JP2016184553A - 充電コネクタ - Google Patents

充電コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2016184553A
JP2016184553A JP2015065354A JP2015065354A JP2016184553A JP 2016184553 A JP2016184553 A JP 2016184553A JP 2015065354 A JP2015065354 A JP 2015065354A JP 2015065354 A JP2015065354 A JP 2015065354A JP 2016184553 A JP2016184553 A JP 2016184553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
body case
main body
charging connector
cable
ground
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015065354A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6590500B2 (ja
Inventor
至行 児玉
Yoshiyuki Kodama
至行 児玉
滋宏 津田
Shigehiro Tsuda
滋宏 津田
弘章 新居
Hiroaki Arai
弘章 新居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Sumiden Transmission and Distribution Systems Products Corp
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Sumiden Transmission and Distribution Systems Products Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd, Sumiden Transmission and Distribution Systems Products Corp filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2015065354A priority Critical patent/JP6590500B2/ja
Publication of JP2016184553A publication Critical patent/JP2016184553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6590500B2 publication Critical patent/JP6590500B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/14Plug-in electric vehicles

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】電気自動車などの電動車両に好適な充電コネクタであって、地面に置いた状態で車両に踏まれても本体ケースが破損し難い充電コネクタを提供する。【解決手段】ケーブルの先端部に設けられ、蓄電池を備える電動装置のインレットに接続される充電コネクタであって、前記ケーブルの先端部を覆い、後方から前記ケーブルが導入される本体ケースと、前記本体ケースの前方に設けられ、前記インレットに差し込まれる挿入部と、を備え、前記本体ケースは、樹脂で形成された左右一対の半割れ片を組み合わせて構成され、前記本体ケースの左右の側面が、前方側から後方側まで連続した平坦面で形成されると共に、前方側から後方側に向かって傾斜している充電コネクタ。【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブルの先端部に設けられ、蓄電池を備える電動装置のインレットに接続される充電コネクタに関する。特に、電気自動車などの電動車両に好適な充電コネクタであって、地面に置いた状態で車両に踏まれても本体ケースが破損し難い充電コネクタに関する。
近年、環境意識の高まりから、蓄電池(バッテリー)を搭載し、その電力でモータを駆動して走行する電動車両(代表的には、電気自動車)の普及が進められており、電気自動車のインフラ整備として充電器の拡充が図られている。また、電気自動車の普及に向け、電気自動車用急速充電器の規格化が進められている(例、日本電動車両規格(JEVS:Japan Electric Vehicle Standard))。
充電器には、充電器から延びるケーブルの先端部に、車両のインレットに接続される充電コネクタが設けられている。充電コネクタに関する技術が、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の充電コネクタは、L字状の本体ケースと、本体ケースの前方に設けられる挿入部と、本体ケースの背面に形成されるC字状のハンドル部とを備え、本体ケースの後方からケーブルが導入されている。挿入部は、インレットに差し込まれる部分である。本体ケースは、アルミ合金製であり、二つ割れの半割れ片で構成されている。本体ケースには、ケーブルが配設されると共に、充電コネクタをインレットに嵌合及び嵌合解除するための機械部品や機構部品が格納されている。
最近では、電気自動車用充電コネクタにおいて、安全性の観点から、地面に置いた(落とした)状態で自動車に踏まれても本体ケースが破損しないことが求められている。具体的には、充電コネクタに対して、車両重量2トンの車両で踏みつけるビークルドライブオーバー試験が実施されている。
特開2013−20732号公報
電気自動車用急速充電器の普及促進の観点から、充電コネクタの低コスト化が望まれ、また、充電コネクタの操作性の観点から、充電コネクタの軽量化が望まれている。そこで、本体ケースの材質を金属から樹脂に変更することが検討されている。しかしながら、樹脂製の本体ケースでは、強度を確保することが難しい。
従来の充電コネクタでは、本体ケースの側面に円弧状に湾曲した部分があり、地面に置いたときに、湾曲部分が局所的に地面に接触する。そのため、地面に置いた状態で車両などに踏まれると、本体ケースの湾曲部分に圧縮応力が集中する。また、従来の充電コネクタでは、本体ケースの側面が前方側から後方側にかけて角度の異なる複数の面で形成されていたり、本体ケースの側面に段差が形成されているなど、地面に置いたときに、本体ケースの側面と地面との間に隙間が形成されることがある。その状態で踏まれると、隙間が形成された部分に曲げ応力が作用する他、踏まれた勢いで、隙間が形成された部分が地面に衝突して衝撃力が作用する。
従来の充電コネクタでは、本体ケースが金属製であるため、強度を確保することが容易であり、上述した圧縮応力の集中や曲げ応力などが作用しても、本体ケースが破損し難い。一方、本体ケースを樹脂で形成する場合、金属に比べて強度が低いため、強度向上を目的として、本体ケースを全体的に肉厚にしたり、本体ケースの応力が作用し易い箇所を部分的に補強する(例えば、リブを形成する)などの対策が必要となる。しかし、このような対策を採用した場合、本体ケースの重量増加や重心位置(バランス)の悪化を招き、操作性が低下することがある。
また、従来の充電コネクタでは、地面に置いたとき、一定の姿勢(向き)で安定して地面に置かれるとは限らず、車両で踏まれる際の充電コネクタの姿勢が定まらない。そのため、車両で踏まれた際に充電コネクタに作用する応力の方向や大きさがばらついたり、踏まれることで充電コネクタの向きが変わると、地面に衝突して衝撃を受けたりすることがある。したがって、本体ケースにリブなどの補強構造を設けても、補強構造のない部分が壊れたりするなど、その機能を有効に発揮できない場合がある。
したがって、本体ケースが樹脂製でありながら、重量の増加や重心位置の悪化を招くことがなく、地面に置いた状態で車両に踏まれても本体ケースが破損し難い充電コネクタの開発が求められている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、電気自動車などの電動車両に好適な充電コネクタであって、地面に置いた状態で車両に踏まれても本体ケースが破損し難い充電コネクタを提供することにある。
本発明の一態様に係る充電コネクタは、ケーブルの先端部に設けられ、蓄電池を備える電動装置のインレットに接続される充電コネクタであって、前記ケーブルの先端部を覆い、後方から前記ケーブルが導入される本体ケースと、前記本体ケースの前方に設けられ、前記インレットに差し込まれる挿入部と、を備える。そして、前記本体ケースは、樹脂で形成された左右一対の半割れ片を組み合わせて構成され、前記本体ケースの左右の側面が、前方側から後方側まで連続した平坦面で形成されると共に、前方側から後方側に向かって傾斜している。
上記充電コネクタは、地面に置いた状態で車両に踏まれても本体ケースが破損し難い。
実施形態1に係る車両用充電コネクタの概略斜視図である。 実施形態1に係る車両用充電コネクタの概略側面図である。 実施形態1に係る車両用充電コネクタを地面に置いた状態での概略上面図である。 実施形態1に係る車両用充電コネクタを地面に置いた状態での概略下面図である。 実施形態1に係る車両用充電コネクタを地面に置いた状態での概略正面図である。 実施形態1に係る車両用充電コネクタを地面に置いた状態での概略背面図である。 実施形態1に係る車両用充電コネクタの本体ケースを構成する左右の半割れ片を内側から見た概略分解斜視図である。 実施形態1に係る車両用充電コネクタの本体ケースを構成する左右の半割れ片の接合構造を示す要部拡大概略断面図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
(1)本発明の一態様に係る充電コネクタは、ケーブルの先端部に設けられ、蓄電池を備える電動装置のインレットに接続される充電コネクタであって、前記ケーブルの先端部を覆い、後方から前記ケーブルが導入される本体ケースと、前記本体ケースの前方に設けられ、前記インレットに差し込まれる挿入部と、を備える。そして、前記本体ケースは、樹脂で形成された左右一対の半割れ片を組み合わせて構成され、前記本体ケースの左右の側面が、前方側から後方側まで連続した平坦面で形成されると共に、前方側から後方側に向かって傾斜している。
上記充電コネクタによれば、本体ケースの左右の側面が連続した平坦面で形成されていることで、充電コネクタを地面に置いた(落とした)とき、本体ケースの側面(平坦面)が地面に向いた姿勢で安定する。つまり、充電コネクタを地面に置いた状態では、本体ケースの側面が地面に接触するように、姿勢(向き)が一義的に定まる。そして、本体ケース側面の平坦面が地面に接触することになるため、本体ケースと地面との接触面積を大きくできる。したがって、地面に対して一定の姿勢を安定に保つことができ、地面に置いた状態で車両などに踏まれても、本体ケースに作用する圧縮応力を分散(緩和)でき、本体ケースの破損を回避できる。
また、本体ケースの左右の側面が連続した平坦面で形成されており、地面に置いたときに平坦面が地面に面接触することから、本体ケースの側面と地面との間に隙間が形成されることを抑制できる。そのため、車両に踏まれても、本体ケースに過剰な曲げ応力が作用することを抑制でき、本体ケースの破損を回避できる。また、踏まれた勢いで、本体ケースの側面が地面と衝突することも抑制できる。
電気自動車の場合、インレットに挿入される充電コネクタの挿入部のサイズは規格で決まっており、通常、ケーブルのサイズより大きい。上記コネクタでは、本体ケースの左右の側面が連続した平坦面で形成されると共に、その面が挿入部の設けられる前方側からケーブルが導入される後方側に向かって傾斜している。つまり、本体ケースは、挿入部が設けられる前方側が太く、ケーブル導入部が設けられる後方側に向かって細くなっている。これにより、本体ケースのケーブル導入部において、ケーブルとの間に形成される段差を小さくでき、段差が形成されることを抑制できる。したがって、本体ケースのケーブル導入部(本体ケースとケーブルとの境界)付近が踏まれるようなことがあっても、この部分に過剰な曲げ応力が作用することを抑制でき、本体ケースの破損を回避できる。
よって、上記充電コネクタによれば、本体ケースが樹脂で形成されていることで、低コスト化と軽量化を実現できる。また、本体ケースが樹脂で形成されていても、本体ケースの形状が耐荷重性(耐車両荷重性)に優れているため、車両で踏まれても破損し難い。そのため、本体ケースを樹脂で形成しながら、本体ケースを過度に肉厚にしたり、過度に補強したりする必要がない、或いは補強構造を設けるにしても簡略化でき、重量増加などによる操作性の低下を回避できる。
(2)上記充電コネクタの一形態として、上記本体ケースは、側面視でL字状であり、上記本体ケースの後方側にハンドル部を有し、上記ハンドル部も含めて上記平坦面で形成されていることが挙げられる。
上記形態によれば、本体ケースの左右の側面がハンドル部も含めて連続した平坦面で形成されていることから、ハンドル部が車両で踏まれても破損し難い。また、本体ケースの左右の側面は前方側から後方側に向かって傾斜しており、上述したように、本体ケースは後方側に向かって細くなる。そのため、本体ケースの後方側に設けられるハンドル部も細くなることから、手で握り易く、軽量化と相まって操作性の向上に寄与する。
(3)上記充電コネクタの一形態として、上記本体ケースを構成する左右の上記半割れ片は、互いに突き合わせられる周縁の少なくとも一部に、互いに噛み合う凹凸部を有することが挙げられる。
車両に踏まれた際、本体ケースを構成する左右の半割れ片には、水平方向(本体ケースの左右方向と直交する方向)の外力も作用する。上記形態によれば、左右の半割れ片の周縁に凹凸部を有し、本体ケースにおいて双方の凹凸部が相互に噛み合うことで、車両で踏まれた際に水平方向の外力が作用しても、半割れ片同士が相対的に水平方向にずれることを抑制できる。したがって、水平方向の外力に対する半割れ片の継ぎ目の強度を高めることができ、半割れ片の継ぎ目で破損することを効果的に抑制できる。
本発明の実施形態に係る充電コネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。図中の同一符号は同一名称物を示す。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
[実施形態1]
図1〜図6を参照して、実施形態1に係る車両用充電コネクタ(以下、単に「充電コネクタ」と呼ぶ)100について説明する。この充電コネクタ100は、図示しない充電器から延びるケーブル200の先端部に設けられており、電気自動車のインレットに接続され、電気自動車の蓄電池に充電するために使用される。
(全体構成)
実施形態1の充電コネクタ100は、図1に示すように、ケーブル200の先端部を覆う本体ケース1と、本体ケース1の前方に設けられる挿入部2とを備え、本体ケース1の後方からケーブル200が導入されている。挿入部2は、インレットに差し込まれる部分であり、この挿入部2の外周面(上面)には、インレットの内周面に設けられた凹部に係合するラッチ120が引っ込み可能に突出している。挿入部2には、端子が格納されており、例えばJEVS G 105−1993などの規格に準拠した端子配列になっている。本体ケース1は、側面視でL字状(ガン形状)であり、後方側の背面にハンドル部3を有する。本体ケース1には、ケーブル200が配設されると共に、充電コネクタ100をインレットに嵌合及び嵌合解除するための機械部品や機構部品が格納されている。ハンドル部3は、C字状であり、一端側が本体ケース1の上面に沿って延長するように形成され、他端側がケーブル200が導入される後端部に連結されている。ハンドル部3の上面には、ラッチ120を引っ込み操作するためのスライドスイッチ4の一部が露出するように配置されている。ハンドル部3の側面下方にはLEDランプ5が埋め込まれている。LEDランプ5は、ハンドル部3の左右側面にそれぞれ設けられている(図2を参照)。
実施形態1の充電コネクタ100は、本体ケース1に主たる特徴があり、その他の構成、例えば充電コネクタの内部構造(機械部品や機構部品など)は、従来(特開2013−20732号公報)の充電コネクタと同様の構成を適用できる。したがって、以下では、特徴点である本体ケース1について中心に説明し、従来と同様の構成については、その説明を省略する。
(本体ケース)
本体ケース1は、基本的に左右対称形状であり、樹脂で形成された左右一対の半割れ片10L,10Rを組み合わせて構成されている。半割れ片10Lが本体ケース1の左側を構成し、半割れ片10Rが右側を構成する。また、半割れ片10Lの外側面が本体ケース1の左側面となり、半割れ片10Rの外側面が本体ケース1の右側面となる。本体ケース1(半割れ片10L,10R)を形成する樹脂としては、例えば、PP(ポリプロピレン樹脂)、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)、PC(ポリカーボネート樹脂)、PA(ポリアミド樹脂)、PBT(ポリブチレンテレフタレート樹脂)、PPS(ポリフェニレンスルフィド樹脂)などから選択される1種又は2種以上の熱可塑性樹脂が挙げられる。また、上記樹脂にガラス繊維やガラスビーズ、炭素繊維などの補強添加剤を添加した強化樹脂でもよい。この例では、本体ケース1(半割れ片10L,10R)が、PBTとPCとの混合樹脂(樹脂アロイ)で形成されている。
本体ケース1の左右の側面はそれぞれ、半割れ片10L及び半割れ片10Rの外側面によって構成される。本体ケース1の左右の側面(半割れ片10L,10Rの外側面)は、図2に示すように、挿入部2が設けられる前方側からケーブル200が導入される後方側まで連続した平坦面11L,11R(図2中、ハッチングで示す)で形成されている。また、本体ケース1の左右の側面(平坦面11L,11R)は、前方側から後方側に向かって傾斜している(図1を参照)。本体ケース1の後方側に一体に形成されたハンドル部3を含めて、連続した平坦面で形成されている。
図3〜図6は、充電コネクタ100を地面Gに置いた状態を示す図であり、本体ケース1の左側面(半割れ片10L側)を地面Gに向けて置いている。図3〜図6に示すように、充電コネクタ100を地面Gに置いた状態では、本体ケース1の左側面が連続した平坦面で形成されていることで、本体ケース1の左側面(平坦面)が地面Gに接触することになる。そして、本体ケース1の左側面が地面Gに面接触することから、図3〜図6に示すように、本体ケース1の左側面と地面Gとの間に隙間が形成されることが抑制される。また、本体ケース1の左側面が地面Gに面接触することになるため、地面Gに対して充電コネクタ100が一定の姿勢で安定する。ここでは、本体ケース1の左側面(半割れ片10L側)を地面Gに向けて置いた場合を説明したが、本体ケース1の右側面(半割れ片10R側)を地面Gに向けて置いた場合でも同様である。
本体ケース1の側面の平坦面11L,11R(図2を参照)の面積が大きいほど、本体ケース1と地面Gとの接触面積が大きくなるため、充電コネクタ100が地面に置かれた状態で車両(図示せず)に踏まれても、本体ケース1に作用する圧縮応力を分散できる。また、充電コネクタ100を地面Gに置いたときの姿勢も安定する。平坦面11L,11Rの面積は、本体ケース1の側方からの投影面積の例えば30%以上、好ましくは35%以上、より好ましくは40%以上、更に好ましくは45%以上である。平坦面11L,11Rの面積の上限は特に限定されないが、本体ケース1の側方からの投影面積の例えば80%以下である。この例では、平坦面11Lの面積は、本体ケースの側面投影面積の約43%である。
本体ケース1の左右の側面(平坦面)が前方側から後方側に向かって傾斜しており、本体ケース1は、挿入部2が設けられる前方側が太く、ケーブル導入部110が設けられる後方側に向かって細くなっている(図1,図3〜図6を参照)。そのため、図4〜図6に示すように、本体ケース1のケーブル導入部110において、ケーブル200との間に形成される段差を小さくでき、段差が形成されることが抑制される。この段差が小さくなることで、本体ケース1のケーブル導入部110(本体ケース1とケーブル200との境界)付近が車両に踏まれるようなことがあっても、この部分に過剰な曲げ応力が作用することを抑制できる。ケーブル導入部110とケーブル200との間に形成される段差は、例えば10mm以下、好ましくは8mm以下、より好ましくは6mm以下、更に好ましくは5mm以下である。
本体ケース1の左右の側面(平坦面)が前方側から後方側に向かって傾斜しており、図3,図6に示すように、本体ケース1は後方側に向かって細くなるため、本体ケース1の後方側に設けられるハンドル部3も細くなる。
(半割れ片)
図7,図8を参照して、本体ケース1を構成する左右の半割れ片10L,10Rについて説明する。
半割れ片10L,10Rは、図7中のVII−I線で囲む部分拡大図に示すように、互いに突き合わせられる周縁12L,12Rの少なくとも一部に、互いに噛み合う凹凸部20L,20Rを有する。凹凸部20L,20Rはそれぞれ、半割れ片10L,10Rの周縁12L,12Rの内方側に形成されている。凹凸部20L,20Rは、周縁12L,12Rに沿って、凹部21と凸部22が互い違いに配置されている。半割れ片10Lの凹凸部20Lと半割れ片10Rの凹凸部20Rとは、半割れ片10L,10Rの周縁12L,12Rを互いに突き合わせた際に互いに噛み合うように、一方の凹部21と他方の凸部22が対応するように形成されている。
半割れ片10L,10Rは、図7に示すように、一方にボス部30Aを有し、他方にボス部30Aと嵌合するボス受け部30Bを有する。この例では、半割れ片10Lに複数のボス部30Aが形成され、半割れ片10Rのボス部30Aに対応する位置にボス部30Aと嵌合する複数のボス受け部30Bが形成されている。図7中のVII−II線で囲む部分拡大図に示すように、ボス部30Aは、基部31と基部31の上面から突出する突起部32とを有する。他方、ボス受け部30Bは、基部31が嵌合する嵌合穴35と、突起部32が挿通される貫通孔36とを有する(図8も参照)。ボス部30Aにおいて、基部31の径は突起部32より大きく、突起部32の長さは貫通孔36より長い。また、図8に示すように、半割れ片10Rには、ボス受け部30Bに対応する箇所に外側面から凹穴37が形成されており、貫通孔36が凹穴37の底面に貫通している。
図8に示すように、ボス部30Aがボス受け部30Bに嵌合した際、突起部32の先端が貫通孔36を貫通して凹穴37の底面から突出する。この状態で、半割れ片10Rの外側から、凹穴37の底面から突出する突起部32の先端部を軸方向に加圧しながら加熱して溶融し、図8中の二点鎖線で示すように、突起部32の先端部を円盤状に変形させる。これにより、半割れ片10Lのボス部30A(突起部32)が半割れ片10Rのボス受け部30B(貫通孔36)から抜けなくなり、半割れ片10L,10Rが接合される(半割れ片10L,10Rが左右方向に分離できなくなる)。
〈効果〉
上述した実施形態1の充電コネクタ100は、次の効果を奏する。
本体ケース1の左右の側面が連続した平坦面11L,11Rで形成されていることで、充電コネクタ100を地面に置いた(落とした)とき、本体ケース1の側面が地面Gに接触するように、姿勢(向き)が一義的に定まり、その姿勢で安定する。また、本体ケース1の側面が地面Gに接触することになるため、本体ケース1と地面Gとの接触面積を大きくできる。したがって、地面Gに置いた際に地面Gに対して一定の姿勢を安定に保つことができ、車両に踏まれても、本体ケース1に作用する圧縮応力を分散でき、本体ケース1が破損し難い。
本体ケース1の側面が地面Gに面接触することになるため、本体ケース1の側面と地面Gとの間に隙間が形成されることを抑制できる。そのため、車両に踏まれても、本体ケース1に過剰な曲げ応力が作用することを抑制でき、本体ケース1が破損し難い。
また、本体ケース1の側面が前方側から後方側に向かって傾斜しており、後方側に向かって細くなっている。そのため、ケーブル導入部110とケーブル200との間に形成される段差を小さくできる。したがって、本体ケース1のケーブル導入部100付近が踏まれるようなことがあっても、この部分に過剰な曲げ応力が作用することを抑制でき、本体ケース1が破損し難い。加えて、本体ケース1の後方側に設けられるハンドル部3も細くなることから、手で握り易く、操作性が向上する。
よって、本体ケース1(半割れ片10L,10R)が樹脂で形成されていることで、低コスト化と軽量化を実現できる。また、本体ケース1が樹脂で形成されていても、本体ケース1の形状が耐荷重性(耐車両荷重性)に優れているため、車両で踏まれても破損し難い。
更に、半割れ片10L,10Rが凹凸部20L,20Rを有し、本体ケース1において双方の凹凸部20L,20Rが相互に噛み合うことで、車両で踏まれた際に水平方向(本体ケースの左右方向と直交する方向)の外力が作用しても、半割れ片同士10L,10Rが相対的に水平方向にずれることを抑制できる。したがって、水平方向の外力に対する半割れ片の継ぎ目の強度を高めることができ、半割れ片の継ぎ目で破損することを効果的に抑制できる。
また、半割れ片10L,10Rの一方にボス部30Aを有し、他方にボス受け部30Bを有し、本体ケース1においてボス部30Aがボス受け部30部に嵌合することでも、半割れ片同士10L,10Rが相対的に水平方向にずれることを抑制できる。加えて、ボス部30Aが径の大きい基部31を有し、この基部31がボス受け部30Bの嵌合穴35に嵌合することから、径の大きい基部31によって、水平方向の外力に対する強度を高めることができる。
本発明は、蓄電池を備える電動装置のインレットに接続し、充電器から電動装置の蓄電池に充電するための充電コネクタに利用することができ、例えば、電気自動車用充電器に好適に利用可能である。
100 車両用充電コネクタ(充電コネクタ)
200 ケーブル
1 本体ケース 2 挿入部 3 ハンドル部
110 ケーブル導入部 120 ラッチ
4 スライドスイッチ 5 LEDランプ
10L,10R 半割れ片
11L,11R 平坦面
12L,12R 周縁
20L,20R 凹凸部
21 凹部 22 凸部
30A ボス部
31 基部 32 突起部
30B ボス受け部
35 嵌合穴 36 貫通孔
37 凹穴
G 地面

Claims (3)

  1. ケーブルの先端部に設けられ、蓄電池を備える電動装置のインレットに接続される充電コネクタであって、
    前記ケーブルの先端部を覆い、後方から前記ケーブルが導入される本体ケースと、
    前記本体ケースの前方に設けられ、前記インレットに差し込まれる挿入部と、を備え、
    前記本体ケースは、樹脂で形成された左右一対の半割れ片を組み合わせて構成され、
    前記本体ケースの左右の側面が、前方側から後方側まで連続した平坦面で形成されると共に、前方側から後方側に向かって傾斜している充電コネクタ。
  2. 前記本体ケースは、側面視でL字状であり、前記本体ケースの後方側にハンドル部を有し、
    前記ハンドル部も含めて前記平坦面で形成されている請求項1に記載の充電コネクタ。
  3. 前記本体ケースを構成する左右の前記半割れ片は、互いに突き合わせられる周縁の少なくとも一部に、互いに噛み合う凹凸部を有する請求項1又は請求項2に記載の充電コネクタ。
JP2015065354A 2015-03-26 2015-03-26 充電コネクタ Active JP6590500B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015065354A JP6590500B2 (ja) 2015-03-26 2015-03-26 充電コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015065354A JP6590500B2 (ja) 2015-03-26 2015-03-26 充電コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016184553A true JP2016184553A (ja) 2016-10-20
JP6590500B2 JP6590500B2 (ja) 2019-10-16

Family

ID=57243103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015065354A Active JP6590500B2 (ja) 2015-03-26 2015-03-26 充電コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6590500B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110091737A (zh) * 2019-05-18 2019-08-06 胡振云 私人专用电动汽车密码式充电装置
US11699875B2 (en) 2021-11-30 2023-07-11 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Connector

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0244668A (ja) * 1988-08-04 1990-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気部品
JPH0715102Y2 (ja) * 1986-10-30 1995-04-10 株式会社村田製作所 コネクタの接栓座
JPH09106861A (ja) * 1995-10-11 1997-04-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気自動車の充電装置
JP2012174643A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Furukawa Electric Co Ltd:The 給電コネクタ
JP2012195215A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Sumitomo Wiring Syst Ltd 充電用コネクタ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715102Y2 (ja) * 1986-10-30 1995-04-10 株式会社村田製作所 コネクタの接栓座
JPH0244668A (ja) * 1988-08-04 1990-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気部品
JPH09106861A (ja) * 1995-10-11 1997-04-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気自動車の充電装置
JP2012174643A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Furukawa Electric Co Ltd:The 給電コネクタ
JP2012195215A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Sumitomo Wiring Syst Ltd 充電用コネクタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110091737A (zh) * 2019-05-18 2019-08-06 胡振云 私人专用电动汽车密码式充电装置
CN110091737B (zh) * 2019-05-18 2020-11-10 六安永贞匠道机电科技有限公司 私人专用电动汽车密码式充电装置
US11699875B2 (en) 2021-11-30 2023-07-11 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Connector

Also Published As

Publication number Publication date
JP6590500B2 (ja) 2019-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5392151B2 (ja) 充電用コネクタ
US8597046B2 (en) Self-locking wire holder mounted in a housing of a charging connector
US8678845B2 (en) Charging connector having a housing having a cover and a base with positioning projections
US9601862B2 (en) Charge connector
JP2012164487A (ja) 充電用コネクタ
JP5711574B2 (ja) コネクタ
JP2010114013A (ja) コネクタ
JP5703139B2 (ja) コネクタ
JP5088249B2 (ja) 雌コネクタ構造、バッテリ、及びアダプタ
JP6590500B2 (ja) 充電コネクタ
JP6191554B2 (ja) グロメット付きコネクタ
JPWO2011155263A1 (ja) 車両用ベゼル取付け構造
JP6392697B2 (ja) 充電コネクタ
JP6423748B2 (ja) 充電コネクタ
JP2015144103A (ja) コネクタ
JP5622169B2 (ja) 充電カプラー
JP5954206B2 (ja) コネクタ
KR20140094251A (ko) 접촉 스프링 및 이를 구비한 커넥터
JP2015056290A (ja) コネクタ
JP2012018803A (ja) コネクタ
KR102277561B1 (ko) 발화 방지를 위한 배터리 팩
JP2015005417A (ja) コネクタ
KR101875537B1 (ko) 장착 및 유동 방지용 스톱퍼가 형성된 전지팩
KR101479060B1 (ko) 배터리결합장치
JP2012212679A (ja) オス側コネクタ部

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20150413

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180921

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181115

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20181122

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20181207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6590500

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250