JP2016201942A - 減速機付モータおよびリヤワイパモータ - Google Patents

減速機付モータおよびリヤワイパモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2016201942A
JP2016201942A JP2015081792A JP2015081792A JP2016201942A JP 2016201942 A JP2016201942 A JP 2016201942A JP 2015081792 A JP2015081792 A JP 2015081792A JP 2015081792 A JP2015081792 A JP 2015081792A JP 2016201942 A JP2016201942 A JP 2016201942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
housing
drive shaft
motor housing
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015081792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6514014B2 (ja
Inventor
哲平 時崎
Teppei Tokisaki
哲平 時崎
敏 田村
Satoshi Tamura
敏 田村
夏海 田村
Natsumi Tamura
夏海 田村
裕人 田中
Hiroto Tanaka
裕人 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP2015081792A priority Critical patent/JP6514014B2/ja
Priority to PCT/JP2016/061813 priority patent/WO2016167252A1/ja
Priority to EP18212996.5A priority patent/EP3480926B1/en
Priority to US15/562,245 priority patent/US20180083507A1/en
Priority to EP16780043.2A priority patent/EP3285373B1/en
Publication of JP2016201942A publication Critical patent/JP2016201942A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6514014B2 publication Critical patent/JP6514014B2/ja
Priority to US17/167,360 priority patent/US20210159758A1/en
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】扁平化を図り、レイアウト性を向上させつつ、汎用性の高い減速機付モータおよびリヤワイパモータを提供する。
【解決手段】モータハウジング2内に収納されるモータ部4と、モータハウジング2内に収納され、モータ部4のモータ軸から動力を受けて駆動し、ロータボス43の回転を減速させて出力する減速部5と、モータハウジング2内に収納され、減速部5の出力軸58に伝達ベルト6を介して連結され、被駆動体を駆動させる駆動軸7と、を備え、ロータボス43と出力軸58とが同軸上に配置され、出力軸58と駆動軸7とが径方向に並んで配置されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、減速機付モータおよびリヤワイパモータに関するものである。
例えば、車両のワイパを駆動する駆動源として、減速機付モータが用いられる。減速機付モータは、車両に搭載されたバッテリなどの電源により作動するモータ部と、モータ部の回転を減速させて出力する減速部と、減速部とワイパとにそれぞれ接続される出力軸と、を備えている。
減速部には、減速比が高い点やセルフロック機能を有している点等からウォーム減速機構を採用する場合が多い。そして、ウォーム減速機構のウォーム軸にモータ部が接続される一方、ウォームホイールに出力軸が接続される。
特開2007−302038号公報 国際公開第2012−029634号
しかしながら、上述の従来技術にあっては、出力軸の軸方向に対してモータ部のモータ軸が直交する形になる。このため、減速部からモータ部が突出してしまい、減速機付モータの扁平化が困難であると共に、減速機付モータのレイアウト性が悪化するという課題があった。
また、出力軸の軸方向からみた平面形状が、左右対称の形状となるように構成することが困難である。このため、例えば、減速機付モータを制約のある車体のスペース内に取り付けようとすると、車種に応じて減速部とモータ部との位置関係を変更する必要が生じる。よって、減速機付モータの製造コストが増大してしまうという課題があった。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、扁平化を図り、レイアウト性を向上させつつ、汎用性の高い減速機付モータおよびリヤワイパモータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る減速機付モータは、モータハウジング内に収納されるモータ部と、前記モータハウジング内に収納され、前記モータ部のモータ軸から動力を受けて駆動し、前記モータ軸の回転を減速させて出力する減速部と、前記モータハウジング内に収納され、前記減速部の出力軸に動力伝達部を介して連結され、被駆動体を駆動させる駆動軸と、を備え、前記モータ軸と前記出力軸とが同軸上に配置され、前記出力軸と前記駆動軸とが径方向に並んで配置されていることを特徴とする。
このように構成することで、駆動軸と出力軸とが軸方向に並ばない分、減速機付モータを扁平化でき、レイアウト性を向上できる。
本発明に係る減速機付モータにおいて、前記モータハウジングは、前記駆動軸の軸方向からみて前記駆動軸の軸線を通る任意の直線に対し、線対称となるように形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、例えば、減速機付モータを車体に搭載する場合で、車種に応じて減速機付モータの取り付け向きを変更する必要がある場合、無駄に減速機付モータを大型化することなく、モータハウジングの駆動軸の軸線からみた平面視形状を常に同一にすることができる。このため、減速機付モータのレイアウト性を向上でき、かつ汎用性を高めることができる。
本発明に係る減速機付モータにおいて、前記モータハウジングは、一面に開口部を有するように箱状に形成されており、前記モータハウジングの内側面は、開口面積が前記開口部から底壁に向かって段差部を介して縮小するように形成されており、前記モータハウジングには、前記底壁側から前記モータ部、前記減速部、前記動力伝達部の順で収納されていることを特徴とする。
このように構成することで、モータハウジングの開口部側の一方向からモータ部、減速部、動力伝達部のそれぞれを組み付けることができる。また、動力伝達部をモータハウジングの最も開口部側に位置させることができるので、動力伝達部および駆動軸を、容易に組み付けることができる。このため、減速機付モータの組立作業性を向上できる。
本発明に係る減速機付モータにおいて、前記モータ部は、ブラシレスモータからなることを特徴とする。
このように構成することで、ブラシ付モータのようにブラシを配置するスペースを設ける必要がなくなるので、この分、減速機付モータの小型化、扁平化を図ることができる。
本発明に係る減速機付モータにおいて、前記減速部は、ハイポサイクロイド機構からなることを特徴とする。
このように構成することで、高い減速比を確保しつつ、減速部を扁平化できる。このため、減速機付モータ全体を小型化、扁平化できる。
本発明に係る減速機付モータにおいて、前記動力伝達部は、伝達ベルトからなることを特徴とする。
このように構成することで、動力伝達部を簡素な構造とすることができ、駆動軸回りに余計なスペースを確保する必要がなくなる。このため、減速機付モータを小型化できる。
本発明に係る減速機付モータは、前記動力伝達部と前記出力軸との間、および前記動力伝達部と前記駆動軸との間の少なくとも何れか一方にクラッチ機構を設けたことを特徴とする。
このように構成することで、被駆動体に外力がかかった場合であっても、モータ部が逆転してしまうことを防止できる。
本発明に係る減速機付モータは、前記伝達ベルトの内面には歯部が設けられており、前記駆動軸には、前記歯部に噛合可能なプーリが一体的に設けられており、前記伝達ベルトの前記歯部と前記プーリとが前記クラッチ機構として機能することを特徴とする。
このように構成することで、このように構成することで、クラッチ機構を簡素な構造とすることができる。
本発明に係る減速機付モータは、前記プーリおよび前記モータハウジングの少なくとも何れか一方に、前記プーリの回転角度の範囲を規制する規制部を設けたことを特徴とする。
このように構成することで、外力によって被駆動体(例えば、ワイパ等)が所定範囲を超えて回転してしまうことを防止できる。
本発明に係るリヤワイパモータは、上記に記載の減速機付モータを、車両のリヤワイパを駆動するために用いたことを特徴とする。
このように構成することで、扁平化を図り、レイアウト性を向上させつつ、汎用性の高いリヤワイパモータを提供できる。
本発明によれば、駆動軸と出力軸とが軸方向に並ばない分、減速機付モータおよびワイパモータを扁平化でき、レイアウト性を向上できる。
本発明の第1実施形態におけるワイパモータの縦断面図である。 本発明の第1実施形態におけるワイパモータの分解斜視図である。 図1のA矢視図である。 本発明の第1実施形態におけるモータハウジングを開口部側からみた斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるモータハウジングを開口部側からみた平面図である。 本発明の第1実施形態におけるハウジングカバーの斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるコネクタの差し込み状態を示す説明図である。 本発明の第1実施形態におけるモータ部の平面図である。 本発明の第1実施形態におけるステータの斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるナイフスイッチの雄端子の斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるナイフスイッチの接続構造の詳細を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における減速部をモータ部側からみた平面図である。 本発明の第1実施形態における減速部をモータ部とは反対側からみた平面図である。 本発明の第1実施形態におけるドライブギヤから駆動軸に至る間の伝達系を示す側面図である。 図14のB矢視図である。 本発明の第2実施形態における減速部をモータ部側からみた平面図である。 本発明の第2実施形態における減速部をモータハウジングの開口部側からみた平面図である。 本発明の第3実施形態におけるリンク機構の平面図である。 本発明の第4実施形態におけるセクタギヤ機構の平面図である。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
(ワイパモータ)
図1は、ワイパモータ1の縦断面図である。図2は、ワイパモータ1の分解斜視図である。図3は、図1のA矢視図である。
図1〜図3に示すように、ワイパモータ1は、車両に搭載されているリヤワイパのワイパアーム(何れも不図示)を回動させるための駆動装置であって、車両のバックドア等に設けられる。ワイパモータ1は、ケーシング110と、ケーシング110内に収納されるモータ部4、減速部5、伝達ベルト6、および駆動軸7と、を備えている。ケーシング110は、一面に開口部2aを有する略箱状のモータハウジング2と、モータハウジング2の開口部2aを閉塞するハウジングカバー3と、に2分割構成されている。
(モータハウジング)
図4は、モータハウジング2を開口部2a側からみた斜視図である。図5は、モータハウジング2を開口部2a側からみた平面図である。
図1、図3〜図5に示すように、モータハウジング2は、平面視略円形状のハウジング本体8と、ハウジング本体8の一側から突出するサブハウジング9とが一体成形されたものである。そして、モータハウジング2の側壁10は、ハウジング本体8の外周部とサブハウジング9の外周部とにそれぞれ連なるように形成されている。側壁10の開口部2aの周縁には、モータハウジング2とハウジングカバー3とをボルト20(図2参照)によって締結固定するための取付座24が4箇所一体成形されている。各取付座24には、ボルト20を挿通可能な貫通孔24aが形成されている。
側壁10のうち、ハウジング本体8に対応する箇所の内側面には、段差部10aが形成されている。これにより、ハウジング本体8に対応する箇所の内側面は、開口部2aの開口面積が底壁2bに向かって段差部10aを介して縮小する。また、ハウジング本体8には、段差部10aからサブハウジング9側へとハウジング本体8の外径に沿って延出する平面視略円弧状の内壁11が一体成形されている。内壁11は、底壁2bから立ち上がるように形成され、かつその高さが段差部10aの高さと同一となるように形成されている。
また、ハウジング本体8側の底壁2bには、ハウジング本体8の径方向略中央に、支持シャフト12が立設されており、さらに、支持シャフト12の周囲を取り囲むように円筒部13が立設されている。
支持シャフト12は、軸方向略中央よりも基端側から先端に至る間が、段差部12aを介して縮径形成された縮径部12bとされている。
また、円筒部13は、その高さが支持シャフト12の段差部12aの高さよりも低くなるように設定されている。円筒部13の外周面には、段差部13aを介して先端側に縮径部13bが形成されている。円筒部13は、モータ部4の後述のステータ17が固定される部位であって、縮径部13bの外周面に、円筒部13に対するステータ17の相対回転を規制する回り止め凸条部13cが軸方向に沿って形成されている。また、回り止め凸条部13cは複数(例えば、3つ)形成されており、それぞれ周方向に等間隔で配置されている。
さらに、ハウジング本体8側の底壁2bには、円筒部13の周囲を囲むように略扇状に湾曲された開口部14が形成されている。この開口部14には、モータ部4の回転制御を行うためのセンサ基板15が、ビス16を介して取り付けられている。センサ基板15には、モータ部4の後述するロータ18の回転角度を検出するための検出素子15a(図2参照)が実装されている。
ここで、ハウジング本体8の内壁11よりも径方向内側は、モータ部4を収納するモータ収納部8aとされており、内壁11の先端上および側壁10の段差部10a上は、減速部5を収納する減速収納部8bとされている。
また、ハウジング本体8の内面には、3つのターミナル19a,19b,19cが敷設されている。各ターミナル19a,19b,19cは、内側面に沿って開口部2aから底壁2bに至る間に設けられている。
より具体的には、各ターミナル19a,19b,19cは、開口部2aから底壁2bに至る間で軸方向に沿うように延出し、その後、底壁2bに沿うように屈曲し、さらに、後述のステータ17に設けられた3相の各雄端子23d,23e,23fに対応する位置に至るまで延出形成されている。各ターミナル19a,19b,19cの開口部2a側の端部は、ハウジングカバー3に設けられたコネクタ22と接続可能な雄端子22a,22b,22cとされている。一方、底壁2b側の端部は、ナイフスイッチ23を構成する雌端子23a,23b,23cとされている。
また、サブハウジング9側の底壁2bには、駆動軸7を回転自在に支持する支持筒45が、底壁2bの両面に突出するように一体形成されている。すなわち、支持筒45の軸心C1と、ハウジング本体8の支持シャフト12の軸心C2は、平行に並んでいる。
支持筒45の外周面のうち、サブハウジング9の外側(モータハウジング2の開口部2aとは反対側)に突出している箇所には、複数(例えば、4つ)のリブ46が一体成形されている。各リブ46は、周方向に等間隔で配置されている。これらリブ46により、支持筒45の剛性が図られている。
また、サブハウジング9側の底壁2bにおける内面側には、支持筒45の軸心C1よりもややハウジング本体8寄りに、規制壁47が立設されている。規制壁47は、支持筒45の軸心C1と支持シャフト12の軸心C2とを結ぶ直線L1に対し、直交する方向に沿って設けられている。つまり、規制壁47は、支持筒45の外周面と、モータハウジング2の側壁10の内側面との間に跨るように2つの壁で構成されている。
ここで、規制壁47は、駆動軸7の回転範囲を規制する回転規制部48の一部を構成しており、規制壁47とサブハウジング9側の側壁10とにより囲まれる領域(図5におけるハッチ領域)が、規制領域R1となる。なお、回転規制部48についての詳細は、後述する。
このように形成されたモータハウジング2は、図3、図5に詳示するように、支持筒45の軸心C1(支持シャフト12の軸心C2)方向からみた外形状が、直線L1に対して線対称となるように形成されている。
(ハウジングカバー)
図6は、ハウジングカバー3の斜視図である。
図1、図2、図6に示すように、ハウジングカバー3は、モータハウジング2の開口部2aのうち、ハウジング本体8側の大部分を閉塞する略円板状のカバー本体25と、カバー本体25の一側から突出し、ハウジング本体8の一部、およびサブハウジング9を閉塞しつつ駆動ドライバ27が収納されるドライバ収納部26とが一体成形されたものである。
カバー本体25の内面25a側には、径方向略中央に支持ボス29が突出形成されている。支持ボス29の径方向中央には、挿通凹部29aが形成されている。図1に詳述するように、モータハウジング2にハウジングカバー3を取り付けた状態では、挿通凹部29aに、モータハウジング2に設けられた縮径部12bの先端が挿入される。これにより、支持シャフト12の振れ回りが防止される。
また、カバー本体25の内面25a側には、モータハウジング2側に設けられた雄端子22a,22b,22cに対応する位置に、コネクタ22が設けられている。
そして、図7に示すように、モータハウジング2にハウジングカバー3を取り付けた状態では、コネクタ22の雌端子22d,22e,22fにモータハウジング2の雄端子22a,22b,22cが差し込まれる。
さらに、図6に示すように、カバー本体25の内面25a側には、コネクタ22とドライバ収納部26とに跨るように3つのターミナル28a,28b,28cが敷設されている。
ドライバ収納部26は、カバー本体25の外面25b側に突出するように形成されている。そして、ドライバ収納部26は、カバー本体25の内面25a側が開口するように、略直方体の箱状に形成されている。このように形成されたドライバ収納部26内に、駆動ドライバ27が収納されている。
駆動ドライバ27は、モータ部4に所定のタイミングで所定の電流を供給することにより、モータ部4を駆動するためのものである。また、駆動ドライバ27は、エポキシ基板27aにFET(Field Effect Transistor)等のスイッチング素子、コンデンサ等の雑防素子、IC(集積回路)等が実装されたものであって、外部から延びるコネクタ(何れも不図示)と接続可能に構成されている。さらに、駆動ドライバ27には、各ターミナル28a,28b,28cの一端が接続されている。これにより、駆動ドライバ27と、コネクタ22とが各ターミナル28a,28b,28cを介して電気的に接続される。
(モータ部)
図8は、モータ部4の平面図である。図9は、ステータ17の斜視図である。
図1、図2、図8、図9に示すように、モータ部4は、いわゆるアウタロータ形のブラシレスモータであって、ステータ17と、ステータ17をモータハウジング2の開口部2a側から覆うように形成されたロータ18と、により構成されている。
ステータ17は、円環状のステータコア31を有している。ステータコア31は、磁性材料の板材を軸線方向に積層したり、軟磁性粉を加圧成形したりすることにより形成されたものである。ステータコア31の径方向中央には、モータハウジング2に突設されている円筒部13の縮径部13bを挿通可能な貫通孔31aが形成されている。
この貫通孔31aに円筒部13を挿入し、ステータコア31の端面を円筒部13の段差部13aに当接させることにより、モータハウジング2にステータコア31が位置決め固定される。そして、ステータ17は、モータハウジング2のモータ収納部8aに収納された状態になる。また、貫通孔31aには、縮径部13bに形成されている回り止め凸条部13cを挿入可能な回り止め溝31bが形成されている。回り止め溝31bの個数は、回り止め凸条部13cの個数に対応するように、複数(例えば、3つ)設定されている。
また、ステータコア31には、放射状に径方向外側に向かって延出するティース部32が複数(例えば、9つ)設けられている。各ティース部32は平面視略T字状に形成されており、径方向に沿って延びるティース本体33と、ティース本体33の先端から周方向に沿って延びる鍔部34とが一体成形されたものである。各ティース部32間には、それぞれスロット35が形成されている。これらスロット35を介して各ティース本体33に巻線36が巻回されている。
ここで、各ティース部32は、周方向に沿ってU相、V相、W相の順に割り当てられている。すなわち、各ティース部32に巻回されている巻線36は、U相、V相、W相の3相構造になっている。
周方向に並ぶ所定の3つのティース部32には、鍔部34におけるモータハウジング2の底壁2b側の端面に、鍔部34をそのまま突出させた形の端子ホルダ37が一体成形されている。各端子ホルダ37の周方向一端側には凹部37aが形成されており、この凹部37aに、ナイフスイッチ23を構成する雄端子23d,23e,23fがセットされている。
図10は、ナイフスイッチ23の雄端子23d,23e,23fの斜視図である。なお、各雄端子23d,23e,23fは同一形状であるので、図10では、1つの雄端子(23d,23e,23f)のみ図示して説明する。
同図に示すように、雄端子23d,23e,23fは、端子本体38を有している。端子本体38には、ステータ17側に向かって突出する一対の取付脚部39が一体成形されている。一対の取付脚部39は、凹部37aに差し込まれることによってステータ17上に雄端子23d,23e,23fを固定するためのものである。一対の取付脚部39には、それぞれ対向する側とは反対側の側辺に凸部39aが一体成形されている。この凸部39aが凹部37aの内側面に押圧される形となり、ステータ17上に各雄端子23d,23e,23fが固定される。
また、一対の取付脚部39の間には、ステータ17の径方向内側に向かって屈曲された巻回片41が一体成形されている。この巻回片41には、対応する巻線36の一端が掛け回される。これにより、U相、V相、W相の巻線36が、それぞれ対応する雄端子23d,23e,23fと電気的に接続される。
図11は、ナイフスイッチ23(23a〜23f)の接続構造の詳細を示す斜視図である。
図1、図11に示すように、モータハウジング2の円筒部13にステータ17を取り付けると、モータハウジング2に設けられたターミナル19a,19b,19cの雌端子23a,23b,23cに、ステータ17の雄端子23d,23e,23fが挿入される。これにより、ナイフスイッチ23が電気的に接続され、さらに、このナイフスイッチ23、ターミナル19a,19b,19c、およびハウジングカバー3のターミナル28a,28b,28cを介し、巻線36と駆動ドライバ27とが電気的に接続される。
図1、図2、図8に戻り、ロータ18は、略有底筒状に形成されており、開口部18dがモータハウジング2の底壁2b側に向くように配置されている。ロータ18の周壁18aには、内周面側に複数(6つ)のマグネット42が配置されている。また、各マグネット42は、周方向に磁極が交互となるように等間隔で配置されている。モータハウジング2の底壁2bに設けられたセンサ基板15は、検出素子15aがロータ18の開口部18d周縁に対応するように配置されている。これにより、検出素子15aによってロータ18の各マグネット42の磁束の変化を検出することができ、ロータ18の回転角度を検出できる。
さらに、ロータ18の底壁18bには、径方向中央に、モータハウジング2の開口部2a側に向かって突出する円筒状のロータボス43が一体成形されている。ロータボス43の内径は、モータハウジング2の支持シャフト12の外径とほぼ同一か若干大きい程度に設定されている。このようなロータボス43に支持シャフト12が挿入され、この支持シャフト12によってロータ18が回転自在に支持される。
また、ロータボス43の先端は、支持シャフト12の段差部12aよりも突出し、縮径部12bに至るまで延出されている。そして、ロータボス43と縮径部12bとの間に、玉軸受49が設けられている。この玉軸受49を介し、縮径部12bに対してロータボス43の先端が回転自在に支持されている。
さらに、ロータボス43の玉軸受49が設けられている箇所(先端)には、減速部5が取り付けられている。この他に、ロータ18の底壁18bには、ロータボス43と外周部(周壁18a)との間に、複数の孔18cが形成されている。これら孔18cにより、ロータ18の軽量化が図られている。
(減速部)
図12は、減速部5をモータ部4側からみた平面図である。図13は、減速部5をモータ部4とは反対側からみた平面図である。
図1、図2、図12、図13に示すように、減速部5は、モータ部4上にこのモータ部4と同軸上に配置され、かつモータハウジング2の減速収納部8bに収納されている。減速部5は、いわゆる2段減速ハイポサイクロイド機構として構成されている。減速部5は、ロータボス43の先端に外嵌固定されている略円板状の偏心部51と、モータハウジング2に固定されたインターナルギヤ52と、偏心部51に玉軸受53を介して取り付けられたインナーギヤ54と、インナーギヤ54の回転を減速して出力するドライブギヤ55と、を有している。
偏心部51には、ロータボス43を圧入可能な貫通孔51aが形成されている。この貫通孔51aにロータボス43を圧入して外嵌固定することにより、ロータ18と偏心部51とが一体に回転する。
また、偏心部51の外周面は、支持シャフト12の軸心C2(ロータ18の回転軸線)に対して偏心した位置を中心(以下、この中心を偏心中心という)とするように、軸方向平面視で円形状に形成されている。このため、偏心部51の外周面は、支持シャフト12の軸心C2に対して偏心回転する。
インターナルギヤ52は、有底筒状に形成されており、底壁52aの外周部に、段差により掘り下げた形の切除面52dが形成されている。この切除面52dを、モータハウジング2の段差部10aおよび内壁11上に載置させた状態で、モータハウジング2(減速収納部8b)内にインターナルギヤ52が固定されている。
また、インターナルギヤ52の径方向中央の大部分に、開口部52eが形成されている。この開口部52eを介し、ロータボス43の先端および偏心部51がモータ部4とは反対側に突出している。さらに、インターナルギヤ52の周壁52bは、モータハウジング2の支持シャフト12と同心円上に位置し、その内周面に内歯52cが形成されている。
インナーギヤ54は、インターナルギヤ52の周壁52bの径方向内側に収納される略円板状の外歯車部56と、この外歯車部56上に一体成形されたリング状の内歯車部57とが一体成形されたものである。外歯車部56の外周面には、インターナルギヤ52の内歯52cに噛合可能な外歯56aが形成されている。一方、内歯車部57の内周面には、ドライブギヤ55の後述する外歯55aと噛合可能な内歯57aが形成されている。
また、外歯車部56には、径方向略中央に、軸受孔56bが形成されている。この軸受孔56bに、玉軸受53を介して偏心部51の外周面が回転自在に嵌合されている。したがって、インナーギヤ54は、支持シャフト12の軸心C2(ロータ18のロータボス43の回転軸線)回りに公転自在、かつ偏心部51の偏心中心回りに自転自在に支持されている。
ドライブギヤ55は略円板状に形成され、インナーギヤ54の内歯車部57の径方向内側に収納されている。ドライブギヤ55のモータ部4とは反対側の一面には、径方向中央に出力軸58が一体成形されている。そして、この出力軸58とドライブギヤ55とを軸方向で貫通するように、貫通孔59が形成されている。この貫通孔59に、支持シャフト12の縮径部12bが挿入される。したがって、ドライブギヤ55および出力軸58は、支持シャフト12の軸心C2(ロータ18のロータボス43の回転軸線)を中心にして回転する。
ドライブギヤ55の外周面には、インナーギヤ54の内歯57aに噛合可能な外歯55aが形成されている。一方、出力軸58の外周面には、外歯58aが形成されている。この外歯58aに伝達ベルト6が係合される。また、出力軸58の先端には、フランジ部58bが形成されている。このフランジ部58bによって、出力軸58から伝達ベルト6が脱落してしまうことを防止できる。
図14は、ドライブギヤ55から駆動軸7に至る間の伝達系を示す側面図である。図15は、図14のB矢視図である。
図1、図14、図15に示すように、伝達ベルト6は、出力軸58の回転力を駆動軸7に伝達するためのものであって、内周面に内歯6aが形成されている。この内歯6aと出力軸58の外歯58aとが噛合うことにより、出力軸58に対して伝達ベルト6が滑ることなく回転する。
(駆動軸)
駆動軸7は、モータハウジング2のサブハウジング9に設けられた支持筒45に挿入されている。すなわち、駆動軸7は、ロータ18の回転軸線(ロータボス43の回転軸線)および出力軸58の回転軸線に対して平行となるように並んで配置されている。
また、駆動軸7の長さは、支持筒45の軸方向両端からそれぞれ駆動軸7の両端が突出する長さに設定されている。
図1に示すように、支持筒45におけるサブハウジング9の外側に突出している側の端部(以下、単に外側端という)には、内周縁にOリング溝61が形成されている。このOリング溝61には、Oリング62が装着されている。これにより、支持筒45におけるサブハウジング9の外側端と駆動軸7との間のシール性が確保されている。
また、駆動軸7には、Oリング62に対応する位置に、スリップワッシャ63が装着されている。このスリップワッシャ63により、Oリング62のモータハウジング2からの脱落が防止される。さらに、駆動軸7の外側端には、スプライン64が形成されている。このスプライン64に、不図示のワイパアームが取り付けられる。
図1、図14、図15に示すように、駆動軸7の内側端には、プーリ65が取り付けられている。プーリ65は、外歯66aを有するプーリ本体66と、プーリ本体66から駆動軸7側に突出する略円柱状の取付ボス67とが一体成形されたものである。
取付ボス67には、駆動軸7の内側端を受け入れるスプライン凹部67aが形成されている。一方、駆動軸7の内側端には、スプライン7aが形成されている。これにより、駆動軸7とプーリ65とがスプライン嵌合し、両者7,65が一体となって回転する。
駆動軸7にプーリ65を取り付けた状態では、取付ボス67の端部と支持筒45の内側端とが当接する。このように、駆動軸7は、取付ボス67とスリップワッシャ63とにより、支持筒45に対する軸方向の位置決めが行われる。
また、支持筒45に駆動軸7を取り付けた状態では、プーリ本体66と出力軸58との軸方向の位置が同一になる。これにより、プーリ本体66に伝達ベルト6が係合される。そして、プーリ本体66の外歯66aと伝達ベルト6の内歯6aとが噛合うことにより、プーリ本体66に対して伝達ベルト6が滑ることなく回転する。
また、支持筒45に駆動軸7を取り付けた状態では、プーリ本体66の取付ボス67とは反対側の端面66bが、駆動ドライバ27と対向する。プーリ本体66の端面66bには、径方向略中央にセンサマグネット68が取り付けられている。一方、駆動ドライバ27のエポキシ基板27aには、センサマグネット68と対向する位置に、このセンサマグネット68の磁束を検出する素子69が実装されている。これらセンサマグネット68と素子69とにより、駆動軸7の回転角度が検出される。なお、素子69としては、例えば、ホールICなどが用いられる。
また、プーリ本体66の取付ボス67側の端面66cには、規制凸部71が一体成形されている。
ここで、支持筒45に駆動軸7を取り付けた状態では、図5に示すモータハウジング2の規制領域R1に、プーリ本体66の規制凸部71が介在する。また、規制凸部71とモータハウジング2の規制壁47は、互いに干渉する高さに設定されている。すなわち、プーリ本体66は、規制凸部71が規制領域R1内で移動可能な範囲でのみ回転することができるようになっている。このように、規制凸部71と規制壁47は、それぞれプーリ65(駆動軸7)の回転範囲を規制する回転規制部48として構成されている。
(ワイパモータの組立手順)
次に、ワイパモータ1の組み立て手順について説明する。
まず、モータ部4のステータ17、およびロータ18をそれぞれ別々に予め組み立てた上で、モータハウジング2の開口部2a側から、円筒部13にステータコア31の貫通孔31aを挿入する。そして、円筒部13の段差部13aに、ステータコア31の端面を当接させる。このとき、縮径部13bへの挿入と同時に、モータハウジング2の底壁2bに設けられているナイフスイッチ23の雌端子23a,23b,23cに、対応するステータコア31の雄端子23d,23e,23fを差し込む。
なお、円筒部13に形成されている回り止め凸条部13cの位置、およびステータ17に形成されている回り止め溝31bの位置は、ナイフスイッチ23の雌端子23a,23b,23cと雄端子23d,23e,23fとが接続可能な位置に設定されている。
続いて、モータハウジング2の開口部2a側から、円筒部13の縮径部13bにロータ18のロータボス43を挿入する。このとき、予めロータボス43の先端に偏心部51を組み付けておく、そして、偏心部51がモータハウジング2の開口部2a側を向くように、縮径部13bにロータ18を挿入する。
次に、モータハウジング2の減速収納部8bに減速部5を収納する。具体的には、まず、インターナルギヤ52の底壁52aをモータハウジング2の開口部2a側に向けて、底壁52aをモータハウジング2の段差部10aおよび内壁11上に載置する。続いて、インナーギヤ54を組み付け、さらに、このインナーギヤ54の上からドライブギヤ55の貫通孔59に支持シャフト12の縮径部12bを挿入する。このとき、ドライブギヤ55に一体成形された出力軸58を、モータハウジング2の開口部2a側に向けて挿入する。
続いて、モータハウジング2のサブハウジング9に駆動軸7を取り付ける。駆動軸7には、予めスプライン7aにプーリ65をスプライン嵌合させておく。そして、駆動軸7のプーリ65とは反対側のスプライン64を、モータハウジング2の開口部2a側から支持筒45へ向け、そのまま支持筒45に駆動軸7を挿入する。支持筒45に駆動軸7を挿入した後、スプライン64側からスリップワッシャ63を取り付け、サブハウジング9への駆動軸7の取り付けが完了する。
続いて、減速部5の出力軸58と駆動軸7のプーリ65との間に伝達ベルト6を取り付ける。
このように、モータハウジング2の開口部2a側の一方向からモータ部4、減速部5、伝達ベルト6の順に組み付けることにより、これらモータ部4、減速部5、伝達ベルト6が、モータハウジング2内に収納される。
次に、モータハウジング2の開口部2aにハウジングカバー3を取り付ける。このとき、ハウジングカバー3の支持ボス29に形成されている挿通凹部29aに支持シャフト12の縮径部12bの先端が差し込まれるように、ハウジングカバー3を取り付ける。また、コネクタ22の雌端子22d,22e,22fに、モータハウジング2に設けられているターミナル19a,19b,19cの各々雄端子22a,22b,22cが接続されるように、ハウジングカバー3を取り付ける。これにより、ワイパモータ1の組み立てが完了する。
(ワイパモータの動作)
次に、ワイパモータ1の動作について説明する。
不図示の外部電源から駆動ドライバ27に電力が供給されると共に、不図示の制御部(例えばECU)からの出力信号が駆動ドライバ27に供給されると、モータ部4に所定のタイミングで所定の電流が供給され、モータ部4のロータ18が回転する。このロータ18の回転角度は、モータハウジング2に設けられたセンサ基板15によって検出される。センサ基板15による検出結果は、信号として不図示の制御部に出力される。
ロータ18が回転すると、このロータ18と一体化された偏心部51が回転する。すると、インナーギヤ54は、インターナルギヤ52およびドライブギヤ55と噛合ながら揺動運動(公転運動)を行う。また、インナーギヤ54は、インターナルギヤ52との噛合いにより、公転回転数よりも減速された回転数(自転回転数)で自転運動を行う。そして、このインナーギヤ54の減速された自転運動がドライブギヤ55に伝達され、このドライブギヤ55が、ロータ18の回転数よりも減速された回転数で回転する。
ドライブギヤ55の回転は、出力軸58を介して伝達ベルト6に伝達され、さらに、プーリ65に伝達される。プーリ65が回転すると、このプーリ65と一体化された駆動軸7が回転し、この駆動軸7に取り付けられた不図示のワイパアームが駆動する。
ここで、プーリ65に設けられたセンサマグネット68および駆動ドライバ27の素子69によって検出されるプーリ65(駆動軸7)の回転角度は、信号として制御部に出力される。制御部は、駆動軸7が所定の回転範囲で正転、反転するように信号を出力する。そして、モータ部4は、制御部の出力信号に基づいて正転、反転を繰り返すように駆動する。
なお、駆動軸7の所定の回転範囲は、プーリ65に設けられた規制凸部71が、モータハウジング2の規制領域R1内を移動できる範囲となる。すなわち、例えばワイパアームに外力が加わり、駆動軸7が所定の回転範囲を超えて回転しようとしても、モータハウジング2の規制壁47にプーリ65の規制凸部71が当接し、所定の回転範囲を超えたワイパアームの変位が防止される。
また、駆動軸7が所定の回転範囲内を駆動している場合で、かつ例えばワイパアームに外力が加わり、駆動軸7に逆転力が作用した場合、プーリ65(駆動軸7)が回転しようとする方向と、伝達ベルト6が回転しようとする方向とが逆になる。このような場合、伝達ベルト6が弾性変形してこの伝達ベルト6の内歯6aがプーリ65の外歯66aを乗り上げ、内歯6aと外歯66aとの噛合わせ位置がずれる。このため、ワイパアームへの外力によりモータ部4に負荷(逆転力)がかかってしまうことが防止される。すなわち、伝達ベルト6の内歯6aとプーリ65とが、モータ部4への過負荷を防止するクラッチ機構として機能する。
このように、上述の第1実施形態では、モータ部4のロータ18の回転軸線(ロータボス43の回転軸線)と、出力軸58の回転軸線とが同軸上に配置されている一方、これらロータ18の回転軸線および出力軸58の回転軸線に対し、平行となるように駆動軸7が配置されている。このため、出力軸58と駆動軸7とが軸方向に並ばない分、ワイパモータ1を扁平化でき、レイアウト性を向上できる。
また、モータハウジング2は、支持筒45の軸心C1(支持シャフト12の軸心C2)方向からみた外形状が、直線L1(図5参照)に対して線対称となるように形成されている。このため、例えば車両のバックドア等にワイパモータ1を取り付けるにあたり、不図示のワイパアームが取り付けられる駆動軸7回りに、いかなる角度で取り付けた場合であっても、モータハウジング2は、常に直線L1に対して線対称となる。換言すれば、車種に応じてワイパモータ1の取り付け向きを変更した場合であっても、無駄にワイパモータ1を大型化することなく、軸心C1方向からみたモータハウジング2の平面形状を常に同一にすることができる。このため、ワイパモータ1のレイアウト性を向上でき、かつ汎用性を高めることができる。
さらに、モータハウジング2のハウジング本体8に対応する箇所の内側面には、段差部10aが形成されている。これにより、ハウジング本体8に対応する箇所の内側面は、開口部2aの開口面積が底壁2bに向かって段差部10aを介して縮小する。そして、ハウジング本体8の内壁11よりも径方向内側は、モータ部4を収納するモータ収納部8aとされており、内壁11の先端上および側壁10の段差部10a上は、減速部5を収納する減速収納部8bとされている。
このため、モータハウジング2の開口部2a側からモータ部4、減速部5、伝達ベルト6の順に組み付けることができる。つまり、モータハウジング2の一方向のみからモータ部4、減速部5、および伝達ベルト6を組み付けることができる。このため、ワイパモータ1の組立作業性を向上できる。
また、伝達ベルト6をモータハウジング2の最も開口部2a側に位置させることができるので、モータハウジング2内に最後に組み付けられる伝達ベルト6や、この伝達ベルト6が取り付けられるプーリ65(駆動軸7)の組立作業性を向上できる。
さらに、モータ部4をブラシレスモータで構成しているので、ブラシ付モータのようにブラシを配置するスペースを設ける必要がなくなる。この分、ワイパモータ1の小型化、扁平化を図ることができる。
また、減速部5をハイポサイクロイド機構で構成しているので、高い減速比を確保しつつ、減速部5を扁平化できる。このため、ワイパモータ1全体として小型化、扁平化できる。
そして、減速部5から駆動軸7に動力を伝達する手段として伝達ベルト6を採用している。このように、減速部5から駆動軸7に動力を伝達する手段が簡素化されているので、駆動軸7の周囲に余計な部品が配置されることなく、ワイパモータ1を小型化できる。
また、伝達ベルト6の内歯6aとプーリ65とを、モータ部4への過負荷を防止するクラッチ機構として機能させている。このため、駆動軸7に外力がかかった場合であっても、モータ部4が逆転してしまうことを防止でき、モータ部4の損傷等を防止できると共に、クラッチ機構を簡素な構造とすることができる。
さらに、モータハウジング2に設けた規制壁47と、プーリ65に設けた規制凸部71とにより、プーリ65(駆動軸7)の回転範囲を規制する回転規制部48を構成した。このため、例えばワイパアームに外力が加わり、駆動軸7が所定の回転範囲を超えて回転しようとしても、所定の回転範囲を超えたワイパアームの変位が防止される。よって、ワイパモータ1の信頼性を向上できる。
また、モータハウジング2の内面にターミナル19a,19b,19cを設けている。一方、ハウジングカバー3に、コネクタ22を設けている。そして、モータハウジング2とハウジングカバー3とを重ね合わせるだけで、ターミナル19a,19b,19cとコネクタ22とが接続されるように構成されている。このため、モータハウジング2に、モータ部4の回転制御を行うためのセンサ基板15を設ける一方、ハウジングカバー3に、モータ部4に電流を供給したり、駆動軸7の回転角度を検出したりするための駆動ドライバ27を設けることができる。
より具体的には、モータハウジング2にターミナル19a,19b,19cを設けることによって、ステータ17に巻回されている巻線36の引出方向(ナイフスイッチ23が配置されている方向)を、モータハウジング2の底壁2b側に設定することができる。
ここで、モータ部4は、いわゆるアウタロータ形のブラシレスモータであって、ステータ17を覆うようにロータ18が形成される。このため、巻線36の引出方向にロータ18の底壁18bを配置してしまうと、ロータ18と巻線36とが干渉してしまう。このため、モータハウジング2の底壁2bにロータ18の開口部18dを向け、底壁2bにセンサ基板15を設ける。ここで、モータハウジング2には、ターミナル19a,19b,19cが設けられているので、巻線36の引出方向とは反対側のハウジングカバー3に、センサ基板15以外の機能を備えた駆動ドライバ27を配置できる。
このように、役割の異なるセンサ基板15と駆動ドライバ27とを別々に設けることができるので、これらセンサ基板15や駆動ドライバ27の大型化を抑制できる。これに加え、これらセンサ基板15や駆動ドライバ27を配置するために余分なスペースを確保する必要がなくなる。よって、減速機付モータを小型化できる。
また、ターミナル19,19b,19cと駆動ドライバ27(ターミナル28a,28b,28c)との接続作業を、コネクタ22を介して行っている。さらに、ターミナル19a,19b,19cと巻線36との接続作業を、ナイフスイッチ23を介して行っている。このため、各接続作業を容易に行うことができる。
また、モータ部4として、ブラシレスモータを採用することにより、モータ部4の駆動制御を高精度に行うことができる。このため、ワイパモータ1の品質を向上できる。さらに、いわゆるブラシ付きモータと比較してブラシ等を配置するスペースが必要なくなるので、モータ部4全体を小型できる。
また、駆動ドライバ27に、駆動軸7の回転角度を検出する素子69を実装しているので、ワイパモータ1の大型化を抑制しつつ、駆動軸7の回転角度も高精度に制御できる。
なお、上述の第1実施形態では、モータハウジング2にモータ部4および減速部5を組み付けた後、駆動軸7を組み付けた場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、モータハウジング2に駆動軸7を組み付けた後、モータ部4および減速部5を組み付けてもよい。
また、上述の第1実施形態では、伝達ベルト6の内歯6aとプーリ65とが、モータ部4への過負荷を防止するクラッチ機構として機能する場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、出力軸58から駆動軸7に至る間の動力伝達系上の何れかであれば、別途クラッチ機構を設けてもよい。
(第2実施形態)
次に、図16、図17に基づいて、第2実施形態について説明する。
図16は、第2実施形態における減速部205を、モータ部4側からみた平面図である。図17は、第2実施形態における減速部205を、モータハウジング2の開口部2a側からみた平面図である。なお、この第2実施形態において、前述の第1実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明を省略する(以下の実施形態についても同様)。
図16、図17に示すように、第1実施形態と第2実施形態との相違点は、前述の第1実施形態の減速部5は、ハイポサイクロイド減速機構により構成されているのに対し、第2実施形態の減速部205は、いわゆる遊星歯車減速機構により構成されている点にある。
より詳しくは、減速部205は、ロータ18のロータボス43の先端に外嵌固定され、ロータ18と一体となって回転するサンギヤ101と、サンギヤ101を中心に公転する複数(例えば、第2実施形態では3つ)のプラネタリギヤ102と、これらプラネタリギヤ102の外周側に設けられた環状の内歯リングギヤ103とにより構成されている。
複数のプラネタリギヤ102は、略円板状のキャリアプレート104により連結されている。キャリアプレート104には、各プラネタリギヤ102に対応する位置に、それぞれ支持シャフト104aが立設されており、ここにプラネタリギヤ102が回転自在に支持されている。また、キャリアプレート104の径方向略中央には、プラネタリギヤ102とは反対側、つまり、モータハウジング2の開口部2a側に出力軸58が一体成形されている。
内歯リングギヤ103は、モータハウジング2の減速収納部8bに固定されている。内歯リングギヤ103は、複数のプラネタリギヤ102と噛合可能に構成されている。
このような構成のもと、ロータ18と一体となってサンギヤ101が回転すると、この回転が複数のプラネタリギヤ102を介してキャリアプレート104に減速された形で伝達される。キャリアプレート104が回転すると、このキャリアプレート104と一体化された出力軸58が回転する。
したがって、上述の第2実施形態によれば、前述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、仕様に応じて減速部205を前述の第1実施形態における減速部5に対して変更することができるので、ワイパモータのバリエーションを増大させることができる。
(第3実施形態)
次に、図18に基づいて、第3実施形態について説明する。
図18は、第3実施形態におけるリンク機構306を示し、モータハウジング2の開口部2a側からみた平面図である。
同図に示すように、第3実施形態では、減速部5から駆動軸7に動力を伝達する手段として、前述の第1実施形態における伝達ベルト6に代わってリンク機構306が採用されている。そして、第3実施形態におけるドライブギヤ55には、出力軸58が設けられていない。
リンク機構306は、一端が減速部5のドライブギヤ55に回動自在に連結された第1アーム307と、一端が駆動軸7と一体となって回転するように取り付けられた第2アーム308と、を備えている。そして、これら第1アーム307および第2アーム308の他端同士が、回動自在に連結されている。
このように構成した場合であっても、前述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
(第4実施形態)
次に、図19に基づいて、第4実施形態について説明する。
図19は、第4実施形態におけるセクタギヤ機構406を示し、モータハウジング2の開口部2a側からみた平面図である。
同図に示すように、第4実施形態では、減速部5から駆動軸7に動力を伝達する手段として、前述の第1実施形態における伝達ベルト6に代わってセクタギヤ機構406が採用されている。そして、第4実施形態におけるドライブギヤ55には、出力軸58が設けられていない。
セクタギヤ機構406は、一端が減速部5のドライブギヤ55に回動自在に連結されたセクタギヤ407と、駆動軸7に外嵌固定され、この駆動軸7と一体となって回転するピニオン408と、一端が駆動軸7に回転自在に連結され、他端がセクタギヤ407に回転自在に連結された連結板409と、を備えている。
セクタギヤ407の他端には、ピニオン408の歯部408aと噛合可能な歯部407aが形成されている。そして、これら歯部407a,408a同士の噛合状態を維持するように、連結板409の長さが設定されている。
このように、構成した場合であっても、前述の第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態で示す減速機付モータは、車両に搭載されるワイパモータ1である場合について説明した。しかしながら、上述のワイパモータ1は、減速機付モータとしてさまざまな装置に適用することが可能である。
また、上述の実施形態では、モータ部4のロータ18の回転軸線(ロータボス43の回転軸線)と、出力軸58の回転軸線とが同軸上に配置されている一方、これらロータ18の回転軸線および出力軸58の回転軸線に対し、平行となるように駆動軸7が配置されている場合について説明した。しかしながら、駆動軸7は、ロータ18の回転軸線および出力軸58の回転軸線に対し平行に配置されていなくてもよく、ロータ18の回転軸線および出力軸58の回転軸線に対し径方向に並んで配置されていればよい。
さらに、上述の実施形態では、モータハウジング2に、モータ部4の回転制御を行うためのセンサ基板15を設ける一方、ハウジングカバー3に、モータ部4に電流を供給したり、駆動軸7の回転角度を検出したりするための駆動ドライバ27を設ける場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、仕様や配置スペースの状況に応じて、センサ基板15および駆動ドライバ27の配置箇所を任意に設定することができる。このとき、モータハウジング2に設けられたターミナル19,19b,19cを、直接駆動ドライバ27に差し込むことができるようなレイアウトであれば、ターミナル28a,28b,28cを排除することも可能である。
また、上述の実施形態では、ターミナル19a,19b,19cと巻線36との接続作業を、ナイフスイッチ23を介して行っている場合について説明した。しかしながら、ターミナル19a,19b,19cと巻線36とを接続できる構造であればよく、ナイフスイッチ23を採用しなくてもよい。
1…ワイパモータ(減速機付モータ、リヤワイパモータ)
2…モータハウジング
2a…開口部
4…モータ部
5,205…減速部
6…伝達ベルト
6a…内歯(クラッチ機構)
7…駆動軸
10…側壁
10a…段差部
18…ロータ
43…ロータボス(モータ軸)
47…規制壁
48…回転規制部(規制部)
58…出力軸
65…プーリ(クラッチ機構)
71…規制凸部(規制部)

Claims (10)

  1. モータハウジング内に収納されるモータ部と、
    前記モータハウジング内に収納され、前記モータ部のモータ軸から動力を受けて駆動し、前記モータ軸の回転を減速させて出力する減速部と、
    前記モータハウジング内に収納され、前記減速部の出力軸に動力伝達部を介して連結され、被駆動体を駆動させる駆動軸と、
    を備え、
    前記モータ軸と前記出力軸とが同軸上に配置され、
    前記出力軸と前記駆動軸とが径方向に並んで配置されていることを特徴とする減速機付モータ。
  2. 前記モータハウジングは、前記駆動軸の軸方向からみて前記駆動軸の軸線を通る任意の直線に対し、線対称となるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の減速機付モータ。
  3. 前記モータハウジングは、一面に開口部を有するように箱状に形成されており、
    前記モータハウジングの内側面は、開口面積が前記開口部から底壁に向かって段差部を介して縮小するように形成されており、
    前記モータハウジングには、前記底壁側から前記モータ部、前記減速部、前記動力伝達部の順で収納されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の減速機付モータ。
  4. 前記モータ部は、ブラシレスモータからなることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の減速機付モータ。
  5. 前記減速部は、ハイポサイクロイド機構からなることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の減速機付モータ。
  6. 前記動力伝達部は、伝達ベルトからなることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の減速機付モータ。
  7. 前記動力伝達部と前記出力軸との間、および前記動力伝達部と前記駆動軸との間の少なくとも何れか一方にクラッチ機構を設けたことを特徴とする請求項6に記載の減速機付モータ。
  8. 前記伝達ベルトの内面には歯部が設けられており、
    前記駆動軸には、前記歯部に噛合可能なプーリが一体的に設けられており、
    前記伝達ベルトの前記歯部と前記プーリとが前記クラッチ機構として機能することを特徴とする請求項7に記載の減速機付モータ。
  9. 前記プーリおよび前記モータハウジングの少なくとも何れか一方に、前記プーリの回転角度の範囲を規制する規制部を設けたことを特徴とする請求項8に記載の減速機付モータ。
  10. 請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の減速機付モータを、車両のリヤワイパを駆動するために用いたことを特徴とするリヤワイパモータ。
JP2015081792A 2015-04-13 2015-04-13 減速機付モータおよびリヤワイパモータ Expired - Fee Related JP6514014B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015081792A JP6514014B2 (ja) 2015-04-13 2015-04-13 減速機付モータおよびリヤワイパモータ
PCT/JP2016/061813 WO2016167252A1 (ja) 2015-04-13 2016-04-12 減速機付モータおよびリヤワイパモータ
EP18212996.5A EP3480926B1 (en) 2015-04-13 2016-04-12 Motor with speed reducer, and rear wiper motor
US15/562,245 US20180083507A1 (en) 2015-04-13 2016-04-12 Motor with speed reducer, and rear wiper motor
EP16780043.2A EP3285373B1 (en) 2015-04-13 2016-04-12 Motor with speed reducer, and rear wiper motor
US17/167,360 US20210159758A1 (en) 2015-04-13 2021-02-04 Motor with speed reducer, and rear wiper motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015081792A JP6514014B2 (ja) 2015-04-13 2015-04-13 減速機付モータおよびリヤワイパモータ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019075068A Division JP6670964B2 (ja) 2019-04-10 2019-04-10 減速機付モータおよびリヤワイパモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016201942A true JP2016201942A (ja) 2016-12-01
JP6514014B2 JP6514014B2 (ja) 2019-05-15

Family

ID=57423063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015081792A Expired - Fee Related JP6514014B2 (ja) 2015-04-13 2015-04-13 減速機付モータおよびリヤワイパモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6514014B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6391390U (ja) * 1986-12-01 1988-06-13
JPH0216576U (ja) * 1988-07-19 1990-02-02
JPH0480258U (ja) * 1990-11-21 1992-07-13
JP2001132593A (ja) * 1999-11-10 2001-05-15 Denso Corp 補機駆動兼用スタータ
JP2008206373A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Mitsuba Corp 減速機構付き電動モータ
US20090050420A1 (en) * 2006-02-20 2009-02-26 Gregor Poertzgen Reduced-Noise Electric Brake Actuator
JP2010187460A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Nippon Densan Corp サーボユニット
JP2014128182A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Denso Corp 回転駆動装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6391390U (ja) * 1986-12-01 1988-06-13
JPH0216576U (ja) * 1988-07-19 1990-02-02
JPH0480258U (ja) * 1990-11-21 1992-07-13
JP2001132593A (ja) * 1999-11-10 2001-05-15 Denso Corp 補機駆動兼用スタータ
US20090050420A1 (en) * 2006-02-20 2009-02-26 Gregor Poertzgen Reduced-Noise Electric Brake Actuator
JP2008206373A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Mitsuba Corp 減速機構付き電動モータ
JP2010187460A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Nippon Densan Corp サーボユニット
JP2014128182A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Denso Corp 回転駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6514014B2 (ja) 2019-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2016167252A1 (ja) 減速機付モータおよびリヤワイパモータ
JP5648564B2 (ja) 回転式アクチュエータ
US20170089118A1 (en) Driving mechanism
KR20080045176A (ko) 소형의 축방향 플럭스 모터 드라이브
WO2019077886A1 (ja) 減速機構及び減速機付モータ
JP5488931B2 (ja) 回転式アクチュエータ
CN116325447A (zh) 具备无刷直流马达的驱动马达及利用其的旋转促动器
JP2010263689A (ja) 電動モータ、および減速機付モータ
KR101985878B1 (ko) 이중기어를 갖는 전자식 주차 브레이크 액츄에이터
WO2016076250A1 (ja) 減速機構付モータ
JP2015023659A (ja) 減速機付モータおよび駆動装置
JP2006304558A (ja) モータ組込みハイポサイクロイド減速機
JP6670964B2 (ja) 減速機付モータおよびリヤワイパモータ
US11916439B2 (en) Rotor, motor, and wiper motor having a structure for fixing a magnet to a rotor core
JP6514014B2 (ja) 減速機付モータおよびリヤワイパモータ
TWI337163B (ja)
JP6510867B2 (ja) 減速機付モータおよびリヤワイパモータ
JP2010091009A (ja) 減速機構付モータ
JP7199183B2 (ja) 減速機構、及び減速機付モータ
JP2016033387A (ja) シフトレンジ切替装置
JP2018064310A (ja) ロータ組立体
JP2011036004A (ja) 減速機付モータ
JP2020128817A (ja) 伝動装置、駆動ユニット及び可動ユニット
KR102157024B1 (ko) Bldc 모터를 이용한 구동모듈
KR102367482B1 (ko) 차량용 전자식 변속기 제어용 액츄에이터

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181004

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6514014

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees