JP2022082893A - 通電制御装置 - Google Patents

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Figure 2022082893000001
【課題】本発明は、小型化を図りつつ、放熱性能の向上を図った通電制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】電源と負荷との間の通電を制御する通電制御装置1であって、電源と負荷との間の通電及び遮断を行う一対の電気部品2A、2Bと、該各電気部品の両端に接続されて、電源と負荷との間に電気的な経路を形成する各一対のバスバ3A、3Bと、電気部品を制御する制御部4と、該制御部が搭載されて、制御部と電気部品とを電気的に接続する制御基板5と、制御基板を一方側から覆うカバー6と、を備え、制御基板及びカバーは、一対の電気部品の間において、各一対のバスバ、一対の電気部品、と同一面上に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、通電制御装置に関する。
自動車には、多種多様な電子機器が搭載されている。これら電子機器に電力を供給するために、自動車には、バッテリ等の電源と電子機器との間の適宜の場所に、リレー等の電気部品が集約されて構成された電気接続箱が設置されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特許文献1には、放熱器と、電源と負荷との間の電気的な経路を形成する一対のバスバと、当該バスバ間の通電及び遮断を行う半導体モジュールと、半導体モジュールを制御する制御信号を出力する制御回路を実装するとともに、当該制御回路と前記半導体モジュールの制御端子とを電気的に接続する回路パターンを備える制御基板と、絶縁シートと、を備え、放熱器の上に、絶縁シート、一対のバスバ、半導体モジュール、制御基板、カバーが積層して組み立てられた電気接続箱が開示されている。
特許文献2には、電源と電子機器との間の電気的な経路を形成する各一対のバスバと、各一対のバスバ間に設置されるパワーモジュール(一対のパワーモジュール)と、制御部と、該制御部が実装された制御基板と、これらを収容する筐体と、を備えた電気接続箱が開示されている。筐体は、ロアカバーと、アッパーカバーと、を備えて構成されている。パワーモジュールは、制御部から出力された制御信号により、各一対のバスバ間の通電及び遮断を行っている。ロアカバーには、各一対のバスバ、一対のパワーモジュール、制御部、および制御基板が収容され、アッパーカバーにより覆われている。
特開2017-118672号公報 特開2016-220276号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電気接続箱は、半導体モジュールとシートシンクとの間に絶縁シートが設けられている。このため、良好な放熱特性が得られるものの、積層方向(高さ方向)に大型化してしまう。ここで、電気接続箱の低背化を図りつつ、電気接続箱(通電制御装置)の放熱性能を高めるために、全体面積を拡大することが考えられるが、特許文献2に記載の電気接続箱は、放熱経路がバスバのみであり、放熱経路を十分に確保できないという問題がある。特に、パワーモジュールのように高温となる発熱体が搭載される場合は、筐体内に熱がこもり、他の電子部品への熱的影響が及ぶことが懸念される。
本発明は、小型化を図りつつ、放熱性能の向上を図った通電制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、電源と負荷との間の通電を制御する通電制御装置であって、前記電源と前記負荷との間の通電及び遮断を行う一対の電気部品と、該各電気部品の両端に接続されて、前記電源と前記負荷との間に電気的な経路を形成する各一対のバスバと、前記電気部品を制御する制御部と、該制御部が搭載されて、前記制御部と前記電気部品とを電気的に接続する制御基板と、前記制御基板を一方側から覆うカバーと、を備え、前記制御基板及び前記カバーは、前記一対の電気部品の間において、前記各一対のバスバ、及び前記一対の電気部品、と同一面上に設けられていることを特徴とする通電制御装置である。
本発明によれば、小型化を図りつつ、放熱性能の向上を図ることができる。
本発明の一実施の形態に係る通電制御装置を示す斜視図。 前記通電制御装置を示す平面図。 前記通電制御装置を示す分解斜視図。 比較例としての通電制御装置を示す図、(A)斜視図、(B)平面図。 本発明品としての一実施の形態に係る通電制御装置及び比較例としての通電制御装置の面積(mm)を示すグラフである。 本発明品としての一実施の形態に係る通電制御装置及び比較例としての通電制御装置の発熱源温度(Tjmax)を示すグラフである。
以下、本発明の第1実施形態を図1~6に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る通電制御装置を示す斜視図である。図2は、前記通電制御装置を示す平面図である。図3は、前記通電制御装置を示す分解斜視図である。図4は、比較例としての通電制御装置を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)は(A)の平面図である。図5は、本発明品としての一実施の形態に係る通電制御装置及び比較例としての通電制御装置の面積(mm)を示すグラフである。図6は、本発明品としての一実施の形態に係る通電制御装置及び比較例としての通電制御装置の発熱源温度(Tjmax)を示すグラフである。
本実施形態に係る通電制御装置1は、電源と負荷との間の通電を制御するものである。この通電制御装置1は、図1~3に示すように、不図示の電源と不図示の負荷との間の通電及び遮断を行う一対のパワーモジュール2A、2B(一対の電気部品)と、該各パワーモジュール2A、2Bの両端に接続される各一対のバスバ3A、3B(以下では、一対の第1バスバ3A、3A、一対の第2バスバ3B、3Bと記す場合がある)と、各パワーモジュール2A、2Bを制御する制御部4と、該制御部4が搭載される制御基板5と、制御基板5を上方Z1(一方側)から覆うカバー6と、絶縁性のベースプレート7(熱伝導部材)と、ヒートシンク8(放熱部材)と、を備える。また、パワーモジュール2Aの両端に、一対の第1バスバ3A、3Aが接続され、パワーモジュール2Bの両端に、一対の第2バスバ3B、3Bが接続される。
また、通電制御装置1は、複数本の螺子9を有している。各螺子9は、絶縁性の樹脂から構成されている。一対のパワーモジュール2A、2B、各一対のバスバ3A、3B、制御部4、制御基板5及びカバー6は、各螺子9により、ベースプレート7を介してヒートシンク8に固定されている。
また、図面において、矢印X、矢印Y、矢印Zは、互いに直交する方向であり、本実施形態では、制御基板5の面延在方向を矢印XYで示し、矢印Yを「前後方向Y」と記し、矢印Xを「左右方向X」と記す場合がある。また、制御基板5の板厚方向を矢印Zで示し、「上下方向(高さ方向)」と記す場合がある。上下方向Zのうち一方を上方Z1(一方側)と記し、他方を下方Z2と記す場合がある。
各パワーモジュール2A、2Bは、電気回路の通電又は遮断を行うものである。正極側及び負極側それぞれの電気回路の通電遮断を行うため、本実施形態の通電制御装置1には、2つ(一対)のパワーモジュールが搭載されている。これにより、何れか一方のパワーモジュールが故障した場合でも、他方のパワーモジュールによって遮断動作が行われる。
各パワーモジュール2A、2Bは、半導体リレー(例えばn型のMOSFET)をモジュール化して構成されたものである。各パワーモジュール2A、2Bは、図1~3に示すように扁平な直方体状に形成されたモジュール本体20と、ドレイン端子21、ソース端子22及びゲート端子23と、を備えて構成されている。なお、本実施形態では、各パワーモジュール2A、2Bは、半導体リレーをモジュール化して構成されたものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。各パワーモジュール2A、2Bは、半導体リレーに代えて機械式リレーを有して構成されていてもよい。
ドレイン端子21は、図3に示すように、一方の第1バスバ3A(一方の第2バスバ3B)と電気的に接続され、ソース端子22は、他方の第1バスバ3A(他方の第2バスバ3B)と電気的に接続されている。ドレイン端子21及びソース端子22は、モジュール本体20の上面における前後方向Yの両端部に設けられている。また、ドレイン端子21及びソース端子22は、それぞれ、モジュール本体20の上面に設けられた凹みに露出するように設けられている。即ち、図3に示すように、ドレイン端子21及びソース端子22は、モジュール本体20の上面より低い位置に設けられている。ゲート端子23は、制御基板5側(左右方向X側)の側面から突出し、上方Z1に向けて延びて形成され、制御基板5に接続される。
各一対のバスバ3A、3Bは、図1~3に示すように、電源と負荷との間の電気的な経路(電気回路)を形成するものであり、本実施形態では、一対のバスバ3A、3Bは、パワーモジュール2A(2B)の両側にそれぞれ配置されており、パワーモジュール2A(2B)を介して連続する電気回路を構成する。
各一対のバスバ3A、3Bは、例えば銅合金から成る導電性の板金に、打抜き加工や曲げ加工が施されて構成されている。各バスバ3A、3Bは、矩形板状のバスバ本体30と、該バスバ本体30の前後方向Yの一方側の端縁に連続するモジュール接続部31と、該バスバ本体30の前後方向Yの他方側の端縁に平面方向に延出する機器接続部32と、を備える。モジュール接続部31は、バスバ本体30の端縁から立ち上がって、バスバ本体30から離れる方向(前後方向)に延びて形成される。モジュール接続部31は、ドレイン端子21またはソース端子22に重なって電気的に接続されるとともに、螺子9によりベースプレート7を介してヒートシンク8に機械的に固定される。機器接続部32は、電源(または負荷)に電気的接続されるとともに、螺子9によりベースプレート7を介してヒートシンク8に機械的に固定される。
制御部4は、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体とするマイクロコンピュータから構成されている。制御部4は、2つのパワーモジュール2A、2Bの通電、遮断を制御するための制御信号を出力する。
制御基板5は、図3に示すように、各パワーモジュール2A、2Bを制御するための制御部4が実装されるものであり、略長方形板状に形成されている。この制御基板5は、前後方向Yの寸法(長手寸法)が、各パワーモジュール2A、2Bの長手寸法と略等しい寸法となるように形成されていて、一対のパワーモジュール2A、2Bの間に設置されている。
この制御基板5には、不図示の配線パターンが形成されている。この配線パターンにより、制御部4、各パワーモジュール2A、2Bのゲート端子23、外部信号端子50がそれぞれ接続される。この外部信号端子50は、制御基板5の上面から板状に立設して設けられ、不図示の外部装置(ECU等)に電気的に接続される。制御基板5に搭載された制御部4は、当該外部信号端子50を介して不図示の外部装置と通信を行い、この外部装置からの制御指令に応じた制御信号を、パワーモジュール2A、2Bのゲート端子23へ出力する。
カバー6は、絶縁性の樹脂から構成されている。このカバー6は、図1、3に示すように、長方形板状のカバー本体60と、該カバー本体60の周縁に下方に向けて枠状に立設する4つの側壁61、62、63、64と、を備える。カバー本体60は、制御基板5と略同一形状に形成されて、制御基板5の上方Z1に対向して設けられる。このカバー本体60には、制御基板5の外部信号端子50を露出させる開口60aが設けられている。4つの側壁61、62、63、64のうち、前後方向Yに対向する一対の側壁61、62は、各パワーモジュール2A、2Bの側面と略同一面上に設けられ、左右方向Xに対向する一対の側壁63、64は、各パワーモジュール2A、2Bの側面に対向して設けられる。カバー6は、開口60aが制御基板5の外部信号端子50を露出させる向きで制御基板5を上方Z1(一方側)から覆いつつ、螺子9により、ベースプレート7を介してヒートシンク8に固定される。
このカバー6は、ベースプレート7を介してヒートシンク8に固定された状態で、各パワーモジュール2A、2Bの上面から僅かに上方Z1に突出して設けられている。また、カバー6、及び各パワーモジュール2A、2Bは、上下方向に重ならないように設けられている。
ベースプレート7は、絶縁性の熱伝導部材から構成されている。このベースプレート7は、図1、3に示すように、板状のプレート本体70と、該プレート本体70の周縁に立設された周壁71と、一対の隔壁72、73と、を備える。プレート本体70は、一対のパワーモジュール2A、2B、各一対のバスバ3A、3B、制御基板5及びカバー6を設置可能な大きさに形成されている。即ち、ベースプレート7により、一対のパワーモジュール2A、2B、各一対のバスバ3A、3B、制御基板5及びカバー6が同一面上に設置される。
プレート本体70には、中央部に制御基板5及びカバー6が設置され、制御基板5及びカバー6の左右の両側に一対のパワーモジュール2A、2Bが設置され、パワーモジュール2Aの前後の両側に一対の第1バスバ3A、3Aが設置され、パワーモジュール2Bの前後の両側に一対の第2バスバ3B、3Bが設置されている。また、第1バスバ3Aと第2バスバ3Bとの間には絶縁のための隔壁72、73が設けられている。即ち、制御基板5及びカバー6は、一対のパワーモジュール2A、2Bの間に設置されている。
ヒートシンク8は、例えば、熱抵抗が小さい金属材料(例えば、アルミニウム合金)を用いて構成されている。このヒートシンク8は、ベースプレート7の下面に重なって設けられる矩形板状のヒートシンク本体80と、該ヒートシンク本体80から下方に板状に突出して設けられた複数のフィン部81と、を有して構成されている。このヒートシンク本体80は、プレート本体70(ベースプレート7)の前後寸法L1と左右寸法L2と略同じ寸法となるように形成されている。なお、本実施形態では、前後寸法L1は137mm、左右寸法L2は124mmとなるように形成されている。
通電制御装置1は、以下の手順で組み立てられる。即ち、図3に示すように、ベースプレート7の所定の位置に制御基板5を設置し、この後、制御基板5の左右の両側に一対のパワーモジュール2A、2Bを設置して、各パワーモジュール2A、2Bのゲート端子23を、制御基板5の配線パターンに電気的に接続する。次に、カバー6を、開口60aが制御基板5の外部信号端子50を露出させるように制御基板5を上方Z1から覆いつつ、螺子9により、ベースプレート7を介してヒートシンク8に機械的に固定する。この際、カバー6と各パワーモジュール2A、2Bは、高さ方向Zに一切重ならないように固定される。最後に、パワーモジュール2Aの前後方向Yの両側に一対の第1バスバ3A、3Aを設置し、パワーモジュール2Bの前後方向Yの両側に一対の第2バスバ3B、3Bを設置する。この際、各第1バスバ3A、各第2バスバ3Bのモジュール接続部31を、各パワーモジュール2A、2Bのドレイン端子21またはソース端子22に重ねてこれらを螺子9により固定して、各第1バスバ3A、第2バスバ3Bを各パワーモジュール2A、2Bに電気的に接続する。また、第1バスバ3A、第2バスバ3Bの各機器接続部32を螺子9により、ベースプレート7を介してヒートシンク8に固定する。
このような構成の通電制御装置1にあって、制御部4は、外部装置からの制御指令に基づき、パワーモジュール2A、2Bのゲート端子23に制御信号を出力する。これにより、パワーモジュール2A、2Bの電気回路の通電及び遮断が切り換えられる。また、制御部4自身がパワーモジュール2A、2Bに流れる電流値などに基づき通電及び遮断の判断を行い、パワーモジュール2A、2Bの通電及び遮断を切り替える制御信号を出力してもよい。
上述した実施形態によれば、電源と負荷との間の通電及び遮断を行う一対のパワーモジュール2A、2B(一対の電気部品)と、該各パワーモジュール2A、2Bの両端に接続されて、電源と負荷との間に電気的な経路を形成する各各一対のバスバ3A、3B(各一対のバスバ)と、各パワーモジュール2A、2Bを制御する制御部4と、該制御部4が搭載されて、制御部4と各パワーモジュール2A、2Bとを電気的に接続する制御基板5と、制御基板5を上方Z1(一方側)から覆うカバー6と、を備え、制御基板5及びカバー6は、一対のパワーモジュール2A、2Bの間において、各一対のバスバ3A、3B、及び一対のパワーモジュール2A、2B、と同一面上に設けられている。これによれば、従来技術の如くアッパーカバーによりその全体が覆われた場合に比して、低背化が図られる。また、放熱経路として機能する一対のバスバ3A、3Bが露出しているため、平面方向に大型化しなくとも、放熱性能の向上が図られる。
また、一対のパワーモジュール2A、2B(一対の電気部品)は、絶縁性のベースプレート7(熱伝導部材)を介してヒートシンク8(放熱部材)に固定されている。これによれば、一対のパワーモジュール2A、2Bにより発せられる熱が、ベースプレート7を介して、効率よくヒートシンク8(放熱部材)に伝導されて、各パワーモジュール2A、2Bの熱負荷が低減される。
なお、上述した実施形態では、カバー6は、ベースプレート7に固定された状態で、各パワーモジュール2A、2Bの上面から僅かに上方Z1に突出して設けられているが、カバーの上面が各パワーモジュール2A、2Bの上面と同一面上にある形態も、カバーの上面が各パワーモジュール2A、2Bの上面より低い位置にある形態も、本発明の権利範囲に含むものとする。
次に、本発明の発明者は、本実施形態の通電制御装置1と、後述する比較例としての通電制御装置101(図4(A) (B)に示す)を作成し、同じ電力を供給して、それぞれの面積及び発熱源温度(Tjmax)を比較した。結果を図5、6に示す。
比較例としての通電制御装置101は、図4(A) (B)に示すように、不図示の電源と不図示の負荷との間の通電及び遮断を行う一対のパワーモジュール2A、2Bと、該各パワーモジュール2A、2Bの両端に接続される各一対のバスバ3A、3Bと、各パワーモジュール2A、2Bを制御する制御部4と、該制御部4が搭載される制御基板5と、合成樹脂製のロアケース16と、該ロアケース16の開口16aを覆う不図示のアッパーカバーと、を備える。比較例としての通電制御装置101と本発明品としての通電制御装置1は、合成樹脂製のロアケース16及びアッパーカバーを有し、該ロアケースの開口16a全体を覆う点、各パワーモジュール2A、2Bの一部が制御基板5の上方Z1に重なって設けられている点、通電制御装置101はヒートシンク8を有していないもののシート状の絶縁部材(不図示)を介して設置面(不図示)に設置される点、が異なる。また、比較例としての通電制御装置101は、図4(B)に示すように、前後寸法L101は210mm、左右寸法L102は224mmとなるように形成されている。なお、図4(A) (B)に示された比較例としての通電制御装置101おいて、本発明品としての通電制御装置1と同一構造乃至同一機能を有する部位には、同一符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、本発明品の面積16988mmであり、比較例の面積46200mmに対して、63%の小型化が図られるとともに、図6に示すように、熱流体シミュレーションの結果から、本発明品が比較例に対して、発熱源温度(Tjmax)が25.9%低減したことがわかった。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 通電制御装置
2A、2B 一対のパワーモジュール(一対の電気部品)
3A、3B 各一対のバスバ(一対の第1バスバ、一対の第2バスバ)
4 制御部
5 制御基板
6 カバー
7 ベースプレート(熱伝導部材)
8 ヒートシンク(放熱部材)
Z1 上方 (一方側)

Claims (2)

  1. 電源と負荷との間の通電を制御する通電制御装置であって、
    前記電源と前記負荷との間の通電及び遮断を行う一対の電気部品と、
    該各電気部品の両端に接続されて、前記電源と前記負荷との間に電気的な経路を形成する各一対のバスバと、
    前記電気部品を制御する制御部と、
    該制御部が搭載されて、前記制御部と前記電気部品とを電気的に接続する制御基板と、
    前記制御基板を一方側から覆うカバーと、を備え、
    前記制御基板及び前記カバーは、前記一対の電気部品の間において、前記各一対のバスバ、及び前記一対の電気部品、と同一面上に設けられていることを特徴とする通電制御装置。
  2. 前記一対の電気部品は、絶縁性の熱伝導部材を介して放熱部材に固定されることを特徴とする請求項1に記載の通電制御装置。
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