JP2016199198A - 自動車の床下構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】整流用の車両前後方向に延びる縦壁や剥離部を最小化しつつ、空力抵抗の増加を抑制することと、補機またはフレーム構造のスペース増加を図って、そのレイアウト性向上を図ることができる自動車の床下構造の提供を目的とする。【解決手段】床下整流部70は、車両前後方向に延びる略平坦な床面73の前部に、床下走行風の車幅方向外側への流出を防ぎ車両前後方向に延びる第1縦壁75が設けられると共に、該第1縦壁75に対して車両後方に離間し、かつ車幅方向外側に位置する第1剥離部77が設けられたことを特徴とする。【選択図】図3

Description

この発明は、車体の床下における前輪と後輪との間に床下整流部が設けられたような自動車の床下構造に関する。
従来、上述例の自動車の床下構造としては、特許文献1に開示されたものが知られている。
すなわち、フロアトンネル部の下面側左右で、かつ前輪と後輪との間に床下整流用のアンダカバーを設け、該アンダカバーにはその前後方向の略全長にわたって凹凸構造の整流性を兼ねる溝部を一体形成すると共に、当該アンダカバーの後端部には、後方かつ下方に向けて延びる傾斜面により床下風の剥離部が形成されたものである。
この特許文献1に開示された従来構造においては、上記凹凸構造により整流効果とアンダカバーの補強との両立を図ることができるが、該凹凸構造はアンダカバーの前後方向略全長にわたって形成されているので、この凹凸の厚み分だけ、フロアパネルとアンダカバーとの間の上下方向の隙間が狭小となって、補機やフレーム構造のレイアウト性が悪くなるという問題点があった。
特許第4556559号公報
そこで、この発明は、整流用の車両前後方向に延びる縦壁や剥離部を最小化しつつ、空力抵抗の増加を抑制することと、補機またはフレーム構造のスペース増加を図って、そのレイアウト性向上を図ることができる自動車の床下構造の提供を目的とする。
この発明による自動車の床下構造は、車体の床下における前輪と後輪との間に床下整流部が設けられた自動車の床下構造であって、上記床下整流部は、車両前後方向に延びる略平坦な床面の前部に、床下走行風の車幅方向外側への流出を防ぎ車両前後方向に延びる第1縦壁が設けられると共に、該第1縦壁に対して車両後方に離間し、かつ車幅方向外側に位置する第1剥離部が設けられたものである。
上記構成によれば、流速が遅い床下走行風が、流速が速く圧力の低い車体側面流に引込まれ、車体側面流を乱したり、リヤサスペンション装置に当って空力抵抗が増加しないように、縦壁や剥離部を設けるものにおいて、第1縦壁と第1剥離部とを車両前後方向に離間させて、最小限の縦壁と剥離部で床下風を車体側面流へ引き込まれるのを抑制しつつ剥離することができ、補機や車体構造のレイアウト性の向上と空力抵抗の低下とを両立させることができる。
詳しくは、第1縦壁と第1剥離部とを車両前後方向に離間させ、この間を補機の配置やフレーム等の補強構造用のスペースとして有効利用することができ、かつ第1剥離部が第1縦壁に対して車幅方向外側にずれているので、その車幅方向内側の部分を、上述の補機やフレーム構造用のスペースとして有効利用することができる。
また、上記第1縦壁と第1剥離部との間に、路面との干渉防止スペースを設けることもできる。
なお、上述の補機としては、燃料等のタンク、キャニスタ(蒸発燃料吸着装置)、排気ガス浄化装置(Selective Catalytic Reduction、いわゆるSCR)、あるいは、蓄電ユニット、車両コントロールユニット、非接触充電ユニット等の電装品の何れかであってもよく、その種類や数は複数あってもよい。また、上述のフレーム等の補強構造としては、所定方向に延びるフレーム構造や離れたフレーム構造を連結するクロスメンバであってもよく、その構造は、補強部材を用いたものでも、フロアパネルにビードやハニカム等の上下方向に幅のある断面の補強形状を形成したものでもよい。
この発明の一実施態様においては、上記第1縦壁と上記第1剥離部との間に、車体の床面を下方から覆うアンダカバーの下方膨出部が設けられ、該下方膨出部の下面は略平坦に形成されたものである。
上記構成によれば、アンダカバーにより床下走行風の整流性を高めることができ、特に、上記下方膨出部の下面を略平坦に形成したので、床下走行風の流れを阻害することはなく、また、アンダカバー上に補機を設けた場合には、当該補機をアンダカバーで保護することができる。
要するに、アンダカバーの下方膨出部上方のレイアウト性を向上しつつ、空力性能の悪化を抑えることができる。
この発明の一実施態様においては、上記第1剥離部の車幅方向内側端より車幅方向外側で、かつ車両後方に離間して第2縦壁が設けられたものである。
上記構成によれば、第2縦壁が第1剥離部と離間しているので、その成形性がよく、しかも、第1剥離部の車幅方向内側端を通って車幅方向外側に逃げようとする床下走行風を第2縦壁でガイドして車幅方向外側に逃げないようにすることができる。
つまり、最小限の第2縦壁で、第1剥離部後方において車幅方向外側に逃げようとする床下走行風を効果的に整流することができると共に、当該第2縦壁により補強を行なうこともできる。
この発明の一実施態様においては、上記第1剥離部の車幅方向内側端より車幅方向外側で、かつ車両後方に離間して第2剥離部が設けられたものである。
上記構成によれば、第2剥離部の車幅方向内側におけるレイアウト性の向上を図りつつ、床下走行風を第1剥離部と第2剥離部とで2段階に後方かつ下方に案内し、後方に位置するリヤサスペンション装置等に走行風が当たるのを防止することができる。
この発明の一実施態様においては、上記第1縦壁よりも車幅方向内側には、車両後方に延びる第3縦壁が設けられ、該第3縦壁よりも車幅方向外側で、かつ上記第1剥離部より後方に離間して第3剥離部が設けられたものである。
上記構成によれば、上述の第3縦壁で中央床下風の側方への流出を遅らせ、かつ、第3剥離部により当該中央床下風を効率的に剥離することができる。
また、第1縦壁よりも内側の床下風(中央床下風)の車幅方向外側への移動を第3縦壁にて抑制することで、第1剥離部よりも後方に第3剥離部を設けて、略平坦な下面の拡大を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記アンダカバーはその主要部が不織布で構成されたものである。
上記構成によれば、アンダカバーの主要部を不織布状、または布状、または所定方向に揃えられた繊維で構成したので、複雑なエッジを形成しにくい素材を有効活用でき、例えば不織布が軽量かつ吸音性に優れているので、空力性能の向上と軽量かつ静粛化とを達成することができる。
この発明によれば、整流用の車両前後方向に延びる縦壁や剥離部を最小化しつつ、空力抵抗の増加を抑制することと、補機またはフレーム構造のスペース増加を図って、そのレイアウト性向上を図ることができる効果がある。
本発明の自動車の床下構造を示す底面図 左右のアンダカバーの底面図 左右のアンダカバーをその底面側から見た状態で示す斜視図 図1のA−A線矢視断面図 図1のB−B線矢視断面図 図1のC−C線矢視断面図 図1のD−D線矢視断面図 図1のE−E線矢視断面図 図1のG−G線に沿う要部の矢視断面図 図9の要部拡大図 図1のH−H線に沿う要部の矢視断面図 図1のI−I線に沿う要部の矢視断面図 左側のアンダカバーにおける後部の構造を示す斜視図 図13のJ−J線矢視断面図 自動車の床下構造の他の実施例を、左右のアンダカバーを取外した状態で示す底面図
整流用の車両前後方向に延びる縦壁や剥離部を最小化しつつ、空力抵抗の増加を抑制することと、補機またはフレーム構造のスペース増加を図って、そのレイアウト性向上を図るという目的を、車体の床下における前輪と後輪との間に床下整流部が設けられた自動車の床下構造において、上記床下整流部は、車両前後方向に延びる略平坦な床面の前部に、床下走行風の車幅方向外側への流出を防ぎ車両前後方向に延びる第1縦壁が設けられると共に、該第1縦壁に対して車両後方に離間し、かつ車幅方向外側に位置する第1剥離部が設けられるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は自動車の床下構造を示し、図1は当該床下構造を示す底面図、図2は左右のアンダカバーの底面図、図3は左右のアンダカバーをその底面側から見た状態で示す斜視図、図4は図1のA−A線矢視断面図、図5は図1のB−B線矢視断面図、図6は図1のC−C線矢視断面図、図7は図1のD−D線矢視断面図、図8は図1のE−E線矢視断面図、図9は図1のG−G線に沿う要部の矢視断面図である。
床下構造の詳細な説明に先立って、まず、図4〜図9を参照して車体構造について説明する。
図4〜図9に示すように、車室の床面を形成するフロアパネル1を設け、このフロアパネル1の車幅方向中央には車室側へ突出して車両の前後方向に延びるトンネル部2を取付けている。
図4,図5に示すように、該トンネル部2の下部左右には前後方向に延びるトンネルメンバ3(下部トンネルメンバ)が一体形成されており、このトンネル部2をフロアパネル1に取付けた時、フロアパネル1とトンネルメンバ3との間には、車両の前後方向に延びる閉断面4が形成される。
また、図4に示すように、上述のトンネル部2の上部にはトンネルメンバ5(上部トンネルメンバ)が設けられており、トンネル部2の上側コーナ部とトンネルメンバ5との間には、車両の前後方向に延びる閉断面6が形成されている。
さらに、図4,図6,図7,図8に示すように、上述のフロアパネル1の車幅方向左右両端部には、サイドシル7が設けられている。このサイドシル7はサイドシルアウタ8とサイドシルインナ9とを接合固定して車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面10を有する車体強度部材であって、サイドシルアウタ8の下部にはサイドシルカバー11を設けると共に、該サイドシルカバー11の車幅方向外側下部にはモール部材12が取付けられている。
図4に示すように、トンネル部2とサイドシル7(詳しくは、サイドシルインナ9)との車幅方向中間部におけるフロアパネル1上面には、車両前後方向に延びるフロアフレームアッパ13が接合固定されており、このフロアフレームアッパ13とフロアパネル1との間には閉断面14が形成されている。
上述のフロアフレームアッパ13と上下方向に対向するように、フロアパネル1の下面には、車両の前後方向に延びるフロアフレームロア15が接合固定されており、このフロアフレーム15とフロアパネル1との間には閉断面16が形成されている。
なお、図5において、17はボディアウタパネル、18はセンタピラーインナであり、これら両者によりセンタピラー19が形成されている。
図9に示すように、フロアパネル1の後部には、キックアップ部20を介してリヤフロア21(フロアパネルの一部)を連設しており、上述のキックアップ部20の背面とリヤフロア21の前部下面との間には、車幅方向に延びるクロスメンバ22(いわゆるNo.3クロスメンバ)を取付け、キックアップ部20およびリヤフロア21と、クロスメンバ22との間には、車幅方向に延びる閉断面23を形成している。
図9に示すように、上述のクロスメンバ22から車両後方に離間した位置のリヤフロア21の上下には、リヤクロスメンバアッパ24とリヤクロスメンバロア25とを上下対向位置に取付けている。
図10は図9の要部拡大図で、リヤクロスメンバアッパ24とリヤフロア21との間には、車幅方向に延びる閉断面26を形成し、同様に、リヤクロスメンバロア25とリヤフロア21との間にも、車幅方向に延びる閉断面27を形成している。
図9に示すように、クロスメンバ22(No.3クロスメンバ)とリヤクロスメンバロア25(No.4クロスメンバ)との間におけるリヤフロア21の下方部には、燃料タンク28を配設している。この燃料タンク28は、図7,図8,図9に示すように、左右一対のタンク固定バンド29,29で支持されるもので、図9に示すように、タンク固定バンド29の前端部は、ボルト、ナット等の取付け部材30によりクロスメンバ22に固定されており、タンク固定バンド29の後端部は、ボルト、ナット等の取付け部材31によりリヤクロスメンバロア25に固定されている。
図7に示すように、燃料タンク28の左右両サイドには、フロアフレームサイドパネル32と、フロアフレームアンダパネル33と、サイドシルインナ9と、リヤフロア21の側端部と、ガセット34とで囲繞された閉断面35が形成されている。
一方、図1に示すように、リヤフロア21の左右両サイド下部に接合固定されたリヤサイドフレーム36には、サブフレーム37が取付けられている。このサブフレーム37は、フロントクロスメンバ38と、リヤクロスメンバ39と、左右一対のサイドメンバ40,40とを底面視で略井桁状に組合せたものである。
図11は図1のH−H線に沿う要部の矢視断面図で、図11,図1に示すように、後輪41のナックル42とリヤクロスメンバ39との間にロアアーム43を設け、ナックル42とフロントクロスメンバ38との間にトーコントロールリンク44を設け、ナックル42とその前方の車体との間にトレーリングアーム45を設けると共に、図11に示すように、ナックル42と、リヤホイールハウスのダンパ取付け部との間にダンパ46を設けることで、リヤサスペンション装置を構成している。
図8,図11に示すように、フロアフレームサイドパネル32とサイドシルインナ9との間には、トレーリングアーム取付けブラケット47を接合固定しており、トレーリングアーム45の前端支持部を該トレーリングアーム取付けブラケット47に支持させている。
ところで、ダッシュロアパネルの前方に設けられた図示しないエンジンには排気系部品が接続されている。図1に示すように、エンジンの排気系部品としては、触媒浄化手段としてのキャタリスト48,49が介設された排気管50と、この排気管50の下流端に連通接続された消音器としてのサイレンサ51と、該サイレンサ51の左右両サイドに接続されたテールパイプ52,52とを備えており、図4,図5,図6に示すように、上述の排気管50はトンネル部2の車外側つまり下側を通って後方に延びると共に、図7,図8に示すように、燃料タンク28の下方を通ってさらに後方に延びている。
図4に示すように、キャタリスト48,49の上方部にはインシュレータ53が離間して配設されると共に、図7,図8に示すように、排気管50と燃料タンク28下部との間には、別のインシュレータ54が配設されている。
図1に示すように、エンジンルームの下方部には、エンジンを搭載すると共に、前輪55を懸架するフロントサスペンションを取付けるためのサブフレーム56が設けられている。このサブフレーム56は図示しないフロントクロスメンバと、リヤクロスメンバ57と、左右のサイドメンバ58,58とを備えている。
図1に示すように、エンジンルームの下方部はアンダカバー59で覆われると共に、前輪55用のスプラッシュシールド(いわゆる泥除け部材)60の下端部と、アンダカバー59の側端部と、フロントバンパ61のサイド部とで囲繞された底面視略三角形状の領域は、フロントサイドアンダカバー62で覆われている。
次に、自動車の床下構造について詳述する。
車体の床下における前輪55と後輪41との間、この実施例では、トンネル部2の下面側左右における前輪55と後輪41との間には床下整流部としてのアンダカバー70,70が設けられている(図1参照)。
図2,図3は何れもアンダカバー70の底面図であって、図2の上側のアンダカバー70Lは車両左側のアンダカバーであり、図2の下側のアンダカバー70Rは車両右側のアンダカバーである。これら左右の各アンダカバー70L,70Rは左右略対称に形成されている。
図1に示すように、上述のアンダカバー70,70は車体の床面(フロアパネル1参照)を下方から覆うもので、この実施例では、該アンダカバー70は前側部材71と後側部材72との2部材から構成されており、これら前側部材71と後側部材72とを車両前後方向に沿って一体化している。
また、この実施例では、上述のアンダカバー70はその主要部が不織布で構成されている。具体的には、不織布にバインダとしての樹脂を含浸、または多層構造としたものを押し固めて構成しており、このように、アンダカバー70の主要部を不織布で構成することにより、複雑なエッジ形状を形成しにくい素材(不織布)を有効活用して、不織布の特質である軽量な点と吸音性に優れる点とを活かして、軽量化と静粛化とを達成するよう構成したものである。
図2,図3に示すように、アンダカバー70はその前側部材71および後側部材72に車両前後方向に延びる略平坦な床面73,74を有しており、前側部材71の床面73の前部には、床下走行風Xの車幅方向外側への流出を防ぐ目的で車両前後方向に延びる第1縦壁75が設けられている。
図4に示すように、上述の第1縦壁75は、車幅方向断面が凹形状の第1縦壁部76における車幅方向内側の側壁で形成されたものである。また、この第1縦壁75は、図3に示すように、前側部材71の車両前後方向の長さの約半分にわたって形成されると共に、第1縦壁75の上下寸法は、その前後方向中間部から後端にかけて漸減するように形成されている。
上述の第1縦壁75に対して車両後方に離間し、かつ車幅方向外側に位置する第1剥離部77が、後側部材72の前部に設けられている(図2,図3参照)。
この第1剥離部77は、図11に示すように、後方かつ下方に傾斜する傾斜面78と、図2,図3に示すように、この傾斜面78の直下流において開口形成されたスリット79とから形成されており、該スリット79は離間して車幅方向に一直線状に複数設けられている。
これにより、流速が遅い床下走行風X(図2参照)が、流速が速く圧力の低い車体側面流Y(図2参照)に引込まれ、車体側面流Yを乱したり、リヤサスペンション装置に当って空力抵抗が増加しないように、縦壁や剥離部を設けるものにおいて、上述の第1縦壁75と第1剥離部77とを車両前後方向に離間させて、最小限の剥離部で床下走行風Xを剥離し、後述する補機(キャニスタ83参照)や車体構造のレイアウト性の向上と空力抵抗の低下とを両立させるように構成したものである。
図5に示すように、上述の第1縦壁75と第1剥離部77との間には、車体の床面を下方から覆うアンダカバー70の下方膨出部80が設けられており、この下方膨出部80の下面は略平坦に形成されている。
上述の下方膨出部80は、図4で示した第1縦壁75の上端から横方向に延びる前部床面81に対して下方へ膨出しており、前側部材71の床面73と面一状に形成されている。
図6,図7,図8,図9に示すように、後側部材72にも上述の下方膨出部80と上下方向において面一状となる下方膨出部82が設けられており、この下方膨出部82は後側部材72の床面74と面一状に形成されている。
図5に示すように、アンダカバー70に下方膨出部80を設け、その下面を略平坦に形成することで、アンダカバー70により床下走行風Xの整流性を高め、特に、下方膨出部80の下面を略平坦に成すことで、床下走行風Xの流れを阻害しないように構成している。
また、図2,図5に示すように、アンダカバー70の下方膨出部80の上部には、補機の一例としてキャニスタ83(蒸発燃料吸着装置)を配置しており、このキャニスタ83をアンダカバー70で保護するように構成している。
ここで、上述の補機としては、キャニスタ83に代えて、排ガス浄化装置(いわゆるSCR)、蓄電ユニット、車両コントロールユニット、非接触充電ユニット等の電装品などの他の補機であってもよい。
さらに、図7,図8に示すように、後側部材72の下方膨出部82においては、燃料タンク28の下部を当該下方膨出部82側へ拡張形成している。この実施例では、燃料タンク28の左側下部のみを下方へ拡張形成したが、右側下部のみを下方へ拡張形成してもよく、左右両側下部をそれぞれ下方へ拡張形成してもよい。
図2,図3,図7,図8に示すように、上述の第1剥離部77の車幅方向内側端よりも車幅方向外側で、かつ車両後方に離間した位置には、後側部材72と一体に車両の前後方向に延びる第2縦壁84が設けられている。
図8に示すように、この第2縦壁84は後側部材72の下方膨出部82よりもさらに下方に突出して、車両の前後方向に延びるビード形状のものである。
上述の第2縦壁84は第1剥離部77と車両後方に離間しており、後側部材72の成形性を確保すると共に、第1剥離部77の車幅方向内側端を通って車幅方向外側に逃げようとする床下走行風Xを、該第2縦壁84でガイドして車幅方向外側に逃げないようにするものである。つまり、最小限の第2縦壁84で、第1剥離部77後方において車幅方向外側に逃げようとする床下走行風Xを効果的に整流すると共に、該第2縦壁84で後側部材72の補強をも兼ねるように構成している。
図2,図3に示すように、上述の第1剥離部77の車幅方向内側端よりも車幅方向外側で、かつ車両後方に離間した位置には、後側部材72と一体に第2剥離部85が設けられている。
この第2剥離部85は、図1のH−H線矢視断面図を図11に示すように、後方かつ下方へ傾斜する傾斜面86と、当該傾斜面86の後端エッジ87とから形成したものである。
この実施例では、第2剥離部85は、第2縦壁84の前寄りの位置で、かつ第2縦壁84よりも車幅方向外側に形成されている。
これにより、第2剥離部85の車幅方向内側における下方膨出部82でのレイアウト性の向上を図りつつ、図11に矢印で示す床下走行風Xを第1剥離部77と第2剥離部85とで2段階に後方かつ下方へ案内して、第2剥離部85のさらに後方に位置するリヤサスペンション装置等に走行風Xが当たるのを防止し、後輪41の図示しないブレーキ装置へ走行風Xが当たるのを許容すべく構成している。
ここで、上述の第2剥離部85は、その後方に後輪41およびトレーリングアーム45が近接するため、車両後進時に地面上に積もった雪と干渉する可能性が低い。このため、後端を切った形状の走行風剥離用の後端エッジ87と成している。
図2,図3に示すように、上述の第1縦壁75よりも車幅方向内側には、前側部材71の前後方向の略全長にわたって車両前後方向に延びる第3縦壁88が設けられている。
図4に示すように、上述の第1縦壁75と対応する位置の第3縦壁88は、車幅方向断面が凹形状の第3縦壁部89における車幅方向内側の側壁で形成されたものであり、図3,図5に示すように、前側部材71の床面73と対応する位置の第3縦壁88は、下方膨出部80の車幅方向内側端から上方に立上がる立上り壁で形成されたものである。
図2,図3に示すように、上述の第3縦壁88よりも車幅方向外側で、かつ第1剥離部77および第2剥離部85よりも後方に離間して第3剥離部90が設けられている。同図に示すように、この実施例では、第3剥離部90は第2剥離部85に対して車幅方向内側の後側部材72に設けられている。
図12は図1のI−I線に沿う要部の矢視断面図、図13は左側のアンダカバーにおける後部の構造を示す斜視図、図14は図13のJ−J線矢視断面図である。
図2,図3,図12,図13,図14に示すように、上述の第3剥離部90は、下方かつ後方に傾斜する傾斜面91と、この傾斜面91の直下流に開口形成されたスリット92とから形成されており、該スリット92は離間して車幅方向に一直線状に複数設けられている。
このように、第3縦壁88よりも車幅方向外側で、かつ第1剥離部77より後方に離間して第3剥離部90を設けることで、第3縦壁88により中央床下風Z(この実施例では、図2に示すトンネル風)の側方への流出を遅らせ、かつ第3剥離部90により当該中央床下風Zを効率的に剥離するように構成したものである。また、第1縦壁75よりも内側の床下風(中央床下風Z)の車幅方向外側への移動を第3縦壁88にて抑制することができ、かつ、第1剥離部77よりも後方に第3剥離部90を設けることで、略平坦な下面(床面74参照)の拡大を図るように構成したものである。
図12に床下風(この位置の床下風は図2で示した床下走行風Xと中央床下風Zとの双方)の流れを示すように、スリット92が存在する場合には、同図に実線矢印で示すように、床下風はスリット92で効果的に剥離される一方、スリット92が存在しない場合には、同図に仮想線矢印で示すように、当該部位におけるアンダカバー70(主要部が不織布で形成されたアンダカバー)の下面後端の曲率半径が大きくなるため、床下風は剥離しにくく上方へずれた軌跡となる。
図13に示すように、複数のスリット92,92間には、柱状部93が形成される一方、図12,図14に示すように、上述の傾斜面91後端からスリット92を介して上方に延びる縦壁94が一体形成されている。
図13に示すように、上述の縦壁94に対して車幅方向内側にオフセットした位置には、上方に隆起した取付け部95が一体形成されている。この取付け部95は、図3,図10にも示すように、下方および後方が開放された隆起形状の取付け部であって、図10に示すように、タンク固定バンド29に予め一体化されたブラケット96にファスナ97を用いて固定されている。
図10,図13に示すように、上述の取付け部95よりも車両前方側における床面74には、該取付け部95の隆起高さよりもその隆起高さが低い円錐台形状の取付け部98が床面74から上方に隆起形成されている。この取付け部98は、図10に示すように、下方が開放された隆起形状の取付け部であって、該取付け部98は、図10に示すように、タンク固定バンド29に予め一体化されたブラケット99にファスナ100を用いて固定されている。
図10,図13に示すように、前後の取付け部98,95の間におけるアンダカバー70には、上方に窪んで前高後低状に傾斜する凹部101が形成されており、この凹部101の下面には床下風Zを剥離する弾性部材製のフィン102が、ファスナなどの取付け部材(図示せず)を用いて固定されている。
図10に床下風(この位置の床下風は、主に図2で示した中央床下風Z)の流れを示すように、フィン102が存在する場合には、同図に実線矢印で示すように、床下風はフィン102後端の剥離点で効果的に剥離される一方、フィン102が存在しない場合には、同図に仮想線矢印で示すように、床下風は上方へずれた軌跡となる。
ところで、図1のC−C線矢視断面図である図6に示すように、アンダカバー70の左右の取付け部103(図2参照)は、ファスナまたはボルト、ナットなどの取付け部材104を用いて、車体側、この実施例ではサイドシルインナ9に固定されている。
また、図1のD−D線矢視断面図である図7に示すように、アンダカバー70の左右の取付け部105(図2参照)は、ファスナまたはボルト、ナットなどの取付け部材106を用いて、車体側、この実施例ではフロアフレームアンダパネル33とガセット34とが上下にオーバラップする重合位置に固定されている。
さらに、図2,図3に示すように、アンダカバー70の前側部材71には、図4で示したフロアフレームロア15に取付けられる円錐台形状の取付け部107,108が一体形成されている。
上述の取付け部107,108は下方が開放されたテーパコーン状の取付け部であって、これら各取付け部107,108の下端上流側つまり前側には、上流から下流にかけて下方に傾斜するガイド面107a,108aが、取付け部107,108の開口周面に沿って円弧状に一体形成されており、このガイド面107a,108aで床下走行風Xを下方かつ後方に案内することで、該床下走行風Xが取付け部107,108内に流入して渦が発生することを防止すべく構成している。
なお、図1において、109,110,111はトンネルクロスメンバ、図9,図10において、112はスタビライザである。また、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示し、矢印UPは車両上方を示し、矢印LOは車両下方を示す。
このように、上記実施例の自動車の床下構造は、車体の床下における前輪55と後輪41との間に床下整流部(アンダカバー70参照)が設けられた自動車の床下構造であって、上記床下整流部(アンダカバー70)は、車両前後方向に延びる略平坦な床面73,74の前部に、床下走行風Xの車幅方向外側への流出を防ぎ車両前後方向に延びる第1縦壁75が設けられると共に、該第1縦壁に対して車両後方に離間し、かつ車幅方向外側に位置する第1剥離部77が設けられたものである(図1,図2,図3参照)。
この構成によれば、流速が遅い床下走行風Xが、流速が速く圧力の低い車体側面流Yに引込まれ、車体側面流Yを乱したり、リヤサスペンション装置に当って空力抵抗が増加しないように、縦壁や剥離部を設けるものにおいて、第1縦壁75と第1剥離部77とを車両前後方向に離間させて、最小限の剥離部で床下風を剥離することができ、補機(キャニスタ83参照)や車体構造のレイアウト性の向上と空力抵抗の低下とを両立させることができる。
詳しくは、第1縦壁75と第1剥離部77とを車両前後方向に離間させ、この間を補機やフレーム構造用のスペースとして有効利用することができ、かつ第1剥離部77が第1縦壁75に対して車幅方向外側にずれているので、その車幅方向内側の部分を、上述の補機やフレーム構造用のスペースとして有効利用することができる。
また、上記第1縦壁75と第1剥離部77との間に、第1縦壁75の下端よりも上方まで路面との干渉防止スペースを設けることもできる。
また、この発明の一実施形態においては、上記第1縦壁75と上記第1剥離部77との間に、車体の床面を下方から覆うアンダカバー70の下方膨出部80が設けられ、該下方膨出部80の下面は略平坦に形成されたものである(図3,図5参照)。該下方膨出部80の下面は、上記縦壁部75の下端と同等の高さまで下方に膨出しているが、縦壁部75の下端よりも下方まで膨出させても良い。
この構成によれば、アンダカバー70により床下走行風Xの整流性を高めることができ、特に、上記下方膨出部80の下面を略平坦に形成したので、床下走行風Xの流れを阻害することはなく、また、アンダカバー70上に補機(キャニスタ83参照)を設けた場合には、当該補機をアンダカバー70で保護することができる。
要するに、アンダカバー70の下方膨出部80上方のレイアウト性を向上しつつ、空力性能の悪化を抑えることができる。
さらに、この発明の一実施形態においては、上記第1剥離部77の車幅方向内側端より車幅方向外側で、かつ車両後方に離間して第2縦壁84が設けられたものである(図3,図8参照)。
この構成によれば、第2縦壁84が第1剥離部77と離間しているので、その成形性がよく、しかも、第1剥離部77の車幅方向内側端を通って車幅方向外側に逃げようとする床下走行風Xを第2縦壁84でガイドして車幅方向外側に逃げないようにすることができる。
つまり、最小限の第2縦壁84で、第1剥離部77後方において車幅方向外側に逃げようとする床下走行風Xを効果的に整流することができると共に、当該第2縦壁84によりアンダカバー70の補強を行なうこともできる。
この発明の一実施形態においては、上記第1剥離部77の車幅方向内側端より車幅方向外側で、かつ車両後方に離間して第2剥離部85が設けられたものである(図2,図11参照)。
この構成によれば、第2剥離部85の車幅方向内側におけるレイアウト性の向上を図りつつ、床下走行風Xを第1剥離部77と第2剥離部85とで2段階に後方かつ下方に案内し、後方に位置するリヤサスペンション装置等に走行風が当たるのを防止することができる。
また、この発明の一実施形態においては、上記第1縦壁75よりも車幅方向内側には、車両後方に延びる第3縦壁88が設けられ、該第3縦壁88よりも車幅方向外側で、かつ上記第1剥離部77より後方に離間して第3剥離部90が設けられたものである(図2,図13,図14参照)。
この構成によれば、上述の第3縦壁88で中央床下風Zの側方への流出を遅らせ、かつ、第3剥離部90により当該中央床下風Zを効率的に剥離することができる。
また、第1縦壁75よりも内側の床下風(中央床下風Z)の車幅方向外側への移動を第3縦壁88にて抑制することで、第1剥離部77よりも後方に第3剥離部90を設けて、略平坦な下面(床面74参照)の拡大を図ることができる。
さらに、この発明の一実施形態においては、上記アンダカバー70はその主要部が不織布状、または布状、または所定方向に揃えられた繊維で構成されたものである。
この構成によれば、アンダカバー70の主要部を不織布状、または布状、または所定方向に揃えられた繊維で構成したので、複雑なエッジを形成しにくい素材を有効活用し、例えば、不織布や繊維が軽量かつ吸音性に優れているので、空力性能の向上と軽量かつ静粛化とを達成することができる。
図15は自動車の床下構造の他の実施例を、左右のアンダカバー70L,70Rを取外した状態で示す底面図である。
先の実施例においては、図2,図5,図9で示したように、アンダカバー70の下方膨出部80の上部に、補機の一例としてキャニスタ83を配設したが、図15に示すこの実施例では、補機に代えて、トンネルクロスメンバ110,111と対応する位置において、トンネルメンバ3とサイドシルインナ9とを車幅方向に連結するフレーム構造としてのクロスメンバ113,114を設けたものである。
このように構成すると、アンダカバー70の第1縦壁75と第1剥離部77との車両前後方向離間構造を有効利用して、上述のクロスメンバ113,114を配置することができ、該クロスメンバ113,114により車両の側突耐力の向上を図ることができる。
図15に示す実施例においても、車体の床下における前輪55と後輪41との間には、床下整流部としてのアンダカバー70が設けられるものであり、図15に示すこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については、先の実施例とほぼ同様であるから、図15において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の床下整流部は、実施例のアンダカバー70に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記床下整流部は、アンダカバー70に代えてフロアパネル1により形成してもよい。また、この発明の自動車の床下構造は、電気自動車のようなトンネル部2を有さない自動車に採用してもよい。
また、略平坦な下面とは、縦壁と剥離部との間において、大部分、例えば7割以上の範囲が実質的に平坦な面であればよく、補強用のビードや、ボルトやファスナ等の取付け部(107,107a,108,108a)やサービスホール等の凹凸や孔が、多少であればあってもよい。
また、フレーム等の補強構造とは、フロアパネルと一体に接合された補強部材の他、車体とボルト締結等の既存の連結方法で連結される別体の補強部材、フロアパネル等の車体床面を構成するパネルに形成された上下方向に厚みのあるビードやハニカム状の断面形状であってもよい。
以上説明したように、本発明は、車体の床下における前輪と後輪との間に床下整流部が設けられた自動車の床下構造について有用である。
41…後輪
55…前輪
70…アンダカバー(床下整流部)
73,74…床面
75…第1縦壁
77…第1剥離部
80…下方膨出部
84…第2縦壁
85…第2剥離部
88…第3縦壁
90…第3剥離部

Claims (6)

  1. 車体の床下における前輪と後輪との間に床下整流部が設けられた自動車の床下構造であって、
    上記床下整流部は、車両前後方向に延びる略平坦な床面の前部に、床下走行風の車幅方向外側への流出を防ぎ車両前後方向に延びる第1縦壁が設けられると共に、
    該第1縦壁に対して車両後方に離間し、かつ車幅方向外側に位置する第1剥離部が設けられたことを特徴とする
    自動車の床下構造。
  2. 上記第1縦壁と上記第1剥離部との間に、車体の床面を下方から覆うアンダカバーの下方膨出部が設けられ、
    該下方膨出部の下面は略平坦に形成された
    請求項1記載の自動車の床下構造。
  3. 上記第1剥離部の車幅方向内側端より車幅方向外側で、かつ車両後方に離間して第2縦壁が設けられた
    請求項1または2記載の自動車の床下構造。
  4. 上記第1剥離部の車幅方向内側端より車幅方向外側で、かつ車両後方に離間して第2剥離部が設けられた
    請求項1〜3の何れか一項に記載の自動車の床下構造。
  5. 上記第1縦壁よりも車幅方向内側には、車両後方に延びる第3縦壁が設けられ、
    該第3縦壁よりも車幅方向外側で、かつ上記第1剥離部より後方に離間して第3剥離部が設けられた
    請求項1〜4の何れか一項に記載の自動車の床下構造。
  6. 上記アンダカバーはその主要部が不織布状、または布状、または所定方向に揃えられた繊維で構成された
    請求項2〜5の何れか一項に記載の自動車の床下構造。
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