JP2016506635A - メモリセルおよびメモリセルの形成方法 - Google Patents

メモリセルおよびメモリセルの形成方法 Download PDF

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Abstract

幾つかの実施形態は、メモリセルの形成方法を含む。スイッチング領域の第一部分は、第一の電極上に形成される。スイッチング領域の第二部分は、原子層堆積を利用して、第一部分上に形成される。第二部分は、第一部分とは異なる組成である。イオンソース領域は、スイッチング領域上に形成される。第二の電極は、イオンソース領域上に形成される。幾つかの実施形態は、一対の電極間のスイッチング領域を有するメモリセルを含む。スイッチング領域は、低抵抗状態と高抵抗状態との間で可逆的に遷移するように構成される。スイッチング領域は、二つ以上の個別部分を含み、部分のうちの一方は、高抵抗状態においてそれに直接面する如何なる組成と共通の非酸素成分も有さない。【選択図】図4

Description

メモリセルおよびメモリセルの形成方法。
集積メモリは、データを格納するためにコンピュータシステム内で使用されることがある。集積メモリは、個々のメモリセルの一つ以上のアレイで通常製造される。メモリセルは、少なくとも二つの異なる選択可能な状態において、メモリを保持もしくは格納するように構成される。二進法においては、状態は、“0”もしくは“1”のいずれかと考えられる。他のシステムにおいては、少なくとも幾つかの個々のメモリセルは、3レベル以上、もしくは3つ以上の状態の情報を格納するように構成されてもよい。
例示的なメモリセルは、プログラマブルメタライゼーションセル(PMC)である。これらは、導電性ブリッジランダムアクセスメモリ(CBRAM)、ナノブリッジメモリもしくは電解質メモリとも称されることがある。PMCは、イオン伝導性スイッチング材料(例えば、好適なカルコゲナイドもしくはあらゆる種々の好適な酸化物)およびスイッチング材料に隣接するイオンソース材料を利用することがある。イオンソース材料およびスイッチング材料は、一対の電極間に提供されてもよい。電極に印加される適切な電圧によって、イオンをイオンソース材料からスイッチング材料へと移動させ、それによって、スイッチング材料を通る一つ以上の電流伝導経路を生成することができる。電極に逆方向の電圧を印加すると、この過程は本質的に逆転し、電流伝導経路を取り除く。PMCは、このように、高抵抗状態(スイッチング材料を通って伸びる導電性ブリッジを欠く状態に対応する)および低抵抗状態(スイッチング材料を通って伸びる導電性ブリッジを有する状態に対応する)を含み、このような状態は、互いに可逆的に入れ換えることができる。
PMCおよび他のメモリセルの開発に向けて努力がなされてきたが、メモリセルの改良に対する必要性はいまだ存在する。
低抵抗状態および高抵抗状態の間で可逆的に遷移する例示的一実施形態のPMCを概略的に示す。 断面図で半導体構造を示し、例示的一実施形態のメモリセルを形成するための例示的一実施形態のプロセスの段階を概略的に示す。 断面図で半導体構造を示し、例示的一実施形態のメモリセルを形成するための例示的一実施形態のプロセスの段階を概略的に示す。 断面図で半導体構造を示し、例示的一実施形態のメモリセルを形成するための例示的一実施形態のプロセスの段階を概略的に示す。 断面図で半導体構造を示し、別の例示的実施形態のメモリセルを形成するための別の例示的実施形態のプロセスの段階を概略的に示す。 断面図で半導体構造を示し、別の例示的実施形態のメモリセルを形成するための別の例示的実施形態のプロセスの段階を概略的に示す。 断面図で半導体構造を示し、別の例示的実施形態のメモリセルを形成するための別の例示的実施形態のプロセスの段階を概略的に示す。 断面図で半導体構造を示し、別の例示的実施形態のメモリセルを形成するための別の例示的実施形態のプロセスの段階を概略的に示す。 断面図で半導体構造を示し、別の例示的実施形態のメモリセルを形成するための別の例示的実施形態のプロセスの段階を概略的に示す。 別の例示的実施形態のメモリセルを概略的に示す。 別の例示的実施形態のメモリセルを概略的に示す。
PMCの二つの性能の態様は、スイッチング(切換え)と保持である。PMCがあるメモリ状態から別の比較的低い電圧へと素早く切換えられるように、スイッチングは比較的容易であることが望ましい。また、適切な電圧入力がないときに、メモリ状態間で偶然PMCが切り替わらないように、PMCが良好な保持特性を有することも望ましい。容易なスイッチングにつながる特性は、しばしば、良好な保持につながる特性とは相反するものである。PMC製造において遭遇する困難は、容易なスイッチングと良好な保持との競合する目的のバランスをとることが困難であるということである。本明細書で提供される幾つかの実施形態は、切り換え性と保持との間の所望のバランスを実現するために、スイッチング領域の特性を適合させることを可能にするために、スイッチング領域内に2以上の異なる組成を利用する。例示的実施形態は、図1−図11を参照して記述される。
図1を参照すると、PMC10は、高抵抗状態(HRS)および低抵抗状態(LRS)に対応する二つのモードで示される。二つのモードは、電界EFおよびEFの印加によって、互いに可逆的に入れ換えられ、EFは、EFに対して逆の極性を有する。
PMCデバイスは、一対の電極12、14を含み、電極間にスイッチング領域16およびイオンソース領域18を含む。
電極12、14は、任意の適切な導電性組成、もしくは組成の組み合わせを含んでもよく、組成の組み合わせは互いに同一の組成であってもよいし、互いに異なる組成であってもよい。幾つかの実施形態においては、電極は、種々の金属(例えば、タングステン、チタンなど)、金属含有組成物(例えば、金属窒化物、金属炭化物、金属シリサイドなど)および導電性を有するようにドープされた半導体材料(例えば、導電性を有するようにドープされたシリコン、導電性を有するようにドープされたゲルマニウムなど)のうちの一つ以上を含むか、実質的にそれらで構成されるか、それらだけで構成されてもよい。例えば、幾つかの実施形態においては、電極12は窒化チタンを含むか、窒化チタンで実質的に構成されるか、窒化チタンだけで構成されてもよい。電極14は、タングステンを含むか、タングステンで実質的に構成されるか、タングステンだけで構成されてもよい。
示された実施形態においては、電極12は、誘電性材料13を通って伸びる。幾つかの実施形態においては、このような誘電性材料は、窒化シリコンを含むか、窒化シリコンで実質的に構成されるか、窒化シリコンだけで構成されてもよい。
メモリセル10は、外部回路30に接続された底部電極12を有し、外部回路32に接続された上部電極14を有するように示される。回路30および32は、電極に結合されたセンス線および/もしくはアクセス線を含み、読み出し/書き込み動作中のメモリセルにわたって適切な電界を提供するために構成されてもよい。幾つかの実施形態においては、示されたメモリセルは、メモリアレイのうちの複数のメモリセルのうちのひとつであって、回路30および32は、アレイのうちの各メモリセルを一意的にアドレス指定するために利用される回路構成のうちの一部であってもよい。幾つかの実施形態においては、“選択デバイス”(図示されていない)は、メモリアレイ内のメモリセルの使用中、メモリセルへの/メモリセルからの望ましくない電流漏出を低減するために、メモリセル10に隣接して提供されてもよい。例示的な選択デバイスは、ダイオード、トランジスタ、オボニック閾値スイッチなどを含む。
イオンソース領域18は、スイッチング領域16にわたって、一つ以上の導電性ブリッジを最終的に形成するイオンを提供する。イオンソース領域は、任意の適切な組成もしくは組成の組み合わせを含んでもよい。幾つかの実施形態においては、イオンソース領域は、アルミニウム、銅、銀およびテルルのうちの一つ以上を含み、一つ以上の導電性ブリッジの形成用に、アルミニウムカチオン、銅カチオンおよび/もしくは銀カチオンを提供するように構成されてもよい。
イオンソース領域は、単一の組成を含むように示されているが、他の実施形態においては、イオンソース領域は、二つ以上の異なる組成を含んでもよい。例えば、幾つかの実施形態においては、イオンソース領域は、AlTeNを含む第一部分を有し、記載された組成は、化学量論的ではなく、元素構成で記述されている。イオンソース領域は、CuZrAlTeOを含む第二部分を有し、記載された組成は、化学量論的ではなく元素構成で記述されている。第一部分は、スイッチング領域16に直接面し、第二部分は、第一部分と上部電極14との間にあってもよい。二つの部分を含むイオンソース領域は、図4を参照して以下に記述される。
スイッチング領域16のうちの少なくとも一部は、原子層堆積(ALD)によって形成され、当該部分の組成および厚さを適合させることを可能にする。例えば、図1の示されたスイッチング領域16は、互いに対して異なる組成を有する二つの部分20、22を含むように示されているが、その二つの部分の間の界面は、直線19で概略的に示される。幾つかの実施形態においては、これらの部分のうちの少なくとも一方は、ALDで形成されてもよい。
幾つかの実施形態においては、ALDによって形成されたスイッチング領域部分は、0オングストローム(Å)から約20Å以下の範囲内の厚さを有してもよい。幾つかの実施形態においては、約12Å以下の厚さを有してもよい。図1に示された用途においては、スイッチング領域は二つの部分20、22を含み、幾つかの実施形態においては当該部分の双方が、ALDによって形成され、他の実施形態においては、当該部分のうちの一方がALDによって形成され、他方は、例えば、物理蒸着(PVD)、化学蒸着(CVD)および/もしくは当該部分の下層表面の酸化を含む他の任意の好適な方法によって形成されてもよい。例えば、幾つかの実施形態においては、部分20は、電極12の表面の酸化によって形成され、それによって、電極12が窒化チタンを含む実施形態においては、酸化チタンもしくはTiOを含んでもよい。部分20が電極12の表面の酸化によって形成される場合、部分20は、部分20が誘電性材料13の表面にわたってまで伸びるような示された構成を有するのではなく、電極12の上部表面のみにわたって伸びる。
スイッチング領域の種々の部分は、任意の適切な組成もしくは組成の組み合わせを含んでもよく、幾つかの実施形態においては、GeS,GeSe,SiO,ZrO,TiO,TaO,HfO,AlO,WO,SnO,NbO,HfSiO,ZrTiO,ZrWO,AlTiO,VO,MoO,NiO,YO,ReO,MnO,FeO,SiAlO,SiTiOなどのうちの一つ以上を含むか、それらで実質的に構成されるか、それらだけで構成されてもよい。記載された組成は、化学量論的ではなく、元素組成で記述されている(例えば、AlOは、Alに対応する)。幾つかの実施形態においては、ALD形成部分は、0オングストロームから16オングストローム以下の範囲内の厚さに形成されたHfSiOを含んでもよく、幾つかの実施形態においては、二部分スイッチング領域の総厚は約20オングストロームであり、部分のうちの一方は、約16オングストロームの厚さを有するALD形成されたHfSiOである。
幾つかの実施形態においては、部分20、22のうちの一方は、一つ以上の遷移金属(具体的には、周期表の3−12族内の金属)と組み合わせられた酸素で構成されてもよい。部分20、22のうちの他方は、一つ以上の非遷移元素(即ち、周期表の3−12族以外の元素)と組み合わせられた酸素で構成されてもよい。ここで、非遷移元素は、幾つかの実施形態においては、金属、半金属、アルカリ土類元素、それらの混合物から成る群から選択されてもよい。例えば、幾つかの実施形態においては、部分のうちの一方は、酸化ハフニウム、酸化ジルコニウム、酸化チタンのうちの一つ以上を含み、部分のうちの他方は、二酸化シリコンおよび酸化アルミニウムのうちの一方もしくはその双方を含んでもよい。アルカリ土類元素を利用する例示的一実施形態においては、部分のうちの一方は酸化マグネシウムを含んでもよい。部分のうちの一方もしくはその双方は、ALDによって形成されてもよく、部分のうちの一方もしくはその双方は、0Åから約20Å以下の範囲内、幾つかの実施形態においては、約12Å以下の範囲内の厚さを有してもよい。
スイッチング領域16内で互いに対して異なる組成を有する二つの部分を利用することによって、切り替え性と保持との間の所望のバランスを実現するようにスイッチング領域の特性を適合させることを可能にすることができる。幾つかの実施形態においては、スイッチング領域のALD形成部分の利用によって、このようなALD形成部分のない場合に実現される特性よりもより良好な特性でスイッチング領域を形成することを可能にすることができることが見出された。例えば、幾つかの実施形態においては、スイッチング領域のうちの第一部分および第二部分のうちの一方は、酸化ハフニウムを含み、他方は、酸化アルミニウムを含み、部分のうちの少なくとも一つはALDによって形成される。スイッチング領域は、酸化ハフニウムのみを含むか、酸化アルミニウムのみをふくむスイッチング領域と比較して、より良好な切り替え性および保持特性を有することが分かった。さらに、切り替え性と保持との間のバランスは、酸化ハフニウムおよび酸化アルミニウムの相対的な厚さに相関し、このように、当該バランスは、相対的厚さの調整を利用して適合されてもよい。
図1のスイッチング領域は、二つの部分を含むが、他の実施形態においては、スイッチング領域は3つ以上の領域を含むように形成されてもよい。3つ以上の領域を含むスイッチング領域の一実施例は、図10を参照して以下に記述される。また、幾つかの実施形態においては、スイッチング領域は、複数の部分ではなく、単一の均質なALD形成材料を含むように形成されてもよい。単一の均質なALD形成材料だけを含むスイッチング領域の一実施例は、図11を参照して以下に記述される。
幾つかの実施形態においては、スイッチング領域のALD形成部分は、単一の単分子層(monolayer)よりも薄い厚さを有してもよく、換言すると、完全な単分子層を完成させるには不十分なあまりにも少ない周期で形成されてもよい。例えば、幾つかの実施形態においては、ALD形成部分は、完全な単分子層を完了させられない状況下で、1回から5回のALD周期を利用して形成され、このようにして、表面にわたって分散された改変領域を含んでもよい。完全な単分子層ではなく、分散された改変領域を含むようにスイッチング領域の一部が形成される例示的一実施形態は、図8および図9を参照して以下に記述される。
図1のスイッチング領域16は、LRSモードで導電性ブリッジ26を含み、HRSモードではこの導電性ブリッジを含まないように示される。唯一つの導電性ブリッジが示されているが、幾つかの実施形態においては、LRSモードにおいて複数の導電性ブリッジが存在してもよい。また、導電性ブリッジ26は電極12の上部表面からイオンソース18の底部表面への全行程に及ぶように示されているが、他の実施形態においては、導電性ブリッジは、このような距離を部分的にわたって伸びるだけでも良い。例えば、幾つかの実施形態においては、導電性ブリッジは非連続であってもよく、一つ以上の小さい間隙によって分割されてもよい。動作においては、電荷キャリアは、スイッチング領域にわたる回路を完成させるために、このような間隙を“飛び越え”てもよい。導電性ブリッジ26は、セルのHRSモードにおいては全体として存在しないように示されているが、他の実施形態においては、導電性ブリッジの一部がHRSモードにおいて存在してもよい。
例示的実施形態のメモリセルを形成する幾つかの例示的方法は、図2−図9を参照して記述され、図2−図4は例示的一方法を示し、図5−図7は別の例示的方法を示し、図8および図9はさらに別の例示的方法を示す。
図2を参照すると、構造10aは、図1を参照して上述されたように、電極12および誘電性材料13を含む。スイッチング領域16の第一部分20は、電極12上に形成され、示された実施形態においては、電極の上部表面に直接面している。第一部分20は、任意の好適な処理で形成され、幾つかの例示的実施形態においては、ALD、CVD、PVDおよび電極12の上部表面の酸化によって形成されてもよい。
図3を参照すると、スイッチング領域の第二部分22は、ALDを利用して第一部分20上に形成される。スイッチング領域16は、総厚“T”を有し、幾つかの実施形態においては、この厚さは、約6Åから約20Åの範囲内にあってもよい。幾つかの実施形態においては、ALD形成部分22は、0Åから約12Å以下の厚さを有してもよい。このように、ALD形成部分22は、体積で、スイッチング領域16の総厚のうちの少なくとも約50%を含んでもよく、他の実施形態においては、体積で総厚の約50%未満を含んでもよい。
第一部分および第二部分20、22は、スイッチング領域16のうちの分離された個別部分であり、したがって、互いに対して異なる組成を含む。幾つかの実施形態においては、部分20,22のうちの一方は、遷移金属酸化物を含み、他方は含まない。例えば、幾つかの実施形態においては、部分20は、酸素と組み合わせられた一つ以上の遷移金属を含むか、実質的にそれらで構成されるか、それらだけで構成されてもよく、ALD形成部分22は、酸素と組み合わせられた一つ以上の非遷移元素を含むか、それらで実質的に構成されるか、それらだけで構成されてもよく、ここで、非遷移元素のうちの少なくとも一つは、金属、半金属、アルカリ土類元素およびそれらの混合物から成る群から選択されてもよい。他の実施形態においては、第一部分20は、酸素と組み合わせられた一つ以上の非遷移元素を含むか、それらで実質的に構成されるか、それらだけで構成されてもよい。第二部分22は、酸素と組み合わせられた一つ以上の遷移金属を含むか、それらで実質的に構成されるか、それらだけで構成されてもよい。幾つかの実施形態においては、非遷移元素は、シリコンおよびアルミニウムのうちの一方もしくはその双方を含み、遷移金属は、ハフニウム、チタンおよびジルコニウムのうちの一つ以上を含んでもよい。したがって、幾つかの実施形態においては、ALD形成部分22および部分20は、互いに異なる組成を含んでもよく、当該組成は、アルミニウム、ハフニウム、シリコン、チタンおよびジルコニウムのうちの一つ以上と組み合わせられた酸素を含む。
ALD形成部分22が遷移金属酸化物を含む実施形態においては、部分22のALD形成は、部分20の表面上の一つ以上の遷移金属の堆積を含むと考えられてもよく、ALD形成部分22が非遷移元素酸化物を含む実施形態においては、部分22のALD形成は、部分20の表面上の一つ以上の非遷移元素の堆積を含むと考えられてもよい(幾つかの実施形態においては、当該非遷移元素は、金属、半金属、アルカリ土類元素およびそれらの混合物から成る群から選択される)。
図4を参照すると、イオンソース領域18は、スイッチング領域16上に形成され、上部電極14は、イオンソース領域上に形成される。示された実施形態においては、イオンソース領域18は、二つの個別部分40、42を含み、其々第一部分、第二部分と称されてもよい。幾つかの実施形態においては、各部分40、42は、銅、銀およびアルミニウムのうちの少なくとも一つを含む。例えば、幾つかの実施形態においては、第一部分40は、AlTeNを含み、記載された組成は、化学量論的ではなく、元素構成で記述されている。第二部分42は、CuZrAlTeOを含み、記載された組成は、化学量論的ではなく、元素構成で記述されている。第一部分は、示された実施形態においては、スイッチング領域16に直接面し、第二部分は、第一部分と上部電極14の間にある。
図4の構造は、複数部分スイッチング領域16を含む。このようなスイッチング領域は、部分20および22の厚さおよび組成を調整することによって特定の用途に対して、適合され、スイッチング領域の至るところで単一の材料のみを利用する従来技術の構成に対する利点を提供することができる。複数部分スイッチング領域を有する構造は、従来技術で記述されており、具体的には、米国特許出願公開2011/0194329号明細書に記述されている。当該構造は、表面を酸化することによって複数部分スイッチング領域の一部を形成し、このようにして、複数部分スイッチング領域の当該部分の構造は、スイッチング領域の下層にある表面によって規定される。対照的に、図4の複数部分スイッチング領域16の各部分は、堆積プロセスによって形成されてもよい。したがって、米国特許出願公開2011/0194329号明細書に記述された構造のスイッチング領域の部分のうちの少なくとも一方は、当該部分に直接面する組成と共通の非酸素成分を有し、図4のスイッチング領域16の両方の部分の組成は、当該部分に直接面する組成と共通の如何なる非酸素成分も有さない組成を有してもよい。幾つかの実施形態においては、スイッチング領域16の双方の部分が、当該部分に直接面する組成と共通の如何なる非酸素成分も有さない組成を有する関係は、メモリセルのHRSモード(即ち、導電性フィラメントがスイッチング材料を通って伸びていないモード)において成立するが、メモリセルのLRSモードにおいては成立しない。なぜなら、導電性フィラメントは、スイッチング材料に直接面する組成から移動するイオンで形成されうるからである。しかしながら、幾つかの実施形態においては、スイッチング領域16の各部分は、導電性フィラメントの組み立ておよび解体中にイオンがその内部を移動する主要マトリクス(primary matrix)を含むと考えられてもよく、当該実施形態においては、各部分の主要マトリクスは、メモリセルがHRSモードにあるかLRSモードにあるかに関わらず、当該主要マトリクスに直接面する任意の組成と共通の如何なる非酸素成分も有さないように形成されてもよい。
スイッチング材料に直接面する組成と共通の如何なる非酸素成分も有さないスイッチング材料の組成を利用できることによって、米国特許出願公開2011/0194329号明細書で記述された実施形態に対して、さらなる自由度を加えて図4の構造を形成することが可能となり、それによって、図4の構造は、幾つかの用途に対してより良好に適合させることができる。
幾つかの実施形態においては、スイッチング材料と直接面する構造と共通の如何なる非酸素成分も有さない組成のスイッチング材料を形成することは有利なことがあるが、他の実施形態においては、スイッチング材料と直接面する構造と共通の一つ以上の非酸素成分を有する組成のスイッチング材料を形成することが望まれることがありうる。したがって、幾つかの実施形態は、スイッチング材料の当該部分に直接面する構造と共通の一つ以上の非酸素成分を含む部分を有するスイッチング材料の形成を含む。当該実施形態においては、スイッチング材料の一部は、例えば、ALD、CVD、PVDおよび/もしくはスイッチング材料の当該部分に直接面する構造の酸化によって形成されてもよい。
図2−図4の実施形態は、ALDによって形成されてもよいし、形成されなくてもよい第一部分20と、ALD形成部分である第二部分22とを有するものとして記述されているが、他の実施形態においては、処理は逆転されて、第一部分20がALD形成部分であって、第二部分22はALDによって形成されてもよいし、形成されなくてもよい。図5−図7は、第一部分20がALD形成部分である例示的一実施形態を示す。
図5を参照すると、構造10bは、図1を参照して上述されたように、電極12および誘電性材料13を含む。スイッチング領域16の第一部分20は、電極12上に形成され、示された実施形態においては電極12の上部表面に直接面する。第一部分20は、ALDによって形成され、幾つかの実施形態においては、0Åから約12Å以下の範囲内の厚さに形成されてもよい。
図6を参照すると、スイッチング領域の第二部分22は、例えば、ALD、CVDおよびPVDのうちの一つ以上を利用して、第一部分20上に形成される。スイッチング領域16は、総厚“T”を有し、幾つかの実施形態においては、総厚は、約6Åから約20Åの範囲内であってもよい。幾つかの実施形態においては、ALD形成部分20は、体積でスイッチング領域16の総厚の少なくとも約50%を含み、他の実施形態においては、体積で、総厚の約50%未満しか含まず、幾つかの実施形態においては、体積で、総厚の約50%を含んでもよい。
第一部分および第二部分20、22は、スイッチング領域16のうち、分離された個別の部分であって、図3を参照して上述されたような組成を含んでもよい。したがって、幾つかの実施形態においては、図6の部分20、22のうちの一方は遷移金属酸化物を含み、他方は含んでいない。例えば、幾つかの実施形態においては、ALD形成部分20は、酸素と組み合わせられた一つ以上の遷移金属を含むか、それらで実質的に構成されるか、それらだけで構成されてもよく、部分22は、酸素と組み合わせられた一つ以上の非遷移元素を含むか、それらで実質的に構成されるか、それらだけで構成されてもよく、ここで、非遷移元素のうちの少なくとも一つは、金属、半金属、アルカリ土類元素、およびそれらの混合物から成る群から選択されてもよい。他の実施形態においては、ALD形成部分20は、酸素と組み合わせられた一つ以上の非遷移元素を含むか、それらで実質的に構成されるか、それらだけで構成されてもよく、第二部分22は、酸素と組み合わせられた一つ以上の遷移金属を含むか、それらで実質的に構成されるか、それらだけで構成されてもよい。幾つかの実施形態においては、双方の層は、一つ以上の遷移金属酸化物(例えば、酸化ハフニウム、酸化タンタルなど)で構成されてもよい。幾つかの実施形態においては、層のうちの一方もしくはその双方は、一つ以上の金属窒化物(窒化アルミニウムなど)を含み、当該実施形態においては、金属窒化物は、絶縁金属窒化物であってもよい。
図7を参照すると、イオンソース領域18は、スイッチング領域16上に形成され、上部電極14は、イオンソース領域上に形成される。示された実施形態においては、イオンソース領域18は、単一で均質な組成を含むが、他の実施形態においては、二つ以上の分離された個別部分を含んでもよい(例えば、図4を参照して上述されたような部分40および42など)。幾つかの実施形態においては、イオンソース領域18は、銅、銀およびアルミニウムのうちの少なくとも一つを含み、テルルも含んでもよい。
図1を参照して上述されたように、幾つかの実施形態は、一つの単分子層よりも略小さい厚さへの、スイッチング領域の一部のALD形成を含んでもよい。図8および図9は、当該実施形態の一実施例を示す。
図8を参照すると、構造10cは、図1を参照して上述されたような電極12および誘電性材料13を含む。スイッチング領域16の第一部分20は、電極12上に形成され、示された実施形態においては、電極12の上部表面に直接面する。第一部分20は、任意の好適な処理で形成され、幾つかの例示的実施形態においては、ALD、CVD、PVDおよび電極12表面の酸化のうちの一つ以上を利用して形成されてもよい。
スイッチング領域の第二部分は、ALDを利用して第一部分20上に形成され、示された実施形態においては、第二部分は、部分20表面にわたって形成された分散された改変領域50を含む。改変領域50は、幾つかの実施形態においては、遷移金属含有前駆体を利用して形成され、したがって、一つ以上の遷移金属を含んでもよい。代替的にまたは追加的に、改変領域50は、非遷移元素含有前駆体を利用して形成され、したがって、一つ以上の非遷移元素を含んでもよい。幾つかの実施形態においては、当該非遷移元素は、金属、半金属、アルカリ土類元素およびそれらの混合物から成る群から選択されてもよく、したがって、例えば、アルミニウムおよびシリコンのうちの一方もしくはその双方を含んでもよい。
改変領域50は、完全な単分子層を形成するためには十分ではないALD周期を利用して形成され、幾つかの実施形態においては、1回から5回のALD周期を利用して形成されてもよい。
図9を参照すると、イオンソース領域18は、スイッチング領域16上に形成され、上部電極14は、イオンソース領域上に形成される。示された実施形態においては、イオンソース領域18は、単一の均質な組成を含むが、他の実施形態においては、二つ以上の分離された個別部分(例えば、図4を参照して上述されたような部分40および42など)を含んでもよい。幾つかの実施形態においては、イオンソース領域18は、銅、銀およびアルミニウムのうちの少なくとも一つを含み、テルルも含んでもよい。
図1−図7の実施形態は、二つの個別部分を含むスイッチング領域を利用する。他の実施形態においては、スイッチング領域は、3つ以上の個別部分を含んでもよい。例えば、図10は、第二部分22上に第三部分52を含むスイッチング領域16を有する例示的一実施形態のメモリセルを示す構造10dを示す。幾つかの実施形態においては、部分20、22および52の全ては、ALDを利用して形成されてもよい。他の実施形態においては、一つ以上の部分がALD以外の処理を利用して形成されるが、当該部分の組成および厚さの慎重な調整を可能とするために、部分のうちの少なくとも一つは、ALDを利用して形成される。図1−図10の複数の個別部分は、幾つかの実施形態においては、最終構造のままであってもよく、他の実施形態においては、構造は、加熱されるか、または処理されて、統合された組成へと部分のうちの少なくともいくらかを一体化する(例えば、合金組成など)。例えば、幾つかの実施形態においては、交互の酸化ハフニウム層および酸化シリコン層が、ALD(もしくはCVD、PVDなどの他の好適な堆積)によって個別部分として形成され、当該層は、その後、スイッチング領域にわたってハフニウムシリケートを形成するために処理されてもよい。個々の層は、任意の適切な厚さを有し、幾つかの実施形態においては、約20Å以下、約12Å以下、約10Å以下の厚さなどを有してもよい。約20Å以下の厚さを有する層などの薄層を形成するためにALDを利用することは好都合である。別の例示的実施形態においては、酸化ハフニウムアルミニウムは、酸化ハフニウム層と酸化アルミニウム層とを一体化することによって、スイッチング領域にわたって形成されてもよい。別の例示的実施形態においては、アルミニウム、酸素およびシリコンを含む材料(例えば、アルミニウムシリケート)は、酸化アルミニウム層と二酸化シリコン層とを一体化することによってスイッチング領域にわたって形成されてもよい。
部分52は、任意の適切な組成を含み、幾つかの実施形態においては、部分20および22に対して上述されたような組成のうちの一つ以上を含んでもよい。さらに、部分52は連続層として示されているが、他の実施形態においては、完全な単分子層を一つ未満しか含まないように形成されてもよく、したがって、図8および図9の分散された領域50に類似して形成されてもよい。
幾つかの実施形態においては、スイッチング領域の全体は、0Åから約20Å以下、もしくは約12Å以下の範囲内の厚さを有する単一組成として、ALDによって形成されてもよい。例えば、図11は、単一のALD形成組成54を含むスイッチング領域16を有する例示的一実施形態のメモリセルを示す構造10eを示す。幾つかの実施形態においては、当該構造は、GeS,CeSe,SiO,ZrO,TiO,TaO,HfO,AlO,WO,SnO,NbO,ZrTiO,ZrWO,AlTiO,VO,MoO,NiO,YO,ReO,MnO,FeO,SiAlO,SiTiOなどのうちの一つ以上を含むか、それらで実質的に構成されるか、それらだけで構成されてもよい。ここで、記載された組成は、元素構成で記述されている。幾つかの実施形態においては、当該構造は、アルミニウム、ハフニウム、シリコン、チタンおよびジルコニウムのうちの一つ以上と組み合わせられた酸素を含むか、それらで実質的に構成されるか、それらだけで構成されてもよい。
スイッチング領域16の全体を形成するためにALDを利用する利点は、このようにすることで、スイッチング領域の組成および厚さを確実に制御することが可能になることである。スイッチング領域を薄く(即ち、0Åから約20Å以下、もしくは12Å以下の範囲内)維持する利点は、このようにすることによって、変化する電圧(即ち、高い切り替え性を可能にしうる)にPMCが迅速に対応することができるようになることであって、それは、幾つかの用途において望まれることがある。
図1−図11の種々のメモリセルは、集積回路メモリアレイを形成するために、同時に製造されうる多数のメモリセルを表すことがある。
上述されたようなメモリセルおよびアレイは、電子システムに組み込まれてもよい。当該電子システムは、例えば、メモリモジュール、デバイスドライバ、電源モジュール、通信モデム、プロセッサモジュールおよびアプリケーション専用モジュールで利用され、マルチレイヤ、マルチチップモジュールを含んでもよい。電子システムは、例えば、時計、テレビ、携帯電話、パーソナルコンピュータ、自動車、産業制御システム、航空機などの広範囲のシステムのうちの任意のシステムであってもよい。
図面内の種々の実施形態の特定の方向は、例示する目的のためだけのものであって、実施形態は、幾つかの用途においては、示された方向に対して回転されてもよい。本明細書で提供された説明およびそれに続く請求項は、構造が図面の特定の方向にあるか、または当該方向に対して回転されているか否かに関わらず、種々の形体間の記述された関係を有する任意の構造に関するものである。
添付の図面の断面は、断面平面内の形体のみを示しており、図面を簡略化するために、断面平面より後ろにある物体は示していない。
ある構造が別の構造“上(on)”もしくは“接して(against)”いるものとして上記で称されるとき、この構造は別の構造上に直接存在するか、または、中間構造が存在してもよい。対照的に、ある構造が別の構造の“直接上(directly on)”もしくは“直接、接して(directly against)”いるものとして称されるとき、中間構造は存在しない。ある構造が、別の構造に対して“接続される(connected)”もしくは“結合される(coupled)”ものとして称されるとき、別の構造に対して直接接続されるか結合されるか、または中間構造が存在してもよい。対照的に、ある構造が別の構造に対して、“直接接続される(directly connected)”か“直接結合される(directly coupled)”ものとして称されるとき、中間構造は存在しない。
幾つかの実施形態は、メモリセルの形成方法を含む。スイッチング領域の少なくとも一部は、0オングストロームから20オングストローム以下の範囲内の厚さへと第一電極上に堆積された原子層である。第二電極はスイッチング領域上に形成される。
幾つかの実施形態は、メモリセルの形成方法を含む。スイッチング領域の第一部分は、第一電極上に形成される。スイッチング領域の第二部分は、第一部分上に形成され、第二部分は、原子層堆積によって、0オングストロームから約20オングストローム以下の範囲内の厚さへと形成される。第二部分は、第一部分とは異なる組成である。イオンソース領域はスイッチング領域上に形成される。第二電極は、イオンソース領域上に形成される。
幾つかの実施形態は、一対の電極間のスイッチング領域を有するメモリセルを含む。スイッチング領域は、導電性ブリッジを可逆的に保持するように構成される。メモリセルは、導電性ブリッジがスイッチング領域内に保持されるときに低抵抗状態にあり、導電性ブリッジがスイッチング領域内にないときに高抵抗状態にある。スイッチング領域は、二つ以上の個別部分を含み、部分のうちの一方は、0オングストロームから約20オングストローム以下の範囲内の厚さを有し、メモリセルの高抵抗状態において、部分のうちの前記一方に直接面する如何なる組成と共通の非酸素成分も有さない。

Claims (34)

  1. メモリセルの形成方法であって、
    第一電極上に、互いに対して異なる組成の複数の層を堆積することと、
    前記複数の層から組み合わせられた組成を有するスイッチング領域を形成するために、前記複数の層を一体化することと、
    前記スイッチング領域上に第二電極を形成することと、
    を含む、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記複数の層は、ALD、CVD、およびPVDのうちの一つ以上を利用して形成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の層は、ALDを利用して、0オングストロームから約20オングストローム以下の範囲内の厚さへと形成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記複数の層は、酸化ハフニウムおよび酸化シリコンを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記複数の層は、酸化ハフニウムおよび酸化アルミニウムを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記複数の層は、酸化アルミニウムおよび酸化シリコンを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. メモリセルの形成方法であって、
    0オングストロームから約20オングストローム以下の範囲内の厚さへの、第一電極上のスイッチング領域のうちの少なくとも一部の原子層堆積と、
    前記スイッチング領域上の第二電極を形成することと、
    を含む、
    ことを特徴とする方法。
  8. 前記原子層堆積は、一つ以上の遷移金属を堆積する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記原子層堆積は、一つ以上の遷移金属と組み合わせられた酸素を含む材料を形成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 前記原子層堆積は、一つ以上の金属と組み合わせられた窒素を含む材料を形成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  11. 前記原子層堆積は、一つ以上の非遷移元素を堆積し、前記非遷移元素は、金属、半金属、アルカリ土類元素、およびそれらの混合物から成る群から選択される、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  12. 前記原子層堆積は、一つ以上の非遷移元素と組み合わせられた酸素を含む材料を形成し、前記非遷移元素は、金属、半金属、アルカリ土類元素、およびそれらの混合物から成る群から選択される、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  13. 前記原子層堆積は、アルミニウム、ハフニウム、シリコン、チタンおよびジルコニウムのうちの一つ以上と組み合わせられた酸素を含む材料を形成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  14. 前記スイッチング領域上にイオンソース領域を形成することと、その後、前記イオンソース領域上に前記第二電極を形成することと、をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  15. 前記イオンソース領域は、アルミニウム、銅、銀およびテルルのうちの一つ以上を含む、
    ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記第一電極は窒化チタンを含み、
    前記原子層堆積は、前記第一電極の前記窒化チタン上に酸化物を形成し、
    前記スイッチング領域上に第一の材料を形成することであって、前記第一の材料はAlTeNを含み、記載された組成は、化学量論的ではなく、元素構成で記述されている、ことと、
    前記第一の材料上に第二の材料を形成することであって、前記第二の材料はCuZrAlTeOを含み、記載された組成は、化学量論的ではなく、元素構成で記述されている、ことと、
    前記第二の材料上に前記第二の電極を形成することと、
    をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  17. 前記原子層堆積は、前記スイッチング領域の一部のみを形成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  18. 前記スイッチング領域は二つ以上の個別の部分を含む、
    ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. メモリセルの形成方法であって、
    第一電極上にスイッチング領域の第一部分を形成することと、
    前記第一部分上に前記スイッチング領域の第二部分を形成することであって、前記第二部分は、0オングストロームから約20オングストローム以下の範囲内の厚さへと原子層堆積によって形成され、前記第一部分とは異なる組成である、ことと、
    前記スイッチング領域上にイオンソース領域を形成することと、
    前記イオンソース領域上に第二電極を形成することと、
    を含む、
    ことを特徴とする方法。
  20. 前記スイッチング領域は、約6オングストロームから約20オングストロームの範囲内の総厚を有する、
    ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記第二部分は、少なくとも一回の原子層堆積周期から合計5回以内の原子層堆積周期で形成される、
    ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  22. 前記原子層堆積は、一つ以上の遷移金属を堆積する、
    ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  23. 前記原子層堆積は、一つ以上の非遷移元素を堆積し、前記非遷移元素は、金属、半金属、アルカリ土類元素、およびそれらの混合物から成る群から選択される、
    ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  24. 前記第二部分は、一つ以上の遷移金属と組み合わせられた酸素で構成され、
    前記第一部分は、一つ以上の非遷移元素を組み合わせられた酸素で構成され、前記非遷移元素は、金属、半金属、アルカリ土類元素、およびそれらの混合物から成る群から選択される、
    ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  25. 前記第二部分は、前記スイッチング領域の総厚の内、体積で少なくとも約50%である、
    ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  26. 前記第二部分は、前記スイッチング領域の総厚のうち、体積で約50%未満である、
    ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  27. 前記第二部分は、一つ以上の非遷移元素と組み合わせられた酸素で構成され、前記非遷移元素は、金属、半金属、アルカリ土類元素、およびそれらの混合物から成る群から選択され、
    前記第一部分は、一つ以上の遷移金属と組み合わせられた酸素で構成される、
    ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  28. 前記第二部分上に前記スイッチング領域の少なくとも一つの追加部分を形成することをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  29. 第一の個別部分と第二の個別部分とを含み、一対の電極間に配置されたスイッチング領域であって、前記第一の個別部分は、0オングストロームから約20オングストローム以下の範囲内の厚さを有し、前記メモリセルの高抵抗状態において、前記第一の個別部分に直接面する如何なる組成と共通の非酸素成分も有さない、スイッチング領域を含む、
    ことを特徴とするメモリセル。
  30. 第一および第二の個別部分のうちの一方は他方よりも厚い、
    ことを特徴とする請求項29に記載のメモリセル。
  31. 前記スイッチング領域の前記第一および第二の個別部分のうちの一方は、アルミニウム、ハフニウム、シリコン、チタンおよびジルコニウムのうちの一つ以上を含む、
    ことを特徴とする請求項29に記載のメモリセル。
  32. 前記第一および第二の個別部分のうちの一方は、一つの単分子層よりも小さい厚さを有する、
    ことを特徴とする請求項29に記載のメモリセル。
  33. 前記第一の個別部分は、一つ以上の遷移金属と組み合わせられた酸素で構成され、
    前記第二の個別部分は、一つ以上の非遷移元素と組み合わせられた酸素で構成され、前記非遷移元素は、金属、半金属、アルカリ土類元素、およびそれらの混合物から成る群から選択される、
    ことを特徴とする請求項29に記載のメモリセル。
  34. 前記第一の個別部分は、一つ以上の非遷移元素と組み合わせられた酸素で構成され、前記非遷移元素は、金属、半金属、アルカリ土類元素、およびそれらの混合物から成る群から選択され、
    前記第二の個別部分は、一つ以上の遷移金属と組み合わせられた酸素で構成される、
    ことを特徴とする請求項29に記載のメモリセル。
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