JP2016503344A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. ディーゼル機関からの排気ガスを処理するためのディーゼル酸化触媒であって、
   白金（Ｐｔ）成分、パラジウム（Ｐｄ）成分、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される白金族金属（ＰＧＭ）成分、
   アルカリ土類金属成分、
   ヘテロ原子成分を取り込んでいる改質アルミナを含む担体材料、及び
   基材
   を含み、
   前記白金族金属（ＰＧＭ）成分、前記アルカリ土類金属成分及び前記担体材料は、前記基材上に配され、且つ前記アルカリ土類金属成分の総量が１０−５００ｇ／ｆｔ^３である、ディーゼル酸化触媒。
2. ヘテロ原子成分を取り込んでいる前記改質アルミナが、シリカでドープされたアルミナであり、且つ任意選択的に、前記アルミナが、０．５−４５重量％の量のシリカでドープされている、請求項１に記載のディーゼル酸化触媒。
3. 前記アルカリ土類金属成分が、マグネシウム（Ｍｇ）、カルシウム（Ｃａ）、ストロンチウム（Ｓｒ）、バリウム（Ｂａ）又はそれらの２つ以上の組み合わせを含む、請求項１又は２に記載のディーゼル酸化触媒。
4. 前記アルカリ土類金属成分が前記担体材料上に担持される、請求項１から３の何れか一項に記載のディーゼル酸化触媒。
5. 少なくとも１つの白金族金属（ＰＧＭ）成分が前記担体材料上に担持される、請求項１から４の何れか一項に記載のディーゼル酸化触媒。
6. 前記酸化触媒が、第一ゾーン及び第二ゾーンを含み、第一ゾーンが第二ゾーンの上流にある、請求項１から５の何れか一項に記載のディーゼル酸化触媒。
7. 前記第一ゾーンが、白金（Ｐｔ）成分とパラジウム（Ｐｄ）成分の組み合わせからなる白金族金属（ＰＧＭ）成分を含み、且つ前記第二ゾーンが、パラジウム（Ｐｄ）成分と白金（Ｐｔ）成分の組み合わせからなる白金族金属（ＰＧＭ）成分を含み、前記第一ゾーン内の前記白金（Ｐｔ）成分と前記パラジウム（Ｐｄ）成分の質量比が、前記第二ゾーン内の前記白金（Ｐｔ）成分と前記パラジウム（Ｐｄ）成分の質量比とは異なる、請求項６に記載のディーゼル酸化触媒。
8. 前記第一ゾーンが、Ｐｄ成分、及びパラジウム（Ｐｄ）成分と白金（Ｐｔ）成分の組み合わせからなる群から選択される白金族金属（ＰＧＭ）成分を含み、前記第二ゾーンが、Ｐｔ成分からなる白金族金属（ＰＧＭ）成分を含む、請求項６に記載のディーゼル酸化触媒。
9. 前記第一ゾーンが、白金（Ｐｔ）成分、及びパラジウム（Ｐｄ）成分と白金（Ｐｔ）成分の組み合わせからなる群から選択される白金族金属（ＰＧＭ）成分を含み、且つ前記第二ゾーンが、パラジウム（Ｐｄ）成分からなる白金族（ＰＧＭ）成分を含む、請求項６に記載のディーゼル酸化触媒。
10. 前記第一ゾーンが、白金（Ｐｔ）成分及びパラジウム（Ｐｄ）成分からなる群から選択される白金族（ＰＧＭ）成分を含み、且つ前記第二ゾーンが、パラジウム（Ｐｄ）成分と白金（Ｐｔ）成分の組み合わせからなる白金族金属（ＰＧＭ）成分を含む、請求項６に記載のディーゼル酸化触媒。
11. 前記第一ゾーン及び／又は前記第二ゾーンが、それぞれ、アルカリ土類金属成分を含む、請求項６から１０の何れか一項に記載のディーゼル酸化触媒。
12. 前記第一ゾーンが、ヘテロ原子成分を取り込んでいる改質アルミナを含む前記担体材料を含む、請求項６から１１の何れか一項に記載のディーゼル酸化触媒。
13. 前記第一ゾーンが第２の担体材料を含む、請求項６から１２の何れか一項に記載のディーゼル酸化触媒。
14. 前記第二ゾーンが第２の担体材料を含む、請求項６から１３の何れか一項に記載のディーゼル酸化触媒。
15. 前記第二ゾーンが、ヘテロ原子成分を取り込んでいる改質アルミナを含む前記担体材料を含む、請求項６から１４の何れか一項に記載のディーゼル酸化触媒。
16. ロジウムを含まない、請求項１から１５の何れか一項に記載のディーゼル酸化触媒。
17. 請求項１から１６の何れか一項に記載のディーゼル酸化触媒及び少なくとも１つの排出物制御装置を含む、ディーゼル機関のための排気システム。
18. ディーゼル機関及び請求項１７に記載の排気システムを含む車両。