JP2016192352A - ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両に配策される姿により近い形状のワイヤーハーネスを得ることができる技術を提供することを目的とする。【解決手段】ワイヤーハーネス10は、幹線部14から3本以上の枝線部16が分岐すると共に、各枝線部16の端部にコネクタ20が設けられたワイヤーハーネス10である。ワイヤーハーネス10は、前記コネクタ20をぶら下げるように前記幹線部14を保持した際に、3つ以上の前記コネクタ20のうち1つのコネクタ20に対して端子挿入方向に直交する第1の方向に離れて位置するコネクタ20と前記第1の方向に直交する第2の方向に離れて位置するコネクタ20とが存在するように前記枝線部16を保持する保持部材を備える。【選択図】図1
Description
この発明は、車両に搭載されるワイヤーハーネスに関する。
車両に搭載されるワイヤーハーネスには、車両に3次元状に配設されるものがある。このように車両に3次元状に配設されるワイヤーハーネスであっても、組み立てられる際には、通常、組立図板上で2次元状に展開されて組み立てられる。このため、2次元状に組み立てられたものを3次元状に展開する際に、ワイヤーハーネスに部分的にねじれが発生するなどの問題が生じる。
ワイヤーハーネスにねじれが発生すると、ワイヤーハーネスを構成する電線の経路が想定以上に遠回りをするなどして、電線長の設計値を見直す、いわゆるチューニングと呼ばれる作業が必要となる場合がある。このようなねじれの発生を抑える技術が、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載のワイヤーハーネスの設計方法は、第1線材、並びに、第2線材又は支持部材が共に、予め定められた拘束条件を満たしつつ、主仮想治具面及び副仮想治具面に乗るようにすることで、ねじれを最小化するとされている。
しかしながら、特許文献1に記載の手法では、予測されるねじれの量の計算をするなどの必要が有り、設計が複雑になる恐れがあった。また、特許文献1に記載の手法によっても、依然としてねじれが発生してしまう恐れは残る。
そこで、本発明は、車両に配策される姿により近い形状のワイヤーハーネスを得ることができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係るワイヤーハーネスは、幹線部から3本以上の枝線部が分岐すると共に、前記枝線部の各端部にコネクタが設けられたワイヤーハーネスであって、前記コネクタをぶら下げるように前記幹線部を保持した際に、3つ以上の前記コネクタのうち1つのコネクタに対して端子挿入方向に直交する第1の方向に離れて位置するコネクタと前記第1の方向に直交する第2の方向に離れて位置するコネクタとが存在するように前記枝線部を保持する保持部材を備える。
第2の態様に係るワイヤーハーネスは、第1の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記保持部材は、複数の前記枝線部を結束する結束部材を含む。
第3の態様に係るワイヤーハーネスは、第1又は第2の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記コネクタをぶら下げるように前記幹線部を保持した際に、3つ以上の前記コネクタが、車両に配設される位置関係で配列されている。
第4の態様に係るワイヤーハーネスは、第3の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記保持部材は、相互に合体可能な枝線集合部品を含み、前記枝線部それぞれに前記枝線集合部品が取り付けられ、前記枝線集合部品同士が合体することで枝線部が車両に配設される位置関係で配列されている。
第5の態様に係るワイヤーハーネスは、第4の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記枝線集合部品は磁石を含み、前記磁石により前記枝線集合部品が合体可能である。
第6の態様に係るワイヤーハーネスは、第1〜第5のいずれか1つの態様に係るワイヤーハーネスであって、前記幹線部から前記枝線部が分岐する分岐位置の周囲に保護部材が取り付けられている。
第7の態様に係るワイヤーハーネスは、第6の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記保護部材は、熱収縮樹脂を材料として形成されている。
第8の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法は、(a)端子付電線の端子が挿入されたコネクタを複数用意する工程と、(b)複数の前記コネクタを、1つのコネクタに対して端子挿入方向に直交する第1の方向に離れて位置するコネクタと前記第1の方向と直交する第2の方向に離れて位置するコネクタとが存在するように支持する工程と、(c)複数の前記コネクタが支持された状態で、複数の前記コネクタに挿入された前記端子付電線を分岐位置で保持する工程と、を備える。
第9の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法は、第8の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法であって、前記工程(b)は、複数の前記コネクタを車両に配設される配列で支持する工程を含む。
第10の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法は、第8又は第9の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法であって、(d)前記端子付電線の周囲に合体可能な枝線集合部品を取り付ける工程と、(e)前記枝線集合部品を合体させる工程と、をさらに備える。
第11の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法は、第10の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法であって、前記枝線集合部品は、磁力で合体可能に形成されている。
第12の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法は、第10又は第11の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法であって、前記枝線集合部品は、前記端子付電線に対して着脱可能に形成されているとともに、前記枝線集合部品同士が合体解除可能に形成されており、(f)前記工程(c)の後で、前記枝線集合部品を前記端子付電線から取り外すとともに、前記枝線集合部品同士の合体を解除する工程をさらに備える。
第13の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法は、第8〜第12のいずれか1つの態様に係るワイヤーハーネスの製造方法であって、(g)前記工程(c)の前に、前記コネクタからの寸法を計測して分岐位置を決定する工程を含み、前記工程(c)で、決定された分岐位置で保持される。
第1〜第7の態様に係るワイヤーハーネスによると、幹線部から3本以上の枝線部が分岐すると共に、枝線部の各端部にコネクタが設けられたワイヤーハーネスであって、コネクタをぶら下げるように幹線部を保持した際に、3つ以上のコネクタのうち1つのコネクタに対して端子挿入方向に直交する第1の方向に離れて位置するコネクタと第1の方向に直交する第2の方向に離れて位置するコネクタとが存在するように枝線部を保持する保持部材を備えるため、車両に配策される姿により近い形状のワイヤーハーネスを得ることができる。
特に、第2の態様に係るワイヤーハーネスによると、保持部材は、複数の枝線部を結束する結束部材を含むため、保持と同時に結束も行うことができることによって、車両に配策される姿により近い形状のワイヤーハーネスを得ることができる。
特に、第3の態様に係るワイヤーハーネスによると、コネクタをぶら下げるように幹線部を保持した際に、3つ以上のコネクタが、車両に配設される位置関係で配列されているため、車両に配策される姿により近い形状のワイヤーハーネスを得ることができる。
特に、第4の態様に係るワイヤーハーネスによると、保持部材は、相互に合体可能な枝線集合部品を含み、枝線部それぞれに枝線集合部品が取り付けられ、枝線集合部品同士が合体することで枝線部が車両に配設される位置関係で配列されているため、枝線集合部品を用いて枝線部を配列させることで枝線集合部品が取り付けられた部分より先端側を、車両に配策される姿により近い形状に形成しやすく、且つ維持しやすくなる。
特に、第5の態様に係るワイヤーハーネスによると、枝線集合部品は磁石を含み、磁石により枝線集合部品が合体可能であるため、枝線集合部品同士を合体させやすい。これにより、ワイヤーハーネスの形状を形成しやすい。
特に、第6の態様に係るワイヤーハーネスによると、幹線部から枝線部が分岐する分岐位置の周囲に保護部材が取り付けられているため、分岐位置周辺でコネクタに挿入される電線(電線束)単位でのテープ巻をする必要がなくなる。
特に、第7の態様に係るワイヤーハーネスによると、保護部材が熱収縮樹脂を材料として形成されているため、保護部材を取り付けやすくなる。
第8〜第13の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法によると、(a)端子付電線の端子が挿入されたコネクタを複数用意する工程と、(b)複数のコネクタを、1つのコネクタに対して端子挿入方向に直交する第1の方向に離れて位置するコネクタと第1の方向と直交する第2の方向に離れて位置するコネクタとが存在するように支持する工程と、(c)複数のコネクタが支持された状態で、複数のコネクタに挿入された端子付電線を分岐位置で保持する工程と、を備えるため、車両に配策される姿に近い形状のワイヤーハーネスを得ることができる。
特に、第9の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法によると、工程(b)は、複数のコネクタを車両に配設される配列で支持する工程を含むため、車両に配策される姿により近い形状のワイヤーハーネスを得ることができる。
特に、第10の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法によると、(d)端子付電線の周囲に合体可能な枝線集合部品を取り付ける工程と、(e)枝線集合部品を合体させる工程と、をさらに備えるため、ワイヤーハーネスを車両に配策される姿に近い形状に形成しやすくなる。
特に、第11の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法によると、枝線集合部品は、磁力で合体可能に形成されているため、枝線集合部品同士を合体させやすい。
特に、第12の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法によると、枝線集合部品は、端子付電線に対して着脱可能に形成されているとともに、枝線集合部品同士が合体解除可能に形成されており、(f)工程(c)の後で、枝線集合部品を端子付電線から取り外すとともに、枝線部品同士の合体を解除する工程をさらに備えるため、枝線集合部品を繰り返し使用することができる。また、車両に搭載されるワイヤーハーネスに枝線集合部品が取り付けられない分、ワイヤーハーネスの軽量化につながる。
特に、第13の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法によると、工程(c)の前に、コネクタからの寸法を計測して分岐位置を決定する工程を含み、工程(c)で、決定された分岐位置で保持されるため、例えば、産業用ロボットのような自己採寸機能を有するロボットによるワイヤーハーネスの製造を図ることができる。この場合、ワイヤーハーネス製造用の図板の省略を図ることができると共にワイヤーハーネスを図板に載せ替える作業等の省略も図ることができる。
{第1実施形態}
以下、第1実施形態に係るワイヤーハーネス10及びその製造方法について説明する。図1は、第1実施形態に係るワイヤーハーネス10を示す斜視図である。図2は、第1実施形態に係るワイヤーハーネス10を示す正面図である。図3は、第1実施形態に係るワイヤーハーネス10を示す背面図である。なお、図2は、端子挿入方向後方から見たワイヤーハーネス10を示す図であり、図3は、端子挿入方向前方から見たワイヤーハーネス10を示す図である。
以下、第1実施形態に係るワイヤーハーネス10及びその製造方法について説明する。図1は、第1実施形態に係るワイヤーハーネス10を示す斜視図である。図2は、第1実施形態に係るワイヤーハーネス10を示す正面図である。図3は、第1実施形態に係るワイヤーハーネス10を示す背面図である。なお、図2は、端子挿入方向後方から見たワイヤーハーネス10を示す図であり、図3は、端子挿入方向前方から見たワイヤーハーネス10を示す図である。
<ワイヤーハーネス>
ワイヤーハーネス10は、幹線部14から3本以上の枝線部16が分岐している。ここでは、幹線部14から4本の枝線部16が分岐している。枝線部16の各端部には、コネクタ20が設けられている。ここでは、ワイヤーハーネス10は、保持部材50を備える。
ワイヤーハーネス10は、幹線部14から3本以上の枝線部16が分岐している。ここでは、幹線部14から4本の枝線部16が分岐している。枝線部16の各端部には、コネクタ20が設けられている。ここでは、ワイヤーハーネス10は、保持部材50を備える。
保持部材50は、コネクタ20をぶら下げるように幹線部14を保持した際に、3つ以上のコネクタ20のうち1つのコネクタ20に対して端子挿入方向に直交する第1の方向に離れて位置するコネクタ20と第1の方向に直交する第2の方向に離れて位置するコネクタ20とが存在するように枝線部16を保持する。換言すると、コネクタ20をぶら下げるように幹線部14を保持した際に、3つ以上のコネクタ20が端子挿入方向から見て一直線上に並ばなければよい。ここで、上記第1方向は、例えば、1つのコネクタ20に対してコネクタ20に端子を挿入する端子挿入方向に直交する方向に離れたコネクタ20が位置する方向に適当に設定すればよい。
具体的には、4つのコネクタ20を、コネクタ20a、コネクタ20b、コネクタ20c、コネクタ20dとする。コネクタ20aに対して、コネクタ20bは、端子挿入方向に直交する第1の方向に離れている。以降、ここでは、コネクタ20aとコネクタ20bとを結ぶ方向が第1の方向と称する。そして、コネクタ20aに対して、コネクタ20cは、端子挿入方向及び第1の方向に直交する第2の方向に離れている。なお、コネクタ20aに対して、コネクタ20dは、第1の方向及び第2の方向に離れている。
保持部材50は、複数の枝線部16を結束する結束部材を含む。ここでは、結束部材としてテープが採用されている。分岐位置の周辺にテープが巻かれることで、上記位置関係で保持される。
もっとも、保持部材50が結束部材を含むことは必須ではない。保持部材は、例えば、後述する枝線集合部品60のように、枝線部16を集合させる部材であってもよい。また、保持部材50が結束部材を含む場合でも、結束部材としてテープが採用されることは必須ではない。結束部材としては、例えば、結束バンドが採用されてもよい。
さらにここでは、コネクタ20をぶら下げるように幹線部14を保持した際に、3つ以上のコネクタ20が、車両に配設される位置関係で配列されている。
ここで、コネクタ20が車両に配設される配列とは、少なくとも複数のコネクタ20の並ぶ順番が同じであればよく、コネクタ20同士の間隔は、車両に搭載された状態での間隔とは、異なっていてもよい。この際、コネクタ20を支持して製造する段階では、コネクタ20同士の間隔も車両に搭載された状態での間隔と同じに設定されている場合でも、ぶら下げた際の自重等による形状変形によって、その間隔が異なることもあり得る。
より詳細には、コネクタ20に挿入された各端子付電線12が分岐位置で保持部材50により保持されることで、端子付電線12のうち分岐位置よりもコネクタ20側が枝線部16となり、分岐位置よりもコネクタ20がある側とは反対側が幹線部となる。この際、分岐位置の周辺に保持部材50を取り付ける時点で、各端子付電線12a,12b,12c,12dが束ねられていない場合と、束ねられている場合とがあり得る。
各端子付電線12a,12b,12c,12dが束ねられていない場合でも、コネクタ20a,20b,20c,20dがそれぞれ支持された状態で、各端子付電線12a,12b,12c,12dのそれぞれの分岐位置周辺を集合させた状態で保持部材50を取り付けることで、コネクタ20は、車両に配設される位置関係で配列される。
また、各端子付電線12a,12b,12c,12dが束ねられている場合は、図2に示されるように、各端子付電線12a,12b,12c,12dの配列をコネクタ20a,20b,20c,20dの配列に対応させた状態で、保持部材50を取り付けることで、コネクタ20は、車両に配設される位置関係で配列される。
また、ここでは、コネクタ20をぶら下げるように幹線部14を保持した際に、コネクタ20の向きが車両に配設される向きに対応するように3つ以上のコネクタ20が配列されている。
<製造方法>
次に、ワイヤーハーネスの製造方法について説明する。図4は、第1実施形態に係るワイヤーハーネスの製造方法の一製造工程を示す説明図である。図5は、ワイヤーハーネス10の製造に用いられる枝線集合部品60を示す正面図である。図6は、枝線集合部品60の変形例を示す正面図である。図7は、各端子付電線12に取り付けられた枝線集合部品60が合体した状態を示す説明図である。図8及び図9は、各端子付電線12が分岐位置で結束された様子を示す説明図である。なお、図7及び図9は、分岐位置周辺の部分拡大正面図である。
次に、ワイヤーハーネスの製造方法について説明する。図4は、第1実施形態に係るワイヤーハーネスの製造方法の一製造工程を示す説明図である。図5は、ワイヤーハーネス10の製造に用いられる枝線集合部品60を示す正面図である。図6は、枝線集合部品60の変形例を示す正面図である。図7は、各端子付電線12に取り付けられた枝線集合部品60が合体した状態を示す説明図である。図8及び図9は、各端子付電線12が分岐位置で結束された様子を示す説明図である。なお、図7及び図9は、分岐位置周辺の部分拡大正面図である。
ワイヤーハーネス10を製造するには、まず、端子付電線12の端子が挿入されたコネクタ20を複数用意する。
具体的には、ここでは、4つのコネクタ20a,20b,20c,20dを用意している。4つのコネクタ20a,20b,20c,20dには、それぞれ端子付電線12a,12b,12c,12dの端子が挿入されている。なお、端子付電線12a,12b,12c,12dは、それぞれ少なくとも1本の端子付電線を含んでいればよい。ここでは、端子付電線12a,12b,12c,12dは、それぞれ複数本の端子付電線を含み、端子がコネクタ20に挿入されたあと、各コネクタ20に挿入された端子付電線12ごとにテープで束ねられている。この際、テープは、テープ同士が重ならないような巻き方、いわゆる荒巻で巻回されている。このため、ここでは、テープには電線の保護機能はあまり期待できない。つまり、端子付電線12a,12b,12c,12dは、それぞれ複数本の端子付電線12が束ねられたものである。なお、端子付電線12a,12b,12c,12dが束ねられていることは必須ではなく、端子付電線12a,12b,12c,12dは束ねられていなくてもよい。
次に、複数のコネクタ20を、1つのコネクタ20に対して端子挿入方向に直交する第1の方向に離れて位置するコネクタ20と第1の方向と直交する第2の方向に離れて位置するコネクタ20とが存在するように支持する。ここでは、複数のコネクタ20を車両に配設される配列で支持する。
具体的には、コネクタ20の支持には、例えば、図4の仮想線で示されているコネクタ支持具80等を用いるとよい。ここで、コネクタ支持具80は、コネクタ20より大きい箱状の本体部を備え、当該本体部にコネクタ20が収まる収容凹部が形成されている。収容凹部の内周面は、コネクタ20の外形に沿う形状に形成されている。
そして、コネクタ20を支持するコネクタ支持具80の位置を、コネクタ20が車両に配設される配列と同じ配列に設定することで、コネクタ20が車両に配設される配列で支持される。
より詳細には、例えば、コネクタ20aを支持するコネクタ支持具80aを基準にして、端子挿入方向に直交する第1の方向に離れた位置に、コネクタ20bを支持するコネクタ支持具80bを配設する。さらに、コネクタ支持具80aに対して、端子挿入方向及び第1の方向に直交する第2の方向に離れた位置に、コネクタ20cを支持するコネクタ支持具80cを配設する。さらに、コネクタ支持具80aに対して第1の方向及び第2の方向に離れた位置に、コネクタ20dを支持するコネクタ支持具80dを配設する。
なお、上述したように、コネクタ20が車両に配設される配列とは、少なくとも複数のコネクタ20の並ぶ順番が同じであればよく、コネクタ20同士の間隔は、車両に搭載された状態での間隔とは、異なっていてもよい。また、車両に搭載された状態でコネクタ20同士は、端子挿入方向(コネクタ挿入方向)にずれている場合もあり得るが、コネクタ20を支持する段階では、図4に示されるように、端子挿入方向にずれずに、同じ位置で支持されていても構わない。しかしながら、コネクタ20を支持する段階で、コネクタ20同士の間隔及び端子挿入方向における位置等が、コネクタ20が実際の車両に搭載される位置関係に設定されていると、車両に搭載される形状により近いワイヤーハーネス10を得ることができる。
そして、コネクタ20がコネクタ支持具80に支持されたら、コネクタ20からの寸法を計測して分岐位置を決定する(分岐位置決定工程)。
具体的には、ワイヤーハーネス10の設計段階で、コネクタ20から分岐位置までの距離(以降、分岐距離と称する)が設定される。しかしながら、電線は、通常、長尺の電線を所定の長さに切って使うため、分岐位置に印等はつけられていない。このため、コネクタに端子付電線が挿入された時点でどこが分岐位置になるかの判別が難しい。そこで、コネクタ20がコネクタ支持具80に支持された状態で分岐距離を計測して、集合した端子付電線12を結束する際の基準となる位置を決定する。ここでは、作業者が分岐位置を認識可能なように端子付電線12に印をつける。このように作業者が認識可能な作業者が認識可能な印としては、例えば、電線の被覆の周囲にいわゆる洗濯バサミのようなクリップを取り付けることなどが考えられる。ここでは、被覆の周囲に後述する枝線集合部品60を取り付けて印としている。
なお、印をつける位置は、分岐位置と同じ位置であってもよいし、同じ位置でなくてもよい。印をつける位置が分岐位置と同じ位置でない場合は、例えば、分岐位置から結束用テープの幅の分だけ離れた位置など、所定の距離の分だけ離れた位置に設定することが考えられる。ここでは、分岐位置よりもコネクタ20側に印として枝線集合部品60が取り付けられる。
上述したように、ここでは、端子付電線12の周囲に合体可能な枝線集合部品60を取り付ける。
具体的には、枝線集合部品60は、図5に示されるように、平板部62と、取付部64と、合体部70とを含む。
平板部62は、平板状(ここでは、正方形平板状)に形成され、枝線集合部品60の本体部に当たる部分である。
取付部64は、枝線部16に取り付けられる部分である。ここでは、取付部64として、平板部62に取付凹部66が形成されている。より具体的には、取付凹部66は、平板部62のうち中央よりも1つの角部分寄りに円形状の貫通孔が形成されるとともに、貫通孔の径方向に開口するように当該角部分が取り去られたような形状に形成されている。この際、貫通孔の周縁部が周方向に半周より多く残るように(ここでは、4分の3周分程度残るように)設定されている。また、当該貫通孔の内径は、取り付けられる端子付電線12(電線束)の外径よりも小さく設定されている。そして、枝線集合部品60が端子付電線12に取り付けられる際に、端子付電線12が当該取付凹部66に圧入されることで、取り付けられる。
合体部70は、枝線集合部品60同士が合体するための部分である。合体部70は、第1合体部72と、相手方の枝線集合部品に形成された第1合体部に合体可能な第2合体部76とを含む。第1合体部72と第2合体部76とは、平板部62の周面のうち開口している角部分の反対側に位置する角部分を挟む2面にそれぞれ設けられている。
ここでは、合体部70は、係止構造を用いて互いに合体可能とされている。より具体的には、第1合体部72は、合体凸部73を含み、第2合体部76には、合体凹部77が形成されている。
合体凸部73は、相手方の枝線集合部品に形成された合体凹部に係止可能に形成されている。合体凸部73は、平板部62の周面から突出し、先端に向けて徐々に幅広となる態様で形成されている。同様に合体凹部77は、相手方の枝線集合部品に形成された合体凸部に係止可能に形成されている。合体凹部77は、平板部62の周面の一部が反対側の周面に向けて徐々に幅広となる態様で凹むように形成されている。また、合体凹部77は、合体凸部73よりも小さく形成されている。そして、平板部62の主面に直交する方向に沿って合体凸部73が合体凹部77に圧入されることで、第1合体部72と第2合体部76とが係止可能とされている。この際、合体凸部73が先端側に向けて幅広に形成されることで、第1合体部72と第2合体部76とは、平板部62の広がる方向(枝線集合部品60が取り付けられる端子付電線12の長手方向に直交する方向)に抜けにくくなっている。
もっとも、枝線集合品の構成は上記したものに限られない。例えば、枝線集合部品の合体部は、磁力を用いることで合体可能であってもよい。図6には、磁力を用いて合体可能な枝線集合部品60Aが示されている。
即ち、枝線集合部品60Aでは、平板部62に磁石74,78が取り付けられている。磁石74,78は、平板部62に埋め込まれていてもよいし、外面に露出するように取り付けられていてもよい。ここでは、平板部62の4つの周面近くに磁石74,78が取り付けられている。そして、4つの磁石74,78のうち平板部62の平行な周面に取り付けられる2つの磁石74がN極を外方に向けており、残りの2つの磁石78がS極を外方に向けている。つまり、ここでは、磁石74が第1合体部72Aとして機能し、磁石78が第2合体部76Aとして機能する。
上記枝線集合部品60は、例えば、分岐位置又はその近傍に上述した印をつけた位置に取り付けることが考えられる。また、例えば、上述した印をつけた位置から所定の距離離れた位置に取り付けることが考えられる。ここでは、上述したように、印として分岐位置よりもコネクタ20側に枝線集合部品60を取り付ける。
次に、取り付けた枝線集合部品60を合体させる。ここでは、合体凸部73を合体凹部77に係止させることで、枝線集合部品60同士を合体させる。枝線集合部品60同士が合体することで、分岐位置又はその近傍で枝線が集合し、枝線を結束しやすくなる。
なお、枝線集合部品60同士を合体させた状態で端子付電線12にねじれが生じないように、端子付電線12に枝線集合部品60を取り付ける際、又は、枝線集合部品60同士を合体させる際などに枝線集合部品60の向きを調節するとよい。
そして、複数のコネクタ20が支持されるとともに、枝線集合部品60同士が合体した状態で、複数のコネクタ20に挿入された端子付電線12を分岐位置で結束する。ここでは、分岐位置決定工程で決定された分岐位置で結束される。
上述したように、ここでは、分岐位置よりもコネクタ20側に所定距離離れた位置に、分岐位置の基準となる印として、枝線集合部品60が取り付けられている。つまり、枝線集合部品60から所定距離だけコネクタ20から離れたところが分岐位置となる。そして、図8及び図9に示されるように、この分岐位置で端子付電線12を結束している。端子付電線12を結束することで、分岐位置に対してコネクタ20がある側で結束されていない各端子付電線12a,12b,12c,12dが枝線部16となり、分岐位置に対してコネクタ20がある側とは反対側で端子付電線12a,12b,12c,12dが集合して結束された部分が幹線部14となる。
ここで、枝線集合部品60は、端子付電線12に対して着脱可能に形成されている。また、枝線集合部品60は、枝線集合部品60同士が合体解除可能に形成されている。
上述したように、枝線集合部品60は、端子付電線12(枝線部16)が取付凹部66に圧入されることで端子付電線12に取り付けられている。また、ここでは、端子付電線12のうち分岐位置よりもコネクタ20側に枝線集合部品60が取り付けられるとともに、枝線集合部品60は端子付電線12と共に結束されてはいない。このため、端子付電線12を取付凹部66から外すことが可能であり、以て、枝線集合部品60を端子付電線12から外すことが可能となる。
また、枝線集合部品60同士は、合体凸部73を合体凹部77に係止させることで合体状態となっている。この合体凸部73と合体凹部77との係止は解除可能とされている。より詳細には、平板部62の主面に直交する方向に沿って合体凸部73は合体凹部77に圧入されている。このため、平板部62の主面に直交する方向に沿って合体凸部73を合体凹部77の内周面に対して摺動させることで合体凸部73と合体凹部77との係止は解除可能であり、以て、枝線集合部品60同士が合体解除可能とされる。
そして、分岐位置で結束した後で、枝線集合部品60を端子付電線12から取り外すとともに、枝線集合部品60同士の合体を解除する。
具体的には、端子付電線12を取付凹部66から外すことで、枝線集合部品60を端子付電線12から外す。さらに、平板部62の主面に直交する方向に沿って合体凸部73を合体凹部77に対して摺動させることで合体凸部73と合体凹部77との係止を解除し、枝線集合部品60同士の合体を解除する。
以上により、第1実施形態に係るワイヤーハーネス10の製造が完了となる。
第1実施形態に係るワイヤーハーネス10及びその製造方法によると、幹線部14から3本以上の枝線部16が分岐すると共に、枝線部16の各端部にコネクタ20が設けられたワイヤーハーネス10であって、コネクタ20をぶら下げるように幹線部14を保持した際に、3つ以上のコネクタ20のうち1つのコネクタ20に対して端子挿入方向に直交する第1の方向に離れて位置するコネクタ20と第1の方向に直交する第2の方向に離れて位置するコネクタ20とが存在するように枝線部16を保持する保持部材50を備えるため、車両に配策される姿により近い形状のワイヤーハーネス10を得ることができる。これにより、ワイヤーハーネス10の設計値を見直すチューニングの作業が発生する頻度を抑えることができる。また、コネクタ20の接続時に電線がねじれることを抑制することができることによって、電線の傷つきを抑制することができる。
また、保持部材50は、複数の枝線部16を結束する結束部材を含むため、保持と同時に結束も行うことができることによって、車両に配策される姿により近い形状のワイヤーハーネス10を得ることができる。
また、コネクタ20をぶら下げるように幹線部14を保持した際に、3つ以上のコネクタ20が、車両に配設される位置関係で配列されているため、車両に配策される姿により近い形状のワイヤーハーネス10を得ることができる。
また、ワイヤーハーネス10を2次元状の姿で組み立て工場から車両への組み付け工場などに輸送する際に、分岐の内側が擦れる恐れがあるため、分岐の内側部分を保護する必要が有った。より詳細には、分岐位置から枝線部16が分岐するワイヤーハーネス10を2次元状の姿で形成する場合、通常、股の部分を大きく開いた状態で形成する。そして、この状態で、輸送する場合、股の部分の内側が大きく開いているため、当該股の部分の内側が外方に大きく露出し、他の部材と干渉しやすいことによって、股の部分の内側が擦れやすくなる。当該擦れによる傷つき等を抑制するため、従来、股の部分の内側にもテープを巻付ける必要が有る場合があった。
これに対して、実施形態に係るワイヤーハーネス10では、車両に搭載される姿により近い形状で形成されている。このため、このコネクタ20の配列を保ったまま輸送することで、分岐の股の部分が大きく開くことが抑えられることによって、股の部分の内側が外側に露出することを抑えることができる。これにより、股の部分の内側が擦れる恐れが低下する。このため、分岐位置の内側までテープ巻等で保護する必要性を抑えることができる。
また、端子付電線12の周囲に合体可能な枝線集合部品60を取り付ける工程と、枝線集合部品60を合体させる工程と、をさらに備えるため、ワイヤーハーネス10を車両に配策される姿に近い形状に形成しやすくなる。
また、枝線集合部品60同士が端子付電線12に対して着脱可能に形成されると共に、枝線集合部品60同士が合体解除可能に形成されており、枝線集合部品60を端子付電線12から取り外すと共に、枝線集合部品60の合体解除が行われることで、枝線集合部品60を繰り返し使用することができる。また、車両に搭載されるワイヤーハーネス10に枝線集合部品60が取り付けられない分、ワイヤーハーネス10の軽量化につながる。
また、分岐位置で結束する前に、コネクタ20からの寸法を計測して分岐位置を決定する工程を含み、分岐位置で結束する際に、決定された分岐位置で結束されるため、例えば、産業用ロボットのような自己採寸機能を有するロボットによるワイヤーハーネス10の製造を図ることができる。この場合、ワイヤーハーネス10製造用の図板の省略を図ることができると共にワイヤーハーネス10を図板に載せ替える作業等の省略も図ることができる。
{第2実施形態}
第2実施形態に係るワイヤーハーネス10Aについて説明する。図10は、第2実施形態に係るワイヤーハーネス10Aを示す斜視図である。なお、本実施の形態の説明において、前の実施形態で説明したものと同様構成要素については同一符号を付してその説明を省略する(以下の第3実施形態についても同様)。
第2実施形態に係るワイヤーハーネス10Aについて説明する。図10は、第2実施形態に係るワイヤーハーネス10Aを示す斜視図である。なお、本実施の形態の説明において、前の実施形態で説明したものと同様構成要素については同一符号を付してその説明を省略する(以下の第3実施形態についても同様)。
第2実施形態に係るワイヤーハーネス10Aにおいては、枝線部16の周囲に枝線保護部30が設けられている点で第1実施形態に係るワイヤーハーネス10とは異なる。
具体的には、枝線保護部30は、枝線部16の周囲にテープを巻くことで構成される。テープは、テープ同士が重なるように、いわゆる二重巻などの方法で巻かれている。なお、テープは、端子付電線12のうちコネクタ20から分岐位置までの間の結束の役割も兼ねる。
もっとも、枝線保護部30としては、テープに限られるものではない。枝線保護部としては、例えば、保護シート等を巻くことで構成されていてもよい。この場合、結束等のために巻かれたテープの上に保護シートが巻かれていてもよい。
ワイヤーハーネス10Aを製造する際に、分岐位置での結束の前に端子付電線12のうちコネクタ20から分岐位置までの間の領域に枝線保護部30が設けられることで、分岐位置を特定しやすくなる。この場合、枝線保護部30を、分岐位置を特定するための印とみなすことができる。即ち、端子付電線12のうちコネクタ20から分岐位置までの間の領域に枝線保護部30を設けることを以て、分岐位置の決定にかかる印をつけたとみなすことも可能となる。
{第3実施形態}
第3実施形態に係るワイヤーハーネス10Bについて説明する。図11は、第3実施形態に係るワイヤーハーネスの製造方法の一製造工程を示す説明図である。図12は、第3実施形態に係るワイヤーハーネス10Bを示す斜視図である。
第3実施形態に係るワイヤーハーネス10Bについて説明する。図11は、第3実施形態に係るワイヤーハーネスの製造方法の一製造工程を示す説明図である。図12は、第3実施形態に係るワイヤーハーネス10Bを示す斜視図である。
第3実施形態に係るワイヤーハーネス10Bにおいては、第2実施形態に係るワイヤーハーネス10Aのように枝線部16を保護する枝線保護部30が設けられている点に加えて、幹線部14から枝線部16が分岐する分岐位置の周囲に保護部材40が取り付けられている点で第1実施形態に係るワイヤーハーネス10とは異なる。なお、枝線保護部30については、第2実施形態と同一符号を付してその説明を省略する。
より詳細には、ここでは、保護部材40は、幅方向に熱収縮可能な熱収縮シートを含む。ここでは、熱収縮シートは、熱収縮可能な熱収縮樹脂を材料として形成されている。図11に示されるように、結束した後、枝線集合部品60を取り付けたままの状態で当該熱収縮シートを分岐位置の周囲に巻き付け、熱収縮させる。これにより、熱収縮シートが端子付電線12のうち分岐位置の周囲に密着し、保護する。この際、熱収縮シートが端子付電線12に密着することによって、分岐位置周辺の形状を所望の形状に保ちやすくなる。このため、分岐することにより生じる股の部分が擦れる恐れがさらに低減される。従って股の部分の内側をテープ巻等によって保護する必要性を抑えることができる。
この際に、熱収縮シートと端子付電線12との間に接着剤等が介在していると、分岐位置周辺の形状を所望の形状により確実に保つことができる。当該接着剤として、熱可塑性樹脂を含む接着剤、いわゆるホットメルトが採用されると、熱収縮シートを熱収縮させる際の加熱によって、接着も同時に行うことができる。
なお、保護部材は、熱収縮樹脂を材料として形成されていることは必須ではない。保護部材としては、熱収縮しない保護シートであってもよい。また、保護部材は、熱収縮樹脂を材料として形成されている場合であっても、例えば、熱収縮チューブのように、熱収縮シート以外のものであっても構わない。
また、保護部材40は、保持部材50として機能することも考えられる。つまり、保持部材50として、保護部材40のみが採用される場合もあり得る。
{変形例}
上記各実施形態において、枝線集合部品60同士が端子付電線12に対して着脱可能に形成されていること、枝線集合部品60同士が合体解除可能に形成されていることは必須ではない。枝線集合部品60は、端子付電線12から取り外し不可能であってもよく、また、枝線集合部品60同士は、合体解除不可能であってもよい。また、線集合部品同士が端子付電線12に対して着脱可能に形成されている場合でも、枝線集合部品60を端子付電線12から取り外すことは必須ではない。枝線集合部品60が端子付電線12から取り外されず、枝線集合部品60が取り付けられたまま輸送等がなされてもよく、さらに枝線集合部品60が取り付けられたままそのまま車両に搭載されてもよい。この場合、枝線集合部品60が取り付けられたままのワイヤーハーネス10は、図8に示されるような状態となる。
上記各実施形態において、枝線集合部品60同士が端子付電線12に対して着脱可能に形成されていること、枝線集合部品60同士が合体解除可能に形成されていることは必須ではない。枝線集合部品60は、端子付電線12から取り外し不可能であってもよく、また、枝線集合部品60同士は、合体解除不可能であってもよい。また、線集合部品同士が端子付電線12に対して着脱可能に形成されている場合でも、枝線集合部品60を端子付電線12から取り外すことは必須ではない。枝線集合部品60が端子付電線12から取り外されず、枝線集合部品60が取り付けられたまま輸送等がなされてもよく、さらに枝線集合部品60が取り付けられたままそのまま車両に搭載されてもよい。この場合、枝線集合部品60が取り付けられたままのワイヤーハーネス10は、図8に示されるような状態となる。
枝線集合部品60が取り付けられたままの場合、枝線集合部品60は、保持部材50の役割を果たす。つまり、枝線集合部品60が取り付けられていることで、枝線集合部品60が取り付けられた部分より先端側を、車両に配策される姿により近い形状に維持しやすくなる。この場合、保持部材50は、結束部材を含まなくてもよい。また、保持部材50が結束部材を含む場合、結束部材が枝線集合部品60の周囲にも取り付けられていてもよい。
また、上記各実施形態において、コネクタ20の支持にコネクタ支持具80を用いていたが、このことは必須ではない。例えば、コネクタ20を把持可能な把持機構部によってコネクタ20を把持することで、コネクタ20を支持していてもよい。
また、コネクタ支持具80を用いる場合であっても、図4に示されるように、1つのコネクタ20を1つのコネクタ支持具80で支持することは必須ではない。複数のコネクタ20を1つのコネクタ支持具80で一括して支持する構成であってもよい。
また、上記各実施形態において、分岐位置の決定に関し、認識可能な印をつけることは必須ではない。例えば、ロボット等で分岐位置の決定及び結束を行う場合、分岐位置の決定後、印をつけることなくそのまま結束してもよい。
また、上記各実施形態において、1つのコネクタ20に挿入される端子付電線12が複数本である場合、複数本の端子付電線12のうちコネクタ20から分岐位置に至る部分が束ねられているものとして説明したが、このことは必須ではない。1つのコネクタ20に挿入される端子付電線12が複数本である場合であっても、コネクタ20から分岐位置に至る部分は、束ねられていなくてもよい。
なお、上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 ワイヤーハーネス
12 端子付電線
14 枝線部
16 幹線部
20 コネクタ
30 枝線保護部
40 保護部材
50 保持部材
60 枝線集合部品
64 取付部
70 合体部
80 コネクタ支持具
12 端子付電線
14 枝線部
16 幹線部
20 コネクタ
30 枝線保護部
40 保護部材
50 保持部材
60 枝線集合部品
64 取付部
70 合体部
80 コネクタ支持具
Claims (13)
- 幹線部から3本以上の枝線部が分岐すると共に、前記枝線部の各端部にコネクタが設けられたワイヤーハーネスであって、
前記コネクタをぶら下げるように前記幹線部を保持した際に、3つ以上の前記コネクタのうち1つのコネクタに対して端子挿入方向に直交する第1の方向に離れて位置するコネクタと前記第1の方向に直交する第2の方向に離れて位置するコネクタとが存在するように前記枝線部を保持する保持部材を備える、ワイヤーハーネス。 - 請求項1に記載のワイヤーハーネスであって、
前記保持部材は、複数の前記枝線部を結束する結束部材を含む、ワイヤーハーネス。 - 請求項1又は請求項2に記載のワイヤーハーネスであって、
前記コネクタをぶら下げるように前記幹線部を保持した際に、3つ以上の前記コネクタが、車両に配設される位置関係で配列されている、ワイヤーハーネス。 - 請求項3に記載のワイヤーハーネスであって、
前記保持部材は、相互に合体可能な枝線集合部品を含み、
前記枝線部それぞれに前記枝線集合部品が取り付けられ、前記枝線集合部品同士が合体することで枝線部が車両に配設される位置関係で配列されている、ワイヤーハーネス。 - 請求項4に記載のワイヤーハーネスであって、
前記枝線集合部品は磁石を含み、前記磁石により前記枝線集合部品が合体可能である、ワイヤーハーネス。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のワイヤーハーネスであって、
前記幹線部から前記枝線部が分岐する分岐位置の周囲に保護部材が取り付けられている、ワイヤーハーネス。 - 請求項6に記載のワイヤーハーネスであって、
前記保護部材は、熱収縮樹脂を材料として形成されている、ワイヤーハーネス。 - (a)端子付電線の端子が挿入されたコネクタを複数用意する工程と、
(b)複数の前記コネクタを、1つのコネクタに対して端子挿入方向に直交する第1の方向に離れて位置するコネクタと前記第1の方向と直交する第2の方向に離れて位置するコネクタとが存在するように支持する工程と、
(c)複数の前記コネクタが支持された状態で、複数の前記コネクタに挿入された前記端子付電線を分岐位置で保持する工程と、
を備える、ワイヤーハーネスの製造方法。 - 請求項8に記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
前記工程(b)は、複数の前記コネクタを車両に配設される配列で支持する工程を含む、ワイヤーハーネスの製造方法。 - 請求項8又は請求項9に記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
(d)前記端子付電線の周囲に合体可能な枝線集合部品を取り付ける工程と、
(e)前記枝線集合部品を合体させる工程と、
をさらに備える、ワイヤーハーネスの製造方法。 - 請求項10に記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
前記枝線集合部品は、磁力で合体可能に形成されている、ワイヤーハーネスの製造方法。 - 請求項10又は請求項11に記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
前記枝線集合部品は、前記端子付電線に対して着脱可能に形成されているとともに、前記枝線集合部品同士が合体解除可能に形成されており、
(f)前記工程(c)の後で、前記枝線集合部品を前記端子付電線から取り外すとともに、前記枝線集合部品同士の合体を解除する工程をさらに備える、ワイヤーハーネスの製造方法。 - 請求項8〜請求項12のいずれか1項に記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
(g)前記工程(c)の前に、前記コネクタからの寸法を計測して分岐位置を決定する工程を含み、
前記工程(c)で、決定された分岐位置で保持される、ワイヤーハーネスの製造方法。
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