(3)のリフトアウト方向(A)において、前記ラチェット外形(10,13)と、必要に応じて前記キャッチ部(2)の前記ハンドル(15)と、その閉鎖状態において、オーバーラップすることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の自動車ドア用ラッチ。
  8. 前記アンローリング外形(12)および前記ホールディング外形(11)は、それぞれ、円弧として設計されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の自動車ドア用ラッチ。
  9. 前記円弧は、異なる半径(r1、r2)および/または中心点(M1,M2)で授けられることを特徴とする、請求項8に記載の自動車ドア用ラッチ。
  10. 前記アンローリング外形(12)の前記半径(r2)は、前記ホールディング外形(11)の前記外径(r1)を上回ることを特徴とする、請求項8または9に記載の自動車ドア用ラッチ。
  11. 前記アンローリング外形(12)の前記中心点(M2)および前記ホールディング外形(11)の前記中心点(M1)は、少なくとも互いに離れていることを特徴とする、請求項8〜10のいずれか一項に記載の自動車ドア用ラッチ。
  12. 好ましくは、共通の接続部分上で、前記保持部(11)の前記中心地点(M1)は前記爪部(3)の回転軸(5)の下方に配置され、前記アンローリング外形(12)の前記中心点(M2)は前記回転軸(5)の上方に配置されることを特徴とする、請求項11に記載の自動車ドア用ラッチ。
  13. 駆動ユニット(7,8)は、その動力化されたリフトアウトの為に、前記爪部(3)に割り当てられることを特徴とする、請求項1〜12のいずれ一項に記載の自動車ドア用ラッチ。
  14. 前記駆動ユニット(7,8)は、前記爪部(3)において、作動カム(8)と共に動作することを特徴とする、請求項13に記載の自動車ドア用ラッチ。
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