JP6537339B2 - 植物栽培装置 - Google Patents

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Description

本発明は、植物栽培装置に関する。
従来、植物の栽培を行うための植物栽培装置が知られている。植物栽培装置は、一般に、植物の栽培環境を制御するよう構成されている。
特許文献1には、栽培室内に空気流を発生させる植物栽培装置が開示されている。当該栽培装置の栽培室内には、多段式の栽培棚が設置されている。栽培棚の周囲には、栽培室内を2つの空間に仕切る隔壁が設けられている。隔壁は、複数の有圧扇を有する。各有圧扇は、栽培室内の一方の空間内の空気を吸引して他方の空間に供給し、栽培棚内に流入させる。
特許文献2に開示された植物栽培装置では、多孔部材により、栽培室が養生室と減圧室とに仕切られている。養生室内には、多段式の栽培棚が配置されている。減圧室には、ファンが設けられている。ファンは、減圧室内の空気を吸引し、減圧室を減圧する。これにより、養生室内の空気が多孔部材を介して減圧室に流入し、栽培室内で空気流が発生する。
特許文献3には開示された植物栽培装置では、栽培容器の上方において、送風ダクトが水平に延びている。送風ダクトの下方には、照明装置が設けられている。送風ダクトから放出された空気は、照明装置を介して栽培容器上の植物に供給される。
特開2014−82995号公報 特開2001−16981号公報 特開2014−14285号公報
特許文献1の植物栽培装置において、複数の有圧扇は、栽培棚の上方及び下方に配置されている。このため、各有圧扇から供給された空気は、主に、栽培棚の上段及び下段に流入する。その結果、栽培棚の中段に供給される空気の量は、栽培棚の上段及び下段に供給される空気の量よりも少なくなる。
本発明は、栽培棚の複数の段に供給される空気の均一性を向上させることができる植物栽培装置を提供することを課題とする。
本開示に係る植物栽培装置は、栽培棚と、空気通路と、ダクトと、給気装置とを備える。栽培棚は、複数の段と、空気流入口と、空気流出口とを含む。空気流入口及び空気流出口は、栽培棚において長さ方向の両側に設けられる。空気通路は、空気流出口と空気流入口との間に設けられる。ダクトは、空気通路内に配置される。ダクトは、上下方向に延びる。ダクトは、側面から空気流入口に向けて空気を放出する。給気装置は、空気流出口からの空気を吸引してダクトに供給する。
本開示に係る植物栽培装置によれば、栽培棚の複数の段に供給される空気の均一性を向上させることができる。
図1は、実施形態に係る植物栽培装置の概略平面図である。 図2は、図1のII−II断面図である。 図3は、図1に示す植物栽培装置の概略側面図である。 図4は、図1に示す植物栽培装置のダクトの概略垂直断面図である。 図5は、図1に示す植物栽培装置における空気の流れを示す図である。 図6は、図4に示すダクトとは別のダクトの概略正面図である。 図7は、上記実施形態の変形例に係る植物栽培装置の概略側面図である。 図8は、図7に示す変形例とは別の変形例に係る植物栽培装置の概略平面図である。
実施形態に係る植物栽培装置は、栽培棚と、空気通路と、ダクトと、給気装置とを備える。栽培棚は、複数の段と、空気流入口と、空気流出口とを含む。空気流入口及び空気流出口は、栽培棚において長さ方向の両側に設けられる。空気通路は、空気流出口と空気流入口との間に設けられる。ダクトは、空気通路内に配置される。ダクトは、上下方向に延びる。ダクトは、側面から空気流入口に向けて空気を放出する。給気装置は、空気流出口からの空気を吸引してダクトに供給する(第1の構成)。
第1の構成によれば、ダクトが上下方向に延びているため、ダクトの側面から栽培棚の空気流入口に向けて放出される空気が上下方向に分散する。よって、栽培棚の複数の段に供給される空気の均一性を向上させることができる。
別の実施形態に係る植物栽培装置は、栽培室と、一対の栽培棚と、ダクトと、給気装置とを備える。一対の栽培棚は、栽培室内に並列に配置される。一対の栽培棚は、各々、複数の段と、空気流入口と、空気流出口とを含む。空気流入口及び空気流出口は、各栽培棚において、長さ方向の両側に設けられる。ダクトは、一対の栽培棚の間に配置される。ダクトは、上下方向に延びる。ダクトは、側面から空気流入口に向けて空気を放出する。給気装置は、空気流出口からの空気を吸引してダクトに供給する(第2の構成)。
第2の構成によれば、ダクトが上下方向に延びているため、ダクトの側面から一対の栽培棚の各空気流入口に向けて放出される空気が上下方向に分散する。よって、各栽培棚の複数の段に供給される空気の均一性を向上させることができる。
上記別の実施形態に係る植物栽培装置において、給気装置は、チャンバと、空調機とを含んでいてもよい。チャンバは、ダクトに接続される。空調機は、空気の温度を調節して、その空気をチャンバ内に送り込むことができる(第3の構成)。
第3の構成によれば、温度が調節された空気がチャンバを介してダクトに供給される。よって、各栽培棚に対し、植物の栽培に適した良質な空気を供給することができる。
上記別の実施形態に係る植物栽培装置は、さらに、もう1つの栽培棚と、隔壁とを備えていてもよい。もう1つの栽培棚は、一対の栽培棚の隣に配置される。隔壁は、一対の栽培棚ともう1つの栽培棚との間に設けられる(第4の構成)。
第4の構成によれば、一対の栽培棚ともう1つの栽培棚との間のスペースが隔壁によって閉鎖される。このため、一対の栽培棚の間を通過した空気が、一対の栽培棚ともう1つの栽培棚との間に流れ込むのを防止することができる。よって、より確実に、一対の栽培棚に空気を流入させることができる。
上記別の実施形態に係る植物栽培装置は、さらに、もう1つの栽培棚と、もう1つのダクトとを備えていてもよい。もう1つの栽培棚は、一対の栽培棚の隣に配置される。もう1つのダクトは、一対の栽培棚ともう1つの栽培棚との間に設けられる(第5の構成)。
第5の構成によれば、一対の栽培棚の間だけでなく、一対の栽培棚ともう1つの栽培棚との間にもダクトが設けられている。よって、各栽培棚に対してより確実に空気を供給することが可能となる。
上記別の実施形態に係る植物栽培装置において、栽培棚は、複数対並列に配置されていてもよい。ダクトは、複数対の栽培棚に対応して複数配置することができる。給気装置は、複数のダクトに空気を供給することができる(第6の構成)。
第6の構成によれば、給気装置は、複数対の栽培棚に対応して配置される複数のダクトに空気を供給する。このため、複数対の栽培棚に対して同質の空気を供給することができる。
上記別の実施形態に係る植物栽培装置において、栽培棚は複数対並列に配置されていてもよい。ダクトは、複数対の栽培棚に対応して複数配置することができる。給気装置は、複数のダクトに対応して複数設けることができる。給気装置の各々は、対応する1つのダクトに空気を供給することができる(第7の構成)。
第7の構成によれば、ダクトごとに給気装置を設けている。このため、ダクトごとに供給する空気の質を制御し、複数対の栽培棚各々に対して異なる質の空気を供給することができる。
<実施形態>
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。図中同一及び相当する構成については同一の符号を付し、同じ説明を繰り返さない。
[植物栽培装置の構成]
図1は、本実施形態に係る植物栽培装置10の概略を示す平面図である。図1に示すように、植物栽培装置10は、栽培室1と、複数の栽培棚2A〜2Hと、複数のダクト3A〜3Dと、複数の給気装置4A,4Bと、複数の隔壁5A〜5Cとを備える。栽培室1は、実質的に密閉された空間(密室)である。図1では、栽培室1の天井が省略されている。
(栽培棚)
複数の栽培棚2A〜2Hは、栽培室1内に並列に配置されている。各栽培棚2A〜2Hは、長さ方向に栽培中の複数の植物を搬送する。すなわち、各栽培棚2A〜2Hの長さ方向は、植物の搬送方向である。
複数の栽培棚2A〜2Hは同一の構成を有する。よって、以下、栽培棚2Aの構成について説明し、栽培棚2B〜2Hについての詳細な説明を省略する。
図2は、図1のII−II断面図である。図2に示すように、栽培棚2Aは、複数の段21を有する。各段21には、複数の植物が配置される。各段21の上方には、植物に光を照射する照明装置(図示略)が設けられる。
複数の段21は、それぞれ、養液を収容した養液槽22を支持する。各養液槽22内の養液には、複数の栽培パネル(図示略)が浮かべられる。複数の栽培パネルには、それぞれ、複数の植物が植え付けられる。より詳細には、各栽培パネルは、各々培地が挿着される複数の挿着孔を有する。各培地には、植物が植え付けられる。各栽培パネルは、植物の搬送方向の上流側から各段21に投入されて養液上を搬送され、搬送方向の下流側で回収される。
栽培棚2Aの上側及び下側は閉鎖されている。栽培棚2Aの上面は、板状部材23によって構成される。板状部材23としては、例えば、内側に反射面を有する反射板を用いることができる。栽培棚2Aの下側は、例えば、最下段21bに支持された養液槽22によって閉鎖することができる。ただし、栽培棚2Aの下側を閉鎖するための部材を別途設けてもよい。
図3は、植物栽培装置10の概略を示す側面図である。図3では、栽培室1の側壁が省略されている。図3に示すように、栽培棚2Aの幅方向の両側は、板状部材24によって閉鎖されている。すなわち、栽培棚2Aにおいて長さ方向に延びる2つの側面が板状部材24によって構成されている。栽培棚2Aの幅方向の両側において最下段21bよりも下方に位置する部分は、閉鎖されていなくてもよい。板状部材24としては、例えば、内側に反射面を有する反射板を用いることができる。板状部材24は、開閉可能に構成されていることが好ましい。
このように、栽培棚2Aにおいて、上側、下側、及び幅方向の両側が閉鎖されている。栽培棚2Aは、長さ方向の両側に、空気流入口25及び空気流出口26を有している。より詳細には、栽培棚2Aにおいて、植物の搬送方向の下流側に空気流入口25が設けられ、搬送方向の上流側に空気流出口26が設けられている。したがって、栽培棚2Aは、長さ方向に延びる略筒形状を有する。
(ダクト)
図1に戻り、ダクト3A〜3Dについて説明する。複数のダクト3A〜3Dは、それぞれ、栽培棚2A〜2Hのうち隣り合う2つの栽培棚の間に配置されている。より詳細には、ダクト3Aは、一対の栽培棚2A,2Bの間に配置されている。ダクト3Bは、一対の栽培棚2C,2Dの間に配置されている。ダクト3Cは、一対の栽培棚2E,2Fの間に配置されている。ダクト3Dは、一対の栽培棚2G,2Hの間に配置されている。ダクト3A〜3Dの幅は、対応する2つの栽培棚の間の距離と実質的に同一であることが好ましい。各ダクト3A〜3Dは、各栽培棚2A〜2Hの搬送方向の上流端側に配置されている。
複数のダクト3A〜3Dは同一の構成を有する。よって、以下、ダクト3Aの構成について説明し、ダクト3B〜3Dについての詳細な説明を省略する。
図2に示すように、ダクト3Aは、上下方向に延びている。ダクト3Aは、下端が閉じた袋状をなす。ダクト3Aは、側面から栽培棚2A,2B各々の空気流入口25に向けて空気を放出する。ダクト3Aの側面は、上下方向に亘って空気を放出する部分を有する。ダクト3Aは、空気を透過させる生地で構成されたソックダクトであってもよい。ダクト3Aの素材としては、例えば、ポリプロピレン繊維等を挙げることができる。ダクト3Aは、1種類の素材によって構成されていてもよいし、複数種類の素材によって構成されていてもよい。
図4は、ダクト3Aの概略を示す垂直断面図である。図4に示すように、ダクト3Aは、前部31と、後部32とを有する。前部31は、栽培棚2A,2Bの間における空気の進行方向と直交する方向にダクト3Aを二等分した場合に、当該空気の進行方向に対して前側に位置する部分である。後部32は、栽培棚2A,2Bの間における空気の進行方向と直交する方向にダクト3Aを二等分した場合に、当該空気の進行方向に対して後ろ側に位置する部分である。
前部31は通気性を有するが、後部32は実質的に通気性を有しない。例えば、後部32は、前部31の密度よりも大きい密度を有することができる。また、例えば、空気遮断性を有するシート等で後部32の表面を覆ってもよい。これにより、ダクト3Aにおいて、前部31からの空気の放出が促進される一方、後部32からの空気の放出が防止される。前部31及び後部32は、同じ素材で構成されていてもよいし、異なる素材で構成されていてもよい。
(給気装置)
図1に戻り、給気装置4A,4Bについて説明する。給気装置4Aは、主に栽培棚2A〜2Dの各空気流出口26からの空気をダクト3A,3Bに供給する。給気装置4Bは、主に栽培棚2E〜2Hの各空気流出口26からの空気をダクト3C,3Dに供給する。給気装置4A,4Bの構成は同一であるので、以下、給気装置4Aについて説明し、給気装置4Bについての詳細な説明を省略する。
図1に示すように、給気装置4Aは、チャンバ41と、複数の空調機42と、複数の除湿機43とを含む。
チャンバ41には、ダクト3A,3Bが接続されている。チャンバ41には、複数の空調機42及び複数の除湿機43も接続されている。
各空調機42は、栽培室1内の空気を吸引してチャンバ41内に送り込む。各空調機42は、例えば、ファンを有する。各空調機42は、主に、吸引した空気の温度を調節する。各空調機42の設定温度は、栽培する植物の種類等に応じて適宜変更することができる。各空調機42は、空気の温度を調節する際、空気の湿度も低下させる場合がある。
各除湿機43は、栽培室1内の空気を吸引してチャンバ41内に送り込む。各除湿機43は、例えば、ファンを有する。各除湿機43は、吸引した空気を除湿する。各除湿機43の設定湿度は、栽培する植物の種類等に応じて適宜変更することができる。
図3に示すように、給気装置4Aは、栽培室1の上部に配置される。給気装置4Aは、栽培室1の内壁面から突出する支持台9上に設置される。例えば、栽培室1に設けられたキャットウォークを支持台9として利用することができる。これにより、給気装置4Aの下方には、例えば、作業者が作業を行ったり、栽培室1内での作業に必要な機械を搬入したりすることが可能なスペースが生じる。
(隔壁)
図1に戻り、隔壁5A〜5Cについて説明する。隔壁5Aは、栽培棚2Bと栽培棚2Cとの間に設けられている。隔壁5Bは、栽培棚2Dと栽培棚2Eとの間に設けられている。隔壁5Cは、栽培棚2Fと栽培棚2Gとの間に設けられている。隔壁5A〜5Cの構成は同一であるので、以下、隔壁5Aについて説明し、隔壁5B,5Cについての詳細な説明を省略する。
図1に示すように、隔壁5Aは、栽培棚2Bと栽培棚2Cとの間のスペースを閉鎖する。言い換えると、隔壁5Aは、栽培棚2Bと栽培棚2Cとの間のスペースを、栽培棚2B,2Cの長さ方向に仕切る。隔壁5Aは、植物の搬送方向における栽培棚2Bの上流端と栽培棚2Cの上流端とを接続するように設けられる。
図2に示すように、隔壁5Aは、栽培室1の床面から栽培室1の天井まで延びている。図2では、栽培棚2A〜2Dの上方において、隔壁5Aと隔壁5Bとの間、及び隔壁5Aと後述する隔壁7との間が空いているが、各栽培棚の上方のスペースのうち各隔壁の間も閉じられている。
隔壁5Aは、開閉可能に構成されることが好ましい。例えば、栽培棚2Bと栽培棚2Cとの間のスペースに作業者が出入りすることができるよう、隔壁5Aに扉付きの出入口を設けてもよい。
栽培棚2A〜2H各々の空気流出口26側において、最下段21bの下方に位置する部分には、隔壁6が設けられている。各隔壁6は、隔壁5A〜5Cのうち隣接する隔壁と一体的に形成されてもよいし、別体であってもよい。
栽培棚2Aと栽培室1との間には、隔壁7が設けられる。隔壁7は、栽培棚2Aと栽培室1の内壁面との間のスペースを閉鎖する。隔壁7は、栽培棚2Aと栽培室1の内壁面の間のスペースを、栽培棚2Aの長さ方向に仕切る。隔壁7は、栽培室1の床面から栽培室1の天井まで延びている。隔壁7は、栽培棚2Aに設けられた隔壁6と一体的に形成されていてもよいし、別体であってもよい。同様に、栽培棚2Hと栽培室1との間にも隔壁7が設けられる。
[植物栽培装置の動作]
次に、植物栽培装置10の動作について説明する。
まず、各給気装置4A,4Bを駆動する。給気装置4A,4Bの駆動各々によって生じる動作は基本的に同一である。よって、以下では、給気装置4Aの駆動に起因した動作について図5を参照しつつ説明する。図5では、給気装置4Aの駆動後に生じる空気の流れを矢印で示している。
給気装置4Aが駆動されると、各空調機42は栽培室1内の空気を吸引する。より具体的には、各空調機42は、栽培室1の内壁面とダクト3A,3Bと間のスペースSの空気を吸引する。各空調機42は、吸引した空気の温度を調整し、その空気をチャンバ41内に送り込む。
給気装置4Aが駆動されると、各除湿機43は栽培室1内の空気を吸引する。各除湿機43は、各空調機42と同様に、スペースSの空気を吸引する。各除湿機43は、吸引した空気を除湿してチャンバ41内に送り込む。
チャンバ41内では、各空調機42によって温度が調節された空気と、各除湿機43によって除湿された空気とが混合される。チャンバ41内で混合された空気は、ダクト3A,3B各々に供給される。各ダクト3A,3B内では、チャンバ41から供給された空気が吹き下ろされる。
ダクト3Aは、側面から栽培棚2A,2Bの各空気流入口25に向けて空気を放出する。ダクト3Bは、側面から栽培棚2C,2Dの各空気流入口25に向けて空気を放出する。したがって、栽培棚2Aと栽培棚2Bとの間、及び栽培棚2Cと栽培棚2Dとの間各々に、温度の調節及び除湿がなされた空気が供給される。
ダクト3Aから放出された空気は、栽培棚2A,2Bの間を栽培棚2A,2Bの各空気流入口25に向かって流れる。ダクト3Bから放出された空気は、栽培棚2C,2Dの間を栽培棚2C,2Dの各空気流入口25に向かって流れる。一対の栽培棚2A,2Bの間、及び一対の栽培棚2C,2Dの間のスペースは、それぞれ、各空気流出口26と各空気流入口25との間に設けられた空気通路である。
各空調機42及び各除湿機43がスペースSの空気を吸引することにより、栽培室1内において、各空気流出口26側の圧力は各空気流入口25側の圧力よりも小さくなる。このため、ダクト3Aから放出された空気は、栽培棚2A,2Bの各空気流入口25に到達した後、各空気流入口25から栽培棚2A,2Bに流入し、各空気流出口26に向かって流れる。同様に、ダクト3Bから放出された空気は、栽培棚2C,2Dの各空気流入口25に到達した後、各空気流入口25から栽培棚2C,2Dに流入し、各空気流出口26に向かって流れる。
その後、空気は、栽培棚2A〜2Dの各空気流出口26からスペースSに流出する。スペースSに流出した空気は、給気装置4Aによって吸引されてダクト3A,3Bに供給される。したがって、栽培室1内で空気が循環する。
[実施形態の効果]
以上のように、本実施形態に係る植物栽培装置10では、各ダクト3A〜3Dが上下方向に延びている。これにより、各ダクト3A〜3Dから栽培棚2A〜2Hの各空気流入口25に向けて放出される空気は、上下方向に分散する。よって、上下方向に分散した状態の空気を各栽培棚2A〜2Hに供給することができる。その結果、各栽培棚2A〜2Hの複数の段21に対し、空気が均一に供給される。
本実施形態において、ダクト3A〜3Dは、各々対となっている栽培棚2A,2B、栽培棚2C,2D、栽培棚2E,2F、及び栽培棚2G,2Hに対応して配置されている。よって、2つの栽培棚に1つのダクトを共有させることができ、ダクトの数を低減することができる。また、複数対の栽培棚各々により、ダクトから放出された空気が通過する空気通路を形成することができる。さらに、複数対の栽培棚各々の間を作業スペースとして利用することもできる。
本実施形態において、各給気装置4A,4Bは、チャンバ41と、複数の空調機42とを含んでいる。各空調機42により、チャンバ41に送り込む空気の温度を調節することができる。このため、適切な温度の空気が、チャンバ41を介して各ダクト3A〜3Dに供給される。
本実施形態において、各給気装置4A,4Bは、さらに複数の除湿機43を含んでいる。このため、各空調機42によって温度の調節がなされた空気と、各除湿機43によって除湿された空気とを、チャンバ41内で混合することができる。よって、植物の栽培に適した良質な空気を生成し、各ダクト3A〜3Dに供給することができる。
本実施形態では、一対の栽培棚2A,2Bと栽培棚2Cとの間に隔壁5Aが設けられている。一対の栽培棚2C,2Dと栽培棚2Eとの間には、隔壁5Bが設けられている。一対の栽培棚2E,2Fと栽培棚2Gとの間に隔壁5Cが設けられている。このため、ダクト3A〜3Dから各空気流入口25に向けて放出された空気が、栽培棚2B,2Cの間、栽培棚2D,2Eの間、及び栽培棚2F,2Gの間に流れ込むのを防止することができる。よって、より確実に、各栽培棚2A〜2Hに空気を流入させることができる。
本実施形態において、給気装置4Aは、複数のダクト3A,3Bに空気を供給する。このため、栽培棚2A,2Bの各空気流入口25と、栽培棚2C,2Dの各空気流入口25とに対し、同質の空気を供給することができる。その結果、栽培棚2A〜2Dで栽培する植物の生長にばらつきが生じるのを抑制することができる。同様に、ダクト3C,3Dにも1つの給気装置4Bから空気が供給されるため、栽培棚2E〜2Hで栽培する植物の生長にばらつきが生じるのを抑制することができる。
本実施形態において、栽培棚2A〜2Hの各空気流入口25は、植物の搬送方向の下流側に設けられている。このため、各栽培棚2A〜2Hでは、より生長が進んだ植物が空気流入口25側に配置される。生長が進んで大きくなった植物は蒸散量が大きい。よって、各栽培棚2A〜2H内を空気流入口25から空気流出口26に向かって空気が流れたとき、小さい植物に対して湿った空気が供給される。
<変形例>
以上、実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
上記実施形態では、栽培室内に4対の栽培棚が配置されている。しかしながら、栽培棚の数は特に限定されるものではない。植物栽培装置は、1以上の栽培棚を備えていればよい。
上記実施形態では、一対の栽培棚と他の栽培棚との間において、植物の搬送方向の上流側に隔壁が設けられている。しかしながら、隔壁の位置は、特に限定されるものではない。また、一対の栽培棚と他の栽培棚との間に隔壁が設けられていなくてもよい。
上記実施形態では、一対の栽培棚に対して1つのダクトが設けられている。しかしながら、1つの栽培棚に対して1つのダクトが設けられていてもよい。
上記実施形態では、一対の栽培棚の間のスペースを空気通路としているが、これに限定されるものではない。空気通路は、栽培棚から離して設けることもできる。ダクトは、空気通路内であればどこに配置してもよい。
上記実施形態では、複数のダクトに対して1つの給気装置が設けられている。しかしながら、1つのダクトに対して1つの給気装置を設けてもよい。この場合、ダクトごとに空気の質を制御することができる。よって、例えば、複数対の栽培棚各々で異なる種類の植物を栽培する場合、栽培している植物の種類に合わせて、複数対の栽培棚各々に供給する空気の質を変更することができる。
上記実施形態において、各ダクトは、通気性を有する前部と、実質的に通気性を有しない後部とを有している。しかしながら、ダクトの構成はこれに限定されるものではない。
例えば、ダクトは、図6に示すような構成を有していてもよい。図6に示すダクト8は、上部81と、下部82とを有する。上部81及び下部82は、通気性を有する。下部82は、上部81の通気性よりも小さい通気性を有する。例えば、上部81を構成する生地よりも目が細かい生地で下部82を構成することができる。なお、ダクト8の上部81及び下部82は、それぞれ、全周に亘って通気性を有していてもよいが、図4に示すダクトと同様に、その後部が実質的に通気性を有していなくてもよい。
給気装置はダクト内に空気を吹き下ろすため、ダクトの下部の内圧はダクトの上部の内圧よりも高くなりやすい。よって、通常、ダクトの下部から多くの空気が放出される。これに対して、ダクト8では、下部82の通気性が上部81の通気性よりも小さくなっている。このため、ダクトの下部82からの空気の放出を抑制することができる。その結果、ダクト8から放出される空気を均一化することができる。
図6の例では、ダクト81は、通気性が異なる2つの部分に分割されているが、通気性が異なる3つ以上の部分に分割されていてもよい。3つ以上の部分に分割されたダクトにおいて、より下側に位置する部分の通気性は、より上側に位置する部分の通気性よりも小さいことが好ましい。
ダクトは、複数の部分に明確に分割されていなくてもよい。ダクトは、上から下に向かって徐々に通気性が小さくなるように構成されていてもよい。
その他にも、ダクトは種々の構成をとることができる。例えば、ダクトは、全体に亘って均一な通気性を有していてもよい。また、例えば、ダクトの側面に、複数の通気孔を分散して配置してもよい。
上記実施形態では、一対の栽培棚の間に1つのダクトが配置されている。しかしながら、一対の栽培棚の間に複数のダクトが配置されていてもよい。例えば、図7に示すように、複数のダクト30a〜30cが栽培棚20の長さ方向に並べられていてもよい。各ダクト30a〜30cは、1つのチャンバ41に接続されている。複数のダクト30a〜30cのうち、空気流出口26側に配置されるものは、空気流入口25側に配置されるものよりも長い。すなわち、ダクト30aは、ダクト30bよりも空気流出口26側に配置され、ダクト30bよりも長い。ダクト30bは、ダクト30cよりも空気流出口26側に配置され、ダクト30cよりも長い。
ダクト30aの前部のうち、ダクト30bの下端よりも下方に位置する部分は、通気性を有する。ダクト30aの前部のうち、ダクト30bの下端よりも上方に位置する部分は、実質的に通気性を有しないことが好ましい。ダクト30bの前部のうち、ダクト30cの下端よりも下方に位置する部分は、通気性を有する。ダクト30bの前部のうち、ダクト30cの下端よりも上方に位置する部分は、実質的に通気性を有しないことが好ましい。ダクト30cの前部のうち、栽培棚20の上面よりも下方に位置する部分は、通気性を有する。ダクト30cの前部のうち、栽培棚20の上面よりも上方に位置する部分は、実質的に通気性を有しないことが好ましい。ダクト30a〜30cの各後部は、実質的に通気性を有しないことが好ましい。
このような構成によれば、栽培棚20の下段には、ダクト30aから空気を供給することができる。栽培棚20の中段には、ダクト30bから空気を供給することができる。栽培棚20の上段には、ダクト30cから空気を供給することができる。よって、栽培棚20の複数の段21に対して空気を均一に供給することができる。
上記実施形態では、対となっている栽培棚の間にはダクトが設けられているが、一の栽培棚対と他の栽培棚対との間にはダクトが設けられていない。しかしながら、一対の栽培棚と、その隣に配置されるもう1つの栽培棚との間にもダクトが設けられていてもよい。すなわち、栽培室内に並列に配置された複数の栽培棚のうち、隣り合う栽培棚の間各々に、1又は2以上のダクトを配置することができる。
例えば、図8に示す植物栽培装置では、栽培棚2A〜2Hのうち隣り合う栽培棚の間各々に、ダクト300a,300bが設けられている。栽培棚2Aと栽培室1の側壁との間及び栽培棚2Hと栽培室1の側壁との間にも、それぞれ、ダクト300a,300bが設けられることが好ましい。この構成によれば、栽培棚2A〜2Hに対し、より確実に空気をより安定的に供給することができる。
各ダクト300a,300bの搬送方向の位置は、特に限定されるものではない。ただし、栽培棚間で作業を行う作業者が全ての栽培棚2A〜2Hに容易にアクセスできるように、一対の栽培棚の間に配置されるダクト300a,300bの搬送方向の位置は、当該一対の栽培棚とその隣の栽培棚との間に配置されるダクト300a,300bの搬送方向の位置とずれていることが好ましい。
栽培棚2A〜2Hのうち隣り合う栽培棚の間各々において、ダクト300a,300bよりも空気流出口26側には、隔壁50が設けられることが好ましい。隔壁50は、例えば、隣り合う栽培棚における搬送方向の上流端同士を接続するように設けられる。隔壁50を構成する材料は特に限定されるものではない。例えば、ビニール等の可撓性を有する材料で隔壁50を構成することもできる。
隔壁50は、ダクト300a,300bから放出された空気が空気流出口26から各栽培棚2A〜2H内に流入するのを防止し、より確実な空気流入口25への空気の供給に寄与する。また、隔壁50は、各栽培棚2A〜2H内を通過して空気流出口26から流出した空気が、栽培棚間に流れ込むのを防止する。
上記実施形態では、各給気装置が複数の空調機及び複数の除湿機を有している。しかしながら、各給気装置は、1つの空調機及び1つの除湿機を有していてもよい。各給気装置における空調機の数及び除湿機の数は、他の給気装置における空調機の数及び除湿機の数と同じでなくてもよい。
上記実施形態において、各給気装置は、チャンバと、空調機と、除湿機とを有している。しかしながら、各給気装置の構成はこれに限定されるものではない。例えば、各給気装置は、空調機及び除湿機の一方を有していなくてもよいし、チャンバを有していなくてもよい。各給気装置は、例えば、ダクトに取り付けられたファンであってもよい。
10:植物栽培装置
1:栽培室
2A〜2H,20:栽培棚
3A〜3D,8,30a〜30c,300a〜300b:ダクト
4A,4B:給気装置
41:チャンバ
42:空調機
5A〜5C,50:隔壁

Claims (9)

  1. 栽培室と、
    前記栽培室内に並列に配置され、各々が、複数の段と、長さ方向の両側に設けられる空気流入口及び空気流出口とを含む一対の栽培棚と、
    前記一対の栽培棚の間に配置され、上下方向に延び、側面から前記空気流入口に向けて空気を放出するダクトと、
    前記空気流出口からの空気を吸引して前記ダクトに供給する給気装置と、
    を備える、植物栽培装置。
  2. 請求項に記載の植物栽培装置であって、
    前記給気装置は、
    前記ダクトに接続されるチャンバと、
    空気の温度を調節して、その空気を前記チャンバ内に送り込む空調機と、
    を含む、植物栽培装置。
  3. 請求項又はに記載の植物栽培装置であって、さらに、
    前記一対の栽培棚の隣に配置されるもう1つの栽培棚と、
    前記一対の栽培棚と前記もう1つの栽培棚との間に設けられる隔壁と、
    を備える、植物栽培装置。
  4. 請求項又はに記載の植物栽培装置であって、さらに、
    前記一対の栽培棚の隣に配置されるもう1つの栽培棚と、
    前記一対の栽培棚と前記もう1つの栽培棚との間に設けられるもう1つのダクトと、
    を備える、植物栽培装置。
  5. 請求項からのいずれか1項に記載の植物栽培装置であって、
    前記栽培棚が複数対並列に配置され、
    前記ダクトが前記複数対の栽培棚に対応して複数配置され、
    前記給気装置は、前記複数のダクトに空気を供給する、植物栽培装置。
  6. 請求項からのいずれか1項に記載の植物栽培装置であって、
    前記栽培棚が複数対並列に配置され、
    前記ダクトが前記複数対の栽培棚に対応して複数配置され、
    前記給気装置が前記複数のダクトに対応して複数設けられ、前記給気装置の各々が対応する1つのダクトに空気を供給する、植物栽培装置。
  7. 並列に配置された一対の栽培棚であって、各々の栽培棚が、複数の段と、長さ方向の両側に設けられる空気流入口及び空気流出口とを含む一対の栽培棚の間に配置され、上下方向に延び、側面から前記空気流入口に向けて空気を放出するダクトと、
    前記空気流出口からの空気を吸引して前記ダクトに供給する給気装置と、
    を備える、植物栽培棚の空気供給装置。
  8. 請求項7に記載の空気供給装置であって、
    前記給気装置は、
    前記ダクトに接続されるチャンバと、
    空気の温度を調節して、その空気を前記チャンバ内に送り込む空調機と、
    を含む、空気供給装置。
  9. 請求項7又は8に記載の空気供給装置であって、
    前記ダクトが並列に配置された複数対の前記栽培棚に対応して複数配置され、
    前記給気装置は、前記複数のダクトに空気を供給する、空気供給装置。
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