JP2016501945A - 粘着剤層を有する多層フィルム - Google Patents

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Abstract

多層フィルムは、第1および第2主面を有する基材フィルムと、基材フィルムの第1主面に設けられた粘着剤層とを含む。粘着剤層は、硬化性組成物を含む。多層フィルムは、基材フィルムの反対側で粘着剤層に設けられた離型層をさらに含む。離型層は、離型材料、および硬化性組成物を硬化する触媒を含む。【選択図】 図1

Description

本開示は、概して、粘着剤層を有する多層離型フィルム、およびかかる膜を作製するための方法に関する。
多層フィルムは、産業において利用の増加が見られる。例えば、フィルムは、保護カップリング、マスク、ラベル、一時的なセキュリティデバイス、またはこれらの任意の組み合わせとして用いられ得る。透明なフィルムは、ディスプレイデバイス、例えば、携帯電話、携帯ゲーム機器またはさらにテレビのディスプレイにおける保護カバーとして用いられている。フィルムはまた、部品における保護被覆としても用いられて、引っ掻き傷を低減し、色を保護する。
多くのかかるフィルムは、接着剤を用いて表面に接着される。特に、これらのフィルムは、粘着剤を含むことができる。しかし、多層フィルムにコーティングされた粘着剤において所望の粘性を達成することは、時間のかかるプロセスであり、また、高温を必要とする場合がある。
不適切な硬化は、多層フィルムの不十分な接着をもたらす可能性があり、または、特に、除去可能なフィルムにおいて望ましくない過剰な接着をもたらす可能性がある。多くの場合、触媒が粘着剤配合物に添加されて、硬化を制御する。しかし、過剰の触媒を粘着剤配合物に添加すると、ポットライフの大幅な低減および許容されない高い粘度をもたらす可能性がある。
このように、粘着剤を有する改良された多層フィルムが望ましい。
図1は、例示的な多層フィルムの図示を含む。 図2は、例示的な多層フィルムの図示を含む。 図3は、例示的な多層フィルムの図示を含む。 図4は、例示的な多層フィルムの図示を含む。 図5は、多層フィルムを形成するための例示的な方法の図示を含む。
特定の実施形態において、多層フィルムは、基材フィルムと、基材フィルムを覆う粘着剤層と、粘着剤層と接触する離型層またはコーティングとを含む。離型層またはコーティングは、離型材料と、粘着剤層の成分に活性を有する剤とを含む。基材は、ポリマーフィルムを含んでいてよく、ポリマーフィルムと粘着剤層との間、またはポリマーフィルムの粘着剤層とは反対側の表面のいずれかに設けられた帯電防止層を含んでいてよい。別の例において、ライナーフィルムは、剥離コーティング上に適用されて、使用終了時の粘着剤からの剥離コーティングの除去を容易にすることができる。特定の例において、多層フィルムは、ロールから分配されてよい。
別の例示的な実施形態において、多層フィルムを形成する方法であって、基材フィルムを分配することと、基材フィルムに粘着剤組成物をコーティングすることと、粘着剤組成物に剥離コーティングをコーティングすることとを含む。剥離コーティングは、離型材料と、粘着剤組成物の成分に活性である剤とを含む。場合により、ライナーフィルムは、離型コーティング上に適用されてよい。代替的には、剥離コーティングは、多層フィルムがロールに巻かれるときに剥離コーティングが粘着剤組成物に接触するように、基材フィルムの粘着剤層とは反対側の面に適用されてよい。さらなる例において、基材フィルムは、帯電防止層を含むことができる。代替的には、帯電防止層は、ポリマーフィルムの主面にコーティングされて硬化され得る。
図1は、例示的な多層フィルム100の図示を含む。例えば、多層フィルム100は、基材フィルム102と、粘着剤層104と、剥離コーティング108とを含む。剥離コーティング108は、粘着剤層104に接触している。粘着剤層104は、基材フィルム102の主面110と直接接触していてよく、または基材フィルム102と粘着剤層104との間に介在層が存在していてよい。図示のように、基材フィルム102の第2主面112は、多層フィルム100の外層を形成していてよい。
例において、基材フィルム102は、1つ以上のポリマー材料層を含む。例えば、ポリマー材料は、熱可塑性ポリマー材料であってよい。別の例において、ポリマー層は、熱硬化性材料であってよい。特定の例において、ポリマー層は、押出層である。押出層は、さらなるコーティングを含むことができる。例において、ポリマー材料として、ポリオレフィン、アセテートポリマー、アクリルポリマー、ポリアリールエーテルケトン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリエーテル、ポリアミド、ポリイミド、熱可塑性エラストマー、液晶ポリマー、フルオロポリマー、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。
例示的なポリオレフィンとして、ポリオレフィンホモポリマー、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリペンテン、もしくはポリメチルペンテン;ポリオレフィンコポリマー、例えば、エチレン−プロピレンコポリマー、エチレン−ブテンコポリマー、もしくはエチレン−オクテンコポリマー;またはこれらのブレンドもしくは組み合わせが挙げられる。例示的なポリエチレンとして、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、超低密度ポリエチレン、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。例示的なポリアミドとして、ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン11、ナイロン12、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。特定の酢酸ビニルとして、エチレン酢酸ビニル(EVA)が挙げられる。例示的なポリアリールエーテルケトンとして、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトンケトン、またはこれらの任意の組み合わせを挙げることができる。特定の例において、ポリアリールエーテルケトンとして、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)を挙げることができる。
例示的なフルオロポリマーとして、フッ化エチレンプロピレン(FEP)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ペルフルオロアルコキシ(PFA)、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、およびフッ化ビニリデン(THV)のターポリマー、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、エチレンテトラフルオロエチレンコポリマー(ETFE)、エチレンクロロトリフルオロエチレンコポリマー(ECTFE)、エチレン、ヘキサフルオロプロピレン、およびテトラフルオロエチレンのターポリマー、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。
アクリルポリマーとして、ポリアクリレート、ポリメチルメタクリレート、ポリメタクリレート、または任意の組み合わせを挙げることができ、例えば、耐衝撃性グレードまたは耐衝撃性改質アクリルであってよい。耐衝撃性改質アクリルポリマーは、アクリルモノマーからなるモノマーと有効量の好適なコモノマーまたはグラフト部位とのコポリマーを一般に含み、所望の弾性率および耐衝撃性を生ずる。アクリレートゴム、ポリアクリレートゴム、ポリアクリルエラストマーまたは「ACM」と称される場合があり、ポリアクリレートおよびポリメタクリレートの混合物、ポリアクリレートおよびエチレンメタクリレートコポリマー(「EMAC」)(例えば、Chevron Chemicals EMAC 2260)、またはポリアクリレートおよびエチレンアクリル酸ブチル(「EBAC」)に基づく組成物であるアクリルエラストマーが用いられ得る。代替的には、熱可塑性耐衝撃性改質アクリルポリマーは、透明なガラス性アクリルポリマー、例えば、エチレン、ならびにアクリル酸、メタクリル酸およびこれらの混合物から選択されるカルボン酸化合物のプラスチックコポリマーと、エラストマー成分とのブレンドであってよい。
例示的な熱可塑性エラストマーとして、ポリオレフィンおよびエラストマー性硬質ゴム(vulcanate)のブレンドを挙げることができる。例えば、熱可塑性エラストマーとして、ポリオレフィン、およびポリオレフィンに分散されたエラストマーを挙げることができる。例示的なエラストマーとして、ジエンエラストマーを挙げることができる。ジエンエラストマーは、ジエンモノマー、例えば、エチレンプロピレンジエンモノマー(EPDM)を含む架橋性コポリマー、ABS、またはこれらの任意の組み合わせである。さらなる例示的なエラストマーとして、熱可塑性オレフィン(TPO)として一般に公知の、オレフィンのエラストマー性ブレンドを挙げることができる。
さらなる例において、ポリマーは、ポリエステル、例えば、ポリエチレンテレフタレートである。別の例において、ポリエステルは、液晶ポリマーである。例示的な液晶ポリマーとして、芳香族ポリエステルポリマー、例えば、商品名XYDAR(登録商標)(Amoco)、VECTRA(登録商標)(Hoechst Celanese)、SUMIKOSUPER(商標)(Sumitomo Chemical)、EKONOL(商標)(Saint−Gobain)、DuPont HX(商標)またはDuPont ZENITE(商標)(E.I. DuPont de Nemours)、RODRUN(商標)(Unitika)、GRANLAR(商標)(Grandmont)で入手可能なもの、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。液晶ポリマーとして、拘束ミクロ層の結晶性が特に有利であり得るサーモトロピック(溶融加工性)液晶ポリマーが挙げられる。
図1に戻り、基材フィルム102は、0.5mil〜10milの範囲、例えば、0.5mil〜5.0milの範囲、1mil〜5.0milの範囲、またはさらには1mil〜3milの範囲の厚さを有することができる。
粘着剤層104は、硬化性粘着剤組成物から形成されていてよい。粘着剤は、結合度が、接着剤を表面に適用するのに用いられる圧力の量に影響される接着剤である。例えば、粘着剤組成物として、天然ゴム、スチレン性ブロックコポリマー、アクリレート、ポリウレタン、シリコーン、ポリジオルガノシロキサンポリウレアコポリマー、またはこれらの任意の組み合わせを挙げることができる。例示的なスチレン性ブロックコポリマーとして、スチレンブタジエンコポリマー(SBR)、スチレン/イソプレン/スチレンブロックコポリマー(SIS)、アクリロニトリル/スチレンブロックコポリマー、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。
アクリルポリマーは、モノマー、例えば、アルキル(メタ)アクリレート、アルキルアクリレート、またはアルキルメタクリレートから誘導され得る。アルキル(メタ)アクリレートの例として、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、s−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、イソアミル(メタ)アクリレート、ネオペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ウンデシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。特に、アクリルポリマーは、ポリメチル(メタ)アクリレートであってよい。
別の例において、アクリルポリマーは、少なくとも1種のアクリレートモノマーおよび少なくとも1種の重合性コモノマーから誘導されるコポリマーであってよい。例示的な重合性コモノマーとして、アクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミド、ビニルエステル、ビニルエーテル、ビニルアミド、ビニルケトン、スチレン、ハロゲン含有モノマー、イオン性モノマー、酸含有モノマー、塩基含有モノマー、反応性ケイ素含有基および重合性不飽和基の両方を有するモノマー、オレフィン、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。さらなる例において、アクリルポリマー骨格は、ポリエーテル骨格、例えば、ポリ(エチレングリコール)(PEG)、ポリ(プロピレングリコール)(PPG)、およびポリ(テトラメチレングリコール)(PTMG)、またはこれらの任意の組み合わせを有するマクロマーによってグラフト化されていてよい。
別の例において、粘着剤層104は、ポリウレタンを含む。例えば、ポリウレタン粘着剤は、イソシアネートとポリオールとの反応によって形成され得る。イソシアネート成分として、メチレンジフェニルジイソシアネート(MDI)、トルエンジイソシアネート(TDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、またはこれらの任意の組み合わせを挙げることができる。例において、イソシアネートとして、メチレンジフェニルジイソシアネート(MDI)またはトルエンジイソシアネート(TDI)を挙げることができる。特に、イソシアネートとして、メチレンジフェニルジイソシアネート(MDI)またはその誘導体が挙げられる。
例において、ポリオールは、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、これらの変性もしくはグラフト化誘導体、またはこれらの任意の組み合わせであってよい。好適なポリエーテルポリオールは、アルキレンオキシドの複金属シアン化物触媒作用によるポリ挿入によって、触媒としての水酸化アルカリもしくはアルカリアルコラートの存在下、2〜6個、好ましくは2〜4個の反応性水素原子を結合形態で含有する少なくとも1種の開始剤分子の添加によるアルキレンオキシドのアニオン重合によって、または、ルイス酸、例えば、五塩化アンチモンもしくはフッ化ホウ素エーテラートの存在下、アルキレンオキシドのカチオン重合によって生成され得る。好適なアルキレンオキシドは、アルキレンラジカルにおいて2〜4個の炭素原子を含有することができる。例として、テトラヒドロフラン、1,2−プロピレンオキシド、1,2−または2,3−ブチレンオキシド;エチレンオキシド、1,2−プロピレンオキシド、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。アルキレンオキシドは、個々に、連続して、または混合物として用いられ得る。開始剤分子の例として、水、または二価もしくは三価アルコール、例えば、エチレングリコール、1,2−プロパンジオールおよび1,3−プロパンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、エタン−1,4−ジオール、グリセロール、トリメチロールプロパン、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。
硬化性粘着剤組成物は、架橋剤、触媒、増粘付与樹脂、またはこれらの任意の組み合わせを含むことができる。
例示的な架橋剤として、多官能性エチレン性不飽和モノマーが挙げられる。かかるモノマーとして、例えば、ジビニル芳香族、ジビニルエーテル、多官能性マレイミド、多官能性アクリレートおよびメタクリレートなど、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。例示的なジビニル芳香族として、ジビニルベンゼンが挙げられる。例の多官能性(メタ)アクリレートとして、3または2個の(メタ)アクリレート基を含む化合物であるトリ(メタ)アクリレートまたはジ(メタ)アクリレートを挙げることができる。例示的なトリ(メタ)アクリレートとして、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロポキシル化トリメチロールプロパントリアクリレート、エトキシル化トリメチロールプロパントリアクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。例示的なジ(メタ)アクリレートとして、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、アルコキシル化1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、ジプロピレングリコールジアクリレート、シクロヘキサンジメタノールジ(メタ)アクリレート、アルコキシル化シクロヘキサンジメタノールジアクリレート、エトキシル化ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ウレタンジ(メタ)アクリレート、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。
別の例示的な架橋剤として、メタクリル酸アルキル、例えば、メチルメタクリレートと、反応性のアミノ、エポキシ、ヒドロキシおよびまたはカルボキシル基を付与するモノマーとのコポリマー、ならびに、スチレンと、エポキシド化されており末端ビニル基を含有するブタジエンもしくはイソプレンまたはその任意の組み合わせとの末端ビニル基エンドのブロック、テーパードまたはランダムコポリマーが挙げられる。
さらに例示的な架橋剤として、イソシアネート系架橋剤、例えば、脂肪族ポリイソシアネート、脂環式ポリイソシアネート、芳香族ポリイソシアネート、芳香族脂肪族ポリイソシアネート、ならびに、これらのダイマーおよびトリマーならびにこれらの反応生成物またはポリマーが挙げられる。イソシアネート系架橋剤の例として、トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネートのダイマー、トリメチロールプロパンとトリレンジイソシアネートとの反応生成物、トリメチロールプロパン(propnae)とヘキサメチレンジイソシアネートとの反応生成物、ポリエーテルポリイソシアネート、ポリエステルポリイソシアネート、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。別の架橋剤は、Si−H末端分子を含む。
架橋剤は、粘着剤の架橋を引き起こして適切な結合力を付与し、対象の基材に所望の最終接着特性を生じさせるのに十分な有効量で用いられる。架橋剤は、モノマーの全重量を基準にして0.01部〜20部、例えば、0.1〜10部の量で用いられ得る。例えば、イソシアネート系化合物の使用量は、ポリマー100重量部を基準にして約0.01〜20重量部、例えば、0.05〜15重量部である。
触媒として、有機金属触媒、アミン触媒、またはこれらの組み合わせを挙げることができる。有機金属触媒として、例えば、ジブチルスズジラウレート、カルボン酸リチウム、テトラブチルチタネート、カルボン酸ビスマス、またはこれらの任意の組み合わせを挙げることができる。別の例において、触媒として、白金−ビニルシロキサン、白金−オレフィン錯体、例えば、Pt−ジビニルテトラメチルジシロキサン、またはこれらの任意の組み合わせを挙げることができる。
例示的なチタン触媒として、有機官能性チタネート、シロキシチタネート、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。例示的な有機官能性チタネートとして、1,3−プロパンジオキシチタンビス(エチルアセトアセテート);1,3−プロパンジオキシチタンビス(アセチルアセトネート);ジイソプロポキシチタンビス(アセチルアセトネート);2,3−ジ−イソプロポキシ−ビス(エチルアセテート)チタン;チタンナフテネート;テトラプロピルチタネート;テトラブチルチタネート;テトラエチルヘキシルチタネート;テトラフェニルチタネート;テトラオクタデシルチタネート;テトラブトキシチタン;テトライソプロポキシチタン;エチルトリエタノールアミンチタネート;β−ジカルボニルチタン化合物、例えば、ビス(アセチルアセトニル)ジイソプロピルチタネート;またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。シロキシチタネートとして、テトラキス(トリメチルシロキシ)チタン、ビス(トリメチルシロキシ)ビス(イソプロポキシ)チタン、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。
例示的なスズ化合物として、ジブチルスズジラウレート;ジブチルスズジアセテート;ジブチルスズジメトキシド;カルボメトキシフェニルスズトリス−ウベレート;スズオクトエート;イソブチルスズトリセロエート;ジメチルスズジブチレート;ジメチルスズジネオデカノエート;トリエチルスズタートレート;ジブチルスズジベンゾエート;スズオレエート;スズナフテネート;ブチルスズトリ−2−エチルヘキソエート;スズブチレート;またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。別の例において、触媒として、ジルコニウム化合物、例えば、ジルコニウムオクトエートを挙げることができる。
アミン触媒として、第3級アミン、例えば、トリブチルアミン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、ペンタメチルジエチレントリアミンおよび高級同族体、1,4−ジアザビシクロ−[2,2,2]−オクタン、N−メチル−N’−ジメチルアミノエチルピペラジン、ビス(ジメチルアミノアルキル)ピペラジン、N,N−ジメチルベンジルアミン、N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N,N−ジエチルベンジルアミン、ビス(N,N−ジエチルアミノエチル)アジペート、N,N,N’,N’−テトラメチル−1,3−ブタンジアミン、N,N−ジメチル−β−フェニルエチルアミン、ビス(ジメチルアミノプロピル)ウレア、ビス(ジメチルアミノプロピル)アミン、1,2−ジメチルイミダゾール、2−メチルイミダゾール、単環式および二環式アミジン、ビス(ジアルキルアミノ)アルキルエーテル、例えば、ビス(ジメチルアミノエチル)エーテルなど、アミド基(例えば、ホルムアミド基)を有する第3級アミン、またはこれらの任意の組み合わせを挙げることができる。触媒成分の別の例として、第2級アミン、例えば、ジメチルアミン、またはアルデヒド、例えば、ホルムアルデヒド、またはケトン、例えば、アセトン、メチルエチルケトンもしくはシクロヘキサノン、またはフェノール、例えば、フェノール、ノニルフェノールもしくはビスフェノールを含めたマンニッヒ塩基が挙げられる。イソシアネート基に対して活性である水素原子を有する第3級アミンの形態の触媒として、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、これらとアルキレンオキシド、例えば、プロピレンオキシドもしくはエチレンオキシドとの反応生成物、または第2級−第3級アミン、あるいはこれらの任意の組み合わせを挙げることができる。炭素ケイ素結合を有するシラミン、例えば、2,2,4−トリメチル−2−シラモルホリン、1,3−ジエチルアミノメチルテトラメチルジシロキサン、またはこれらの任意の組み合わせを触媒として用いることもできる。
さらなる例において、アミン触媒は、ペンタメチルジエチレントリアミン、ジメチルアミノプロピルアミン、N,N’ジメチルピペラジンおよびジモルホリノエチルエーテル、N,N’ジメチルアミノエチルN−メチルピペラジン、JEFFCAT(登録商標)DM−70(N,N’ジメチルピペラジンとジモルホリノエチルエーテルとの混合物)、イミダゾール(imadozoles)、トリアジン、またはこれらの任意の組み合わせから選択される。
フリーラジカル重合のための触媒として、フリーラジカル開始剤、例えば、アゾタイプの開始剤、例えば、2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)を挙げることができる。他の開始剤として、ジアルキルパーオキシド、例えば、ジ−t−ブチルパーオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)−3−ヘキシン、ジクミルパーオキシド、t−ブチルクミルパーオキシドおよびα,60’−ビス(t−ブチルパーオキシ)イソプロピルベンゼン、ジアシルパーオキシド、例えば、ベンゾイルパーオキシド、p−クロロベンゾイルパーオキシド、m−クロロベンゾイルパーオキシド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキシド、ラウロイルパーオキシド、パーオキシエステル、例えば、t−ブチルパーベンゾエート、パーオキシジカーボネート、例えば、ジイソプロピルパーオキシジカーボネートおよびジ−2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネート、パーオキシケタール、例えば、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサンおよび1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、またはこれらの任意の組み合わせを含めたパーオキシド開始剤が挙げられる。パーオキシエステルとして、t−アミルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。残存モノマーを低減させる第2級開始剤として特に有用なパーオキシエステルは、t−アミルパーオキシピバレートである。
増粘剤は、接着剤組成物と組み合わされてよい。増粘剤は、ベースポリマーと実質的に相溶性であってよい。「実質的に相溶性」とは、増粘剤およびポリマーが組み合わされているとき、得られる組み合わせが、不透明とは対照的に、正視に対して乾燥フィルム形態で実質的に透明であることを意味する。例示的な増粘剤として、松の木の含油樹脂において天然に存在するロジン材料を含めたロジンおよびロジン誘導体、ならびにこれらの誘導体、例として、ロジンエステル、変性ロジン、例えば、分画、水素化、脱水素化、および重合ロジン、変性ロジンエステル、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。
別の例示的な増粘剤として、植物の精油および含油樹脂の大部分において存在する式C10H16の炭化水素であるテルペン樹脂、ならびにαピネン、βピネン、ジペンテン、リモネン、ミルセン(myrecene)、ボルニレン、カンフェンのようなフェノール変性テルペン樹脂、またはこれらの任意の組み合わせが挙げられる。例示的な増粘剤として、例えば、C9、C5の、ジシクロペンタジエン、クマロン、インデン、スチレン、置換スチレンおよびスチレン誘導体などをベースとした脂肪族炭化水素樹脂、芳香族炭化水素樹脂、またはこれらの任意の組み合わせを挙げることもできる。別の例示的な増粘剤として、液体パラフィン、例えば、アルキルナフテンが挙げられる。
増粘剤の量は、1つ以上の増粘剤の重量合計で0%〜60%の範囲、例えば、5%〜60%の範囲であってよい。
粘着剤組成物として、希釈剤、緩和剤、可塑剤、賦形剤、抗酸化剤、UV安定剤、抗刺激剤、乳白剤、充填剤、例えば、クレイおよびシリカ、顔料ならびにこれらの混合物、防腐剤、ならびに他の成分または添加剤を挙げることもできる。
図1に戻り、粘着剤層104は、0.1mil〜10milの範囲、例えば、0.25mil〜5.0milの範囲、0.25mil〜2milの範囲、またはさらには0.25mil〜1milの範囲の厚さを有することができる。
離型層またはコーティング108は、粘着剤組成物と非混和性の組成物を含むことができる。離型層またはコーティング108は、粘着剤層104と直接接触していてよい。特に、離型層またはコーティング108の少なくとも一部が、粘着層104から容易に分離され得る。例えば、離型層またはコーティング108として、離型材料、例えば、シリコーン系、フッ素系、長鎖アルキル系、脂肪酸アミド系、シリカ粉末材料、またはこれらの任意の組み合わせを挙げることができる。例としての離型材料は、シリコーン系離型材料、例えば、付加硬化性および縮合硬化性シリコーンである。このタイプの離型材料では、白金(Pt)またはロジウム(Rh)触媒が、離型剤用の硬化触媒として一般に用いられる。
代替的には、離型材料は、いくらかの粘度を維持するグリースまたは油から形成されていてよい。例えば、離型材料として、シリコーングリース、フルオロシリコーン油、フェニルシリコーン油、パラフィンワックス、またはこれらの任意の組み合わせを挙げることができる。
特定の例において、剥離コーティング108は、硬化性粘着剤組成物の硬化を容易にするのに活性な剤、例えば触媒を含む。例えば、該剤は、粘着剤組成物の少なくとも1種の成分の架橋を容易にすることができる。特に、剥離コーティング108は、剤、例えば、上記の触媒を、0.01重量%〜5.0重量%の範囲、例えば、0.1重量%〜2.5重量%の範囲、0.5重量%〜2.0重量%の範囲、またはさらには0.5重量%〜1.5重量%の範囲の量で含むことができる。
剥離コーティング108は、0.025mil〜10milの範囲、例えば、0.025mil〜5.0milの範囲、0.25mil〜2milの範囲、またはさらには0.25mil〜1milの範囲の厚さを有することができる。
図2に示す特定の実施形態において、多層フィルム200は、1を超える層を含む基材フィルム202を含む。例えば、ポリマー性基材202は、ポリマーフィルム204および帯電防止層206を含むことができる。粘着剤層208は、ポリマーフィルム204にコーティングされていてよく、剥離コーティング210は、粘着剤層208にコーティングされていてよい。場合により、ライナーフィルム212は、剥離コーティング210上に適用されていてよい。代替的には、剥離コーティング210は、ライナーフィルム212にコーティングされていてよく、合わされた層(210、212)は、剥離コーティング面(210)における粘着剤層208に接触している。
ポリマー層204は、基材フィルム102に関連して上記したポリマーから形成されていてよい。帯電防止コーティング206は、散逸ポリマー、例えば、ポリエーテルブロックアミド、アイオノマー、ポリイミド、ポリアミド、またはこれらの任意の組み合わせを含むことができる。
別の例において、帯電防止コーティング206は、充填ポリマーを含むことができる。該ポリマーとして、アクリレート、ポリオレフィン、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド、ポリイミド、ポリアリールエーテルケトン、またはこれらの任意の組み合わせを挙げることができる。例示的な充填剤として、導電性充填剤、例えば、金属粒子、導電性セラミック粒子、カーボンブラック、導電性ファイバ、カーボンナノチューブ、グラフェン、またはこれらの任意の組み合わせを挙げることができる。さらなる例において、帯電防止コーティングは、堆積金属層、例えば、スパッタリングまたは蒸着層を含むことができる。
特に、帯電防止コーティング206は、105〜1012Ω/sqの範囲の表面抵抗率を有することができる。例えば、帯電防止コーティングの表面抵抗率は、108〜1012Ω/sq、例えば、109〜1012Ω/sqの範囲であってよい。
粘着剤層208および剥離コーティング210は、上記材料から形成されていてよい。特に、剥離コーティング210は、粘着剤層208の少なくとも1種の成分を活性化させる剤、例えば触媒を含む。
場合により、ライナーフィルム212は、剥離コーティング210上に適用されていてよい。例において、ライナーフィルム212は、離型コーティングに接着するフィルムまたは紙を含む。例示的なポリマーフィルムは、ポリオレフィン、アセテート、アクリル、ポリアリールエーテルケトン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド、ポリイミド、熱可塑性エラストマー、スチレンポリマー、液晶ポリマー、フルオロポリマー、またはこれらの任意の組み合わせを含むことができる。例において、離型ライナー212として、セルロースアセテートフィルムが挙げられる。別の例において、ライナーフィルム212として、ポリオレフィンフィルムが挙げられる。さらなる例において、ライナーフィルム212として、ポリエステルフィルムが挙げられる。例において、ライナーフィルム212は、例えば、コロナ放電、プラズマ放電、イオン処理などによって離型コーティングへの接着を改良するように処理されてよい。ライナーフィルム212は、0.5mil〜5milの範囲、例えば、0.5mil〜3milの範囲、またはさらには1mil〜3milの範囲の厚さを有することができる。
図3に示す別の例示的な実施形態において、多層フィルム300は、基材フィルム302を含むことができる。例において、基材フィルム302は、ポリマーフィルム304および帯電防止層306を含む。例示的な多層フィルム300では、粘着剤308は、基材フィルム302の第1主面312に設けられてよいが、剥離コーティング310は、基材フィルム302の反対側の主面314に設けられてよい。多層フィルムが、後の分配のためにロールに巻かれるとき、剥離コーティング310は、粘着剤層308と接触して置かれて、粘着剤層308の硬化または架橋を容易にする。
多層ポリマー性基材は、剥離コーティング310と接触している基材フィルム302の主面上に帯電防止層306を有するとして示されているが、帯電防止コーティングおよび他の層が再配置されていてよい。例えば、図4に示す多層フィルムは、ポリマー層404が剥離コーティング410に接触していて、帯電防止層406が粘着剤層408に接触しているポリマー性基材402を含む。フィルム400が巻かれるとき、粘着剤層408における粘着剤組成物の少なくとも1種の成分に活性な剤を含む剥離コーティング410が粘着剤層408と接触して、結果として層408の粘着剤組成物の硬化および架橋をもたらす。
図5は、多層フィルムを形成するための例示的なプロセスの図示を含む。例えば、プロセス500は、基材フィルムが分配される基材フィルム502のロールを含む。基材フィルム502は、1つ以上のポリマーフィルム層を含むことができる。場合により、基材フィルムは、帯電防止層を含む。代替的には、帯電防止層は、コーティングステーション504においてコーティングとして分配されて硬化されてよい。帯電防止コーティング(図示せず)は、熱に応答して、化学線に応答して、ある他の硬化メカニズムによって室温で硬化するように設計されていてよい。例えば、帯電防止コーティングは、オーブン514において処理されてよい。
また、粘着剤組成物は、コーティングステーション506において基材フィルム502上にコーティングされてよい。粘着剤組成物は、上記開示の組成物から選択され得る。場合により、粘着剤組成物は、例えば、オーブン516においてベークまたは乾燥されてよい。代替的には、粘着剤組成物は、化学線によって処理されてよい。
また、剥離コーティングは、コーティングステーション508において粘着剤組成物上に適用されてよい。剥離コーティングは、506で分配される粘着剤組成物の少なくとも一成分に活性な剤を含む。例において、剥離コーティングは、堆積後に熱処理されない。代替的には、剥離コーティングは、化学線または熱処理によって硬化され得る。
代替的には、剥離コーティングは、基材フィルム502の、506で適用された粘着剤組成物に対して反対側の主面に適用されてよい。多層フィルムがロール510に巻かれるとき、508で適用された剥離コーティングは、粘着剤コーティングを有する多層フィルムの反対側の面に接触する。
コーティングステーション(504、506または508)が基材フィルム502上への分配としての図示である一方で、他のコーティング技術を用いてコーティング層を適用することができる。例えば、ロールコーティング、グラビアコーティング、ナイフコーティング、浸漬コーティング、スプレーコーティング、スロットダイコーティング、またはこれらの変形が挙げられる。
場合により、システム500は、508で分配された剥離コーティング上にライナーフィルムを分配するためのロール512を含む。多層フィルムは、後の使用のために保存されているロール510に巻かれる。このプロセスの変形が可能である。例えば、上記開示のように、剥離コーティングステーション508は、ロール512からライナーフィルム上に剥離コーティングを分配してよく、積層ステーションは、このサブ構造を基材フィルム/離型コーティングサブ構造に接合させることができる。
多層フィルムは、一旦形成されると、1000g/インチ以下の剥離強度、例えば、2g/インチ〜500g/インチの範囲、3g/インチ〜200g/インチの範囲、または4g/インチ〜100g/インチの剥離強度を有することができる。剥離強度は、ステンレス鋼板に対して180°の角度および12インチ/分の剥離速度で測定される。
さらに、硬化性能は、18時間における剥離強度を7日における剥離強度で除算した比として定義される硬化指数として測定されてよい。特に、多層フィルムは、2以下、例えば、1.5以下、またはさらには1.2以下の硬化指数を有することができる。
アクリル接着剤、イソシアネート架橋剤およびジブチルスズジラウレート触媒を含む接着剤混合体を調製する。該混合体を2mil厚のポリエチレンテレフタレート(PET)シートにキャストし、135℃のオーブンで1.5分間乾燥させる。粘着剤の最終厚さは0.55mil〜0.6milである。1セットのシートをスズ含有シリコーン−離型コーティングライナーで覆い;他のセットをスズ触媒不含のシリコーン−離型コーティングライナーで覆う。サンプルを室温で18時間、3日または7日間エージングする。特定の時間にわたってエージングした後、離型コーティングライナーを除去し、PSAを4.5lb labローラでPET基材に積層させる。20分置いた後、PSAの剥離接着を試験し、記録する。剥離試験パラメータは、180°および12インチ/分である。
以下の表1に示すように、18時間後、スズ含有シリコーン−離型コーティングライナーによるサンプルの剥離強度は、完全な硬化に達したが、スズ不含シリコーン−離型コーティングライナーによるサンプルの剥離強度は、依然として高い。3日間エージング後、スズ不含シリコーン−離型コーティングライナーによるPSAが完全な硬化に近づく。
Figure 2016501945
特に、離型層に触媒を添加することにより硬化時間が低減され得ることが発見された。硬化時間は粘着剤組成物に触媒を添加することにより加速され得るが、粘着剤組成物における触媒量の増加により、コーティングの際に低ポットライフおよび高粘度をもたらす。本発見がない限り、粘着剤組成物における少ない触媒によって硬化時間が長くなり、潜在的に不十分な硬化をもたらす。離型コーティングにおける触媒によって、粘着剤組成物における触媒量が低減または排除されて、コーティング後の少ない硬化時間を与えつつも、製造の際に長いポットライフを与えることができる。
詳細な説明全般または例における上記のアクティビティの全てが必要とされるわけではないこと、特定のアクティビティの一部が必要とされない場合があること、上記に加えて1つ以上のさらなるアクティビティが実施され得ることに注意されたい。また、さらに、アクティビティが列挙されている順序は、必ずしもこれらが実施される順序ではない。
上記明細書において、具体的な実施形態を参照して概念が記載されている。しかし、当業者は、以下の特許請求の範囲に記載されている発明の範囲から逸脱することなく、種々の改変および変更がなされ得ることを認識する。したがって、明細書および図は、制限的な意味よりもむしろ説明的であるとみなされるべきであり、全てのかかる改変が、発明の範囲内に含まれることが意図される。
用語「含む(comprises)」、「含む(comprising)」、「含む(includes)」、「含む(including)」、「有する(has)」、「有する(having)」またはこれらのあらゆる他の変形は、本明細書において用いられているとき、非排他的な包含をカバーすることが意図される。例えば、特徴の列挙を含むプロセス、方法、物品または装置は、これらの特徴のみに必ずしも限定されないが、明確に列挙されていないまたはかかるプロセス、方法、物品もしくは装置に固有の他の特徴を含んでいてよい。さらに、反対であることが明確に記述されていない限り、「または」は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を称する。例えば、条件AまたはBは、以下のいずれか1つによって満足される:Aが真(または存在)かつBが偽(または存在しない)、Aが偽(または存在しない)かつBが真(または存在)、ならびにAおよびBが真(または存在)。
また、「1つの(a)」または「1つの(an)」の使用は、本明細書に記載されている要素および構成成分を記載するのに使用される。これは、単に便宜上なされるものであり、本発明の範囲の一般的な意味を付与するためのものである。この記載は、1つまたは少なくとも1つを含むと読まれるべきであり、別のことを意味することが明らかでない限り、単数形は、複数形も含む。
課題に対しての利益、他の利点、および解決策を、具体的な実施形態に関して上に記載している。しかし、課題に対しての利益、利点、および解決策、ならびにあらゆる利益、利点または解決策を生じさせるまたはより明白にすることができるあらゆる特徴は、特許請求の範囲のいずれかまたは全ての厳密な、所要の、または必須の特徴として解釈されてはならない。
当業者は、明細書を読んだ後、明確のために本明細書にて別個の実施形態の文脈において記載されているある一定の特徴が、単一の実施形態において組み合わされて付与されてもよいことを認識するだろう。反対に、簡潔化のために単一の実施形態の文脈において記載されている種々の特徴が、別個にまたは任意のサブコンビネーションにおいて付与されてもよい。さらに、範囲で記述されている値への言及は、該範囲内の各値およびあらゆる値を含む。

Claims (31)

  1. 第1および第2主面を有する基材フィルムと;
    基材フィルムの第1主面に設けられ、硬化性組成物を含んでいる粘着剤層と;
    基材フィルムの反対側で粘着剤層に設けられていて、離型材料、および硬化性組成物を硬化する触媒を含む離型層と
    を含む多層フィルム。
  2. 離型材料が、シリコーン系、フッ素系、長鎖アルキル系、脂肪酸アミド系、シリカ粉末材料、またはこれらの任意の組み合わせである、請求項1に記載の多層フィルム。
  3. 硬化性組成物が、天然ゴム、スチレン性ブロックコポリマー、アクリレート、ポリウレタン、シリコーン、ポリジオルガノシロキサンポリウレアコポリマー、またはこれらの任意の組み合わせを含めたポリマーを含む、請求項1に記載の多層フィルム。
  4. 硬化性組成物が架橋剤を含む、請求項1に記載の多層フィルム。
  5. 触媒が、有機金属触媒、アミン触媒、またはこれらの組み合わせである、請求項1に記載の多層フィルム。
  6. 基材フィルムがポリマーフィルムを含む、請求項1に記載の多層フィルム。
  7. ポリマーフィルムが、ポリオレフィン、アセテートポリマー、アクリルポリマー、ポリアリールエーテルケトン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリイミド、熱可塑性エラストマー、液晶ポリマー、フルオロポリマー、またはこれらの任意の組み合わせである、請求項6に記載の多層フィルム。
  8. 基材フィルムが帯電防止層を含む、請求項1に記載の多層フィルム。
  9. 帯電防止層が散逸ポリマーを含む、請求項8に記載の多層フィルム。
  10. 帯電防止層が導電性充填剤を含む、請求項8に記載の多層フィルム。
  11. 帯電防止層が105〜1012Ω/sqの範囲の表面抵抗率を有する、請求項8に記載の多層フィルム。
  12. 粘着剤層と反対側で離型層に設けられたライナーフィルムをさらに含む、請求項1に記載の多層フィルム。
  13. ライナーフィルムが、ポリオレフィン、アセテート、アクリル、ポリアリールエーテルケトン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリイミド、熱可塑性エラストマー、スチレンポリマー、液晶ポリマー、フルオロポリマー、またはこれらの任意の組み合わせである、請求項12に記載の多層フィルム。
  14. ライナーフィルムが紙を含む、請求項12に記載の多層フィルム。
  15. 硬化性組成物が1000g/インチ以下の剥離強度を有する、請求項1に記載の多層フィルム。
  16. 剥離強度が2g/インチ〜500g/インチの範囲である、請求項15に記載の多層フィルム。
  17. 剥離強度が3g/インチ〜200g/インチの範囲である、請求項16に記載の多層フィルム。
  18. 剥離強度が4g/インチ〜100g/インチの範囲である、請求項17に記載の多層フィルム。
  19. 多層フィルムが2以下の硬化指数を有する、請求項1に記載の多層フィルム。
  20. 硬化指数が1.5以下である、請求項1に記載の多層フィルム。
  21. 硬化指数が1.2以下である、請求項1に記載の多層フィルム。
  22. 第1および第2主面を有する基材フィルムと;
    基材フィルムの第1主面に設けられ、ポリマーおよび架橋剤を含む硬化性組成物を含んでいる粘着剤層と;
    基材フィルムの反対側で粘着剤層に設けられていて、離型材料、および硬化性組成物を硬化する触媒を含む離型層と;
    離型コーティングにおけるライナーフィルムと
    を含む多層フィルム。
  23. 離型材料が、シリコーン系、フッ素系、長鎖アルキル系、脂肪酸アミド系、シリカ粉末材料、またはこれらの任意の組み合わせである、請求項22に記載の多層フィルム。
  24. ポリマーが、天然ゴム、スチレン性ブロックコポリマー、アクリレート、ポリウレタン、シリコーン、ポリジオルガノシロキサンポリウレアコポリマー、またはこれらの任意の組み合わせを含んでいる、請求項22に記載の多層フィルム。
  25. 触媒が、有機金属触媒、アミン触媒、またはこれらの組み合わせである、請求項22に記載の多層フィルム。
  26. ライナーフィルムが、ポリオレフィン、アセテート、アクリル、ポリアリールエーテルケトン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリエーテル、ポリアミド、ポリイミド、熱可塑性エラストマー、スチレンポリマー、液晶ポリマー、フルオロポリマー、またはこれらの任意の組み合わせである、請求項22に記載の多層フィルム。
  27. 硬化性組成物が、1000g/インチ以下の剥離強度を有する、請求項22に記載の多層フィルム。
  28. 多層フィルムが、2以下の硬化指数を有する、請求項22に記載の多層フィルム。
  29. 多層フィルムを形成する方法であって:
    第1および第2主面を有する基材を分配することと;
    基材の第1主面を硬化性粘着剤組成物でコーティングすることと;
    剥離コーティングでコーティングして、硬化性粘着剤組成物に接触させることにおいて、離型コーティングが、離型材料、および前記硬化性組成物を硬化する触媒を含んでいる、前記接触させることと
    を含む方法。
  30. 離型コーティングにライナーフィルムを分配することをさらに含む、請求項29に記載の方法。
  31. 剥離コーティングによるコーティングが、剥離コーティングを、硬化性粘着剤組成物と反対側にある基材の第2主面にコーティングすることと、多層フィルムを巻いて剥離コーティングを硬化性粘着剤組成物に接触させることとを含む、請求項29に記載の方法。

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