JP2016185817A - スタンディングパウチの収納容器への充填装置。 - Google Patents
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Description
スタンディングパウチは、柔軟性のある素材により製造されるため、押圧や内容物の移動によって変形等が容易に起こる特徴を有する。このため、複数個のスタンディングパウチを、ダンボール等の収納容器に充填しようとする場合には、パウチの変形によって整列させバランスよく収納させることが困難な場合があった。特に、複数のスタンディングパウチを個別に収納容器に充填しようとすると、バランスよく収納することが困難であった。
これらの事情に鑑み、ダンボール等に複数パウチを並べて箱詰め方法に関して以下の先行技術が開示されている。
「1)複数のスタンディングパウチを所定方向の整列状態で、順次搬送するコンベア装置と、
2)該コンベア上の所定個数のスタンディングパウチをその底部を押圧してコンベアライン外の第一領域に押出しする第一押出機構と、
3)前記第一領域に押出された所定個数のスタンディングパウチの幅寄せをする幅寄機構と、
4)幅寄せ後のスタンディングパウチを第一領域に連続する第二領域に押出しする第二押出機構と、
5)前記第二領域とその下方の所定位置の間を昇降可能な平板部材の可動機構と、
6)前記第二領域に載置されたスタンディングパウチを押出しする第三押出機構と、
7)前記第三押出機構により押し出されたスタンディングパウチを収容する収納容器の設置機構と、
を備えたスタンディングパウチの収納容器への充填装置。」、である。
すなわち、本願第二の発明は、
「前記容器収納装置において、前記平板部材の下降状態で前記第二領域を開閉可能なシャッター機構を、備えた請求項1に記載のスタンディングパウチの収納容器への充填装置。」、
である。
3 仕切板
5 櫛歯板
11 第一枠板
13 幅寄板
15 第二枠板
21 押出ユニット
23 第一板部(押出ユニット)
25 第二板部(押出ユニット)
31 シャッター
1A 第一領域
2A 第二領域
1P 第一押出機構
2P 第二押出機構
3P 第三押出機構
PA 幅寄せ機構
DB ダンボール(収納容器)
SP スタンディングパウチ
ST シャッター機構
─全体の構成及び各部の構成─
図1はスタンディングパウチの一般的な形状を示した斜視図である。図2は本発明の第一の実施態様の全体の構成を示した斜視模式図である。図3は本発明の第一の実施態様におけるスタンディングパウチを幅寄せ工程を示した斜視模式図である。図4は本発明の第一の実施態様の第一領域と第二領域とその周辺を示した斜視模式図である。図5は第二領域におけるスタンディングパウチの積層状態の形成までの動きを示した斜視模式図である。図6はスタンディングパウチの第一領域から第二領域への押出し及び、第二領域からダンボールへの押出しの状態を示した斜視模式図である。図7はスタンディングパウチを収納容器(ダンボール)に充填した後の状態を示した斜視模式図である。
本願の第一の実施態様におけるスタンディングパウチSPとは、図1に示すように軟包材で製造されるパック袋であって、開口部が閉じられており、底部が広がる形状を有する。図1に示したものはスタンディングパウチSPの一例であって、他の種々の形状が可能である。
次に、当該コンベアライン1より所定個数のスタンディングパウチSPを第一領域1Aに押し出す第一押出機構1Pが備えられている。本第一の実施態様における第一押出機構1Pは、図2に示すように櫛歯板5が伸縮するように構成されており、コンベア上の所定位置にスタンディングパウチSPが到着すると、当該櫛歯板5が複数のスタンディングパウチSPを一度に底部から押圧できる構成を採っている。櫛歯板5の伸縮についてはエアーシリンダー方式等、公知の方法を用いることができる。本第一の実施態様では4つのスタンディングパウチSPについてその底部を一度に押圧して第一領域1Aに押し出す構成を示している。但し、第一押出機構1Pは、本第一の実施態様に示した構成に限定されることがないことは勿論である。
前記第一押出機構1Pによって複数のスタンディングパウチSPは第一領域1Aに押し出される。図4に示すように当該第一領域1Aとコンベアライン1は近接して、略同一平面を形成するようになっており、コンベアライン1から複数のスタンディングパウチSPがスムースに第一領域1Aに押し出されるように構成されている。また、第一領域1Aは平板状の部材で構成すればよく。材質はステンレスやプラスチック等の種々の素材を用いることができる。当該第一領域1Aは、図2又は図4に示すように略垂直状に設けられて固定された枠板1と後述する幅寄板13によってその両端が規定されている。第一領域1Aに押出されたスタンディングパウチSPは、コンベア上の仕切板3が無い状態で第一領域1Aに押し出されるため、やや寝た状態で相互に重なり合った状態に配置されることとなるが、図3に示すように幅寄せ機構PAにおいて幅寄板13が図1の矢印方向に押圧することによってスタンディングパウチSP同士の接触が大きくなり、各スタンディングパウチSPの水平面に対する傾斜角度は大きくなり、略垂直方向に向かう状態となり、幅寄せ状態が完了する。
さらに、本第一の実施態様においては当該第二領域2Aにおいて、両開きで開閉可能なシャッター31が設けられている。そして、当該シャッター31が開状態において前記の平板部材(昇降板33)が昇状態で第二領域2A上の平面部を形成するように構成されている。また、平板部材(昇降板33)が降状態ではシャッター31が閉状態とすることが可能となり、当該閉状態においてシャッター自身が第二領域2A上の平面部を形成するように構成されている。
次に、本第一の実施態様における複数のスタンディングパウチSPの第一領域1A→第二領域2Aへの押出し機構について説明する。第一領域1A→第二領域2Aへの押出しは、図2及び図6に示すように三面の板状体が断面コ字状に形成された押出ユニット21の第一板部23による押出しによって実現される。
本第一の実施態様における押出ユニット21は図2に示すように第一板部23と第二板部25と、第一板部23と第二板部25を連結する連結板から構成されている。
尚、当該押出ユニット21の移動は、当該押圧ユニットの連結板の上部に設けられた移動駆動装置によって実現される。これらの駆動装置は具体的な構成は図示しないが、公知の機構を適宜採用すればよい。
当該押出ユニット21はコ字状の板状体内部に第一領域1AのスタンディングパウチSPを覆うように降下して押出ユニット21の第一板部23と第二板部25の間隔内に第一領域1A上のスタンディングパウチSPが配置される状態となる。次に、押出ユニット21が第二領域2A側(ダンボールDB側)に移動することによって第一板部23の内面に第一領域1A上の幅寄せされた複数のスタンディングパウチSPの底面が接触して押出ユニット21が図6の矢印方向に移動するに伴って、第一領域1A上の複数のスタンディングパウチSPが押出しされて第二領域2Aに移動する。
次に、本発明の第一の実施態様についてスタンディングパウチSPの動きを追いながら説明を以下に記載する。
本発明に利用できるスタンディングパウチSPは、種々の形態が利用できる。図1に示したタイプは一例にすぎず、例えば、液体を内部に含むスタンディングパウチであれば、注ぎ口を設けてもよいことは勿論である。また、コンベアには、5つごとの仕切板3が所定の間隔を経て設置されている。当該仕切り部材の間にそれぞれ、合計4つのスタンディングパウチがコンベアの進行方向と直行する向きに載置されている。当該スタンディングパウチは、第一押出機構1Pによる押出し板にその底面を向ける方向に載置されており、順次、間歇的に搬送されている。
当該第一領域1Aに達したスタンディングパウチSPは、仕切板3より離脱するためそれぞれのパウチの側面部の一部が重なり合った状態で第一領域1A内に載置される。当該スタンディングパウチSPは、枠板1との間隔に載置されており、やや寝た状態で相互に重なり合った状態に配置される。次にコンベアと略並行に伸長するように備えられた幅寄板13を伸長させる。当該幅寄板13がスタンディングパウチSPを押圧して、第一枠板11と幅寄板13との間隔が狭くなるにつれて、スタンディングパウチ同士の接触が大きくなる。そして、各スタンディングパウチSPの水平面に対する傾斜角度は大きくなり、略垂直方向に向かう状態となり、幅寄せ状態が完了する。
また、これと同時に押出しユニットの第二板部25の外側の第二領域2Aに、先のステップで2層に積層されたスタンディングパウチSPが存在するように配置されている。
また、これと同時に押出ユニット21の第二板部25の外側が第二領域2Aにある2層のスタンディングパウチ積層体に接触して当該積層体をダンボールDB側に押出する。
まず、前述のように、まずスタンディングパウチSPは、第二押出機構2Pにおいて第一領域1Aより押出ユニット21の第一板部23に接触して押圧されて、第二領域2Aに押し出される。この時、シャッター31は開状態で、昇降板33は開状態のシャッター面と同一平面を形成し、第二領域2Aを形成している(図5−(1))。
次に、昇降板33は下降を開始する(図5−(2))。昇降板33はさらに下降を継続して、載置されたスタンディングパウチSPの上面が第二領域2Aよりも下方に達すると(図5−(3))、シャッター31が閉じる。また、これと共に昇降板33上のスタンディングパウチSPの上端がシャッター31の下面付近まで上昇してスタンバイ状態となる(図5−(4))。
Claims (2)
- 1)複数のスタンディングパウチを所定方向の整列状態で、順次搬送するコンベア装置と、
2)該コンベア上の所定個数のスタンディングパウチをその底部を押圧してコンベアライン外の第一領域に押出しする第一押出機構と、
3)前記第一領域に押出された所定個数のスタンディングパウチの幅寄せをする幅寄機構と、
4)幅寄せ後のスタンディングパウチを第一領域に連続する第二領域に押出しする第二押出機構と、
5)前記第二領域とその下方の所定位置の間を昇降可能な平板部材の可動機構と、
6)前記第二領域に載置されたスタンディングパウチを押出しする第三押出機構と、
7)前記第三押出機構により押し出されたスタンディングパウチを収容する収納容器の設置機構と、
を備えたスタンディングパウチの収納容器への充填装置。
- 前記容器収納装置において、前記平板部材の下降状態で前記第二領域を開閉可能なシャッター機構を、備えた請求項1に記載のスタンディングパウチの収納容器への充填装置。
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