JP2016207961A - プリント基板及びシールド板金固定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント基板の銅箔の剥離を抑制できる技術を提供する。【解決手段】プリント基板は、基板2と、前記基板上に形成された銅箔4と、前記基板上に形成され、前記銅箔4の一部を覆うレジスト5と、を備え、前記銅箔4は、前記レジスト5によって覆われた第1領域と、前記基板2の所定領域を囲むシールド板金6が設置される第2領域とを含み、前記銅箔4の外縁部と前記レジスト5の外縁部とが平面視で交差する箇所における、前記第1領域の前記銅箔4の外縁部と前記銅箔4を覆う前記レジスト5の外縁部とでなす角度が鈍角である。【選択図】図3

Description

本発明は、プリント基板及びシールド板金固定方法に関する。
携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等の電子機器は、基板に実装されている部品(以下、実装部品と称する。)が発生するノイズ対策として、実装部品を囲むシールド板金が基板に実装されている。シールド板金は、実装部品が発生する電磁波(ノイズ)を抑制するもので、SMT(Surface Mount Technology)により基板に実装されている。
特開2003−69168号公報 特開平8−130361号公報
シールド板金は、実装部品と比較してサイズが大きいため、電子機器に落下の衝撃等が加わった際、基板上に形成された銅箔とシールド板金とを接合するハンダ接合部により強い応力が加わり易い。過度の応力は、銅箔の剥離を引き起こす可能性がある。銅箔の剥離は、信頼性の低下に繋がるため、銅箔の剥離の対策が要求されている。
本件は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、プリント基板の銅箔の剥離を抑制できる技術を提供することを目的とする。
本件の一観点によると、基板と、前記基板上に形成された銅箔と、前記基板上に形成され、前記銅箔の一部を覆うレジストと、を備え、前記銅箔は、前記レジストによって覆われた第1領域と、前記基板の所定領域を囲むシールド板金が設置される第2領域とを含み、前記銅箔の外縁部と前記レジストの外縁部とが平面視で交差する箇所における、前記第1領域の前記銅箔の外縁部と前記銅箔を覆う前記レジストの外縁部とでなす角度が鈍角である、プリント基板が提供される。
本件の他の観点によると、基板上に銅箔を形成する工程と、前記基板上に、前記銅箔の一部を覆うレジストを形成する工程と、前記銅箔に対してシールド板金をハンダで固定する工程と、を備え、前記銅箔の外縁部と前記レジストの外縁部とが平面視で交差する箇所における、前記レジストによって覆われた前記銅箔の外縁部と前記銅箔を覆う前記レジストの外縁部とでなす角度が鈍角である、シールド板金固定方法が提供される。
本件によれば、プリント基板の銅箔の剥離を抑制できる技術を提供できる。
図1は、実施形態に係るプリント基板の上面図である。 図2は、シールド板金の斜視図である。 図3は、フットパターンの上面図である。 図4は、フットパターンの断面図である。 図5は、レジストオーバーラップ構造の説明図である。 図6は、非レジストオーバーラップ構造の説明図である。 図7は、フットパターンの部分拡大図である。 図8は、フットパターンの部分拡大図である。 図9は、フットパターンの部分拡大図である。
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係るプリント基板1の上面図(平面図)である。プリント基板1は、基板(基材)2、基板2上に形成された複数の回路3、複数のフットパターン4及びレジスト5を備えている。プリント基板1は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等の電子機器に実装される。基板2は、例えば、ガラスエポキシ樹脂基板であり、板状に形成されている。回路3は、例えば、IC(Integrated Circuit)及びLSI(Large Scale Integration)等の半導体チップである。回路3は、半導体パッケージであ
ってもよい。フットパターン4は、銅箔を加工することによって基板2上に形成される。フットパターン4は、銅箔の一例である。レジスト5は、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂である。レジスト5は、例えば、スクリーン印刷等の印刷法を用いて、基板2上に形成される。
基板2における回路3が形成されている領域を囲むようにしてシールド板金6が基板2上に設置される。基板2における回路3が形成されている領域は、基板の所定領域の一例である。図2は、シールド板金6の斜視図である。シールド板金6は、例えば、ステンレス、アルミニウム、銅又は鉄等の金属部材で形成されている。図2には、フレーム形状のシールド板金6を示している。基板2上にシールド板金6を実装した後、シールド板金6上に蓋形状のシールド板金を取り付ける。図2に示す例に限らず、シールド板金6は、フレーム形状の板金と蓋形状の板金とが一体となった凹形状であってもよい。シールド板金6は、回路3が発生する電磁波(ノイズ)の放射を抑制する。また、シールド板金6は、電子機器の落下による衝撃(以下、落下衝撃とも称する)等から回路3を保護する。シールド板金6は、基板2上に複数設置されてもよい。例えば、回路3の特性に応じて、第1の回路3を囲むように第1のシールド板金6を設置し、第2の回路3を囲むように第2のシールド板金6を設置してもよい。
図1に示すように、回路3が形成されている領域を囲むようにして複数のフットパターン4が離間して形成されている。図3は、フットパターン4の上面図である。図3に示す例では、基板2の領域11がシールド板金6の外側の領域であり、基板2の領域12がシールド板金6の内側の領域である。フットパターン4は、平面視で、十字形状部分と、十字形状部分の端部に繋がった矩形状部分とを有する。フットパターン4の一部をレジスト5が覆っている。レジスト5は、フットパターン4が基板2から剥離するのを抑制する。図3では、レジスト5が形成されている部分を点線斜線のハッチングで示している。また、フットパターン4を跨ぐようにしてシールド板金6が基板2上に形成されている。したがって、フットパターン4は、レジスト5によって覆われた領域と、シールド板金6が設置される領域とを含む。レジスト5によって覆われた領域は、第1領域の一例である。シールド板金6が設置される領域は、第2領域の一例である。
図4は、フットパターン4の断面図であって、図3の実線A−Bに沿った断面を示している。フットパターン4とシールド板金6との間にハンダ7が形成されている。ハンダ7は、例えば、Sn−Ag又はSn−Ag−Cu等である。ハンダ7がフットパターン4及びシールド板金6に接合されており、シールド板金6がフットパターン4に固定されている。フットパターン4とハンダ7との初期接続性を高めるため、フットパターン4の露出部分(レジスト5の未形成部分)にAuめっきを形成してもよい。図3に示す例では、フ
ットパターン4の中央部が、フットパターン4の両端部よりも太い形状となっている。これは、フットパターン4の中央部に対してハンダ7を集めやすくすることにより、フットパターン4の中央部にハンダ7のフィレットを形成するためである。
シールド板金6の固定方法(シールド板金固定方法)について説明する。シールド板金6の固定方法は、プリント基板1の製造方法の一部として用いてもよい。まず、基板2を用意し、基板2上にフットパターン4を形成する。例えば、スパッタリング及び電解めっき法により、基板2上に銅箔を形成し、エッチングにより銅箔を所定のパターンに形成してもよい。また、例えば、基板2上に銅箔をラミネートし、エッチングにより銅箔を所定のパターンに形成してもよい。
次に、フットパターン4上にハンダペースト(クリームハンダ)を供給する。ハンダペーストは、ハンダ粉末及びフラックスを含む。次いで、シールド板金6を基板2上に配置する。この場合、シールド板金6の位置合わせを行うことにより、シールド板金6をハンダペーストに接触させる。次に、リフロー処理(加熱処理及び冷却処理)を行うことで、ハンダ粉末が溶融するとともに、フラックスが気化し、ハンダ7がフットパターン4及びシールド板金6に接合される。ハンダ7がフットパターン4及びシールド板金6に接合されることにより、シールド板金6がフットパターン4に固定される。すなわち、フットパターン4に対してシールド板金6がハンダ7で固定される。
図3に示すように、フットパターン4の外周部分は、レジスト5によって覆われている部分(レジスト5の形成部分)と、レジスト5によって覆われていない部分(レジスト5の未形成部分)とを有する。フットパターン4の外周部分がレジスト5によって覆われている構造は、レジストオーバーラップ構造(オーバーレジスト構造)と呼ばれる。フットパターン4の外周部分がレジスト5によって覆われていない構造は、非レジストオーバーラップ構造(非オーバーレジスト構造)と呼ばれる。
レジストオーバーラップ構造及び非レジストオーバーラップ構造について説明する。図5は、レジストオーバーラップ構造の説明図であり、図6は、非レジストオーバーラップ構造の説明図である。図5の(A)は、基板2上に形成されたフットパターン4の上面図である。図5の(B)は、基板2上に形成されたフットパターン4の断面図であって、図5の(A)の実線C−Dに沿った断面を示している。図6の(A)は、基板2上に形成されたフットパターン4の上面図である。図6の(B)は、基板2上に形成されたフットパターン4の断面図であって、図6の(A)の実線E−Fに沿った断面を示している。
図5の(A)及び(B)に示すように、レジストオーバーラップ構造は、フットパターン4の外周部分にレジスト5が覆い被さっているため、フットパターン4の剥離に対して強い構造である。レジストオーバーラップ構造は、フットパターン4の外縁部をレジスト5が押さえ付ける構造であるため、基板2からフットパターン4が剥離することが抑制される。図5の(A)及び(B)に示すように、レジストオーバーラップ構造は、フットパターン4の外縁部にレジスト5が覆い被さっているため、フットパターン4とレジスト5との境界部分に段差が発生する。そのため、フットパターン4上にシールド板金6を設置する場合、シールド板金6の設置位置によっては、フットパターン4とシールド板金6との間に隙間(ギャップ)が発生する可能性がある。
図6の(A)及び(B)に示すように、非レジストオーバーラップ構造は、フットパターン4の外周部分にレジスト5が覆い被さっていないため、フットパターン4の剥離に対して弱い構造である。図6の(A)及び(B)に示すように、非レジストオーバーラップ構造は、フットパターン4とレジスト5とが離間しているため、フットパターン4とレジスト5との境界部分に段差が発生していない。そのため、フットパターン4上にシールド
板金6を設置する場合、フットパターン4とシールド板金6との間に隙間が発生することが抑制される。
図3に示す例では、フットパターン4の外周部分の一部をレジスト5が覆っているため、基板2からフットパターン4が剥離することが抑制される。また、図3に示す例では、フットパターン4におけるシールド板金6の設置領域については、フットパターン4をレジスト5が覆っていない。そのため、フットパターン4とシールド板金6との間に隙間が発生することが抑制されている。
シールド板金6の外側の領域はシールド板金6によって囲まれていないので、落下衝撃等で発生する応力は、シールド板金6の内側の領域よりもシールド板金6の外側の領域に集中しやすい。そのため、シールド板金6の外側の領域におけるフットパターン4の大部分がレジスト5によって覆われている。すなわち、シールド板金6の外側の領域におけるフットパターン4を覆うレジスト5の面積は、シールド板金6の内側の領域におけるフットパターン4を覆うレジスト5の面積よりも大きい。
図3に示す例では、シールド板金6の外側の領域における大部分がレジストオーバーラップ構造であるのに対し、シールド板金6の内側の領域における中央部のみがレジストオーバーラップ構造であり、シールド板金6の内側の領域における両端部は非レジストオーバーラップ構造となっている。非レジストオーバーラップ構造の場合、銅箔とレジスト5との間には谷間が形成されるため、ハンダペースト供給時にハンダペーストが谷間にも充填され、谷間分のハンダペースト供給量が増加する。ハンダペースト供給量が増加すると、加熱時の溶融ハンダ高さが高くなり、フットパターン4とシールド板金6との隙間をより埋めやすくできる。その利点を生かすのであれば、シールド板金6の内側の領域についてはレジストオーバーラップ構造の面積を小さくするのが好ましい。例えば、シールド板金6の内側の領域における中央部及び両端部を非レジストオーバーラップ構造としてもよい。
図3に示すように、シールド板金6の外側の領域におけるフットパターン4の外縁部とレジスト5の外縁部とが平面視で交差している箇所がある。フットパターン4の外縁部は、フットパターン4の側面と上面との境界部分である。レジスト5の外縁部は、レジスト5の側面と上面との境界部分である。図7は、フットパターン4の部分拡大図である。図7に示す円で囲まれた部分が、フットパターン4の外縁部とレジスト5の外縁部とが平面視で交差している箇所である。フットパターン4の一方の端部から他方の端部に至る部分が、ハンダ7を介してシールド板金6に接合されている。落下衝撃がシールド板金6に伝わる場合、シールド板金6の延伸方向に応力が発生しやすくなる。そのため、落下衝撃等で発生する応力は、フットパターン4の端部に集中する傾向がある。その結果、フットパターン4の外縁部とレジスト5の外縁部とが平面視で交差している箇所に、落下衝撃等で発生する応力が集中する。
図7に示すように、フットパターン4の外縁部とレジスト5の外縁部とが平面視で交差する箇所では、レジスト5によって覆われているフットパターン4の外縁部とフットパターン4を覆うレジスト5の外縁部とでなす角度が鈍角(90度<θ<180度)となっている。換言すれば、フットパターン4の外縁部とレジスト5の外縁部とが平面視で交差する点を頂点として、フットパターン4とレジスト5との重なり部分において、頂点を通るフットパターン4の外縁部と、頂点を通るレジスト5の外縁部とでなす角度が鈍角となっている。
図3及び図7に示す例では、フットパターン4の外縁部とレジスト5の外縁部とが平面視で交差している箇所では、フットパターン4の外縁部が曲線状に形成されている。すな
わち、シールド板金6の延伸方向であって、フットパターン4の中心から離れる方向に向かって、フットパターン4の外縁部の一部が曲線状に形成されている。
図7に示すように、フットパターン4の外縁部とレジスト5の外縁部とでなす角度が鈍角であることにより、フットパターン4の外縁部とレジスト5の外縁部とが平面視で交差する箇所における応力が分散される。これにより、フットパターン4の外縁部とレジスト5の外縁部とが平面視で交差する箇所について、フットパターン4の剥離や破断が抑制される。また、ハンダ7のクラック(破壊)が抑制される。
図3及び図7に示す例では、シールド板金6の外側の領域について、フットパターン4の外縁部とレジスト5の外縁部とが平面視で交差する箇所におけるフットパターン4の剥離や破断の抑制について説明している。実施形態に係るプリント基板1は、図3及び図7に示す例に限られない。シールド板金6の内側の領域について、フットパターン4の外縁部とレジスト5の外縁部とが平面視で交差する箇所における、レジスト5によって覆われているフットパターン4の外縁部とフットパターン4を覆うレジスト5の外縁部とでなす角度を鈍角としてもよい。
図3及び図7に示す例では、フットパターン4は、平面視で、十字形状部分と、十字形状部分の端部に繋がった矩形状部分とを有する。実施形態に係るプリント基板1は、図3及び図7に示す例に限られない。フットパターン4は、平面視で、十字形状であってもよいし、矩形形状であってもよい。
図3及び図7に示す例では、フットパターン4の外縁部とレジスト5の外縁部とが平面視で交差している箇所では、フットパターン4の外縁部が曲線状に形成されている。実施形態に係るプリント基板1は、図3及び図7に示す例に限られない。フットパターン4の外縁部とレジスト5の外縁部とが平面視で交差している箇所において、フットパターン4の外縁部が直線状に形成されてもよい。
図8及び図9は、落下衝撃等で発生する応力の影響を説明する図であって、フットパターン4の部分拡大図である。図8に示す例は参考例であり、フットパターン4の外縁部とレジスト5の外縁部とが平面視で交差する箇所について、レジスト5によって覆われているフットパターン4の外縁部とフットパターン4を覆うレジスト5の外縁部とでなす角度が直角になっている。図8に示すように、落下衝撃等で発生する応力が集中する部分について、フットパターン4の外縁部とフットパターン4を覆うレジスト5の外縁部とが平面視で垂直に交わっている。そのため、フットパターン4の外縁部とフットパターン4を覆うレジスト5の外縁部との交点が起点となって、フットパターン4の剥離や破断が発生しやすい。
図9に示す例は参考例であり、フットパターン4の外縁部とレジスト5の外縁部とが平面視で交差する箇所について、レジスト5によって覆われているフットパターン4の外縁部とフットパターン4を覆うレジスト5の外縁部とでなす角度が鋭角になっている。そのため、フットパターン4の外縁部とフットパターン4を覆うレジスト5の外縁部との交点が起点となって、フットパターン4の剥離や破断が発生しやすい。
以上、実施形態に沿ってプリント基板及びシールド板金固定方法について説明したが、上記実施形態は種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者にとって自明である。
1・・・プリント基板
2・・・基板
3・・・回路
4・・・フットパターン
5・・・レジスト
6・・・シールド板金
7・・・ハンダ

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された銅箔と、
    前記基板上に形成され、前記銅箔の一部を覆うレジストと、
    を備え、
    前記銅箔は、前記レジストによって覆われた第1領域と、前記基板の所定領域を囲むシールド板金が設置される第2領域とを含み、
    前記銅箔の外縁部と前記レジストの外縁部とが平面視で交差する箇所における、前記第1領域の前記銅箔の外縁部と前記銅箔を覆う前記レジストの外縁部とでなす角度が鈍角である、
    プリント基板。
  2. 前記銅箔の外縁部と前記レジストの外縁部とが平面視で交差する箇所における、前記銅箔の外縁部が曲線状に形成されている、
    請求項1に記載のプリント基板。
  3. 前記銅箔の外縁部と前記レジストの外縁部とが平面視で交差する箇所における、前記銅箔の外縁部が直線状に形成されている、
    請求項1に記載のプリント基板。
  4. 前記第2領域に前記シールド板金がハンダで固定されている、
    請求項1から3の何れか一項に記載のプリント基板。
  5. 基板上に銅箔を形成する工程と、
    前記基板上に、前記銅箔の一部を覆うレジストを形成する工程と、
    前記銅箔に対してシールド板金をハンダで固定する工程と、
    を備え、
    前記銅箔の外縁部と前記レジストの外縁部とが平面視で交差する箇所における、前記レジストによって覆われた前記銅箔の外縁部と前記銅箔を覆う前記レジストの外縁部とでなす角度が鈍角である、
    シールド板金固定方法。
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