JP2016208948A - 栽培生産設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産棚2の各栽培段4に対する空気の通風温度を均一化する【解決手段】生産棚2どうしの間の給気域Sの域内空気を生産棚2における栽培段4の夫々に通風する複数の換気ファン16を、棚長辺方向に分散させた並列配置で栽培段4の夫々に装備してある栽培生産設備であって、記空調機11により温度調整した調整空気saを給気域S夫々の上方から下方の給気域Sに対して吐出する吐出手段12を設ける。【選択図】図2

Description

本発明は、野菜等の植物を室内の棚において栽培生産する栽培生産設備に関し、
詳しくは、複数段の栽培段が上下方向に並設された生産棚の複数基を、隣り合う生産棚どうしの間及び設置室の室壁とそれに隣接する生産棚との間に作業通路を形成する状態で、棚短辺方向に並べて設置室に設置し、
この設置室に供給する空気を温度調整する空調機を設けるとともに、
前記作業通路のうち棚短辺方向において1つおきの前記作業通路を給気域にして、その他の前記作業通路を排気域にする状態で、
前記栽培段に隣接する前記給気域の域内空気をその栽培段に隣接する前記排気域に向けてその栽培段に通風する複数の換気ファンを、棚長辺方向に分散させた並列配置で前記栽培段の夫々に装備してある栽培生産設備に関する。
下記の特許文献1に開示された従来の栽培生産設備では、図7,図8に示すように、設置室1における出入口側の半部と奥側の半部との夫々において、2つの生産棚2を、それら生産棚2どうしの間に作業通路3を形成する状態で棚短辺方向に並べて設置し、これら生産棚2には複数段の栽培段4を上下方向に並設してある。
そして、棚長辺方向に沿う姿勢で互い対向する室壁1b夫々の上部には空調機11を装備し、これら空調機11により、その下方における生産棚2と室壁1bとの間の隙間域Eから空気を吸入して、その吸入空気を温度調整した調整空気saを設置室1の上部域に吹き出すようにしてある。
これに対し、各生産棚2における栽培段4の夫々には複数の換気ファン16を棚長辺方向に分散させた並列配置で装備し、これら換気ファン16により、作業通路3における空気を生産棚2と室壁1bとの間の隙間域Eに向けて栽培段4の夫々に通風するようにしてある。
即ち、特許文献1に開示された栽培生産設備では、空調機11の運転下において、換気ファン16の運転により各生産棚2における栽培段4の夫々に対し作業通路3の側から取り入れた空気を通風することで、それら栽培段4の夫々を栽培植物の生育に適した環境に保つようにしている。
特開2014−233231号公報
しかし、特許文献1に開示された栽培生産設備では、空調機11により温度調整した調整空気saを設置室1の上部域に吹き出すものの、作業通路3は2つの生産棚2により挟まれた制限空間であるため、作業通路3には空調機11による調整空気saが行き届き難く、この為、設置室1(特に作業通路3)では、温度差による空気の比重差により上部ほど空気温度が高くなる傾向があり、そのことで、換気ファン16により各生産棚2の栽培段4に通風する空気の温度(即ち、通風温度)も上部の栽培段4ほど高くなる傾向がある。
そして、この通風温度のバラツキが原因で、生産棚2における上部の栽培段4と下部の栽培4とで栽培植物に生育差が生じたり、生産棚2における栽培植物の一部に温度障害が生じるなどの問題があった。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、空調機から供給される調整空気について合理的な導風形態を採用することで上記問題を解消する点にある。
本発明の第1特徴構成は栽培生産設備に関し、その特徴は、
複数段の栽培段が上下方向に並設された生産棚の複数基を、隣り合う生産棚どうしの間及び設置室の室壁とそれに隣接する生産棚との間に作業通路を形成する状態で、棚短辺方向に並べて設置室に設置し、
この設置室に供給する空気を温度調整する空調機を設けるとともに、
前記作業通路のうち棚短辺方向において1つおきの前記作業通路を給気域にして、その他の前記作業通路を排気域にする状態で、
前記栽培段に隣接する前記給気域の域内空気をその栽培段に隣接する前記排気域に向けてその栽培段に通風する複数の換気ファンを、棚長辺方向に分散させた並列配置で前記栽培段の夫々に装備してある栽培生産設備であって、
前記空調機により温度調整した調整空気を前記給気域夫々の上方から下方の前記給気域に対して吐出する吐出手段を設けてある点にある。
この構成では、空調機により温度調整した調整空気を給気域夫々の上方から下方の給気域に対して吐出手段により吐出するから、給気域が生産棚や室壁により挟まれた制限空間であるにしても、むしろ制限空間であることを利用した状態で、給気域に対して空調機による調整空気を効率良く供給することができ、また、吐出手段からの吐出空気流により給気域において撹拌的な空気の対流を効果的に生じさせることができ、これらのことで、給気域における域内空気の温度を上下方向及び水平方向の夫々について効果的に均一化した状態で所要温度に効率良く調整して、その状態を安定的に保つことができる。
したがって、生産棚における上下方向複数段のいずれの栽培段に対しても、また、各栽培段の棚長辺方向におけるいずれの部分に対しても、給気域における均一化された所要温度の域内空気を換気ファンにより通風することができて、栽培段の夫々に対する通風温度及び各栽培段における棚長辺方向各部に対する通風温度を効果的に均一化することができ、これにより、生産棚のおける上部の栽培段と下部の栽培段とで栽培植物に生育差が生じたり、生産棚における一部の栽培植物に温度障害が生じるなどの通風温度のバラツキに原因する種々の不都合を効果的に回避することができる。
本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記換気ファンは、個別の送風量調整が可能な送風量可変ファンにしてある点にある。
この構成では、棚長辺方向に分散させた並列配置で各栽培段に装備した換気ファン夫々の送風量を個別に調整することで、生産棚の栽培段に対する空気通風量の分布状態を栽培段ごとに棚長辺方向について調整し得るとともに、生産棚の上下方向についても調整することができ、これにより、生産棚の各部における栽培環境をそれら各部における栽培植物の生育状況などに応じ調整することができて、生産棚全体としての栽培効率を一層高めることができる。
なお、この構成の実施においては、生産棚の各部における栽培植物の生育状況を監視する監視手段を設け、この監視手段による監視結果に応じて換気ファン夫々の送風量を個別に自動調整ないし手動調整するようにしてもよい。
本発明の第3特徴構成は、第1又は第2特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記栽培段には、栽培植物を保持する複数の栽培床を、棚長辺方向に移動自在な状態で棚長辺方向に並べて装備し、
棚長辺方向における前記栽培段の一端部は、その一端部において前記栽培床を前記栽培段に設置する栽培開始部にし、
棚長辺方向における前記栽培段の他端部は、その他端部において前記栽培床を前記栽培段から取り出す栽培終了部にしてある点にある。
この構成では、栽培段他端部の栽培終了部に至った栽培床を栽培段から取り出し、この栽培床の取り出しにより栽培終了部に生じる空スペース分だけ、その栽培段における複数の栽培床を栽培終了部の側へ詰める状態で移動させ、この詰め移動により栽培段一端部の栽培開始部に生じる空スペースに新たな栽培床を設置する栽培操作形態を採る。
そして、この栽培操作形態において上記詰め移動操作の繰り返し周期を調整することで、栽培初期の栽培植物を保持させた状態で栽培開始部に設置した栽培床が上記の如き詰め移動操作の繰り返しにより栽培終了部に至ったときには、その栽培床に保持された栽培植物が収穫可能な状態まで成長しているようにする。
即ち、このことにより、生産棚における栽培段夫々の他端部である栽培終了部において、収穫期に達した栽培植物を継続的に収穫することができて、栽培植物の生産性を安定化するとともに、収穫作業を容易にすることができる。
なお、この栽培操作形態に対し前述の第2特徴構成を併行実施して、換気ファン夫々の個別の送風量調整により各栽培段に対する空気通風量の分布状態を棚長辺方向について調整することで、各栽培段における棚長辺方向各部の栽培環境をそれら各部における栽培植物の生育状況(即ち、ここでは栽培植物の各成長段階における生育状況)に応じて調整するようにすれば、栽培植物の生産性を安定化しながら生産性を一層高めることができる。
本発明の第4特徴構成は、第1〜第3特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記栽培段には、栽培植物の根を槽中の栽培養液に浸漬させる養液貯留槽と、その養液貯留槽の上方空間である栽培空間と、その栽培空間の天井を形成する天井板と、その天井板の上方空間である天井裏空間とを形成し、
前記天井裏空間における前記給気域の側の開口部を閉塞する上部遮壁を設けるとともに、前記栽培空間における前記排気域の側の開口部を閉塞する下部遮壁を設け、
前記換気ファンは、前記天井板における前記排気域寄りの部分に形成した送出口に装備してある点にある。
この構成では、各栽培段において、給気域の域内空気が天井裏空間に侵入することを上部遮壁により阻止し、また、排気域の域内空気が栽培空間に侵入することを下部遮壁により阻止した状態で、給気域における均一化された所要温度の域内空気を、栽培空間における給気域の側の開口部、及び、天井板における排気域寄りの部分に形成した送出口(即ち、換気ファンを装備した開口)を通じて、各栽培段における栽培空間に対し的確に通風することができる。
また一般に、天井板には栽培空間に対する照明具が装備されるが、栽培空間での照明具の発生熱を栽培空間に対する上記通風により栽培空間から効果的に除去できるとともに、天井裏空間で発生する照明具の発生熱(即ち、照明具の取り付け基部において発生する熱)なども、上記送出口から天井裏空間における排気域の側の開口部を通じて排気域に排出される通風空気とともに、天井裏空間から効果的に除去することができる。
したがって、照明具の発生熱に原因する栽培植物への悪影響も効果的に回避して、各栽培段における栽培空間を一層効果的かつ安定的に栽培植物の生育に適した空間に保つことができる。
本発明の第5特徴構成は、第1〜第4特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記空調機は、温度調整した調整空気を棚長辺方向で前記給気域の上方に吹き出す状態に配置し、
前記吐出手段として、前記給気域の上方には、前記空調機により前記給気域の上方に吹き出された調整空気を下方の前記給気域に対して吐出する天井換気扇を設けてある点にある。
この構成では、空調機は調整空気を棚長辺方向で給気域の上方に吹き出すだけの単純な設置形態を採りながらも、この空調機から吹き出された調整空気を上記天井換気扇により下方の給気域に対して効率良く吐出供給することができる。
したがって、設備コストを安価にしながら、前述した第1特徴構成の効果を得ることができる。
本発明の第6特徴構成は、第5特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記給気域の上方には複数の前記天井換気扇を、棚長辺方向に分散させて並列配置してある点にある。
この構成では、給気域の棚長辺方向における域長さが比較的大きい場合でも、上記の如く並列配置した複数の天井換気扇により、空調機による調整空気を棚長辺方向において均一化した状態で下方の給気域に吐出供給することができる。
したがって、給気域の棚長辺方向における域長さが比較的大きい場合でも、前述した第1特徴構成の効果を確実に得ることができる。
本発明の第7特徴構成は、第1〜第4特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記吐出手段として、前記給気域の上方には、下方の前記給気域に対して調整空気を吐出する吹出口を設け、
前記空調機により温度調整した調整空気を前記吹出口に導くダクトを設けてある点にある。
この構成では、空調機を適当な箇所に設置しながらも、その空調機から上記ダクトを通じて導かれる調整空気を、上記吹出口から下方の給気域に対して効率良く吐出供給することができる。
したがって、空調機設置スペースの確保を容易にしながら、前述した第1特徴構成の効果を得ることができる。
本発明の第8特徴構成は、第7特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記給気域の上方には複数の前記吹出口を、棚長辺方向に分散させて並列配置してある点にある。
この構成では、給気域の棚長辺方向における域長さが比較的大きい場合でも、上記の如く並列配置した複数の吹出口により、空調機による調整空気を棚長辺方向において均一化した状態で下方の給気域に吐出供給することができる。
したがって、給気域の棚長辺方向における域長さが比較的大きい場合でも、前述した第1特徴構成の効果を確実に得ることができる。
本発明の第9特徴構成は、第5〜第8特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記給気域の上方域を棚短辺方向における両側の隣接域に対して仕切る仕切壁を設けてある点にある。
この構成では、上記仕切壁により給気域の上方域を棚短辺方向における両側の隣接域に対して仕切ることで、空調機から調整空気が供給される給気域の上方域、及び、それに連通する下方の給気域を排気域に対して確実に陽圧化することができる。
したがって、生産棚における栽培段の夫々に対して給気域における域内空気(即ち、均一化された所要温度の域内空気)を一層確実かつ良好に通風することができる。
第1実施形態における栽培生産設備の平面図 図1におけるII−II線拡大断面図 栽培操作形態を説明する平面図 変形例を示す要部の正面図 第2実施形態における栽培生産設備の平面図 図5におけるVI−VI線拡大断面図 従来の栽培生産設備を示す平面図 従来の栽培生産設備を示す正面図
〔第1実施形態〕
図1は野菜を室内の棚において栽培生産する栽培生産設備を示し、この栽培生産設備にでは、棚長辺方向における長さが十数mに及ぶ複数基(本例では12基)の生産棚2を平行姿勢で棚短辺方向dに並べて設置室1に設置してある。
生産棚2は所定の間隔を空けて設置してあり、隣り合う生産棚2どうしの間のスペースは作業通路3にしてある。
生産棚2には、図2に示すように、複数段(本例では4段)の栽培段4を上下方向に並設してあり、これら栽培段4の夫々において野菜を栽培する。
各栽培段4は、栽培野菜aの根を槽中の栽培養液Lに浸漬させる養液貯留槽5と、その養液貯留槽5の上方空間である栽培空間6と、その栽培空間6の天井を形成する天井板7と、その天井板7の上方空間である天井裏空間8とからなる。
また、天井板7には栽培空間6に対する栽培用の照明具9を装備し、養液貯留槽5には、栽培野菜aを保持する複数の栽培床10を図3に示すように1列に棚長辺方向wに並べた状態で槽内養液Lの液面上に浮かせて設置してある。
これら栽培床10は、それが保持する栽培野菜aとともに、栽培養液Lに浮かせた状態のままで棚長辺方向wに移動させることができる。
同図3に示すように、各栽培段4の棚長辺方向wにおける一端部は、栽培初期の栽培野菜aを保持させた栽培床10を養液貯留槽5における栽培養液Lに浮かせる状態で栽培段4に設置する栽培開始部4aにしてある。
これに対し、各栽培段4の棚長辺方向wにおける他端部は、収穫期にまで成長した栽培野菜aを保持する栽培床10を栽培段4から取り出す栽培終了部4bにしてある。
つまり、この栽培生産設備では、収穫期の栽培野菜aを保持する栽培床10を栽培終了部4bにおいて栽培段4から取り出すと、その取り出しにより栽培終了部4bに生じる空スペース分だけ、その栽培段4における複数の栽培床10の夫々を栽培終了部4bの側に詰め移動させる。
また、この詰め移動により栽培開始部4aに生じる空スペースに、栽培初期の野菜を保持させた栽培床10を新たに設置する。
そして、この栽培操作形態を採ることにおいて、上記詰め移動操作の繰り返し周期を調整することで、栽培初期の栽培野菜aを保持させた状態で栽培開始部4aに設置した栽培床10が上記の如き詰め移動操作の繰り返しにより栽培終了部4bに至ったときには、その栽培床10に保持された栽培野菜aが収穫可能な状態まで成長しているようにする。
即ち、このようにすることで、各栽培段4の栽培終了部4bにおいて栽培野菜aを定期的に収穫できるようにしてある。
図1に示すように、生産棚2どうしの間の作業通路3のうち、棚短辺方向dにおける1つおきの作業通路3は給気域Sにし、残りの作業通路3及び室壁とそれに隣接する生産棚2との間のスペースは排気域Eにしてある。
そして、平面視において各給気域Sの棚長辺方向wにおける延長相当箇所には、温度調整した調整空気saを棚長辺方向で各給気域Sの上方に吹き出す空調機11を給気域Sごとに設置してある。
また、各給気域Sの上方には、各空調機10により給気域Sの上方に吹き出された調整空気saを下方の給気域Sに対して吐出する複数(本例では3機)の天井換気扇12を、棚長辺方向wに分散させた並列配置で設置してある。
つまり、各空調機11から給気域Sの上方に吹き出した調整空気saを並列配置の天井換気扇12により下方の給気域Sに吐出することで、調整空気saを各給気域Sに対して効率良く供給するとともに、天井換気扇12からの吐出空気流により各給気域Sにおいて撹拌的な空気の対流を生じさせ、これにより、各給気域Sにおける域内空気の温度を上下方向及び水平方向の夫々について効果的に均一化した状態で所要温度tsに効率良く調整して、その状態を安定的に保つことができるようにしてある。
これに対し、各生産棚2における各栽培段4には、天井裏空間8における給気域Sの側の開口部を閉塞する上部遮壁13を設けるとともに、栽培空間6における排気域Eの側の開口部を閉塞する下部遮壁14を設けてある。
また、天井板7における排気域E寄りの部分には、棚長辺方向wに分散させて複数(本例では5個)の送出口15を形成し、これら送出口15には、栽培空間6の側から空気を吸引してその吸引空気を天井裏空間8の側に送出する換気ファン16を装備してある。
即ち、各生産棚2における栽培段4の夫々について、これら並列配置の換気ファン16を運転することで、給気域Sにおける均一化された所要温度tsの域内空気を栽培空間6における給気域Sの側の開口部を通じ栽培空間6に取り入れて、その取り入れ空気を送出口15を通じ排気域Eに送出する通風形態で、各栽培段4の栽培空間6に対して、また、各栽培段4における棚長辺方向各部の栽培空間6に対して、給気域Sにおける均一化された所要温度tsの域内空気を通風することができるようにしてある。
なお、空調機11は、平面視において各給気域Sの棚長辺方向wにおける一方側又は他方側いずれかの片側の延長相当箇所にのみ設置する設置形態、あるいは、平面視において各給気域Sの棚長辺方向wにおける両側の延長相当箇所夫々に設置する設置形態のいずれを採用してもよい。
また、空調機11を平面視において各給気域Sの棚長辺方向wにおける片側の延長相当箇所にのみ設置する場合、一方側の延長相当箇所にのみ空調機11を設置する給気域Sと、他方側の延長相当箇所にのみ空調機11を設置する給気域Sとを棚短辺方向dにおいて交互に位置させるようにしてもよい。
また、空調機11は、天井設置型の空調機に限られるものではなく、床設置型や壁掛け型の空調機であってもよい。
各生産棚2の栽培段4を通過して排気域Eに至った空気は、最寄りの空調機11の吸込口に吸引されて温度調整され、その上で、その空調機11から給気域Sの上方に再び吹き出される。
各生産棚2における栽培段4の夫々に並列配置で装備される換気ファン16は夫々、個別の送風量調整が可能な送風量可変ファンにしてあり、これにより、前述の如く保持野菜の成長に伴い栽培床10を栽培終了部4bの側へ順次に詰め移動させる栽培操作形態を採ることに対し、換気ファン16個々の送風量調整により各栽培段4における空気通風量の棚長辺方向における分布状態を調整することで、栽培段4における棚長辺方向各部の栽培環境を、それら各部における栽培野菜aの生育状況(即ち、栽培野菜aの各成長段階における生育状況)に応じて最適化するようにしてある。
なお、図4に示すように、給気域Sの上方域(即ち、空調機11からの調整空気saの吹き出し域)を棚短辺方向dにおける両側の隣接域に対して仕切る、また必要であれば、給気域Sの上方域を棚短辺方向dにおける両側の隣接域及び棚長辺方向wにおける両側の隣接域の夫々に対して仕切る仕切壁17を設けてもよい。
即ち、この仕切壁17を設けることで、給気域Sの上方域、及び、それに連通する下方の給気域Sを排気域Eに対して確実に陽圧化することができ、これにより、生産棚2における栽培段4の夫々に対して給気域Sにおける均一化された所要温度の域内空気を一層確実かつ良好に通風することができる。
また、この仕切壁17を設ける場合、給気域Sと最寄りの排気域Eとを連通状態にする小口径のバイパス路18を設け、これにより、給気域Sにおける域内空気の過剰分をバイパス路18を通じて排気域E側へ短絡的に逃がすようにしてもよい。
〔第2実施形態〕
図5は第2実施形態の栽培生産設備を示し、この第2実施形態の栽培生産設備では、複数基(本例では8基)の生産棚2を平行姿勢で棚短辺方向dに並べて設置室1に設置してある。
図6に示すように、各生産棚2における栽培段4の段数が多く(本例では10段)て生産棚2の高さ寸法が大きいことに対し、隣り合う生産棚2どうしの間のスペースは夫々、通気性を備える格子床19により上中下3層の作業通路3a〜3cに区分してある。
即ち、下層の作業通路3aでは第1実施形態と同様、作業者は設置室1の床上を歩行して下層の各栽培段4における栽培野菜aを管理するのに対し、中層及び上層の作業通路3b,3cでは、作業者は格子床19上を歩行して中層及び下層の各栽培段4における栽培野菜aを管理する。
このように生産棚2どうしの間の作業通路3a〜3cは上中下3層に区分してあるが、通気性を備える格子床19による区分であることから、隣り合う生産棚2どうしの間のスペースは夫々、空気域(即ち、給気域Sないし排気域E)としては1域として扱うことができる。
この点から、第1実施形態と同様、隣り合う生産棚2どうしの間のスペースのうち、棚短辺方向dにおける1つおきのスペースは給気域Sにし、残りのスペース(及び室壁とそれに隣接する生産棚2との間のスペース)は排気域Eにしてある。
各生産棚2における栽培段4の構造は、第1実施形態と同様であり、各栽培段4は、養液貯留槽5と、栽培空間6と、天井板7と、天井裏空間8とからなり、天井板7には栽培空間6に対する栽培用の照明具9を装備し、養液貯留槽5には、栽培床10を槽内養液Lの液面上に浮かせて設置してある。
また、天井板7には栽培空間6に対する栽培用の照明具9を装備し、養液貯留槽5には、栽培野菜aを保持する複数の栽培床10を図3に示すように1列に棚長辺方向wに並べた状態で槽内養液Lの液面上に浮かせて設置してある。
空調機11は設置室1の室外に設置してあり、これに対し、設置室1の天井1aにおいて各給気域Sの上方位置には、下方の給気域Sに対して調整空気saを吐出する複数(本例では5口)の吹出口12Aを、棚長辺方向wに分散させた並列配置で設置してある。
そして、これら吹出口12Aに空調機11による調整空気saを導く給気ダクト20を設けてある。
つまり、吹出口12Aに代えて天井換気扇12を用いる第1実施形態と同様、各空調機11から給気ダクト20を通じて供給される調整空気saを並列配置の吹出口12Aから下方の給気域Sに吐出することで、調整空気saを各給気域Sに対して効率良く供給するとともに、吹出口12Aからの吐出空気流により各給気域Sにおいて撹拌的な空気の対流を生じさせ、これにより、各給気域Sにおける域内空気の温度を上下方向及び水平方向の夫々について効果的に均一化した状態で所要温度tsに効率良く調整して、その状態を安定的に保つことができるようにしてある。
これにより、各生産棚2における栽培段4の夫々に並列配置で装備した換気ファン16を運転することで、給気域Sにおける均一化された所要温度tsの域内空気を栽培空間6における給気域Sの側の開口部を通じ栽培空間6に取り入れて、その取り入れ空気を送出口15を通じ排気域Eに送出する通風形態で、各栽培段4の栽培空間6に対して、また、各栽培段4における棚長辺方向各部の栽培空間6に対して、給気域Sにおける均一化された所要温度tsの域内空気を通風する。
また、給気域Sの上方域(即ち、吹出口12Aからの調整空気saの吹き出し域)は、棚短辺方向dにおける両側の隣接域に対して、また必要であれば、棚短辺方向dにおける両側の隣接域及び棚長辺方向wにおける両側の隣接域の夫々に対して仕切壁17により仕切ってあり、これにより、吹出口12Aからの調整空気saの供給で各給気域Sを排気域Eに対し確実に陽圧化して、各生産棚2における栽培段4の夫々に対し給気域Sにおける均一化された所要温度の域内空気を一層確実かつ良好に通風するようにしてある。
各生産棚2の天板上で排気域E寄りの箇所には、複数(本例で6口)の排気口21を棚長辺方向wに分散させた並列配置で設置してあり、これら排気口21は還気ダクト22により空調機11の吸込口に接続してある。
また、還気ダクト22からは迂回ダクト23を分岐し、この迂回ダクト23は、給気ダクト20に介装した給気ファン24の吸入側で給気ダクト20に接続してある。
即ち、各生産棚2の栽培段4を通過し排気域Eに至った空気は、最寄りの排気口21から吸入して還気ダクト22を通じ還気空気raとして空調機11の側に戻し、その還気空気raの一部は空調機11に導入して機内の熱交換器11aにより再び温度調整する。
一方、還気空気raの他部は迂回ダクト23を通じて空調機11を迂回させ、その後、空調機11で温度調整した空気と迂回ダクト23を通じて空調機11を迂回させた空気とを合流させて、その合流空気を調整空気saとして給気ファン24により給気ダクト20を通じ各吹出口12Aに送給する。
各給気域Sに対する並列配置の吹出口12Aのうち代表の吹出口12Aには、それから吐出する調整空気saの温度tを検出する温度センサ25を設けてあり、この温度センサ25による検出温度に基づき制御器26により流量調整弁27を調整して空調機11の機内熱交換器11aに対する熱媒供給流量を調整することで、各吹出口12Aから吐出する調整空気saの温度tを設定温度tssに自動調整する。
第1実施形態と同様、各生産棚2における栽培段4の夫々に並列配置で装備される換気ファン16は夫々、個別の送風量調整が可能な送風量可変ファンにしてあり、これにより、前述の如く保持野菜の成長に伴い栽培床10を栽培終了部4bの側へ順次に詰め移動させる栽培操作形態を採ることに対し、換気ファン16個々の送風量調整により各栽培段4における空気通風量の棚長辺方向における分布状態を調整することで、栽培段4における棚長辺方向各部の栽培環境を、それら各部における栽培野菜aの生育状況(即ち、栽培野菜aの各成長段階における生育状況)に応じて最適化する。
〔別実施形態〕
次に本発明の別実施形態を列記する。
前述の各実施形態では、棚短辺方向dにおいて設置室1に存在する室壁とそれに隣接する生産棚2との間のスペースをいずれも排気域Eにする例を示したが、生産棚2の並設数などによっては、室壁とそれに隣接する生産棚2との間のスペースを給気域Sとするようにしてもよい。
生産棚2の構造や栽培段4の構造は、前述の各実施形態で示した構造に限らず、種々の変更が可能である。
また、栽培段4に対する換気ファン16の装備構造も、前述の各実施形態で示した構造に限らず種々の構造変更が可能であり、例えば、栽培段4における栽培空間6の排気域Eの側の側面部に換気ファン16を装備するようにしてもよい。
空調機11は、冷房専用機、暖房専用機、あるいは、冷房と暖房との切り換えや冷暖房と換気との切り換えなどが可能な空調機のいずれであってもよく、また、空調機11は温度調整機能に加えて除湿機能や加湿機能を備えるものであってもよい。
生産棚2における栽培段4は、棚長辺方向における一端部を栽培開始部4aとし他端部を栽培終了部4bとするものに限らず、棚長辺方向における各部において栽培植物を位置固定した状態で栽培するものであってもよい。
本発明による栽培生産設備は種々の植物の栽培に利用することができる。
4 栽培段
2 生産棚
1 設置室
3,3a〜3c 作業通路
d 棚短辺方向
11 空調機
sa 調整空気
S 給気域
E 排気域
16 換気ファン
w 棚長辺方向
12 吐出手段、天井換気扇
12A 吐出手段、吹出口
10 栽培床
4a 栽培開始部
4b 栽培終了部
L 栽培養液
5 養液貯留槽
6 栽培空間
7 天井板
8 天井裏空間
13 上部遮壁
14 下部遮壁
15 送出口
20 ダクト
17 仕切壁

Claims (9)

  1. 複数段の栽培段が上下方向に並設された生産棚の複数基を、隣り合う生産棚どうしの間及び設置室の室壁とそれに隣接する生産棚との間に作業通路を形成する状態で、棚短辺方向に並べて設置室に設置し、
    この設置室に供給する空気を温度調整する空調機を設けるとともに、
    前記作業通路のうち棚短辺方向において1つおきの前記作業通路を給気域にして、その他の前記作業通路を排気域にする状態で、
    前記栽培段に隣接する前記給気域の域内空気をその栽培段に隣接する前記排気域に向けてその栽培段に通風する複数の換気ファンを、棚長辺方向に分散させた並列配置で前記栽培段の夫々に装備してある栽培生産設備であって、
    前記空調機により温度調整した調整空気を前記給気域夫々の上方から下方の前記給気域に対して吐出する吐出手段を設けてある栽培生産設備。
  2. 前記換気ファンは、個別の送風量調整が可能な送風量可変ファンにしてある請求項1記載の栽培生産設備。
  3. 前記栽培段には、栽培植物を保持する複数の栽培床を、棚長辺方向に移動自在な状態で棚長辺方向に並べて装備し、
    棚長辺方向における前記栽培段の一端部は、その一端部において前記栽培床を前記栽培段に設置する栽培開始部にし、
    棚長辺方向における前記栽培段の他端部は、その他端部において前記栽培床を前記栽培段から取り出す栽培終了部にしてある請求項1又は2記載の栽培生産設備。
  4. 前記栽培段には、栽培植物の根を槽中の栽培養液に浸漬させる養液貯留槽と、その養液貯留槽の上方空間である栽培空間と、その栽培空間の天井を形成する天井板と、その天井板の上方空間である天井裏空間とを形成し、
    前記天井裏空間における前記給気域の側の開口部を閉塞する上部遮壁を設けるとともに、前記栽培空間における前記排気域の側の開口部を閉塞する下部遮壁を設け、
    前記換気ファンは、前記天井板における前記排気域寄りの部分に形成した送出口に装備してある請求項1〜3のいずれか1項に記載の栽培生産設備。
  5. 前記空調機は、温度調整した調整空気を棚長辺方向で前記給気域の上方に吹き出す状態に配置し、
    前記吐出手段として、前記給気域の上方には、前記空調機により前記給気域の上方に吹き出された調整空気を下方の前記給気域に対して吐出する天井換気扇を設けてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の栽培生産設備。
  6. 前記給気域の上方には複数の前記天井換気扇を、棚長辺方向に分散させて並列配置してある請求項5記載の栽培生産設備。
  7. 前記吐出手段として、前記給気域の上方には、下方の前記給気域に対して調整空気を吐出する吹出口を設け、
    前記空調機により温度調整した調整空気を前記吹出口に導くダクトを設けてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の栽培生産設備。
  8. 前記給気域の上方には複数の前記吹出口を、棚長辺方向に分散させて並列配置してある請求項7記載の栽培生産設備。
  9. 前記給気域の上方域を棚短辺方向における両側の隣接域に対して仕切る仕切壁を設けてある請求項5〜8のいずれか1項に記載の栽培生産設備。
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