JP2016224682A - ドロワ装置 - Google Patents

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亮 紅林
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Abstract

【課題】小型化を図りつつ操作性を向上させることができるドロワ装置を提供する。【解決手段】筐体9と、上方に開口し周囲を周壁で囲まれた収納空間4を有し、筐体9に対して出し入れされる引出し2と、収納空間4を仕切る仕切部材3とを備え、仕切部材3は、下端側を回動中心にして傾斜した傾斜姿勢から一端部分が周壁23に沿って回動することで起立した起立姿勢に姿勢変化し、一端部分に接触片32を有するものであり、周壁23が、起立姿勢における仕切部材3の接触部32に、係合または圧接する突起部231を有するものである。【選択図】図2

Description

本発明は、収納空間を有する引出しを備えたドロワ装置に関する。
従来、POSシステムやキャッシュレジスタ等にはドロワ装置が用いられる。このドロワ装置は、筐体と、この筐体に出し入れされる引出しとを備えたものである。引出しは、紙幣や硬貨等を収納する収納空間を有する。収納空間は、トレイや仕切板、仕切壁等の仕切部材によって大きくは、紙幣を収納する紙幣収納部と、硬貨を収納する硬貨収納部に仕切られている。そして、紙幣収納部と硬貨収納部それぞれも仕切部材によってさらに仕切られており、紙幣や硬貨を種類別に分けて収納できる収納区域が複数設けられている。ここで、紙幣収納部の収納区域は、紙幣の出し入れのし易さ等を考慮して紙幣が平置き状態で収納される形態が多い(例えば、特許文献1等参照)。
特許文献1記載のドロワ装置における紙幣収納部は、装置の前後方向(奥行き方向)に延在した仕切部材によって仕切られ、装置の左右方向(幅方向)に並んだ複数の収納区域が設けられている。この収納区域には、紙幣の長手方向を装置の前後方向に揃えた向きで紙幣が平置きされる。特許文献1記載のドロワ装置によれば、平置きされた紙幣の上方が開放されているため、紙幣の出し入れが容易になる。一方、収納区域それぞれは、その大きさが紙幣の外形よりも一回り大きくなるため、複数の収納区域によって構成される紙幣収納部には広い領域が必要になり、ドロワ装置が大型化しやすい。このため、ドロワ装置の小型化が要求される場合には、紙幣を傾斜した姿勢で収納区域に収納できる紙幣収納部を設け、これによって紙幣収納部が占める領域をコンパクトに抑えたドロワ装置が用いられる場合がある(例えば、特許文献2等参照)。
特許文献2に記載されたドロワ装置では、前方側に傾斜した傾斜姿勢の仕切部材を、所定の間隔をあけて装置の前後方向に並べて配置することで収納区域を形成し、紙幣の長辺の一方が斜め上方を向いた姿勢で紙幣を仕切部材に重ね合わすようにして収容する態様を採用している。こうすることで、特許文献1記載のドロワ装置に比べ、紙幣収納部が占める領域が小さくなり、その分ドロワ装置の小型化を図ることが可能になる。
特許文献2に記載されたドロワ装置では、傾斜姿勢の仕切部材どうしの間が収納区域になるため、傾斜姿勢の仕切部材どうしの間隔を広げれば、紙幣をたくさん収納することができる。そのため、仕切部材どうしの間隔を広くしておくことが考えられるが、仕切部材どうしの間隔を広くすればするほど、仕切部材を並べた方向(特許文献2では前後方向)の長さが長くなってしまう。そこで、下端側を回動中心にして回動可能な仕切部材によって紙幣収納部を仕切る態様が採用されることがある。この態様によれば、傾斜姿勢の仕切部材どうしの間隔を狭く抑えておきながら、仕切部材を回動させて起立姿勢にすることで収納区域を拡大することができる。
特開平11−175848号公報 実開平07−16285号公報
しかしながら、回動可能な仕切部材を用いる態様では、起立姿勢の仕切部材を片手で支えながら、もう一方の手で紙幣を出し入れしなければならない等、操作性の点で改良の余地がある。
本発明は上記事情に鑑み、小型化を図りつつ操作性を向上させたドロワ装置を提供することを目的とする。
上記目的を解決する本発明のドロワ装置は、
筐体と、
上方に開口し周囲を周壁で囲まれた収納空間を有し、前記筐体に対して出し入れされる引出しと、
前記収納空間を仕切る仕切部材とを備え、
前記仕切部材は、下端側を回動中心にして傾斜した傾斜姿勢から一端部分が前記周壁に沿って回動することで起立した起立姿勢に姿勢変化し、該一端部分に接触部を有するものであり、
前記周壁が、前記起立姿勢における前記仕切部材の前記接触部に、係合または圧接する被接触部を有するものであることを特徴とする。
ここで、前記仕切部材の回動方向は、前後方向であってもよいし左右方向であってもよく、何ら限定されない。また、前記仕切部材は、前後方向に複数並べられたものであってもよく、左右方向に複数並べられたものであってもよい。さらに、前記仕切部材は、他端部分も前記周壁に沿って回動するものであってもよく、該他端部分にも前記接触部が設けられていてもよい。また、前記被接触部は、前記仕切部材が、前記傾斜姿勢から前記起立姿勢まで回動する際に、前記接触部に圧接した後に該接触部と係合するものであってもよい。
本発明のドロワ装置によれば、前記傾斜姿勢における前記仕切部材に紙幣を重ね合わすように収容することができ、これによって紙幣をコンパクトに収納することができる。また、前記仕切部材を前記起立姿勢に姿勢変化させることで紙幣を出し入れするために必要な空間を生じさせることができる。これにより、傾斜姿勢の仕切部材どうしの間隔を狭く抑えておくことができ、ドロワ装置が小型化される。さらに、前記仕切部材を前記起立姿勢に姿勢変化させると前記接触部が前記被接触部に係合または圧接し、該仕切部材が該起立姿勢に保たれる。これにより、一方の手で前記仕切部材を前記起立姿勢に支える必要がなくなり、紙幣を出し入れする際の操作性が向上する。
また、前記傾斜姿勢は、傾斜角度が一つに定まる姿勢ではなく、所定の範囲(例えば、30度以上70度未満)内に収まる姿勢であればよい。また、前記起立姿勢は、90度まで起立した姿勢の他、70度程度しか起立していない姿勢であってもよいし、90度を超えて起立した姿勢であってもよい。すなわち、前記起立姿勢は、起立角度が一つに定まる姿勢ではなく、紙幣を出し入れするために必要な空間を生じさせることができる所定の範囲(例えば、70度以上105度未満)内に収まる姿勢であればよい。
また、本発明のドロワ装置において、前記接触部と前記被接触部のうちいずれか一方が、いずれか他方に圧接すると撓むスナップフィット構造を有するものであってもよい。
こうすることで、前記接触部と前記被接触部とが圧接または係合する際の負荷が安定し、また、該接触部と該被接触部の劣化を防止することができ好ましい。
さらに、本発明のドロワ装置において、前記仕切部材は、前記起立姿勢において上端から突出したガイド部が設けられたものであり、
前記筐体は、前記仕切部材が前記起立姿勢の状態で前記引出しが出し入れされると前記ガイド部が摺動する摺動領域を有するものであり、
前記摺動領域は、平坦な領域であることが好ましい。
前記ガイド部が摺動する前記摺動領域を平坦な領域とすることで、前記仕切部材と前記筐体との引っ掛かりを抑えて前記引出しを円滑に出し入れすることができる。
ここで、前記引出しは、前後方向に出し入れされるものであってもよいし、扉式に開閉するものであってもよい。
また、本発明のドロワ装置において、前記筐体が、前記引出しが出し入れされる開口を有するものであり、
前記摺動領域は、前記開口側に設けられた手前側部材と該手前側部材に隣接した奥側部材とを含む複数の部材で構成され、該手前側部材と該奥側部材との間に継ぎ目が存在したものであり、
前記奥側部材は、前記手前側部材よりも下方に配置されたものであり、
前記継ぎ目は、間隔が、前記ガイド部の厚みよりも狭いものであってもよい。
ここで、前記奥側部材が前記手前側部材よりも上方に配置されていると、該手前側部材に前記仕切部材が引っ掛かってしまう虞がある。そこで、前記奥側部材が、前記手前側部材よりも下方に配置された態様を採用することで、該手前側部材に前記仕切部材が引っ掛かってしまう虞を回避することができる。また、前記継ぎ目の間隔が前記ガイド部の厚みより広いと、該ガイド部が継ぎ目の間隔へ挟まってしまう虞がある。そこで、前記継ぎ目は、間隔が、前記ガイド部の厚みよりも狭いものとすることで、該ガイド部が該継ぎ目の間隔へ挟まってしまう虞を回避することができる。
さらに、本発明のドロワ装置において、前記筐体が、前記引出しが前後方向に出し入れされる前端開口と、該前端開口よりも後ろ側の天面に設けられ前後方向に延在した摺動領域とを有するものであり、
前記仕切部材は、前方側に傾斜した前記傾斜姿勢から後方側に向けて回動することで前記起立姿勢に姿勢変化し、該起立姿勢の状態で前記引出しが出し入れされると前記摺動領域を摺動する、上端から突出したガイド部が設けられたものであり、
前記摺動領域は、平坦な領域であることが好ましい。
ここで、前記摺動領域は、前記前端開口から後方に向かって延在したものであってもよいし、前記前端開口から後ろ側に間隔をあけて後方に向かって延在したものであってもよい。
前記仕切部材は、前方側に傾斜した前記傾斜姿勢から後方側に向けて回動することで前記起立姿勢に姿勢変化するものである。このため、前記仕切部材の傾斜角度が大きくなって前記仕切部材の上端部分が前記前端開口の上端部分より上方に位置していても、前記引出しを前記筐体に押し込めば該仕切部材は該前端開口の上端部分に押されて前方側に倒れることで該引出しを該筐体に収容することができる。また、前記仕切部材に前記ガイド部を設け前記天面に摺動する部分を該ガイド部に特定することで前記摺動領域が限定され、該摺動領域を平坦な領域にすることで、該仕切部材と前記筐体との引っ掛かりを抑えて前記引出しを円滑に出し入れすることができる。
ここで、前記筐体は、前記前端開口を画定する前端開口画定部材と、前記天面を形成する天面形成部材とを含むものであってもよく、天面形成部材は一又は複数の部材からなるものであってもよい。また、例えば、前記前端開口画定部材の後ろ側部分は前記手前側部材の一例に相当し、前記天面形成部材の前側部分は前記奥側部材の一例に相当してもよい。
また、前記ガイド部は、突出方向先端部分が曲面で形成されたものであってもよい。
こうすることで、前記ガイド部と前記摺動領域との摺動負荷を軽減することができる。
さらに、本発明のドロワ装置において、前記引出しが、前記筐体に対して前後方向に出し入れされるものであり、
前記仕切部材は、前後方向に複数並べられて設けられ、前方側に傾斜した前記傾斜姿勢から後方側に向けて回動することで前記起立姿勢に姿勢変化するものであり、
前記仕切部材のうち最も後ろ側に位置する仕切部材と前記周壁のうちの後端壁との間に収納された紙幣の下縁が持ち上がるように該紙幣がめくれ上がった場合の該下縁の軌跡上に位置する阻止部を備えたものであることが好ましい。
本発明のドロワ装置によれば、小型化を図りつつ操作性を向上させることができる。
(a)は、ドロワ装置を左斜め上方から見た斜視図であり、(b)は、(a)の平面図である。 図1(b)に示すドロワ装置のA−A断面図である。 (a)は、図1および図2に示す傾斜姿勢の仕切部材を紙幣収納部から取り出し、傾斜姿勢の状態で右斜め後方から見た斜視図である。(b)は、(a)に示す仕切部材における、左側に位置する接触片の上側部分とこの周囲の仕切部材本体の一部を拡大して示す拡大図である。 複数の仕切部材を回動させる様子を示す図である。 仕切部材の姿勢、および仕切部材が回動する状態を説明するための概念図である。 阻止部を備えていないドロワ装置の内部構造を示す図である。 阻止部を備えたドロワ装置の内部構造を示す図である。 図2に示すドロワ装置のB−B断面図である。 図3(a)に示す仕切部材の変形例を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。本発明の一実施形態であるドロワ装置は、POSシステム等のキャッシュドロワや、キャッシュレジスタに搭載されたキャッシュドロワ、あるいはプリンタと一体化されたキャッシュドロワ等に採用されるものである。本実施形態では、プリンタと一体化された態様を例に挙げて説明する。
図1(a)は、ドロワ装置1を左斜め上方から見た斜視図であり、同図(b)は、同図(a)の平面図である。図2は、図1(b)に示すドロワ装置1のA−A断面図である。
図1および図2に示すように、ドロワ装置1は、筐体9と、この筐体9に対し出し入れされる引出し2を備えている。図1(a)に示すように、筐体9の前側には、引出し2の出し入れ口となる前端開口9aが形成され、この前端開口9aの左側はプリンタカバー91で覆われている。プリンタカバー91の後側には不図示のプリンタが内蔵されている。図1および図2では、引出し2が筐体9から前方に引き出された状態を示しており、以下、前方に引き出された状態の引出し2の位置を引出し位置と称することがある。引出し2は、引出し位置から後方に押込まれると、引出し2のアーム部26(図2参照)が有する不図示のレール受けが筐体9のレール93(図2参照)に案内されながら後方に移動し、これによって引出し2は筐体9内に収容される。以下、引出し2が筐体9内に収容された位置を収容位置と称することがある。本実施形態では、引出し2は、筐体9に対して前後方向(筐体9の奥行き方向)に出し入れされるものであり、図1(a)では左斜め上方と右斜め下方とを結ぶ方向が前後方向になり、図1(b)および図2では、図の左右方向がドロワ装置1の前後方向に相当する。また、以下の説明では、ドロワ装置1を前方から見て右と左を使い分け、前後方向に直交する方向を左右方向(幅方向)と称することがある。
図1(a)に示すように、引出し2は、前側に配置された前壁21、後側に配置された後壁22、および左右両側それぞれに配置された一対の側壁23からなる周壁20を備え、上方に開口し周壁20によって囲まれた収納空間4を有している。一対の側壁23は、対向する一対の対向壁である。なお、収納空間4の底側は、底板24によって画定されている。図1および図2に示すように、収納空間4の前側には、硬貨用トレイ5が配置され、この硬貨用トレイ5によって収納空間4の前側の略半分に硬貨収納部42が設けられている。硬貨用トレイ5は、格子状に配置された仕切壁51を有しており、この仕切壁51によって仕切られることで収納区域が複数形成されている。これら複数の収納区域には、硬貨を種類別に収納することができる。収納空間4における、硬貨収納部42よりも後方の略半分には紙幣収納部41が形成されている。
図2に示すように、側壁23における紙幣収納部41側の部分には、前後方向に所定の間隔をあけて設けられた複数の突起部231が設けられている。図1(a)に円で囲んで拡大して示すように、これら複数の突起部231それぞれは、側壁23から突出した突起である。詳しくは後述するように、この突起部231は、仕切部材3の接触片32に圧接し、また仕切部材3の接触片32と係合する部分であり、被係合部に相当する。なお、本実施形態では図示していないが、他方(左側)の側壁23にも同様に突起部231が設けられている。また、図1(a)および図2に示すように、側壁23における紙幣収納部41側の部分には、複数の回動規制孔232が形成されている。これら回動規制孔232は、詳しくは後述するように、仕切部材3の規制片33が挿通される孔であり、一対の側壁23それぞれにおいて底板24に沿って前後方向に並べて形成されている。
紙幣収納部41には仕切部材3が設けられており、本実施形態では4つの仕切部材3が前後方向に4つ並べて設けられている。図1および図2では、前側に傾斜した傾斜姿勢の仕切部材3を示している。これら仕切部材3は、図2に示す、下端側に設けられた回動基部311を回動中心にして回動自在なものであり、図1および図2に示す傾斜姿勢から後方に向けて回動させることができる。以下、これら4つの仕切部材3を区別して説明する必要がある場合には、最も後側に配置された仕切部材3から最も前側に配置された仕切部材3にかけて順番に、第1仕切部材3a、第2仕切部材3b、第3仕切部材3c、第4仕切部材3dと称することがある。これら4つの仕切部材3によって、紙幣収納部41は複数の収納区域に仕切られている。具体的には、図2に示すように、後壁22と第1仕切部材3aとの間には第1収納区域41aが形成され、第1仕切部材3aと第2仕切部材3bとの間には第2収納区域41bが形成され、第2仕切部材3bと第3仕切部材3cとの間には第3収納区域41cが形成され、第3仕切部材3cと第4仕切部材3dとの間には第4収納区域41dが形成されている。これら複数の収納区域41a〜41dには、種類別に分けて紙幣を収納することができる。また、これら複数の収納区域41a〜41dには、傾斜姿勢における仕切部材3に紙幣を重ね合わすように収容することができ、これによって紙幣をコンパクトに収納することができる。ここで、図2に示すように、全ての仕切部材3が傾斜姿勢の状態では、第1収納区域41aが大きく開放されているため、この第1収納区域41aに紙幣を収納する、あるいは第1収納区域41aから紙幣を取り出す操作が容易になる。なお、第1収納区域41aには、紙幣に代えて、硬貨を棒状に包装した、いわゆる棒金を収納してもよい。
図1(a)に示すように、後壁22には、その左右方向両側それぞれに阻止部25が設けられている。図2に示すように、阻止部25は、下端側から上方に向けて前方に傾斜した傾斜壁251を有している。阻止部25の作用の詳細は後述する。
図3を用いて仕切部材3を詳細に説明する。図3(a)は、図1および図2に示す傾斜姿勢の仕切部材3を紙幣収納部41から取り出し、傾斜姿勢の状態で右斜め後方から見た斜視図である。この図3(a)では、左斜め上方と右斜め下方を結ぶ方向が、図1および図2における左右方向に相当する。また、左斜め下側が後側に相当し、右斜め上側が前側に相当する。
図3(a)に示すように、仕切部材3は、板状の仕切部材本体31、接触片32、規制片33を有している。仕切部材本体31は、図3(a)における下端側部分において、左右方向に延在した回動基部311を有し、図3(a)における上端側部分において、仕切部材3の左右方向に延在した一対の折曲縁部312を有している。前述したように、回動基部311は、引出し2の底板24上において仕切部材3の回動中心になる部分である。一対の折曲縁部312は、左右方向両端側部分にそれぞれ設けられ、一対の折曲縁部312の間には、一対のガイド部313と半円状に切欠かれた切欠部314が形成されている。切欠部314は、主として、収納区域に収納された複数の紙幣をまとめて掴んで取り出す場合を考慮して形成されている。
折曲縁部312とガイド部313は、仕切部材3が回動する際の回動端になる部分である。また、折曲縁部312は、仕切部材本体31に対して後側に向けて折曲した縁である。一対のガイド部313は、一対の折曲縁部312それぞれの切欠部314側に設けられている。図3(a)において円で囲んで拡大して示すように、ガイド部313は、左右方向に見て円弧状の曲面で形成された突出した部分であり、ガイド部313の前後方向の長さが、ガイド部313の厚みに相当する。
接触片32は、仕切部材本体31の左右方向両端部それぞれに設けられている。接触片32は、仕切部材本体31に沿って延在するものであり、その下側部分が仕切部材本体31と一体に形成され、その上側部分が仕切部材本体31と分離している。
図3(b)は、同図(a)に示す仕切部材3における、左側に位置する接触片32の上側部分とこの周囲の仕切部材本体31の一部を拡大して示す拡大図である。図3(b)では、図における左右方向と説明に用いる左右方向が一致している。
図3(b)に示すように、接触片32の上部側部分における仕切部材本体31とは反対側の面には、圧接面321が形成されている。この圧接面321は、詳しくは後述するように、側壁23に設けられた突起部231(図2等参照)に圧接する面である。すなわち、接触片32は、接触部に相当する。また、本実施形態では、仕切部材本体31は、接触片32の上部側部分と対向する部分が切り欠かれ、これによって、接触片32の上部側部分と仕切部材本体31との間に隙間Sが生じている。このため、突起部231が圧接面321に圧接すると、図3(b)において矢印で示すように、接触片32の上部側部分が仕切部材本体31に近づく方向に撓み、突起部231が圧接面321から離れると接触片32の上部側部分が元の形状に復帰する。すなわち、本実施形態の接触片32は、スナップフィット構造を有するものである。これにより、接触片32と突起部231とが圧接する際の負荷が安定し、接触片32と突起部231の劣化を防止することもできる。なお、本実施形態では、複数の仕切部材3のうち、第4仕切部材3dは、折曲縁部312を有していない等の点で、他の仕切部材3とは構造が異なるが、詳しい説明は省略する。
図3(a)に示すように、一対の接触片32それぞれの下部側部分には、左右方向外側に突出した規制片33が設けられている。この規制片33も、仕切部材本体31に沿って延在したものである。
図4は、複数の仕切部材3を回動させる様子を示す図である。図4では、図2に示す引出し2を取り出し、傾斜姿勢の仕切部材3を後側から順番に起立姿勢に回動させる様子を示している。また、紙幣収納部41の収納区域41a〜41dそれぞれに複数の紙幣を収納し、収納した紙幣を破線で示している。なお、図2に示す引出し2のアーム部26は省略している。
図4(a)は、図2に示す傾斜姿勢の第1仕切部材3aを、起立姿勢まで回動させた状態を示している。具体的な操作は、傾斜姿勢の第1仕切部材3aのガイド部313を指で後方に押していく。この操作により、第1仕切部材3aにおける接触片32が側壁23に沿って回動し、接触片32の圧接面321(図3(b)参照)が、最も後側に設けられた突起部231と圧接した後、接触片32が突起部231に係合することで第1仕切部材3aが起立姿勢に維持される。なお、第1仕切部材3aの接触片32は、傾斜姿勢から起立姿勢に回動する際に、後側から2番目に設けられた突起部231に接触しない長さに設定されている。図4(a)に示す状態では、第1仕切部材3aが起立姿勢に維持され、これにより第2収納区域41bが大きく開放されて紙幣を出し入れするために必要な空間が生じている。本実施形態では、接触片32が突起部231に係合した状態の仕切部材3の姿勢が起立姿勢の一例に相当する。
図4(b)は、前述した第1仕切部材3aと同様にして、第2仕切部材3bを傾斜姿勢から起立姿勢に回動させ、第3収納区域41cを大きく開放した状態を示している。また、図4(c)は、同様にして第3仕切部材3cを傾斜姿勢から起立姿勢に回動させ、第4収納区域41dを大きく開放した状態を示している。これらのように、所定の仕切部材3を回動させることで所望の収納区域を開放して紙幣を出し入れするために必要な空間を生じさせることができ、その際に一方の手で仕切部材3を支える必要はないため、操作性が向上する。
図5は、仕切部材3の姿勢、および仕切部材3が回動する状態を説明するための概念図である。図5では、仕切部材3、突起部231および回動規制孔232を概念的に示しており、仕切部材3については、接触片32を含む外形形状と規制片33を一点鎖線で示している。
図5(a)は、傾斜姿勢の仕切部材3を示している。本実施形態では、回動規制孔232に挿通された規制片33が、回動規制孔232を画定する前側縁部2321に当接することで回動が規制され、これにより傾斜姿勢が維持されている。傾斜姿勢の傾斜角度α1は、例えば45度程度に設定されているが、この傾斜角度は、所定の範囲(例えば、30度以上70度未満)内に収まればよい。また、回動規制孔232の形状の変更等によって、所定の範囲で傾斜角度α1を調整することもできる。
図5(b)は、仕切部材3を傾斜姿勢から回動させ、接触片32と突起部231が圧接している状態を示している。この状態では、仕切部材3は、その角度α2が70度〜75度程度まで起立している。このように、接触部としての接触片32が、非接触部としての突起部231に圧接する状態の仕切部材3の姿勢を起立姿勢としてもよい。
図5(c)は、図5(b)に示す姿勢から仕切部材3をさらに起立させ、接触片32と突起部231が係合している。図5(c)に示す仕切部材3の姿勢が起立姿勢の一例に相当し、本実施形態では、起立姿勢の仕切部材3は、角度α3が80度程度まで起立した姿勢に調整されている。
図5(d)は、仕切部材3を最も後方側に回動させた状態を示している。この状態では、回動規制孔232に挿通された規制片33が、回動規制孔232を画定する後側縁部2322に当接することで回動が規制され、仕切部材3の角度α4は、90度を超えて105度程度に調整されている。図4(a)に示すように、本実施形態では、第1仕切部材3aの後方に阻止部25が設けられているため、仕切部材3の角度が90度を越えるまで回動させることはできないが、阻止部25を省略し、あるいは第1仕切部材3aを取り外し、他の仕切部材3が90度を超えて回動するようにして使用することで、図5(d)に示す仕切部材3の姿勢を起立姿勢に採用してもよい。なお、図5(d)に示すように、仕切部材3を90度を超える姿勢まで回動させれば、接触片32と突起部231との係合や圧接等がなくてもその姿勢が維持される場合がある。しかしながら、収納区域に収納された紙幣に押されたり、あるいは引出し2のちょっとした動きによって仕切部材3が前側に倒れてしまう場合が多いため、仕切部材3を片手で支えることなく紙幣を出し入れするためには、仕切部材3の姿勢を維持する手段が必要になる。
次いで、阻止部25を備えていない態様と阻止部25を備えた態様とを対比して阻止部25の作用を説明する。図6は、阻止部25を備えていないドロワ装置1の内部構造を示す図であり、図7は、阻止部25を備えたドロワ装置1の内部構造を示す図である。図6および図7では、紙幣収納部41に収納された紙幣を破線で示し、さらに、第1収納区域41aにおいて最も上(最も後側)に重ねられた紙幣を太い破線で示して区別している。
収納区域に想定枚数以上の紙幣を収納したり、シワになった状態の紙幣が重なると、第1仕切部材3aのガイド部313等が引出し2の上端部よりも上方に突出し、また、特に第1収納区域41aに収納された紙幣が引出し2の上端部よりも上方に飛び出てしまう場合がある。この状態で引出し2を引出し位置から筐体9内に押し込むと、図6(a)に示すように、第1収納区域41aに収納された紙幣が、筐体9の天板92における上縁92aと第1仕切部材3aとの間に挟まれてしまう。
図6(b)に示すように、引出し2をさらに筐体9内に押し込んでいくと、仕切部材3は天板92の上縁92aに抑え込まれて前方に傾斜し、次いで天板92の下面を構成する天面部922に仕切部材3のガイド部313を摺動させながら引出し2が後方に移動する。天板92の上縁92aと第1仕切部材3aとの間に挟まれた紙幣は、今度は天面部922と第1仕切部材3aのガイド部313との間に挟まれる。この状態で引出し2を筐体9内に押し込んでいくと、紙幣は挟まれた部分が前方に引っ張られ、図6(b)の矢印で示すように、第1収納区域41aにおいて最も上に重ねられた紙幣がめくれ上がってしまう場合がある。なお、めくれ上がる紙幣は一枚に限らず、第1収納区域41aに収納された複数枚の紙幣が同時にめくれ上がる場合もある。
さらに、図6(c)に示すように、引出し2を収容位置まで押し込むと、めくれ上がった紙幣は天面部922に沿った姿勢に維持されてしまう。
次いで、図6(d)および同図(e)に示すように、引出し2を引き出すと、天面部922に沿った姿勢の紙幣は、第1収納区域41aに戻らず、天面部922と引出し2の後壁22との隙間から引出し2の後方に落下してしまう場合がある。
図7に示す、阻止部25を備えたドロワ装置1であっても、第1収納区域41aに収納された紙幣が引出し2の上端部よりも上方に飛び出ている状態で引出し2を筐体9内に押し込むと、図7(a)に示すように、第1収納区域41aに収納された紙幣が、天板92の上縁92aと第1仕切部材3aとの間に挟まれる。
この状態で、引出し2をさらに筐体9内に押し込んでいくと、図6に示すドロワ装置1と同様に、第1収納区域41aにおいて最も上に重ねられた紙幣がめくれ上がろうとするが、図7(b)に示すように、めくれ上がろうとする紙幣の下縁が阻止部25の傾斜壁251に干渉して、紙幣のめくれ上がりが阻止される。このため、図7(c)に示すように、引出し2を収容位置まで押し込んでも紙幣がめくれ上がることがなくなり、この結果、紙幣が引出し2の外に落下してしまう不具合を防ぐことができる。
この阻止部25は、第1収納区域41aに収納された紙幣の下縁が持ち上がるようにめくれ上がった場合の下縁の軌跡上に位置するものである。ここで、第1仕切部材3aに複数枚の紙幣が重ねられて収納された場合には、第1仕切部材3aに重ねた一枚目の紙幣がめくれ上がった場合の下縁の軌跡上に阻止部25を位置させるものとする。
前述したように、シワになった状態の紙幣を重ねて収納する等により仕切部材3が引出し2の上端部よりも上方に突出した状態では、引出し2を筐体9内に押し込むと仕切部材3のガイド部313が天面部922を摺動する。ここで、天面部922の高さ位置を高く設定すれば、仕切部材3のガイド部313が天面部922に接触しにくくなるが、少なくとも、仕切部材3が起立姿勢の状態で引出し2を出し入れすると仕切部材3のガイド部313が天面部922を摺動することになる。
図8は、図2に示すドロワ装置1のB−B断面図である。この図8では、図の右側に、引出し位置にある引出し2の、前壁21と、一対の側壁23と、仕切部材3の折曲縁部312およびガイド部313を示している。また、図8の左側には、天板92の天面部922と外装部921を示し、引出し2を出し入れすると仕切部材3のガイド部313が摺動する摺動領域Fをクロスハッチングで示している。この摺動領域Fは、引出し2が出し入れされる前端開口9aよりも後側において前後方向に延在した領域である。
図8に示すように、天面部922は、筐体9内を区画する壁部やLED基板を装着するための切欠孔9221等が設けられているが、摺動領域Fは、平坦な領域であり、これにより、引出し2を出し入れする際に仕切部材3のガイド部313を円滑に摺動させることができる。なお、本実施形態では、摺動領域Fを、その周囲の領域に対しても平坦に形成しているが、摺動領域Fの形状をガイド部313が入り込むレール状に形成してもよい。さらに、本実施形態では、図3(a)を用いて前述したように、ガイド部313が左右方向に見て円弧状の曲面で形成されているため、ガイド部313と摺動領域Fとの摺動負荷が軽減され、よりスムーズに引出し2を出し入れすることができる。
また、本実施形態の摺動領域Fは、前端開口9aから後側に間隔をあけて後方に向かって延在したものである。図2では、前端開口9aを画定する外装部921の前端部分と、天面部922の前端部分とを円で囲んで拡大して示している。外装部921は、前端開口画定部材の一例に相当し、天面部922は、天面形成部材の一例に相当する。図2において円で囲んで示すように、摺動領域Fと前端開口9aとは前後方向に間隔があけられている。ここで、仕切部材3のガイド部313が前端開口9aの上端部分より上方に位置している状態で引出し2を筐体9内に押し込むと、仕切部材3は、上縁92aや天面部922等に押されて前側に倒れる。このため、ガイド部313が接触する領域において後方に向かう途中に下方に突出する段差を有していても、仕切部材3は、この段差に追従して前側に倒れるため引出し2を筐体9に収容することができる。しかしながら、ガイド部313が接触する領域において前方に向かう途中に下方に突出する段差を有する場合には、引出し2を引き出していくと、この段差にガイド部313が引っ掛かり、引出し2を引き出すことができなくなってしまう場合がある。本実施形態では、外装部921の上縁92aの折返部9211と、天面部922との間に継ぎ目Cが存在し、天面部922の前端部分は、折返部9211の後端部分よりも下方に配置されている。これにより、引出し2を引き出す際に、折返部9211に仕切部材3が引っ掛かってしまう虞を回避することができる。折返部9211は、手前側部材の一例に相当し、天面部922は、奥側部材の一例に相当する。このように、手前側部材と奥側部材は、部材全体に相当するものであってもよいし、部材の一部であってもよい。なお、天面部922の前端部分と、折返部9211の後端部分とを同じ高さに設定すると、組立誤差等によって折返部9211の後端部分が天面部922の前端部分よりも下方に突出してしまう場合があり好ましくない。また、継ぎ目Cは、間隔が、ガイド部313の厚みより狭いものであり、これにより、引出し2を出し入れする際にガイド部313が継ぎ目Cの間隔へ挟まってしまう虞を回避することができる。
図9は、図3(a)に示す仕切部材3の変形例を示す斜視図である。この変形例の仕切部材3’は、主として接触片32の構成が、図3(a)に示す仕切部材3と相違する。
図9に示すように、変形例の仕切部材3’の接触片32は、圧接面321を有する上端側部分が仕切部材本体31と一体に形成されている。このため、変形例の仕切部材3’の接触片32は、側壁23に設けられた突起部231(図2等参照)に圧接すると撓むスナップフィット構造を有していない。この結果、仕切部材3’の接触片32が突起部231に圧接すると、側壁23が外側に僅かに膨らむように変形する場合もある。
本発明は前述の実施の形態に限られることなく特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変更を行うことができる。例えば、上記実施形態では、引出し2の一対の側壁23それぞれに突起部231を設け、この突起部231に係合する接触片32を仕切部材3の両端部分それぞれに設けているが、一方の側壁23に突起部231を設け、この突起部231に係合する接触片32を仕切部材3の一端部分に設ける構成としてもよい。さらに、上記実施形態では、接触片32が圧接面321を有し、接触片32が突起部231に圧接した後、接触片32と突起部231が係合する態様であるが、接触片32と突起部231のうちいずれか一方を突没自在に構成し、この一方側を没した状態で仕切部材3を回動させることで、接触片32と突起部231とを圧接させることなく係合させる態様を採用してもよい。
1 ドロワ装置
2 引出し
20 周壁
23 側壁
231 突起部
3 仕切部材
313 ガイド部
32 接触片
321 圧接面
4 収納空間
41 紙幣収納部
41a,41b,41c,41d 収納区域
9 筐体
9a 前端開口
F 摺動領域

Claims (7)

  1. 筐体と、
    上方に開口し周囲を周壁で囲まれた収納空間を有し、前記筐体に対して出し入れされる引出しと、
    前記収納空間を仕切る仕切部材とを備え、
    前記仕切部材は、下端側を回動中心にして傾斜した傾斜姿勢から一端部分が前記周壁に沿って回動することで起立した起立姿勢に姿勢変化し、該一端部分に接触部を有するものであり、
    前記周壁が、前記起立姿勢における前記仕切部材の前記接触部に、係合または圧接する被接触部を有するものであることを特徴とするドロワ装置。
  2. 前記接触部と前記被接触部のうちいずれか一方が、いずれか他方に圧接すると撓むスナップフィット構造を有するものであることを特徴とする請求項1記載のドロワ装置。
  3. 前記仕切部材は、前記起立姿勢において上端から突出したガイド部が設けられたものであり、
    前記筐体は、前記仕切部材が前記起立姿勢の状態で前記引出しが出し入れされると前記ガイド部が摺動する摺動領域を有するものであり、
    前記摺動領域は、平坦な領域であることを特徴とする請求項1または2記載のドロワ装置。
  4. 前記筐体が、前記引出しが出し入れされる開口を有するものであり、
    前記摺動領域は、前記開口側に設けられた手前側部材と該手前側部材に隣接した奥側部材とを含む複数の部材で構成され、該手前側部材と該奥側部材との間に継ぎ目が存在したものであり、
    前記奥側部材は、前記手前側部材よりも下方に配置されたものであり、
    前記継ぎ目は、間隔が、前記ガイド部の厚みよりも狭いものであることを特徴とする請求項3記載のドロワ装置。
  5. 前記筐体が、前記引出しが前後方向に出し入れされる前端開口と、該前端開口よりも後ろ側の天面に設けられ前後方向に延在した摺動領域とを有するものであり、
    前記仕切部材は、前方側に傾斜した前記傾斜姿勢から後方側に向けて回動することで前記起立姿勢に姿勢変化し、該起立姿勢の状態で前記引出しが出し入れされると前記摺動領域を摺動する、上端から突出したガイド部が設けられたものであり、
    前記摺動領域は、平坦な領域であることを特徴とする請求項1または2記載のドロワ装置。
  6. 前記ガイド部は、突出方向先端部分が曲面で形成されたものであることを特徴とする請求項3から5のうちいずれか1項記載のドロワ装置。
  7. 前記引出しが、前記筐体に対して前後方向に出し入れされるものであり、
    前記仕切部材は、前後方向に複数並べられて設けられ、前方側に傾斜した前記傾斜姿勢から後方側に向けて回動することで前記起立姿勢に姿勢変化するものであり、
    前記仕切部材のうち最も後ろ側に位置する仕切部材と前記周壁のうちの後端壁との間に収納された紙幣の下縁が持ち上がるように該紙幣がめくれ上がった場合の該下縁の軌跡上に位置する阻止部を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のドロワ装置。
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