JP2016202805A - 遊技場用システム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、遊技場用システムの全体構成を示している。遊技場内には多数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して遊技装置2及び情報表示装置3が設置されている。これら遊技機1、遊技装置2(価値受付手段、価値付与手段、対応付け手段に相当)及び情報表示装置3は2台ずつ中継装置4と接続されており、中継装置4はLAN5を介して管理装置6(設定手段、抑制手段に相当)と接続されている。又、遊技場にはPOS7や精算装置8(第1精算装置、第2精算装置に相当)も設置されており、これらPOS7や精算装置8もLAN5を介して管理装置6と接続されている。尚、図1では図示を省略したが、実際には例えば数百台の遊技機1が管理装置6の管理対象となっている。
遊技機1は以下に示すように動作する。
(1)第1始動口17は入賞率が変動しない入賞口(所謂ヘソ入賞口)であり、第2始動口18は入賞率が変動する入賞口(所謂電チュー)である。各始動口17、18への入賞(始動入賞)に応じて大当たり抽選を行い、抽選結果を液晶表示部15にて行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当たりとなる。
(2)図柄変動中に始動入賞した場合には所定の保留上限値(例えば各4つ)まで図柄変動を累積的に保留し、図柄変動終了後に保留している図柄変動を開始する。尚、保留している図柄変動数(保留数)が上限値である状態で始動入賞した場合、図柄変動は保留されない。
(4)確変中は大当たり確率が1/36に向上すると共に、各始動口17、18への入賞率が高くなる時短状態(時短)になる。尚、確変は次回大当たりまで継続するので、大当たり後に大当たりでも確変でもない状態である通常遊技状態(通常状態)となる大当たり(通常大当たり)が発生するまで継続し、その後は所定数(例えば100回)の図柄変動を行うまで時短状態となり、その後に通常状態となる。
(5)第2始動口18は普図入賞口16への入賞に応じて変動する普通図柄(普図)が当たりとなった場合に入賞率の高い開放状態となる。この場合、普図1回の変動時間は通常状態では30秒であり時短状態では3秒となる。又、開放時間は通常状態では0.3秒であり時短状態では5秒となる。即ち、時短状態では通常状態と比較して普図変動時間が短くなる一方、開放時間は長くなることで第2始動口18の入賞率が高くなる。尚、上記は単なる例示であり、例示した数値等のスペックは機種に応じて異なる数値等が採用される。
アウト信号=消費玉を回収するアウトBOXから出力される消費価値(アウト)を特定可能な信号である。消費(使用、打込、回収)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機1から出力される信号でも良い。
セーフ信号=遊技機1から出力される入賞付与価値(セーフ)を特定可能な信号である。払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。
始動信号=遊技機1から出力される始動入賞(特定の入賞)により変動(作動)する液晶表示部15(役物)におけるスタート処理(図柄変動、役物作動、単位遊技)を特定可能な信号である。図柄変動確定時に出力されるので、始動信号の入力に応じてスタート処理を特定し、「始動信号×1」をスタート回数(スタート処理数)として特定する。尚、第1始動口17又は第2始動口18への入賞を示す信号としても良い。
大当たり信号=遊技機1から出力される大当たり期間を特定可能な信号である。大当たり中にレベル出力される状態信号であるので、大当たり信号の入力中を大当たり中として特定する。
特別状態信号=遊技機1から出力される特別状態(甘中)を特定可能な信号である。第2始動口18の入賞率が向上する特別状態中(時短中)にレベル出力される状態信号であるので、特別状態信号の入力中を特別状態中として特定する。又、大当たり信号と特別状態信号の何れも入力していない期間を通常状態として特定する。
(1)貨幣を受け付ける(貨幣受付処理)と、入金額を残高に加算して表示し、残高がある状態で遊技機1の貸出釦が押下(付与操作、貸出操作)されると、基準払出(例えば125玉)分の貸出玉(対価付与価値)を遊技機1又は払出ノズル24から払い出し(付与処理、対価付与処理、貸出処理)、その対価分を残高から引き落とす。尚、貨幣は複数回分の対価付与処理の対応分を受付可能であるが(例えば1万円まで)、1000円単位で受け付けられる。
遊技装置2において、100円未満の端数が生ずる玉数の貸し出しを、遊技場が100円未満の端数の精算に対応していれば許容する一方、対応していなければ抑制するようにしたので、100円未満の端数の精算に対応する遊技場ではちょっと貸しのサービスにより遊技者の利便性が向上する(例えば目前に迫っている大当たりの恩恵を得易くなる等)一方、100円未満の端数の精算に対応しない遊技場では100円未満の端数の精算の対応に追われる虞を軽減する(従業員の負担を軽減する)ことができる。
従来と同様に端数が生じ難いレートを「内税」とし、従来とは異なり端数が生じ易いレートを「外税」としたが、540円と示していることから「内税」と捉えることも可能であるので、「外税」の場合に必ずしも所謂外税になるとは限らず、「税種」は単なる遊技場が端数残高に対応しているか否かを示す一例に過ぎない。
遊技装置2として持玉の計数や払い出しを行う所謂各台計数機能を備えた構成を例示したが、貨幣受付処理や、その貨幣による対価付与処理等の所謂貸出機の機能を備えていれば、必ずしも各台計数機能を備えていなくとも良い。
例示した設定値は予め設定されれば、遊技場の管理者が任意に設定しても良いし、管理装置6の製造メーカにて設定しても良いし、外部(例えばチェーン店本部等)の管理サーバから設定情報をダウンロードして設定しても良い。
例示した処理は管理装置6や遊技装置2にてどのように分担しても良く、更に、中継装置4や情報表示装置3や精算装置8等を含めて、どのような機器により行っても良い。又、変形例を含む例示した構成をどのように組み合わせても良いし、適宜採用しなくとも良い。
Claims (5)
- 貨幣価値を受け付け可能な価値受付手段と、
遊技者による付与操作を受け付けた場合に、前記貨幣価値を対価として遊技者へと遊技価値を付与する付与処理を行う価値付与手段と、
前記価値受付手段により受け付けられた貨幣価値のうち前記付与処理の対価分を除いた残価値と、所定の価値情報とを対応付ける対応付け手段と、を備えた遊技装置、及び
前記価値情報を受け付けて、当該受け付けた価値情報により特定される前記残価値を精算する精算装置として、所定の基準残価値に対して端数となる残価値である端数残価値の精算に対応しない第1精算装置と、当該端数残価値の精算に対応する第2精算装置とのうち少なくとも一方が設けられた遊技場用システムであって、
遊技場が前記端数残価値の精算に対応するか否かを特定可能な設定情報を設定する設定手段と、
基準となる前記付与処理である基準付与処理以外の付与処理である特別付与処理を、前記設定情報により遊技場が前記端数残価値の精算に対応する旨を特定可能である場合には許容する一方、対応しない旨を特定可能である場合には抑制する抑制処理を行う抑制手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用システム。 - 前記抑制手段は、前記設定情報により遊技場が前記端数残価値の精算に対応しない旨を特定可能である場合に、前記端数残価値が生ずる前記特別付与処理を抑制する一方、前記端数残価値が生じない前記特別付与処理を抑制しないことを特徴とする請求項1に記載した遊技場用システム。
- 前記設定手段は、前記基準付与処理を行う場合に対価となる貨幣価値である基準対価を特定可能な情報を前記設定情報として設定し、
前記抑制手段は、前記基準対価が前記基準残価値の倍数を示す場合には遊技場が前記端数残価値の精算に対応しない旨を特定する一方、倍数を示さない場合には遊技場が前記端数残価値の精算に対応する旨を特定することを特徴とする請求項1又は2に記載した遊技場用システム。 - 前記基準付与処理は、前記付与操作を受け付けた場合に予め設定される基準値分の遊技価値である基準価値分の付与処理の対価となる基準対価分の前記残価値が残存することを条件とした当該基準価値分を対象とする付与処理であり、
前記特別付与処理は、前記基準対価分の前記残価値が残存しない状態で前記付与操作を受け付けた場合における前記基準価値よりも少ない遊技価値である端数価値分を対象とした付与処理である第1特別処理と、前記付与操作とは異なる遊技者による特別付与操作を受け付けた場合に、前記端数価値分を対象とした付与処理である第2特別処理とのうち少なくとも一方であることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載した遊技場用システム。 - 前記第2特別処理は、複数の前記端数価値の選択候補のうちから前記端数価値を遊技者に選択させる選択第2特別処理、又は前記端数価値を遊技者に選択させない固定第2特別処理であり、
前記抑制手段は、前記端数残価値を対価とする前記端数価値である端数対価価値を前記選択第2特別処理の選択対象にしないこと、前記端数対価価値ではない端数価値を前記固定第2特別処理の付与対象に設定すること、又は前記端数対価価値を前記固定第2特別処理の付与対象に設定する設定処理を抑制することで、前記抑制処理を行うことを特徴とする請求項4に記載した遊技場用システム。
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JP2015091493A JP6560017B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 遊技場用システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019136238A (ja) * | 2018-02-08 | 2019-08-22 | 日本金銭機械株式会社 | 台間機、台間機用システム、情報処理、およびサーバ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014200594A (ja) * | 2013-04-09 | 2014-10-27 | グローリー株式会社 | 遊技管理システム及び遊技管理方法 |
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- 2015-04-28 JP JP2015091493A patent/JP6560017B2/ja active Active
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