JP2016184062A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】詰まり発生時にユーザの手が汚れることなく装置本体内に残留する用紙を取り出すことができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、転写部245と、定着部250と、用紙加工機構10と、を備えている。用紙加工機構10は、転写部245と定着部250の間に配置され、紙詰まり発生時に、残留する用紙を加工し、用紙におけるトナー像が転写された面を用紙で覆う。【選択図】図2
Description
本発明は、用紙に画像を形成する画像形成装置に関し、特に紙詰まり発生時に装置本体内に残留する用紙を取り除くことができる画像形成装置に関するものである。
画像形成装置では、まず感光体を帯電させると共に原稿画像に合わせて電荷を消去、いわゆる露光し、静電潜像を形成する。この感光体の静電潜像に現像部を用いて現像剤(トナー)を付着させる。そして、画像形成装置は、感光体に付着したトナー像を中間転写ベルトや用紙等の転写材に転写して、転写したトナー像を定着部によって用紙に定着することで用紙に画像を形成している。また、トナー像が定着された用紙は、用紙搬送路を通って搬送される。
また、装置本体内に紙詰まりが発生した場合、紙詰まりの原因となった用紙の破損状体を悪化させないために、一度、用紙の搬送を停止させて、紙詰まり処理が行われる。さらに、特許文献1には、紙詰まりが発生した際に、ガイド板対を回転させることで、用紙をガイド板対に巻き付けて用紙を巻き取る技術が記載されている。
しかしながら、紙詰まり発生時に、画像形成部の転写部と定着部の間に残留する用紙には、定着部によって定着されていない未定着のトナーが付着している。そのため、転写部と定着部の間に残留する用紙を取り除く際に、未定着のトナーによってユーザの手が汚れたり、未定着のトナーが装置本体の他の箇所に付着し、装置本体内が汚れたり、するおそれがあった。
本発明は、上述のような従来の問題点に鑑み、紙詰まり発生時にユーザの手が汚れることなく装置本体内に残留する用紙を取り出すことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、転写部と、定着部と、用紙加工機構と、を備えている。転写部は、像担持体に形成されたトナー像を用紙に転写する。定着部は、転写されたトナー像を用紙に定着させる。用紙加工機構は、転写部と定着部の間に配置され、紙詰まり発生時に、転写部と定着部の間に残留する残留する用紙を加工し、用紙におけるトナー像が転写された面を用紙で覆う。
上記構成の画像形成装置によれば、紙詰まり発生時にユーザの手が汚れることなく、転写部と定着部の間に残留する用紙を取り出すことができる。
以下に、本発明の画像形成装置を実施するための形態について、図1〜図18を参照しながら説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。また、本発明は、以下の形態に限定されるものではない。
1.第1の実施の形態例
まず、図1〜図14を参照して本発明の第1の実施の形態例(以下、「本例」という)にかかる画像形成装置について説明する。
図1は、画像形成装置の概略構成図である。
まず、図1〜図14を参照して本発明の第1の実施の形態例(以下、「本例」という)にかかる画像形成装置について説明する。
図1は、画像形成装置の概略構成図である。
図1に示す画像形成装置1は、電子写真方式により用紙に画像を形成するものであり、装置本体2と、原稿搬送部210と、画像読取部220と、用紙収納部230と、画像形成部240と、定着部250と、用紙搬送部260と、折り曲げ機構10と、制御部200(図3参照)とを有している。
装置本体2は、略直方体状の箱状に形成さている。そして、画像読取部220、用紙収納部230、画像形成部240、定着部250、用紙搬送部260及び制御部200は、装置本体2の内部に配設されており、原稿搬送部210は、装置本体2の上部に配置されている。
原稿搬送部210は、原稿Gをセットする原稿給紙台211と、複数のローラ212と、搬送ドラム213と、搬送ガイド214と、原稿排出ローラ215と、原稿排出トレイ216とを有している。原稿給紙台211にセットされた原稿Gは、複数のローラ212及び搬送ドラム213によって、画像読取部220の読取位置に1枚ずつ搬送される。搬送ガイド214及び原稿排出ローラ215は、複数のローラ212及び搬送ドラム213により搬送された原稿Gを原稿排出トレイ216に排出する。
画像読取部220は、原稿搬送部210により搬送された原稿G又は原稿台221に載置された原稿の画像を読み取って、画像データを生成する。画像読取部220へ搬送された原稿Gは、その片面又は両面の画像が光学系により露光され、イメージセンサ222によって読み取られる。
イメージセンサ222により光電変換されたアナログ信号は、画像処理部223において、アナログ処理、A/D変換処理、シェーデインク補正処理、画像圧縮処理等の各種の処理が行われる。そして、各種の信号処理が行われた画像信号は、画像処理部223から画像形成部240に送られる。
なお、画像形成部240に送られる画像信号は、画像読取部220から出力される画像信号に限定されず、画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピュータや他の画像形成装置などの外部装置から受信したものであってもよい。
用紙収納部230は、装置本体2の下部に配置されており、用紙Sのサイズや種類に応じて設けられた複数の給紙カセット231を有している。給紙カセット231に収納された用紙Sは、給紙部232により給紙されて用紙搬送部260に送られ、用紙搬送部260によって転写位置を有する転写部245に搬送される。
また、用紙収納部230の近傍には、手差部270が設けられている。この手差部270からは、用紙収納部230に収納されていないサイズの用紙やタグを有するタグ紙、OHPシート等の特殊紙が転写位置へ搬送される。
さらに、手差部270の用紙搬送方向の下流側には、入口側センサ21が配置されている。入口側センサ21は、手差部270から供給された用紙の用紙搬送方向の後端部が通過したことを検知する。
画像形成部240及び定着部250は、画像読取部220と用紙収納部230との間に配置されている。画像形成部240は、感光体241、帯電部242、露光部243、現像部244、転写部245、およびクリーニング部246等から構成されている。
感光体241は、像担持体であり、図示しない駆動源による駆動によって回転する。帯電部242は、感光体241に電荷を与えることによって当該感光体241の表面を一様に帯電する。露光部243は、画像読取部220から受信した画像信号又は外部装置から受信した画像信号に基づいて、感光体241の表面に対して露光を行うことにより、感光体241上に静電潜像を形成する。
現像部244は、例えば、トナーとキャリアからなる2成分現像剤を用いて、感光体241上に形成された静電潜像を現像してトナー画像を形成する。
転写部245は、感光体241上のトナー画像を、用紙搬送部260によって搬送される用紙Sに転写する。転写部245は、転写ローラ245aと、転写搬送ベルト245bと、複数のローラ245c,245dとを有している。転写搬送ベルト245bは、転写ローラ245a及び複数のローラ245c、245dに掛け渡されている。この転写搬送ベルト245bは、用紙Sを転写位置まで搬送する。そして、転写搬送ベルト245bを介して、転写ローラ245aと感光体241が接触するニップ部は、感光体241上に形成されたトナー像を用紙に転写する転写位置とされる。
クリーニング部246は、感光体241上の残留しているトナーを除去する、即ち、感光体241の表面をクリーニングする。
定着部250は、用紙Sを加圧及び加熱して、転写されたトナー像を用紙Sに定着させる。この定着部250は、例えば、一対の定着部材である定着上ローラ251及び定着下ローラ252を有している。定着上ローラ251及び定着下ローラ252は、互いに圧接した状態で配置されており、定着上ローラ251と定着下ローラ252との圧接部が、用紙Sを加圧及び加熱する定着ニップ部である。
定着上ローラ251の内部には、加熱部が設けられている。この加熱部からの輻射熱により定着上ローラ251の外周部が温められる。そして、定着上ローラ251の外周部の熱が用紙Sへ伝達されることにより、用紙S上のトナー画像が熱定着される。
用紙Sは、転写部245によりトナー画像が転写された面(定着対象面)が定着上ローラ251と向き合うように搬送され、定着ニップ部を通過する。したがって、定着ニップ部を通過する用紙Sには、定着上ローラ251と定着下ローラ252とによる加圧と、定着上ローラ251の外周部の熱による加熱が行われる。
また、転写部245と、定着部250の間には、折り曲げ機構10が配置されている。なお、折り曲げ機構10の詳細な構成については、後述する。
用紙搬送部260は、レジストローラ262と、排紙部263と、搬送路切換部264と、用紙反転搬送部265と、循環再給紙部266を有している。
レジストローラ262は、用紙Sの用紙搬送方向に対する曲りを矯正すると共に、感光体241の回転に同期させて用紙Sを転写部245に送る。排紙部263は、定着部250によってトナー画像が定着された用紙Sを装置本体2の外部へ排出する。また、排紙部263の近傍には、出口側センサ22が設けられている。出口側センサ22は、排紙部263に搬送された用紙における用紙搬送方向の先端部が通過したことを検知する。
搬送路切換部264は、定着部250よりも用紙搬送方向の下流に配置されている。搬送路切換部264は、定着部250を通過した用紙Sの搬送路を切り換える。すなわち、搬送路切換部264は、片面画像形成における画像形成面を上方に向けて排紙するフェースアップ排紙を行う場合に、用紙Sを直進させる。これにより、用紙Sは、排紙部263によって排紙される。また、搬送路切換部264は、片面画像形成における画像形成面を下方に向けて排紙するフェースダウン排紙及び両面画像形成を行う場合に、用紙Sを下方に案内する。
フェースダウン排紙を行う場合は、搬送路切換部264によって用紙Sを下方に案内した後に、用紙反転搬送部265によって表裏を反転して上方に搬送する。これにより、表裏が反転されて画像形成面が下方に向いた用紙Sは、排紙部263によって排紙される。両面画像形成を行う場合は、搬送路切換部264によって用紙Sを下方に案内した後に、用紙反転搬送部265によって表裏を反転し、循環再給紙部266により再び転写位置へ送られる。
循環再給紙部266には、用紙反転搬送部265から搬送された用紙の折り返し点となる折り返し搬送路267が設けられている。この折り返し搬送路267は、後述する折り曲げ機構10の接続搬送部13が接続されている。そして、この折り返し搬送路267は、折り曲げ機構10により折り曲げられた用紙を収納する残留紙収納部としての機能も有している。折り返し搬送路267は、用紙を搬送する複数のローラ対267aを有している(図2参照)。
1−2.折り曲げ機構の構成
次に、図2を参照して折り曲げ機構10の構成について説明する。
図2は、本例の画像形成装置の要部を拡大して示す概略構成図である。
次に、図2を参照して折り曲げ機構10の構成について説明する。
図2は、本例の画像形成装置の要部を拡大して示す概略構成図である。
図2に示すように、用紙加工機構の一例を示す折り曲げ機構10は、転写部245よりも用紙搬送方向の下流側で、定着部250よりも用紙搬送方向の上流側に配置されている。折り曲げ機構10は、折り曲げ板11と、折り曲げローラ12と、接続搬送部13とを有している。
折り曲げローラ12は、転写部245における用紙搬送方向の下流側に配置されるローラ245cに転写搬送ベルト245bを介して接触している。この折り曲げローラ12は、ローラ245cの回転方向と反対方向に回転している。そして、折り曲げローラ12と、転写部245のローラ245cとの接触部が、用紙を折り曲げる折り曲げニップ部P1を形成している。また、折り曲げローラ12としては、転写搬送ベルト245bの表面をクリーニングするクリーニングローラや、転写搬送ベルト245bにより搬送された用紙Sに対して除電を行う除電ローラ等を用いてもよい。
折り曲げ板11は、用紙搬送方向と直交する方向において、折り曲げニップ部P1と対向して配置されている。折り曲げ板11は、不図示の移動機構により、移動可能に支持されている。折り曲げ板11は、移動機構により移動し、紙詰まり発生時に転写部245と定着部250の間に残留する用紙(以下、「残留紙」という)におけるトナー像が転写される転写面に当接する。さらに折り曲げ板11が移動することで、折り曲げ板11は、残留紙を折り曲げニップ部P1に押し込む。これにより、残留紙は、折り曲げニップ部P1を通過することで、折り曲げられる。
また、折り曲げニップ部P1を間に挟んで折り曲げ板11の反対側には、接続搬送部13が配置されている。上述したように、接続搬送部13は、画像形成時の用紙Sの搬送経路から分岐し、折り返し搬送路267に接続されている。
接続搬送部13は、折り曲げ板11、折り曲げローラ12と転写部245のローラ245cにより折り曲げられた残留紙を折り返し搬送路267まで搬送する。そして、折り曲げられた残留紙は、折り返し搬送路267に収納される。これにより、紙詰まり発生時において未定着のトナーが付着している残留紙により、装置本体2内が汚れることを防ぐことができる。さらに、ユーザの手が汚れることなく残留紙を装置本体2から取り出すことができる。
なお、本例では、残留紙収納部として、循環再給紙部266の折り返し搬送路267を用いた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、折り返し搬送路267とは別に、折り曲げられた残留紙を収納する残留紙収納部を設けてもよい。
さらに、残留紙収納部として機能する折り返し搬送路267の用紙搬送方向の最下流部又は、残留紙収納部に折り曲げられた残留紙を巻き取る巻き取り機構を設けてもよく、あるいは折り曲げられた用紙を巻き込んで収納する空間を設けてもよい。
さらに、折り曲げローラの片側として、転写部245における用紙搬送方向の下流側のローラ245cを用いた例を説明したが、これに限定されるものではなく、転写部245の下流側に一対の折り曲げローラを配置してもよい。
また、折り曲げ板11における折り曲げニップ部P1に挿入される部分を清掃する清掃機構を設けてもよい。
さらに、上述した折り曲げ機構10では、残留紙を折り曲げニップ部P1に押し込む折り曲げ板11を設けた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、転写部245における用紙の搬送をガイドするガイド板を折り曲げ板として用いてもよい。すなわち、転写搬送ベルト245bにおける用紙を搬送する搬送面と対向するガイド板を回動可能に支持する。そして、ガイド板における回動支点から離れた側の端部が折り曲げニップ部P1に当接し、残留紙を折り曲げニップ部P1に押し込むようにしてもよい。
1−3.画像形成装置の制御系の構成
次に、画像形成装置1の制御系について、図3を参照して説明する。
図3は、画像形成装置1の各部のハードウェア構成例を示すブロック図である。なお、このブロック図では、本発明の説明に必要と考える要素又はその関連要素を記載しており、画像形成装置1はこの例に限られない。
次に、画像形成装置1の制御系について、図3を参照して説明する。
図3は、画像形成装置1の各部のハードウェア構成例を示すブロック図である。なお、このブロック図では、本発明の説明に必要と考える要素又はその関連要素を記載しており、画像形成装置1はこの例に限られない。
画像形成装置1は、図3に示すように、制御部200を備えている。制御部200は、システムバス207を介して、通信部208、画像読取部220、画像処理部223、画像形成部240、用紙搬送部260、折り曲げ機構10及び定着部250に接続されている。さらに、制御部200は、システムバス207を介して、HDD(Hard Disk Drive)204、操作表示部205、入口側センサ21、出口側センサ22に接続されている。
制御部200は、例えばCPU(Central Processing Unit)201と、CPU201が実行するプログラムや各種データ等を記憶するためのROM(Read Only Memory)202と、CPU201の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)203とを有する。例えばROM202には、ローラ劣化状態テーブルが保存されている。なお、ROM202としては、例えば、電気的に消去可能なプログラマブルROMが用いられる。制御部200は、各ブロックの制御すなわち装置全体の制御を行う。
HDD204は、画像読取部220で読み取って得た原稿画像の画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする。操作表示部205は、液晶表示装置(LCD)又は有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイからなるタッチパネルである。この操作表示部205は、出力部の一例であり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示部205は、複数のキーを備え、ユーザのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付けて、入力信号を制御部200に出力する。
画像読取部220によって生成された画像データや、画像形成装置1に接続された外部装置の一例であるPC(パーソナルコンピュータ)120から送信される画像データは、画像処理部223に送られ、画像処理される。画像処理部223は、受信した画像データに対し、必要に応じて、シェーディング補正、画像濃度調整、画像圧縮等の画像処理を行う。
画像形成部240は、画像処理部223によって画像処理された画像データを受け取り、画像データに基づいて用紙S上に画像を形成する。
用紙搬送部260は、制御部200により駆動制御され、用紙収納部230に収納された用紙や手差部270に配置された用紙の搬送を行う。また、紙詰まり発生時においては、用紙搬送部260は、制御部200により駆動制御されて、残留紙を所定の位置まで搬送する。
折り曲げ機構10は、制御部200により折り曲げ板11、折り曲げローラ12及び転写部245のローラ245cが駆動制御されることにより、残留紙を折り曲げる。
定着部250は、制御部200により駆動制御され、定着ニップ部に搬送された用紙Sを挟持搬送しながら用紙Sを加熱及び加圧し、トナー画像を用紙Sに定着させる。
入口側センサ21は、手差部270から供給された用紙Sにおける用紙搬送方向の後端部の通過を検知し、検知結果を制御部200(CPU201)へ供給する。また、出口側センサ22は、排紙部263に搬送された用紙Sにおける用紙搬送方向の先端部の通過を検知する。
通信部208は、例えば外部の情報処理装置であるPC120から送信されるジョブデータを、通信回線を介して受け取る。そして、受け取ったジョブデータを、システムバス207を介してCPU201に送る。
なお、本実施の形態では、外部装置としてパーソナルコンピュータを適用した例を説明したが、これに限定されるものではなく、外部装置としては、例えばファクシミリ装置等その他各種の装置を適用することができる。
1−4.紙詰まり処理の動作の一例
次に、上述した構成を有する画像形成装置1の紙詰まり処理時の動作の一例について、図4〜図12を参照して説明する。
図4は、画像形成装置1における紙詰まり処理時の動作の一例を示すフローチャートである。図5〜図12は、紙詰まり処理時の折り曲げ機構10の動作を示す説明図である。
次に、上述した構成を有する画像形成装置1の紙詰まり処理時の動作の一例について、図4〜図12を参照して説明する。
図4は、画像形成装置1における紙詰まり処理時の動作の一例を示すフローチャートである。図5〜図12は、紙詰まり処理時の折り曲げ機構10の動作を示す説明図である。
まず、紙詰まりが発生した際、制御部200は、残留紙S1の停止位置及び残留紙S1に転写されたトナー像の領域(以下、「転写領域」という)を算出する(ステップS10)。残留紙S1の停止位置及び転写領域は、例えば、感光体241の起動時間や、転写部245における転写搬送ベルト245bの起動時間から算出される。
次に、制御部200は、算出した停止位置及び転写領域に基づいて用紙搬送部260を起動制御し、残留紙S1を所定位置まで搬送する(ステップS11)。なお、所定位置は、下記のようにして設定される。ここで、残留紙S1の用紙搬送方向の長さをLとする。
図5に示すように、残留紙S1が転写部245で転写中であり、かつ用紙搬送方向の先端部が定着部250に到達していない場合について説明する。
図5及び図6に示すように、未定着トナーT1は、残留紙S1における先端部からQの範囲に付着している。このQが残留紙S1の転写領域となる。そして、残留紙S1における折り曲げ板11が当接する位置(以下、当接位置という)をX1とする。未定着トナーT1を残留紙S1自身で覆うためには、当接位置X1は、先端部から、Q/2≦X1≦L/2の範囲となる。
図5及び図6に示すように、未定着トナーT1は、残留紙S1における先端部からQの範囲に付着している。このQが残留紙S1の転写領域となる。そして、残留紙S1における折り曲げ板11が当接する位置(以下、当接位置という)をX1とする。未定着トナーT1を残留紙S1自身で覆うためには、当接位置X1は、先端部から、Q/2≦X1≦L/2の範囲となる。
次に、図7に示すように、残留紙S1の用紙搬送方向の長さLが比較的短く、残留紙S1に対する転写が終了し、先端部が定着部250に到達していない場合について説明する。
図7及び図8に示すように、未定着トナーT1は、残留紙S1の一面の全体に付着している。したがって、転写領域Qは、用紙搬送方向の長さLと等しくなる(Q=L)。未定着トナーT1を残留紙S1自身で覆うためには、当接位置X1は、残留紙S1の先端部からL/2=X1となる。
図7及び図8に示すように、未定着トナーT1は、残留紙S1の一面の全体に付着している。したがって、転写領域Qは、用紙搬送方向の長さLと等しくなる(Q=L)。未定着トナーT1を残留紙S1自身で覆うためには、当接位置X1は、残留紙S1の先端部からL/2=X1となる。
図9に示すように、残留紙S1に対する転写が終了し、かつ先端部が定着部250に到達している場合について説明する。
図9及び図10に示すように、残留紙S1の転写領域Qは、用紙搬送方向の長さLと等しくなる。また、残留紙S1には、定着済みトナーT2が、先端部からRの範囲には、定着済みトナーT2が付着している。そして、このRを定着済み領域とする。なお、定着済みトナー領域Rでは、定着済みトナーT2が残留紙S1に定着しているため、他の箇所に付着するおそれがない。そのため、この場合では、当接位置X1は、残留紙S1の先端部からL/2≦X1≦(L/2+R/2)となる。
図9及び図10に示すように、残留紙S1の転写領域Qは、用紙搬送方向の長さLと等しくなる。また、残留紙S1には、定着済みトナーT2が、先端部からRの範囲には、定着済みトナーT2が付着している。そして、このRを定着済み領域とする。なお、定着済みトナー領域Rでは、定着済みトナーT2が残留紙S1に定着しているため、他の箇所に付着するおそれがない。そのため、この場合では、当接位置X1は、残留紙S1の先端部からL/2≦X1≦(L/2+R/2)となる。
また、図11に示すように、残留紙S1の転写部245で転写中であり、かつ先端部が定着部250に到達している場合について説明する。
図11及び図12に示すように、転写領域をQ、定着済み領域をRとした場合、当接位置X1は、残留紙S1の先端部からQ/2≦X1≦(L/2+R/2)となる。
図11及び図12に示すように、転写領域をQ、定着済み領域をRとした場合、当接位置X1は、残留紙S1の先端部からQ/2≦X1≦(L/2+R/2)となる。
そして、制御部200は、残留紙S1の当接位置X1が上述した範囲に収まるように残留紙S1を所定位置まで搬送する。制御部200は、残留紙S1の当接位置X1が上述した範囲に到達すると、残留紙S1の搬送を停止させる。ここで、残留紙S1の用紙搬送方向の長さの中央部と、当接位置X1を一致させる必要はなく、上述した範囲に到達した時点で残留紙S1を停止させればよい。そのため、残留紙S1を所定位置まで搬送する時間を短縮することができる。なお、残留紙S1の当接位置X1が上述した範囲に収まっている場合は、残留紙S1の搬送は、行われない。
次に、制御部200は、折り曲げ機構10を駆動させる(ステップS12)。すなわち、制御部200は、折り曲げ板11を残留紙S1に当接させて、残留紙S1を折り曲げニップ部P1に押し込む。これにより、残留紙S1が折り曲げられる。このとき、未定着トナーT1は、残留紙S1の内側に折り込まれるため、装置本体2内の他の箇所に付着するおそれがない。また、上述したように、残留紙S1の停止位置や転写領域に基づいて残留紙S1を移動させることで、折り曲げた際に、未定着トナーT1が付着した領域が残留紙S1の他の部位からはみ出ることを防ぐことができる。
また、残留紙S1を所定位置まで搬送する際、または残留紙S1を折り曲げる際に、残留紙S1が定着部250まで到達している場合、制御部200は、定着上ローラ251と定着下ローラ252を離間させる。これにより、定着部250による残留紙S1への圧接が解除され、残留紙S1を移動させることができる。
次に、制御部200は、接続搬送部13を介して折り返し搬送路267まで折り曲げられた残留紙S1を搬送する(ステップS13)。そして、残留紙S1が折り返し搬送路267まで搬送されると、制御部200は、操作表示部205等を用いて残留紙S1の処理をユーザに報知する(ステップS14)。そして、ユーザが折り返し搬送路267に収納された残留紙S1を取り除くことで、紙詰まり処理が終了する。
折り返し搬送路267に収納された残留紙S1は、折り曲げられることで、未定着トナーT1が付着した面が、他の面によって覆われている。そのため、ユーザが残留紙S1を取り除く際に、ユーザの手に未定着トナーT1が付着することを防ぐことができる。
さらに、折り曲げられた残留紙S1を折り返し搬送路267に収納することで、ユーザは、折り返し搬送路267のみを装置本体2から引き出すだけで、残留紙S1を取り出すことができる。これにより、紙詰まり処理にかかる作業の手間を簡略化することができる。
1−5.紙詰まり処理の動作の他の例
次に、上述した構成を有する画像形成装置1の紙詰まり処理時の動作の他の例について、図13及び図14を参照して説明する。
図13は、画像形成装置1における紙詰まり処理時の動作の他の例を示すフローチャートである。図14は、紙詰まり処理時の動作を示す説明図である。
次に、上述した構成を有する画像形成装置1の紙詰まり処理時の動作の他の例について、図13及び図14を参照して説明する。
図13は、画像形成装置1における紙詰まり処理時の動作の他の例を示すフローチャートである。図14は、紙詰まり処理時の動作を示す説明図である。
図13及び図14に示す例では、装置本体2の手差部270から排紙部263まで延在する例えば、ロール紙や、用紙搬送方向の長さが1000mmを越える用紙等の長尺紙の紙詰まり処理に関するものである。
長尺紙S3の画像形成時に紙詰まりが発生した場合、従来では、手差部270、又は排紙部263から長尺紙を引き抜かなければならなかった。そのため、長尺紙を引き抜く際に、長尺紙に付着している未定着トナーT1が装置本体2の各部位に付着し、装置本体2内が汚れるおそれがあった。そして、この装置本体2に付着したトナーが、紙詰まり処理後に行う長尺紙に再び付着し、長尺紙を汚してしまう、という不具合を有していた。
これに対し、本例の画像形成装置1では、下記のようにして長尺紙に対する紙詰まり処理を行う。
まず、図13に示すように、制御部200は、折り曲げ機構10を駆動する(ステップ21)。これにより、図14に示すように、折り曲げ板11を長尺紙S3に当接させて、長尺紙S3を折り曲げニップ部P1に押し込む。なお、このとき、制御部200は、制御部200は、定着上ローラ251と定着下ローラ252を離間させ、定着部250による長尺紙S3への圧接を解除させる。
まず、図13に示すように、制御部200は、折り曲げ機構10を駆動する(ステップ21)。これにより、図14に示すように、折り曲げ板11を長尺紙S3に当接させて、長尺紙S3を折り曲げニップ部P1に押し込む。なお、このとき、制御部200は、制御部200は、定着上ローラ251と定着下ローラ252を離間させ、定着部250による長尺紙S3への圧接を解除させる。
これにより、長尺紙S3は、未定着トナーが付着した面を内側に折り曲げた状態で接続搬送部13を介して折り返し搬送路267に搬送される。このように、未定着トナーが付着した面が他の部分で覆われるため、搬送する際に装置本体2内を汚すことがない。
次に、制御部200は、接続搬送部13及び折り返し搬送路267のローラ対267aを駆動制御し、長尺紙S3を折り返し搬送路267内に搬送させる(ステップS22)。これにより、図14に示すように、長尺紙S3の用紙搬送方向の先端部と後端部は、装置本体2内へ収容される方向へ搬送される。
次に、制御部200は、長尺紙S3の後端部が装置本体2内に進入したことを入口側センサ21が検知したか否か、及び長尺紙S3の先端部が装置本体2内に進入したことを出口側センサが検知したか否かを判断する(ステップS23)。ステップS23により、制御部200が、入口側センサ21及び出口側センサ22が共に長尺紙S3の端部が装置本体2内に進入したことを検知していないと判断した場合(S23がNO判定の場合)、制御部200は、長尺紙S3に対する折り返し搬送路267への搬送を継続させる。
また、ステップS23の処理において、り、制御部200が、入口側センサ21及び出口側センサ22が共に長尺紙S3の端部が装置本体2内に進入したことを検知したと判断した場合(S23がYES判定の場合)、制御部200は、長尺紙S3の搬送を停止させる(ステップS24)。このとき、長尺紙S3は、すべて装置本体2内に収容された状態である。
次に、制御部200は、操作表示部205等を用いて残留紙S1の処理をユーザに報知する(ステップS25)。これにより、長尺紙S3を使用している際に紙詰まりが発生した場合でも、手差部270や排紙部263から長尺紙S3を引き抜くことなく、長尺紙S3を装置本体2から取り出すことができる。その結果、装置本体2が長尺紙S3に付着した未定着トナーで汚れることを防ぐことができる。また、長尺紙S3が全て折り返し搬送路267に収納されるまで、長尺紙S3の搬送を継続させてもよい。
なお、長尺紙としてロール紙を用いる場合は、用紙搬送方向の先端部と後端部を切断することが好ましい。
2.第2の実施の形態例
次に、図15〜図18を参照して本発明の第2の実施の形態例にかかる画像形成装置について説明する。
図15は、第2の実施の形態例にかかる画像形成装置を示す概略構成図である。
次に、図15〜図18を参照して本発明の第2の実施の形態例にかかる画像形成装置について説明する。
図15は、第2の実施の形態例にかかる画像形成装置を示す概略構成図である。
この第2の実施の形態例にかかる画像形成装置が、第1の実施の形態例にかかる画像形成装置と異なる点は、用紙加工機構である。そのため、ここでは、用紙加工機構について説明し、第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1と共通する部分には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図15に示すように、画像形成装置1Bは、装置本体2と、原稿搬送部210と、画像読取部220と、用紙収納部230と、画像形成部240と、定着部250と、用紙搬送部260と、用紙加工機構の他の例を示す巻き取り機構30と、不図示の制御部とを有している。
巻き取り機構30は、転写部245の用紙搬送方向の下流側で、定着部250の用紙搬送方向の上流側に配置されている。巻き取り機構30は、一対のガイド板31,31と、回転軸32と、回転軸32を回転駆動させる不図示の駆動部とを有している。
一対のガイド板31,31は、転写部245と定着部250の間に配置されている。一対のガイド板31,31は、転写部245から定着部250へ搬送される用紙Sの搬送をガイドする搬送経路を形成している。一対のガイド板31,31は、回転軸32に回転可能に支持されている。
回転軸32は、用紙搬送方向及び上下方向と直交する方向であって、装置本体2の正面側と装置本体2の背面側に配置されている。装置本体2の正面側に配置される回転軸32は、一対のガイド板31,31に着脱可能に取り付けられる。また、装置本体2の背面側に配置される回転軸32には、駆動部が配置されている。
そして、駆動部が駆動すると一対のガイド板31,31は、回転軸32を中心に回転し、転写部245と定着部250の間に残留する用紙を巻き取る。
次に、図16〜図18を参照して、上述した構成を有する第2の実施の形態例にかかる画像形成装置1Bの紙詰まり処理時の動作の一例について説明する。
図16は、画像形成装置1Bにおける紙詰まり処理時の動作の一例を示すフローチャートである。図17及び図18は、紙詰まり処理時の巻き取り機構30の動作を示す説明図である。
図16は、画像形成装置1Bにおける紙詰まり処理時の動作の一例を示すフローチャートである。図17及び図18は、紙詰まり処理時の巻き取り機構30の動作を示す説明図である。
まず、図16に示すように、紙詰まりが発生した際、制御部は、残留紙S1の停止位置を算出する(ステップS31)。残留紙S1の停止位置は、例えば、感光体241の起動時間や、転写部245における転写搬送ベルト245bの起動時間から算出される。
次に、制御部は、停止位置に基づいて、未定着トナーT1が付着した面を残留紙S1で全て覆うことができる巻き取り位置まで残留紙S1を搬送する(ステップS32)。
ここで、図17に示すように、巻き取り機構30の回転軸32が残留紙S1の用紙搬送方向の中央部よりも先端側に位置している場合の巻き取り位置の範囲について説明する。残留紙S1の用紙搬送方向の長さをL、一対のガイド板31の用紙搬送方向の長さをL1とした場合、巻き取り位置X2の範囲は、残留紙S1の先端部から、(L/2−L1)の範囲に設定される。
次に、図18に示すように、巻き取り機構30の回転軸32が残留紙S1の用紙搬送方向の中央部よりも後端側に位置している場合の巻き取り位置の範囲について説明する。残留紙S1の用紙搬送方向の長さをL、一対のガイド板31の用紙搬送方向の長さをL1とした場合、巻き取り位置X2の範囲は、残留紙S1の後端部から、(L/2−L1)の範囲に設定される。
なお、残留紙S1の用紙搬送方向の中央部と、巻き取り機構30の回転軸32の位置が一致している場合では、図17又は図18に示す巻き取り位置X2の範囲まで残留紙S1を搬送する。さらに、残留紙S1が上述した巻き取り位置X2の範囲に停止している場合は、残留紙S1の搬送は、行われない。
次に、制御部は、巻き取り位置に基づいて巻き取り機構30の巻き取り方向を決定する(ステップS33)。ここで、残留紙S1が図17に示す巻き取り位置X2の範囲に位置する場合、すなわち巻き取り機構30が残留紙S1の先端部側に位置する場合、ガイド板31,31の回転方向は、CW方向(装置本体2の正面側から見て時計回り)に決定される。
また、残留紙S1が図18に示す巻き取り位置X2の範囲に位置する場合、すなわち巻き取り機構30が残留紙S1の後端部側に位置する場合、ガイド板31,31の回転方向は、CCW方向(装置本体2の正面側から見て反時計回り)に決定される。
次に、制御部は、決定した巻き取り方向に基づいて巻き取り機構30を駆動制御する(ステップS34)。これにより、残留紙S1は、一対のガイド板31,31に巻き取られる。上述したように、巻き取り位置に応じて一対のガイド板31,31の回転方向を変更することで、残留紙S1に付着している未定着トナーT1を内側にして一対のガイド板31,31に巻き付けることができる。すなわち、残留紙S1に付着した未定着トナーT1は、他の部位で覆われる。
次に、制御部は、操作表示部等を用いて残留紙S1の処理をユーザに報知する(ステップS35)。ここで、装置本体2の正面側に配置される回転軸32は、一対のガイド板31,31に着脱可能に取り付けられている。そのため、ユーザは、一対のガイド板31,31から回転軸32を取り外すと共に、一対のガイド板31,31に巻き取られた残留紙S1を装置本体2内から取り除く。これにより、紙詰まり処理が終了する。
上述したように、残留紙S1は、未定着トナーT1を内側にして一対のガイド板31,31に巻き付けられている。そのため、ユーザは、手を汚すことなく残留紙S1を取り除くことができる。
その他の構成は、上述した第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1と同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有する画像形成装置1Bによっても、上述した第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1と同様の作用及び効果を得ることができる。
以上、画像形成装置の実施の形態例について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の画像形成装置は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施の形態例では、一つの画像形成部を用いて単色画像を形成する構成としたが、これに限定されるものではなく、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4組の画像形成部を用いてカラー画像を形成する構成としてもよい。
感光体に形成されたトナー像を直接用紙に転写させる例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、感光体に形成されたトナー像を中間転写ベルト等の転写材に転写し、この転写材から用紙に転写させる2次転写を用いた構成であってもよい。
1,1B…画像形成装置、 2…装置本体、 10…折り曲げ機構(用紙加工機構)、 11…折り曲げ板、 12…折り曲げローラ、 13…接続搬送部、 21…入口側センサ、 22…出口側センサ、 30…巻き取り機構(用紙加工機構)、 31…ガイド板、 32…回転軸、 200…制御部、 240…画像形成部、 245…転写部、 245a…転写ローラ、 245b…転写搬送ベルト、 245c…ローラ、 250…定着部、 260…用紙搬送部、 263…排紙部、 265…用紙反転搬送部、 266…循環再給紙部、 267…折り返し搬送路(残留紙収納部)、 267a…ローラ対、 270…手差部、 P1…折り曲げニップ部、 S1…残留紙、 S3…長尺紙、 T1…未定着トナー、 T2…定着済みトナー、 X1…当接位置、 X2…巻き取り位置
Claims (7)
- 像担持体に形成されたトナー像を用紙に転写する転写部と、
転写された前記トナー像を前記用紙に定着させる定着部と、
前記転写部と前記定着部の間に配置され、紙詰まり発生時に、前記転写部と前記定着部の間に残留する前記用紙を加工し、前記用紙における前記トナー像が転写された面を前記用紙で覆う用紙加工機構と、
を備えた画像形成装置。 - 前記用紙加工機構は、前記トナー像が転写された面を内側に折り曲げる折り曲げ機構である
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記用紙の画像形成を行う搬送経路から分岐し、折り曲げられた前記用紙が搬送される接続搬送部と、
前記接続搬送部に接続され、折り曲げられた前記用紙を収納する残留紙収納部と、
を更に備えた請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記残留紙収納部は、前記用紙を反転させる用紙反転搬送部である
請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記用紙加工機構は、前記トナー像が転写された面を内側にして巻き取る巻き取り機構である
請求項1に記載の画像形成装置。 - 紙詰まり発生時における前記用紙の停止位置に応じて前記用紙を前記用紙加工機構の所定位置まで搬送制御する制御部を備えた
請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記転写部、前記定着部及び前記用紙加工機構が内部に配設される装置本体を有し、
前記用紙の用紙搬送方向の先端部が前記装置本体に進入したことを検知する出口側センサと、
前記用紙の用紙搬送方向の後端部が前記装置本体に進入したことを検知する入口側センサと、
前記出口側センサ及び前記入口側センサの検知信号に基づいて前記用紙加工機構を制御する制御部と、をさらに備えた
請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015063838A JP2016184062A (ja) | 2015-03-26 | 2015-03-26 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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ID=57241890
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JP2015063838A Pending JP2016184062A (ja) | 2015-03-26 | 2015-03-26 | 画像形成装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018066905A (ja) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
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2015
- 2015-03-26 JP JP2015063838A patent/JP2016184062A/ja active Pending
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JP7031117B2 (ja) | 2016-10-20 | 2022-03-08 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 画像形成装置 |
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