JP2018066905A - 画像形成装置 - Google Patents

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【課題】連続する記録材に対して画像を作製する途中で記録材の搬送を停止したときに、未定着画像領域に起因する記録材の汚れを回避する。【解決手段】連続する記録材Sを搬送する搬送部1と、記録材Sに画像を作製する作像部2と、記録材S上に作製された画像を定着する定着部3と、記録材Sの搬送が作像途中で停止されたときに、定着部3通過前の未定着画像が保持された記録材S部分を画像が内側になるように折り込んで不良領域として排除可能とする排除機構4と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来における画像形成装置としては例えば特許文献1に記載のものがある。
特許文献1には、電子写真方式を用いるラベルプリンタにおいて、転写部と定着部との間に剥離紙と粘着媒体とからなる連続する媒体の搬送モジュールを配置し、媒体を適正量たるませながら搬送させることで、たるみの過不足によって生ずるジャムや転写不良を抑制する態様が開示されている。
特許第5710054号公報(発明を実施するための形態,図7)
ところで、連続する媒体(記録材)を作像中に、操作者が装置筐体の開閉扉を誤って開放するような場合には、安全対策としてインターロック機構が働き、画像形成装置による作像処理が緊急停止する方式が多く採用されている。この場合、連続する媒体(記録材)に対する作像処理が中断すると共に、連続する媒体の搬送が停止することから、連続する媒体(記録材)のうち、転写部と定着部との間に未定着画像が発生するケースが多い。
本発明が解決しようとする技術的課題は、連続する記録材に対して画像を作製する途中で記録材の搬送を停止したときに、未定着画像領域に起因する記録材の汚れを回避することにある。
請求項1に係る発明は、連続する記録材を搬送する搬送部と、前記記録材に画像を作製する作像部と、前記記録材上に作製された画像を定着する定着部と、前記記録材の搬送が作像途中で停止されたときに、前記定着部通過前の未定着画像が保持された記録材部分を前記画像が内側になるように折り込んで不良領域として排除可能とする排除機構と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る画像形成装置において、前記排除機構は、前記作像部と前記定着部との間に設けられ、前記記録材の搬送が作像途中で停止されたときに、前記記録材の搬送方向に交差する方向に向かって当該記録材を折り込む第1の折込み部材と、前記第1の折込み部材で折り込まれた記録材を前記記録材の搬送方向に向かって折り込む第2の折込み部材と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る画像形成装置において、前記作像部は、前記画像を保持する像保持体と、前記像保持体に接触して追従回転する転写部材を有し、前記像保持体と前記転写部材とで記録材を挟持して搬送することで前記像保持体上の画像を記録材に転写する転写部とを備え、前記排除機構は、前記記録材の搬送が作像途中で停止されたときに、前記転写部では当該転写部位置よりも搬送方向上流側に位置する記録材部分の通過を許容することを特徴とする画像形成装置である。
請求項4に係る発明は、請求項1に係る画像形成装置において、前記排除機構は、折り込んだ記録材部分の少なくとも前記定着部側を接着する接着手段を有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る画像形成装置において、前記定着部は熱溶融性の作像材料による画像を加熱定着するものであり、前記接着手段は未定着画像の作像材料を前記定着部にて接着させるものであることを特徴とする画像形成装置である。
請求項6に係る発明は、請求項4に係る画像形成装置において、前記接着手段は針無綴じ具にて構成され、折り込んだ記録材部分の定着部側を針無綴じすることで接着することを特徴とする画像形成装置である。
請求項7に係る発明は、請求項1に係る画像形成装置において、前記排除機構は前記定着部を通過する前に折り込んだ記録材部分を不良領域として排除することを特徴とする画像形成装置である。
請求項8に係る発明は、請求項1に係る画像形成装置において、前記排除機構は折り込んだ記録材部分を前記定着部を通過させた後、回収した記録材から不良領域として排除することを特徴とする画像形成装置である。
請求項9に係る発明は、請求項1に係る画像形成装置において、前記排除機構は、前記作像部位置よりも搬送方向下流側に位置する記録材上の未定着画像領域が検出可能な検出器を有し、当該検出器にて検出された未定着画像領域を折り込み対象として折り込むことを特徴とする画像形成装置である。
請求項1に係る発明によれば、連続する記録材に対して画像を作製する途中で記録材の搬送を停止したときに、未定着画像領域に起因する記録材の汚れを回避することができる。
請求項2に係る発明によれば、未定着画像が保持された記録材を簡単にZ折り状態に折り込むことができる。
請求項3に係る発明によれば、連続する記録材に過剰な張力を作用させずに排除機構による記録材の折り込み動作を実施することができる。
請求項4に係る発明によれば、接着手段を有さない態様に比べて、折り込まれた記録材部分が定着部を通過する際に折り込み状態を保ち易くすることができる。
請求項5に係る発明によれば、排除機構による排除処理を施した記録材に関し、簡単な構成で定着部を安全に通過させることができる。
請求項6に係る発明によれば、排除機構による排除処理を施した記録材に関し、定着部を損傷させることなく、定着部を安全に通過させることができる。
請求項7に係る発明によれば、回収された記録材から不良領域を除去する作業が不要になる。
請求項8に係る発明によれば、回収部に記録材の不良領域を含めて回収したとしても、未定着画像による記録材の汚れを有効に防止でき、かつ、記録材の不良領域を簡単に選別することができる。
請求項9に係る発明によれば、排除機構による記録材の排除範囲を必要最小限に抑えることができる。
(a)は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態の概要を示す説明図、(b)(c)は(a)に示す排除機構の動作過程を示す説明図である。 実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる排除機構周りの構成を示す説明図である。 実施の形態1に係る画像形成装置の排除処理内容を示すフローチャートである。 (a)〜(c)は実施の形態1で用いられる排除機構による動作過程を模式的に示す説明図である。 (a)(b)は排除処理完了時における排除機構の動作例を示す説明図である。 (a)〜(c)は排除処理完了後における記録材の不良領域についての挙動を示す説明図である。 (a)(b)は排除機構の変形の形態を示す説明図である。 実施の形態2に係る画像形成装置の排除機構周りの構成を示す説明図である。 (a)(b)は排除処理完了時における排除機構の動作例を示す説明図である。 (a)(b)は排除処理完了後における記録材の不良領域が定着部を通過する際の挙動を示す説明図、(c)は排除処理完了後における記録材の不良領域を定着部前で除去することを示す説明図である。 実施の形態3に係る画像形成装置の排除機構周りの構成を示す説明図である。 (a)は実施の形態3で用いられる排除機構周りの平面説明図、(b)〜(d)は同排除機構による動作過程を模式的に示す説明図である。
◎実施の形態の概要
図1(a)は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態の概要を示す。
同図において、画像形成装置は、連続する記録材Sを搬送する搬送部1と、記録材Sに画像を作製する作像部2と、記録材S上に作製された画像を定着する定着部3と、記録材Sの搬送が作像途中で停止されたときに、定着部3通過前の未定着画像が保持された記録材S部分を画像が内側になるように折り込んで不良領域として排除可能とする排除機構4と、を備える。
このような技術的手段において、搬送部1は、連続する記録材Sを供給する供給部1a、作像・定着した記録材Sを回収する回収部1b、作像部2、定着部3を通過させるように予め決められた経路を経て搬送する搬送部材(図示せず)を含む。また、作像部2は定着部3にて定着可能な未定着画像を作製するものであれば、電子写真方式が代表的であるが、これ以外の作像方式(静電記録方式など)をも広く含む。更に、定着部3は記録材Sに定着部材を接触させる接触方式に限られず、定着部材を非接触配置した非接触方式をも含み、更に、定着方式としては、加熱・加圧定着、加熱定着、あるいは加圧定着など適宜選定して差し支えない。
また、排除機構4は、記録材Sの搬送が作像途中で停止された条件(例えば装置筐体の開閉扉が急に開放するとき等の安全策としてインターロック機構が働いてマシンを緊急停止する条件)で働く。このとき、作像部2を通過して定着部3に至らない記録材S部分には未定着画像(図示せず)が存在するため、定着部3の定着条件(例えば温度条件)が整うまで待ち再スタートしなければ、未定着画像が定着部3を通過して回収部1bに回収される懸念がある。しかし、定着条件が整うまで待って回収部1bに回収し、その後に記録材Sの不良領域を回収する場合には、時間的なロスが大きくなり、記録材Sの不良領域に対する除去範囲が長くなってしまう。本例では、排除機構4が記録材Sの不良領域を未定着画像が内側になるように折り込むため、定着部3の定着条件が整う前であっても、定着部3を通過させることが可能である。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の代表的態様又は好ましい態様について説明する。
先ず、排除機構4の代表的態様としては、図1(a)〜(c)に示すように、作像部2と定着部3との間に設けられ、記録材Sの搬送が作像途中で停止されたときに、記録材Sの搬送方向に交差する方向(図1(b)中のA方向に相当)に向かって当該記録材Sを折り込む第1の折込み部材5と、第1の折込み部材5で折り込まれた記録材Sを記録材Sの搬送方向(図1(c)中のB方向に相当)に向かって折り込む第2の折込み部材6と、を有する態様が挙げられる。本例は、2つの折込み部材5,6を用いて記録材Sの不良領域をZ折りする態様である。
また、作像部2として、画像を保持する像保持体2aと、像保持体2aに接触して追従回転する転写部材を有し、像保持体2aと転写部材とで記録材Sを挟持して搬送することで像保持体2a上の画像を記録材Sに転写する転写部2bとを備えた態様において、好ましい排除機構4としては、記録材Sの搬送が作像途中で停止されたときに、転写部2bでは当該転写部2b位置よりも搬送方向上流側に位置する記録材S部分の通過を許容する態様が挙げられる。本例では、排除機構4は、記録材Sの緊急停止時に、記録材Sの未定着画像部分を折り込むためには、転写部2b位置よりも搬送方向上流側に位置する記録材S部分が転写部2bを通過する挙動を許容する必要があり、例えば像保持体2aと転写部材とを非接触配置するようにしたり、あるいは、像保持体2aの回転を停止した状態で転写部材側の回転を許容する手法が挙げられる。
更に、記録材Sの未定着画像部分を折り込むに当たり、記録材Sの折り込み状態を安定的に保持するには、折り込んだ記録材S部分の少なくとも定着部3側を接着する接着手段7を有する態様が好ましい。本例は、折り込んだ記録材S部分の少なくとも定着部3側を接着するもので、折り込まれた記録材S部分が定着部3を通過する際に折り込み状態を崩れ難くしたものである。
そして、接着手段7の代表的態様としては、定着部3が熱溶融性の作像材料による画像を加熱定着する態様では、接着手段7は未定着画像の作像材料を定着部3にて接着させるものが挙げられる。本例は、定着部3が加熱定着方式であって、未定着画像の作像材料を接着剤として利用したもので、専用の接着手段を不要とする態様である。
また、接着手段7の他の代表的態様としては、針無綴じ具にて構成され、折り込んだ記録材S部分の定着部3側を針無綴じすることで接着する態様がある。ここで、針無綴じとしては、局部的な圧着若しくは局部的な折り込みが挙げられる。
更に、排除機構4による記録材Sの不良領域についての排除時期の代表例としては、排除機構4は定着部3を通過する前に折り込んだ記録材S部分を不良領域として排除するものが挙げられる。ここで、排除の手法としては、例えば切断等により該当箇所を除去する態様が挙げられる。
また、前述した排除機構4による記録材Sの不良領域についての排除時期の他の例としては、排除機構4は折り込んだ記録材S部分を定着部3を通過させた後、回収した記録材から不良領域として排除する態様が挙げられる。本例では、回収部1bに回収された記録材Sのうち、折り込まれた記録材S部分を不良領域として除去するようにすればよい。
更に、排除機構4の好ましい態様としては、作像部2位置よりも搬送方向下流側に位置する記録材S上の未定着画像領域が検出可能な検出器8を有し、当該検出器8にて検出された未定着画像領域を折り込み対象として折り込むものが挙げられる。本例は、ラインセンサ等の検出器8にて記録材S上の未定着画像領域を検出し、未定着画像領域に対応した必要最小限の記録材S部分を折り込む態様である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
<画像形成装置の全体構成>
図2は実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成を示す説明図である。
同図において、画像形成装置20は、連続する記録材(以下連続紙という)Sに画像を形成するものであって、作像部としての作像エンジン30を内蔵する作像ユニット21及び作像エンジン30にて作製された画像が定着される定着器60を内蔵する定着ユニット22を並列配置し、連続紙搬送系23にて連続紙Sを所定の経路に沿って搬送することで、作像ユニット21に連続紙Sを供給し、作像ユニット21の作像エンジン30及び定着ユニット22の定着器60による処理を経た後、定着ユニット22から排出された連続紙Sを回収するようにしたものである。尚、画像形成装置20の態様としてはこれに限られるものではなく、例えば作像ユニット21と定着ユニット22とを別ユニットにするのではなく、共通の装置ユニットとして構成し、装置ユニット内に作像エンジン30及び定着器60を組み込むものであってもよいし、更には、連続紙Sに別の加工を施すような装置を更に追加する構成を有するものであってもよい。
−作像エンジン−
本実施の形態において、作像エンジン30は、複数(本例では6つ)の色成分画像を形成する画像形成部31(具体的には31a〜31f)と、各画像形成部31にて形成された各画像を連続紙Sに転写する前に一次転写して保持するベルト状の中間転写体40と、中間転写体40上に一次転写された各画像を連続紙Sに一括転写(二次転写)する二次転写器50とを備えている。
ここで、本例では、画像形成部31は、例えば電子写真方式を採用するもので、例えば周面に感光層が形成されたドラム状の感光体32と、この感光体32を帯電する例えば帯電ロール等の帯電器33と、この帯電器33にて帯電された感光体32上に静電潜像を書き込む例えばLEDアレイからなる潜像書込器34と、この潜像書込器34にて書き込まれた感光体32上の静電潜像を各色成分トナーが含まれる現像剤にて可視像化する現像器35と、この現像器35にて可視像化されたトナーによる画像のうち感光体32上に残留したトナーを清掃する清掃器36と、を備えている。尚、電子写真デバイスは公知のものを広く採用することができ、例えば潜像書込器34としてはLEDアレイに代えてレーザ走査装置を用いるようにしてもよい。また、画像形成部31は、本例では電子写真方式を採用したものであるが、これに限られるものではなく、例えば感光体32に代えて誘電体を用い、静電潜像をイオンヘッドにて形成する静電記録方式など適宜選定して差し支えない。
また、本例では、中間転写体40は複数の張架ロール41〜44に掛け渡され、例えば張架ロール41を駆動ロールとし、張架ロール43を張力付与ロールとして循環回転するようになっており、中間転写体40のうち各画像形成部31の感光体32に対向する部位には一次転写ロール等の一次転写器45が設けられ、感光体32上の画像を中間転写体40上に一次転写するようになっている。
更に、中間転写体40のうち二次転写部位よりも回転方向下流側(本例では張架ロール41に対向する部位)には中間転写体40上に残留するトナーを清掃する中間転写体清掃器46が設置されている。
更にまた、二次転写器50は、中間転写体40の張架ロール44に対向する部位にて中間転写体40に追従回転する二次転写ロール51を有し、中間転写体40との間で連続紙Sをニップ搬送すると共に、張架ロール44を対向電極として二次転写電界を形成することにより連続紙Sに対して中間転写体40上で多重化された各画像を連続紙Sに一括転写するものである。尚、本例では、二次転写ロール51はリトラクト機構55(図3参照)を介して中間転写体40から接離するようになっている。
−定着器−
更に、本例では、定着器60は、ヒータが内蔵され且つ駆動回転される加熱定着ロール61と、この加熱定着ロール61に圧接配置されて追従回転する加圧定着ロール62とを有し、両定着ロール61,62間に連続紙Sを通過することで連続紙S上の未定着画像を加熱、加圧定着するものである。尚、定着器60としては、これに限られるものではなく、例えば定着部材としてロール部材に代えてベルト部材を用いるようにしてもよいし、また、非接触方式のフラッシュ定着やレーザ定着を用いるようにしてもよい。
−連続紙搬送系−
本実施の形態において、連続紙搬送系23は、作像ユニット21のうち連続紙Sの搬送方向上流側には連続紙供給装置24を設置すると共に、定着ユニット22のうち連続紙Sの搬送方向下流側には連続紙回収装置25を設置したものであり、作像ユニット21から定着ユニット22にかけて予め決められた搬送経路26を設け、この搬送経路26には図示外の搬送部材(搬送ロールや搬送ベルト等)を配設したものである。
本例では、連続紙供給装置24は、図2に示すように、連続紙Sがロール状に巻かれ且つ図示外の駆動源にて回転することで連続紙Sが巻き出される巻出ロール70を有し、巻き出された連続紙Sを複数の案内ロール71〜75に掛け渡して案内し、作像ユニット21内に供給するようになっている。
また、連続紙回収装置25は、連続紙Sがロール状に巻かれ且つ図示外の駆動源にて回転することで連続紙Sが巻き取られる巻取ロール80を有し、定着ユニット22から排出された連続紙Sを複数の案内ロール81,82に掛け渡して案内した後、巻取ロール80に巻き取って回収するようになっている。尚、案内ロール71〜75の少なくとも一つ、案内ロール81,82のいずれかは連続紙Sに張力を付与する張力付与ロールとして機能するようになっている。
更に、搬送経路26のうち二次転写器50の転写部位よりも連続紙Sの搬送方向上流側には、中間転写体40上に保持されている画像との位置合せのための位置合せロール27が配設されており、また、搬送経路26のうち定着器60を通過した直後には冷却器28が配設されており、定着器60による定着処理を経た連続紙Sを冷却した後に、定着ユニット22から排出するようになっている。
<排除機構>
本実施の形態では、例えば画像形成装置20の作像中にユーザが誤って装置筐体の開閉扉を開放したような場合には、図示外のインターロック機構による安全装置が働き、作像エンジン30による作像処理及び連続紙搬送系23が停止するようになっている。
このように、連続紙Sが作像途中で緊急に停止した条件下では、作像エンジン30の二次転写部位TPと定着器60による定着部位FPとの間に位置する連続紙Sには未定着画像が存在することが多い。この場合、連続紙Sの未定着画像領域の取り扱いとしては、連続紙Sが緊急停止すると、二次転写部位TPで像ずれが生じたり、画像形成装置の作動を再開するにしても、定着器60による未定着画像に対する定着性が不十分になるケースが多いため、連続紙Sの未定着画像領域については不良領域として排除することが必要である。
そこで、本実施の形態では、作像エンジン30の二次転写部位TPと定着器60の定着部位FPとの間には排除機構100が設けられている。
本実施の形態において、排除機構100は、図2及び図3に示すように、連続紙Sの搬送が作像途中で停止されたときに、連続紙Sの搬送方向に交差する方向(本例では鉛直方向下方に向かうA方向に相当)に向かって当該連続紙Sを折り込む第1の折込みロッド101と、第1の折込みロッド101で折り込まれた連続紙Sを連続紙Sの搬送方向(本例では二次転写部位TPと定着部位FPとを結ぶB方向に相当)に向かって折り込む第2の折込みロッド102と、を有し、連続紙Sの未定着画像領域の部分を画像が内側になるようにZ折りに折り込むようにしたものである。
本例では、各折込みロッド101,102はいずれも連続紙Sの幅寸法よりも長い円柱棒にて構成されている。
本例では、排除機構100は、画像形成装置20のユーザ等の作業者が各折込みロッド101,102を手動操作することで連続紙Sを折り込むようになっており、各折込みロッド101,102は図示外の案内レールに沿って摺動可能で、予め決められた初期位置A,Bと折込み位置A,Bとの間を移動するようになっている。
ここで、第1の折込みロッド101の初期位置Aは、二次転写部位TPと定着部位FPとの間に位置する連続紙Sよりも上方に離れた位置で、二次転写部位TP寄りに選定されている。一方、第2の折込みロッド102の初期位置Bは、二次転写部位TPと定着部位FPとの間に位置する連続紙Sよりも下方に離れた位置で、第1の折込みロッド101の初期位置Aよりも更に二次転写部位TP寄りに選定されている。また、第1の折込みロッド101の折込み位置Aは初期位置Aから鉛直方向下方に位置し、第2の折込みロッド102の初期位置Bよりも更に下方の位置に選定されている。更に、第2の折込みロッド102の折込み位置Bは定着部位FPの手前付近で、第1の折込みロッド101の折込み位置Aよりも上方の位置に選定されている。このとき、連続紙SのZ折り部分Sz(図5参照)をできるだけ扁平形状に保つようにするには、第2の折込みロッド102の折込み位置Bでは、連続紙SのZ折り部分Szのうち、第2の折込みロッド102で折り込んだ部分が第1の折込みロッド101で折り込んだ部分と接触配置するような位置関係になっていることが好ましい。
また、本例では、排除機構100は、最初に第1の折込みロッド101を操作し、次に、第2の折込みロッド102を操作するという操作手順を必要とするため、第1の折込みロッド101の操作が完了しない限り、第2の折込みロッド102の操作を実施不可とする工夫がなされている。例えば各折込みロッド101,102は初期位置A,Bに夫々保持されるようにストッパ(図示せず)で移動が規制されており、排除機構100を使用する条件が整うと、第1の折込みロッド101のストッパによる移動規制が解除され、第1の折込みロッド101の移動が許容され、また、第1の折込みロッド101が折込み位置Aに到達したことを例えば位置センサで検出すると、第2の折込みロッド102のストッパによる移動規制が解除され、第2の折込みロッド102の移動が許容されるようになっている。
<制御系>
本例では、図3に示すように、制御装置110は例えばマイクロコンピュータにて構成され、例えば画像形成装置筐体の開閉扉を開放したときの開閉センサからの開放状態を示す信号(インターロック機構の安全装置に対する停止信号SGtとして作用)や、画像形成装置の作像動作を開始させるスタート信号SGaが入力され、ROM中に予めインストールされているプログラム(例えば作像プログラムや図4に示す排除処理プログラムなど)を実行し、連続紙供給装置24、連続紙回収装置25、作像エンジン30、二次転写器50のリトラクト機構55、定着器60、排除機構100へ所定の制御信号を送出するようになっている。
<画像形成装置の作動>
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の作動を説明する。
−通常の作像動作−
今、画像形成装置20でスタートスイッチをオンすると、制御装置110はスタート信号SGaを受けて作像エンジン30(二次転写器50はリトラクト解除状態)、定着器60等による作像動作を開始させると共に、連続紙供給装置24及び連続紙回収装置25を駆動することで連続紙Sの搬送を開始させる。この状態において、作像エンジン30では、各画像形成部31(31a〜31f)で形成された各色成分画像が中間転写体40に一次転写され、二次転写器50にて連続紙Sに二次転写される。この後、連続紙Sに二次転写された画像は定着器60にて定着され、画像定着された連続紙Sは連続紙回収装置25に回収される。
−排除機構による排除処理−
今、画像形成装置20が作像中であるときに、ユーザが画像形成装置筐体の開閉扉を開放したと仮定すると、制御装置110には開閉扉が開放したことに伴う停止信号SGtが入力される。このとき、制御装置110は停止信号SGtを受けて作像、連続紙搬送を直ちに停止させると共に、中間転写体40から離れるように二次転写器50をリトラクトさせる。
この状態において、制御装置110は排除機構100による排除処理を実施可能な状態にする。本例では、排除機構100の各折込みロッド101,102は図5(a)に示すように、夫々が初期位置A,Bに位置しており、停止信号SGtによって第1の折込みロッド101の移動が許容される。このため、ユーザ等の作業者は、図5(b)に示すように、鉛直方向下方(矢印A方向)に向けて第1の折込みロッド101を折込み位置Aまで移動させ、二次転写部位TPと定着部位FPとの間の連続紙Sを下に向けて凸の山型状に折り込む。
そして、第1の折込みロッド101が折込み位置Aに到達すると、第2の折込みロッド102の移動規制が解除され、移動が許容される。この状態において、作業者は、図5(c)に示すように、二次転写部位TPと定着部位FPとを結ぶ線に沿って矢印B方向に向けて第2の折込みロッド102を折込み位置Bまで移動させ、連続紙Sのうち未定着画像領域が内側になるようにZ折りに折り込まれる。このとき、第2の折込みロッド102が初期位置Bから折込み位置Bまで移動するとき、二次転写部位TPを通過する連続紙Sは搬送方向に引っ張られることになるが、本例では、二次転写器50が中間転写体40からリトラクトしているため、連続紙Sが二次転写部位TPを通過する際に過剰な引張負荷が生ずる懸念は少ない。
この状態において、連続紙SのZ折り部分Szは、図6(a)に示すように、両方の折込みロッド101,102が夫々の折込み位置A,Bに配置されたままであるため、連続紙SのZ折り部分Szを再度搬送することができない。
そこで、本例では、連続紙SのZ折り部分Szを不良領域として排除するために、作業者は、図6(a)(b)に示すように、第1の折込みロッド101を軸方向の一方(本例では図6(b)中のC方向)に向けて連続紙Sから外れた側方の引抜き位置Aまで引抜き、更に、第2の折込みロッド102を初期位置Bに向けて戻すようにすればよい。尚、引抜き位置Aに引抜いた第1の折込みロッド101は初期位置Aに戻すようにすればよい。
この状態において、連続紙SのZ折り部分Szからは両方の折込みロッド101,102が取り除かれ、連続紙SのZ折り部分Szは、図7(a)(b)に示すように、連続紙Sの搬送を再開すると、Z折りの状態を保ったまま定着器60の定着部位FPを通過する。このとき、連続紙SのZ折り部分Szの下側の折込み部分は内側に未定着画像が折り込まれたまま残存することから、定着器60の定着部位FPを通過するときに、その加熱条件が定着可能条件に比べてまだ未準備の状態(例えば加熱条件の目標温度に未到達な状態など)であるとしても、連続紙SのZ折り部分Szの未定着画像領域が接着作用を発揮し、連続紙SのZ折り部分Szは略そのままの状態で定着器60を通過する。そして、連続紙SのZ折り部分Szは、図7(c)に示すように、不良領域RNGとして連続紙回収装置25に巻き取られて回収される。
このため、本例では、連続紙SのZ折り部分Szは不良領域RNGとして連続紙回収装置25に巻き取られているが、連続紙SのZ折り部分Szの未定着画像領域が表面に露呈することはないので、未定着画像が連続紙Sの正常な回収部分を汚すという懸念はほとんどない。また、回収された連続紙Sから不良領域を排除する場合には、連続紙回収装置25から回収されたロール状の連続紙Sを取り外し、この連続紙Sを巻き出すと共に、連続紙Sの不良領域RNGについては切断などして排除するようにすればよい。
◎変形の形態
本実施の形態では、第1の折込みロッド101は連続紙Sの幅寸法よりも長い円柱棒であったが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば図8(a)(b)に示すように、一対の分割ロッド101a,101bにて構成し、連続紙SのZ折り部分Szを折り込んだ後に、連続紙Sの幅方向両側から一対の分割ロッド101a,101bを夫々引き抜くようにしてもよい。
また、本例では、排除機構100は手動操作することを前提とした機構であるが、例えば第1の折込みロッド101は手動操作とし、第2の折込みロッド102については自動操作可能に構成しても差し支えない。
◎実施の形態2
図9は実施の形態2に係る画像形成装置の排除機構周りの構成を示す説明図である。
同図において、排除機構100の基本的構成は、実施の形態1と略同様であるが、実施の形態1と異なり、第1の折込みロッド101、第2の折込みロッド102に加えて、連続紙SのZ折り部分Szのうち、定着器60寄りの幅方向両側に針無綴じ具120を配置したものである。尚、実施の形態1と同様な構成要素については実施の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
ここで、針無綴じ具120は綴じるための針を用いずに、圧着又は綴じるための折込み片を連続紙S上に作製して綴じるものであって、通常の作像モードでは連続紙Sの搬送経路から側方に退避しており、排除機構100による排除処理時には、図10(a)に示すように、連続紙Sの幅方向の端部付近まで移動した後、連続紙SのZ折り部分Szの幅方向両端付近のうち第2の折込みロッド102の折込み位置Bの近傍に位置する下側の折
込み部分を圧着若しくは折込み綴じにて接着し、この針無綴じ具120による接着処理が完了すると、予め決められた初期位置Bに復帰する。
本実施の形態では、図10(b)及び図11(a)(b)に示すように、連続紙SのZ折り部分Szの定着器60寄りが針無綴じ具120により針無綴じ(例えば圧着綴じ)121で綴じられているため、連続紙Sの搬送を再開するときに、連続紙SのZ折り部分Szが定着器60を通過したとしても、針無綴じ121の存在によってZ折り部分Szがばらけることはなく、扁平の状態を保つ。このため、連続紙SのZ折り部分Szは不良領域RNGとして扁平状態を保って連続紙回収装置25に回収される。
また、本実施の形態では、連続紙SのZ折り部分Szを、連続紙回収装置25に回収後に不良領域RNGとして排除する方式を採用しているが、本例では、針無綴じ具120の圧着綴じ121により連続紙SのZ折り部分Szがばらけることを回避するようにしたため、例えば図11(c)に示すように、連続紙SのZ折り部分Szが定着器60を通過する前に、圧着綴じ121を残すように、Z折り部分Szのうち実質的に不要な領域(未定着画像を折り込んだ領域から圧着綴じ121箇所を除いた領域に相当)を切断除去するという排除処理を行っても差し支えない。このようにすれば、連続紙回収装置25に回収した連続紙Sから不良領域RNGを事後に探し出す必要は回避される。
◎実施の形態3
図12は実施の形態3に係る画像形成装置の排除機構周りの構成を示す説明図である。
同図において、排除機構100の基本的構成は、実施の形態1と略同様であるが、実施の形態1と異なり、第1の折込みロッド101、第2の折込みロッド102に加えて、二次転写部位TPと定着部位FPとの間に位置する連続紙Sの未定着画像領域が検出可能な検出器130を配設したものである。尚、実施の形態1と同様な構成要素については実施の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
本例では、検出器130は、連続紙Sの搬送経路26のうち二次転写部位TPよりも連続紙Sの搬送方向下流側で、できる限り二次転写部位TP寄りに設置され、例えば連続紙Sの幅方向に沿って延びるラインセンサにて構成され、図13(a)に示すように、二次転写部位TPで転写された連続紙Sの未定着画像領域Rを検出するものである。
更に、本例では、制御装置110は、検出器130の検出結果に基づいて二次転写部位TPと定着部位FPとの間に位置する連続紙Sの未定着画像領域Rを検出し、未定着画像領域Rの存在する連続紙S部分だけを不良領域RNGとして排除するように、第1の折込みロッド101を連続紙Sの搬送方向を含む方向(例えば水平方向であるD方向)に移動可能とし、未定着画像領域Rのうち連続紙Sの搬送方向略中央付近に第1の折込みロッド101を移動させて連続紙Sを折込み、この状態で、第2の折込みロッド102による連続紙Sの折込みを行うようにしたものである。
今、画像形成装置の作像中に連続紙Sの搬送が緊急に停止したときに、図13(a)に示すように、二次転写部位TPと定着部位FPとの間で未定着画像領域Rが定着部位FP寄りに偏って存在していると仮定すると、制御装置110は検出器130からの検出信号に基づいて未定着画像領域Rを判別し、この判別結果から、第1の折込みロッド101のD方向への移動スパンhを算出し、第1の折込みロッド101、第2の折込みロッド102による折込み動作が実施される。
図13(b)に示すように、第1の折込みロッド101の初期位置Aからの移動スパンhとしては、未定着画像領域Rのうち連続紙Sの搬送方向略中央付近になるように算出し、算出した位置Aに第1の折込みロッド101を自動的に移動させ、しかる後、図13(c)に示すように、作業者が鉛直方向下方(A方向)に向けて第1の折込みロッド101を折込み位置Aまで移動させる。この後、作業者は、図13(d)に示すように、第2の折込みロッド102を初期位置Bから折込み位置Bまで移動させるようにすればよい。この結果、第1の折込みロッド101の折込み位置A(図13(b)矢印D方向A位置)と、第2の折込みロッド102の折込み位置Bとの位置関係によって、連続紙SのZ折り部分Szが不良領域RNGとして折り込まれる。
本例では、第1の折込みロッド101のD方向での位置(A)が変化することから、連続紙SのZ折り部分Szについて実質的な未定着画像領域Rに合わせて折り込むことが可能であり、連続紙Sの不良領域RNGとして必要最小限の範囲で連続紙SのZ折り部分Szを折り込むことができる。
1…搬送部,1a…供給部,1b…回収部,2…作像部,2a…像保持体,2b…転写部,3…定着部,4…排除機構,5…第1の折込み部材,6…第2の折込み部材,7…接着手段,8…検出器,S…記録材

Claims (9)

  1. 連続する記録材を搬送する搬送部と、
    前記記録材に画像を作製する作像部と、
    前記記録材上に作製された画像を定着する定着部と、
    前記記録材の搬送が作像途中で停止されたときに、前記定着部通過前の未定着画像が保持された記録材部分を前記画像が内側になるように折り込んで不良領域として排除可能とする排除機構と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記排除機構は、前記作像部と前記定着部との間に設けられ、前記記録材の搬送が作像途中で停止されたときに、前記記録材の搬送方向に交差する方向に向かって当該記録材を折り込む第1の折込み部材と、前記第1の折込み部材で折り込まれた記録材を前記記録材の搬送方向に向かって折り込む第2の折込み部材と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記作像部は、前記画像を保持する像保持体と、前記像保持体に接触して追従回転する転写部材を有し、前記像保持体と前記転写部材とで記録材を挟持して搬送することで前記像保持体上の画像を記録材に転写する転写部とを備え、
    前記排除機構は、前記記録材の搬送が作像途中で停止されたときに、前記転写部では当該転写部位置よりも搬送方向上流側に位置する記録材部分の通過を許容することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記排除機構は、折り込んだ記録材部分の少なくとも前記定着部側を接着する接着手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記定着部は熱溶融性の作像材料による画像を加熱定着するものであり、
    前記接着手段は未定着画像の作像材料を前記定着部にて接着させるものであることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記接着手段は針無綴じ具にて構成され、折り込んだ記録材部分の定着部側を針無綴じすることで接着することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記排除機構は前記定着部を通過する前に折り込んだ記録材部分を不良領域として排除することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記排除機構は折り込んだ記録材部分を前記定着部を通過させた後、回収した記録材から不良領域として排除することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記排除機構は、前記作像部位置よりも搬送方向下流側に位置する記録材上の未定着画像領域が検出可能な検出器を有し、当該検出器にて検出された未定着画像領域を折り込み対象として折り込むことを特徴とする画像形成装置。
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