JP2016215480A - ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム - Google Patents

ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム Download PDF

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Abstract

【課題】 化粧品や薬品等の高級商品を包装する場合の高い収縮包装仕上がり要求を満たし且つ生産性を損なうことの無いポリエチレン系架橋熱収縮フィルムを提供する。【解決手段】酢酸ビニル含量5〜15重量%、MI0.3〜3.0g/10分のエチレン−酢酸ビニル共重合体35〜70重量部、密度0.865〜0.885g/cm3、MI0.5〜4.0g/10分のポリエチレン系エラストマー25〜65重量部、密度0.895〜0.910g/cm3、MI0.5〜4.0g/10分の超低密度ポリエチレン0〜40重量部の樹脂を芯層、密度0.915〜0.930g/cm3、MI1.0〜3.0g/10分の直鎖状低密度ポリエチレン80〜95重量部、密度0.865〜0.885g/cm3、MI0.5〜4.0g/10分のポリエチレン系エラストマー5〜20重量部の樹脂を両表面層とし、電子線照射架橋し延伸して得られるポリエチレン系架橋熱収縮フィルム【選択図】なし

Description

本発明は、収縮包装材料に使用される、収縮包装仕上がり性に優れたポリエチレン系架橋シュリンクフィルムに関する。
従来、熱収縮性包装材料としては、ポリ塩化ビニル系シュリンクフィルム、ポリプロピレン系シュリンクフィルム、ポリエチレン系未架橋シュリンクフィルム、ポリエチレン系架橋シュリンクフィルム等が知られている。
その中で、ポリエチレン系架橋シュリンクフィルムは、ポリ塩化ビニル系シュリンクフィルムのように包装作業時や廃棄焼却時に有害な塩化水素ガスを発生することもなく、また、ポリプロピレン系シュリンクフィルム、ポリエチレン系未架橋シュリンクフィルムに比べ、収縮包装仕上がり性に優れるという特徴を有していることから、食品、化粧品、薬品、文房具等の収縮包装に広く用いられている。しかしながら、開示されている特許文献1〜4記載のフィルムでは、静電シール包装機で小型容器を包装する時など、包装機の製袋条件の制限で製袋の余裕率を通常よりも大きくしなければならない場合や、コーナーシワを極力無くす目的で製袋の余裕率を通常よりも大きくする場合などに、収縮包装体がタイトに仕上がらず、収縮したフィルムと被包装物とのフィット感が不足したり、収縮包装体の天面部分に収縮不足による波状シワが発生し、十分な収縮包装仕上がり性が得られないという課題を有していた。ここでいう製袋の余裕率とは、(製袋フィルム周長−被包装物の周長)/被包装物の周長×100(%)で表されるものであり、通常は10〜20%程度であるが、30〜70%程度に比較的大きく設定する場合に、前記の様な収縮包装仕上がり性不良が見られていた。
前記の製袋高余裕率時の収縮仕上がり性を改善すべく、特定の低密度ポリエチレンを含有した特許文献5記載のフィルムが開示されているが、特許文献1記載のフィルムよりは格段に優れた収縮仕上がり性を発現できるものの、化粧品や薬品等の高級商品を包装する場合の厳しい収縮包装仕上がり要求に対しては、依然、満足できるものでは無かった。
特許文献6で開示されているフィルムは、化粧品や薬品等の高級商品を包装する場合の厳しい収縮包装仕上がり要求を満足させようとすると、生産安定性を損なう懸念を有していた。具体的には、EVAと低密度ポリエチレンの芯層原料系では、高度な包装仕上がり要求を満足させるには、高酢酸ビニル含量(15重量%超)のEVAが必要となり、生産での押出成形加工工程で、高酢酸ビニル含量EVAの熱劣化により、ゲル化物が頻発し、延伸安定性の阻害原因となる。熱劣化し難い低酢酸ビニル含量(15重量%以下)のEVAを使用し、且つ、高度な包装仕上がり要求を満足させるには、エチレン−アクリル酸メチル共重合体または、エチレン−アクリル酸ブチル共重合体の配合が必要となるが、この場合、同じ生産機で、原料系の異なる多品種を生産する際に、原料の置き換わりに時間がかかり、生産ロスによる歩留まり低下の要因となる懸念を有していた。また、EVAを使用しないと、厳しい収縮包装仕上がり要求を満足することが困難であった。
特開平5−84826号公報 特開平5−162270号公報 特開平8−169093号公報 特開平10−250012号公報 特開2014−223808号公報 特開平2−283445号公報
本発明は、化粧品や薬品等の高級商品を包装する場合の厳しい収縮包装仕上がり要求を満足することが可能で、且つ、生産性を損なうことの無い、ポリエチレン系架橋シュリンクフィルムを提供することを課題とするものである。
本発明者らは、かかる課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達したものである。
すなわち、本発明は、酢酸ビニル含量5〜15重量%、MI0.3〜3.0g/10分であるEVA(以下、EVA(A)と記す)35〜70重量部、密度0.865〜0.885g/cm3、MI0.5〜4.0g/10分であるポリエチレン系エラストマー(以下、ポリエチレン系エラストマー(B)と記す)25〜65重量部、密度0.895〜0.910g/cm3、MI0.5〜4.0g/10分である超低密度ポリエチレン(以下、超低密度ポリエチレン(C)と記す)0〜40重量部からなる樹脂組成物を主成分とする芯層、及び、密度0.915〜0.930g/cm3、MI1.0〜3.0g/10分である直鎖状低密度ポリエチレン(以下、直鎖状低密度ポリエチレン(D)と記す)80〜95重量部、密度0.865〜0.885g/cm3、MI0.5〜4.0g/10分であるポリエチレン系エラストマー(以下、ポリエチレン系エラストマー(E)と記す)5〜20重量部からなる樹脂組成物を主成分とする両表面層を有する少なくとも3層以上の構成であり、20〜60kGyの電子線照射により架橋せしめ、縦横同時に3〜6倍の延伸加工を行うことによって得られるポリエチレン系架橋シュリンクフィルムを提供し、好ましくは、芯層主成分中のポリエチレン系エラストマー(B)、及び、両表面層主成分中のポリエチレンエラストマー(E)の密度が0.865〜0.879g/cm3であり、35〜45kGyの電子線照射により架橋せしめ、250℃、21.6kg荷重条件でのMFRが7〜25g/10分である事を特徴とするポリエチレン系架橋シュリンクフィルムを提供するものである。
本発明のポリエチレン系架橋シュリンクフィルムは、高度な収縮仕上がり性に必要な異形追随性に優れた特定のEVAと、低温収縮性、耐引裂性に優れた特定のポリエチレン系エラストマーと、必要に応じて耐引裂性、延伸安定性に優れた超低密度ポリエチレンを配合した樹脂組成物を主成分とする層を芯層、透明性、滑り性、耐熱性に優れた特定の直鎖状低密度ポリエチレンと、低温収縮性に優れた特定のポリエチレン系エラストマーからなる樹脂組成物を主成分とする層を両表面層として積層、電子線照射、延伸することで、生産性を損なうこと無く、厳しい収縮包装仕上がり要求を満足できる、という効果を奏する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、芯層の主成分に用いられる樹脂組成物の内、EVA(A)は、酢酸ビニル含量5〜15重量%、MI0.3〜3.0g/10分の範囲のもので、エチレンと酢酸ビニルとの共重合体からなり、芯層主成分の樹脂組成として35〜70重量部配合する。主に、高度な収縮仕上がり性に要求される異形追随性に優れた特徴を付与する作用を成すため、当該範囲のものを配合することが好ましい。
EVA(A)の酢酸ビニル含量が5%未満のものは、高度な収縮仕上がり性に要求される異形追随性が不十分となり、また、15%を超えると、溶融押出加工工程での熱劣化によるゲル化物の発生を誘発し、延伸安定性を低下させるため、好ましくない。MIが0.3g/10分未満のものは、押出時のモーター負荷が増大するため好ましくなく、3.0g/10分を超えると延伸加工性や耐熱性の低下や、溶断シール時にピンホールやシール開きが発生するため好ましくない。また、芯層主成分に用いられる樹脂組成物中の組成として、35重量部未満になると高度な収縮仕上がり性に要求される異形追随性が不十分となり、70重量部を超えると、低温収縮性、耐引裂性が不十分となるため、好ましくない。
本発明の芯層主成分に用いられる樹脂組成物の内、ポリエチレン系エラストマー(B)は、密度0.865〜0.885g/cm3、MI0.5〜4.0g/10分の範囲のもので、ブテン−1、ペンテンー1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1、4−メチルペンテン−1から成る群から選ばれた1種又は2種以上のα−オレフィンとエチレンとの共重合体からなり、芯層主成分の樹脂組成として25〜65重量部配合され、主に、低温収縮性、耐引裂性を付与する作用を成すため、当該樹脂及び範囲のものを配合することが好ましい。
ポリエチレン系エラストマー(B)の密度が0.865g/cm3未満のものは、フィルムの引張弾性率が低くなり、包装機での走行性が低下するので好ましくなく、0.885g/cm3を超えると低温収縮性が不十分となるため、好ましくない。MIが0.5g/10分未満のものは、押出時のモーター負荷が増大するため好ましくなく、4.0g/10分を超えると延伸加工性、耐熱性の低下や、溶断シール時にピンホールやシール開きが発生するため好ましくない。芯層主成分に用いられる樹脂組成物中の組成として、25重量部未満になると、低温収縮性や引裂強度が低下するので好ましくなく、65重量部を超えると、収縮トンネル内でのフィルムの耐熱性が低下するので好ましくない。
本発明の芯層主成分に用いられる樹脂組成物の内、超低密度ポリエチレン(C)は、密度0.895〜0.910g/cm3、MI0.5〜4.0g/10分の範囲のもので、ブテン−1、ペンテンー1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1、4−メチルペンテン−1から成る群から選ばれた1種又は2種以上のα−オレフィンとエチレンとの共重合体からなり、芯層主成分の樹脂組成として0〜40重量部配合され、主に、耐引裂性、延伸安定性を補強する作用を成すため、当該範囲のものを配合することが好ましい。
超低密度ポリエチレン(C)の密度0.895g/cm3未満のものは、フィルムの引張弾性率が低くなり、包装機での走行性が低下の要因となるので好ましくなく、0.885g/cm3を超えると低温収縮性を阻害するため、好ましくない。MIが0.5g/10分未満のものは、押出時のモーター負荷が増大するため好ましくなく、4.0g/10分を超えると延伸加工性、耐熱性の低下や、溶断シール時にピンホールやシール開きが発生するため好ましくない。芯層主成分に用いられる樹脂組成物中の組成として、40重量部を超えると、低温収縮性を阻害するため、好ましくない。
本発明の両表面層の主成分に用いられる樹脂組成物の内、直鎖状低密度ポリエチレン(D)は、密度0.915〜0.930g/cm3、MI1.0〜3.0g/10分の範囲のものであり、ブテン−1、ペンテンー1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1、4−メチルペンテン−1から成る群から選ばれた1種又は2種以上のα−オレフィンとエチレンとの共重合体からなり、両表面層主成分の樹脂組成として80〜95重量部配合され、主に滑り性、耐熱性、透明性を付与する作用を成すため、当該範囲のものを配合することが好ましい。
直鎖状低密度ポリエチレン(D)の密度が0.915g/cm3未満のものは滑り性が低下するため好ましくなく、0.930g/cm3 を超えるとヒートシール性が低下するため好ましくない。MIが1.0g/10分未満の場合や、3.0g/10分を超える場合には、透明性が低下するので好ましくない。両表面層主成分の樹脂組成として、80重量部未満では、収縮トンネル内での耐熱性が低下し、95重量部を超えると、低温収縮性が低下するため好ましくない。
本発明の両表面層の主成分に用いられる樹脂組成物の内、ポリエチレン系エラストマー(E)は、密度0.865〜0.885g/cm3、MI0.5〜4.0g/10分の範囲のもので、ブテン−1、ペンテンー1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1、4−メチルペンテン−1から成る群から選ばれた1種又は2種以上のα−オレフィンとエチレンとの共重合体からなり、両表面層主成分の樹脂組成として5〜20重量部配合され、主に低温収縮性を付与する作用を成すため、当該範囲のものを配合することが好ましい。
ポリエチレン系エラストマー(B)の密度が0.865g/cm3未満のものは、滑り性が低下するので好ましくなく、0.885g/cm3を超えると低温収縮性が不十分となるため、好ましくない。MIが0.5g/10分未満の場合や、4.0g/10分を超える場合には、透明性が低下するので好ましくない。両表面層主成分に用いられる樹脂組成物中の組成として、5重量部未満になると、低温収縮性が低下するので好ましくなく、20重量部を超えると、滑り性が低下するので好ましくない。
両表面層及び/又は芯層は、本発明の目的に支障をきたさない範囲であれば、両表面層には芯層主成分樹脂組成物を混合して、また、芯層には両表面層主成分樹脂組成物を混合して用いる事が出来る。これにより、要求される特性に応じて諸物性の調整を行う事が出来、またトリムや格外品等の再利用樹脂を混合使用する事も出来る。
本発明の層構成は、少なくとも3層以上の層構成であり、例えばB/A/B、B/A+B/Bの3層構成、B/A+B/A/A+B/B、B/A/A+B/A/B等の5層構成が挙げられる。中でも、A+B層を設けた層構成は、諸物性の調整や再利用樹脂の混合使用がやりやすくなり、好適である。芯層、両表面層以外の層については本発明の目的に支障をきたさない範囲であれば、特に制限はない。
本発明の各層の厚み構成比については特に限定されないが、芯層の厚み比率が全体厚みに対し40〜80%の範囲内であることが好ましい。芯層の厚み比率が40%未満では高度な収縮包装仕上がり性のパフォーマンスが低下するので好ましくなく、80%を超えると、フィルムの引張弾性率が低くなり、包装機での走行性が低下し易くなるので好ましくない。フィルムの全体厚みも特に限定されないが、熱収縮性包装材料用途としては7〜35μmであることが好ましい。
本発明の目的に支障をきたさない範囲であれば、滑剤、ブロッキング防止剤、帯電防止剤、防曇剤、酸化防止剤等の添加剤がそれぞれの有効な作用を具備させる目的で適宜使用することができる。
本発明における架橋処理としては、20〜60kGyの範囲の電子線をフィルムに照射することにより成されるものであり、更には35〜45kGyの範囲が好ましい。20kGy未満では、耐熱性、延伸加工性の低下や、溶断シール時にピンホールやシール開きが発生するため好ましくなく、60kGyを超えると溶断カット性が低下するので好ましくない。
本発明において、20〜60kGyの範囲の電子線架橋処理後、延伸して得られるフィルムの250℃、21.6kg荷重条件でのMFR(以下、MFRと記す)は、7〜25g/10分の範囲であることが好ましい。MFRは、原料種や線量の組み合わせによって変化するが、7g/10分未満では溶断カット性が低下し易くなるため好ましくなく、25g/10分を超えると、熱収縮トンネル内での耐熱性や、嵩高な被包装物を高速で包装するような条件での溶断シール性が低下し易くなるため好ましくない。
本発明において、架橋処理によって得られる各層の架橋度については、各層ともに同等であることが好ましい。各層の架橋度や溶融粘度が違いすぎると、透明性が低下し易く、好ましくない。
各層の架橋度を合わせる目的での、架橋助剤、架橋抑制剤等の添加や、加速電圧の調整等については、本発明の目的に支障をきたさない範囲であれば、行っても何ら問題ない。
次に、本発明のフィルムの製造方法を示す。前記の樹脂を用いて本発明のフィルムを製造する方法は、公知の縦横同時2軸延伸方法で行うことができ、延伸倍率は縦横とも3〜6倍が好ましい。3倍未満では、モジュラスが低下して収縮トンネル内での製袋フィルムの膨らみが大きいことによる耐熱性不良や、収縮包装後に見られる縦筋状の外観不良が発生するため好ましくなく、6倍を超えると、引裂強度が低下し好ましくない。
以下、3層積層環状製膜延伸の場合を例に挙げ、具体的に説明する。 まず、EVA(A)、ポリエチレン系エラストマー(B)と必要に応じて超低密度ポリエチレン(C)を配合した樹脂組成物を主体とする層を芯層、直鎖状低密度ポリエチレン(D)、ポリエチレン系エラストマー(E)からなる樹脂組成物を主体とする層を両表面層となるように、3台の押出機により溶融混練し、3層環状ダイより環状に共押出し、延伸することなく一旦急冷固化してチューブ状未延伸フィルムを作製する。次いで、電子線照射装置にて、20〜60kGyの照射条件にて、チューブ状未延伸フィルムの両面に電子線を照射し、架橋チューブ状未延伸フィルムを作製する。得られた架橋チューブ状未延伸フィルムを、チューブラー延伸装置に供給し、高度の配向可能な温度範囲、例えば芯層樹脂の融点以下10℃よりも低い温度で、好ましくは融点以下15℃よりも低い温度でチューブ内部にガス圧を適用して膨張延伸により、縦横とも延伸倍率3〜6倍で同時二軸配向を起こさせる。延伸装置から取り出したフィルムは、希望により熱処理やアニーリングすることができ、これにより保存中の自然収縮を抑制することができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
なお、実施例及び比較例おける測定及び評価の方法は、以下に示す通りに行った。
1.フィルム厚み:JIS−Z1709に準じて測定した。
2.厚み比:フィルムの断面を顕微鏡で観察することにより測定した。 3.ヘイズ:JIS−K7105に準じて測定した。
4.MI:JIS−K7210に準じて、190℃、2.16kg荷重条件で測定した。
5.MFR:JIS−K7210に準じて、250℃、21.6kg荷重条件で測定した。
6.引張弾性率:JIS−Z7127に準じて測定した。
7.100℃熱収縮率:縦横それぞれ100mmの正方形に切り取ったフィルムを100℃のグリセリン浴中に10秒間浸漬した後、水中で急冷し、縦横それぞれの長さを測定し、数1によりMD、TDの熱収縮率を算出した。
(数1)
熱収縮率 (%)=100−A
(但し、Aは、急冷後の縦、又は横の長さ (mm)を示す。)
8.収縮包装仕上がり性:インターナショナル三興(株)製のL型シール式半折自動包装
機(型式:ASL-260)にて、市販の化粧水ポンプ容器を縦30%、横100%の製袋余裕率条件で予備包装し、フィルムの耐熱限界5℃手前に設定した収縮トンネル内を10秒滞留させ、トンネル通過後の包装サンプルの中から無作為に5つを選び、以下の基準で評価
した。
<評価基準>
○:収縮フィルムと被包装物とのタイト感は十分あり、また包装サンプルの四隅の角立ちや、小ジワが殆ど無い。
△:収縮フィルムと被包装物とのタイト感は十分あるが、包装サンプルの四隅の角立ちや小ジワが若干目立つ。
×:収縮フィルムと被包装物とのタイト感が不十分、もしくは、包装サンプルの四隅の角立ちや小ジワが明らかに目立つ。または、包装時にフィルムが走行不良を起こし、傷などが入って外観を損ねる。
9.溶断シール性、静電シール性:(株)ハナガタ製のオーバーラップ自動包装機(型式:HP-20SA)にて、一辺15cmの立方体の箱を40個/分の包装速度で包装し、フィルムの耐熱限界5℃手前に設定した収縮トンネル内を5秒間滞留させ、トンネル通過後の包装サンプルの中から無作為に10個を選び、横シールの溶断シール性と縦シールの静電シール性を以下の基準にて評価した。
<溶断シール性−評価基準>
○:包装サンプルの溶断シール部に、ピンホールやシール開きが見られない。
×:包装サンプルの溶断シール部に、ピンホールやシール開きが見られる。または、230℃以上にシール温度を上げないと溶断出来ない。
<静電シール性−評価基準>
○:包装サンプルの静電シール部が開かず、綺麗にシールされている。
×:包装サンプルの静電シール部に開きが見られる。
実施例1
表1に示すように、酢酸ビニル含量10重量%、MI2.0g/10分のEVA(A1)65重量部、密度0.870g/cm3、MI1.0g/10分のポリエチレン系エラストマー(B1)35重量部からなる樹脂組成物を芯層とし、密度0.920g/cm3、MI1.0g/10分である直鎖状低密度ポリエチレン(D1)90重量部、密度0.870g/cm3、MI1.0g/10分のポリエチレン系エラストマー(E1)10重量部を両表面層とし、3台の押出機で溶融混練した後、厚み比が1/5/1になるように各押出機の押出量を設定し、3層環状ダイスにより下向きに共押出した。形成された3層構成チューブを、内側は冷却水が循環している円筒状冷却マンドレルの外表面を摺動させながら、外側は水槽を通すことにより冷却して引き取り、未延伸フィルムを得た。このチューブ状未延伸フィルムの両面に、日新ハイボルテージ社製の電子線照射装置を用いて、38kGyの照射条件で電子線照射を行った後、架橋チューブ状未延伸フィルムをチューブラー二軸延伸装置に導き、90〜110℃で縦横それぞれ5倍に延伸し、フィルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
生産時のトラブルは特になく、また、得られたフィルムは、高度な収縮包装仕上がり性に優れるもので、収縮フィルムと被包装物とのタイト感は十分あり、四隅の角やコーナーシワが殆ど無い外観美麗な収縮包装体が得られた。その他、ヘイズ、引張弾性率、100℃熱収縮率、溶断シール性、静電シール等の特性も良好であった。
実施例2
表1に示すように、酢酸ビニル含量15重量%、MI1.0g/10分のEVA(A2)50重量部、密度0.870g/cm3、MI1.0g/10分のポリエチレン系エラストマー(B1)25重量部、密度0.905g/cm3、MI0.8g/10分の超低密度ポリエチレン(C1)25重量部からなる樹脂組成物を芯層とし、照射線量を40kGy、延伸倍率を縦横4倍とした以外は、実施例1と同様の方法で、フィルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
生産時のトラブルは特になく、また、得られたフィルムは、高度な収縮包装仕上がり性に優れるもので、収縮フィルムと被包装物とのタイト感は十分あり、四隅の角やコーナーシワが殆ど無い外観美麗な収縮包装体が得られた。その他、ヘイズ、引張弾性率、100℃熱収縮率、溶断シール性、静電シール等の特性も良好であった。
実施例3
表1に示すように、酢酸ビニル含量6重量%、MI0.3g/10分のEVA(A3)45重量部、密度0.875g/cm3、MI3.0g/10分のポリエチレン系エラストマー(B2)55重量部からなる樹脂組成物を芯層とし、密度0.920g/cm3、MI1.0g/10分である直鎖状低密度ポリエチレン(D1)90重量部、密度0.875g/cm3、MI3.0g/10分のポリエチレン系エラストマー(E2)10重量部を両表面層とし、厚み比を1/6/1、照射線量を35kGy、延伸倍率を縦横4倍とした以外は、実施例1と同様の方法で、フィルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
生産時のトラブルは特になく、また、得られたフィルムは、高度な収縮包装仕上がり性に優れるもので、収縮フィルムと被包装物とのタイト感は十分あり、四隅の角やコーナーシワが殆ど無い外観美麗な収縮包装体が得られた。その他、ヘイズ、引張弾性率、100℃熱収縮率、溶断シール性、静電シール等の特性も良好であった。
実施例4
表1に示すように、酢酸ビニル含量15重量%、MI1.0g/10分のEVA(A2)50重量部、密度0.885g/cm3、MI1.0g/10分のポリエチレン系エラストマー(B3)50重量部からなる樹脂組成物を芯層とし、密度0.920g/cm3、MI1.0g/10分である直鎖状低密度ポリエチレン(D1)85重量部、密度0.885g/cm3、MI1.0g/10分のポリエチレン系エラストマー(E3)15重量部を両表面層とし、厚み比を1/4/1、照射線量を35kGyとした以外は、実施例1と同様の方法で、フィルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
生産時のトラブルは特になく、また、得られたフィルムは、高度な収縮包装仕上がり性に優れるもので、収縮フィルムと被包装物とのタイト感は十分あり、四隅の角やコーナーシワが殆ど無い外観美麗な収縮包装体が得られた。その他、ヘイズ、引張弾性率、100℃熱収縮率、溶断シール性、静電シール等の特性も良好であった。
実施例5
表1に示すように、酢酸ビニル含量15重量%、MI1.0g/10分のEVA(A2)35重量部、密度0.875g/cm3、MI3.0g/10分のポリエチレン系エラストマー(B2)35重量部、密度0.905g/cm3、MI0.8g/10分の超低密度ポリエチレン(C1)30重量部からなる樹脂組成物を芯層とし、密度0.920g/cm3、MI1.0g/10分である直鎖状低密度ポリエチレン(D1)90重量部、密度0.875g/cm3、MI3.0g/10分のポリエチレン系エラストマー(E2)10重量部を両表面層とし、厚み比を1/4/1、照射線量を45kGy、延伸倍率を縦横4倍とした以外は、実施例1と同様の方法で、フィルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
生産時のトラブルは特になく、また、得られたフィルムは、高度な収縮包装仕上がり性に優れるもので、収縮フィルムと被包装物とのタイト感は十分あり、四隅の角やコーナーシワが殆ど無い外観美麗な収縮包装体が得られた。その他、ヘイズ、引張弾性率、100℃熱収縮率、溶断シール性、静電シール等の特性も良好であった。
比較例1
表2に示すように、密度0.920g/cm3、MI0.3g/10分である高圧法により製造される長鎖分岐を有する低密度ポリエチレン(F1)35重量部、密度0.885g/cm3、MI1.0g/10分であるポリエチレン系エラストマー(B3)65重量部からなる樹脂組成物を芯層とし、密度0.920g/cm3、MI1.0g/10分である直鎖状低密度ポリエチレン(D1)を両表面層とし、厚み比を1/4/1、照射線量を40kGy、延伸倍率を縦横4倍とした以外は、実施例1と同様の方法で、フィルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
生産時のトラブルは特になく、また、得られたフィルムは、収縮フィルムと被包装物とのタイト感は十分であったが、四隅の角やコーナーシワがやや目立ち、収縮仕上がり性としては不十分なものであった。
比較例2
表2に示すように、密度0.920g/cm3、MI0.3g/10分である高圧法により製造される長鎖分岐を有する低密度ポリエチレン(F1)40重量部、密度0.885g/cm3、MI1.0g/10分であるポリエチレン系エラストマー(B3)60重量部からなる樹脂組成物を芯層とし、密度0.920g/cm3、MI1.0g/10分である直鎖状低密度ポリエチレン(D1)85重量部、密度0.885g/cm3、MI1.0g/10分のポリエチレン系エラストマー(E3)15重量部を両表面層とし、照射線量を40kGy、延伸倍率を縦横4倍とした以外は、実施例1と同様の方法で、フィルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
生産時のトラブルは特になく、また、得られたフィルムは、収縮フィルムと被包装物とのタイト感は十分であったが、四隅の角やコーナーシワがやや目立ち、収縮仕上がり性としては不十分なものであった。
比較例3
表2に示すように、酢酸ビニル含量21%、MI2.5g/10分のEVA(A4)70重量部、密度0.870g/cm3、MI1.0g/10分のポリエチレン系エラストマー(B1)30重量部からなる樹脂組成物を芯層とし、厚み比を1/6/1、照射線量を40kGy、延伸倍率を縦横4倍とした以外は、実施例1と同様の方法で、フィルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
得られたフィルムは、高度な収縮包装仕上がり性に優れるもので、収縮フィルムと被包装物とのタイト感は十分あり、四隅の角やコーナーシワが殆ど無いものであった。一方で、生産時にEVAの熱劣化ブツにより、延伸バブルのパンクが頻発し、延伸安定性が不足するものであった。
比較例4
表2に示すように、酢酸ビニル含量15重量%、MI1.0g/10分のEVA(A2)50重量部、密度0.875g/cm3、MI3.0g/10分のポリエチレン系エラストマー(B2)35重量部、密度0.905g/cm3、MI0.8g/10分の超低密度ポリエチレン(C1)15重量部からなる樹脂組成物を芯層とし、密度0.920g/cm3、MI1.0g/10分である直鎖状低密度ポリエチレン(D1)70重量部、密度0.875g/cm3、MI3.0g/10分のポリエチレン系エラストマー(E2)30重量部を両表面層とし、照射線量を65kGyとした以外は、実施例1と同様の方法で、フィルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
得られたフィルムは、包装時にフィルムが走行不良を起こし、傷などが入って外観を損ね、また、230℃以上にシール温度を上げないと溶断出来ず、易溶断シール性にも劣るものであった。
比較例5
表2に示すように、酢酸ビニル含量6重量%、MI0.3g/10分のEVA(A3)80重量部、密度0.870g/cm3、MI1.0g/10分のポリエチレン系エラストマー(B1)20重量部からなる樹脂組成物を芯層とし、照射線量を35kGy、延伸倍率を縦横4倍とした以外は、実施例1と同様の方法で、フィルム厚み15μmの積層二軸延伸フィルムを得た。
得られたフィルムは、低温収縮性が劣るため、収縮フィルムと被包装物とのタイト感は十分であるものの、四隅の角やコーナーシワがやや目立ち、収縮仕上がり性としては不十分なものであり、また、耐引裂性が劣るため、収縮トンネル内で製袋内エア抜けの為の針孔部からフィルムが裂ける包装不良が頻発した。
Figure 2016215480
Figure 2016215480
本発明の熱収縮性包装材料は、化粧品や薬品等の高級商品を包装する場合の厳しい収縮包装仕上がり要求を満足することが可能で、且つ、生産性を損なうことの無い、ポリエチレン系架橋シュリンクフィルムとして好適に用いることができる。

Claims (4)

  1. 下記(a)を主成分とする芯層、及び下記(b)を主成分とする両表面層を有する少なくとも3層以上の構成であり、20〜60kGyの電子線照射により架橋せしめ、縦横同時に3〜6倍の延伸加工を行うことによって得られるポリエチレン系架橋シュリンクフィルム。
    (a)酢酸ビニル含量5〜15重量%、メルトインデックス(以下、MIと記す)0.3〜3.0g/10分であるエチレン−酢酸ビニル共重合体(以下、EVAと記す)35〜70重量部、密度0.865〜0.885g/cm3、MI0.5〜4.0g/10分であるポリエチレン系エラストマー25〜65重量部、密度0.895〜0.910g/cm3、MI0.5〜4.0g/10分である超低密度ポリエチレン0〜40重量部からなる樹脂組成物。
    (b)密度0.915〜0.930g/cm3、MI1.0〜3.0g/10分である直鎖状低密度ポリエチレン80〜95重量部、密度0.865〜0.885g/cm3、MI0.5〜4.0g/10分であるポリエチレン系エラストマー5〜20重量部からなる樹脂組成物。
  2. 上記(a)及び(b)中のポリエチレン系エラストマーの密度が0.865〜0.879g/cm3、であることを特徴とする請求項1記載のポリエチレン系架橋シュリンクフィルム
  3. 35〜45kGyの電子線照射により架橋せしめる事を特徴とする請求項2のポリエチレン系架橋シュリンクフィルム。
  4. 250℃、21.6kg荷重条件でのメルトフローレートが、7〜25g/10分である事を特徴とする請求項2のポリエチレン系架橋シュリンクフィルム。
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