JP2016195645A - 回転調理部材、回転式調理器および入れ子型回転体セット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転調理部材150は、例えば、フードプロセッサや電動の泡立器等のアタッチメントや泡立部材(ホイップ部材)であって、本体151および立体翼部152Aを備える。本体は、中実体であってもよいし、筒状体であってもよい。立体翼部は、本体から外方に向かって延びている。また、この立体翼部は、下方に向かって延びる部分152b,152cを少なくとも含む。そして、この立体翼部の外面には、内側から外側に向かう方向に沿って溝Gt1,Gt2が形成されている。
【選択図】図5
Description
しかし、本発明の第4局面に係る回転調理部材では、翼部において、周方向の少なくとも一方の端部の上側表面が先端に向かうに従って下方に傾斜している。このため、この回転調理部材では、回転時に、少なくとも一つの翼部に対してダウンフォース(下向きの力)が働く。したがって、この回転調理部材では、従前の回転調理部材に比べ、高回転時の浮揚力が弱められている。よって、この回転調理部材は、従前の回転調理部材に比べ、高回転時に浮き上がりにくくなっている(この回転調理部材が浮き上がり始める回転数が高められているとも言える。)。
本発明の実施の形態に係るフードプロセッサ100は、図1から図4に示されるように、主に、本体110、ホイップアタッチメント150、補助アタッチメント190、ワークボウル160、蓋体170、電源コード181および電源プラグ182から構成されている。以下、上述の構成部品についてそれぞれ詳述する。
本体110は、図1から図4に示されるように、主に、外装体111、攪拌モータ132、スイッチ機構131、回転シャフト133およびベルト伝達機構134から構成される。以下、これらの構成部品について詳述する。
外装体111は、図1から図4に示されるように、主に、第1筐体部112、第2筐体部113および載置台114から構成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
攪拌モータ132は、通常の電動機であって、図3に示されるように、外装体111の内部に配置されている。この攪拌モータ132は、回転シャフト132aが下方に向かって延びるように設置されている。
スイッチ機構131は、図3に示されるように、主に、受け板131a、伸縮棒131b、コイルバネ131cおよびマイクロスイッチ131dから構成されている。受け板131aは、伸縮棒131bの外周に配置されるコイルバネ131cによって、第1筐体部112の天壁Wuに向かって付勢されている。そして、受け板131aが第1筐体部112の天壁Wuに接触しているとき、マイクロスイッチ131dは開状態となっており、攪拌モータ132への通電が遮断されている。一方、蓋体170の押し板部172の裏面から延びる一対の爪部(図示せず)によって開口112aを介して受け板131aが押し下げられると、マイクロスイッチ131dが、閉状態となり、電気回路を閉路し、攪拌モータ132を回転駆動させる。
回転シャフト133は、図3に示されるように、主に、芯部133a、下部外周部133bおよび上部外周部133cから形成される。芯部133aは、第2筐体部113の底部113aから載置台114の台板部114aを貫通して上方に延びている。下部外周部133bは、芯部133aの下部から載置台114の台板部114a付近まで延びており、芯部133aの下部外周に固定されている。なお、この下部外周部133bは、図3に示されるように、上側軸受部141および下側軸受部142により軸支されている。上部外周部133cは、載置台114の台板部114a付近から上方に延びており、芯部133aの外周の上部外周に固定されている。
ベルト伝達機構134は、図3に示されるように、主に、第1プーリ134a、第2プーリ134bおよびベルト134cから構成されている。第1プーリ134aは、図3に示されるように、回転シャフト133の芯部133aの下端部に取り付けられている。第2プーリ134bは、図3に示されるように、回転シャフト132aの先端部、すなわち下端部に取り付けられている。ベルト134cは、第1プーリ134aと第2プーリ134bとに架け渡されている。このため、攪拌モータ132が駆動すると、その回転駆動力は、第2プーリ134b、ベルト134cおよび第1プーリ134aを介して回転シャフト133に伝達される。そして、攪拌モータ132の回転駆動力が回転シャフト133に伝達されると、回転シャフト133の上部に嵌め込まれるホイップアタッチメント150が回転する。
ホイップアタッチメント150は、充填材入りの汎用熱可塑性樹脂(例えば、ポリプロピレン等)から形成される1超の比重を有する樹脂成形体であって、図5から図7に示されるように、主に、本体部151、2枚の翼部152および突起部153から構成される。なお、このホイップアタッチメント150は、補助アタッチメント190に嵌合されることによって、図21に示されるように回転子組立体Asを形成する。以下、ホイップアタッチメント150の構成要素について詳述する。
本体部151は、図5から図7に示されるように、全体として略円筒形状を呈している。この本体部151の上側部分Puには、図8から図10に示されるように、内周面Siが段付構造Sfとなるように成形加工が施されている。その結果、本体部151の内周面Siは、図8から図10に示されるように、主に、大径円筒面Il、段形成面It、小径部分円筒面Ip、溝底面Ig、溝側面Isおよび溝天面Iuから構成されている。そして、ここでは、1つの溝底面Ig、互いに対向する2つの溝側面Isおよび1つの溝天面Iuによって、1本の片閉溝Giが形成されている。なお、この片閉溝Giは、本実施の形態に係る本体部151において、120°間隔で3本形成されている。また、この片閉溝Giは、ホイップアタッチメント150の回転軸を含む面に沿って延びている。また、回転時においてホイップアタッチメント150が補助アタッチメント190から離脱しにくくなるように、片閉溝Giでは、回転方向側の溝側面が反回転方向側の溝側面よりも下方に長くなるように設計されている。なお、ホイップアタッチメント150の回転方向は、図5から図7の符号Drの矢印の方向である。そして、補助アタッチメント190にホイップアタッチメント150が嵌合される際、これらの片閉溝Giには、補助アタッチメント190の嵌合リブ192Bが嵌め込まれる。
翼部152は、図5、図6、図9および図10に示されるように、主に、立体翼部152A、環状翼部152Bおよび掻き出しリブ152Cから構成されており、図7に示されるように、本体部151を挟んで互いに対向するように配設されている。また、2枚の翼部152は、図7に示されるように、平面視において回転軸を中心として点対称となっている。
突起部153は、図15および図16に示されるように、本体部151の上端面から突起している。この突起部153は、ホイップアタッチメント150が高速回転されている最中に浮き上がって、その上端が蓋体170の蓋部171に接触したときに、蓋部171の損傷をできるだけ低減する役割を果たすものである。
補助アタッチメント190は、充填材入りの汎用熱可塑性樹脂(例えば、ポリプロピレン等)から形成される1超の比重を有する樹脂製の同心二重円筒構造体であって、図17から図20に示されるように、主に、内筒部191、外筒部192および蓋部193から形成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
内筒部191は、外筒部192の内径よりも小さい外径を有しており、図17、図19および図20に示されるように、約上半分が外筒部192の内側に配設されている。また、この内筒部191は、その内径が回転シャフト133の上部外周部133cの外径よりも僅かに大きく、回転シャフト133の上部に嵌め込むことができる。なお、内筒部191が回転シャフト133の上部に嵌め込まれる際、内筒部191の内周面から内側に突起する内側突起部191A(図19および図20参照)が、回転シャフト133の縦溝Gv(図4参照)に嵌まり込む。このため、攪拌モータ132によって回転シャフト133が回転駆動されたとき、回転シャフト133は空転せずに補助アタッチメント190を回転させることができる。また、この内筒部191の外径は、ワークボウル160の略中央に設けられる回転シャフト挿通筒167の内径よりも小さい。すなわち、内筒部191は、ワークボウル160が載置台114に載置された後に補助アタッチメント190がホイップアタッチメント150と共に回転シャフト133に嵌め込まれるとき、回転シャフト挿通筒167の内側に入り込む(図3参照)。
外筒部192は、図17に示されるように、本体部192A、嵌合リブ192Bおよび円環リブ192Cから構成されている。本体部192Aは、円筒形状を呈しており、上述の通り、内筒部191の約上半分を覆っている。円環リブ192Cは、図17から図20に示されるように、円環状の位置決めリブであって、本体部192Aの下端から外方に向かって延びている。嵌合リブ192Bは、円環リブ192Cの上面から上方に向かって延びると共に、本体部192Aの外表面から外方に向かって延びている。なお、本実施の形態において、嵌合リブ192Bは、本体部192Aの筒軸を含む面に沿って形成されている。また、この嵌合リブ192Bの上部には、図17から図20に示されるように、上方に向かうに従って本体部側に傾斜する傾斜面Syが形成されている。
蓋部193は、外筒部192の上端に取り付けられており、内筒部191および外筒部192の上を覆う。なお、この蓋部193には、内筒部191の筒軸を挟んで2箇所に空気抜き孔Paが形成されている。この空気抜き孔Paは、図20に示されるように、外筒部192の内部空間Zoのみならず内筒部191の内部空間Ziにも連通している。なお、この蓋部193は、ホイップアタッチメント150が補助アタッチメント190に完全に嵌め込まれたとき、ホイップアタッチメント150の上端よりも上側に位置する。すなわち、空気抜き孔Paは、ワークボウル160の内部空間に連通することになる。
ワークボウル160は、図1および図3に示されるように、主に、容器161、スカート部163、取っ手162および回転シャフト挿通筒167から構成されている。容器161は、ステンレス等の金属やガラス等の容器であって、図3に示されるように、主に、円筒壁部161aおよび底壁部161bから形成されている。円筒壁部161aの高さ方向略中央部の内周面には、図1および図3に示されるように、内方に向かって突起するリブ168が複数本形成されている。底壁部161bの中央部には、開口が設けられている。スカート部163は、円環状の樹脂部材であって、図3に示されるように、容器161の底壁部161bの外周部から下方に向かって延びている。なお、ワークボウル160が本体110の載置台114に載置されたとき、スカート部163は、図3に示されるように、載置台114の部分円周リブ114bの外側を覆う。また、ワークボウル160が本体110の載置台114に載置されたとき、スカート部163の下端と載置台114との間に一定の隙間が生じるようになっている。取っ手162は、図3に示されるように、側面視または断面視において略「コ」の字状の部材であって、容器161の円筒壁部161aの上部およびスカート部163に取り付けられている。回転シャフト挿通筒167は、円筒形状を呈する部材であって、底壁部161bの開口の縁に取り付けられている。すなわち、ワークボウル160を本体110の載置台114に載置したとき、載置台114からの上方に延びる回転シャフト133は、ワークボウル160の底壁部161bの開口および回転シャフト挿通筒167の内孔に挿通されることになる。
蓋体170は、図1から図3に示されるように、主に、蓋部171、半月枠173および押し板部172から形成されている。蓋部171は、図1から図3に示されるように、円盤部171aおよび円筒壁部171bから形成されている。円筒壁部171bは、図1および図3に示されるように、円盤部171aの縁から下方に向かって延びている。また、この円筒壁部171bの外周には、図3に示されるように、パッキン175が取り付けられている。半月枠173は、図1から図3に示されるように、円盤部171aの側方に突起している。押し板部172は、半月枠173の開口形状に対応した形状を呈しており、半月枠173の内部に出没自在に取り付けられている。また、この押し板部172の裏面には、上述した通り、第1筐体部112の天壁Wuの開口112aに対向する位置に一対の爪部が形成されている。
電源コード181は、図2および図4に示されるように、第2筐体部113の側面から外方に向かって延びている。電源プラグ182は、図4に示されるように、電源コード181の先端に取り付けられている。
使用者は、先ず、ワークボウル160を本体110の載置台114上に載置する。次に、使用者は、ワークボウル160の回転シャフト挿通筒167にいずれかの1つのアタッチメントを嵌め込む。なお、補助アタッチメント190を必要とするアタッチメントについては、先ず、回転シャフト挿通筒167に補助アタッチメント190を差し込んだ後に、その補助アタッチメント190にアタッチメント、例えば、ホイップアタッチメント150を嵌め込む。続いて、使用者は、ワークボウル160内に調理素材(アタッチメントとしてホイップアタッチメント150が嵌め込まれている場合は、200mL以下の容量の生クリーム等)を投入する。そして、使用者は、ワークボウル160の上および第1筐体部112の天壁Wuの上に蓋体170を載置する。この結果、ワークボウル160の口部が蓋体170の蓋部171で覆われ、第1筐体部112の天壁Wuの開口112aに、蓋体170の押し板部172の爪部が挿入されると共に、爪部がスイッチ機構131の受け板131aの上面に接触する。そして、この状態で、使用者が、押し板部172を押し下げると、マイクロスイッチ131dが、閉状態となり、電気回路を閉路し、その結果、攪拌モータ132が回転駆動される。
(1)
本発明の実施の形態に係るフードプロセッサ100では、ホイップアタッチメント150の立体翼部152Aの外面に放射状の第1立体溝Gt1および第2立体溝Gt2が形成されている。このため、このフードプロセッサ100では、泡立て効率を高めることができる。また、本発明の実施の形態において、立体翼部152Aの外面に溝が形成されている。このため、立体翼部152Aの外面に長い溝を形成することができる。
本発明の実施の形態に係るフードプロセッサ100では、ホイップアタッチメント150に環状翼部152Bが設けられている。このため、このフードプロセッサ100では、原料の飛び散りを有効に抑制することができる。
本発明の実施の形態に係るフードプロセッサ100では、200mLの生クリームをワークボウル160に注ぎ入れたとき、立体翼部152Aの上端が生クリームの液面よりも高くなる。このため、このフードプロセッサ100では、一般家庭でのホイップクリームの調製において、より効果的に泡立て時間を短縮することができる。
本発明の実施の形態に係るフードプロセッサ100では、ホイップアタッチメント150の環状翼部152Bにおいて、回転方向側に位置する第1細板部152dの上側に、回転方向側の先端に向かうに従って下方に傾斜する傾斜面Ssが形成されている。このため、このフードプロセッサ100では、回転時に、環状翼部152Bに対してダウンフォース(下向きの力)が働く。したがって、このフードプロセッサ100では、従前のものに比べ、高回転時の浮揚力が弱められている。よって、このフードプロセッサ100は、従前のものに比べ、高回転時に浮き上がりにくくなっている。
本発明の実施の形態に係るフードプロセッサ100では、補助アタッチメント190に嵌合リブ192Bが形成され、ホイップアタッチメント150に片閉溝Giおよび傾斜面Sxが形成されている。このため、この使用者が補助アタッチメント190にホイップアタッチメント150を嵌め込む際、使用者は補助アタッチメント190にホイップアタッチメント150を被せるだけでよく、あとはホイップアタッチメント150が自然に回転しながら滑り落ちてホイップアタッチメント150の片閉溝Giに補助アタッチメント190の嵌合リブ192Bが嵌まり込む。このため、このフードプロセッサ100では、補助アタッチメント190に対するホイップアタッチメント150の嵌め込み作業が極めて楽になる。
(A)
先の実施の形態に係るホイップアタッチメント150では2枚の翼部152が設けられたが、翼部152は1枚のみであってもよいし、3枚以上で設けられてもよい。なお、翼部152が1枚のみである場合、その翼部152は、平面視において、本体部151の全周に亘って形成されずに、本体部151の外周面の一部から外方に突出するように形成されるのが好ましい。
先の実施の形態に係るホイップアタッチメント150では立体翼部152Aは鉤型とされたが、立体翼部は、円弧状とされてもよいし、斜め上方に延びた後に斜め下方に延びる形状とされてもよい。
先の実施の形態に係るホイップアタッチメント150では立体翼部152Aの外面に第1立体溝Gt1および第2立体溝Gt2が放射状に設けられたが、溝は、内側から外側に延びる態様であれば、放射状でなく他の態様で形成されてもよい。
先の実施の形態に係るホイップアタッチメント150では、立体翼部152Aにおいて、水平板部152aで第2立体溝Gt2の溝の深さが第1立体溝Gt1の溝の深さよりも深くされ、立板部152cで第2立体溝Gt2の溝の深さが第1立体溝Gt1の溝の深さと等しくされていたが、第1立体溝Gt1の溝の深さは、部位に関わらず、第2立体溝Gt2の溝の深さと同じにしてもよいし、異ならせてもよい。
先の実施の形態に係るホイップアタッチメント150では特に示されなかったが、立体翼部152Aの第1立体溝Gt1および2本の第2立体溝Gt2のいずれか一方をスリット化してもよい。
先の実施の形態に係るホイップアタッチメント150では、立体翼部152Aが環状翼部152Bの円弧板部152eに接合されていたが、立体翼部152Aは環状翼部152Bに接合されていなくてもよい。
先の実施の形態に係るホイップアタッチメント150では第1細板部152dの上側に傾斜面Ssが形成されていたが、第2細板部152fの上側にも、先端(回転方向側)に向かうに従って方に傾斜する傾斜面Ssが形成されていてもかまわない。
先の実施の形態では特に言及しなかったが、環状翼部152Bの第2細板部152fに、後端(反回転方向側)に向かうに従って上方に傾斜する傾斜面が形成されても構わない。
先の実施の形態に係るホイップアタッチメント150では環状翼部152Bに傾斜面Ssが形成されていたが、さらに翼部を追加し、その追加された翼部に傾斜面Ssが形成されてもよい。ただし、その翼部は、ワークボウル160に200mLの液体が注ぎ込まれたとき、その液体の水位よりも下に存在するように設計される必要がある。
先の実施の形態に係るホイップアタッチメント150では環状翼部152Bの第1細板部152dおよび第2細板部152fの下面に掻き出しリブ152Cが形成されていたが、掻き出しリブ152Cは、第1細板部152dおよび第2細板部152fのいずれか一方の下面にのみ形成されていてもよい。
先の実施の形態に係るホイップアタッチメント150では掻き出しリブ152Cが放射状に形成されていたが、掻き出しリブ152Cは必ずしも放射状に形成される必要はなく、例えば、卍字状に形成されてもよい。
先の実施の形態に係るホイップアタッチメント150では本体部151に3本の片閉溝Giが形成されていたが、片閉溝Giの本数は特に限定されない。ただし、片閉溝Giの本数は、補助アタッチメント190の嵌合リブ192Bの数よりも常に多くなければならない。
先の実施の形態に係るフードプロセッサ100では、補助アタッチメント190に嵌合リブ192Bが形成され、ホイップアタッチメント150に片閉溝Giおよび傾斜面Sxが形成されていたが、補助アタッチメント190に片閉溝および傾斜面を形成し、ホイップアタッチメント150に嵌合リブを形成してもよい。ただし、かかる場合、嵌合リブは、ホイップアタッチメント150の本体部151の内周面から本体部151の筒軸(すなわち回転軸)を含む平面に沿って内側に向かって延びる必要があり、片閉溝は、閉塞側を下側とし、補助アタッチメント190の外筒部192の外周側において筒軸(すなわち回転軸)を含む面に沿って延び、傾斜面は、補助アタッチメント190の外筒部192の外周側において片閉溝の両側面から外筒部192の外周面に交差しながら延びており片閉溝から遠ざかるに従って上方に傾斜する必要がある。
先の実施の形態では特に言及しなかったが、ワークボウル160の容器161の円筒壁部161aの内周面に200mLの液体の水位線を形成してもよい。
132 攪拌モータ(駆動部)
133 回転シャフト(回転部)
150 ホイップアタッチメント(回転調理部材,外側回転体)
151 本体部(本体)
152A 立体翼部
152B 環状翼部(環状翼部,翼部)
152b 湾曲部(下方に向かう部分)
152c 立板部(下方に向かう部分)
160 ワークボウル(容器)
190 補助アタッチメント(内側回転体)
192A 本体部(本体)
192B 嵌合リブ
As 回転子組立体(入れ子型回転体セット)
Gt1 第1立体溝(溝)
Gt2 第2立体溝(溝)
Gi 片閉溝(溝)
Si 内周面
Ss 傾斜面
Sx 傾斜面
Claims (6)
- 本体と、
平面視において前記本体から外方に向かって延びると共に少なくとも下方に向かう部分を含む立体翼部と
を備え、
前記立体翼部の外面には、内側から外側に向かう方向に沿って溝が形成されている
回転調理部材。 - 前記立体翼部の突出位置よりも下側の本体部分から外方に向かって延びる環状翼部をさらに備える
請求項1に記載の回転調理部材。 - 容器と、
回転部と、
前記回転部を回転駆動させる駆動部と、
前記容器内に配設されると共に前記回転部に連結される請求項1または2に記載の回転調理部材と
を備え、
前記立体翼部は、前記容器に200mLの液体を注ぎ入れたとき、上端が前記液体の液面よりも高い
回転式調理器。 - 本体と、
前記本体から外方に向かって延びる翼部と
を備え、
前記翼部では、周方向の少なくとも一方の端部の上側表面が先端に向かうに従って下方に傾斜している
回転調理部材。 - 本体と、前記本体から前記本体の回転軸を含む平面に沿って外側に向かって延びる少なくとも一つの嵌合リブとを有する内側回転体と、
筒状の本体と、前記本体の内周側において前記本体の回転軸を含む面に沿って延びており前記嵌合リブと嵌合可能である少なくとも2つの直線状の溝と、前記本体の内周側において前記溝の両側面の下端から前記本体の内周面に交差しながら延びており前記溝から遠ざかるに従って下方に傾斜する一対の傾斜面とを有し、前記一対の傾斜面は互いに交差する外側回転体と
を備える、入れ子型回転体セット。 - 筒状の本体と、前記本体から前記本体の回転軸を含む平面に沿って内側に向かって延びる少なくとも一つの嵌合リブとを有する外側回転体と、
本体と、前記本体の外周側において前記本体の回転軸を含む面に沿って延びており前記嵌合リブと嵌合可能である少なくとも2つの直線状の溝と、前記本体の外周側において前記溝の両側面から前記本体の外周面に交差しながら延びており前記溝から遠ざかるに従って上方に傾斜する一対の傾斜面とを有し、前記一対の傾斜面は互いに交差する内側回転体と
を備える、入れ子型回転体セット。
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