JP2016188149A - 光ファイバ母材の製造装置及び光ファイバ母材の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スートの堆積効率を低下させてしまうことなく、内部監視用窓の内側表面へのガラス微粒子の付着を抑制でき、堆積工程中の多孔質母材の製造状態を的確に観察することが可能であり、製造される光ファイバ母材の品質を担保することができる光ファイバ母材製造装置を提供する。【解決手段】反応容器と、前記反応容器内に配置されたターゲット部材と、前記反応容器内で、前記ターゲット部材へガラス微粒子を堆積させるためのバーナと、備えた光ファイバ母材製造装置であって、前記反応容器には、側壁に設けられた内部監視用窓、前記反応容器内へ気体を供給するための給気口、及び、前記反応容器内の気体を排出する排気装置が設けられ、前記気体の流れが、前記給気口から、前記内部監視用窓の反応容器の内側の表面付近を通過し、前記反応容器内に導入された後に排出されるように、前記給気口と、前記内部監視用窓と、前記排気装置とが構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバ母材製造装置及び光ファイバ母材の製造方法に関する。
光ファイバの母材を製造する方法として、VAD法や外付け法が知られている。図4は、VAD法を用いた従来の光ファイバ母材製造装置の概略構成を示す鉛直断面図である。図4に示すように、光ファイバ母材製造装置101は、反応容器110と、反応容器110内に設けられるターゲット部材120と、ターゲット部材120の先端から軸方向下方に向けてガラス微粒子を堆積させるためのコアバーナ130及びクラッドバーナ140とを備えている。なお、外付け法を用いた従来の光ファイバ母材製造装置では、コアバーナ130は設けられておらず、クラッドバーナ140のみを備えている。
ターゲット部材120は、例えば石英からなる棒状の部材であって、鉛直方向に延在して反応容器110内に設けられている。ターゲット部材120は、保持部121を介して、コラム122に支持されている。コラム122には、ターゲット部材120をその中心軸線周りに回転させ、且つ中心軸線方向に移動させる不図示の駆動装置が設けられている。コアバーナ130は、ターゲット部材120の先端から軸方向下方に向けてコアとなるガラス微粒子を堆積させてコアスートS1を生成するためのバーナである。クラッドバーナ140は、コアスートS1の外周に、クラッドとなるガラス微粒子を堆積させてクラッドスートS2を生成するためのバーナである。ターゲット部材120の先端から軸方向下方に向けてコアスートS1及びクラッドスートS2が生成されることで、光ファイバ多孔質母材S(以下、単に多孔質母材Sと称する)が製造される。製造された多孔質母材Sは、加熱による脱水処理及び透明ガラス化処理を経て、光ファイバ母材となる。さらに、必要に応じて不足したクラッドを付与した後、光ファイバ母材を線引きすることにより、光ファイバが製造される。
なお、従来の光ファイバ母材製造装置101は、図示しない給気装置(給気手段)と、排気装置170とを備えたブース150内に載置される。なお、図4ではブース150の床面のみが図示される。給気装置から導入された外気は、コアバーナ130と反応容器110との間の隙間、及び、クラッドバーナ40と反応容器10の間の隙間から、反応容器内に入る。さらに、反応容器内に入った外気は、排気装置170により、反応容器110から排出される。これにより、反応容器内は陰圧に保たれる。このように外気を流通させるのは、反応容器内のガスやガラス微粒子などが反応容器の外に漏出することを防ぎ、光ファイバ母材の堆積効率を低下させないためである。
光ファイバ母材製造装置には、多孔質母材Sの製造状態を監視するための内部監視用窓180が設置されている。反応容器内では酸素ガス、水素ガスが、多孔質母材の製造用原料ガスである塩化化合物ガスと加水分解反応をし、ガラス微粒子を生成する。そして、生成されたガラス微粒子のうち、スートとしてターゲット部材120の先端に堆積しないガラス微粒子は、反応容器内を浮遊した後、反応容器内面に付着する。当然に内部監視用窓の内側表面にもガラス微粒子が付着するため、曇った内部監視用窓により多孔質母材Sの製造状態を的確に観察することが出来なくなる。そのため、製造される多孔質母材の品質を担保できないという問題があった。
特開2005−8498号公報
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたものであって、スートの堆積効率を低下させてしまうことなく、内部監視用窓の内側表面へのガラス微粒子の付着を抑制でき、堆積工程中の多孔質母材の製造状態を内部監視用窓から的確に観察することが可能であり、製造される光ファイバ母材の品質を担保することができる光ファイバ母材製造装置を提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係る光ファイバ母材製造装置は、反応容器と、前記反応容器内に配置されたターゲット部材と、前記反応容器内で、前記ターゲット部材へガラス微粒子を堆積させるためのバーナと、を備える。前記反応容器には、側壁に設けられた内部監視用窓、前記反応容器内へ気体を供給するための給気口、及び、前記反応容器内の気体を排出する排気装置が設けられ、前記気体の流れが、前記給気口から、前記内部監視用窓の反応容器の内側の表面付近を通過し、前記反応容器内に導入された後に排出されるように、前記給気口と、前記内部監視用窓と、前記排気装置とが構成されている。
前記給気口が、前記内部監視用窓の近傍に設けられていてもよい。
前記給気口は、前記反応容器に設けられた、開口部と、前記開口部を覆うように設置される前記内部監視用窓との間の間隙により構成されていてもよい。
前記内部監視用窓が前記給気口から前記排気装置への気流の流れと略平行な側面に設けられていてもよい。
本発明の第2態様に係る光ファイバ母材の製造方法は、上記第1態様に係る光ファイバ母材製造装置を用いて、前記気体を、前記給気口を通して、前記内部監視用窓の反応容器の内側の表面付近を通過させて、光ファイバ母材を製造する。
本発明の上記態様に係る光ファイバ母材製造装置、及び、光ファイバ母材の製造方法においては、スートの堆積効率を低下させてしまうことなく、内部監視用窓の内側表面へのガラス微粒子の付着を抑制でき、堆積工程中の多孔質母材の製造状態を的確に観察することが可能であり、製造される光ファイバ母材の品質を担保することができる。
本発明の実施形態に係る光ファイバ母材製造装置の概略構成を示す鉛直断面図である。 (a)は本発明の第一の実施形態に係る光ファイバ母材製造装置の内部監視用窓の概略構成を示す鉛直断面図であり、(b)はその正面図である。 (a)は本発明の第二の実施形態に係る光ファイバ母材製造装置の内部監視用窓の概略構成を示す鉛直断面図であり、(b)はその正面図である。 従来の光ファイバ母材製造装置の概略構成を示す垂直断面図である。
以下、本発明に係る光ファイバ母材製造装置について、図面を引用しながら詳しく説明する。なお、以下の説明で使用する図面は、本発明の特徴を判り易くするために、便宜上、要部となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率等が実際と同じであるとは限らない。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態における、VAD法を用いた光ファイバ母材製造装置1を示す垂直断面図である。なお、図1における紙面上下方向は、鉛直方向である。
光ファイバ母材製造装置1は、光ファイバ多孔質母材S(以下、単に「多孔質母材S」と称する)を製造する装置である。図1に示すように、光ファイバ母材製造装置1は、反応容器10と、ターゲット部材20と、コアバーナ30(バーナ)と、クラッドバーナ40(バーナ)と、ブース50と、図示しない給気装置(給気手段)と、排気装置70とを備えている。反応容器10の側面には、光ファイバ母材を監視するための内部監視用窓80が設けられている。内部監視用窓80は、反応容器10の側面にボルトなどで固定される。また、内部監視用窓80が回動して開閉可能になるように、反応容器10と内部監視用窓80の上部とが蝶番を用いて接続されていてもよい。内部監視用窓80は耐熱性の強化ガラスや石英ガラスなどで形成される。
反応容器10は、製造される多孔質母材Sをその内部に収容する。反応容器10には、排気口11が設けられている。排気口11は、反応容器10内の気体を外部に向けて排出するための通気口である。反応容器10はアルミで形成される。
ターゲット部材20は、鉛直方向に延在して反応容器10内に設けられる棒状の部材である。また、ターゲット部材20の先端から軸方向下方に向けて多孔質母材Sが堆積される。ターゲット部材20は、例えば石英を用いて製作される。ターゲット部材20は、保持部21を介してコラム22(剛性部材)に支持されている。コラム22には、ターゲット部材20をその中心軸線周りに回転させ、且つ中心軸線方向に移動させる不図示の駆動装置が設けられている。コラム22は、鉛直方向に延びる柱状の剛性部材で形成され、ブース50の外部に設置されている。コアバーナ30は、ターゲット部材20の先端(下方)に軸方向にガラス微粒子を堆積させて、コアスートS1を生成する。コアバーナ30のノズル先端は、反応容器10に設けられた開口部から、反応容器10内に突出して配置されており、斜め上方に向けて設置されている。
クラッドバーナ40は、コアスートS1の外周にガラス微粒子を堆積させて、クラッドスートS2を生成する。クラッドバーナ40は、コアバーナ30の鉛直方向上方に配置され、クラッドバーナ40のノズル先端は、反応容器10に設けられた開口部から、反応容器10内に突出して配置されている。なお、多孔質母材Sは、コアスートS1とクラッドスートS2からなる。ブース50は反応容器10をその内部に収容する。また、ブース50は、その内部に清浄な空気すなわちクリーンエアが流動する空間を形成する。
第一実施形態においては、内部監視用窓80の近傍でかつ排気口11(排気装置70)が設けられる側面と対向する側面に、反応容器内に気体を供給するための給気口90が設けられている。そして、給気口90を介して供給され、排気装置70により排出される気体の流れにより、内部監視用窓80の反応容器の内側の表面付近へのガラス微粒子の付着が阻害される。反応容器10内を流れる気体として、クリーンエアを用いることにより、反応容器10内の塵芥を減少させることもできる。
図2(a)は、本実施形態に係る光ファイバ母材製造装置における、内部監視用窓80及び給気口90の概略構成を示す鉛直断面図である。図2(b)は、本実施形態に係る光ファイバ母材製造装置における、内部監視用窓80及び給気口90の概略構成を示す正面図である。
本実施形態においては、図2に示すように、給気口90は、正面から見て矩形状の内部監視用窓80の下部に、水平方向(内部監視用窓80の下辺に沿う方向)に拡がった、正面から見て矩形状の開口部として形成される。そして、反応容器外を陽圧にし、反応容器内を陰圧にする(反応容器10内の圧力を反応容器外の圧力より低くする)ことにより、反応容器の外部から内部に向かう気体の流れが生じる。ここで、給気口90と内部監視用窓80と排気装置70とは、給気口90から供給された気体が内部監視用窓80の反応容器10の内側の表面付近を通過するように構成されている。そのため、反応容器10内に浮遊するガラス微粒子が、内部監視用窓80の内側表面に到達しにくく、内部監視用窓80の反応容器10の内側の表面へのガラス微粒子の付着が阻害される。(図2(a)における矢印参照)
なお、給気口90の開口部の位置は、内部監視用窓80の下部には限定されず、給気口90の開口部から、反応容器10内への外気の流れが内部監視用窓80の内側を通過する限り、内部監視用窓80の上や、横方向に隣接して設けられていても良い。
また、給気口90の開口部の形状は特に限定されないが、内部監視用窓の内側における、開口部を通過する外気が通過する部分の面積が最大化される様に、内部監視用窓の一辺に沿って長方形状に設けられることが好ましい。
本実施形態における光ファイバ母材製造装置1は、VAD法を用いた製造装置であるが、これに限定されず、外付け法を用いた光ファイバ母材製造装置であってもよい。
<第二実施形態>
図3(a)は、本発明の別の実施形態に係る光ファイバ母材製造装置における、内部監視用窓81及び給気口91の概略構成を示す鉛直断面図である。図3(b)は、本発明の別の実施形態に係る光ファイバ母材製造装置における、内部監視用窓81及び給気口91の概略構成を示す正面図である。
本実施形態において、第一の実施形態とは、内部監視用窓81と、給気口91以外の部分は、同様であるため、説明を省略する。
本実施形態においては、給気口91は、反応容器側面に設けられた内部監視用窓設置用の開口部93と、内部監視用窓81との間の間隙により構成されている。
詳細を説明すると、本実施形態では、開口部93を覆うように内部監視用窓81が設置される。内部監視用窓81の上部と反応容器10とは、図3に示すように蝶番により接続され、内部監視用窓81の上部以外の部分は固定されていない。そのため、内部監視用窓81は、反応容器10の側面に対して蝶番を中心に回動可能である。本実施形態では、開口部93の下端と、内部監視用窓81の下部との間に治具94が挟まれている。それにより、内部監視用窓81は反応容器10の側面に対して傾いた状態で維持され、反応容器10の側面と内部監視用窓81との間には、治具94の厚みに応じた大きさの間隙(給気口91)が形成される。また、治具94の大きさ(厚さ)を調整することにより、給気口91の大きさを自由に調整することができる。間隙である給気口91を介して供給される気体の流れにより、内部監視用窓81の反応容器の内側の表面付近へのガラス微粒子の付着が阻害される。
なお、上記の第一及び第二実施形態では、排気口(排気装置)が設けられる側面と対向する側面に内部監視用窓及び給気口が設けられている。しかしながら、本発明は、給気口から供給された気体が内部監視用窓の反応容器の内側の表面付近を通過して排気される構成であれば限定されない。
例えば、内部監視用窓を気流の流れと略平行な側面(図1の反応容器10の紙面手前側の側面や奥側の側面)に設けてもよい。この場合でも、外部からの気体は、監視窓の内側表面を通るので好ましい。
また、給気口は内部監視用窓の、排気装置と離れた側の、一つ又は、二つの辺に沿って設けられてもよい。給気口を二つの辺に沿って設ける場合として、例えば、排気装置が反応容器の一側面の上部に設けられる場合に、給気口を排気装置が設けられる側面に対向する側面と、反応容器の下面に設けられる構成が挙げられる。このとき、内部監視用窓は排気装置及び給気口が設けられていない側面に設けられることで、気体が内部監視用窓の反応容器の内側の表面付近を通過して排気される。
<実施例>
第一実施形態、及び、第二実施形態で説明したそれぞれの装置で、スート母材を製造した後、脱水、透明ガラス化処理をして、外径φ100mm、有効長1000mmの光ファイバ母材を得た。本発明の第1実施形態及び第2実施形態に係る光ファイバ母材製造装置の使用によって、光ファイバ母材の製造中に、内部監視用窓が曇ることがなかった。また、内部監視用窓の曇りについて懸念することなく、反応容器内のガラス微粒子の濃度を高めることが出来るため、ガラス微粒子の堆積速度を速くすることが出来る。従って、従来の光ファイバ母材製造装置に比較して、本発明を用いることでスート母材の製造時間を短縮することが出来た。
以上、光ファイバ母材製造装置及び光ファイバ母材製造方法について説明してきたが、
本発明はこれに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能で
ある。
本発明は、光ファイバ母材製造装置及び光ファイバ母材製造方法に広く適用可能である。
1 光ファイバ母材製造装置、10、110 反応容器、20、120 ターゲット部材、22、122 コラム(剛性部材)、30、130 コアバーナ(バーナ)、40、140 クラッドバーナ(バーナ)、50,151 ブース、70、170 排気装置、80、81 内部監視用窓、90、91 給気口

Claims (5)

  1. 反応容器と、
    前記反応容器内に配置されたターゲット部材と、
    前記反応容器内で、前記ターゲット部材へガラス微粒子を堆積させるためのバーナと、
    を備えた光ファイバ母材製造装置であって、
    前記反応容器には、側壁に設けられた内部監視用窓、前記反応容器内へ気体を供給するための給気口、及び、前記反応容器内の気体を排出する排気装置が設けられ、
    前記気体の流れが、前記給気口から、前記内部監視用窓の前記反応容器の内側の表面付近を通過し、前記反応容器内に導入された後に排出されるように、前記給気口と、前記内部監視用窓と、前記排気装置とが構成されていることを特徴とする光ファイバ母材製造装置。
  2. 前記給気口が、前記内部監視用窓の近傍に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ母材製造装置。
  3. 前記給気口は、前記反応容器に設けられた、開口部と、前記開口部を覆うように設置される前記内部監視用窓との間の間隙により構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の光ファイバ母材製造装置。
  4. 前記内部監視用窓が前記給気口から前記排気装置への気流の流れと略平行な側面に設けられることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ母材製造装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の光ファイバ母材製造装置を用いて、
    前記気体を、前記給気口を通して、前記内部監視用窓の前記反応容器の内側の表面付近を通過させて、光ファイバ母材を製造することを特徴とする光ファイバ母材の製造方法。
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