JP2016219286A - 渦電流式発熱装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発熱装置1は、回転軸3と、発熱部材4と、複数の永久磁石5と、磁石保持部材6と、熱回収機構と、を備える。熱回収機構は、密閉容器と、入側配管33と、出側配管34と、蓄熱装置40と、バイパス配管37と、弁38A、38Bと、熱媒体と、を含む。入側配管33は、密閉容器の内部空間に繋がる入口11に接続される。出側配管34は、密閉容器の内部空間に繋がる出口12に接続される。バイパス配管37は、入側配管33と出側配管34とを連絡する。弁38A、38Bは、容器、入側配管33、出側配管34及び蓄熱装置40で形成される主循環路と、容器、入側配管33、出側配管34及びバイパス配管37で形成される副循環路と、に経路を切り換える。熱媒体は、主循環路及び副循環路に充填される。
【選択図】図3
Description
前記非回転部に固定された発熱部材と、
前記発熱部材に隙間を空けて対向し、互いに隣接するもの同士で磁極の配置が交互に異なる複数の永久磁石と、
前記永久磁石を保持し、前記回転軸に固定された磁石保持部材と、
前記発熱部材に生じた熱を回収する熱回収機構と、を備える。
前記回転軸に固定された発熱部材と、
前記発熱部材に隙間を空けて対向し、互いに隣接するもの同士で磁極の配置が交互に異なる複数の永久磁石と、
前記永久磁石を保持し、前記非回転部に固定された磁石保持部材と、
前記発熱部材に生じた熱を回収する熱回収機構と、を備える。
前記非回転部に固定されて前記発熱部材を包囲する密閉容器であって、前記発熱部材と前記永久磁石との前記隙間に非磁性の隔壁を有する密閉容器と、
前記密閉容器の内部空間に繋がる入口に接続された入側配管と、
前記密閉容器の内部空間に繋がる出口に接続された出側配管と、
前記入側配管及び前記出側配管に接続された蓄熱装置と、
前記入側配管と前記出側配管とを連絡するバイパス配管と、
前記容器、前記入側配管、前記出側配管及び前記蓄熱装置で形成される主循環路と前記容器、前記入側配管、前記出側配管及び前記バイパス配管で形成される副循環路と、に経路を切り換える弁と、
前記主循環路及び前記副循環路に充填された熱媒体と、を含む。
図1は、第1実施形態の発熱装置の要部を示す縦断面図である。図2は、第1実施形態の発熱装置の要部を示す横断面図である。図3は、第1実施形態の発熱装置の全体を模式的に示す図である。図1〜図3には、風力発電設備に搭載した発熱装置1を例示する。図1及び図2に示すように、第1実施形態の発熱装置1は、回転軸3と、発熱部材4と、複数の永久磁石5と、磁石保持部材6と、を備える。回転軸3は、非回転部である固定の本体2に対し、軸受7を介して回転可能に支持される。
図5は、第2実施形態の発熱装置の全体を模式的に示す図である。第2実施形態では、第1実施形態の発熱装置1に温度センサ50が追加される。その他の構成は、第1実施形態の発熱装置1と同じである。
図6は、第3実施形態の発熱装置の全体を模式的に示す図である。第3実施形態では、前記第1実施形態の発熱装置1に循環ポンプ36が追加される。その他の構成は、第1実施形態の発熱装置1と同じである。
図7は、第4実施形態の発熱装置の全体を模式的に示す図である。図7では、簡便のため蓄熱装置40は図示しない。第4実施形態は、第1実施形態の発熱装置1に圧力調整装置が追加される。その他の構成は、第1実施形態の発熱装置1と同じである。圧力調整装置は例えば、アキュムレータ60である。
図8は、第5実施形態の発熱装置の全体を模式的に示す図である。図8では、簡便のため発熱装置40は図示しない。第5実施形態では、第4実施形態と同様に、第1実施形態の発熱装置1に圧力調整装置が追加される。その他の構成は、第1実施形態の発熱装置1と同じである。第5実施形態の圧力調整装置は、放冷器61である。
第6実施形態の発熱装置は、第1実施形態の発熱装置1と異なり、磁石5は固定であり、発熱部材4が回転軸3と一体で回転する。その他の構成は、第1実施形態の発熱装置1と同じである。
4:発熱部材、 4a:基材、 4b:第1層、 4c:第2層、
4d:酸化防止皮膜層、 4e:緩衝層、
5:永久磁石、 6:磁石保持部材、 6a:円筒部材、
6b:連結部材、 6c:貫通穴、
7:軸受、 8:カバー、 9:ポールピース、
11:入口、 12:出口、
15:隔壁、 15a:隔壁支持部材、
20:羽根車、 21:回転軸、 22:ブレーキ装置、
23:クラッチ装置、 24:増速装置、 25:軸受、
33:入側配管、 34:出側配管、
36:循環ポンプ、 37:バイパス配管、38A〜38D:弁、
40:蓄熱装置、 50:温度センサ、51:制御装置、
60:アキュムレータ、 61:放冷器
Claims (8)
- 非回転部に回転可能に支持された回転軸と、
前記非回転部に固定された発熱部材と、
前記発熱部材に隙間を空けて対向し、互いに隣接するもの同士で磁極の配置が交互に異なる複数の永久磁石と、
前記永久磁石を保持し、前記回転軸に固定された磁石保持部材と、
前記発熱部材に生じた熱を回収する熱回収機構と、を備え、
前記熱回収機構は、
前記非回転部に固定されて前記発熱部材を包囲する密閉容器であって、前記発熱部材と前記永久磁石との前記隙間に非磁性の隔壁を有する密閉容器と、
前記密閉容器の内部空間に繋がる入口に接続された入側配管と、
前記密閉容器の内部空間に繋がる出口に接続された出側配管と、
前記入側配管及び前記出側配管に接続された蓄熱装置と、
前記入側配管と前記出側配管とを連絡するバイパス配管と、
前記容器、前記入側配管、前記出側配管及び前記蓄熱装置で形成される主循環路と前記容器、前記入側配管、前記出側配管及び前記バイパス配管で形成される副循環路と、に経路を切り換える弁と、
前記主循環路及び前記副循環路に充填された熱媒体と、を含む、渦電流式発熱装置。 - 請求項1に記載の渦電流式発熱装置であって、
前記熱回収機構は、前記副循環路のうち、前記容器、前記入側配管又は前記出側配管に配置された温度センサを備える、渦電流式発熱装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の渦電流式発熱装置であって、
前記熱回収機構は、前記副循環路のうち、前記入側配管、前記出側配管又は前記バイパス配管に配置された循環ポンプを備える、渦電流式発熱装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の渦電流式発熱装置であって、
前記熱回収機構は、前記副循環路のうち、前記入側配管、前記出側配管又は前記バイパス配管に配置された圧力調整装置を備える、渦電流式発熱装置。 - 非回転部に回転可能に支持された回転軸と、
前記回転軸に固定された発熱部材と、
前記発熱部材に隙間を空けて対向し、互いに隣接するもの同士で磁極の配置が交互に異なる複数の永久磁石と、
前記永久磁石を保持し、前記非回転部に固定された磁石保持部材と、
前記発熱部材に生じた熱を回収する熱回収機構と、を備え、
前記熱回収機構は、
前記非回転部に固定されて前記発熱部材を包囲する密閉容器であって、前記発熱部材と前記永久磁石との前記隙間に非磁性の隔壁を有する密閉容器と、
前記密閉容器の内部空間に繋がる入口に接続された入側配管と、
前記密閉容器の内部空間に繋がる出口に接続された出側配管と、
前記入側配管及び前記出側配管に接続された蓄熱装置と、
前記入側配管と前記出側配管とを連絡するバイパス配管と、
前記容器、前記入側配管、前記出側配管及び前記蓄熱装置で形成される主循環路と前記容器、前記入側配管、前記出側配管及び前記バイパス配管で形成される副循環路と、に経路を切り換える弁と、
前記主循環路及び前記副循環路に充填された熱媒体と、を含む、渦電流式発熱装置。 - 請求項5に記載の渦電流式発熱装置であって、
前記熱回収機構は、前記副循環路のうち、前記容器、前記入側配管又は前記出側配管に配置された温度センサを備える、渦電流式発熱装置。 - 請求項5又は請求項6に記載の渦電流式発熱装置であって、
前記熱回収機構は、前記副循環路のうち、前記入側配管、前記出側配管又は前記バイパス配管に配置された循環ポンプを備える、渦電流式発熱装置。 - 請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載の渦電流式発熱装置であって、
前記熱回収機構は、前記副循環路のうち、前記入側配管、前記出側配管又は前記バイパス配管に配置された圧力調整装置を備える、渦電流式発熱装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021040411A (ja) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | 住友電気工業株式会社 | 発熱機、及びエネルギー貯蔵システム |
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- 2015-05-21 JP JP2015104048A patent/JP6631039B2/ja active Active
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