JP2016190648A - 容器蓋を容器の口頸部に装着する方法及び装置 - Google Patents

容器蓋を容器の口頸部に装着する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 スカート壁(6)の内周面に形成されている係止突条(12)が口頸部(48)の外周面に形成されている被係止突条(50)を弾性的に乗り越えてこれに係止せしめられる際に、スカート壁(6)にはその下部を半径方向外方に変位せしめんとする力が作用し、これに起因して操作部(30)が下方に向かって半径方向外方に傾斜する状態にせしめられる傾向があっても、拘束壁(20)に形成されている被係止突起(26)が操作部(30)に形成されている係止突起(36)に確実に係止せしめる装着方法及び装置を提供する。【解決手段】 装着装置(54)は中央押圧部材(56)と外側押圧部材(58)とを含む。外側押圧部材(58)には矯正壁(68)が付設されている。スカート壁(6)に対して拘束壁(20)を下降する際には、矯正壁(68)が操作部(30)を半径方向内側に矯正する。【選択図】 図11

Description

本発明は、容器の口頸部に容器蓋を被嵌して下方に強制することによって口頸部に容器蓋を装着する方法及び装置、更に詳しくはスカート壁の外周面には操作部が付設されていると共にスカート壁の外周面或いはスカート壁の外周面と天面壁の上面との境界領域に接続された片端から延在する複数個の薄肉反転片及び薄肉反転片の他端に接続された拘束壁を備えた形態の容器蓋を容器の口頸部に装着する方法及び装置に関する。
下記特許文献1には、容器の口頸部を充分確実に密封することができるにも拘らず開封器具を使用することなく容器の口頸部から離脱することができる打栓式合成樹脂製容器蓋として、円形天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁に加えて、破断可能な接続部を介してスカート壁の外周面に接続された円筒形拘束壁、及びスカート壁に接続された上端から下方にスカート壁を越えて下方に延出する操作部を含む合成樹脂製容器蓋が開示されている。容器の口頸部に容器蓋を装着する際には、口頸部にスカート壁を被嵌して下方に強制し、スカート壁の内周面に形成されている係合突条を口頸部の外周面に形成されている係合突条に係合せしめると共に、拘束壁をスカート壁に対して下方に強制し、これによって接続部を破断し拘束壁をスカート壁を囲繞する状態まで下降する。容器の口頸部から容器蓋を離脱せしめて口頸部を開封する際には、操作部に指を掛けて半径方向外方及び上方に強制し、かくして拘束壁を部分的に上方に変位せしめると共にスカート壁を部分的に上方に変位せしめ、容器蓋の全体を口頸部から離脱せしめる。
特開2012−201399号公報
而して、上述したとおりの従来の容器蓋も未だ充分に満足し得るものではなく、(1)容器の口頸部から容器蓋を離脱する際に、拘束壁を半径方向外方及び上方に変位せしめるのに相当大きな力を必要とする、(2)容器の口頸部から容器蓋を離脱する際に接続部の破断によってスカート壁から切り離された拘束壁が天面壁及びスカート壁から分離されて屑片となってしまう虞がある、という解決すべき問題がある。
本発明者等は、鋭意検討の結果、上述したとおりの問題は、円形天面壁及び該天面壁の周縁から垂下するスカート壁を具備し、該スカート壁の内周面には係止突条が形成されており、該スカート壁の外周面或いは該スカート壁の外周面と該天面壁の上面との境界部に接続された片端から延出する薄肉反転片が周方向に間隔をおいて複数個配設されており、該薄肉反転片の他端には、周方向における特定部位は分断されている或いは破断可能な弱化部によって規定されている拘束壁が接続されており、該拘束壁の該特定部位の周方向両側には該拘束壁の外周面から半径方向外方に突出する被係止突起が形成されており、該スカート壁には周方向において該拘束壁の該特定部位に整合した位置において該スカート壁の外周面から半径方向に延出する接続片を介して操作部が接続されており、該操作部には該接続片の周方向両側において半径方向内方に突出する係止突起が形成されている合成樹脂製容器蓋によって解決することができることを見出した。しかしながら、かような形態の容器蓋を、外周面には被係止突条が形成されている円筒形状の口頸部を有する容器の口頸部に装着する際には、次のとおりの問題が発生する傾向があることが判明した。即ち、スカート壁の内周面に形成されている係止突条が口頸部の外周面に形成されている被係止突条を弾性的に乗り越えてこれに係止せしめられるが、この際にはスカート壁にはその下部を半径方向外方に変位せしめんとする力が作用し、これに起因して操作部が下方に向かって半径方向外方に傾斜する状態にせしめられる傾向があり、これに起因して拘束壁に形成されている被係止突起と操作部に形成されている係止突起との係止が困難になってしまう。
本発明は上記のとおりの事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、上述したとおりの改良された形態の容器蓋を外周面には被係止突条が形成されている円筒形状の口頸部を有する容器の口頸部に装着する際の上述したとおりの問題を解決する装着方法及び装置を提供することである。
本発明者等は、更に検討を重ねた結果、操作部を半径方向外側から半径方向内方に矯正しながらスカート壁に対して拘束壁を相対的に下降せしめることによって、上記主たる技術的課題を達成することができることを見出した。
即ち、本発明の第一の局面によれば、上記主たる技術的課題を達成する装着方法として、円形天面壁及び該天面壁の周縁から垂下するスカート壁を具備し、該スカート壁の内周面には係止突条が形成されており、該スカート壁の外周面或いは該スカート壁の外周面と該天面壁の上面との境界部に接続された片端から延出する薄肉反転片が周方向に間隔をおいて複数個配設されており、該薄肉反転片の他端には、周方向における特定部位は分断されている或いは破断可能な弱化部によって規定されている拘束壁が接続されており、該拘束壁の該特定部位の周方向両側には該拘束壁の外周面から半径方向外方に突出する被係止突起が形成されており、該スカート壁には周方向において該拘束壁の該特定部位に整合した位置において該スカート壁の外周面から半径方向に延出する接続片を介して操作部が接続されており、該操作部には該接続片の周方向両側において半径方向内方に突出する係止突起が形成されている合成樹脂製容器蓋を、外周面には被係止突条が形成されている円筒形状の口頸部を有する容器の該口頸部に装着する方法にして、
該スカート壁を該口頸部に被嵌して該口頸部に対して相対的に下降して、該スカート壁に形成されている該係止突条を該口頸部に形成されている被係止突条に係止させる工程、及び
該係止突条を該被係止突条に係止させた後に、該操作部を半径方向内方に矯正しながら該拘束壁を該スカート壁に対して相対的に下降して該拘束壁に形成されている該被係止突起を該操作部に形成されている係止突起に係止させる工程、
を含むことを特徴とする方法が提供される。
本発明の第二の局面によれば、上記主たる技術的課題を達成する装着装置として、円形天面壁及び該天面壁の周縁から垂下するスカート壁を具備し、該スカート壁の内周面には係止突条が形成されており、該スカート壁の外周面或いは該スカート壁の外周面と該天面壁の上面との境界部に接続された片端から延出する薄肉反転片が周方向に間隔を置いて複数個配設されており、該薄肉反転片の他端には、周方向における特定部位は分断されている或いは破断可能な弱化部によって規定されている拘束壁が接続されており、該拘束壁の該特定部位の周方向両側には該拘束壁の外周面から半径方向外方に突出する被係止突起が形成されており、該スカート壁には周方向において該拘束壁の該特定部位に整合した位置において該スカート壁の外周面から半径方向に延出する接続片を介して操作部が接続されており、該操作部には該接続片の周方向両側において半径方向内方に突出する係止突起が形成されている合成樹脂製容器蓋を、外周面には被係止突条が形成されている円筒形状の口頸部を有する容器の該口頸部に装着する装置にして、
該天面壁の上面に当接される平坦な円形下面を有する中央押圧部材と、該中央押圧部材を囲繞し且つ該拘束壁の上端縁に当接される円環状下面を有する側壁及び該側壁の該下面を超えて延出する矯正壁を有する外側押圧部材と、該中央押圧部材及び該外側押圧部材を昇降動するための昇降動手段を含み、該矯正壁の内周面は該側壁の該下面の外周縁から下方に延び、
該中央押圧部材が下降されることによって該天面壁及び該スカート壁が該口頸部に対して下降され、該外側押圧部材が下降されることによって該拘束壁が下降されると共に該矯正壁によって該操作部が半径方向内方に矯正される、
ことを特徴とする装置が提供される。
好ましくは、該矯正壁の内周面の上半部は鉛直に延びる円筒形状であり、下半部は下方に向かって半径方向外方に傾斜して延びる円錐台形状である。該中央押圧部材と該外側押圧部材とは別個独立に昇降動自在であり、該中央押圧部材に対する該外側押圧部材の下降を所定位置に制限する制限手段が配設されているのが好適である。
本発明の方法及び装置によれば、スカート壁の内周面に形成されている係止突条が口頸部の外周面に形成されている被係止突条を弾性的に乗り越えてこれに係止せしめられる際に操作部が下方に向かって半径方向外方に傾斜する状態にせしめられたとしても、操作部を半径方向外側から半径方向内方に矯正しながら拘束壁がスカート壁に対して相対的に下降される故に、拘束壁に形成されている被係止突起を操作部に形成されている係止突起に充分確実に係止される。
本発明の方法及び装置によって容器の口頸部に装着される合成樹脂製容器蓋の典型例の一次成形状態(二次成形を加える前の状態)を示す斜面図。 図1に図示する容器蓋の底面図。 図2の線III−IIIにおける断面図。 図1に図示する容器蓋に施される二次加工の初期状態を示す断面図。 図1に図示する容器蓋に施される二次加工の終期状態を示す断面図。 図1に図示する容器蓋に二次加工を施して完成された容器蓋を示す断面図。 図6に図示する容器蓋の変形例を図示する部分断面図。 図6に図示する容器蓋の更に他の変形例を図示する部分断面図。 図6に図示する容器蓋を容器の口頸部に装着する装着工程の初期状態を示す断面図。 図6に図示する容器蓋を容器の口頸部に装着する装着工程の前期中間状態を示す断面図。 図6に図示する容器蓋を容器の口頸部に装着する装着工程の後期中間状態を示す断面図。 図6に図示する容器蓋を容器の口頸部に装着する装着工程の終期状態を示す断面図。 図6に図示する容器蓋を容器の口頸部に装着した状態を示す断面図。 図6に図示する容器蓋を容器の口頸部から離脱する際の中間状態を示す斜面図。 図6に図示する容器蓋を容器の口頸部から離脱する際の中間状態を示す断面図。 図6に図示する容器蓋を容器の口頸部から離脱する際の終期状態を示す斜面図。 図6に図示する容器蓋を容器の口頸部から離脱する際の終期状態を示す断面図。
以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された装着方法及び装置の好適実施形態について更に詳細に説明する。
図1乃至図3には、本発明の方法及び装置によって容器の口頸部に装着される合成樹脂製容器蓋の典型例の、成形型を使用する射出成型或いは圧縮成形によって一次成形された状態、換言すれば後述する二次成形が施される前の状態、が図示されている。ポリエチレン又はポリプロピレンの如き適宜の合成樹脂から一体に射出又は圧縮成形することができる、全体を番号2で示す図示の容器蓋は、天面壁4とこの天面壁4の周縁から垂下するスカート壁6とを具備する。天面壁4は平面図において円形状であり、平坦な中央部と半径方向外方に向かって下方に傾斜する周縁部とを有する。図3に明確に図示する如く、天面壁4の内面周縁部には、下方に延出する2条の環状シール片、即ち内側シール片8と外側シール片10とが配設されている。
スカート壁6は全体として略円筒形状である。スカート壁6の内周面下端部には環状係止突条12が形成されている。図1及び図3を参照することによって明確に理解されるとおり、スカート壁6の下端部には、スカート壁6の下端から上方に延びる複数個、図示の場合は12個、のスリット14が形成されている。スカート壁6の外周面には、スカート壁6の下端から上端まで延在する凹部16が周方向に間隔をおいて複数個、図示の場合は5個、配設されている。そして、かかる凹部16の各々の上部には薄肉反転片18の下端が接続されている。薄肉反転片18の各々は天面壁4を超えて上方に延出せしめられている。所望ならば、薄肉反転片18の下端をスカート壁6の外周面に代えてスカート壁6と天面壁4の境界領域に接続することもできる。
上記薄肉反転片18の上端には拘束壁20が接続されている。拘束壁20は略円環形状であり、その周方向における特定部位22は横断面積が小さい橋絡片から構成された破断可能な弱化部24によって規定されている。所望ならば、弱化部24を構成する橋絡片には、例えばその周方向中央部に横断面積が低減せしめられた極弱部位を形成することもできる。更に、弱化部24を配設することなく特定部位22において拘束壁20を分断することもできるが、後述するとおりにしてスカート壁6に対して拘束壁20を下降せしめる際に拘束壁20の捩じれ或いは過剰な拡張が充分確実に回避される故に、特定部位22には弱化部24を配設するのが好適である。また、図示の実施形態においては、弱化部24は軸線方向において拘束壁20の上端部に配設されているが、軸線方向において拘束壁20の中間部に配設することもできる。特定部位22の周方向両側には、夫々、半径方向外方に突出する被係止突起26が形成されている。被係止突起26の各々の周方向内側面(即ち特定部位22に隣接する側面)は半径方向に延在するが、被係止突起26の各々の周方向外側面(即ち特定部位22から離隔した側面)は半径方向外方に向かって周方向外方に延びる傾斜面である。図1と共に図2を参照することによって明確に理解される如く、薄肉反転片18が存在する複数個の部位において、拘束壁20は局部的に半径方向外方に幾分変位せしめられており、従ってかかる部位において拘束壁20の内径は局部的に、上記特定部位22を除く他の部分(かかる部分の内径は上記スカート壁6の、凹部16が形成されていない部分の外径に対応、換言すれは前記外径と略同一)よりも幾分増大せしめられている。
スカート壁6の外周面には半径方向外方に突出する接続片28を介して操作部30が接続されている。接続片28の周方向位置は、上記拘束壁20の特定部位22の周方向位置と整合せしめられている。操作部30は基部32とリング34とから構成されており、基部32の内面が接続片28の突出端に接続されている。基部32は周方向両側に延出しており、接続片28の両側に位置する基部32の両側端の内面には、夫々、半径方向内方に突出する係止突起36が形成されている。係止突起36の各々の周方向外側面(即ち接続片28から離隔した側面)は半径方向に延在するが、係止突起36の各々の周方向内側面(即ち接続片28に隣接する側面)は半径方向内側に向かって周方向内側に傾斜する傾斜面である。基部32から垂下するリング34は略円環形状である。
図示の容器蓋2においては、図1乃至図3に図示する形態の一次成形容器蓋2に次のとおりの二次成形が施される。図4に図示する如く、例えば天面壁4の内面中央部に当接せしめられる上面を有する円柱状支持アンビルでよい支持手段38によって容器蓋2の天面壁4を支持し、昇降機構(図示していない)の下端に固定された押圧ブロック40を拘束壁20の上端縁に当接せしめる。次いで、図5に図示する如く、押圧ブロック40を下降して拘束壁20を図5に示す位置まで強制的に下降せしめる。この際には、図4と図5とを比較参照することによって明確に理解されるとおり、薄肉反転片18の各々は上下方向略中間部で折り畳まれてU字形状に変形される。拘束壁20が図5に示す位置まで下降せしめられると、拘束壁20はスカート壁6の上部を囲繞し、拘束壁20の上端縁は天面壁4の上面と実質上面一になる。しかしながら、拘束壁20はスカート壁6に付設されている操作部30よりは上方に位置し、従って拘束壁20に形成されている被係止突起26は操作部30に形成されている係止突起36よりも上方に位置しており、係止突起36に係止していない。拘束壁20及び薄肉反転片18は、内周面に係止突条12が形成されているスカート壁6の下部は囲繞していないことが重要である。図6は二次加工が施された後の容器蓋2を図示している。所望ならば、押圧ブロック40として天面壁4に対応して開口を有る環状部材を使用して、拘束壁20をその上端縁が天面壁4の上面よりも幾分下方になる位置まで下降せしめることもできる。
図7には、容器蓋2の変形例が図示されている。この変形例においては、薄肉反転片18の各々の外側面の上下方向中間部位に全幅に渡って横方向に延びる溝を形成することによって局部的薄肉ライン42が規定されており、拘束壁20を下降せしめると薄肉反転片18の各々は局部的薄肉ライン42によって折り曲げられる。図6と図7とを比較参照することによって理解される如く、局部的薄肉ライン42が存在しない場合は、図5及び図6に誇張して二点鎖線で示すように、薄肉反転片18の各々が折り畳まれることによって薄肉反転片18の各々に生成される弾性的復元力に起因して拘束壁20が所要位置から変位せしめられてしまう傾向があるが、薄肉反転片18の各々に局部的薄肉ライン42が存在する場合には薄肉反転片18の各々に生成される弾性復元力を充分小さいものにすることができ、拘束壁20の変位を可及的に回避することができる。
図8は、容器蓋2の更に他の変形例を図示している。図8に図示する変形例においては、スカート壁6の外周面上端部(薄肉反転片18の片端が接続されている部位よりも幾分上方の部位)には周方向に連続して延びる(或いは拘束壁20の内周面における半径方向外方に変位せしめられていない部位、即ち薄肉反転片18が存在しない角度領域、に対応した複数個の部位の各々を周方向に延びる)突条44が形成されている。一方、拘束壁20の内周面における半径方向外方に変位せしめられていない複数個の部位、即ち薄肉反転片18が存在しない角度領域、には周方向に延びる溝46が形成されている。図8に図示する如く、二次加工が施されスカート壁6に対して拘束壁20が所要位置まで下降せしめられると、拘束壁20の溝46とスカート壁6の突条44とが係合して、拘束壁20が下降せしめられた位置に係留せしめられる。所望ならば、スカート壁6に溝を形成し、拘束壁20に突条を形成することもできる。
次に、図6に図示する二次加工を施した容器蓋2を容器の口頸部に装着して口頸部を密封する、本発明の方法及び装置の好適実施形態について説明する。図9を参照して説明すると、容器蓋2はポリエチレンテレフタレートの如き適宜の合成樹脂、アルミ基合金薄板の如き金属薄板或いはガラスから形成される容器の口頸部48(図9には容器の口頸部のみを図示している)に適用される。全体として円筒形状である口頸部48の外周面上部には環状被係止突条50が形成されている。図示の口頸部48においては、必要使用材料両の低減のために係止突条50の軸線方向中間部位に環状溝51が形成されている。口頸部48の外周面には、更に、係止突条50の下方に位置する環状サポートリング52も形成されている。周知の如く、サポートリング52は容器を適宜に搬送する際に利用される。
容器の口頸部48に容器蓋2を装着する際には、図9に図示する如く、適宜の支持台(図示していない)上に支持されている容器の口頸部48の上端部に容器蓋2が被嵌され、かかる容器蓋2に対して全体を番号54で示す装着装置が所要とおりに位置付けられる。装着装置54は中央押圧部材56とこの中央押圧部材56を囲繞する外側押圧部材58とを含んでいる。中央押圧部材56と外側押圧部材58とは、適宜の昇降動機構(図示していない)に連結されており、夫々別個独立に昇降動せしめられる。図示の実施形態においては、中央押圧部材56は円形底壁60及びこの底壁60の周縁から上方に延在する円筒形直立壁62から構成されている。底壁60は実質上水平に延在する円形下面64を規定している。外側押圧部材58は略円筒形状の側壁66及びこの側壁66の下端から更に下方に延出する略円筒形状の矯正壁68を含んでいる。側壁66の主部の内径は中央押圧部材56の直立壁62の外径と実質上同一であり、中央押圧部材56は外側押圧部材58の側壁66内に位置せしめられている。側壁66の下端部の内径は主部の内径よりも幾分大きくせしめられており、側壁66の下端には実質上水平に延びる円環状の下面70が規定されている。側壁66の上端には中央に貫通開口が形成されている上壁72が形成されている。矯正壁68の内周面は上記下面70の外周縁から下方に延び、その上半部は実質上鉛直に延びる円筒形状であるが、その下半部は下方に向かった半径方向外方に傾斜して延びる円錐台形状である。
装着工程の初期においては、図9に図示する如く、中央押圧部材56の上記下面64が容器蓋2の天面壁4の上面のみに当接せしめられ、外側押圧部材58の上記下面70は容器蓋2の拘束壁20よりも上方に位置せしめられている(即ち、外側押圧部材58の上記下面70は拘束壁20の上端縁に当接していない)。次いで、中央押圧部材56と外側押圧部材58とが同時に図10に示す位置まで下降せしめられる。かくすると、図9と図10とを比較参照することによって明確に理解される如く、容器の口頸部48に対して容器蓋2が下方に強制され、口頸部48の上端部が容器蓋2の天面壁4の内面即ち下面に形成されている内側シール片8と外側シール片10との間に位置せしめられて口頸部48が密封され、そしてまた容器蓋2のスカート壁6の内周面に形成されている係止突条12が口頸部48の外周面に形成されている被係止突条50を弾性的に乗り越えてこれに係止せしめられる。
しかる後に、外側押圧部材58が図12に図示するまで下降せしめられる。この際に、外側押圧部材58が図11に示す位置まで下降せしめられると、外側押圧部材58の上記下面70が容器蓋2の拘束壁20の上端縁に当接せしめられる。また、外側押圧部材58に付設されている矯正壁68の内周面の特定角度部位は容器蓋2のスカート壁6に操作部30の外面に近接乃至接触してその外側に位置する。上述したとおり容器蓋2のスカート壁6の内周面に形成されている係止突条12が口頸部48の外周面に形成されている被係止突条50を弾性的に乗り越えてこれに係止せしめられるが、この際にはスカート壁6にはその下部を半径方向外方に変位せしめんとする力が作用し、これに起因して操作部30が下方に向かって半径方向外方に傾斜する状態にせしめられる傾向がある(かくすると、後述するとおりにして相互に係合せしめられることが必要である被係止突起26と係止突起36との係止が困難になってしまう)。しかしながら、図10に示す状態から図11に示す状態に至る際には、上述したとおり外側押圧部材58に付設されている矯正壁68の内周面の特定角度部位が容器蓋2のスカート壁6に操作部30に接触乃至近接してその外側に位置する状態になり、これによって操作部30の傾斜が矯正される。外側押圧部材58が図12に示す位置まで下降せしめられると、外側押圧部材58の上記下面70から拘束壁20に加えられる押圧力によって拘束壁20が図12に示す位置、即ちスカート壁6の下半部を囲繞してスカート壁6の下半部が半径方向外方に変位するのを確実に防止して口頸部48に対する容器蓋2の装着を堅固なものにする位置、まで下降せしめられる。この際には、スカート壁6に形成されている接続片28が拘束壁20の弱化部24に作用し、これによって弱化部24が破断され、そしてまた拘束壁20に形成されている被係止突起26と操作部30に形成されている係止突起36とが相互に係止せしめられる(図1及び図2を参照されたい)。薄肉反転片18の各々は、U字形状に折り畳まれた状態から下方に延出する状態に変形される。一方、外側押圧部材58が図12に図示する位置まで下降せしめられると、外側押圧部材58の上壁72が中央押圧部材56の直立壁62の上端に当接し、これによって外側押圧部材58の更なる下降が阻止される(従って、外側部材58の上壁72と中央押圧部材56の直立壁62とは協働して、中央押圧部材56に対する外側押圧部材58の下降を所定位置に制限する制限手段を構成する)。上述したとおりにして口頸部48に対して容器蓋2が所要通りに装着されると、容器蓋2が装着された容器が装着装置から取り出される。図13は、容器の口頸部48に容器蓋2が所要とおりに装着された状態を示している。
容器の口頸部48から容器蓋2を離脱して口頸部48を開封する際には、操作部30のリング34に指を掛けて半径方向外方及び上方に変位せしめる。操作部30が図14及び図15に図示する位置まで変位せしめられると、操作部30の基部32に配設されている係止突起36と拘束壁20に配設されている被係止突起26との相互係止が解除され、拘束壁20の拡張が許容される。従って、スカート壁6、特にその下端部の半径方向外方への変位が許容され、スカート壁6の内周面下端部に形成されている係止突条12と口頸部48の被係止突条50との相互係止が部分的に解除され、スカート壁6が部分的に上方に変位せしめられる。容器内の圧力が大気圧よりも大きい場合には、スカート壁6の部分的上昇が開始された時点で口頸部48の密封が局部的に解除されて容器内の圧力が開放され、容器蓋2が偶発的に口頸部48から飛翔してしまうことが防止される。次いで、リング34を上方及び半径方向反対側に変位せしめると、図16及び図17を参照することによって明確に理解されるとおり、容器蓋2の全体が口頸部48から離脱せしめられ、口頸部48が開封される。
以上、添付図面を参照して本発明の方法及び装置の好適実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。また、特定の容器蓋について本発明の方法及び装置を説明したが、本発明の方法及び装置は、例えば二次加工が施されることなく一次加工で成形されたままの状態である図1乃至3に図示する通りの形態の容器蓋の如き他の形態の容器蓋を容器の口頸部に装着する際にも適用することができる。
2:容器蓋
4:天面壁
6:スカート壁
12:係止突条
14:スリット
16:凹部
18:薄肉反転片
20:拘束壁
22:特定部位
24:弱化部
26:被係止突起
28:接続片
30:操作部
34:リング
36:係止突起
42:局部的薄肉ライン
44:突条
46:溝
48:口頸部
50:被係止突条
54:装着装置
56:中央押圧部材
58:外側押圧部材
64:中央押圧部材の下面
66:外側押圧部材の側壁
68:矯正壁
70:側壁の下面

Claims (4)

  1. 円形天面壁及び該天面壁の周縁から垂下するスカート壁を具備し、該スカート壁の内周面には係止突条が形成されており、該スカート壁の外周面或いは該スカート壁の外周面と該天面壁の上面との境界部に接続された片端から延出する薄肉反転片が周方向に間隔をおいて複数個配設されており、該薄肉反転片の他端には、周方向における特定部位は分断されている或いは破断可能な弱化部によって規定されている拘束壁が接続されており、該拘束壁の該特定部位の周方向両側には該拘束壁の外周面から半径方向外方に突出する被係止突起が形成されており、該スカート壁には周方向において該拘束壁の該特定部位に整合した位置において該スカート壁の外周面から半径方向に延出する接続片を介して操作部が接続されており、該操作部には該接続片の周方向両側において半径方向内方に突出する係止突起が形成されている合成樹脂製容器蓋を、外周面には被係止突条が形成されている円筒形状の口頸部を有する容器の該口頸部に装着する方法にして、
    該スカート壁を該口頸部に被嵌して該口頸部に対して相対的に下降して、該スカート壁に形成されている該係止突条を該口頸部に形成されている被係止突条に係止させる工程、及び、
    該係止突条を該被係止突条に係止させた後に、該操作部を半径方向内方に矯正しながら該拘束壁を該スカート壁に対して相対的に下降して該拘束壁に形成されている該被係止突起を該操作部に形成されている係止突起に係止させる工程、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 円形天面壁及び該天面壁の周縁から垂下するスカート壁を具備し、該スカート壁の内周面には係止突条が形成されており、該スカート壁の外周面或いは該スカート壁の外周面と該天面壁の上面との境界部に接続された片端から延出する薄肉反転片が周方向に間隔を置いて複数個配設されており、該薄肉反転片の他端には、周方向における特定部位は分断されている或いは破断可能な弱化部によって規定されている拘束壁が接続されており、該拘束壁の該特定部位の周方向両側には該拘束壁の外周面から半径方向外方に突出する被係止突起が形成されており、該スカート壁には周方向において該拘束壁の該特定部位に整合した位置において該スカート壁の外周面から半径方向に延出する接続片を介して操作部が接続されており、該操作部には該接続片の周方向両側において半径方向内方に突出する係止突起が形成されている合成樹脂製容器蓋を、外周面には被係止突条が形成されている円筒形状の口頸部を有する容器の該口頸部に装着する装置にして、
    該天面壁の上面に当接される平坦な円形下面を有する中央押圧部材と、該中央押圧部材を囲繞し且つ該拘束壁の上端縁に当接される円環状下面を有する側壁及び該側壁の該下面を超えて延出する矯正壁を有する外側押圧部材と、該中央押圧部材及び該外側押圧部材を昇降動するための昇降動手段を含み、該矯正壁の内周面は該側壁の該下面の外周縁から下方に延び、
    該中央押圧部材が下降されることによって該天面壁及び該スカート壁が該口頸部に対して下降され、該外側押圧部材が下降されることによって該拘束壁が下降されると共に該矯正壁によって該操作部が半径方向内方に矯正される、
    ことを特徴とする装置。
  3. 該矯正壁の内周面の上半部は鉛直に延びる円筒形状であり、下半部は下方に向かって半径方向外方に傾斜して延びる円錐台形状である、請求項2記載の装置。
  4. 該中央押圧部材と該外側押圧部材とは別個独立に昇降動自在であり、該中央押圧部材に対する該外側押圧部材の下降を所定位置に制限する制限手段が配設されている、請求項2又は3記載の装置。
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