JP2016225493A - パワーモジュール - Google Patents

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Koji Yamaguchi
浩二 山口
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Abstract

【課題】並列接続された複数の半導体素子への電流分配を均一化することができるパワーモジュールの提供。
【解決手段】パワーモジュール1において、直列接続回路4は、複数の第1半導体素子2が列を成す列方向に平行に延びる一対の第1配線層11A,11Bを備えて複数の第1半導体素子2を並列接続する第1並列接続回路10と、複数の第2半導体素子3が列を成す列方向に平行に延びる一対の第2配線層21A,21Bを備えて複数の第2半導体素子3を並列接続する第2並列接続回路20と、を含み、第1配線層11Aの一端部11aに電源端子5Pが接続され、第1配線層11Bの他端部11bに第2配線層21Aの一端部21aが接続され、第2配線層21Bの他端部21bに電源端子5Nが接続される、という構成を採用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パワーモジュールに関するものである。
パワーモジュールは、半導体素子(スイッチング素子)を備え、半導体素子のスイッチング動作により、直流電力と交流電力とを相互に変換する。パワーモジュールとして、例えば、下記特許文献1に記載されたパワーモジュールが知られている。このパワーモジュールは、第1半導体素子(上アーム用IGBT)と、第2半導体素子(下アーム用IGBT)と、第1半導体素子と第2半導体素子を直列接続する直列接続回路と、直列接続回路の両端に接続された一対の電源端子と、直列接続回路の第1半導体素子と半導体素子との接続点に接続される出力端子と、を有する2in1モジュールである。
国際公開第2010/050594号
ところで、パワーモジュールを大容量化する場合、複数の第1半導体素子を並列接続し、また、複数の第2半導体素子を並列接続する。従来、並列接続された第1半導体素子と、並列接続された第2半導体素子とを直列接続する配線のレイアウトは、パワーモジュールのサイズが最小になるように設計されていた。このため、並列接続された第1半導体素子乃至第2半導体素子に流れる電流経路が不均等になり、電流経路が短い半導体素子に大きな電流が流れることがあった。半導体素子に大きな電流が流れると、その大きな電流が流れた半導体素子が発熱し、他の半導体素子よりも寿命が短くなってしまうという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、並列接続された複数の半導体素子への電流分配を均一化することができるパワーモジュールの提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、第1半導体素子と、第2半導体素子と、前記第1半導体素子と前記第2半導体素子を直列接続する直列接続回路と、前記直列接続回路の両端に接続された一対の電源端子と、前記直列接続回路の前記第1半導体素子と前記第2半導体素子との接続点に接続される出力端子と、を有するパワーモジュールであって、前記第1半導体素子と前記第2半導体素子とを、それぞれ複数有し、前記直列接続回路は、複数の前記第1半導体素子が列を成す列方向に平行に延びる一対の第1配線層を備えて、該一対の第1配線層の間に複数の前記第1半導体素子を並列接続する第1並列接続回路と、複数の前記第2半導体素子が列を成す列方向に平行に延びる一対の第2配線層を備えて、該一対の第2配線層の間に複数の前記第2半導体素子を並列接続する第2並列接続回路と、を含み、前記一対の第1配線層の一方の一端部に、前記一対の電源端子の一方が接続され、前記一対の第1配線層の他方の他端部に、前記一対の第2配線層の一方の一端部が接続され、前記一対の第2配線層の他方の他端部に、前記一対の電源端子の他方が接続される、という構成を採用する。
また、本発明においては、前記一対の第1配線層の一方の上に、複数の前記第1半導体素子が配置され、前記一対の第2配線層の一方の上に、複数の前記第2半導体素子が配置され、前記一対の第1配線層の一方と前記一対の第2配線層の一方との間に、前記一対の第1配線層の他方と前記一対の第2配線層の他方とが対向して配置される、という構成を採用する。
また、本発明においては、前記一対の第1配線層の他方と前記一対の第2配線層の他方に流れる電流の向きは、互いに逆方向である、という構成を採用する。
本発明によれば、並列接続された第1半導体素子と、並列接続された第2半導体素子とを流れる電流経路を、全て同じ距離にすることができる。
したがって、本発明では、並列接続された複数の半導体素子への電流分配を均一化することができるパワーモジュールが得られる。
本発明の実施形態におけるパワーモジュールの配線レイアウトを示す平面図である。 本発明の実施形態におけるパワーモジュールの回路図である。 本発明の実施形態におけるパワーモジュールの作用を説明するための図である。 本発明の一変形例を示すパワーモジュールの回路図である。 本発明の一変形例を示すパワーモジュールの回路図である。 本発明の一変形例を示すパワーモジュールの回路図である。 本発明の一変形例を示すパワーモジュールの回路図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるパワーモジュール1の配線レイアウトを示す平面図である。図2は、本発明の実施形態におけるパワーモジュール1の回路図である。
本実施形態のパワーモジュール1は、2in1モジュールである。このパワーモジュール1は、図1及び図2に示すように、第1半導体素子2(第1スイッチング素子)と、第2半導体素子3(第2スイッチング素子)と、直列接続回路4と、一対の電源端子5P,5Nと、出力端子6Oと、コンデンサ7と、駆動回路8と、を有する。
第1半導体素子2及び第2半導体素子3は、図2(a)に示すように、スイッチング素子と、還流ダイオードと、を有するMOSFETからなる。第1半導体素子2は、ゲート端子2Gに入力された駆動信号に応じてオン・オフ駆動する。また、第2半導体素子3は、ゲート端子3Gに入力された駆動信号に応じてオン・オフ駆動する。第1半導体素子2と第2半導体素子3は、それぞれ複数設けられている。
直列接続回路4は、第1半導体素子2と第2半導体素子3を直列接続する。具体的に、直列接続回路4は、第1半導体素子2のドレイン端子2Dと、正極側の電源端子5Pとを接続する。また、直列接続回路4は、第1半導体素子2のソース端子2Sと、第2半導体素子3のドレイン端子3Dとを接続する。また、直列接続回路4は、第2半導体素子3のソース端子3Sと、負極側の電源端子5Nとを接続する。
一対の電源端子5P,5Nは、直列接続回路4の両端に接続される。電源端子5Pは、例えば、直流電源の正極側に接続される。電源端子5Nは、例えば、直流電源の負極側に接続される。
出力端子6Oは、第1半導体素子2と第2半導体素子3との接続点に接続される。
コンデンサ7は、直列接続回路4と並列に、一対の電源端子5P,5N間に接続される。コンデンサ7は、第1半導体素子2及び第2半導体素子3のスイッチング動作により発生するスイッチングノイズを吸収する。
駆動回路8は、図1に示すように、複数の第1半導体素子2を駆動させる第1駆動回路8Aと、複数の第2半導体素子3を駆動させる第2駆動回路8Bと、を有する。第1駆動回路8Aは、不図示の制御装置から制御信号を受けて、複数の第1半導体素子2を駆動させる駆動信号を生成する。第1駆動回路8Aは、複数の第1半導体素子2に駆動信号を供給する一対の信号端子9G,9Sを有する。
信号端子9Gは、図2(b)に示すように、複数の第1半導体素子2のゲート端子2Gに接続される。信号端子9Gは、第1半導体素子2を駆動するための駆動信号(ゲート電流)を、複数の第1半導体素子2のゲート端子2Gに供給する。信号端子9Sは、複数の第1半導体素子2のソース端子2Sに接続される。信号端子9Sは、複数の第1半導体素子2のゲート端子2Gに供給された駆動信号が第1駆動回路8Aに戻るためのセンス端子である。なお、第2駆動回路8Bも第1駆動回路8Aと同様の構成となっている。
図1に示すように、直列接続回路4は、複数の第1半導体素子2を並列接続する第1並列接続回路10と、複数の第2半導体素子3を接続する第2並列接続回路20と、を含む。第1並列接続回路10は、複数の第1半導体素子2が列を成す列方向(図1において紙面左右方向)に平行に延びる一対の第1配線層11A,11Bを有する。一対の第1配線層11A,11Bの間に、複数の第1半導体素子2が並列接続される。
本実施形態では、列方向に延びる一対の第1配線層11A,11Bの一端部11aから他端部11bとの間に、8個の第1半導体素子2が一定の配列ピッチで並列接続される。第1配線層11A(一対の第1配線層の一方)の上に、複数の第1半導体素子2が配置される。複数の第1半導体素子2の裏面に設けられたドレイン端子2Dは、はんだを介して第1配線層11Aに接続されている。第1配線層11Aの一端部11aには、電源端子5Pが接続されている。
複数の第1半導体素子2の表面に設けられたソース端子2Sは、アルミワイヤ等からなる接続配線12を介して第1配線層11B(一対の第1配線層の他方)に接続されている。具体的に、列方向に延びる第1配線層11Bの一端部11aから他端部11bとの間において、接続配線12は、第1配線層Bと複数の第1半導体素子2とを、複数の第1半導体素子2の配列ピッチに応じたピッチで接続する。第1配線層11Bと複数の第1半導体素子2とを接続する複数の接続配線12は、複数の第1半導体素子2が列を成す列方向と直交する直交方向(図1において紙面上下方向)に平行に延びる。
第2並列接続回路20は、複数の第2半導体素子3が列を成す列方向(図1において紙面左右方向)に平行に延びる一対の第2配線層21A,21Bを有する。一対の第2配線層21A,21Bの間に、複数の第2半導体素子3が並列接続される。本実施形態では、列方向に延びる一対の第2配線層21A,21Bの一端部21aから他端部21bとの間に、8個の第2半導体素子3が一定の配列ピッチで並列接続される。
第2配線層21A(一対の第2配線層の一方)の上に、複数の第2半導体素子3が配置される。複数の第2半導体素子3の裏面に設けられたドレイン端子3Dは、はんだを介して第2配線層21Aに接続されている。第2配線層21Aの一端部21aは、第1配線層11Bの他端部11bと接続されている。複数の第2半導体素子3の表面に設けられたソース端子3Sは、アルミワイヤ等からなる接続配線22を介して第2配線層21B(一対の第1配線層の他方)に接続されている。
具体的に、列方向に延びる第2配線層21Bの一端部21aから他端部21bとの間において、接続配線22は、第2配線層21Bと複数の第2半導体素子3とを、複数の第2半導体素子3の配列ピッチに応じたピッチで接続する。第2配線層21Bと複数の第2半導体素子3とを接続する複数の接続配線22は、複数の第2半導体素子3が列を成す列方向と直交する直交方向(図1において紙面上下方向)に平行に延びる。第2配線層21Bの他端部21bには、電源端子5Nが接続されている。
図1に示すように、第1配線層11Aと第2配線層21Aとの間に、第1配線層11Bと第2配線層21Bが対向して配置される。また、第1配線層11Bと第2配線層21Aは、コの字状に接続されている。上記構成の直列接続回路4は、第1駆動回路8A及び第2駆動回路8Bとの間に配置される。すなわち、第1駆動回路8A及び第2駆動回路8Bが最も外側に配置され、その内側に第1半導体素子2及び第2半導体素子3が載った第1配線層11A及び第2配線層21Aが配置され、その内側に接続配線12及び22が接続された第1配線層11B及び第2配線層21Bが配置される。
第1駆動回路8Aは、一対の配線層31A,31Bと、複数の第1接続配線32と、複数の第2接続配線33と、を有する。なお、第2駆動回路8Bも第1駆動回路8Aと同様の構成となっている。
一対の配線層31A,31Bは、複数の第1半導体素子2が列を成す列方向に平行に延びる。列方向に延びる一対の配線層31A,31Bの一端部31aから他端部31bとの間に、8個の第1半導体素子2が並列接続される。
複数の第1接続配線32は、配線層31A(一対の配線層の一方)と複数の第1半導体素子2とを、複数の第1半導体素子2の配列ピッチに応じたピッチで接続する。複数の第1接続配線32は、アルミワイヤ等からなり、複数の第1半導体素子2の表面に設けられたゲート端子2Gと配線層31Aとの間を接続する。複数の第1接続配線32は、複数の第1半導体素子2が列を成す列方向と直交する直交方向(図1において紙面上下方向)に平行に延びる。配線層31Aの一端部31aには、信号端子9Gが接続されている。
複数の第2接続配線33は、配線層31B(一対の配線層の他方)と複数の第1半導体素子2とを、複数の第1半導体素子2の配列ピッチに応じたピッチで接続する。複数の第2接続配線33は、アルミワイヤ等からなり、複数の第1半導体素子2の表面に設けられたソース端子2Sと配線層31Bとの間を接続する。複数の第2接続配線33は、複数の第2半導体素子3が列を成す列方向と直交する直交方向(図1において紙面上下方向)に平行に延びる。配線層31Bの他端部31bには、信号端子9Sが接続されている。
続いて、上記構成のパワーモジュール1の作用について、図3を参照して説明する。
図3は、本発明の実施形態におけるパワーモジュール1の作用を説明するための図である。図3(a)は、本実施形態のパワーモジュール1の電流経路を示す。図3(b)は、比較例として従来のパワーモジュール100の電流経路を示す。
図3(b)に示すように、従来のパワーモジュール100は、本実施形態の第1配線層11Bと第2配線層21Aが一体とされた配線層101を有する。この構成において、電源端子5Pから電源端子5Nへの電流経路は、図3(b)において実線矢印と点線矢印で示される。すなわち、従来の配線レイアウトでは、電源端子5Pから電源端子5Nに流れる電流は、実線矢印で示すように、電流経路が最も短い紙面左側に多く流れ、紙面右側に行くに従って少なくなる。このため、最も左側に配置された第1半導体素子2及び第2半導体素子3が、他のものよりも発熱し、寿命が短くなる。
一方、本実施形態の配線レイアウトによれば、図3(a)において実線矢印で示すように、並列接続された複数の第1半導体素子2と、並列接続された複数の第2半導体素子3とを流れる電流経路が、全て同じ距離となる。すなわち、一対の第1配線層11A,11Bにおいて、電流は、電源端子5Pが接続された第1配線層11Aの一端部11aから、第1配線層11Bの他端部11bに流れる。一対の第1配線層11A,11Bは、複数の第1半導体素子2が列を成す列方向に平行に延びており、複数の第1半導体素子2のいずれを通る電流経路も長さは同じとなる。
また、一対の第2配線層21A,21Bにおいて、電流は、第1配線層11Bの他端部11bと接続された第2配線層21Aの一端部21aから、電源端子5Nが接続された第2配線層21Bの他端部21bに流れる。一対の第2配線層21A,21Bは、複数の第2半導体素子3が列を成す列方向に平行に延びており、複数の第2半導体素子3のいずれを通る電流経路も長さは同じとなる。
このように、並列接続した複数の第1半導体素子2及び並列接続した複数の第2半導体素子3に流れる電流経路が均等になり、それぞれの分担電流を均一にすることができる。これにより、第1半導体素子2及び第2半導体素子3の特性を最大限活用することが可能となり、信頼性の向上、長寿命化が可能となる。
また、本実施形態では、図1に示すように、第1配線層11Aの上に、複数の第1半導体素子2が配置され、第2配線層21Aの上に、複数の第2半導体素子3が配置され、1配線層11Aと第2配線層21Aとの間に、第1配線層11Bと第2配線層21Bとが対向して配置される。この構成によれば、第1半導体素子2を搭載する第1配線層11A及び第2半導体素子3を搭載する第2配線層21Aを、パワーモジュール1の外側に配置することができる。このため、第1半導体素子2乃至第2半導体素子3への配線作業が容易になる。また、第1半導体素子2と第2半導体素子3との距離を取ることができ、ノイズを低減できる。
また、本実施形態では、図1に示すように、互いに対向する第1配線層11Bと第2配線層21Bに流れる電流の向きは、互いに逆方向である。このように、電流経路を対向させることによって、電流が発生する磁束を相殺させ、電流経路のインダクタンスを低減させることができる。
このように、上述の本実施形態によれば、第1半導体素子2と、第2半導体素子3と、第1半導体素子2と第2半導体素子3を直列接続する直列接続回路4と、直列接続回路4の両端に接続された一対の電源端子5P,5Nと、直列接続回路4の第1半導体素子2と第2半導体素子3との接続点に接続される出力端子6Oと、を有するパワーモジュール1であって、第1半導体素子2と第2半導体素子3とを、それぞれ複数有し、直列接続回路4は、複数の第1半導体素子2が列を成す列方向に平行に延びる一対の第1配線層11A,11Bを備えて、該一対の第1配線層11A,11Bの間に複数の第1半導体素子2を並列接続する第1並列接続回路10と、複数の第2半導体素子3が列を成す列方向に平行に延びる一対の第2配線層21A,21Bを備えて、該一対の第2配線層21A,21Bの間に複数の第2半導体素子3を並列接続する第2並列接続回路20と、を含み、一対の第1配線層11A,11Bの一方(第1配線層11A)の一端部11aに、一対の電源端子5P,5Nの一方(電源端子5P)が接続され、一対の第1配線層11A,11Bの他方(第1配線層11B)の他端部11bに、一対の第2配線層21A,21Bの一方(第2配線層21A)の一端部21aが接続され、一対の第2配線層21A,21Bの他方(第2配線層21B)の他端部21bに、一対の電源端子5P,5Nの他方(電源端子5N)が接続される、という構成を採用することによって、並列接続された複数の第1半導体素子2乃至複数の第2半導体素子3への電流分配を均一化することができるパワーモジュール1が得られる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、図4〜図7に示す変形例を採用し得る。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図4及び図5は、本発明の一変形例を示すパワーモジュール1A,1Bの回路図である。
図4に示すパワーモジュール1Aは、第1配線層11Bと第2配線層21Aとが、直線的に接続されており、その他の構成は上記実施形態と同様である。
図5に示すパワーモジュール1Bは、第1配線層11Bと第2配線層21Aとが、直線的に接続されると共に、第2配線層21Bが、第1配線層11Aと同じ側にあり、その他の構成は上記実施形態と同様である。
図4及び図5に示す構成であっても、並列接続された複数の第1半導体素子2乃至複数の第2半導体素子3への電流分配を均一化することができる。なお、図4及び図5のパワーモジュール1A,1Bは、長尺形状になるため、小型化したい場合は、上記実施形態を採用することが好ましい。
図6及び図7は、本発明の一変形例を示すパワーモジュール1C,1Dの回路図である。
図6に示すパワーモジュール1Cは、第1半導体素子2がダイオードからなり、その他の構成は上記実施形態と同様である。
図7に示すパワーモジュール1Dは、第2半導体素子3がダイオードからなり、その他の構成は上記実施形態と同様である。
図6及び図7に示すパワーモジュール1C,1Dは、スイッチトリラクタンスモータ駆動用モジュールである。図6及び図7に示すダイオードは、ショットキーダイオードであるが、例えば、pn接合ダイオードであってもよい。この構成によれば、並列接続された複数の第1半導体素子2乃至複数の第2半導体素子3への電流分配を均一化することができる。
なお、上記実施形態では、半導体素子としてMOSFETを採用したが、IGBTを採用してもよい。
1 パワーモジュール
2 第1半導体素子(スイッチング素子、第1スイッチング素子)
3 第2半導体素子(スイッチング素子、第2スイッチング素子)
4 直列接続回路
5N,5P 一対の電源端子
6O 出力端子
8 駆動回路
8A 第1駆動回路
8B 第2駆動回路
9G,9S 一対の信号端子
10 第1並列接続回路
11A,11B 一対の第1配線層
11a 一端部
11b 他端部
20 第2並列接続回路
21A,21B 一対の第2配線層
21a 一端部
21b 他端部
31A,31B 一対の配線層
31a 一端部
31b 他端部
32 第1接続配線
33 第2接続配線

Claims (3)

  1. 第1半導体素子と、第2半導体素子と、前記第1半導体素子と前記第2半導体素子を直列接続する直列接続回路と、前記直列接続回路の両端に接続された一対の電源端子と、前記直列接続回路の前記第1半導体素子と前記第2半導体素子との接続点に接続される出力端子と、を有するパワーモジュールであって、
    前記第1半導体素子と前記第2半導体素子とを、それぞれ複数有し、
    前記直列接続回路は、
    複数の前記第1半導体素子が列を成す列方向に平行に延びる一対の第1配線層を備えて、該一対の第1配線層の間に複数の前記第1半導体素子を並列接続する第1並列接続回路と、
    複数の前記第2半導体素子が列を成す列方向に平行に延びる一対の第2配線層を備えて、該一対の第2配線層の間に複数の前記第2半導体素子を並列接続する第2並列接続回路と、を含み、
    前記一対の第1配線層の一方の一端部に、前記一対の電源端子の一方が接続され、
    前記一対の第1配線層の他方の他端部に、前記一対の第2配線層の一方の一端部が接続され、
    前記一対の第2配線層の他方の他端部に、前記一対の電源端子の他方が接続される、ことを特徴とするパワーモジュール。
  2. 前記一対の第1配線層の一方の上に、複数の前記第1半導体素子が配置され、
    前記一対の第2配線層の一方の上に、複数の前記第2半導体素子が配置され、
    前記一対の第1配線層の一方と前記一対の第2配線層の一方との間に、前記一対の第1配線層の他方と前記一対の第2配線層の他方とが対向して配置される、ことを特徴とする請求項1に記載のパワーモジュール。
  3. 前記一対の第1配線層の他方と前記一対の第2配線層の他方に流れる電流の向きは、互いに逆方向である、ことを特徴とする請求項2に記載のパワーモジュール。
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