JP6423748B2 - 充電コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電池を備える電動装置のインレットに接続し、電動装置の蓄電池に充電するための充電コネクタに関する。特に、電動車両用の充電コネクタであって、異常事態であっても装置側インレットと充電コネクタとの係合状態を解除でき、充電コネクタの構成部材の劣化を抑制できる充電コネクタに関する。
近年、環境意識の高まりから、蓄電池(バッテリー)を搭載し、その電力でモータを駆動して走行する電動車両(代表的には、電気自動車)の普及が進められており、電気自動車のインフラ整備として充電器の拡充が図られている。また、電気自動車の普及に向け、電気自動車用急速充電器の規格化が進められている(例、日本電動車両規格(JEVS:Japan Electric Vehicle Standard))。
充電器側の充電コネクタに関する技術が、例えば特許文献1に記載されている。この充電コネクタは、本体部の先端側に設けられる挿入部を、車両側インレットに差し込むことで、挿入部から外側に突出して車両側インレットの凹部に係合する抜け止めフック(係合部)を備える。係合部は、第1揺動アームに設けられている。第1揺動アームは、本体部側から挿入部側に亘って延設され、本体部(本体ケース)の外部から挿脱可能な軸部が挿通される軸孔部を有し、この軸孔部を中心に揺動する。また、この充電コネクタは、充電コネクタを車両側インレットから引き抜く際に、第1揺動アームを係合部が突出する側とは逆側に揺動させて、上記凹部と係合部との係合状態を解除する解除部材を備える。この充電コネクタは、上記解除部材が正常に動作しないような異常事態が発生した場合であっても、第1揺動アームの軸孔部に挿通される軸部を抜脱することで、軸孔部の固定を解除ひいては第1揺動アームの本体部への支持を解除して、上記凹部と係合部との係合状態を解除する機構(緊急解除機構)を備える。
特開2012−243687号公報
特許文献1の充電コネクタは、緊急解除機構を構成する軸部の端面が本体ケースの外部から挿脱可能なように外部へ露出している。そのため、充電コネクタの設置環境によっては、この露出部分において軸部と軸孔部との隙間から充電コネクタの内部に水や埃などの異物が侵入し、充電コネクタの構成部材が汚損や発錆などにより劣化する虞がある。また、外部から軸部の挿脱が可能であるため、いたずらなどで軸部が抜脱される虞もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、本発明の目的の一つは、異常事態であっても装置側インレットと充電コネクタとの係合状態を解除でき、充電コネクタの構成部材の劣化を抑制できる充電コネクタを提供することにある。
本発明の一態様に係る充電コネクタは、蓄電池を備える電動装置のインレットに接続し、前記電動装置の蓄電池に充電するための充電コネクタであって、本体ケースと、前記本体ケースに軸部を介して揺動自在に支持され、一端側に前記インレットに係合する係合部を有する第1揺動アームと、を備える。前記本体ケースは、前記軸部を覆うように当該本体ケースの一部として一体成形される軸カバー部と、前記軸部の位置を当該本体ケースの外部から識別させる識別部と、前記軸部が外部に露出された状態に前記軸カバー部の少なくとも一部が破壊されるように局所的に低強度に構成された脆弱部と、を備える。
上記の充電コネクタは、異常事態であっても装置側インレットと充電コネクタとの係合状態を解除でき、充電コネクタの構成部材の劣化を抑制できる。
実施形態1に係る車両用充電コネクタを模式的に示す左後方斜視図である。 実施形態1に係る車両用充電コネクタの内部構造を模式的に示す左側面図である。 実施形態1に係る車両用充電コネクタにおける嵌合機構の初期状態を模式的に示す要部拡大右側面図である。 図1の車両用充電コネクタの(IV)−(IV)断面図である。 実施形態1に係る車両用充電コネクタの異常事態における嵌合機構の初期状態を模式的に示す要部拡大右側面図である。 実施形態1に係る車両用充電コネクタの異常解除における嵌合機構の一状態を模式的に示す要部拡大右側面図である。 実施形態1に係る車両用充電コネクタの異常解除における嵌合機構の別の状態を模式的に示す要部拡大右側面図である。 実施形態1に係る車両用充電コネクタの異常解除における嵌合機構のさらに別の状態を模式的に示す要部拡大右側面図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に、本発明の実施態様を列記して説明する。
(1)本発明の実施形態に係る充電コネクタは、蓄電池を備える電動装置のインレットに接続し、前記電動装置の蓄電池に充電するための充電コネクタであって、本体ケースと、前記本体ケースに軸部を介して揺動自在に支持され、一端側に前記インレットに係合する係合部を有する第1揺動アームと、を備える。前記本体ケースは、前記軸部を覆うように当該本体ケースの一部として一体成形される軸カバー部と、前記軸部の位置を当該本体ケースの外部から識別させる識別部と、前記軸部が外部に露出された状態に前記軸カバー部の少なくとも一部が破壊されるように局所的に低強度に構成された脆弱部と、を備える。
上記の充電コネクタは、第1揺動アームを本体ケースに対して揺動自在に支持する軸部が、本体ケースの一部として一体成形された軸カバー部で覆われていることで、本体ケースの内部に水や埃などの異物が侵入することを抑制できる。よって、軸部やその他の充電コネクタの構成部材が、汚損や発錆などにより劣化することを抑制できる。また、軸部が軸カバー部で覆われていることで、外部から軸部を容易に抜脱できないため、いたずらなどで通常使用時に軸部が抜脱されることを防止し易い。さらに、特許文献1の充電コネクタでは、本体ケースから露出される軸部の端面を覆い隠すには、本体ケースとは別部材を組み合わせる必要がある。上記の充電コネクタは、軸カバー部が本体ケースの残部と一体に成形されているため、本体ケースを成形した時点で軸カバー部も同時に成形でき、本体ケースに別部材を組み合わせることなく軸部を軸カバー部で覆うことができる。
上記の充電コネクタは、軸部の位置を本体ケースの外部から識別可能な識別部を備えることで、軸部が軸カバー部で覆われていたとしても、外部から軸部の正確な位置を識別することができる。また、上記の充電コネクタは、本体ケースの軸カバー部に脆弱部を備えることで、本体ケースのうち脆弱部の部分だけ容易に破壊することができ、軸部を外部に露出させることができる。よって、上記の充電コネクタは、充電コネクタと電動装置側インレットとの係合状態を通常時の方法で解除できない場合であっても、軸部を抜脱することができ、第1揺動アームの本体ケースへの支持を解除して、上記係合状態を解除することができる。
(2)上記の充電コネクタの一例として、前記識別部は、前記軸部の端面に対応する位置に凹部を備える形態が挙げられる。
識別部として凹部を備えることで、凹部の窪み部分に棒などの押し込み部材を当接させ易く、押し込み部材を本体ケースの内方に押し込み易い。また、凹部の窪み部分が周縁に対して薄肉となるため、窪み部分を破壊し易い。
(3)上記の充電コネクタの一例として、前記脆弱部は、前記軸部の端面と対向する対向領域の一部の厚さが、他部の領域の厚さよりも薄い薄肉部を備える形態が挙げられる。
脆弱部として薄肉部を備えることで、薄肉部が棒などの押し込み部材による押し込みで破壊され易い。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態の詳細を、以下に説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。図中の同一符号は、同一名称物を示す。
≪実施形態1≫
〔全体構成〕
実施形態1では、蓄電池を備える電動装置が電動車両(具体的には、電気自動車)であり、充電コネクタが車両用充電コネクタである場合を例として説明する。図1に示す車両用充電コネクタ(以下、単に「充電コネクタ」と呼ぶ場合がある)100は、図示しない電気自動車のインレット(車両側インレット)に接続して、電気自動車の蓄電池に充電するために利用される。充電コネクタ100は、L字状の本体部1と、本体部1の先端に設けられる挿入部2と、本体部1の背面に形成されるハンドル部3と、を備え、後端からケーブル200が導入されている。充電コネクタ100を車両側インレットに挿入する際、充電コネクタ100の係合部11を挿入部2から突出させて、車両側インレットの凹部に係合させる。係合部11は、本体部1を構成する本体ケース60に軸部13i(図2,3,5)を介して揺動自在に軸支される第1揺動アーム10の先端部に設けられている。充電コネクタ100を車両側インレットから引き抜く際、通常時は、第1揺動アーム10を係合部11が突出する側とは逆側に揺動させて、車両側インレットの凹部と係合部11との係合状態を解除する。
本体部1は、ケーブル200が配設されると共に、充電コネクタ100の機械部品や機構部品が格納される部分である。ハンドル部3は、ユーザが把持する部分であり、ここでは、一端側が本体部1の上面に沿って延長するように形成され、他端側が本体部1の後端に連結されたC字状である。ハンドル部3の上面には、車両側インレットの凹部と係合部11との係合状態を解除するスライドスイッチ4の一部が露出するように配置され、ハンドル部3の側面下方にはLEDランプ5が埋め込まれている。本体部1及びハンドル部3は、一対の樹脂製の半割れ片(右カバー部及び左カバー部)を組み合わせて構成される本体ケース60(詳細は後述する)によって外装されている。挿入部2は、車両側インレットに差し込まれる部分であり、端子(図示せず)が端子ケース70に収納されている。端子は、例えばJEVS G 105−1993などの規格に準拠した端子配列になっている。端子ケース70には、係合部11が外周面から露出するように切欠き71が形成されている。
本実施形態1の充電コネクタ100は、係合部11と車両側インレットとの係合をスライドスイッチ4で解除できない場合でも、軸部13iを抜脱することで上記係合を解除して、充電コネクタ100を車両側インレットから引き抜くことができる機構(緊急解除機構)を備える点を特徴の一つとする。また、本実施形態1の充電コネクタ100は、本体ケース60が、軸部13iを覆うように本体ケース60の一部として一体成形される軸カバー部61を備える点を特徴の一つとする。そして、上記緊急解除機構として、本体ケース60内に収納されている軸部13iを抜脱するにあたり、本体ケース60が、軸部13iの位置を外部から識別可能な識別部63と、軸部13iが外部に露出された状態に破壊可能な脆弱部64(図4)と、を備える点を特徴の一つとする。以下、まず充電コネクタ100の構造について説明し、その後に充電コネクタ100の操作手順及び操作時における内部機構の動作について説明する。
〔充電コネクタの構造〕
充電コネクタ100の構造を、主に図2〜4を参照して説明する。図2は本体ケース60の左カバー部を、図3は本体ケース60の右カバー部をそれぞれ取り外した状態であり、図2,3は充電コネクタ100を車両側インレットに差し込んで嵌合させる前の状態(初期状態)を示している。本実施形態1の充電コネクタ100は、本体ケース60に特徴があり、その他の内部構造(第1揺動アーム10、第2揺動アーム20、解除部材30、ソレノイド50など)については、特許文献(特開2012−243687号公報)における内部構造と実質的に同様である。
・第1揺動アーム
第1揺動アーム10は、本体部1から挿入部2に亘って延設された平板状の部材であり、その長手方向の中間部に丸棒状の軸部13iが挿脱可能な円孔を持った軸孔部13oを備え、軸孔部13oに挿通された軸部13iを介して後述する本体ケース60に揺動自在に支持されている。第1揺動アーム10は、軸孔部13o(軸部13i)よりも挿入部2側の前方部分に、車両側インレットに係合する係合部11を備える。
係合部11は、第1揺動アーム10の揺動により、挿入部2の端子ケース70に形成された切欠き71(図1を参照)から挿入部2の径方向外方(ここでは図面の上方)に突出可能である。係合部11は、先端部分が上面から突出し、先端側ほど厚みが薄くなるように傾斜する摺接面11tを有するくさび状に形成されている。係合部11は、挿入部2が車両側インレット300に確実に差し込まれたとき、車両側インレット300の内周面に設けられた凹部(図5〜8を参照)に対応するように配置されている。
軸孔部13oは、その中心軸の位置が、平板部分の長手方向沿いの直線よりも係合部11の突出する側にある。ここでは、軸孔部13oの中心軸と係合部11の先端とが同一直線上に位置している(図2を参照)。この軸孔部13oに挿通される軸部13iは、軸孔部13oに挿脱可能であれば適宜な構成のものが利用できる。
第1揺動アーム10の軸孔部13o(軸部13i)の後方部分は、後述する第1付勢部材12の一端が押し付けられる押付部15が軸孔部13oから本体部1の径方向内方(下方)に向かって傾斜して形成されている。さらに、その押付部15の後方部分は、長手方向に平行に延びる平板状の部材の一部がL字状に屈曲し、後端部が本体部1の径方向内方(下方)に突出している(図5,6を参照)。
第1揺動アーム10は、係合部11が突出するように第1付勢部材12によって付勢されている。この例では、第1付勢部材12に捻じりバネを利用している。第1付勢部材(捻じりバネ)12は、軸部13iに同心状に配置され、一端が第1揺動アーム10の押付部15の上面に押し付けられ、他端が本体部1に固定される。
さらにこの例では、第1揺動アーム10の前方部分の中央部に貫通部14が形成されている。この貫通部14については後述する。
・本体ケース
本体ケース60は、一対の樹脂製の半割れ片を組み合わせて構成される。本体ケース60は、筒状であり、その筒状の前端部の上部に、上方へ突出する突出部分を備える。この突出部分の内部空間に、第1揺動アーム10の軸孔部13oに挿通される軸部13iが収納されている。つまり、この突出部分は、軸部13iを覆うように本体ケース60の一部として一体成形されている(以下、この突出部分を軸カバー部61と呼ぶ)。ここでは、軸カバー部61は、山型に湾曲した膨出面と、その膨出面の両側にその湾曲に沿った略三角形状のサイド面とで形成される切妻形である(図1を参照)。
軸カバー部61の各サイド面の内面(本体ケース60の内面)には、軸部13iを支持する軸受部62(図4を参照)が形成されている。各サイド面の内面にそれぞれ軸受部62が形成されており、両軸受部62,62に軸部13iが架け渡される。この本体ケース60の軸受部62,62に軸支された軸部13iが第1揺動アーム10の軸孔部13oに挿通されることで、第1揺動アーム10は、軸部13iを介して本体ケース60に揺動自在に支持される。本体ケース60のうち外方に突出した軸カバー部61の内部空間に軸部13iが配置されるため、この突出部分を本体ケース60内の軸部13iの概略位置を把握する識別部として利用することができる。
本体ケース60は、軸カバー部61で軸部13iを覆っているため、そのままでは軸部13iを軸孔部13oから抜脱できない。そこで、本体ケース60の外部から軸部13iを抜脱するにあたり、本体ケース60は、軸部13iの位置を本体ケース60の外部から識別可能な識別部63と、軸部13iを外部に露出された状態に本体ケース60を破壊可能な脆弱部64と、を備える。
識別部63は、本体ケース60の外表面に、軸部13iの位置を本体ケース60の外部から識別できるように設けられており、軸部13iの位置が識別できればその形態は特に限定されず適宜選択できる。例えば、図4に示すように、識別部63として、軸カバー部61の各サイド面において、軸部13iの端面に対応する位置に形成された凹部とすることが挙げられる。このとき、凹部の窪み部分を軸部13iの軸心の延長線上とすることが好ましい。識別部63が凹部であると、凹部の窪み部分に棒などの押し込み部材を当接させ易く、押し込み部材を本体ケース60の内方に押し込み易い。また、凹部の窪み部分がその他の軸カバー部60の領域に比較して薄肉となって局所的に低強度となるため、窪み部分を破壊し易い。
識別部63として、凹部以外に、凸部や、粗面とすることが挙げられる。識別部63が、凹部や凸部、粗面で形成されると、その識別部63を視覚的及び触覚的に確認することができる。他に、識別部63として、軸カバー部61のうち軸部13iの端面に対応する一部を、本体ケース60の他部と異なる色とすることが挙げられる。また、識別部63として、軸カバー部61のうち軸部13iの端面を示す矢印などの記号とすることが挙げられる。識別部63が記号である場合、軸部13iの端面に対応する位置に識別部63を形成してもよいし、軸部13iの端面には対応せずに、その記号によって軸部13iの端面に対応する位置がわかる位置に識別部63を形成してもよい。
脆弱部64は、軸部13iが本体ケース60の外部に露出された状態に軸カバー部61の少なくとも一部が破壊されるように局所的に低強度に構成された部分である。例えば、図4に示すように、脆弱部64として、軸部13iの端面と対向する対向領域の一部の厚さが、他部の領域の厚さよりも薄い薄肉部とすることが挙げられる。ここでは、軸カバー部61(本体ケース60)の内面において、軸部13iの端面の周縁に対向する円周部分に切り込みが形成されている。脆弱部64として薄肉部を形成するにあたり、図4のように切り込みなどを形成する場合、軸カバー部61(本体ケース60)の内面に形成されることが好ましい。脆弱部64として切込みなどを形成する場合、軸部13iの軸心を中心に放射状に形成されるような切り込みとすることも挙げられる。脆弱部64が軸カバー部61(本体ケース60)の外面に形成されていてもよく、脆弱部64として軸カバー部61の外面に十字の切込みを形成した場合、切込みの交点が識別部63の機能を兼ねることができる。他に、脆弱部64として、上方へ突出する突出部分(軸カバー部61)とその他の領域との境界部分に沿って切込みを形成することが挙げられる。本体ケース60は一対の半割れ片で左右に分離するように構成されており、軸カバー部61も同様に左右に分離可能である。よって、軸カバー部61が上記境界部分で破壊されることで、軸カバー部61を左右に分離して取り外すことができ、軸カバー部61の軸孔部13oによる軸部13iの支持を解除できる。この場合、軸カバー部61が識別部63の機能を兼ねている。
ここでは、識別部63及び脆弱部64は、軸カバー部61の各サイド面にそれぞれ設けられている。識別部63及び脆弱部64が双方のサイド面に設けられていることで、どちらの面からでも識別部63(凹部)を目印にしてその面を破壊することができる。よって、車両側インレットの蓋の開閉方向がいずれの方向であっても対応できる。例えば、車両側インレットの蓋が左開き(右開き)の場合、その開放した蓋側の識別部63や脆弱部64は蓋に遮蔽されるが、開放した蓋と逆側の右面(左面)にある識別部63及び脆弱部64を利用すれば、軸部13iの抜脱にあたり車両側インレットの蓋が邪魔とならず、作業が行い易い。
一方のサイド面に設けられた凹部(識別部63)に棒などの押し込み部材を当接させて、押し込み部材を本体ケース60の内方に押し込むと、一方のサイド面が脆弱部64を起点として破壊される。このとき、脆弱部64で囲まれる円盤状の樹脂片は、軸カバー部61から分離されて、軸部13iの端面側に押し込まれる。さらに、押し込み部材を押し込むと、押し込み部材は軸部13iの一方の端面に当接し、軸部13iの他方の端面は他方のサイド面の内面に当接する。そして、他方のサイド面が軸部13iによって脆弱部64を起点として破壊される。このとき、脆弱部64で囲まれる円盤状の樹脂片は、軸カバー部61から分離されて、軸カバー部61の外方に脱離される。破壊された部分から軸部13iを取り出すことで、第1揺動アーム10の軸孔部13oから軸部13iを抜脱することができる。
本体ケース1を形成する樹脂としては、例えば、PP(ポリプロピレン樹脂)、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)、PC(ポリカーボネート樹脂)、PA(ポリアミド樹脂)、PBT(ポリブチレンテレフタレート樹脂)、PPS(ポリフェニレンスルフィド樹脂)などから選択される1種又は2種以上の熱可塑性樹脂が挙げられる。また、上記樹脂にガラス繊維やガラスビーズ、炭素繊維などの補強添加剤を添加した強化樹脂でもよい。この例では、本体ケース60は、PBTとPCとの混合樹脂(樹脂アロイ)で形成されている。
・第2揺動アーム
この例の充電コネクタ100は、第2揺動アーム20を備える(図2,3を参照)。第2揺動アーム20は、本体部1側から挿入部2側に向かって延設され、本体部1に固定された第2軸部23を中心に揺動する。第2揺動アーム20は、棒状の部材であり、その長手方向の中間部に第2軸部23が挿通される孔が形成されており、この孔に挿通された第2軸部23を介して本体ケース60に揺動自在に支持されている。第2揺動アーム20は、第1揺動アーム10と左右に並列して配置されている。第2揺動アーム20は、第2軸部23よりも挿入部2側の前方部分に、本体部1と挿入部2との境界から突出する突起部21を備える。一方、第2揺動アーム20の前方部分とは第2軸部23を挟んで反対側の後方部分は、L字状に屈曲し、後端部が本体部1の径方向内方(下方)に突出している。第2揺動アーム20は、突起部21が突出するように第2付勢部材22によって付勢されている。この例では、第2付勢部材22に捻じりバネを利用している。第2付勢部材(捻じりバネ)22は、第2軸部23に同心状に配置され、一端が第2揺動アーム20に固定され、他端が本体部1に固定される。
・解除部材
この例の充電コネクタ100は、解除部材30を備える。解除部材30は、第1揺動アーム10を第1付勢部材12による付勢方向とは逆方向に揺動させ、係合部11と車両側インレットの凹部との係合を解除する。ここでは、解除部材30は、第1揺動アーム10の延設方向に平行し、かつ第1揺動アーム10の前方部分とは反対側の後方部分よりさらに後方に向かって延設され、その延設方向にスライド移動可能なスライド棒である。このスライド棒30は、第1揺動アーム10の後方部分に当接して、第1揺動アーム10を第1付勢部材12による付勢方向とは逆方向に揺動させる押当部32を有する。
スライド棒30は、その先端部に押当部32が設けられており、反対側の後端部にスライドスイッチ4が連結されている。押当部32は、スライド棒30の先端側ほど厚みが薄くなる傾斜面を有するくさび状に形成されている。押当部32は、スライド棒30(スライドスイッチ4)が挿入部2側(前方)に前進したとき、第1揺動アーム10の後端部に当接し、第1揺動アーム10の後端部を押し上げることで、第1揺動アーム10を第1付勢部材12による付勢方向とは逆方向に揺動させることができる。これにより、係合部11を下降させ、係合部11を挿入部2から引っ込めることで、係合部11と車両側インレットの凹部との係合を解除する。
またこの例では、スライド棒30を後退させる方向に付勢する第3付勢部材31(圧縮バネ)を備えると共に、スライド棒30は、第2揺動アーム20の後方部分に当て止めされ、第3付勢部材31による後退を阻止する当止部33を有する。当止部33は、スライド棒30の先端部に設けられた押当部32から第2揺動アーム20側に向かって突出する片状に形成されており、先端側に向かって傾斜する上面を有する。スライド棒30が前進したとき、当止部33の上面が傾斜しているので、第2揺動アーム20の後端部を押し上げて通過でき、当止部33が第2揺動アーム20の後端部に当て止めされることで、第3付勢部材31による付勢に抗って、スライド棒30の後退が阻止される。つまり、スライド棒30(スライドスイッチ4)が第2揺動アーム20側、即ち挿入部2側にスライドした(押し込まれた)状態で固定される。そして、挿入部2が車両側インレットに差し込まれたとき、車両側インレットの周縁に第2揺動アーム20の先端部に設けられた突起部21が当接して押し込まれて、第2揺動アーム20の後端部が上昇するように第2揺動アーム20が揺動する。これにより、当止部33と第2揺動アーム20との当止状態が解除され、スライド棒30が第3付勢部材31による付勢により後退限まで後退する。
・ソレノイド
この例の充電コネクタ100は、ソレノイド50を備える。このソレノイド50は、プランジャ51を有し、通電駆動時に内蔵された電磁コイル(図示せず)によりプランジャ51を一方向に移動させ、非通電時に内蔵されたバネ(図示せず)によりプランジャ51を元の位置に復帰させる。この例では、ソレノイド50が、第1揺動アーム10の後方で、かつ第2揺動アーム20の仮想延長上とはスライド棒30を挟んで反対側であって、スライド棒30に並列に配置されている。また、プランジャ51が挿入部2側に向かって第1揺動アーム10の延設方向と平行(ここでは、水平方向)に移動する。初期状態では、非通電となっている。プランジャ51の移動方向側の先端には、連結部52が取り付けられ、その先端部に押え片53が設けられている。
押え片53は、ソレノイド50が非通電状態、即ちプランジャ51が元の位置にある状態では、第1揺動アーム10の前方部分に形成された挿通孔14に臨む位置に位置し、係合部11が押し込まれたとき、第1揺動アーム10に形成された挿通孔14に遊嵌状態で挿通される。一方、係合部11が挿入部2から突出した状態で、ソレノイド50が通電駆動され、プランジャ51が挿入部2側に向かって移動すると、押え片53は、係合部11側に進出し、第1揺動アーム10の前方部分における係合部11が突出する側とは反対側の下面に当接する位置に位置する。このとき、押え片53は、第1揺動アーム10に形成された挿通孔14から位置ずれする。そして、第1揺動アーム10の前方部分が押え片53に当接することで、係合部11が挿入部2から引っ込まないように、第1揺動アーム10の揺動が規制される。つまり、係合部11が挿入部2から突出した状態が維持される。
〔操作手順と内部機構の動作〕
次に、充電コネクタ100における車両側インレットへの差し込み操作、及び車両側インレットからの引き抜き操作での嵌合機構の動作について説明する。
・差し込み操作
挿入部2を車両側インレットに差し込むと、係合部11が車両側インレットの内周面に当接し、第1付勢部材12による付勢に抗って、係合部11が押し込まれる。挿入部2を車両側インレットの奥まで差し込むと、突起部21が車両側インレットの周縁に当接し、第2付勢部材22による付勢に抗って、突起部21が押し込まれる。突起部21が押し込まれることで、第2揺動アーム20の後端部が上昇するように第2揺動アーム20が揺動することにより、当止部33と第2揺動アーム20との当止状態が解除され、スライド棒30が第3付勢部材31による付勢により後退限まで後退する。このとき、係合部11が車両側インレットの内周面に設けられた凹部に対応する位置に位置することになり、第1付勢部材12による付勢により挿入部2から突出する。これにより、係合部11が車両側インレットの凹部に正常に係合して係止されることから、充電コネクタ100と車両側インレットとが完全に嵌合した状態となり、差し込み操作が完了する。このとき、充電コネクタ100と車両側インレットとの間で端子同士の電気的接続も確立される。
さらに、係合部11が車両側インレットの凹部に突出して係止された状態で、ソレノイド50を通電駆動して、第1揺動アーム10の前方部分の下方であって、第1揺動アーム10に形成された貫通部14からずれた位置に、押え片53を進出させる。これにより、第1揺動アーム10の前方部分が押え片53に当接することから、係合部11が挿入部2から突出した状態で、第1揺動アーム10の揺動が規制される。ソレノイド50への通電中は、LEDランプ5(図1を参照)が点灯する。ソレノイド50への通電開始は、例えば、充電器から車両への充電を開始するときに行うことが挙げられる。これにより、充電中に使用者が充電コネクタ100を車両側インレットから誤って引き抜いたり、充電コネクタ100が車両側インレットから抜け落ちたりすることを確実に防止することができる。
・引き抜き操作(通常時)
ソレノイド50への通電を停止して、押え片53を元の位置(第1揺動アーム10に形成された貫通部14の下方)に復帰させる。ソレノイド50への通電停止は、例えば、充電器から車両への給電を終了するときに行うことが挙げられる。次いで、スライドスイッチ4を挿入部2側(前方)に押し込むことでスライド棒30を前進させ、押当部32で第1揺動アーム10の後端部を押し上げることで、第1揺動アーム10を第1付勢部材12による付勢方向とは逆方向に揺動させる。これにより、係合部11が挿入部2から引っ込み、係合部11と車両側インレットの凹部との係合状態が解除される。この状態で、充電コネクタ100を車両側インレットから引き抜くことで、充電コネクタ100の車両側インレットからの引き抜き操作が完了する。引き抜き操作完了後、スライド棒30は、第3付勢部材31の付勢により、当止部33が第2揺動アーム20の後端部に当て止めされるまで後退して、初期状態の位置に戻る。
・引き抜き操作(異常時)
引抜き操作時において、スライド棒30の破損などにより、第1揺動アーム10が動作不良になり、スライドスイッチ4の操作では係合部11と車両側インレットの凹部との係合を解除できない異常事態が生じた場合の対処手順と各部の動作を説明する。この異常事態には、ソレノイド50が正常に動作して押え片53を貫通部14に対応する位置に移動できた場合(ソレノイド作動時)と、ソレノイド50が正常に動作せず、押え片53を貫通部14に対応する位置に移動できない場合(ソレノイド不作動時)とがある。以下、ソレノイド作動時と不作動時について順次説明する。
・・ソレノイド作動時
第1揺動アーム10において、軸部13iを軸孔部13oから抜脱する。このとき、まず、本体ケース60の一方のサイド面に形成された識別部63の凹部に棒などの押し込み部材を当接させて、本体ケース60の内方に押し込み部材を押し込む。本体ケース60のうち押し込み部材を当接した領域は脆弱部64となっているので、治具などを用いなくとも、破壊したい領域のみを容易に破壊することができる。さらに、押し込み部材を本体ケース60の内方に押し込むことで、軸部13iが他方のサイド面を破壊して外部に出てくる。この軸部13iを引き出すことで、第1揺動アーム10の軸孔部13oから軸部13iを脱抜することができる。
軸部13iを軸孔部13oから抜脱すると、第1揺動アーム10の本体部1への固定が解除され、第1揺動アーム10が軸部13iにより軸支されなくなる。このとき、第1付勢部材12が傾斜している押付部15を押すので、第1揺動アーム10は、真下ではなく前方内方側へ移動する。このときでもソレノイド50によりスライドスイッチ4側に後退された押え片53が貫通部14に対応した位置に配されているため、第1揺動アーム10の貫通部14に押え片53が挿通されて、係合部11が挿入部2から引っ込む。つまり、係合部11と車両側インレットの凹部との係合状態が解除される。この状態で、充電コネクタ100を引き抜くことで充電コネクタ100の車両側インレットからの引き抜き操作が完了する。
・・ソレノイド不作動時
ソレノイド不作動時における係合部11の係合状態の解除の手順と各部の動作は、図5〜8を用いて説明する。図5〜8は、右カバーをそれぞれ外した状態であり、説明の便宜上、第2揺動アームを省き、車両側インレット300の凹部近傍を記載している。
ソレノイド50が押え片53を元の位置に戻すことができず、第1揺動アーム10の前方部分が押え片53に当接した状態(図5)において、ソレノイド作動時と同様に、まず、本体ケース60の一方のサイド面に形成された識別部63の凹部に棒などの押し込み部材を当接させて、本体ケース60の内方に押し込み部材を押し込み、この一方のサイド面を破壊する。さらに、押し込み部材を本体ケース60の内方に押し込み、軸部13iの他方の端面で他方のサイド面を破壊し、軸部13iを引き出して、第1揺動アーム10の軸孔部13oから軸部13iを脱抜する。
軸部13iを軸孔部13oから抜脱すると、上述と同様に、第1揺動アーム10の本体部1への固定が解除され、第1揺動アーム10が軸部13iにより軸支されなくなる。このとき、第1揺動アーム10の前方部分が押え片53に当接しているので本体部1の前方内方側ではなく、挿入部2側(前方)へ進み、押え片53上を摺動する。次いで、充電コネクタ100を本体部1の後方側へ引く。このとき、軸孔部13oの前方は誘導面61gとの間に移動代があるため、相対的に第1揺動アーム10が押え片53上を摺動して前方へ移動する(図6)。この第1揺動アーム10の相対的な移動により、第1揺動アーム10の貫通部14が押え片53に対応する位置まで移動する。それと共に、軸孔部13oが誘導面61gに当接し、係合部11の先端が端子ケース70の切欠き71の開口面に当接する。そして、軸孔部13oが誘導面61gに案内されると共に、係合部11の摺接面11tがガイド面71gの傾斜に沿うので、第1揺動アーム10が前方内方側へ移動する。その結果、貫通部14に押え片53が挿通される。それに伴い、係合部11が下降して挿入部2から引っ込み(図7)、係合部11と車両側インレット300の凹部との係合状態が解除される。この状態で、充電コネクタ100を車両側インレット300から引き抜くことで、充電コネクタ100の車両側インレット300からの引き抜き操作が完了する(図8)。
〔効果〕
本実施形態1の充電コネクタ100は、第1揺動アーム10を本体ケース60に対して揺動自在に支持する軸部13iが、本体ケース60の一部として一体成形された軸カバー部61で覆われていることで、本体ケース60の内部に水や埃などの異物が侵入することを抑制できる。よって、軸部13iやその他の充電コネクタの構成部材が、汚損や発錆などにより劣化することを抑制できる。また、軸部13iが軸カバー部61で覆われていることで、外部から軸部13iを容易に抜脱できないため、いたずらなどで通常使用時に軸部13iが抜脱されることを防止し易い。
ソレノイド50によりプランジャ51が元の位置に復帰した状態で、スライド棒30が破損するなど何らかの不具合により正常に動作せず、係合部11と車両側インレットの凹部との係合状態を解除できない異常事態が生じた場合に、軸13iを軸孔部13oから抜脱することで、第1揺動アーム10の本体部1への固定を解除できるため、係合部11と車両側インレットとの係合状態を解除できる。このとき、本実施形態1の充電コネクタ100は、軸部13iの位置を本体ケース60の外部から識別可能な識別部63を備えることで、軸部13iが軸カバー部61(本体ケース60)で覆われていたとしても、外部から軸部13iの正確な位置を識別することができる。また、本実施形態1の充電コネクタ100は、軸カバー部61(本体ケース60)に脆弱部64を備えることで、本体ケース60のうち脆弱部64の部分だけ容易に破壊することができ、軸部13iを外部に露出させることができる。
ソレノイド50によりプランジャ51を元の位置に復帰できず、係合部11の車両側インレットへの係合状態を解除できない異常事態が生じた場合でも、上述したように、軸13iを軸孔部13oから抜脱して、車両側インレットから充電コネクタ100を引くことで、係合部11と車両側インレットの凹部との係合状態を解除できる。
上述した実施形態1では、充電コネクタを車両用充電コネクタに適用し、車両側インレットに接続して車両の蓄電池に充電する場合を例に説明した。この他、例えば、車両以外の船舶や潜水艇、航空機などの移動体に搭載された蓄電装置のインレットや、家庭やビル・工場などに設置された蓄電装置のインレットが上記した車両側インレットと同様の形状、即ち、インレットの内周面に凹部を有するような場合にも適用可能である。
本発明は、蓄電池を備える電動装置のインレットに接続し、電動装置の蓄電池に充電するための充電コネクタに利用することができ、例えば、電気自動車用充電器に好適に利用可能である。
100 車両用充電コネクタ(充電コネクタ)
200 ケーブル 300 車両側インレット
1 本体部 2 挿入部 3 ハンドル部
4 スライドスイッチ 5 LEDランプ
10 第1揺動アーム
11 係合部 11t 摺接面
12 第1付勢部材(捻じりバネ)
13i 軸部 13o 軸孔部 14 貫通部 15 押付部
20 第2揺動アーム
21 突起部 22 第2付勢部材(捻じりバネ) 23 第二軸部
30 スライド棒(解除部材)
31 第3付勢部材(圧縮バネ) 32 押当部 33 当止部
50 ソレノイド
51 プランジャ 52 連結部 53 押え片
60 本体ケース
61 軸カバー部 61g 誘導面 62 軸受部
63 識別部 64 脆弱部
70 端子ケース
71 切欠き 71g ガイド面

Claims (3)

  1. 蓄電池を備える電動装置のインレットに接続し、前記電動装置の蓄電池に充電するための充電コネクタであって、
    本体ケースと、
    前記本体ケースに軸部を介して揺動自在に支持され、一端側に前記インレットに係合する係合部を有する第1揺動アームと、を備え、
    前記本体ケースは、
    前記軸部を覆うように当該本体ケースの一部として一体成形される軸カバー部と、
    前記軸部の位置を当該本体ケースの外部から識別させる識別部と、
    前記軸部が外部に露出された状態に前記軸カバー部の少なくとも一部が破壊されるように局所的に低強度に構成された脆弱部と、を備え
    前記軸カバー部は、一対のサイド面を備え、
    前記識別部及び前記脆弱部は、前記各サイド面に設けられ、
    前記軸部は、
    前記各サイド面の内側に設けられた軸受け部に架け渡されており、
    前記本体ケースから前記脆弱部の破壊箇所を経て抜取可能に支持される充電コネクタ。
  2. 前記識別部は、前記軸部の端面に対応する位置に凹部を備える請求項1に記載の充電コネクタ。
  3. 前記脆弱部は、前記軸部の端面と対向する対向領域の一部の厚さが、他部の領域の厚さよりも薄い薄肉部を備える請求項1又は請求項2に記載の充電コネクタ。
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