JP2016202743A - 口腔ケア用ブラシ - Google Patents

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橋本 秀昭
Hideaki Hashimoto
秀昭 橋本
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Abstract

【課題】捻りブラシを湾曲させて使用しても、毛抜けが生じるおそれのない口腔ケア用のブラシを提供する。【解決手段】口腔ケア用のブラシ1は、ループ部4と根元部5とを持つ捻りブラシ2と、その根元部5を固定する軸部材3とを具備する。捻りブラシ2は、一対の撚り合わされた金属ワイヤ6a,6bからなるワイヤ芯6と、ワイヤ6a,6b間に撚りに沿って螺旋状の列をなすように保持される弾性フィラメント7とを具備する。フィラメント7は、螺旋フィラメントからなる。1つの金属ワイヤ6aが、螺旋フィラメント7の中に挿通され、他のワイヤ6bと撚られ、それによって螺旋フィラメント7が撚りに沿って螺旋状に保持される。ループ部4は、ワイヤ芯6の螺旋フィラメント7を保持する部分が環状に屈曲されてなる。根元部5は、ワイヤ芯6の両端部がループを閉じるように互いに撚り合わされてなる。【選択図】図1

Description

本発明は、歯ブラシ、舌苔の除去、粘膜の刺激、口腔内の洗浄等の目的で用いられる口腔ケア用ブラシに関する。
従来、把持柄の先端両側部に、舌背の舌苔をかきこする外方へ湾曲したブラシ体の両端部を取り付けた舌ブラシが特許文献1に提案されている。ブラシ体は、線材に多数の毛を螺旋状に配列して構成されたねじりブラシ体からなる。
特開2001−29136号公報
上記従来の舌ブラシにおけるように、捻りブラシを湾曲させて使用する場合、ブラシ毛を保持している金属線材に部分的な撚りの戻りが生じ、その結果、毛抜けが生じ易くなるという問題点がある。
したがって、本発明は、捻りブラシを湾曲させて使用しても、毛抜けが生じるおそれのない口腔ケア用のブラシを提供することを目的としている。
以下、添付図面の符号を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記課題を解決するための、本発明の口腔ケア用のブラシ1は、ループ部4と、このループ部4を閉じる根元部5とを有する捻りブラシ2と、この捻りブラシ2の根元部5を固定する軸部材3とを具備する。捻りブラシ2は、少なくとも一対の互いに撚り合わされた金属ワイヤ6a,6bで形成されるワイヤ芯6と、このワイヤ芯6の長さ方向の中間部において金属ワイヤ6a,6b間に挟まれてワイヤ芯6の撚りに沿ってワイヤ芯6の周りに螺旋状の列をなすように保持される弾性フィラメント7とを具備する。弾性フィラメント7は、一連の螺旋状に成形された少なくとも1つの螺旋フィラメントからなる。少なくとも1つの金属ワイヤ6aは、螺旋フィラメント7の螺旋の中に挿通され、両端部が螺旋フィラメント7の両端から延出した状態で撚られ、それによって長さ方向の中間部において螺旋フィラメント7を撚りに沿って螺旋状の列をなすように保持する。ループ部4は、ワイヤ芯6における螺旋フィラメント7を保持する部分が環状に曲げられて形成される。根元部5は、ワイヤ芯6における螺旋フィラメント7を保持しない両端部がループを閉じるように互いに撚り合わされて棒状に形成される。
本発明の口腔ケア用のブラシ1は、それを構成する捻りブラシ2が、ループ部4を有するが、ループ部4に固定されるフィラメント7が、螺旋状に形成されており、ワイヤ芯6を形成する金属ワイヤ6a,6bがフィラメント7の螺旋の中に通されているため、ループ部4の湾曲によってワイヤ芯6の撚りの戻り現象が生じても、フィラメント7が抜け落ちるおそれがない。したがって、使い勝手によりループ部を任意の形状に変形させて、安全に使用することができる。
本発明に係る口腔ケア用のブラシを示すもので、(A)は正面図、(B)は側面図である。 図1の口腔ケア用のブラシにおける捻りブラシの製造過程を示す正面である。 本発明の他の実施形態に係る口腔ケア用のブラシの正面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る口腔ケア用のブラシの正面図である。
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
口腔ケア用ブラシ1は、捻りブラシ2と、これを支持する軸部材3とを具備する。捻りブラシ2は、ループ部4とこのループ部を閉じる根元部5を有する。根元部5は、軸部材3に固定される。
捻りブラシ2は、一対の互いに撚り合わされた2本の金属ワイヤ6a,6bで形成されるワイヤ芯6と、このワイヤ芯6の長さ方向の中間部において金属ワイヤ6a,6b間に挟まれて、それの撚りに沿ってワイヤ芯6の周りに螺旋状の列をなすように保持される弾性フィラメント7とを具備する。
図2(A)に示すように、弾性フィラメント7は、一連の螺旋状に成形された1つの螺旋フィラメントからなる。一方の金属ワイヤ6aは、螺旋フィラメント7の螺旋の中に挿通され、両端部が螺旋フィラメント7の両端から延出した状態で撚られ、それによって、図2(B)に示すように、長さ方向の中間部において螺旋フィラメント7が金属ワイヤ6a、6bの撚りに沿って螺旋状の列をなすように保持された中間材8が形成される。
ループ部4は、中間材8のワイヤ芯6における螺旋フィラメント7を保持する部分が、概略環状に曲げられて形成される。
根元部5は、ワイヤ芯6における螺旋フィラメント7を保持しない両端部が、ループ部4の輪を閉じるように、中間財8の撚り方向と反対方向に再度互いに撚り合わされて棒状に形成される。棒状に形成された根元部5は、軸部材3に圧入して固定され、あるいは軸部材3の成型時にインサートされる。
ループ部4を形成する際、例えば、中間材8における螺旋フィラメント7を保持する部分を成形型に掛け回し、型の外周の形状に合わせてワイヤ芯6を屈曲させる。成形型に掛けたまま、中間材8の両端部に撚りをかけると、撚りの螺旋は両端部から成形型に向かって進行するように形成される。撚りが成形型に到達した後、適度な撚りピッチになるまで撚り加工を継続する。撚りが成形型に到達した後、撚り加工を継続しても、その応力は、成形型に掛け回したループ部4には伝わらないから、ループ部4は所期の屈曲形状を保つ。ループ部4の屈曲形状は、後工程でプレス加工することもできる。
図1,図3において、螺旋フィラメント7を形成する弾性フィラメントは、モノフィラメントからなるが、これに限定されるものではなく、例えば図4に示すような毛糸状の撚糸であってもよい。
捻りブラシ2の根元部5は、2本のワイヤ6a,6bの撚線同士が撚られて合計4本のワイヤ6a,6bから棒状に形成されるので、比較的大きな弾性を有し、使用時に比較的強い押圧力を必要とする場合でも、不用意に塑性変形することがない。一方、いったん任意の形状に塑性変形させれば、その形状を維持しやすいし、繰り返しの曲げ伸ばしに対する強度も大きい。ループ部4は、用途に合わせてワイヤ芯6を曲げることで、自由に変形させることができる。特定用途向きに、製造時に所要の形状に予め加工することができるし、使用時に適宜変形させることができる。図3,図4に示すような鋭角な曲げによっても、フィラメント7が脱落することがなく、口腔内で安全に使用することができる。
以上の実施形態においては、2本の金属ワイヤ6a6bの一方を螺旋フィラメントに通して撚り合わせたが、2本又は3本の金属ワイヤをそれぞれ螺旋フィラメントに通し、互いに撚り合わせる構成とすることができる。2本の金属ワイヤは、一端側において折り返し連続しているものでよい。
1 口腔ケア用ブラシ
2 捻りブラシ
3 軸部材
4 ループ部
5 根元部
6 ワイヤ芯
6a ワイヤ
6b ワイヤ
7 螺旋フィラメント
8 中間材

Claims (5)

  1. ループ部とこのループ部を閉じる根元部を有する捻りブラシと、この捻りブラシの根元部を固定する軸部材とを具備し、
    前記捻りブラシは、少なくとも一対の互いに撚り合わされた金属ワイヤで形成されるワイヤ芯と、このワイヤ芯の長さ方向の中間部において金属ワイヤ間に挟まれてワイヤ芯の撚りに沿ってワイヤ芯の周りに螺旋状の列をなすように保持される弾性フィラメントとを具備し、
    前記弾性フィラメントは、一連の螺旋状に成形された少なくとも1つの螺旋フィラメントからなり、
    前記金属ワイヤは、少なくとも1つが前記螺旋フィラメントの螺旋の中に挿通され、両端部が螺旋フィラメントの両端から延出した状態で撚られ、それによって金属ワイヤの長さ方向の中間部において螺旋フィラメントを撚りに沿って螺旋状の列をなすように保持し、
    前記ループ部は、前記ワイヤ芯における前記螺旋フィラメントを保持する部分が環状に曲げられて形成され、
    前記根元部は、前記ワイヤ芯における前記螺旋フィラメントを保持しない両端部がループを閉じるように互いに撚り合わされて棒状に形成されることを特徴とする口腔ケア用ブラシ。
  2. 前記螺旋フィラメントを形成する弾性フィラメントは、モノフィラメントからなることを特徴とする請求項1に記載の口腔ケア用ブラシ。
  3. 前記螺旋フィラメントを形成する弾性フィラメントは、撚糸からなることを特徴とする請求項1に記載の口腔ケア用ブラシ。
  4. 前記捻りブラシのループ部がワイヤ芯を曲げることにより適宜形状に変形可能であることを特徴とする請求項1に記載の口腔ケア用ブラシ。
  5. 前記捻りブラシの根元部が適宜形状に変形可能であることを特徴とする請求項1に記載の口腔ケア用ブラシ。
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