JP2014037253A - 箱詰め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品を梱包箱に入れるためのバケットに組み合わせられる押さえ蓋が、物品の傷付き要因や、梱包箱嵌合の阻害要因にならないようにする。
【解決手段】箱詰め装置20は、バケット30に所定個数の物品Aを積載する物品積載装置40と、梱包箱Bをバケット30に向けて押し出し、バケット30に梱包箱Bを被せるプッシャ60と、バケット30からの物品Aのはみ出しを規制すると共に、梱包箱Bがバケット30に被せられるのに伴い梱包箱Bの外部に退避する押さえ蓋70と、バケット30及びその外側の梱包箱Bを、梱包箱Bの開放部Baが上を向くように姿勢変更させるバケット姿勢変更装置50と、姿勢変更後のバケット30と梱包箱Bの相対位置を変えて梱包箱Bからバケット30を出し、梱包箱B内に物品Aのみを残す物品転載装置80と、を備える。
【選択図】図10

Description

本発明は物品の箱詰め装置に関する。
物品の箱詰め装置はこれまでにも数多く提案されているが、物品の種類によっては特別な配慮が必要とされることがある。例えば、液体や粉体などの沈下現象を生じる内容物を収納したパウチや袋の場合、通常展示したり保管したりするときのように立てた状態にすると、内容物が沈下してパウチや袋の下側が膨らみ、予定していた大きさの梱包箱に入らない、という事態を生じることがある。1個の梱包箱に複数個の物品をまとめて入れる場合など、この問題は特に顕著に表れる。
上記問題を解決できる箱詰め装置が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された装置では、沈下現象を生じる内容物を収納した袋物を複数個、横臥状態でバケットに載置して上から蓋を被せ、このバケットと蓋を横向きにした梱包箱に差し込む。次いで梱包箱を、開放側が上にくるように90度回転させて縦向きにする。それからバケットと蓋を梱包箱の外に出す。これにより、袋物のみが梱包箱の中に残ることになる。この後袋物の内容物に沈下現象が生じたとしても、既に梱包箱に入れられた後の話であるから問題はない。
特許第3474679号公報
特許文献1に記載された箱詰め装置では、バケットと蓋がヒンジで連結されている。バケットにヒンジを設けた場合、ヒンジはバケットの内側または外側に突き出す。バケットの内側にヒンジが突き出していると、バケットから梱包箱への移載時に、ヒンジに物品が引っ掛かって、物品の包装に傷が付いたり、包装が破れたりするおそれがある。バケットの外側にヒンジが突き出していると、バケットに梱包箱を被せる際、ヒンジに梱包箱の縁または内面が引っ掛かって、バケットを梱包箱に完全に差し込むことができないという事態、もしくは梱包箱の損傷、あるいは挿入不良による機械トラブルの発生などを招くおそれがある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、複数の物品を載置したバケットに側方から梱包箱を被せ、梱包箱の開口部が上向きになるように梱包箱の姿勢を変えた後、梱包箱からバケットを出す箱詰め装置において、バケットからの物品のはみ出しを規制する蓋の存在が、物品の傷付き要因や、梱包箱嵌合の阻害要因にならないようにすることを目的とする。
本発明に係る箱詰め装置は、上面が物品受入開口部、少なくとも一側面が物品放出開口部となったバケットと、前記バケットに所定個数の物品を積載する物品積載装置と、開放部を前記バケットの前記物品放出開口部に向けた梱包箱を前記バケットに向けて押し出し、前記バケットに前記梱包箱を被せるプッシャと、前記梱包箱が前記バケットに被せられるのに先だって、前記バケットからの前記物品のはみ出しを規制すると共に、前記梱包箱が前記バケットに被せられるのに伴い前記梱包箱の外部に退避する押さえ蓋と、前記バケット及びその外側の前記梱包箱を、前記バケットの前記物品放出開口部が下を向き、前記梱包箱の前記開放部が上を向くように姿勢変更させるバケット姿勢変更装置と、姿勢変更後の前記バケットと前記梱包箱の相対位置を変えて前記梱包箱から前記バケットを出し、前記梱包箱内に前記物品のみを残す物品転載装置と、を備えることを特徴としている。
上記構成の箱詰め装置において、前記押さえ蓋には、前記梱包箱の前記開放部を前記物品上へと誘導するガイド部が形成されていることが好ましい。
上記構成の箱詰め装置において、前記押さえ蓋は、前記梱包箱が前記バケットに被せられるとき、一部が前記梱包箱に重なった状態で、前記梱包箱と同期して移動することが好ましい。
上記構成の箱詰め装置において、前記物品は包装資材としてパウチを用いており、前記パウチには沈下現象を生じる内容物が収納されていることが好ましい。
本発明によると、バケットと押さえ蓋はヒンジで連結された関係にはない。従って、バケットと押さえ蓋を連結するヒンジが物品に傷を付ける要因となったり、バケットに梱包箱が被さるのを阻害する要因となったり、梱包箱が損傷する要因となったりする懸念はない。
本発明に係る箱詰め装置を含む箱詰めシステムの概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る箱詰め装置の側面図で、第1の状態を示すものである。 物品を積載したバケットの断面図である。 本発明の実施形態に係る箱詰め装置の側面図で、第2の状態を示すものである。 本発明の実施形態に係る箱詰め装置の側面図で、第3の状態を示すものである。 バケットに積載された物品を押さえ蓋が押さえている状態の断面図である。 本発明の実施形態に係る箱詰め装置の側面図で、第4の状態を示すものである。 本発明の実施形態に係る箱詰め装置の側面図で、第5の状態を示すものである。 バケットに梱包箱が被せられた状態の断面図である。 本発明の実施形態に係る箱詰め装置の側面図で、第6の状態を示すものである。 本発明の実施形態に係る箱詰め装置の側面図で、第7の状態を示すものである。 本発明の実施形態に係る箱詰め装置の側面図で、第8の状態を示すものである。 本発明の実施形態に係る箱詰め装置の側面図で、第9の状態を示すものである。 本発明の実施形態に係る箱詰め装置の側面図で、第10の状態を示すものである。 本発明の実施形態に係る箱詰め装置の制御ブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。図1に概略構成を示す箱詰めシステム1は複数個の物品Aを段ボール製の梱包箱Bに箱詰めする。物品Aは、液体や粉体などの沈下現象を生じる内容物をパウチに収納したものである。
物品Aは物品搬入コンベア10の上に互いに所定間隔を保って1列に並べられ、順次送られてくる。物品搬入コンベア10の上の物品Aは、通常展示したり保管したりするときのように立てた状態ではなく、横臥状態とされている。
物品搬入コンベア10の末端に、本発明に係る物品箱詰め装置20が配置される。物品箱詰め装置20は様々な要素により構成されるものであり、図1にはその一部のみが示されている。それは、物品Aを受け取るバケット30と、バケット30に所定個数の物品Aを積載する物品積載装置40である。
物品積載装置40は物品Aを真空吸着する吸着ヘッド41を備える。図示しないアームが吸着ヘッド41を支持し、吸着ヘッド41にいわゆるゲートモーションの動きを与える。吸着ヘッド41は2個存在する。2個の吸着ヘッド41は、物品搬入コンベア10上の物品Aを真空吸着して引き上げ、水平移動して物品Aをバケット30の上まで運び、そこから降下してバケット30に物品Aを下ろす、という作業を交互に行う。
バケット30は板金を折曲して長さの短い樋のような形状としたものであり、上面が物品受入開口部30a、樋形状の一端に相当する一側面が物品放出開口部30bとなっている。梱包箱Bは、梱包箱搬入コンベア11で搬入される段階では天面が物品受け入れ用の開放部Baとなっている。「開放部」とはフラップが開いたままになっている面のことである。梱包箱Bは開放部Baを側面に向けた状態で、すなわち横臥状態で、梱包箱搬入コンベア11に載置される。梱包箱Bは梱包箱搬入コンベア11の上に互いに所定間隔を保って1列に並べられ、順次送られてくる。梱包箱Bは断面形状八角形に描かれているが、これは単なる例示であり、発明を限定するものではない。一般的な矩形断面の梱包箱であってもよい。
梱包箱Bは、開放部Baがバケット30の物品放出開口部30bに向かい合う位置まで来るとバケット30に向けて押し出され、バケット30に被せられる。その後バケット30と梱包箱Bは、バケット30の物品放出開口部30bが下を向き、梱包箱Bの開放部Baが上を向くように姿勢変更せしめられる。次いで梱包箱Bとバケット30の相対位置が変わり、梱包箱Bからバケット30が出される。物品Aのみが内部に残った梱包箱Bは梱包箱搬出コンベア12に載置される。梱包箱搬出コンベア12に載置された梱包箱Bは後工程へと送られ、そこで開放部Baに設けられているフラップBbが閉じられ、粘着テープやホットメルト接着剤で封緘されるなどの処置を受ける。
続いて、箱詰め装置20のその他の構成要素、すなわちバケット30に梱包箱Bを被せるプッシャ、バケット30からの物品Aのはみ出しを規制する押さえ蓋、バケット30及びその外側の梱包箱Bを、バケット30の物品放出開口部30bが下を向き、梱包箱Bの開放部Baが上を向くように姿勢変更させるバケット姿勢変更装置、姿勢変更後のバケット30と梱包箱Bの相対位置を変えて梱包箱Bからバケット30を出し、梱包箱B内に物品Aのみを残す物品転載装置、などの詳細を、図2以下の図を参照しつつ説明する。
バケット30は、図9に示す通り、梱包箱Bの断面形状と相似の断面形状とされている。バケット30はバケット姿勢変更装置50に支持される。バケット姿勢変更装置50はバケット30を90°回転させて、物品受入開口部30aが上を向き、物品放出開口部30bが梱包箱搬入コンベア11の方を向く姿勢と、物品受入開口部30aが梱包箱搬入コンベア11の方を向き、物品放出開口部30bが下を向く姿勢のいずれかをとらせる。
バケット30に向き合う形でプッシャ60が配置される。プッシャ60は垂直な押し板60aを先端に取り付けた水平なロッド60bを支持部60cに支持させたものである。ロッド60bは図示しない動力源により図2の左右方向にスライドせしめられる。動力源としてはエアシリンダやモータが用いられる。
バケット30の物品受入開口部30aから物品Aがはみ出していたのでは、バケット30に梱包箱Bを被せることができない。このため、バケット30からの物品Aのはみ出しを規制する押さえ蓋70が設けられる。押さえ蓋70は押さえ蓋移動装置71に支持される。押さえ蓋70は梱包箱搬入コンベア11に面する側の端が斜め下向きに折り曲げられており、この部分が梱包箱Bの開放部Baを物品A上へと誘導するガイド部70aとなる。
押さえ蓋移動装置71は、図示しない動力源により、梱包箱搬入コンベア11の長さ方向と直角の方向において水平に移動する。押さえ蓋移動装置71には押さえ蓋姿勢変更装置72が取り付けられている。
押さえ蓋姿勢変更装置72は次の構成要素を含む。まず、押さえ蓋移動装置71のバケット30に近い側の端に、軸72aによりレバー72bが取り付けられている。レバー72bはバケット30の樋形状の中心線に平行な面内で回転可能であり、その先端に押さえ蓋70が取り付けられている。レバー72bから斜め上方にブラケット72cが突き出す。ブラケット72cは梱包箱搬入コンベア11の方向に突き出しており、その先端に、押さえ蓋移動装置71の上面に取り付けられたクレビスタイプのエアシリンダ72dのロッドが連結している。
図11から図14には、バケット30とその外側の梱包箱Bが、バケット30の物品放出開口部30bが下を向き、梱包箱Bの開放部Baが上を向くように姿勢変更された後、梱包箱Bとバケット30の相対位置を変えて梱包箱Bからバケット30を出す物品転載装置80が示されている。物品転載装置80は、梱包箱搬出コンベア12の上に梱包箱Bを下ろすエレベータとして構成されている。
箱詰め装置20とその付属設備は、より正確に言えばそれらを動作させるための動力源は、図15に示す制御部90によって制御される。図15には制御部90の制御対象として物品積載装置40、バケット姿勢変更装置50、プッシャ60、押さえ蓋移動装置71、押さえ蓋姿勢変更装置72、及び物品転載装置80が記載されているのみであるが、箱詰めシステム1のその他の構成要素も制御部90の制御対象とすることができる。
続いて、バケット30に積載された物品Aを梱包箱Bに移し替え、物品Aを入れた梱包箱Bを梱包箱搬出コンベア12で搬出するまでの工程を説明する。
図2において、バケット30は物品受入開口部30aを上に向け、物品放出開口部30bを梱包箱搬入コンベア11の方に向けた姿勢で保持されている。この姿勢をバケット30の「初期姿勢」と称する。初期姿勢のバケット30の内部には、図3に示す通り、横臥状態の物品Aが1段3個ずつ上下2段、計6個積み込まれている。この物品Aの積み込み方は単なる例示であり、発明を限定するものではない。
図2において、押さえ蓋70はバケット30から図において右方に離れた位置にあり、またバケット姿勢変更装置72によって持ち上げられた姿勢となっている。押さえ蓋70のこの時の位置と姿勢を押さえ蓋70の「初期位置」「初期姿勢」と称する。プッシャ60は押し板60aを支持部60cに引きつけた位置にある。プッシャ60のこの時の位置をプッシャ60の「初期位置」と称する。
続いて図4に示す通り、押さえ蓋移動装置71が押さえ蓋70をバケット30の上に移動させる。この時点では押さえ蓋姿勢変更装置72は押さえ蓋70を初期姿勢に維持しており、押さえ蓋70は物品Aに接触しない。
ここで押さえ蓋姿勢変更装置72のエアシリンダ72dがロッドを伸ばし、レバー72bを図において反時計まわりに回転させる。押さえ蓋70は図5及び図6に示す位置まで移動し、姿勢も変わる。物品Aの一部がバケット30の外にはみ出していたとしても、そのはみ出し部分は押さえ蓋70によりバケット30の内部に押し込められる。この時ガイド部70aの先端は、梱包箱Bの複数のフラップBbの中で一番上に位置しているものの先端よりも下がった位置にある。
続いて図7に示す通りプッシャ60が動作し、梱包箱搬入コンベア11の上の梱包箱Bをバケット30の方に押し出す。梱包箱Bは開放部Baを通じて内部にバケット30を取り込む。すなわち梱包箱Bはバケット30の外側に被さる。梱包箱Bの複数のフラップBbの中で一番上に位置しているものが重力により多少垂れ下がっていたとしても、ガイド部70aがそれをすくい上げるから、梱包箱Bはバケット30と押さえ蓋70を合わせたものの外側にスムーズに被さる。
押さえ蓋70の一部が梱包箱Bに重なったとき、すなわち図7の状態になったとき、押さえ蓋移動装置71が動作を再開し、押さえ蓋70は梱包箱Bと同期して移動する。すなわち押さえ蓋70は、バケット30からの物品Aのはみ出しを規制しつつ、一部が梱包箱Bに重なった状態のまま、梱包箱Bを先導して移動する。
プッシャ60は梱包箱Bを図8の位置まで押して行く。プッシャ60が停止した後も押さえ蓋移動装置71は動作を続け、押さえ蓋70は梱包箱Bの外部に退避する。梱包箱Bは図9に示す通りバケット30と物品Aを内部に取り込んでいる。
続いて図10に示す通り、押さえ蓋姿勢変更装置72が押さえ蓋70を初期姿勢に持ち上げる。プッシャ60は初期位置に戻る。
続いて図11に示す通り、押さえ蓋移動装置71が押さえ蓋70を初期位置に戻す。この時ガイド部70aは梱包箱Bの複数のフラップBbの中で一番上に位置するものよりも高く持ち上げられており、押さえ蓋70が梱包箱Bに引っ掛かるようなことはない。
押さえ蓋移動装置71が押さえ蓋70を初期位置に戻すのに歩調を合わせて、バケット姿勢変更装置50が、バケット30及びその外側の梱包箱Bを、バケット30の物品放出開口部30bが下を向き、梱包箱Bの開放部Baが上を向くように姿勢変更させる。これにより物品Aはバケット30から滑り落ちて梱包箱Bの内部底面で受け止められることになる。梱包箱Bは中の物品Aと共に少しの距離だけ落下し、図12に示す通り物品転載装置80の上に着地する。
続いて図13に示す通り、物品転載装置80が降下し、梱包箱Bを梱包箱搬出コンベア12の上に着地させる。この動作を可能にするため、梱包箱搬出コンベア12の少なくともこの部分はローラ同士の間に隙間を明けたローラコンベアとして構成し、物品転載装置80は前記ローラ同士の隙間の間に入り込むフォークで梱包箱Bを支えることとするのがよい。
物品転載装置80が降下する一方で、バケット30はその位置に留まっている。このため図13に示す通りバケット30と梱包箱Bの相対位置が変わり、バケット30は梱包箱Bから出て物品Aと完全に切り離される。梱包箱Bの内部には物品Aのみが残る。
梱包箱搬出コンベア12が梱包箱Bを受け止めた後、図14に示す通り、バケット30は初期姿勢に復帰する。このバケット30に物品積載装置40が再び物品Aを積載し、図2からの工程が繰り返される。梱包箱搬出コンベア12は梱包箱Bを次工程へと運び去り、そこで梱包箱Bは所定の処置を受ける。
本実施形態では押さえ蓋70は一部のみ梱包箱Bに重なった状態で梱包箱Bに同期して移動するものとしたが、押さえ蓋70の全体が梱包箱Bに重なった後、梱包箱Bから押さえ蓋70を脱出させることとしてもよい。この場合、押さえ蓋70としてバケット30の全長をカバーする長さのものを用いてもよい。
バケット30と共に押さえ蓋70も姿勢変更させ、バケット30の物品放出開口部30bが下を向き、梱包箱Bの開放部Baが上を向いてから押さえ蓋70を上方に引き抜くように構成してもよい。
バケット30に積載する物品Aが複数個でなければならないこともない。ただ1個の物品Aがバケット30に積載される構成であってもよい。
また本実施形態では、包装資材としてパウチを用い、そのパウチの中に沈下現象を生じる内容物を収納した物品を例示したが、このような包装形態のものに物品が限定される訳ではない。圧迫することで変形したり体積が縮小したりし、そのようにすることで梱包箱に入れやすくなる物品全般に本発明は適用可能である。
以上本発明の実施形態を説明したが、この他、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、物品の箱詰め装置に利用可能である。
1 箱詰めシステム
10 物品搬入コンベア
11 梱包箱搬入コンベア
12 梱包箱搬出コンベア
20 箱詰め装置
30 バケット
40 物品積載装置
50 バケット姿勢変更装置
60 プッシャ
70 押さえ蓋
71 押さえ蓋移動装置
72 押さえ蓋姿勢変更装置
80 物品転載装置
A 物品
B 梱包箱

Claims (4)

  1. 上面が物品受入開口部、少なくとも一側面が物品放出開口部となったバケットと、
    前記バケットに所定個数の物品を積載する物品積載装置と、
    開放部を前記バケットの前記物品放出開口部に向けた梱包箱を前記バケットに向けて押し出し、前記バケットに前記梱包箱を被せるプッシャと、
    前記梱包箱が前記バケットに被せられるのに先だって、前記バケットからの前記物品のはみ出しを規制すると共に、前記梱包箱が前記バケットに被せられるのに伴い前記梱包箱の外部に退避する押さえ蓋と、
    前記バケット及びその外側の前記梱包箱を、前記バケットの前記物品放出開口部が下を向き、前記梱包箱の前記開放部が上を向くように姿勢変更させるバケット姿勢変更装置と、
    姿勢変更後の前記バケットと前記梱包箱の相対位置を変えて前記梱包箱から前記バケットを出し、前記梱包箱内に前記物品のみを残す物品転載装置と、
    を備えた物品箱詰め装置。
  2. 前記押さえ蓋には、前記梱包箱の前記開放部を前記物品上へと誘導するガイド部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の物品箱詰め装置。
  3. 前記押さえ蓋は、前記梱包箱が前記バケットに被せられるとき、一部が前記梱包箱に重なった状態で、前記梱包箱と同期して移動することを特徴とする請求項1または2に記載の物品箱詰め装置。
  4. 前記物品は包装資材としてパウチを用いており、前記パウチには沈下現象を生じる内容物が収納されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の物品箱詰め装置。
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