JP2016204945A - 貸し出し用の錠前システム、管理装置および保管装置 - Google Patents

貸し出し用の錠前システム、管理装置および保管装置 Download PDF

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Abstract

【課題】被施錠物の保管スペースを貸し出す仕組みの導入および廃止に要するコストを低減する。
【解決手段】店舗の管理する駐輪スペースに自転車を駐輪したい利用者は、駐輪スペースに自転車を駐輪した後、駐輪スペースの近くに配置されている保管庫11から錠前13を取り出す。錠前13のスロットには鍵14が差し込まれている。鍵14はNFCタグ等の記録媒体であり、錠前13は鍵14に対するデータの読み書きを行うリーダライタと、例えば店舗に配置された端末装置との間で無線通信を行う無線通信ユニットを内蔵した電子錠である。利用者が錠前13を自転車に取り付けた後、鍵14を錠前13にタッチすると、錠前13は施錠を行う。利用者が鍵14を店舗の端末装置にタッチすると、端末装置により利用料金が算出される。利用料金の精算が完了した後、利用者が鍵14を錠前13にタッチすると、錠前13は解錠を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、錠前により物を管理する技術に関する。
電子錠により自転車に施錠を行う駐輪場の仕組みがある。現在、広く利用されている駐輪場には、自転車の前輪等を載せ置く電子錠付きのラックが複数、設置されている。駐輪場の利用者が自転車の前輪等をラックに乗せると、例えば10分等の所定時間の経過後に、電子錠による施錠が行われる。複数のラックに取り付けられている電子錠の各々は精算機と有線または無線により通信接続されている。利用者が駐輪場に戻り、自分の自転車に施錠を行っている電子錠の番号等を精算機に入力し、精算機に対し駐輪時間等に応じた料金の精算のための操作を完了すると、利用者の自転車に対する施錠が解除される。
上記の例においては、自転車に対する施錠が行われていた期間に応じて課金が行われる。すなわち、電子錠付きのラックと精算機が、駐輪場のスペース(物の保管場所)を賃貸しするための仕組みとして利用されている。一方、自転車に対する施錠が行われていない期間に応じて課金を行うことにより、自転車を貸し出す仕組みもある。例えば、特許文献1には、ICカードリーダ付き錠前を用いて自転車を貸し出す仕組みが記載されている。特許文献1に記載の仕組みにおいては、レンタル用の自転車に取り付けられた施錠されているICカードリーダ付き錠前に、自転車の利用者がICカードを読み取らせる。ICカードリーダ付き錠前は、ICカードから正当な利用者の利用者IDを読み出した場合、解錠される。その結果、利用者はレンタル用の自転車を利用することができる。
特開2005−179997号公報
電子錠付きラックを用いて駐輪場のスペースを利用者に貸し出す上述した従来の仕組みにおいては、電子錠付きラックを駐輪スペースに設置するために多大なコストがかかる。従って、例えば臨時の催事場等に電子錠付きラックを設定することは現実的ではない。
また、設置されている電子錠付きラックを撤去する場合も多大なコストがかかる。従って、例えば新しい電子錠付きラックとの交換時や、駐輪場の移転時もしくは廃止時に、多大なコストを要する。
なお、電子錠による施錠の対象物(以下、本願において「被施錠物」という)が自転車以外の物である場合も、電子錠を保管スペースに固定配置する限り、電子錠付きラックを用いて駐輪スペースを貸し出す場合と同様の問題がある。
上記の事情に鑑み、本発明は、被施錠物の保管スペースを貸し出す仕組みの導入および廃止に要するコストを低減することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、錠前と、前記錠前の識別データを記録する記録媒体とを備え、前記錠前は前記識別データを外部の装置に送信する送信手段を備える貸し出し用の錠前システムを第1の態様として提案する。
第1の態様の錠前システムによれば、外部の装置は錠前の貸し出し期間を特定できる。そのため、電子錠付きラックのような設備の設置や撤去を要さずに、低コストで被施錠物の保管スペースを貸し出す仕組みの導入および廃止が可能となる。
また、本発明は、錠前と、前記錠前の識別データを記録する記録媒体とを備え、前記錠前は、現在時刻を示す時刻データを生成する計時手段と、前記計時手段が生成した時刻データを前記記録媒体に書き込む書込手段とを備える貸し出し用の錠前システムを第2の態様として提案する。
第2の態様の錠前システムによれば、外部の装置は錠前の貸し出し期間を特定できる。そのため、電子錠付きラックのような設備の設置や撤去を要さずに、低コストで被施錠物の保管するスペースを貸し出す仕組みの導入および廃止が可能となる。
第1または第2の態様の錠前システムにおいて、前記記録媒体は、解錠の許可を示す許可データの書き込みを受け付け、前記錠前は、前記記録媒体から前記許可データを読み取る読取手段を備える、という構成が第3の態様として採用されてもよい。
第3の態様の錠前システムによれば、錠前は記録媒体からデータを読み取ることで、解錠が許可されているか否かを判定することができる。
第3の態様の錠前システムにおいて、前記錠前は、施錠されている前記錠前を前記許可データの読み取りに伴い解錠する解錠手段を備える、という構成が第4の態様として採用されてもよい。
第4の態様の錠前システムによれば、ユーザは許可データの記録された記録媒体のデータを錠前に読み取らせることで、錠前を解錠させることができる。
第1または第2の態様の錠前システムにおいて、前記錠前は、外部の装置から解錠の許可を示す許可データを受信する受信手段を備える、という構成が第5の態様として採用されてもよい。
第5の態様の錠前システムによれば、錠前は外部の装置からデータを受信することで、解錠が許可されているか否かを判定することができる。
第5の態様の錠前システムにおいて、前記錠前は、前記記録媒体から前記識別データを読み取る読取手段を備え、前記錠前は、施錠されている前記錠前を前記許可データの受信後の前記識別データの読み取りに伴い解錠する解錠手段を備える、という構成が第6の態様として採用されてもよい。
第6の態様の錠前システムによれば、ユーザは識別データの記録された記録媒体のデータを錠前に読み取らせることで、錠前を解錠させることができる。
また、本発明は、外部の装置から、貸し出された錠前の識別データを受信する受信手段と、前記錠前と対をなす記録媒体から前記錠前の識別データを読み取る読取手段と、前記識別データの受信の時刻と前記識別データの読み取りの時刻とに基づき、前記錠前の貸し出し料金を特定する料金特定手段とを備える貸し出し用の錠前システムの管理装置を第7の態様として提案する。
第7の態様の管理装置によれば、錠前からのデータの受信および記録媒体からのデータの読み出しにより貸し出し料金が管理される。そのため、電子錠付きラックのような設備の設置や撤去を要さずに、低コストで被施錠物の保管するスペースを貸し出す仕組みの導入および廃止が可能となる。
第7の態様の管理装置において、前記受信手段を含み、前記錠前と無線通信を行う通信手段と、前記通信手段と前記錠前との間の通信接続が切断されたとき、当該切断の通知を行う通知手段とを備える、という構成が第8の態様として採用されてもよい。
第8の態様の管理装置によれば、管理装置のユーザは、錠前が無線通信圏外に持ち出されたことを知ることができる。
また、本発明は、錠前と対をなす記録媒体から前記錠前の貸し出された時刻を示す時刻データを読み取る読取手段と、前記時刻データが示す時刻と前記時刻データの読み取りの時刻とに基づき、前記錠前の貸し出し料金を特定する料金特定手段とを備える貸し出し用の錠前システムの管理装置を第9の態様として提案する。
第9の態様の管理装置によれば、記録媒体からのデータの読み出しにより貸し出し料金が管理される。そのため、電子錠付きラックのような設備の設置や撤去を要さずに、低コストで被施錠物の保管するスペースを貸し出す仕組みの導入および廃止が可能となる。
第7乃至第9のいずれかの態様の管理装置において、前記貸し出し料金の精算に伴い、前記錠前の解錠を許可する許可データを前記錠前に送信する送信手段を備える、という構成が第10の態様として採用されてもよい。
第10の態様の管理装置によれば、ユーザは貸し出し料金の精算の後、錠前を解錠させることができる。
第7乃至第10のいずれかの管理装置において、前記貸し出し料金の精算に伴い、前記錠前の解錠を許可する許可データを前記記録媒体に書き込む書込手段を備える、という構成が第11の態様として採用されてもよい。
第11の態様の管理装置によれば、ユーザは貸し出し料金の精算の後、錠前を解錠させることができる。
また、本発明は、錠前を保管する保管装置であって、前記保管装置からの前記錠前の取り出しを検知する検知手段と、前記取り出しの検知に伴い、前記錠前の識別データを外部の装置に送信する送信手段とを備える貸し出し用の錠前システムの保管装置を第12の態様として提案する。
第12の態様の保管装置によれば、外部の装置は錠前の貸し出し期間を特定できる。そのため、電子錠付きラックのような設備の設置や撤去を要さずに、低コストで被施錠物の保管するスペースを貸し出す仕組みの導入および廃止が可能となる。
第12の態様の保管装置において、前記錠前が備えるバッテリに充電を行う充電手段を備え、前記検知手段は前記充電手段から前記錠前が引き離された場合、前記錠前の取り出しを検知する、という構成が第13の態様として採用されてもよい。
第13の態様の保管装置によれば、ユーザが錠前を充電手段から引き離すと、錠前の貸し出しの開始が外部の装置に通知される。
一実施形態にかかる錠前システムの全体構成を説明するための図。 一実施形態にかかる保管庫に錠前と鍵が収容されている様子を示した図。 一実施形態にかかる鍵に記録されるデータ構成を示した図。 一実施形態にかかる錠前の構成を示した図。 一実施形態にかかる錠前に記憶されるデータ構成を示した図。 一実施形態にかかる端末装置の実現に用いられるコンピュータの基本構成を示した図である。 一実施形態にかかる端末装置の機能構成を示した図。 一実施形態にかかる端末装置に記憶される錠前データベースのデータ構成を示した図。 一実施形態にかかる端末装置に表示される画面を例示した図。 一実施形態にかかる端末装置に表示される画面を例示した図。 一実施形態にかかる端末装置に表示される画面を例示した図。 一実施形態にかかる錠前システムが、保管庫から錠前が取り出された際に行う処理のシーケンスを示した図。 一実施形態にかかる錠前システムが、錠前に鍵がタッチされた際に行う処理のシーケンスを示した図。 一実施形態にかかる錠前システムが、錠前に鍵がタッチされた際に行う処理のシーケンスを示した図。 一実施形態にかかる錠前システムが、料金精算前に端末装置に鍵がタッチされた際に行う処理のシーケンスを示した図。 一実施形態にかかる錠前システムが、料金精算後に端末装置に鍵がタッチされた際に行う処理のシーケンスを示した図。
[実施形態]
以下に本発明の一実施形態にかかる錠前システム1を説明する。錠前システム1は錠前を貸し出すことにより、錠前によって施錠された被施錠物を保管するスペースを貸し出すためのシステムである。以下の説明において被施錠物は自転車であるものとするが、被施錠物は自転車に限られず、例えば自動二輪車、三輪車、ベビーカー等が被施錠物となってもよい。また、以下の説明において例示する錠前のサイズや形状は自転車に適したサイズや形状であるものとするが、例えば貸し出し用のスペースが自動車の駐車に適しているならば、施錠のサイズや形状が自動車の車輪やミラー等に対する施錠に適したサイズや形状であってもよい。
図1は錠前システム1の全体構成を説明するための図である。図1は、錠前システム1が店舗7に隣接されるスペース8を貸し出すために用いられる例を示している。錠前システム1は、例えばスペース8に近接した位置に配置された保管庫11(保管装置の一例)と、例えば店舗7内のキャッシュレジスター9の近くに配置された端末装置12(管理装置の一例)を備える。
保管庫11は、例えば複数の引き出しを備え、引き出しの各々に例えば1つずつ、錠前13を収容することができる。錠前13は、錠前13と対をなす鍵14(記録媒体の一例)が差し込まれるスロットが設けられており、保管庫11には鍵14が差し込まれた状態の錠前13が収容される。錠前システム1は通常、複数対の錠前13と鍵14を備えるが、それらの対の数はスペース8のサイズ等に応じて適宜決定される。
図2は引き出された状態の保管庫11の引き出しに1対の錠前13と鍵14が収容されている様子を示した図である。保管庫11の引き出しの中には、例えば破線等により、錠前13が配置されるべき位置が示されている。保管庫11の引き出しには施錠はされておらず、錠前13の利用者は自由に引き出しを引き出して、錠前13と鍵14を引き出しから取り出したり、錠前13と鍵14を引き出しに戻したりすることができる。例えば、保管庫11の引き出し、錠前13、鍵14の各々には錠前番号が表示されている。錠前13の利用者は錠前13と鍵14を保管庫11に戻すとき、錠前番号が一致する引き出しに錠前13と鍵14を戻す。
保管庫11は引き出しに収容された錠前13に対し電力供給を行う電力供給ユニット(充電手段の一例)を備えている。保管庫11が備える電力供給ユニットは、例えば非接触電力伝送により錠前13に内蔵されるバッテリに対し電力を供給する。ただし、保管庫11が錠前13に電力を供給する方法は非接触電力伝送に限られず、錠前13に対しケーブル接続による電力供給が行われてもよい。
鍵14は錠前13の施錠および解錠のために用いられる。鍵14は、いわゆるNFC(Near Field Communication)タグと呼ばれる記録媒体である。鍵14は、近距離無線通信により外部の装置との間でデータを送受信するとともに、データを保持する機能を有したデバイスである。なお、鍵14が近距離無線通信に用いる通信規格は、利用者により鍵14が近接された(以下、「タッチされた」と記載する)錠前13以外の装置が当該鍵14と誤ってデータ通信を行わない程度に近距離でしかデータ通信を行わない通信規格であれば、NFCに限られない。
鍵14は既知のNFCタグであるため、鍵14のハードウェア構成の説明を省略する。鍵14には、対となる錠前13の識別データである錠前ID(Identifier)等が記録されている。図3は鍵14に記録されるデータ構成を示した図である。鍵14には錠前IDに加え、パスコード、精算時刻が記録される。
パスコードは錠前13と鍵14の対の関係を示すデータである。従って、パスコードは鍵14の紛失等に際し変更される。すなわち、錠前13に対し新たな鍵14が用いられる場合、錠前13に記憶されるパスコードが、新たな鍵14に記録されているパスコードで書き換えられる。その結果、仮に紛失していた古い鍵14が錠前13にタッチされても、錠前13が古い鍵14により施錠または解錠されることはない。
錠前13は電子錠と、鍵14に対するデータの読み書きを行うリーダライタと、端末装置12との間で無線通信を行う無線通信ユニットを内蔵する。図4は錠前13の構成を示した図である。以下に錠前13が備える構成部を説明する。
電子錠131(後述のバッテリ132、制御ユニット137とともに施錠手段、解錠手段の一例を構成)は錠前13が備えるU字バー等の施錠部材と係止して当該部材を固定する部材である錠1311と、錠1311の一部を移動させて錠1311と施錠部材を係止させ、また当該係止を解除するソレノイド1312を備える。
バッテリ132は電力を蓄電し、蓄電している電力をソレノイド1312や錠前13のその他の電力を要する構成部に供給する。充電器133は保管庫11が備える電力供給ユニットから非接触伝送される電力を受けバッテリ132に電力を供給し、バッテリ132に蓄電を行わせる。また、充電器133は電力供給ユニットからの電力供給の有無に基づき充電の開始および停止を検知する。
リーダライタ134(読取手段、書込手段の一例)は鍵14に対するデータの読み書きを行う。無線通信ユニット135(受信手段、送信手段の一例)は端末装置12との間で無線によるデータ通信を行う。無線通信ユニット135によるデータ通信は、例えばZigBee(「ZigBee」は日本におけるZIGBEE ALLIANCEの登録商標)に従い行われる。なお、無線通信ユニット135がデータ通信に用いる通信規格はZigBeeに限られず、例えばWiFi(「WiFi」は日本におけるワイ―ファイ・アライアンスの登録商標)等の他の通信規格が用いられてもよい。
通知ユニット136はLED1361とスピーカ1362を備える。LED1361は発光ダイオードであり、例えば錠前13が課金中である間に赤色に発光し、錠前13が課金中でない間に青色に発光する。なお、本実施形態において説明するLED1361の発光色や発光態様(点灯、点滅等)は一例であって、他の発光色や発光態様が採用されてもよい。また、LED1361に代えて、発光ダイオードではない他の方式の発光素子が用いられてもよい。
スピーカ1362は、例えば錠前13が保管庫11から取り出された後に施錠が行われずに所定時間(例えば10分間)が経過した際や、錠前13の使用料金の精算が完了した後に解錠が行われずに所定時間(例えば10分間)が経過した際等にアラート音を発音し、錠前13の利用者に施錠や解錠を促す。
制御ユニット137は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)を備え、錠前13が備える他の構成部を制御する。なお、制御ユニット137が備える集積回路はASICに限られず、例えば汎用のプロセッサ等であってもよい。制御ユニット137が汎用のプロセッサを備える場合、プロセッサがプログラムに従った処理を実行することにより、錠前13の構成部の制御が行われる。
計時ユニット138(計時手段の一例)は現在時刻の計時を行う。計時ユニット138は無線通信ユニット135が端末装置12から受信する時刻データに従い計時に用いる基準時刻を補正する。従って、計時ユニット138は端末装置12が計時する現在時刻と実質的に同一の現在時刻を計時する。
メモリ139は錠前ID等のデータを記憶する。図5はメモリ139に記憶されるデータ構成を示した図である。メモリ139には錠前IDに加え、パスコード、持ち出し時刻が記憶される。
端末装置12は汎用のコンピュータがプログラムに従ったデータ処理を行うことにより実現される。ただし、端末装置12がいわゆる専用装置として構成されてもよい。
端末装置12の実現に用いられるコンピュータの種別は、例えばラップトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータ、タブレット型コンピュータ等のいずれであってもよい。また、コンピュータがディスプレイ等の周辺装置を内蔵していてもよいし、外部の装置として構成される周辺装置がコンピュータに接続されていてもよい。以下、例として、端末装置12の実現に用いられるコンピュータは、NFCタグに対するデータのリーダライタと、ZigBeeに従い無線によるデータ通信を行う無線通信IF(Interface)とを内蔵したタブレット型コンピュータであるものとする。
図6は端末装置12の実現に用いられるコンピュータ10の基本構成を示した図である。コンピュータ10は、各種データを記憶するメモリ101と、メモリ101に記憶されているプログラムに従ったデータ処理を行うプロセッサ102と、ディスプレイとタッチパネルが積層されて一体に構成されたタッチディスプレイ103と、無線により外部の装置とデータ通信を行う無線通信IF104と、NFCタグに対するデータの読み書きを行うリーダライタ105を備える。
図7は端末装置12の機能構成を示した図である。すなわち、コンピュータ10のプロセッサ102がプログラムに従った処理を実行することにより、図7に示される機能構成部を備える装置が実現される。以下に端末装置12の機能構成部を説明する。
受信手段121は錠前13からデータを受信する。読取手段122は鍵14からデータを読み取る。計時手段123は現在時刻を計時する。
料金特定手段124は受信手段121が錠前13から受信したデータと読取手段122が鍵14から読み出したデータに基づき錠前13の貸し出し期間を特定し、例えば貸し出し期間の長さに基づき錠前13の貸し出し料金を特定する。なお、料金特定手段124が貸し出し料金を特定する方法は、例えば予め定められた算出式に従い算出する方法が採用されてもよいし、記憶手段128に記憶された貸し出し期間と貸し出し料金の対応表を参照して特定する方法が採用されてもよい。
表示手段125は店舗7の店員および錠前13の利用者に対し錠前13の貸し出し料金等の各種情報を表示する。送信手段126は錠前13にデータを送信する。書込手段127は鍵14にデータを書き込む。
記憶手段128は錠前システム1において利用される複数の錠前13の各々を管理するための錠前データベースを記憶する。図8は錠前データベースのデータ構成を示した図である。錠前データベースは各々の錠前13に応じたデータレコードの集まりである。錠前データベースのデータレコードは、データフィールドとして[錠前ID]、[パスコード]、[持ち出し時刻]を備える。
続いて、錠前システム1の利用の流れを説明する。錠前13の利用者(以下、「利用者A」とする)は、まず自転車をスペース8に駐輪する。続いて、利用者Aは保管庫11からいずれかの錠前13を取り出す。錠前13のスロットには錠前13と対をなす鍵14が差し込まれている。なお、この時点で錠前13は解錠されている。また、この時点で錠前13のLED1361は課金が発生していないことを示す青色に点灯している。
続いて、利用者Aは錠前13を自転車の車輪等に取り付けた後、鍵14を錠前13から抜き出し、錠前13の所定位置(図2に示される「タッチ」部分)にタッチする。このタッチ操作により、錠前13が施錠される。
利用者Aは錠前13を保管庫11から取り出した後、猶予期間である10分は課金されない。この猶予期間中、利用者Aは鍵14を錠前13にタッチして施錠した後、再度、鍵14を錠前13にタッチすることにより、錠前13を解錠することができる。すなわち、錠前13が保管庫11から取り出された後の猶予期間中は、利用者Aは自由に錠前13の施錠と解錠を繰り返すことができる。
また、利用者Aが錠前13を保管庫11から取り出した後、猶予期間である10分が経過した場合、錠前13はLED1361の点灯色を赤色に変更するとともに、スピーカ1362からアラート音を発して課金の発生を利用者Aに通知し、錠前13の施錠を促す。なお、アラート音の発音は錠前13の施錠に伴い停止される。
利用者Aは錠前13を施錠した後、鍵14を携帯してスペース8から立ち去る。その後、利用者Aは自転車に乗ってスペース8から立ち去りたい場合、店舗7のレジ台で店員(以下、「店員B」とする)に錠前13の貸し出し料金の精算をしたい旨を伝える。店員Bは利用者Aに対し、端末装置12のタッチディスプレイ103の所定位置(リーダライタ105の配置されている位置)に鍵14をタッチするように促す。
図9A、図9Bおよび図9Cは、端末装置12に表示される画面(以下、「精算画面」という)を例示した図である。図9Aは鍵14がタッチされる前の精算画面を示し、図9Bは鍵14がタッチされた後、錠前13の貸し出し料金が支払われる前の精算画面を示し、図9Cは錠前13の貸し出し料金が支払われた後の精算画面を示す。鍵14がタッチされる前の精算画面には、「タッチ」という表示と、各々空欄の利用開始時刻欄、利用終了時刻欄、利用料金欄が表示される(図9A)。
利用者Aが精算画面の「タッチ」の表示部分に鍵14をタッチすると、利用開始時刻欄には、錠前13が保管庫11から持ち出された時刻(持ち出し時刻)が表示される。また、利用終了時刻欄には、鍵14がタッチディスプレイ103にタッチされた時刻が表示される。また、利用料金欄には、利用開始時刻欄に表示される時刻から利用終了時刻欄に表示される時刻までの期間の時間長に応じた錠前13の貸し出し料金が表示される。また、利用料金欄の下には、利用料金欄に表示される貸し出し料金を示すバーコードが表示される(図9B)。
利用者Aは精算画面の表示内容を確認した後、問題がなければ、利用料金欄に表示される鍵14の貸し出し料金を店員Bに支払う。店員Bはキャッシュレジスター9のバーコードリーダで精算画面に表示されるバーコードを読み取り、キャッシュレジスター9を用いて利用者Aから支払われる料金の精算処理を行う。なお、貸し出し料金の支払いは現金の他、キャッシュレジスター9が受け付け可能なクレジットカード、プリペイドカード等の他の決算手段により行われてもよい。
錠前13の貸し出し料金の精算が完了すると、店員Bは例えば精算画面の所定位置をタッチする。この操作に応じて、タッチディスプレイ103には図9Cに示す精算画面が表示される。利用者Aは鍵14を再度、精算画面の「タッチ」の表示部分にタッチする。このタッチ操作により、鍵14にその時点の時刻が精算時刻(錠前13の解錠を許可する許可データの一例)として書き込まれる。
貸し出し料金の精算を完了した利用者Aはスペース8に移動し、自転車に取り付けられている錠前13のスロットに鍵14を差し込む。この差し込み操作に応じて錠前13が解錠される。解錠に伴い、錠前13のLED1361の点灯色は赤色から青色に変わる。利用者Aは解錠された錠前13を自転車から取り外し、保管庫11に戻す。その後、利用者Aは自転車に乗ってスペース8から立ち去ることができる。
利用者Aは貸し出し料金の精算を完了した後、猶予期間である10分の間に錠前13の解錠を行う必要がある。錠前13が解錠されずに猶予期間の10分が経過した場合、ユーザが鍵14を錠前13にタッチしても錠前13は解錠しない。その場合、利用者Aは再度、店舗7にて追加の貸し出し料金の精算を行う必要がある。
続いて、錠前システム1の動作を説明する。図10は利用者Aが錠前13を保管庫11から取り出した際に錠前システム1が行う処理のシーケンスを示した図である。錠前13が保管庫11に収容されているとき、鍵14には精算時刻は記録されていない(図3参照)。また、錠前13には持ち出し時刻は記憶されていない(図5参照)。また、端末装置12に記憶されている錠前データベース(図8)のデータレコードのうち、保管庫11に収容されている錠前13に応じたデータレコードの[持ち出し時刻]には空データが格納されている。
利用者Aが錠前13を保管庫11から取り出すと、錠前13は充電停止を検出する(ステップS101)。続いて、錠前13は現在時刻を持ち出し時刻として記憶する(ステップS102)。また、錠前13は持ち出し通知を端末装置12に送信する(ステップS103)。持ち出し通知には錠前IDと持ち出し時刻が含まれている。
端末装置12は持ち出し通知を受信すると、持ち出し通知に含まれる錠前IDに応じた錠前データベースのデータレコードの[持ち出し時刻]に、持ち出し通知に含まれる持ち出し時刻を格納する。また、端末装置12は[錠前ステイタス]に「未施錠(10分以内)」を格納する(ステップS104)。
錠前13および端末装置12は各々、持ち出し時刻から10分が経過したか否かを継続的に判定する(ステップS105、S106)。錠前13は、持ち出し時刻から10分が経過した場合(ステップS105;Yes)、LED1361の点灯色を青色から赤色に変更する(ステップS107)。また、錠前13はアラート音の発音を開始する(ステップS108)。
端末装置12は、持ち出し時刻から10分が経過した場合(ステップS105;Yes)、[錠前ステイタス]を「未施錠(10分超過)」に更新する(ステップS109)。
図11Aおよび図11Bは利用者Aが鍵14を錠前13にタッチした際に錠前システム1が行う処理のシーケンスを示した図である。錠前13は、鍵14がタッチされたことを検出すると(ステップS201)、鍵14からデータを読み取る(ステップS202)。錠前13は鍵14から読み取ったデータに含まれるパスコードが、錠前13が記憶しているパスコードと一致するか否かを判定する(ステップS203)。パスコードが一致しない場合(ステップS203;No)、錠前13は処理を終了する。
パスコードが一致する場合(ステップS203;Yes)、錠前13はアラート音を発音中であるか否かを判定する(ステップS204)。アラート音を発音中である場合(ステップS204;Yes)、錠前13はアラート音の発音を停止する(ステップS205)。
続いて、錠前13は解錠中であるか施錠中であるかを判定する(ステップS206)。解錠中である場合(ステップS206;1)、錠前13は施錠を行う(ステップS207)。施錠中である場合(ステップS206;2)、錠前13は持ち出し時刻から10分が経過しているか否かを判定する(ステップS208)。持ち出し時刻から10分が経過していない場合(ステップS208;No)、錠前13は解錠を行う(ステップS209)。
持ち出し時刻から10分が経過している場合(ステップS208;Yes)、錠前13はステップS202において鍵14から読み取ったデータに精算時刻が含まれるか否かを判定する(ステップS210)。鍵14から読み取ったデータに精算時刻が含まれていない場合(ステップS210;No)、錠前13は処理を終了する。なお、鍵14から読み取ったデータに精算時刻が含まれていない場合とは、錠前13の貸し出し料金の精算が未完了である場合である。この場合、利用者Aが鍵14を錠前13にタッチしても錠前13は解錠されない。
鍵14から読み取ったデータに精算時刻が含まれている場合(ステップS210;Yes)、錠前13は続いて精算時刻から10分が経過しているか否かを判定する(ステップS211)。精算時刻から10分が経過している場合(ステップS211;Yes)、錠前13は処理を終了する。なお、精算時刻から10分が経過している場合とは、錠前13の貸し出し料金の精算が一度完了した後、猶予期間である10分が経過して、再度、課金が発生している場合である。この場合、利用者Aが鍵14を錠前13にタッチしても錠前13は解錠されない。
精算時刻から10分が経過していない場合(ステップS211;No)、錠前13は解錠を行う(ステップS212)。また、錠前13はLED1361の点灯色を赤色から青色に変更する(ステップS213)。以上が錠前13に鍵14がタッチされた際に錠前システム1が行う処理である。
利用者Aが保管庫11から錠前13を取り出し、自転車に錠前13を取り付けて、持ち出し時刻から10分が経過する前に鍵14を錠前13にタッチした場合、錠前13はステップS201、S202、S203(Yes)、S204(No)、S206(1)、S207の処理を順次行い、施錠が行われる。
また、利用者Aが店舗7にて錠前13の貸し出し料金の精算を完了した後、10分が経過する前に自転車に取り付けられている錠前13に鍵14をタッチした場合、錠前13はステップS201、S202、S203(Yes)、S204(No)、S206(2)、S208(Yes)、S210(Yes)、S211(No)、S212、S213の処理を順次行い、解錠が行われる。
図12は利用者Aが店舗7にて端末装置12に表示される精算画面(図9Aおよび図9C)に鍵14をタッチした際に錠前システム1が行う処理のシーケンスを示した図である。図9Aに示される精算画面の「タッチ」の表示位置に鍵14がタッチされると、端末装置12は鍵14がタッチされたことを検出する(ステップS301)。続いて、端末装置12は鍵14からデータを読み取る(ステップS302)。
端末装置12は鍵14から読み取ったデータに含まれる錠前IDに応じたデータレコードを錠前データベース(図8)から読み出す(ステップS303)。続いて、端末装置12は読み出したデータレコードに格納されている持ち出し時刻の10分後の時刻から現在時刻までの時間長に応じた貸し出し料金を特定する(ステップS304)。
続いて、端末装置12は図9Bに示されるように、精算画面の利用開始時刻欄に持ち出し時刻の10分後の時刻を、利用終了時刻欄に現在時刻を、利用料金欄に特定した貸し出し料金を、各々表示する。また、精算画面に貸し出し料金を示すバーコードを表示する(ステップS305)。
貸し出し料金の精算処理が完了し、店員Bが図9Bに示される状態の精算画面の所定位置にタッチを行うと、端末装置12は図9Cに示される状態の精算画面を表示する。図9Cに示される状態の精算画面の「タッチ」の表示位置に鍵14がタッチされると、端末装置12は鍵14がタッチされたことを検出する(ステップS401)。続いて、端末装置12は鍵14に現在時刻を精算時刻として書き込む(ステップS402)。以上が、端末装置12に鍵14がタッチされた際に錠前システム1が行う処理である。
利用者Aが上記のように貸し出し料金の精算を完了した後、自転車に取り付けられている錠前13に鍵14をタッチした際に錠前システム1が行う処理は既述のとおりである。
図13は錠前13が保管庫11に戻された際に錠前システム1が行う処理のシーケンスを示した図である。錠前13が保管庫11の引き出しの所定位置(図2参照)に置かれると、錠前13は保管庫11から伝送される電力により充電を開始する。錠前13は自装置による充電の開始を検出すると(ステップS501)、メモリ139に記憶されている持ち出し時刻を削除する(ステップS502)。また、錠前13はスロットに差し込まれている鍵14に、記録されている精算時刻を削除するための空データの書き込みを行う(ステップS503)。
また、錠前13は返却通知を端末装置12に送信する(ステップS504)。返却通知には錠前IDが含まれている。端末装置12は返却通知を受信すると、返却通知に含まれる錠前IDに応じた錠前データベース(図8)のデータレコードの[持ち出し時刻]に空データを書き込む(ステップS505)。以上が、錠前13が保管庫11に戻された際に錠前システム1が行う処理である。
上述した錠前システム1によれば、例えば店舗7の経営者は、充電手段を備えた保管庫11と、錠前13と鍵14の対と、端末装置12を準備すれば、スペース8に電子錠付き駐輪ラック等の設備の設置工事等を要することなく、低コストでスペース8を駐輪スペースとして貸し出すことができる。また、例えば店舗7の経営者がスペース8を他の目的に利用したい場合、電子錠付き駐輪ラック等の設備の撤去工事等を要することなく、低コストでスペース8の転用が可能である。また、錠前システム1は導入および廃止が低コストで行えるため、臨時の催事場等に導入することもできる。
また、従来の電子錠付き駐輪ラックによる場合、猶予期間は施錠がされないため、利用者は猶予期間中の自転車の盗難を防止するためには、自分の錠前で追加の施錠を行うか、猶予期間の終了まで自転車から離れることができない、という不都合がある。錠前システム1によれば、利用者Aは猶予期間に錠前13による施錠と解錠を自由に行うことができるが、鍵14を持たない他人は錠前13を解錠することはできないため、利用者Aは追加の施錠を行うことなく速やかにスペース8から立ち去ることができる。
[変形例]
上述した実施形態は様々に変形することができる。以下にそれらの変形の例を示す。なお、上述した実施形態および以下に示す変形例は適宜組み合わされてもよい。
(1)上述した実施形態において、錠前13の貸し出し期間の開始タイミングは持ち出し時刻である。貸し出し期間の開始タイミングはこれに限られず、例えば持ち出し時刻から猶予期間(例えば10分)の経過後のタイミングや、施錠時刻等の他のイベントの発生タイミングを貸し出し期間の開始タイミングとしてもよい。また、上述した実施形態において、錠前13の貸し出し期間の終了タイミングは鍵14が端末装置12にタッチされたタイミングである。貸し出し期間の終了タイミングはこれに限られず、例えば鍵14が端末装置12にタッチされたタイミングの10分前のタイミング等であってもよい。
(2)上述した実施形態において、錠前13の貸し出し期間の開始タイミングの特定に用いられる時刻データ(上述した実施形態における持ち出し時刻を示すデータ)は、錠前13から端末装置12に送信される。これに代えて、錠前13が鍵14に錠前13の貸し出し期間の開始タイミングの特定に用いられる時刻データを書き込む構成が採用されてもよい。この場合、端末装置12は精算画面に鍵14がタッチされた際に鍵14に記録されている時刻データを読み取り、読み取った時刻データが示す時刻に基づき、錠前13の貸し出し期間の開始タイミングを特定する。
(3)上述した実施形態において、錠前13は計時ユニット138を備え、計時ユニットにより現在時刻や、例えば持ち出し時刻等の基準時刻からの経過時刻を特定することができる。これに代えて、錠前13が計時ユニット138を備えず、時刻データが必要な場合に端末装置12から時刻データを取得して用いる構成が採用されてもよい。また、時刻データを端末装置12から取得する代わりに、時刻データに基づく判定結果を端末装置12から取得してもよい。
例えば、上述した実施形態において、錠前13は計時ユニット138により計時された持ち出し時刻をメモリ139に記憶し(図10のステップS102)、持ち出し時刻後の猶予期間内であるか否かの判定(図10のステップS105および図11BのステップS208)を、計時ユニット138により計時される現在時刻と持ち出し時刻とを比較することにより行う。これに代えて、端末装置12が、持ち出し時刻から10分が経過した場合(ステップS106;Yes)に錠前13に対し猶予期間終了の通知を送信し、錠前13が当該通知の受信に応じて、例えばLED1361の点灯色の変更(ステップS107)、アラート音の発音開始(ステップS108)等を行う構成が採用されてもよい。
(4)上述した実施形態において、錠前13は課金が開始された後、鍵14がタッチされた際に解錠を行ってもよいか否かの判定を、鍵14から読み取ったデータに解錠の許可を示す精算時刻を示すデータ(許可データ)が含まれているか否かに基づき行う。錠前13が許可データを鍵14から読み取る構成に代えて、錠前13が端末装置12から許可データを受信する構成が採用されてもよい。この場合、端末装置12は精算が完了した時点で許可データを錠前13に送信する。錠前13は、端末装置12から許可データの受信した後、猶予期間の経過前に鍵14がタッチされた場合、鍵14から読み取った錠前IDとメモリ139に記憶している錠前IDが一致すれば解錠を行う。
(5)上述した実施形態において、錠前13における充電の停止および開始は錠前13により検知される。これに代えて、保管庫11が備える電力供給ユニットが錠前13における充電の停止および開始を検知する検知手段としての機能を備えてもよい。この場合、保管庫11は端末装置12との間で無線または有線によりデータ通信を行う通信ユニット(送信手段の一例)を備え、電力供給ユニットにより検知した充電の停止および開始の通知を、通信ユニットにより端末装置12に送信する。
また、錠前13が保管庫11から取り出されたことを保管庫11が検知する場合、当該検知は錠前13における充電の停止の検知、すなわち、電力供給ユニット(充電手段の一例)から錠前13が引き離されたことの検知によらなくてもよい。例えば、保管庫11が錠前13の有無を検知する光センサ等のセンサを備え、当該センサの検知結果に基づき保管庫11から錠前13が取り出されたことを保管庫11が検知してもよい。
(6)端末装置12がキャッシュレジスター9との間でデータ通信を行ってもよい。また、端末装置12がキャッシュレジスター9に統合されていてもよい。また、端末装置12が自動料金精算機に統合されていてもよい。この場合、上述した実施形態における店員Bの役割は自動料金精算機が行う。
(7)錠前13がGNSS(Global Navigation Satellite System)等により自装置の位置を計測する位置計測ユニットを備えていてもよい。また、錠前13が例えば移動電話網等の広域ネットワークに接続可能な広域通信ユニットを備えていてもよい。錠前13が位置計測ユニットと広域通信ユニットを備える場合、例えば錠前13が端末装置12との間で通信できない程に端末装置12から離れた場所に持ち出された場合、例えば店舗7の経営者は錠前13から通知される位置データに基づき、錠前13の現在位置を特定することができる。
(8)上述した実施形態において、NFCタグが鍵14として用いられる。鍵14は錠前13および端末装置12が備えるリーダライタによりデータの読み書きが可能な記録媒体を備える限り、その形態は限定されない。例えば、磁気カード、接触型IC(Integrated Circuit)カード等が鍵14として用いられてもよい。
(9)上述した実施形態において、錠1311はソレノイド1312により開閉される。これに代えて、鍵14が記録媒体に加えて物理鍵を備え、鍵14が備える物理鍵により錠1311の開閉が行われてもよい。この場合、錠前13は物理鍵による錠1311の開閉を規制する規制部材を備え、ソレノイド1312が当該規制部材を移動させることにより、物理鍵による錠1311の開閉の規制を開始および停止する構成が採用される。
(10)錠前13のバッテリ132の蓄電残量が不足したり、制御ユニット137等が故障したりすれば、錠1311がソレノイド1312により開閉されなくなる可能性がある。ソレノイド1312による錠1311の開閉が不可能な場合に備えて、錠1311が物理鍵によっても開閉可能な構成が採用されてもよい。この場合、例えば店員Bが当該物理鍵を管理する。なお、鍵14が紛失または故障した場合は、店員Bが新たなNFCタグ等の記録媒体に必要なデータを書き込むことにより、錠前13に対する施錠および解錠を行うことができる。
(11)上述した実施形態において、錠前13は、LED1361の点灯色により課金期間中であるか否かを利用者Aに通知する。また、錠前13は、スピーカ1362によりアラート音を発音して持ち出し時刻後の猶予期間の終了を利用者Aに通知する。錠前13が行う通知の内容や態様はこれらに限られない。また、錠前13の通知の相手は利用者Aに限られず、例えば店員Bに対し通知が行われてもよい。錠前13が行う通知の内容の例としては、バッテリ132の蓄電残量が閾値以下となったこと、無線通信ユニット135と端末装置12の無線通信IF104との間の通信接続が切断されたこと、精算完了後の猶予期間が終了したこと等が挙げられる。
また、錠前13が行う通知と同じ目的の通知を、錠前13に加えて、もしくは代えて、端末装置12が行ってもよい。例えば、端末装置12が、無線通信IF104と、錠前13の無線通信ユニット135との間の通信接続が切断されたことを検出し、タッチディスプレイ103に通信接続が切断された錠前13の錠前ID等を表示してもよい。この場合、店員Bは無線通信圏外に持ち出された錠前13を知ることができる。また、端末装置12が、バッテリ不足となった錠前13の錠前ID等をタッチディスプレイ103に表示してもよい。この場合、錠前13は自装置のバッテリ132の蓄電残量が閾値以下となったことを検出し、バッテリ不足の通知(錠前IDを含む)を端末装置12に送信する。端末装置12は当該通知に応じて、バッテリ不足となった錠前13の錠前ID等をタッチディスプレイ103に表示する。その結果、店員Bはバッテリ不足となった錠前13を知ることができる。なお、端末装置12が店員B等に通知を行う方法はタッチディスプレイ103による表示に限られず、例えばコンピュータ10がスピーカを備える場合、当該スピーカからの発音により通知が行われてもよい。
(12)上述した実施形態において、保管庫11の引き出しと錠前13は、例えば錠前番号により対応付けられているものとしたが、保管庫11の引き出しと錠前13は必ずしも対応付けられなくてもよい。上述した変形例(5)にかかる保管庫11は、引き出しから錠前13が取り出された場合、取り出された錠前13の錠前IDを端末装置12に通知する。変形例(5)において、保管庫11の引き出しと錠前13が対応付けられていない場合、例えば保管庫11の引き出しの各々に鍵14に記録されている錠前IDを読み取るリーダを設け、当該リーダにより読み取った錠前IDにより保管庫11から持ち出された錠前13を特定する構成が採用されてもよい。
(13)上述した実施形態において、錠1311の駆動はソレノイド1312により行われる。また、変形例(9)において、物理鍵による錠1311の開閉を規制する規制部材の駆動はソレノイド1312により行われる。錠1311または錠1311の開閉を規制する規制部材の駆動は、例えばモータ等の、ソレノイドとは異なる種別の駆動手段により行われてもよい。
(14)上述した実施形態において端末装置12が行う処理の一部を、端末装置12とデータ通信を行うサーバ装置等の他のデータ処理装置が行う構成が採用されてもよい。例えば、端末装置12が料金特定手段124を有さず、記憶手段128に記憶したデータをサーバ装置に送信する。サーバ装置は、端末装置12からデータを受信する受信手段、端末装置12の料金特定手段124と同様の機能を備える料金特定手段、端末装置12にデータを送信する送信手段を備える。サーバ装置は、端末装置12から受信したデータを用いて、料金特定手段により特定した料金を示すデータを端末装置12に送信する。端末装置12はサーバ装置から受信した料金を示すデータを用いて、料金の精算のための処理を行う。この場合、上述した実施形態における端末装置12が、互いにデータ通信を行う端末装置12とサーバ装置により実現されることになる。なお、この例においては、錠前データベース(図8)に格納されるパスコード等の秘匿されるべきデータがサーバ装置に送信される。秘匿されるべきデータの漏洩を防止するため、端末装置12とサーバ装置との間で送受信されるデータが暗号化されてもよい。また、端末装置12が錠前データベース(図8)等のデータを記憶手段128に記憶する代わりに、サーバ装置が端末装置12により用いられるデータを記憶する記憶装置として機能してもよい。
(15)上述した実施形態において、錠前13が保管庫11に戻された際に錠前システム1が行う処理(図13)の少なくとも一部は、錠前13が保管庫11から持ち出される際に行われてもよい。また、例えば図13のステップS502およびS503における古いデータの削除の処理が省略され、錠前13が保管庫11から持ち出される際、またはその後の処理において古いデータが新たなデータにより上書きされる構成が採用されてもよい。
(16)上述した実施形態において、錠前13の計時ユニット138は、端末装置12から受信する時刻データに従い基準時刻を補正することにより端末装置12の計時手段123と時刻の同期を行う。錠前13と端末装置12が時刻の同期を行う方法はこれに限られず、例えば、端末装置12と錠前13の各々が同一のサーバ装置から時刻データを受信して基準時刻の補正を行うことにより、時刻の同期が取られてもよい。
1…錠前システム、7…店舗、8…スペース、9…キャッシュレジスター、10…コンピュータ、11…保管庫、12…端末装置、13…錠前、14…鍵、101…メモリ、102…プロセッサ、103…タッチディスプレイ、104…無線通信IF、105…リーダライタ、121…受信手段、122…読取手段、123…計時手段、124…料金特定手段、125…表示手段、126…送信手段、127…書込手段、128…記憶手段、131…電子錠、132…バッテリ、133…充電器、134…リーダライタ、135…無線通信ユニット、136…通知ユニット、137…制御ユニット、138…計時ユニット、139…メモリ、1311…錠、1312…ソレノイド、1361…LED、1362…スピーカ

Claims (13)

  1. 錠前と、前記錠前の識別データを記録する記録媒体とを備え、
    前記錠前は前記識別データを外部の装置に送信する送信手段を備える
    貸し出し用の錠前システム。
  2. 錠前と、前記錠前の識別データを記録する記録媒体とを備え、
    前記錠前は、現在時刻を示す時刻データを生成する計時手段と、前記計時手段が生成した時刻データを前記記録媒体に書き込む書込手段とを備える
    貸し出し用の錠前システム。
  3. 前記記録媒体は、解錠の許可を示す許可データの書き込みを受け付け、
    前記錠前は、前記記録媒体から前記許可データを読み取る読取手段を備える
    請求項1または2に記載の錠前システム。
  4. 前記錠前は、施錠されている前記錠前を前記許可データの読み取りに伴い解錠する解錠手段を備える
    請求項3に記載の錠前システム。
  5. 前記錠前は、外部の装置から解錠の許可を示す許可データを受信する受信手段を備える
    請求項1または2に記載の錠前システム。
  6. 前記錠前は、前記記録媒体から前記識別データを読み取る読取手段を備え、
    前記錠前は、施錠されている前記錠前を前記許可データの受信後の前記識別データの読み取りに伴い解錠する解錠手段を備える
    請求項5に記載の錠前システム。
  7. 外部の装置から、貸し出された錠前の識別データを受信する受信手段と、
    前記錠前と対をなす記録媒体から前記錠前の識別データを読み取る読取手段と、
    前記識別データの受信の時刻と前記識別データの読み取りの時刻とに基づき、前記錠前の貸し出し料金を特定する料金特定手段と
    を備える貸し出し用の錠前システムの管理装置。
  8. 前記受信手段を含み、前記錠前と無線通信を行う通信手段と、
    前記通信手段と前記錠前との間の通信接続が切断されたとき、当該切断の通知を行う通知手段と
    を備える請求項7に記載の管理装置。
  9. 錠前と対をなす記録媒体から前記錠前の貸し出された時刻を示す時刻データを読み取る読取手段と、
    前記時刻データが示す時刻と前記時刻データの読み取りの時刻とに基づき、前記錠前の貸し出し料金を特定する料金特定手段と
    を備える貸し出し用の錠前システムの管理装置。
  10. 前記貸し出し料金の精算に伴い、前記錠前の解錠を許可する許可データを前記錠前に送信する送信手段を備える
    請求項7乃至9のいずれか1項に記載の管理装置。
  11. 前記貸し出し料金の精算に伴い、前記錠前の解錠を許可する許可データを前記記録媒体に書き込む書込手段を備える
    請求項7乃至10のいずれか1項に記載の管理装置。
  12. 錠前を保管する保管装置であって、
    前記保管装置からの前記錠前の取り出しを検知する検知手段と、
    前記取り出しの検知に伴い、前記錠前の識別データを外部の装置に送信する送信手段と
    を備える貸し出し用の錠前システムの保管装置。
  13. 前記錠前が備えるバッテリに充電を行う充電手段を備え、
    前記検知手段は前記充電手段から前記錠前が引き離された場合、前記錠前の取り出しを検知する
    請求項12に記載の保管装置。
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