JP2017050451A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易なフィールドプレート構造でMOSの耐圧を向上する。
【解決手段】一方の端部をドレイン電位で接続し、他方の端部をソース電位で接続したポリシリコンで形成されたフィールドプレートを有し、前記フィールドプレートの構造が、前記ドレイン電位接続側から前記ソース電位接続側の区間で交互にP型層、N型層を繰り返す構造を有する。また、P型フィールドプレートの幅をa, N型フィールドプレートの幅をbとした場合、0.95≦a/b≦1.05の関係にある。
【選択図】図4
【解決手段】一方の端部をドレイン電位で接続し、他方の端部をソース電位で接続したポリシリコンで形成されたフィールドプレートを有し、前記フィールドプレートの構造が、前記ドレイン電位接続側から前記ソース電位接続側の区間で交互にP型層、N型層を繰り返す構造を有する。また、P型フィールドプレートの幅をa, N型フィールドプレートの幅をbとした場合、0.95≦a/b≦1.05の関係にある。
【選択図】図4
Description
本発明は構造が簡易で、低コストで高耐圧化が図れる構造の半導体装置に関する。
パワーMOSFETに関してはスイッチング時間短縮と共に、高耐圧化が求められ、多様なフィールドプレート構造が採用されている。
しかしながらフィールドプレートによって高耐圧化を図ろうとすると、フィールドプレートを二段にするなど構造が複雑になり、高コスト化するという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決し、構造が簡易で低コストで耐圧向上が図れるMOSの構造を提案することを目的とする。
外周部に形成され、一方の端部をドレイン電位で接続し、他方の端部をソース電位で接続したポリシリコンで形成されたフィールドプレートを有し、
フィールドプレートは、前記ドレイン電位接続側から前記ソース電位接続側の区間において、P型拡散層とN型拡散層が交互に続く構造を有する。
本発明によれば、フィールドプレートの構造を二段にするなど複雑にせず、素子の高耐圧化が図れる
以下、本発明の実施の形態となる構造について説明する。
図1、図2に示すように従来構造のフィールドプレート14は、絶縁膜上に形成され、一端がドレイン電極、もう一端がソース電極と接続されている。フィールドプレートは、例えば厚さ0.2μmから20.5μmの厚みからなる高抵抗のポリシリコンで形成されている。高抵抗ポリシリコンの両エッジ部はデバイスのドレインとソースと同じ電位になっているため逆バイアスが印加された時、逆バイアス電圧が一様に高抵抗ポリシリコン層に分布する。そのため高抵抗ポリシリコン層下のリサーフ層の表面電位も均一に分布し、これによってリサーフ空乏層をより外側に伸ばすことができる。しかしこの構造では図2のように空乏層がP−リサーフ拡散層の角部で伸びにくくなり、この部分で耐圧が低くなるという問題があった。
本発明の構造を図3、図4に示す。本発明の構造では、一方の端部をドレイン電位で接続し、他方の端部をソース電位で接続したポリシリコンから形成されたフィールドプレートを有し、フィールドプレートの構造が、前記ドレイン電位接続側と前記ソース電位接続側の区間においてP型層とN型層が交互に繰り返す構造を有している。このような構造にすることでPN接合に逆バイアスが印加された場合、PN接合に空乏層が広がり、ポリシリコンに容量接合が形成されるので、P−層(リサーフ)の角部の空乏層の幅を一層広げることができ、耐圧を高くすることが可能になる。
図3および図4に示す本発明の構造においては、ドレイン電位で接続された前記フィールドプレート端部が前記P型層であり、前記ソース電位で接続された前記フィールドプレート端部が前記N型層なる。
また、P型フィールドプレート層とN型フィールドプレート層の幅は、できるだけ近い値のほうがポテンシャルを均一に保持でき、安定して空乏層を広げることができる。このためP型フィールドプレートの幅をa, N型フィールドプレートの幅をbとした場合、0.92≦a/b≦1.09の範囲、より好ましくは0.95≦a/b≦1.05の関係にあることが望ましい。
本発明の構造を図3、図4に示す。本発明の構造では、一方の端部をドレイン電位で接続し、他方の端部をソース電位で接続したポリシリコンから形成されたフィールドプレートを有し、フィールドプレートの構造が、前記ドレイン電位接続側と前記ソース電位接続側の区間においてP型層とN型層が交互に繰り返す構造を有している。このような構造にすることでPN接合に逆バイアスが印加された場合、PN接合に空乏層が広がり、ポリシリコンに容量接合が形成されるので、P−層(リサーフ)の角部の空乏層の幅を一層広げることができ、耐圧を高くすることが可能になる。
図3および図4に示す本発明の構造においては、ドレイン電位で接続された前記フィールドプレート端部が前記P型層であり、前記ソース電位で接続された前記フィールドプレート端部が前記N型層なる。
また、P型フィールドプレート層とN型フィールドプレート層の幅は、できるだけ近い値のほうがポテンシャルを均一に保持でき、安定して空乏層を広げることができる。このためP型フィールドプレートの幅をa, N型フィールドプレートの幅をbとした場合、0.92≦a/b≦1.09の範囲、より好ましくは0.95≦a/b≦1.05の関係にあることが望ましい。
1、ドレイン拡散層(N+)
2、N−層
3、P層(ベース)
4、P−層(リサーフ)
5N+層
6、フィールドプレート(P層)
7、電極(フィールドプレートをドレイン電位に接続)
8、電極 (フィールドプレートをソース電位に接続)
9、絶縁膜
10、ソース拡散層(N+層)
11、トレンチゲート電極
12、フィールドプレート(N層)
13、空乏層
14、フィールドプレート
15、ソース電極
2、N−層
3、P層(ベース)
4、P−層(リサーフ)
5N+層
6、フィールドプレート(P層)
7、電極(フィールドプレートをドレイン電位に接続)
8、電極 (フィールドプレートをソース電位に接続)
9、絶縁膜
10、ソース拡散層(N+層)
11、トレンチゲート電極
12、フィールドプレート(N層)
13、空乏層
14、フィールドプレート
15、ソース電極
Claims (2)
- 一方の端部をドレイン電位で接続し、他方の端部をソース電位で接続したポリシリコンで形成されたフィールドプレートを有し、前記フィールドプレートの構造が、前記ドレイン電位接続側から前記ソース電位接続側の区間で交互にP型層、N型層を繰り返す構造を特徴とする半導体装置。
- 前記P型フィールドプレートの幅をa, 前記N型フィールドプレートの幅をbとした場合、0.95≦a/b≦1.05の関係にあることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015173752A JP2017050451A (ja) | 2015-09-03 | 2015-09-03 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015173752A JP2017050451A (ja) | 2015-09-03 | 2015-09-03 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017050451A true JP2017050451A (ja) | 2017-03-09 |
Family
ID=58279600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015173752A Pending JP2017050451A (ja) | 2015-09-03 | 2015-09-03 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017050451A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6267871A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-27 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
JPH07326743A (ja) * | 1994-05-31 | 1995-12-12 | Fuji Electric Co Ltd | プレーナ型半導体素子 |
JP2000294803A (ja) * | 1998-11-05 | 2000-10-20 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体装置 |
JP2008085086A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Toyota Industries Corp | 半導体装置 |
WO2013046544A1 (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-04 | 株式会社デンソー | 半導体装置 |
-
2015
- 2015-09-03 JP JP2015173752A patent/JP2017050451A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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