JP2016220276A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱 Download PDF

Info

Publication number
JP2016220276A
JP2016220276A JP2015098902A JP2015098902A JP2016220276A JP 2016220276 A JP2016220276 A JP 2016220276A JP 2015098902 A JP2015098902 A JP 2015098902A JP 2015098902 A JP2015098902 A JP 2015098902A JP 2016220276 A JP2016220276 A JP 2016220276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
bus bars
box
control board
power module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015098902A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6510316B2 (ja
Inventor
英一郎 大石
Eiichiro Oishi
英一郎 大石
充晃 森本
Mitsuaki Morimoto
充晃 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2015098902A priority Critical patent/JP6510316B2/ja
Publication of JP2016220276A publication Critical patent/JP2016220276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6510316B2 publication Critical patent/JP6510316B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

【課題】軽量化及び低コスト化とともに、ボックス全体の低背化を図ることができる電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱1は、電気的な経路を形成する一対のバスバ3,4と、一対のバスバ3,4の間に配置されて当該バスバ3,4間の通電及び遮断を行うパワーモジュール5と、パワーモジュール5の制御端子が電気的に接続されるとともに、パワーモジュール5を制御する制御部9を実装する制御基板7と、箱状のカバー本体2と、を有している。ここで、一対のバスバ3,4、パワーモジュール5及び制御基板7は、カバー本体2内に収容されてそれぞれが略同一平面上に配設される。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載されて電源分配を行う電気接続箱に関する。
従来、自動車といった車両には多種多様な電子機器が搭載されている。これら電子機器に電力を供給するために、自動車には、バッテリ等の電源と電子機器との間の適宜箇所に、リレー等の電気部品が集約されて構成された電気接続箱が設置されている。
また、近年では、電気自動車やハイブリッドカーなどの車両では、高電圧バッテリとインバータなどの高電圧負荷との間に配置され、通電又は遮断を行う電気接続箱(以下「電源分配ボックス」という)が知られている。この電源分配ボックスでは、従来の機械式のリレーに代えて、パワーモジュール(半導体モジュール)が使用されつつある。半導体モジュールは大電力に対応することができるものの、モジュール自身の大きさやモジュール制御用の制御基板を搭載することから、大型化の要因となる。
例えば特許文献1には、電気接続箱が開示されている。この電気接続箱は、スイッチングモジュールとスイッチングモジュールが実装された電力回路基板とを備える回路構成体をカバーに収容して構成されている。ここで、スイッチングモジュールは、電力回路基板に流れる電流の通電又は遮断を実行する半導体スイッチと、半導体スイッチが実装され当該半導体スイッチの駆動を制御する制御基板とを備える。半導体スイッチの一端部には、制御基板に接続可能な制御端子が設けられるとともに、半導体スイッチの他端部には、電力回路基板に接続可能な電力端子が設けられ、制御端子と電力端子とは、制御基板の板面に対して実質的に垂直となる方向に沿って設けられている。そして、制御基板と電力回路基板とが対向状に配されている。
この特許文献1に開示された手法では、半導体スイッチの端子を当該スイッチ(ハウジング)の上面又は下面に向け、電力回路基板と制御基板とを分離して、基板面積の小型化を図っている。
特開2013−27286号公報
しかしながら、特許文献1に開示された手法によれば、大電流が流れる回路が回路基板内に配索される。高電圧用の電源分配ボックスのように高電圧大電流を扱う回路では、基板内のパターン幅や厚さを十分に確保する必要があることから、多くの場合厚銅基板等が使用される。そのため、コストアップや重量増加を招くという不都合がある。また、特許文献1に開示された手法では、基板同士が対向状に配置されるので、背高となり大型化を招くという不都合がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、軽量化及び低コスト化とともに、ボックス全体の低背化を図ることができる電気接続箱を提供する。
かかる課題を解決するために、本発明は、電源と電子機器との間の電気的な経路を形成する一対のバスバと、一対のバスバの間に配置されて、当該一対のバスバ間の通電及び遮断を行う遮断部と、遮断部を制御する制御信号を出力する制御部を実装するとともに、当該制御部と遮断部の制御端子とを電気的に接続する制御基板と、箱状のカバーと、を有する電気接続箱を提供する。ここで、一対のバスバ、遮断部及び制御基板は、箱状のカバー内に収容されてそれぞれが略同一平面上に配設される。
ここで、本発明は、電気接続箱が配置される車両内の配置面と、箱状のカバーの底面との間に配設されるシート状の絶縁部材をさらに有することが好ましい。ここで、箱状のカバーの底面には、遮断部の配置領域と位置的に対応して、カバー内外を貫通する開口が形成されており、遮断部の底面は、シート状の絶縁部材を介して車両内の配置面に接触配置されることが望ましい。
また、本発明は、箱状のカバーの底面に立設され、当該箱状のカバーの周側壁に沿って一対のバスバの配索経路を形成する隔壁をさらに有することが好ましい。ここで、制御基板は、箱状のカバーの底面における中央領域に配置されて、一対のバスバの配索経路が隔壁を隔てて当該制御基板の周囲に配置されることが望ましい。
さらに、本発明において、遮断部は、配索経路に沿って配置された一対のバスバの上から積層的に配置され、遮断部の一対の電力端子が一対のバスバの端部にそれぞれ取り付けられることが好ましい。
本発明によれば、大電流が流れる電気的な経路が一対のバスバによって形成されるので、大電流が流れる回路を制御基板に形成する必要がない。このため、厚銅基板等を用いる必要がないので、安価で軽量な基板を使用することができる。また、一対のバスバ、遮断部及び制御基板が、略同一平面上に位置付けられるため、箱状のカバーにおける高さ方向の大きさを抑えることができ、電気接続箱の低背化を図ることができる。その結果、軽量化及び低コスト化とともに、ボックス全体の低背化を図ることができる。
本実施形態に係る電気接続箱の構成を模式的に示す斜視図 本実施形態に係る電気接続箱の構成を模式的に示す分解斜視図 本実施形態に係る電気接続箱の構成を模式的に示す断面図 バスバとパワーモジュールの組み付け構造を示す説明図
図1は、本実施形態に係る電気接続箱1の構成を模式的に示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る電気接続箱1の構成を模式的に示す分解斜視図である。図3は、本実施形態に係る電気接続箱1の構成を模式的に示す断面図である。本実施形態に係る電気接続箱1は、高電圧バッテリとインバータ等の高電圧負荷との間の通電及び遮断を行う電源分配ボックスである。
電気接続箱1は、カバー本体2と、2組からなる一対のバスバ3,4と、2組のパワーモジュール5と、制御基板7とを主体に構成されている。
カバー本体2は、一対のバスバ3,4、パワーモジュール5及び制御基板7を収容する箱状のカバー(箱体)である。カバー本体2は、絶縁性の合成樹脂で構成され、周知の射出成形によって成形されている。
カバー本体2は、ロアカバー2aと、アッパーカバー2bとで構成されている。ロアカバー2aは、上方が開口された凹形状の箱体であり、その底面2a1に一対のバスバ3,4、パワーモジュール5及び制御基板7が配置される。アッパーカバー2bは、下方が開口された凹形状の箱体であり、ロアカバー2aに対して上方より組み付けられ、箱体としてのカバー本体2を構成する。
ここで、ロアカバー2aは、一対のバスバ3,4、パワーモジュール5及び制御基板7が略同一平面上に位置付けられるように設定されている。
また、ロアカバー2aの底面2a1には、当該ロアカバー2aの周側壁2a2に沿って隔壁2cが立設されている。この隔壁2cとロアカバー2aの周側壁2a2とにより、当該ロアカバー2aの周側壁2a2に沿って、一対のバスバ3,4の配索経路が形成される。
隔壁2cの内側に位置するロアカバー2aの底面2a1の中央領域には、制御基板7の配置領域が設けられている。これにより、制御基板7の周囲に、隔壁2cを隔てて一対のバスバ3,4の配索経路が配置される。隔壁2cの近傍には、制御基板7をロアカバー2aの底面2a1から離間して支持するための柱部2dが複数配設されている。
また、ロアカバー2aの底面2a1のうちパワーモジュール5の配置領域には、ロアカバー2aの内外を貫通する開口2eが形成されている。
一方の組における一対のバスバ3,4は、高電圧バッテリと高電圧負荷との間の電気的な経路(電圧回路)を形成するものであり、本実施形態では、正極側に対応する電圧回路である。一対のバスバ3,4は、パワーモジュール5の両側にそれぞれ配置されており、パワーモジュール5を介して連続する電圧回路を構成する。個々のバスバ3,4は、略平板形状の導電部材であり、例えば銅マンガン合金や銅ニッケル合金などの平板から、プレス成形により所望の形状、例えばクランク形状に形成されている。
一方のバスバ(以下「第1バスバ」という)3の一端は、高電圧バッテリに通じる接続電線(図示せず)と接続し、その他端は、パワーモジュール5と接続する。一方、他方のバスバ(以下「第2バスバ」という)4の一端は、高電圧負荷に通じる接続電線(図示せず)と接続し、その他端は、パワーモジュール5と接続する。
第1バスバ3の各両端部には貫通孔がそれぞれ形成されている。一方の貫通孔(図示せず)にはネジ10aが挿通され、当該ネジ10aにより、第1バスバ3がロアカバー2aに固定されるとともに高電圧バッテリの接続電線と締結される。また、他方の貫通孔3aにはネジ10bが挿通され、当該ネジ10bにより、第1バスバ3がパワーモジュール5の電力端子と締結されるとともにロアカバー2aに固定される。
第2バスバ4の各両端部にも、第1バスバ3と同様に、貫通孔がそれぞれ形成されている。一方の貫通孔(図示せず)にはネジ10cが挿通され、当該ネジ10cにより、第2バスバ4がロアカバー2aに固定されるとともに高電圧負荷の接続電線と締結される。また、他方の貫通孔4aにはネジ10dが挿通され、当該ネジ10dにより、第2バスバ4がパワーモジュール5の電力端子と締結されるとともにロアカバー2aに固定される。
他方の組における一対のバスバ3,4は、高電圧バッテリと高電圧負荷との間の電気的な経路(電圧回路)を形成するものであり、本実施形態では、負極側に対応する電圧回路である。一対のバスバ3,4は、パワーモジュール5の両側にそれぞれ配置されており、パワーモジュール5を介して連続する電圧回路を構成する。なお、負極側の一対のバスバ3,4の構成は、上述した正極側の一対のバスバ3,4の構成と同様であり、その説明については省略する。
パワーモジュール5は、電圧回路の通電又は遮断を行うものである(遮断部)。正極側及び負極側それぞれの電圧回路の通電遮断を行うため、本実施形態の電気接続箱1には、2組のパワーモジュール5が搭載されている。これにより、もしどちらか一方のパワーモジュール5が故障した場合でも、他方のパワーモジュール5を用いて遮断動作をすることができる。そのため、電圧回路を高電圧負荷側から確実に電気的に遮断することができる。
パワーモジュール5は、一対のバスバ3,4の間に配置される。パワーモジュール5は、複数のパワー半導体(例えばn型のMOSFET)をモジュール化して構成されている。パワーモジュール5のバスバ3,4側の各側面には、一対の電力端子(ドレイン端子,ソース端子)5aが設けられ、その制御基板7側の側面には、パワーモジュール5を制御する為の制御端子(ゲート端子)5bが設けられている。一方の電力端子5aは、ネジ10bにより第1バスバ3と締結され、他方の電力端子5aは、ネジ10dにより第2バスバ4と締結される。また、制御端子5bは、制御基板7に接続される。
制御基板7は、パワーモジュール5を制御する制御部8を実装する基板である。制御基板7の所要の位置には、スルーホール7aが貫通形成されており、このスルーホール7aにパワーモジュール5の制御端子5bが挿通される。また、制御基板7には、プリント配線技術により配線パターンが形成されている。これにより、スルーホール7aに挿通された制御端子5bと制御部8とが電気的に接続される。パワーモジュール5と制御基板7との固定はネジ10eにより行われる。
制御部8としては、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータを用いることができる。制御部8は、2組のパワーモジュール5を制御する制御信号を出力する。
制御基板7には、外部信号端子9が配置されており、この外部信号端子9を介して外部装置(ECU等)と制御基板7との電気的な接続を行うことができる。制御部8は、当該外部信号端子9を介して外部装置と通信を行い、この外部装置からの指令に応じて、上述した制御信号を出力することができる。
このような構成の電気接続箱1は、高電圧バッテリとインバータ等の高電圧負荷との間の通電又は遮断を行う高電圧電源分配ボックスとして用いられる。この電気接続箱1を作成する場合には、まず、ロアカバー2aの中央に制御基板7を配置する。つぎに、ロアカバー2aの周側壁2a2と隔壁2cとにより画定される配索経路に一対のバスバ3,4を配置する。そして、一対のバスバ3,4の上からパワーモジュール5を積層的に配置し、ネジ10b、10dにより、パワーモジュール5における一対の電力端子5aと、一対のバスバ3,4とを接続する。同様に、ネジ10eにより、パワーモジュール5と制御基板7との取り付けを行う。これより、一対のバスバ3,4、パワーモジュール5及び制御基板7が、ロアカバー2a内に収容されて略同一平面上に配設される。一対のバスバ3,4、及びパワーモジュール5の組み付け作業は、正極側及び負極側に対応してそれぞれ実施される。
つぎに、第1バスバ3の端部に、高電圧バッテリに通じる接続電線をネジ10aにより接続するとともに、ロアカバー2aに対する第1バスバ3の固定を行う。同様に、第2バスバ4の端部に、高電圧負荷に通じる接続電線をネジ10cにより接続するとともに、ロアカバー2aに対する第2バスバ4の固定を行う。
電気接続箱1は、その使用時には、車両内の金属筐体等といった配置面20に取り付けられる。この場合、電気接続箱1は、ロアカバー2aの底面2a1が配置面20と向き合うように配置され、当該底面2a1と配置面20との間には、絶縁シート12が設けられる。この絶縁シート12は、ロアカバー2aに搭載されたパワーモジュール5と対応する位置に配置される。上述したように、ロアカバー2aのパワーモジュール5が搭載される領域には開口2eが形成されており、パワーモジュール5の底面は、絶縁シート12を介して配置面20に接触配置される。なお、この絶縁シート12も電気接続箱1の構成要素の一つである。
このような構成の電気接続箱1において、制御部8は、外部装置からの遮断命令等を受けると、制御信号を出力する。この制御信号がパワーモジュール5の制御端子5bに出力されると、当該制御端子5bに制御電圧が印加される。これにより、パワーモジュール5のオンオフ、すなわち、電圧回路の通電又は遮断を切り換えることができる。また、制御部8自身が遮断の判断を行い、制御信号を出力する、もしくは、パワーモジュール5自身が遮断の判断を行い、遮断動作を行う方式であってもよい。
このように本実施形態において、電気接続箱1は、高電圧バッテリと高電圧負荷との間の電気的な経路を形成する一対のバスバ3,4と、一対のバスバ3,4の間に配置されて当該一対のバスバ3,4間の通電及び遮断を行うパワーモジュール5と、パワーモジュール5を制御する制御信号を出力する制御部8を実装するとともに当該制御部8とパワーモジュール5の制御端子5bとを電気的に接続する制御基板7と、箱状のカバー本体2と、を有している。ここで、一対のバスバ3,4、パワーモジュール5及び制御基板7は、カバー本体2内に収容されて略同一平面上に配設される。
この構成によれば、電気的な経路をバスバ3,4で構成し、パワーモジュール5に流れる大電流がバスバ3,4を流れるようにしている。そして、制御基板7では、パワーモジュール5を制御する制御信号を扱うこととしている。このため、大電流が流れる回路を制御基板7に形成する必要がないので、当該制御基板7に厚銅基板等を用いる必要がなく、安価で軽量な基板を使用することができる。また、一対のバスバ3,4、パワーモジュール5及び制御基板7が、略同一平面上に位置付けられるため、カバー本体2の高さ方向の大きさを抑えることでき、電気接続箱1の低背化を図ることができる。その結果、軽量化及び低コスト化とともに、ボックス全体の低背化を図ることができる。
なお、本実施形態において、略同一平面上とは、一対のバスバ3,4、パワーモジュール5及び制御基板7が同一平面上に位置することのみを指すのではなく、これらの要素間で重なりをもって配置されることも含むものである。
また、本実施形態の電気接続箱1は、当該電気接続箱1が配置される車両内の配置面20と、ロアカバー2aの底面2a1との間に配設される絶縁シート12(シート状の絶縁部材)をさらに有している。この場合、カバー本体2の底面2a1は、パワーモジュール5の配置領域と位置的に対応して、ロアカバー2aの内外を貫通する開口2eが形成されている。そして、パワーモジュール5の底面は、絶縁シート12を介して車両内の配置面20に接触配置される。
この構成によれば、パワーモジュール5から絶縁シート12を経由して、車両内の配置面20へと至る放熱ルートを確保することできる。これにより、パワーモジュール5からバスバ3,4を経由して接続電線へと至る放熱ルートと合わせて、2つの経路でパワーモジュール5の熱を外部に逃がすことができる。その結果、パワーモジュール5の放熱を有効に行うことができる。
なお、パワーモジュール5の上面に放熱パッドを設け、アッパーカバー2bに熱伝導性の良い材質を採用することで、パワーモジュール5の上面から放熱をすることも可能である。
また、本実施形態において、電気接続箱1は、ロアカバー2aの底面2a1に立設され、ロアカバー2aの周側壁2a2に沿って一対のバスバ3,4の配索経路を形成する隔壁2cをさらに有している。この場合、制御基板7は、ロアカバー2aの底面2a1における中央領域に配置されて、一対のバスバ3,4の配索経路が隔壁2cを隔ててその周囲に配置される。
この構成によれば、一対のバスバ3,4、パワーモジュール5及び制御基板7を、略同一平面上に効率的に配置することができる。これにより、カバー本体2の高さ方向の大きさを抑えることができ、電気接続箱1の低背化を図ることができる。
また、本実施形態において、パワーモジュール5は、配索経路に沿って配置された一対のバスバ3,4の上から積層的に配置され、パワーモジュール5の一対の電力端子5aが一対のバスバ3,4の端部にそれぞれ取り付けられる。
この構成によれば、簡素な手法で、バスバ3,4とパワーモジュール5とを組み付けることができる。
特に、本実施形態では、バスバ3,4とパワーモジュール5との組み付けにネジ止めを用いている。これにより、部品点数の増加を抑制し、かつ、組み付け性の向上を図ることができる。
なお、図4に示すように、バスバ3,4とパワーモジュール5との組み付けは端子3b、4bによるものであってもよい。これにより、部品点数の増加を抑制し、かつ、組み付け性の向上を図ることができる。
また、バスバ3,4はロアカバー2aに一体成形されたり、樹脂の溶接により位置が設定され、電気的接続をネジ止めで行うものであってもよい。
以上、本実施形態にかかる電気接続箱について説明したが、本発明はこの実施形態に限定されることなく、その発明の範囲において種々の変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、電源分配ボックスとして説明したが、種々の電気接続箱に適用可能である。
1 電気接続箱
2 カバー本体
2a ロアカバー
2a1 底面
2a2 周側壁
2b アッパーカバー
2c 隔壁
2d 柱部
2e 開口
3,4 バスバ
5 パワーモジュール
5a 電力端子(ドレイン端子、ソース端子)
5b 制御端子(ゲート端子)
7 制御基板
8 制御部
9 外部信号端子
10a,10b,10c,10d,10e ネジ
12 絶縁シート
20 配置面

Claims (4)

  1. 電源と電子機器との間の電気的な経路を形成する一対のバスバと、
    前記一対のバスバの間に配置されて、当該一対のバスバ間の通電及び遮断を行う遮断部と、
    前記遮断部を制御する制御信号を出力する制御部を実装するとともに、当該制御部と前記遮断部の制御端子とを電気的に接続する制御基板と、
    箱状のカバーと、を有し、
    前記一対のバスバ、前記遮断部及び前記制御基板は、前記箱状のカバー内に収容されて略同一平面上に配設されることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記電気接続箱が配置される車両内の配置面と、前記箱状のカバーの底面との間に配設されるシート状の絶縁部材をさらに有し、
    前記箱状のカバーの底面には、前記遮断部の配置領域と位置的に対応して、カバー内外を貫通する開口が形成されており、
    前記遮断部の底面は、前記シート状の絶縁部材を介して前記車両内の配置面に接触配置されることを特徴とする請求項1に記載された電気接続箱。
  3. 前記箱状のカバーの底面に立設され、当該箱状のカバーの周側壁に沿って前記一対のバスバの配索経路を形成する隔壁をさらに有し、
    前記制御基板は、前記箱状のカバーの底面における中央領域に配置されて、前記一対のバスバの配索経路が前記隔壁を隔てて当該制御基板の周囲に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載された電気接続箱。
  4. 前記遮断部は、前記配索経路に沿って配置された前記一対のバスバの上から積層的に配置され、前記遮断部の一対の電力端子が前記一対のバスバの端部にそれぞれ取り付けられることを特徴とする請求項3に記載された電気接続箱。
JP2015098902A 2015-05-14 2015-05-14 電気接続箱 Active JP6510316B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015098902A JP6510316B2 (ja) 2015-05-14 2015-05-14 電気接続箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015098902A JP6510316B2 (ja) 2015-05-14 2015-05-14 電気接続箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016220276A true JP2016220276A (ja) 2016-12-22
JP6510316B2 JP6510316B2 (ja) 2019-05-08

Family

ID=57581787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015098902A Active JP6510316B2 (ja) 2015-05-14 2015-05-14 電気接続箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6510316B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018206620A1 (de) 2017-04-27 2018-10-31 Yazaki Corporation Leitungsführungselement-Verbindungsstruktur
DE102018220907A1 (de) 2017-12-06 2019-06-06 Yazaki Corporation Verdrahtungselementverbindungsstruktur
CN110492409A (zh) * 2019-07-24 2019-11-22 沈阳兴华航空电器有限责任公司 一种水下机器人直流母线配电盒
EP3687026A1 (en) * 2019-01-23 2020-07-29 Yazaki Corporation Protection circuit unit and vehicle power supply device
JP7443814B2 (ja) 2020-02-21 2024-03-06 住友電装株式会社 電気接続箱

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1118429A (ja) * 1997-06-24 1999-01-22 Hitachi Ltd 制御モジュール
JP2009017705A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Yazaki Corp 電気接続箱及び電気接続箱の製造方法
JP2010104135A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Hitachi Ltd 電力変換装置及び車載用電機システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1118429A (ja) * 1997-06-24 1999-01-22 Hitachi Ltd 制御モジュール
JP2009017705A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Yazaki Corp 電気接続箱及び電気接続箱の製造方法
JP2010104135A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Hitachi Ltd 電力変換装置及び車載用電機システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018206620A1 (de) 2017-04-27 2018-10-31 Yazaki Corporation Leitungsführungselement-Verbindungsstruktur
JP2018186029A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 矢崎総業株式会社 配索材の接続構造
US10236647B2 (en) 2017-04-27 2019-03-19 Yazaki Corporation Routing members connection structure
DE102018220907A1 (de) 2017-12-06 2019-06-06 Yazaki Corporation Verdrahtungselementverbindungsstruktur
US10426047B2 (en) 2017-12-06 2019-09-24 Yazaki Corporation Wiring member connection structure
EP3687026A1 (en) * 2019-01-23 2020-07-29 Yazaki Corporation Protection circuit unit and vehicle power supply device
JP2020119169A (ja) * 2019-01-23 2020-08-06 矢崎総業株式会社 保護回路ユニット及び車両用電源装置
US11241966B2 (en) 2019-01-23 2022-02-08 Yazaki Corporation Protection circuit unit and vehicle power supply device
CN110492409A (zh) * 2019-07-24 2019-11-22 沈阳兴华航空电器有限责任公司 一种水下机器人直流母线配电盒
JP7443814B2 (ja) 2020-02-21 2024-03-06 住友電装株式会社 電気接続箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP6510316B2 (ja) 2019-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7203073B2 (en) Circuit-constituting member and circuit unit
US11361924B2 (en) Relay unit
JP6510316B2 (ja) 電気接続箱
JP3958589B2 (ja) 電気接続箱
JP2016220277A (ja) 電気接続箱
JP2006230064A (ja) 電力変換ユニット
JP2007336761A (ja) 電力変換装置
US7137829B2 (en) Electric power distribution unit for electric connection box and electric connection box
US10062633B2 (en) Substrate unit
JP3914089B2 (ja) 車載用電源分配器
JP2020127302A (ja) 電気接続箱
JP2017118672A (ja) 電気接続箱
JP2011082390A (ja) 回路構成体および電気接続箱
JP2016222057A (ja) 車両用電源装置
JP2003087938A (ja) 電気接続箱
JP6926132B2 (ja) 保護回路ユニット及び車両用電源装置
JP7017993B2 (ja) 電力変換装置及びバスバ
JP4401243B2 (ja) 電源分配ボックス
JP4822050B2 (ja) 回路構成体及びその製造方法
JP6780378B2 (ja) 電池モジュール
JP6662911B2 (ja) 電力変換装置
JP2022082893A (ja) 通電制御装置
JP3902051B2 (ja) 電源分配箱
JP3998444B2 (ja) 電子部品搭載構造
US11343913B2 (en) Circuit board structure

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180419

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6510316

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250