JP2016225425A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易なフィールドプレート構造でMOSの耐圧を向上する。【解決手段】外周部に形成され、一方の端部をドレイン電位で接続し、他方の端部をソース電位で接続したポリシリコンで形成されたフィールドプレートを有し、フィールドプレートの構造が、前記ドレイン電位接続側から前記ソース電位接続側の区間において、交互に凹凸形状を繰り返す。この構造によってフィールドプレートの構造を複雑にしないで、低コストで耐圧の高い半導体装置が得られるという効果がある。【選択図】図3
Description
本発明は構造が簡易で、低コストで高耐圧化が図れる構造の半導体装置に関する。
パワーMOSFETに関してはスイッチング時間短縮と共に、高耐圧化が求められ、多様なフィールドプレート構造が採用されている。
しかしながらフィールドプレートによって高耐圧化を図ろうとすると、フィールドプレートを二段にするなど構造が複雑になり、高コスト化するという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決し、構造が簡易で低コストで耐圧向上が図れるMOSの構造を提案することを目的とする。
外周部に形成され、一方の端部をドレイン電位で接続し、一方の端部をソース電位で接続したポリシリコンで形成されたフィールドプレートを有し、
フィールドプレートは、前記ドレイン電位接続側から前記ソース電位接続側の区間において、凹凸が交互に繰り返す構造を有することを特徴とする半導体装置。
本発明によれば、フィールドプレートの構造を複雑にせず、素子の高耐圧化が図れる。
以下、本発明の実施の形態となる構造について説明する。
実施例1に係るMOSのフィールドプレート構造について説明する。図1、図2に示すように従来構造のフィールドプレート6は、絶縁膜上に平らな形で形成され、一端がドレイン電極、もう一端がソース電極と接続されている。フィールドプレートは、例えば厚さ0.2μmから20.5μmの厚みからなる高抵抗のポリシリコンで形成されている。高抵抗ポリシリコンの両エッジ部はデバイスのドレインとソースと同じ電位になっているため逆バイアスが印加された時、逆バイアス電圧が一様に高抵抗ポリシリコン層に分布する。そのため高抵抗ポリシリコン層下のリサーフ層の表面電位も均一に分布し、これによってリサーフ空乏層をより外側に伸ばすことができる。しかしこの構造では図2のように空乏層がP−リサーフ拡散層の角部で伸びにくくなり、この部分で耐圧が低くなるという問題があった。
本発明の構造を図3に示す。本発明の構造では、一方の端部をドレイン電位で接続し、他方の端部をソース電位で接続しポリシリコンで形成されたフィールドプレートを有し、フィールドプレートの構造が、前記ドレイン電位接続側と前記ソース電位接続側の区間において交互に凹凸形状を繰り返す構造を有している。このような構造にすることでフィールドプレート層の有効距離が長くなり、抵抗がより一層高くなるため、リーク電流が有効に抑えられる。
また、縦方向の高抵抗ポリデポ層の同士間に容量接合でつながっているため、P−リサーフ表面におけるポテンシャルの均一分布に寄与する。
本発明の構造を図3に示す。本発明の構造では、一方の端部をドレイン電位で接続し、他方の端部をソース電位で接続しポリシリコンで形成されたフィールドプレートを有し、フィールドプレートの構造が、前記ドレイン電位接続側と前記ソース電位接続側の区間において交互に凹凸形状を繰り返す構造を有している。このような構造にすることでフィールドプレート層の有効距離が長くなり、抵抗がより一層高くなるため、リーク電流が有効に抑えられる。
また、縦方向の高抵抗ポリデポ層の同士間に容量接合でつながっているため、P−リサーフ表面におけるポテンシャルの均一分布に寄与する。
1、ドレイン拡散層(N+)
2、N−層
3、P層(ベース)
4、P−層(リサーフ)
5、N+層
6、フィールドプレート
7、電極(フィールドプレートをドレイン電位に接続)
8、電極 (フィールドプレートをソース電位に接続)
9、絶縁膜
10、ソース拡散層(N+層)
11、トレンチゲート電極
12、ソース電極
2、N−層
3、P層(ベース)
4、P−層(リサーフ)
5、N+層
6、フィールドプレート
7、電極(フィールドプレートをドレイン電位に接続)
8、電極 (フィールドプレートをソース電位に接続)
9、絶縁膜
10、ソース拡散層(N+層)
11、トレンチゲート電極
12、ソース電極
Claims (2)
- 一方の端部をドレイン電位で接続し、他方の端部をソース電位で接続したポリシリコンで形成されたフィールドプレートを有し、フィールドプレートの構造が、前記ドレイン電位接続側から前記ソース電位接続側の区間で交互に凹凸形状を繰り返す形状であることを特徴とする半導体装置。
- フィールドプレートの構造が、前記ドレイン電位接続側から前記ソース電位接続側に向けて階段状に高くなる形状であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015109281A JP2016225425A (ja) | 2015-05-29 | 2015-05-29 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015109281A JP2016225425A (ja) | 2015-05-29 | 2015-05-29 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016225425A true JP2016225425A (ja) | 2016-12-28 |
Family
ID=57745916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015109281A Pending JP2016225425A (ja) | 2015-05-29 | 2015-05-29 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020150025A (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
CN112687543A (zh) * | 2020-12-09 | 2021-04-20 | 上海芯导电子科技股份有限公司 | 一种氮化镓器件的制备方法及终端结构 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61127184A (ja) * | 1984-11-21 | 1986-06-14 | エヌ・ベー・フイリツプス・フルーイランペンフヌアブリケン | 半導体装置 |
JP2012124474A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-28 | Denso Corp | 横型素子を有する半導体装置 |
-
2015
- 2015-05-29 JP JP2015109281A patent/JP2016225425A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10872958B2 (en) | 2019-03-11 | 2020-12-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device |
JP7241574B2 (ja) | 2019-03-11 | 2023-03-17 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
CN112687543A (zh) * | 2020-12-09 | 2021-04-20 | 上海芯导电子科技股份有限公司 | 一种氮化镓器件的制备方法及终端结构 |
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