JP2016505044A5

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Publication number: JP2016505044A5
Application number: JP2015553858A
Authority: JP
Filing date: 2014-01-17
Publication date: 2017-02-23
Anticipated expiration: 2034-01-17

Claims

実施例２において記載されている手順によってｐＨ７．４のヒト血漿中で測定すると１０分を超える半減期を有するＮ−ヒドロキシスルホンアミド型ニトロキシル供与体、および水性緩衝液を含み、約５〜約６のｐＨを有する、医薬組成物。
前記緩衝液が、リン酸カリウム緩衝液である、請求項１に記載の医薬組成物。
前記緩衝液が、酢酸カリウム緩衝液である、請求項１に記載の医薬組成物。
安定化剤をさらに含む、請求項１から３のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記安定化剤がシクロデキストリンである、請求項４に記載の医薬組成物。
前記シクロデキストリンが、シクロデキストリン１分子あたり６つまたは７つのスルホ−ｎ−ブチルエーテル基を有するβ−シクロデキストリンのスルホ−ｎ−ブチルエーテル誘導体である、請求項５に記載の医薬組成物。
前記シクロデキストリンが、ＣＡＰＴＩＳＯＬ（登録商標）である、請求項５または請求項６に記載の医薬組成物。
前記組成物中に存在する前記Ｎ−ヒドロキシスルホンアミド型ニトロキシル供与体と前記シクロデキストリンとの間のモル比が、約０．０２：１〜約２：１である、請求項５から７のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記Ｎ−ヒドロキシスルホンアミド型ニトロキシル供与体が、式（１）の化合物

である、請求項１から８のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記Ｎ−ヒドロキシスルホンアミド型ニトロキシル供与体が、式（２）の化合物

である、請求項１から８のいずれか一項に記載の医薬組成物。
（ｉ）実施例２において記載されている手順によってｐＨ７．４のヒト血漿中で測定すると１０分を超える半減期を有するＮ−ヒドロキシスルホンアミド型ニトロキシル供与体、および（ｉｉ）シクロデキストリンを含む医薬組成物。
前記シクロデキストリンが、シクロデキストリン１分子あたり６つまたは７つのスルホ−ｎ−ブチルエーテル基を有するβ−シクロデキストリンのスルホ−ｎ−ブチルエーテル誘導体である、請求項１１に記載の医薬組成物。
前記シクロデキストリンが、ＣＡＰＴＩＳＯＬ（登録商標）である、請求項１２に記載の医薬組成物。
前記組成物中に存在する前記Ｎ−ヒドロキシスルホンアミド型ニトロキシル供与体と前記シクロデキストリンとの間のモル比が、約０．０２：１〜約２：１である、請求項１１から１３のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記Ｎ−ヒドロキシスルホンアミド型ニトロキシル供与体が、式（１）の化合物

である、請求項１１から１４のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記Ｎ−ヒドロキシスルホンアミド型ニトロキシル供与体が、式（２）の化合物

である、請求項１１から１４のいずれか一項に記載の医薬組成物。
式（１）の化合物

、およびシクロデキストリンを含み、組成物中に存在する前記化合物と前記シクロデキストリンとの間のモル比が約０．０２：１〜約２：１である、混合物。
式（２）の化合物

、およびシクロデキストリンを含み、組成物中に存在する前記化合物と前記シクロデキストリンとの間のモル比が約０．０２：１〜約２：１である、混合物。
緩衝化剤をさらに含む、請求項１７または請求項１８に記載の混合物。
前記緩衝化剤が酢酸カリウムである、請求項１９に記載の混合物。
心血管疾患を処置するのに有用な医薬品を製造するための、請求項１から１６のいずれか一項に記載の医薬組成物の使用。
心不全を処置するのに有用な医薬品を製造するための、請求項１から１６のいずれか一項に記載の医薬組成物の使用。
急性非代償性心不全を処置するのに有用な医薬品を製造するための、請求項１から１６のいずれか一項に記載の医薬組成物の使用。
心不全の処置に使用するための、請求項１から１６のいずれか一項に記載の医薬組成物。
急性非代償性心不全の処置に使用するための、請求項１から１６のいずれか一項に記載の医薬組成物。