JP2016197545A - 二次電池の制御装置 - Google Patents

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裕之 海谷
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広規 田代
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Yuji Nishi
勇二 西
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Masafumi Nose
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Abstract

【課題】二次電池の発熱量を精度よく算出することによって二次電池の入出力電力を適切に制限する。【解決手段】ECUは、電池(リチウムイオン二次電池)の電圧、電流および温度に基づいて電池内部の負極に析出している活性リチウム量と不活性リチウム量とに区別して算出し、活性リチウム量による発熱量と不活性リチウム量による発熱量とを区別して算出した結果を用いて電池の発熱量を算出する。ECUは、算出された電池の発熱量がしきい値を超えないように電池の入出力可能電力の制限を行なう。【選択図】図3

Description

本発明は、負極表面に析出し得る反応関与物質を電解液中に含む二次電池の制御装置に関する。
特開2013−101884号公報(特許文献1)には、リチウムイオン二次電池の発熱量を推定し、推定された発熱量を考慮してリチウムイオン二次電池の温度を推定し、推定された温度が所定温度よりも高い場合にはリチウムイオン二次電池に流れる電流を制限することが開示されている。
特開2013−101884号公報 特開2014−126411号公報 国際公開WO2013/111186号
リチウムイオン二次電池は、負極表面に析出し得る反応関与物質を電解液中に含む二次電池である。すなわち、リチウムイオン二次電池の電解液中にはリチウムイオンが含まれており、充電時には、電解液中に溶解していたリチウムイオンが負極表面に金属リチウムとなって析出する場合がある。負極表面に析出したリチウムは、周囲の電解液と反応し、安定な化合物になる過程で発熱する。そのため、電池の発熱量を精度よく推定するためには、リチウムの析出量を考慮することが望ましい。
ところが、負極表面に析出したリチウムには、電解液に再び溶解して電気化学反応に寄与することができる活性リチウムと、電解液に溶解できず電気化学反応に寄与することができない不活性リチウムとが含まれる。不活性リチウムの発熱量と活性リチウムの発熱量とは異なることが近時の研究調査等で分っている。そのため、単にリチウムの析出量(活性リチウムと不活性リチウムとの合計量)に基づいて電池の発熱量を算出すると、発熱量の算出精度が低下することが懸念される。加えて、たとえば特許文献1のように二次電池の発熱量に基づいて二次電池に入力される電流を制限する場合には、二次電池に入力される電流を適切に制限できなくなることが懸念される。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、二次電池の発熱量を精度よく算出することによって二次電池の入出力電力を適切に制限することである。
(1) この発明に係る制御装置は、負極に析出し得る反応関与物質を電解液中に含む二次電池の制御装置であって、二次電池の状態を監視する監視部と、制御部とを備える。制御部は、監視部による監視結果に基づいて二次電池の負極に析出した反応関与物質の活性成分の量と不活性成分の量とを算出し、活性成分の量および不活性成分の量に基づいて二次電池の発熱量を算出し、二次電池の発熱量に基づいて二次電池の入出力電力を制限する。
このような構成によれば、制御部は、負極に析出した反応関与物質の活性成分の量と不活性成分の量とを区別して算出し、区別して算出された活性成分の量および不活性成分の量に基づいて二次電池の発熱量を算出する。そのため、単に負極に析出した反応関与物質の量(活性成分および不活性成分の合計量)から二次電池の発熱量を算出する場合に比べて、二次電池の発熱量を精度よく算出することができる。そして、制御部は、精度よく算出された二次電池の発熱量に基づいて二次電池の入出力電力を制限する。その結果、二次電池の入出力電力を適切に制限することができる。
(2) 好ましくは、制御部は、負極に析出した反応関与物質と負極との第1接触面積に応じて活性成分の量を算出し、負極に析出した反応関与物質と電解液との第2接触面積に応じて不活性成分の量を算出する。
負極に析出した反応関与物質の活性成分は、負極との接触面において溶解し、電解液との接触面において不活性成分に変化する。そのため、上記構成のように、負極に析出した反応関与物質と負極との第1接触面積に応じて活性成分の量を算出し、負極に析出した反応関与物質と電解液との第2接触面積に応じて不活性成分の量を算出することによって、活性成分の量および不活性成分の量を精度よく算出することができる。
(3) 好ましくは、制御部は、二次電池の負荷に基づいて第1接触面積および第2接触面積を算出する。
第1接触面積および第2接触面積は、二次電池の負荷に応じて変化する。そのため、上記構成のように、二次電池の負荷に基づいて第1接触面積および第2接触面積を算出することによって、第1接触面積および第2接触面積を固定値とする場合に比べて、活性成分の量および不活性成分の量をより精度よく算出することができる。
(4) 好ましくは、制御部は、二次電池の電流および温度に基づいて第1接触面積を算出し、二次電池の充電継続時間に基づいて第2接触面積を算出する。
第1接触面積は二次電池の電流および温度に応じて変化し、第2接触面積は二次電池の充電継続時間が長いほど大きくなる。そのため、上記構成のように、二次電池の電流および温度に基づいて第1接触面積を算出し、二次電池の充電継続時間に基づいて第2接触面積を算出することによって、第1接触面積および第2接触面積を固定値とする場合に比べて、活性成分の量および不活性成分の量をより精度よく算出することができる。
(5) 好ましくは、制御部は、電解液の分解に基づく発熱量と、活性成分の量に基づく発熱量と、不活性成分の量に基づく発熱量とを合計した値を、二次電池の発熱量として算出する。
二次電池の発熱量は、電解液の分解による発熱、負極に析出した反応関与物質の活性成分による発熱および不活性成分による発熱によって増加する。そのため、上記構成のように、電解液の分解に基づく発熱量と活性成分の量に基づく発熱量と不活性成分の量に基づく発熱量とを合計した値を二次電池の発熱量として算出することによって、二次電池の発熱量を精度よく算出することができる。
車両の全体構成図である。 電池の負極表面に析出するリチウムの変化を模式的に示す図である。 ECUの処理手順を示すフローチャート(その1)である。 電池使用範囲を模式的に示す図(その1)である。 電池使用範囲を模式的に示す図(その2)である。 ECUの処理手順を示すフローチャート(その2)である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[車両の全体構成]
図1は、本発明の実施の形態による二次電池の制御装置が搭載される車両1の全体構成図である。車両1は、エンジン10と、第1モータジェネレータ(以下「第1MG」ともいう)20と、第2モータジェネレータ(以下「第2MG」ともいう)30と、動力分割装置40と、PCU(Power Control Unit)60と、電池Bと、ECU(Electronic Control Unit)100とを備える。
車両1は、エンジン10および第2MG30の少なくとも一方から出力される動力によって走行するハイブリッド車両である。なお、本発明を適用可能な車両は図1に示すハイブリッド車両に限定されず、他の構成を有するハイブリッド車両やエンジンを備えずモータジェネレータを備える電気自動車であってもよい。
エンジン10の動力は、動力分割装置40によって駆動輪2へ伝達される経路と第1MG20へ伝達される経路とに分割される。
第1MG20は、動力分割装置40によって分割されたエンジン10の動力を用いて発電する。第2MG30は、電池Bに蓄えられた電力および第1MG20により発電された電力の少なくとも一方を用いて動力を発生する。第2MG30の動力は、駆動輪2に伝達される。なお、車両1の制動時等には、駆動輪2により第2MG30が駆動され、第2MG30が発電機として動作する。これにより、第2MG30は、車両の運動エネルギを電力に変換する回生ブレーキとしても機能する。第2MG30により発電された回生電力は、電池Bに蓄えられる。
PCU60は、電池Bと第1MG20および第2MG30との間で電力変換を行なう。PCU60を作動させることによって、電池Bに蓄えられた電力で第1MG20および/または第2MG30が駆動されたり、第1MG20および/または第2MG30が発電した電力で電池Bが充電されたりする。
電池Bは、第1MG20および第2MG30を駆動するための電力を蓄える、リチウムイオン二次電池である。リチウムイオン二次電池においては、正極の活物質としてコバルト酸リチウム等のリチウム金属酸化物を用い、負極の活物質としてグラファイト等の炭素材が用いることができる。また、イオン化されたリチウム(反応関与物質)を正極と負極との間で伝導するイオン伝導体は、たとえば、電解液を浸透させた樹脂によって構成することができる。また、たとえば、いわゆる非水電解液を電解液として使用してもよい。
リチウムイオン二次電池においては、放電時には、負極の活物質の界面上でリチウムイオン及び電子を放出する化学反応が起こり、正極の活物質の界面上でリチウムイオン及び電子を吸収する化学反応が起こる。逆に、充電時には、負極の活物質の界面上でリチウムイオン及び電子を吸収する化学反応が起こり、正極の活物質の界面上でリチウムイオン及び電子を放出する化学反応が起こる。
なお、本実施の形態においては、電池Bをリチウムイオン電池とする場合について説明するが、電池Bはリチウムイオン電池に限定されるものではなく、負極表面に析出し得る反応関与物質を電解液中に含む二次電池であればよい。
さらに、車両1は、監視ユニット3を備える。監視ユニット3は、電池Bの状態、具体的には電池電圧Vb、電池電流Ibおよび電池温度Tbなどを監視(検出)し、監視結果をECU100に出力する。
ECU100は、図示しないCPU(Central Processing Unit)およびメモリを内蔵し、当該メモリに記憶された情報や各センサからの情報に基づいて車両1の各機器を制御する。
ECU100は、監視ユニット3の検出結果に基づいて、電池BのSOC(State Of Charge、満充電容量に対する残存容量の比)を算出する。SOCの算出方法としては、電池Bの開回路電圧(OCV)とSOCとの関係を用いて算出する方法や、電池電流Ibを積算して算出する方法等、種々の公知の手法を用いることができる。
ECU100は、電池BのSOCなどに基づいて、電池Bの入力可能電力WIN(単位はワット)を設定する。ECU100は、電池Bに入力される電力Pinの大きさが入力可能電力WINを超えないように第1MG20および第2MG30を制御する。
同様に、ECU100は、電池BのSOCなどに基づいて、電池Bの出力可能電力WOUTを設定する。ECU100は、電池Bから出力される電力Poutの大きさが出力可能電力WOUTを超えないように第1MG20および第2MG30を制御する。
[電池Bの発熱量に基づくWIN/WOUT制限]
電池Bにおいて、たとえば過充電などにより電池Bの温度が高温になると、正極表面および負極表面での電解液分解などの発熱反応が加速される。このときの発熱量が過剰であると、発熱量が放熱量よりも大きくなり電池Bが過熱されることが懸念される。このため、過充電などによる電池Bの過熱を防止するためには、電池Bの発熱量を精度よく推定し、推定された発熱量が過熱に至るしきい値Qthを超えないように電池Bの入出力電力を制限することが望ましい。
過充電時の電池Bの発熱量(以下「電池発熱量Q」ともいう)は、上述のように電解液分解によって増加するが、それだけでなく負極表面に析出したリチウムによっても増加することが知られている。すなわち、当業者には周知であるように、リチウムイオン二次電池においては、充電時に負極表面にリチウムが析出する。負極表面に析出したリチウムは、周囲の電解液と反応し、安定な化合物(炭酸リチウム、フッ化リチウム)になる過程で発熱する。この発熱によって電池発熱量Qが増加するため、電池発熱量Qを精度よく推定するためには、リチウムの析出量を算出し、算出されたリチウムの析出量を考慮して電池発熱量Qを算出することが望ましい。
ところで、負極表面に析出したリチウムには、負極電位に応じて再び電解液に溶解することができる活性リチウムと、電解液と反応して不動態被膜となり、もはや電気化学反応に寄与しなくなる不活性リチウムとが含まれる。
図2は、電池Bの負極表面に析出するリチウムの変化を模式的に示す図である。電池Bの充電時には、図2の状態(A)から状態(B)への変化に示すように、負極表面に活性リチウムが可逆的に析出する。すなわち、析出した活性リチウムは、負極電位に応じて再び電解液に溶解し得る。活性リチウムの析出および溶解は、活性リチウムと負極との接触面(図2の「S」参照)において生じる。
ところが、負極表面に析出した活性リチウムの一部は、図2の状態(B)から状態(C)への変化に示すように、電解液と反応して不活性リチウムに不可逆的に変化する。不活性リチウムは、活性リチウムと電解液との接触面(図2の「S」参照)において生じる。
このように、負極表面に析出したリチウムには、活性リチウムと不活性リチウムとが含まれる。活性リチウムおよび不活性リチウムは、どちらも周囲の電解液と反応し安定な化合物になる過程で発熱する。しかしながら、不活性リチウムによる発熱量と活性リチウムによる発熱量とは異なること、具体的には不活性リチウムによる発熱量の増加量q(単位:kJ/g)は活性リチウムによる発熱量の増加量q(単位:kJ/g)よりも小さいことが分っている。
そこで、本実施の形態によるECU100は、監視ユニット3による監視結果(電池電圧Vb、電池電流Ibおよび電池温度Tb)に基づいて電池B内部の負極に析出している活性リチウム量mと不活性リチウム量mとを区別して算出し、活性リチウム量mによる発熱量と不活性リチウム量mによる発熱量とを区別して算出した結果を用いて電池発熱量Qを算出する。このように、活性リチウムによる発熱量と不活性リチウムによる発熱量とを区別して算出した結果を用いて電池発熱量Qを算出するため、単にリチウム析出量(活性リチウムと不活性リチウムとの合計量)から電池発熱量Qを算出する場合に比べて、電池発熱量Qを精度よく算出することができる。
そして、ECU100は、精度よく算出された電池発熱量Qがしきい値Qthを超えないように電池Bの入出力可能電力(WIN/WOUT)の制限を行なう。これにより、電池Bの入出力電力を適切に制限することができる。すなわち、電池発熱量Qがしきい値Qthを超えない範囲ではリチウム析出を許容してWIN/WOUTの制限を緩和することで、より限界まで電池Bの性能を引き出すことができ、車両1の燃費および走行性能を向上させることができる。一方、電池発熱量Qがしきい値Qthを超えそうになった場合には、WIN/WOUTの制限を強化してリチウム析出を抑制することで、電池Bの過熱を抑えることができる。
図3は、ECU100がWIN/WOUTの制限を行なう場合の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは所定周期で繰り返し実行される。
ステップ(以下、ステップを「S」と略す)10にて、ECU100は、監視ユニット3から電池電圧Vb、電池電流Ibおよび電池温度Tbを取得する。
S11にて、ECU100は、電池電圧Vb、電池電流Ibおよび電池温度Tbに基づいて、活性リチウムの析出溶解速度Vおよび不活性化速度Vを算出する。
負極との接触面において析出した活性リチウムは負極との接触面において溶解するため、活性リチウムの析出溶解速度Vは、活性リチウムと負極との接触面積Sに依存すると考えられる(図2参照)。そのため、ECU100は、リチウムの析出溶解速度Vを下記の式(1)を用いて算出する。
=i×S …(1)
本実施の形態においては、接触面積Sは、実験結果等によって決められた固定値であり、ECU100の内部メモリに予め記憶される。
式(1)中、「i」は負極における活性リチウムの析出溶解反応の電流密度である。この電流密度iは、たとえば、負極における過電圧と電流値との関係を示すバトラー・ボルマーの関係式に基づき、下記の式(2)を用いて算出することができる(たとえば特許文献1参照)。
Figure 2016197545
式(2)中、「i03」はリチウム(反応関与物質)の析出溶解反応の交換電流密度であり、「α」は酸化反応(添え字a)及び還元反応(添え字c)の移動係数であり、「F」はファラデー定数であり、「R」は気体状数であり、「T」は活性リチウムの温度であり、「η」は活性リチウムの析出溶解反応の過電圧である。交換電流密度i03は、反応速度係数に対応し、実験結果等によって予め決めておくことができる。移動係数α,α、ファラデー定数F、気体状数Rはいずれも固定値である。活性リチウムの温度Tおよび析出溶解反応の過電圧ηは、電池電圧Vb、電池電流Ibおよび電池温度Tbをパラメータとして算出することができる。
析出溶解反応の電流密度iを算出するための式(2)には、析出項と溶解項とが含まれ、析出項が正の値、溶解項が負の値として表される。したがって、析出項が溶解項よりも大きい時に電流密度iは正の値となり、逆に、溶解項が析出項よりも大きい時に電流密度iは負の値となる。
一方、活性リチウムは電解液との接触面で不活性化するため、活性リチウムの不活性化速度Vは、活性リチウムと電解液との接触面積Sに依存すると考えられる(図2参照)。そのため、ECU100は、リチウムの不活性化速度Vを下記の式(3)を用いて算出する。
=i×S …(3)
本実施の形態においては、接触面積Sは、実験結果等によって決められた固定値であり、ECU100の内部メモリに予め記憶される。
式(3)中、「i」は負極における活性リチウムの不活性化反応の電流密度である。この電流密度iは、たとえば、負極における過電圧と電流値との関係を示すバトラー・ボルマーの関係式に基づき、下記の式(4)を用いて算出することができる(たとえば特許文献1参照)。
Figure 2016197545
式(4)中、「i04」はリチウムの不活性化反応の交換電流密度であり、「η」はリチウムの不活性化反応の過電圧である。その他は上述の式(2)で用いたものと同じである。交換電流密度i04は、反応速度係数に対応し、実験結果等によって予め決めておくことができる。活性リチウムの不活性化反応の過電圧ηは、電池電圧Vb、電池電流Ibおよび電池温度Tbなどをパラメータとして算出することができる。
不活性化反応の電流密度iを算出するための式(4)は、不活性化反応が不可逆的な反応であることに対応させて、不活性化項のみが含まれ、溶解項は含まれない。
析出溶解速度Vおよび不活性化速度Vを算出した後、ECU100は、S12にて、電池B内部の負極に析出している活性リチウム量m(単位:g)および不活性リチウム量m(単位:g)を算出する。ECU100は、下記の式(5)および式(6)を用いて活性リチウム量mおよび不活性リチウム量mをそれぞれ算出する。
=k×∫(V)dt …(5)
=k×∫(V)dt …(6)
式(5)中、「∫(V)dt」は、リチウムの析出溶解速度Vを時間積分したもので、活性リチウム量に対応する電荷量である。「k」は、∫(V)dtを活性リチウム量mに換算するための係数である。
式(6)中、「∫(V)dt」は、リチウムの不活性化速度Vを時間積分したもので、不活性リチウム量に対応する電荷量である。「k」は、∫(V)dtを不活性リチウム量mに換算するための係数である。
S13にて、ECU100は、活性リチウム量mおよび不活性リチウム量mを用いて電池発熱量Q(過充電時の電池Bの発熱量)を算出する。ECU100は、下記の式(7)を用いて電池発熱量Qを算出する。
Q=Q+q×m+q×m …(7)
式(7)中、「Q」はリチウムが析出していないときの電解液分解による過充電時の発熱量(単位:kJ)であり、「q」は活性リチウムによる単位質量あたりの発熱量の増加量(単位:kJ/g)であり、「q」は不活性リチウムによる単位質量あたりの発熱量の増加量(単位:kJ/g)である。
本実施の形態において、式(7)中のQ、q、qは、いずれも実験結果等によって決められた固定値であり、ECU100の内部メモリに予め記憶される。なお、Q、q、qは、過充電時の温度や通電条件などに応じて変化し得るため、最悪値(もっとも発熱量が多いときの値)とすることが望ましい。また、温度や通電条件などに応じてQ、q、qの値を変化させるようにしてもよい。
S14にて、ECU100は、電池発熱量Qがしきい値Qth未満であるか否かを判定する。
電池発熱量Qがしきい値Qth未満である場合(S14にてYES)、ECU100は、S15にて、WIN/WOUT制限量を最大値よりも小さくして(すなわちWIN/WOUTの大きさを増加させて)、電池Bへの入出力電力の制限を緩和する。
S15の処理において、現在だけでなく今後においても電池発熱量Qがしきい値Qthを超えないようにするためにはWIN制限量を大きくする方が望ましいが、WIN制限量を大きくすることによって車両1の燃費が悪化することが懸念される。そのため、車両1の燃費向上のためには、リチウムの析出を許容できる範囲においては、WIN制限量をできるだけ小さくすることが望ましい。
そこで、ECU100は、電池発熱量Qがしきい値Qthから所定値hを減じた値未満である場合(Q<Qth−hである場合)には、WIN制限量を小さくして電池Bへの入力制限を緩和あるいは無くすことで、リチウムの追加の析出を許容する。なお、所定値hは、電池発熱量Qなどの算出誤差を考慮した制御マージンであり、任意の値に設定することができる。
図4は、電池発熱量Qがしきい値Qthから所定値hを減じた値未満である場合(Q<Qth−hである場合)の電池使用範囲を模式的に示す図である。図4において、横軸は電池Bへ入力される電流を示し、縦軸は通電継続時間を示す。
電池使用範囲は入力制限ライン未満の領域(斜線部分)であるが、Q<Qth−hである場合には、図4に示すように入力制限ラインはリチウム析出ラインを超えた領域に設定される。つまり、電池Bがリチウム析出ラインを超えて使用されること(すなわちリチウムの追加の析出)が許容される。このように、電池発熱量Qがしきい値Qthよりも十分に小さい場合(Q<Qth−hである場合)には、リチウムの追加の析出を許容して入力制限を緩和する。これにより、より限界まで電池Bの性能を引き出すことができ、発熱量の抑制よりも燃費向上を優先することができる。
一方、電池発熱量Qがしきい値Qthから所定値hを減じた値を超える場合(Q>Qth−hである場合)には、ECU100は、WIN制限量を大きくして電池Bへの入力制限を厳しくすることで、リチウムの追加の析出を抑制する。
図5は、電池発熱量Qがしきい値Qthから所定値hを減じた値を超える場合(Q>Qth−hである場合)の電池使用範囲を模式的に示す図である。図5において、横軸は電池Bへ入力される電流を示し、縦軸は通電継続時間を示す。
電池使用範囲は入力制限ライン未満の領域(斜線部分)であるが、Q>Qth−hである場合には、図5に示すように入力制限ラインがリチウム析出ラインに一致するように設定される。そのため、電池Bがリチウム析出ラインを超えて使用されること(すなわちリチウムの追加の析出)は許容されない。このように、電池発熱量Qがしきい値Qthに近い場合(Q>Qth−hである場合)には、リチウムの追加の析出を抑制して入力制限を強化する。これにより、燃費向上よりも発熱量の抑制を優先することができ、電池Bの過熱を適切に抑制することができる。
図3に戻って、万が一、電池発熱量Qがしきい値Qthを超えた場合(S14にてNO)、ECU100は、S16にて、WIN/WOUT制限量を最大値とする。この処理においては、たとえばWIN=WOUT=0として電池Bの使用を禁止し、退避走行モードに移行するようにしてもい。また、ユーザに速やかに電池Bを交換するように警告するようにしてもよい。また、活性リチウムがより溶解しやすい入出力モード(析出溶解制御)に移行するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態によるECU100は、発熱量の異なる活性リチウム量mと不活性リチウム量mとを区別して算出した結果から電池発熱量Qを算出する。そのため、単にリチウム析出量(活性リチウム量mと不活性リチウム量mとの合計量)から電池発熱量Qを算出する場合に比べて、電池発熱量Qを精度よく算出することができる。そして、ECU100は、精度よく算出された電池発熱量Qがしきい値Qthを超えないようにWIN/WOUT制限を行なう。そのため、電池Bの入出力電力を適切に制限することができる。
さらに、本実施の形態によるECU100は、リチウムが負極との接触面において析出および溶解し、電解液との接触面において不活性化することに鑑み、活性リチウムと負極との接触面積Sに基づいて活性リチウム量mを算出し、活性リチウムと電解液との接触面積Sに基づいて不活性リチウム量mを算出する(上述の式(1)〜(6)参照)。そのため、活性リチウム量mおよび不活性リチウム量mを精度よく算出することができる。
さらに、本実施の形態によるECU100は、過充電時の電池Bの発熱量が電解液の分解による発熱、負極に析出した活性リチウムによる発熱および不活リチウムによる発熱によって増加することに鑑み、電解液の分解に基づく発熱量(Q)と、活性リチウムに基づく発熱量(q×m)と、不活性成分の量に基づく発熱量(q×m)とを合計した値を、電池発熱量Qとして算出する(上述の式(7)参照)。そのため、電池発熱量Qを精度よく算出することができる。
<変形例>
上述の実施の形態においては、図3のS11にて、上記の式(1)および式(3)を用いて析出溶解速度Vおよび不活性化速度Vをそれぞれ算出する際、活性リチウムと負極との接触面積Sおよび活性リチウムと電解液との接触面積Sをいずれも固定値としていた。
しかしながら、リチウムの析出形態は、電池Bの状況(負荷や温度など)に応じて変化することが分っている。リチウムの析出形態が異なれば、活性リチウムと負極との接触面積Sおよび活性リチウムと電解液との接触面積Sも異なるため、たとえ析出量が同じであっても、リチウムの析出溶解速度Vや不活性化速度Vも異なる。そのため、接触面積S,Sを固定値にすると、電池Bの状況によっては析出溶解速度Vおよび不活性化速度Vが実際の値から大きくずれてしまい、活性リチウム量mおよび不活性リチウム量mの算出誤差が大きくなってしまうことが懸念される。
そこで、本変形例によるECU100は、リチウムの析出形態を電池Bの状況に応じて推定する。具体的には、本変形例によるECU100は、活性リチウムと負極との接触面積Sおよび活性リチウムと電解液との接触面積Sを、電池Bの状況に応じた可変値とする。これにより、析出溶解速度Vおよび不活性化速度Vの算出精度を向上させることができるため、活性リチウム量mおよび不活性リチウム量mをより精度よく算出することができる。
図6は、本変形例によるECU100がWIN/WOUT制限を行なう場合の処理手順を示すフローチャートである。なお、図6に示したステップのうち、前述の図3に示したステップと同じ番号を付しているステップについては、既に説明したため詳細な説明はここでは繰り返さない。
S20にて、ECU100は、電池Bの状況(負荷や温度など)に基づいて、活性リチウムの析出形態、具体的には活性リチウムと負極との接触面積Sおよび活性リチウムと電解液との接触面積Sを算出する。
リチウムの析出は負極表面で発生しており、充電継続時間が長いほど、リチウムの析出形態は細長くなる傾向にある。逆に、短時間の充電を繰り返すと、リチウムの析出形態は塊状になりなる傾向にある。このような傾向を考慮して、ECU100は、活性リチウムの析出形態(負極との接触面積Sおよび電解液との接触面積S)を電池Bの状況に基づいて算出する。
具体的には、ECU100は、まず、電池Bの状況に基づいて、各時刻tでの負極との接触面積Sの変化量ΔS(t)および電解液との接触面積Sの変化量ΔS(t)をそれぞれ算出する。なお、変化量ΔS(t),ΔS(t)の算出手法については後述する。
次に、ECU100は、下記の式(8)および式(9)に示すように、各時刻tでの接触面積Sの変化量ΔS(t)および接触面積Sの変化量ΔS(t)をそれぞれ積算することによって、負極との接触面積Sおよび電解液との接触面積Sを算出する。
=ΣΔS(t)dt …(8)
=ΣΔS(t)dt …(9)
S21にて、ECU100は、S20にて算出したリチウムの析出形態(負極との接触面積Sおよび電解液との接触面積S)、S10にて取得した電池電圧Vb、電池電流Ibおよび電池温度Tbに基づいて、活性リチウムの析出溶解速度Vおよび不活性化速度Vを算出する。なお、この処理で用いられる算出式そのものは、上述の実施の形態で用いた式(1)〜式(4)と同じである。
そして、ECU100は、S12にて、S21にて算出した活性リチウムの析出溶解速度Vおよび不活性化速度Vを上述の式(5)および式(6)に代入することによって、活性リチウム量mおよび不活性リチウム量mをそれぞれ算出する。
以上のように、本変形例によるECU100は、活性リチウムの析出形態(負極との接触面積Sおよび電解液との接触面積S)を電池Bの状況に応じた可変値とする。これにより、析出溶解速度Vおよび不活性化速度Vの算出精度を向上させることができるので、活性リチウム量mおよび不活性リチウム量mをより精度よく算出することができる。
[変化量ΔS(t),ΔS(t)の算出手法]
図6のS20において接触面積Sの変化量ΔS(t)および接触面積Sの変化量ΔS(t)を算出する手法について説明する。
第1の算出手法として、ECU100は、電池Bの負荷と変化量ΔS(t),ΔS(t)との対応関係(実験結果等によって得られた結果)をマップ化して予め記憶しておき、このマップを参照して電池Bの実際の負荷に対応する変化量ΔS(t),ΔS(t)を算出することができる。
上述したように、リチウムの析出形態(負極との接触面積Sおよび電解液との接触面積S)は、電池Bの負荷に応じて変化する。そのため、上記のように電池Bの負荷に基づいて接触面積Sおよび接触面積Sを算出することによって、接触面積Sおよび接触面積Sを固定値とする場合に比べて、接触面積Sおよび接触面積Sを精度よく算出することができる。
第2の算出手法として、ECU100は、リチウムの析出形態をモデル化した下記の式(10)および式(11)を用いて、変化量ΔS(t),ΔS(t)を算出することができる。
ΔS(t)=n×πr …(10)
ΔS(t)=n×2πrL …(11)
式(10)および式(11)は、負極表面に、析出径(活性リチウムが負極表面と接触する円の半径)r、析出長さ(活性リチウムが負極表面から突出している長さ)Lの略円柱状のリチウムがn個析出していることを想定してモデル化したものである。ECU100は、析出径r、析出長さL、析出数nを以下の手法によって算出する。
ECU100は、電池電流Ibおよび電池温度Tbが析出径rに影響することに鑑み、電池電流Ibおよび電池温度Tbと析出径rとの対応関係(実験結果等によって得られた結果)をマップ化して予め記憶しておき、このマップを参照して実際の電池電流Ibおよび電池温度Tbに対応する析出径rを算出する。
ECU100は、1回の充電継続時間が長いほど析出長さLが長くなることに鑑み、充電継続時間と析出長さLとの対応関係(実験結果等によって得られた結果)をマップ化して予め記憶しておき、このマップを参照して実際の充電継続時間に対応する析出長さLを算出する。
ECU100は、下記の式(12)を用いて析出数nを算出する。
n=M/(n×πrL×ρ) …(12)
式(12)中、「M」は活性リチウムの析出量であり、「ρ」は金属リチウムの密度である。なお、析出量Mは、電池電圧Vb、電池電流Ib、電池温度Tb、充電継続時間などをパラメータとして推定することができる。
上述したように、活性リチウムと負極との接触面積Sは電池Bの電流および温度に応じて変化し、活性リチウムと電解液との接触面積Sは電池Bの充電継続時間が長いほど大きくなる。そのため、上記のように電池電流Ibおよび電池温度Tbに基づいて接触面積Sを算出し、電池Bの充電継続時間に基づいて接触面積Sを算出することによって、接触面積Sおよび接触面積Sを固定値とする場合に比べて、接触面積Sおよび接触面積Sを精度よく算出することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、2 駆動輪、3 監視ユニット、10 エンジン、20 第1MG、30 第2MG、40 動力分割装置、60 PCU、100 ECU、B 電池。

Claims (5)

  1. 負極に析出し得る反応関与物質を電解液中に含む二次電池の制御装置であって、
    前記二次電池の状態を監視する監視部と、
    前記監視部による監視結果に基づいて前記二次電池の負極に析出した反応関与物質の活性成分の量と不活性成分の量とを算出し、前記活性成分の量および前記不活性成分の量に基づいて前記二次電池の発熱量を算出し、前記二次電池の発熱量に基づいて前記二次電池の入出力電力を制限する制御部とを備える、二次電池の制御装置。
  2. 前記制御部は、前記負極に析出した反応関与物質と前記負極との第1接触面積に応じて前記活性成分の量を算出し、前記負極に析出した反応関与物質と前記電解液との第2接触面積に応じて前記不活性成分の量を算出する、請求項1に記載の二次電池の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記二次電池の負荷に基づいて前記第1接触面積および前記第2接触面積を算出する、請求項2に記載の二次電池の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記二次電池の電流および温度に基づいて前記第1接触面積を算出し、前記二次電池の充電継続時間に基づいて前記第2接触面積を算出する、請求項2に記載の二次電池の制御装置。
  5. 前記制御部は、前記電解液の分解に基づく発熱量と、前記活性成分の量に基づく発熱量と、前記不活性成分の量に基づく発熱量とを合計した値を、前記二次電池の発熱量として算出する、請求項1〜4のいずれかに記載の二次電池の制御装置。
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