JP2019133010A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガイド板に付着した結露を効率良く除去することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、転写部と、定着部と、中間搬送部267と、第1搬送路263と、第2搬送路265と、用紙押圧部材264と、制御部と、を備えている。制御部は、上側ガイド板268aに付着した結露を除去する結露除去紙Saを、第1搬送路263に搬送し、結露除去紙Saにおける搬送方向の先端が第1搬送ローラ263a、263bにニップされた際に、用紙押圧部材264によって結露除去紙Saを、上側ガイド板268aに向けて押圧させる。【選択図】図3

Description

本発明は、用紙に画像を形成する画像形成装置に関に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ装置、ファクシミリ装置、印刷機、複合機等の画像形成装置に用紙を供給する給紙装置が知られている。給紙装置は、画像形成システムとして使用する場合に画像形成装置に接続される。
画像形成装置では、まず感光体を帯電させると共に原稿画像に合わせて電荷を消去、いわゆる露光し、静電潜像を形成する。この感光体の静電潜像に現像部を用いて現像剤(トナー)を付着させる。そして、画像形成装置は、感光体に付着したトナー像を中間転写ベルトや用紙等の転写材に転写して、転写したトナー像を定着部によって用紙に定着することで用紙に画像を形成している。また、トナー像が定着された用紙は、用紙搬送路を通って搬送される。
また、定着部によって用紙が加熱されることで、用紙に含有する水分が蒸発して画像形成装置内に飛散する。画像形成装置が低温低湿の環境下に設置されている場合、温度が低下するにつれて、用紙から蒸発した水分が冷やされて、用紙を搬送するガイド板に結露が発生することが知られている。そして、ガイド板に発生した結露が搬送する用紙に付着することで、画像不良の原因となっていた。
ガイド板に発生した結露を除去する技術としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。この特許文献1には、シート上にトナー像を形成する作像手段と、少なくとも加熱によってシート上の未定着トナー像を定着する定着手段と、を備えた画像形成装置が記載されている。そして、特許文献1に記載された画像形成装置は、少なくとも定着手段の下流側の直後に配設され且つシートを搬送案内するガイドシュートと、非作像プロセス時に定着手段を非通過の未作像シートをガイドシュートに対し摺擦移動させる結露除去手段とを備えている。
特開2007−199330号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、用紙の搬送方向の先端部をガイド板に摺擦させて結露を除去していた。そのため、結露を吸い取る際に、用紙の先端部がガイド板に貼り付いて引っ掛かり、紙詰まりが発生するおそれがあった。さらに、特許文献1に記載された技術では、結露を除去する箇所が用紙の先端部だけであるため、用紙とガイド板との接触面積が小さく、結露を効率良く除去することができない、という問題を有していた。
本発明は、上述のような従来の問題点に鑑み、ガイド板に付着した結露を効率良く除去することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、転写部と、定着部と、中間搬送部と、第1搬送路と、第2搬送路と、用紙押圧部材と、制御部と、を備えている。転写部は、トナー像を用紙に転写させる。定着部は、転写されたトナー像を用紙に定着させる。中間搬送部は、定着部よりも用紙の搬送方向の下流側に配置されている。また、中間搬送部は、互いに対向する上側ガイド板及び下側ガイド板を有する。第1搬送路は、中間搬送部における搬送方向の下流側で分岐する。第2搬送路は、中間搬送部における搬送方向の下流側で分岐し、第1搬送路よりも上側ガイド板と下側ガイド板が対向する方向において下側ガイド板側に配置されている。用紙押圧部材は、中間搬送部の分岐箇所に配置されている。制御部は、用紙押圧部材を制御する。
制御部は、上側ガイド板又は下側ガイド板に付着した結露を除去する結露除去紙を、第1搬送路と第2搬送路のうちいずれかの搬送路に搬送する。そして、制御部は、結露除去紙における搬送方向の先端が搬送された搬送路に設けられたローラ対にニップされた際に、用紙押圧部材によって結露除去紙を、結露を除去する対象ガイド板に向けて押圧させる。
上記構成の画像形成装置によれば、ガイド板に付着した結露を効率良く除去することができる。
本発明の実施の形態例に係る画像形成装置の概略構成図である。 本発明の実施の形態例に係る画像形成装置における結露除去区間を拡大して示す概略構成図である。 本発明の実施の形態例に係る画像形成装置における切替ゲートの動作を示すもので、図3Aは切替ゲートが第1姿勢に変位した状態を示す説明図、図3Bは切替ゲートが第2姿勢に変位した状態を示す説明図、図3Cは切替ゲートが第3姿勢に変位した状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態例に係る画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態例に係る画像形成装置における結露除去動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態例に係る画像形成装置における結露除去動作の他の例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態例に係る画像形成装置における結露除去動作の他の例を示すフローチャートである。
以下に、本発明の画像形成装置を実施するための形態について、図1〜図7を参照しながら説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。また、本発明は、以下の形態に限定されるものではない。
1.実施の形態例
1−1.画像形成装置の構成例
まず、図1〜図4を参照して本発明の実施の形態例(以下、「本例」という)にかかる画像形成装置について説明する。
図1は、画像形成装置の概略構成図である。
図1に示す画像形成装置1は、電子写真方式により用紙に画像を形成するものであり、装置本体2と、原稿搬送部210と、画像読取部220と、用紙収納部230と、画像形成部240と、定着部250と、用紙搬送部260と、制御部200(図4参照)とを有している。
装置本体2は、略直方体状の箱状に形成さている。そして、画像読取部220、用紙収納部230、画像形成部240、定着部250、用紙搬送部260及び制御部200は、装置本体2の内部に配設されており、原稿搬送部210は、装置本体2の上部に配置されている。
原稿搬送部210は、原稿Gをセットする原稿給紙台211と、複数のローラ212と、搬送ドラム213と、搬送ガイド214と、原稿排出ローラ215と、原稿排出トレイ216とを有している。原稿給紙台211にセットされた原稿Gは、複数のローラ212及び搬送ドラム213によって、画像読取部220の読取位置に1枚ずつ搬送される。搬送ガイド214及び原稿排出ローラ215は、複数のローラ212及び搬送ドラム213により搬送された原稿Gを原稿排出トレイ216に排出する。
画像読取部220は、原稿搬送部210により搬送された原稿G又は原稿台221に載置された原稿の画像を読み取って、画像データを生成する。画像読取部220へ搬送された原稿Gは、その片面又は両面の画像が光学系により露光され、イメージセンサ222によって読み取られる。
イメージセンサ222により光電変換されたアナログ信号は、画像処理部223において、アナログ処理、A/D変換処理、シェーデインク補正処理、画像圧縮処理等の各種の処理が行われる。そして、各種の信号処理が行われた画像信号は、画像処理部223から画像形成部240に送られる。
なお、画像形成部240に送られる画像信号は、画像読取部220から出力される画像信号に限定されず、画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピュータや他の画像形成装置などの外部装置から受信したものであってもよい。
用紙収納部230は、装置本体2の下部に配置されており、用紙Sのサイズや種類に応じて設けられた複数の給紙カセット231を有している。給紙カセット231に収納された用紙Sは、給紙部232により給紙されて用紙搬送部260に送られ、用紙搬送部260によって転写位置を有する転写部245に搬送される。
また、用紙収納部230の近傍には、手差部270が設けられている。この手差部270からは、用紙収納部230に収納されていないサイズの用紙やタグを有するタグ紙、OHPシート等の特殊紙が転写位置へ搬送される。
画像形成部240及び定着部250は、画像読取部220と用紙収納部230との間に配置されている。画像形成部240は、感光体241、帯電部242、露光部243、現像部244、転写部245、およびクリーニング部246等から構成されている。
感光体241は、像担持体であり、図示しない駆動源による駆動によって回転する。帯電部242は、感光体241に電荷を与えることによって当該感光体241の表面を一様に帯電する。露光部243は、画像読取部220から受信した画像信号又は外部装置から受信した画像信号に基づいて、感光体241の表面に対して露光を行うことにより、感光体241上に静電潜像を形成する。
現像部244は、例えば、トナーとキャリアからなる2成分現像剤を用いて、感光体241上に形成された静電潜像を現像してトナー画像を形成する。
転写部245は、感光体241上のトナー画像を、用紙搬送部260によって搬送される用紙Sに転写する。転写部245は、転写ローラ245aと、転写搬送ベルト245bと、複数のローラ245c,245dとを有している。転写搬送ベルト245bは、転写ローラ245a及び複数のローラ245c、245dに掛け渡されている。この転写搬送ベルト245bは、用紙Sを転写位置まで搬送する。そして、転写搬送ベルト245bを介して、転写ローラ245aと感光体241が接触するニップ部は、感光体241上に形成されたトナー像を用紙に転写する転写位置とされる。
クリーニング部246は、感光体241上の残留しているトナーを除去する、即ち、感光体241の表面をクリーニングする。
定着部250は、用紙Sを加圧及び加熱して、転写されたトナー像を用紙Sに定着させる。この定着部250は、例えば、一対の定着部材である定着上ローラ251及び定着下ローラ252を有している。定着上ローラ251及び定着下ローラ252は、互いに圧接した状態で配置されており、定着上ローラ251と定着下ローラ252との圧接部が、用紙Sを加圧及び加熱する定着ニップ部である。
定着上ローラ251の内部には、加熱部が設けられている。この加熱部からの輻射熱により定着上ローラ251の外周部が温められる。そして、定着上ローラ251の外周部の熱が用紙Sへ伝達されることにより、用紙S上のトナー画像が熱定着される。
用紙Sは、転写部245によりトナー画像が転写された面(定着対象面)が定着上ローラ251と向き合うように搬送され、定着ニップ部を通過する。したがって、定着ニップ部を通過する用紙Sには、定着上ローラ251と定着下ローラ252とによる加圧と、定着上ローラ251の外周部の熱による加熱が行われる。
用紙搬送部260は、レジストローラ262と、排紙搬送部263と、切替ゲート264と、反転搬送部265と、循環再給紙部266、中間搬送部267とを有している。
レジストローラ262は、用紙Sの用紙搬送方向に対する曲りを矯正すると共に、感光体241の回転に同期させて用紙Sを転写部245に送る。
図2は、結露除去区間である定着部250よりも搬送方向の下流側の用紙搬送部260を拡大して示す概略構成図である。なお、図2では、後述する反転搬送部265におけるフェースダウン排紙路265cを除いて示している。
図2に示すように、中間搬送部267は、定着部250よりも搬送方向の下流側に配置されている。この中間搬送部267が結露除去を行う区間となる。中間搬送部267は、一対の中間搬送ローラ267a、267bと、一対のガイド板268a、268bとを有している。一対のガイド板268a、268bは、搬送方向と直交する鉛直方向に対向する。
装置本体2内に発生した蒸気は、定着部250等によって生じる熱により上昇する。そのため、一対のガイド板268a、268bのうち鉛直方向の上側に配置される上側ガイド板268aのほうが下側ガイド板268bよりも結露が付着し易い。そのため、本例の画像形成装置1では、上側ガイド板268a及び下側ガイド板268bのうち上側ガイド板268aに付着した結露を除去する。そのため、本例では、上側ガイド板268aが対象ガイド板となる。
一対の中間搬送ローラ267a、267bは、不図示の駆動部に接続され、回転駆動する。一対の中間搬送ローラ267a、267bが回転駆動することで、定着部250によってトナー画像が定着された用紙Sを搬送方向の下流に向けて搬送する。
中間搬送部267における搬送方向の下流側の端部は、第1搬送路を示す排紙搬送部263と、第2搬送路を示す反転搬送部265に分岐している。
また、排紙搬送部263は、一対の第1搬送ローラ263a、263bを有している。ここで、一対のガイド板268a、268bは、中間搬送ローラ267a、267bの上流側ニップ部P1と第1搬送ローラ263a、263bの下流側ニップ部P2を結ぶ直線L1よりも鉛直方向の下側に向けて湾曲している。これにより、一対のガイド板268a、268bは、直線L1と交差する。なお、一対のガイド板268a、268bのうち結露を除去する上側ガイド板268aのみを湾曲させてもよい。
一対の第1搬送ローラ263a、263bは、不図示の駆動部に接続されている。そして、一対の第1搬送ローラ263a、263bは、駆動部によって回転駆動する。一対の第1搬送ローラ263a、263bが回転駆動することで、排紙搬送部263は、中間搬送部267を通過した用紙Sを装置本体2の外部へ排出する。
反転搬送部265は、中間搬送部267から排紙搬送部263よりも鉛直方向の下側に向けて延在している。反転搬送部265は、一対の第2搬送ローラ265a、265bを有している。一対の第2搬送ローラ265a、265bは、不図示の駆動部に接続され、回転駆動する。一対の第2搬送ローラ265a、265bが回転駆動することで、反転搬送部265は、中間搬送部267を通過した用紙の表裏を反転させる。
また、図1に示すように、反転搬送部265は、フェースダウン排紙路265cを有している。フェースダウン排紙路265cは、排紙搬送部263に接続されている。そして、片面画像形成における画像形成面を下方に向けて排紙するフェースダウン排紙を行う場合、反転搬送部265は、表裏が反転されて画像形成面が下方に向いた用紙Sを、フェースダウン排紙路265cを介して排紙搬送部263に向けて搬送する。そして、両面画像形成を行う場合、反転搬送部265は、用紙の表裏を反転させて、循環再給紙部266に向けて搬送する。
中間搬送部267における排紙搬送部263と反転搬送部265に分岐する箇所には、切替ゲート264が配置されている。切替ゲート264は、搬送方向及び鉛直方向に切断した形状が略三角形をなす平板状に形成されている。切替ゲート264におけるガイド板268a、268bの対向する面には、搬送方向に沿って延在する複数に突条部が形成されている。または、切替ゲート264におけるガイド板268a、268bの対向する面は、ガイド板268a、268bのガイド面と同一形状に形成されている。
用紙押圧部材を示す切替ゲート264は、中間搬送部267における分岐箇所に回動可能に支持されている。そして、切替ゲート264における回動可能に支持された支点と反対側の先端部は、中間搬送部267の一対のガイド板268a、268bの間に挿入されている。
図3A〜図3Cは、切替ゲート264の動作を示す説明図である。なお、図3A〜図3Cでは、反転搬送部265のフェースダウン排紙路265cを除いて示す。
図3A及び図3Bに示すように、切替ゲート264は、中間搬送部267を通過する用紙の搬送方向を切り替える。例えば、片面画像形成における画像形成面を上方に向けて排紙するフェースアップ排紙を行う場合には、図3Aに示すように、切替ゲート264は、先端部が一対のガイド板268a、268bのうち下側ガイド板268bに当接する向きに回動する。これにより、切替ゲート264を通過する用紙は、排紙搬送部263に向けて搬送される。なお、図3Aに示す切替ゲート264が変位した姿勢を第1姿勢と称す。
また、フェースダウン排紙及び両面画像形成を行う場合には、図3Bに示すように、切替ゲート264は、先端部が一対のガイド板268a、268bのうち上側ガイド板268aに当接する向きに回動する。これにより、切替ゲート264を通過する用紙は、排紙搬送部263よりも鉛直方向の下方に配置された反転搬送部265に向けて搬送される。なお、図3Bに示す切替ゲート264が変位した姿勢を第2姿勢と称す。
なお、切替ゲート264が変位する姿勢は、図3A及び図3Bに示す第1姿勢及び第2姿勢だけに限定されるものではない。例えば、図3Cに示すように、切替ゲート264は、先端部が一対のガイド板268a、268bのうち上側ガイド板268aと微少な間隔を空けて接近する姿勢で保持されてもよい。図3Cに示す切替ゲート264が変位した姿勢を第3姿勢と称す。
図1に戻って示すように、循環再給紙部266には、反転搬送部265から搬送された用紙の折り返し点となる折り返し搬送路266aが設けられている。折り返し搬送路266aは、用紙を搬送する複数のローラ対を有している。そして、循環再給紙部266は、用紙を再び転写位置へ搬送する。
1−2.画像形成装置の制御系の構成
次に、画像形成装置1の制御系について、図4を参照して説明する。
図4は、画像形成装置1の各部のハードウェア構成例を示すブロック図である。なお、このブロック図では、本発明の説明に必要と考える要素又はその関連要素を記載しており、画像形成装置1はこの例に限られない。
画像形成装置1は、図3に示すように、制御部200を備えている。制御部200は、システムバス207を介して、通信部208、画像読取部220、画像処理部223、画像形成部240、用紙搬送部260及び定着部250に接続されている。さらに、制御部200は、システムバス207を介して、HDD(Hard Disk Drive)204、操作表示部205に接続されている。
制御部200は、例えばCPU(Central Processing Unit)201と、CPU201が実行するプログラムや各種データ等を記憶するためのROM(Read Only Memory)202と、CPU201の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)203とを有する。例えばROM202には、ローラ劣化状態テーブルが保存されている。なお、ROM202としては、例えば、電気的に消去可能なプログラマブルROMが用いられる。制御部200は、各ブロックの制御すなわち装置全体の制御を行う。
HDD204は、画像読取部220で読み取って得た原稿画像の画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする。操作表示部205は、液晶表示装置(LCD)又は有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイからなるタッチパネルである。この操作表示部205は、出力部の一例であり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示部205は、複数のキーを備え、ユーザのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付けて、入力信号を制御部200に出力する。
画像読取部220によって生成された画像データや、画像形成装置1に接続された外部装置の一例であるPC(パーソナルコンピュータ)120から送信される画像データは、画像処理部223に送られ、画像処理される。画像処理部223は、受信した画像データに対し、必要に応じて、シェーディング補正、画像濃度調整、画像圧縮等の画像処理を行う。
画像形成部240は、画像処理部223によって画像処理された画像データを受け取り、画像データに基づいて用紙S上に画像を形成する。
用紙搬送部260は、制御部200により駆動制御され、用紙収納部230に収納された用紙や手差部270に配置された用紙の搬送を行う。また、用紙搬送部260の第1搬送ローラ263a、263b、切替ゲート264及び中間搬送ローラ267a、267bは、制御部200により駆動制御されて、結露除去動作を行う。結露除去動作の詳細な説明は後述する。
定着部250は、制御部200により駆動制御され、定着ニップ部に搬送された用紙Sを挟持搬送しながら用紙Sを加熱及び加圧し、トナー画像を用紙Sに定着させる。
通信部208は、例えば外部の情報処理装置であるPC120から送信されるジョブデータを、通信回線を介して受け取る。そして、受け取ったジョブデータを、システムバス207を介してCPU201に送る。
なお、本実施の形態では、外部装置としてパーソナルコンピュータを適用した例を説明したが、これに限定されるものではなく、外部装置としては、例えばファクシミリ装置等その他各種の装置を適用することができる。
2.結露除去動作
2−1.結露除去動作の一例
次に、上述した構成を有する画像形成装置1の結露除去動作の一例について、図3A〜図3C及び図5を参照して説明する。
図5は、画像形成装置1における結露除去動作の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、用紙搬送部260の中間搬送部267における上側ガイド板268aに付着した結露の除去動作について説明する。また、図5に示すフローチャートは、使用者が画像形成装置1に結露除去動作を行うように指示した例を示す。
まず、図5に示すように、結露を行う結露除去紙Saの装填先(給紙カセット231)及び排出先を操作表示部205の操作画面上で使用者によって確認又は使用する給紙カセット231の指示を行う(ステップS11)。次に、制御部200は、ステップS11で指示された装填先の給紙カセット231に収納されている用紙の情報を取得する。そして、制御部200は、至徳した情報から結露除去紙Saとして使用する用紙の幅は、最大サイズ紙であるか否かを判断する(ステップS12)。すなわち、用紙の搬送方向と直交する幅方向の長さが、画像形成装置1において通紙可能な用紙のうち最大サイズの用紙であるか否かを判断する。
ステップS12の処理において、制御部200は、指示された用紙の幅が最大サイズ紙であると判断した場合(ステップS12のYES判定)、指示された用紙が非塗工紙であるか否かを判断する(ステップS13)。表面に処理が施されている塗工紙は、表面に処理が施されていない非塗工紙に比べて吸水性が悪い。そのため、結露除去紙としては、非塗工紙を用いることが好ましい。
ステップS12の処理において、制御部200は、指示された用紙の幅が最大サイズ紙ではないと判断した場合(ステップS12のNO判定)、ステップS14の処理を行う。また、ステップS13の処理において、制御部200は、指示された用紙が塗工紙であると判断した場合(ステップS13のNO判定)、ステップS14の処理を行う。ステップS14の処理では、制御部200は、操作画面上で、使用者に、用紙収納部230に収納されている用紙のうちできるだけ大きさサイズの用紙で、かつ非塗工紙を使用するように促す。
また、ステップS13の処理において、制御部200は、指示された用紙が非塗工紙であると判断した場合(ステップS13のYES判定)、結露除去紙Saの装填先/排出先を操作画面上で再度確認し、結露除去動作を開始する(ステップS15)。また、ステップS14の処理によって使用者に、できるだけ大きさサイズの用紙で、かつ非塗工紙を使用するように促した後も、ステップS15の処理を行う。なお、結露除去紙Saの排出先は、通常の画像形成処理を行った際に排出される排出先とは別の場所に排出する。
次に、制御部200は、指示された装填先(給紙カセット231)から結露除去紙Saの搬送を開始する。さらに、制御部200は、切替ゲート264の位置を用紙排出経路導入位置に設定する(ステップS16)。すなわち、制御部200は、切替ゲート264を図3Aに示す第1姿勢に変位させる。そのため、結露除去紙Saは、中間搬送部267から排紙搬送部263に搬送される。
そして、結露除去紙Saの先端が結露除去対象範囲である中間搬送部267の下流に配置された排紙搬送部263の第1搬送ローラ263a、263b(第1搬送ローラ対)に到達するまで結露除去紙Saを搬送する(ステップS17)。すなわち、結露除去紙Saの先端部が第1搬送ローラ263a、263bでニップされるまで搬送する。
結露除去紙Saの先端が第1搬送ローラ263a、263bに到達すると、制御部200は、切替ゲート264の位置を変位させ、第1搬送ローラ263a、263bの回転速度を増速させて、第1搬送ローラ263a、263bによる搬送速度を増速させる(ステップS18)。すなわち、制御部200は、第1姿勢から切替ゲート264を図3Cに示す第3姿勢に変位させる。
切替ゲート264を第3姿勢に変位させることで、結露除去紙Saは、切替ゲート264によって上側ガイド板268aに押し付けられる。これにより、結露除去紙Saの搬送方向の先端部だけでなく、結露除去紙Saの主面全体が上側ガイド板268aに接触する。その結果、結露除去紙Saと上側ガイド板268aとの接触面積を広くすることができ、上側ガイド板268aに付着した結露を効率よく除去することができる。
また、結露除去紙Saの先端が第1搬送ローラ263a、263bまで到達してから切替ゲート264の姿勢を変位させている。これにより、結露除去紙Saの先端がガイド板268a、268bに貼り付いて引っ掛かることを防ぐことができ、紙詰まりが発生することを防ぐことができる。
このとき、切替ゲート264における結露除去紙Saを上側ガイド板268aに押し付ける当接力は、下流側に配置された第1搬送ローラ263a、263bにおける結露除去紙Saを挟持する力(以下、「搬送力」という。)を上回らない値に設定される。例えば、弾性を有する部材で切替ゲート264を形成したり、切替ゲート264の回動軸に弾性部材を設けたりすることで、当接力を調整することができる。
なお、ステップS18の処理では、切替ゲート264を図3Cに示す第3姿勢に変位させた例を説明したが、これに限定されるものではなく、切替ゲート264を図3Bに示す第2姿勢に変位させてもよい。
さらに、第1搬送ローラ263a、263bの搬送速度を上流側の中間搬送ローラ267a、267bよりも速めることで、結露除去紙Saは、上流側ニップ部P1と下流側ニップ部P2との間で弛みなく張られる。上述したように、上側ガイド板268aは、上流側ニップ部P1と下流側ニップ部P2を結ぶ直線L1よりも鉛直方向の下方に向けて湾曲し、直線L1と交差している。そのため、結露除去紙Saは、上側ガイド板268aに巻き付けられる。その結果、結露除去紙Saの主面全体が上側ガイド板268aを摺擦するため、上側ガイド板268aに付着した結露を効率よく除去することができる。
なお、第1搬送ローラ263a、263bの搬送力は、上流側に配置された中間搬送ローラ267a、267bや定着部250(図1参照)の搬送力よりも低く設定されている。そして、第1搬送ローラ263a、263bは、結露除去紙Saが第1搬送ローラ263a、263bでスリップ可能に構成されている。
または、第1搬送ローラ263a、263bに接続する駆動部にトルクリミッタ機構を設けてもよい。そして、所定の値以上の負荷が第1搬送ローラ263a、263bに加わった際に、駆動部がトルクリミッタ機構により空転する。これにより、第1搬送ローラ263a、263bの搬送力を高く設定した場合でも、第1搬送ローラ263a、263bの搬送速度を増速した際に、結露除去紙Saと第1搬送ローラ263a、263bとの間でスリップが発生することなく、結露除去紙Saを上側ガイド板268aに巻き付けることができる。
次に、ステップS11及びステップS15の処理で指定された排出先に、結露の除去を行った結露除去紙Saを出力する(ステップS19)。そして、制御部200は、操作画面状で使用者に対して繰り返し動作を行うか否かの確認を行う(ステップS20)。
ステップS20の処理で使用者から繰り返し動作を行う旨の指示がされたと制御部200が判断した場合(ステップS20のYES判定)、ステップS16の処理に戻り、再び結露除去紙Saを通紙させて結露除去を行う。これに対して、ステップS20の処理で使用者から繰り返し動作を行わない旨の指示がされたと制御部200が判断した場合(ステップS20のNO判定)、制御部200は、結露除去動作を終了する。これにより、結露除去動作が完了する。
2−2.結露除去動作の他の例
次に、結露除去動作の他の例について図3A〜図3C、図6及び図7を参照して説明する。
図6及び図7は、結露除去動作の他の例を示すフローチャートである。なお、図6及び図7に示す結露除去動作は、画像形成装置1に設けた温度湿度計の検出結果において、装置本体2の外部の温度及び湿度が閾値よりも下回っている(低温低湿環境下)と制御部200が判断した場合に行われる。
まず、図6に示すように、ステップS31の処理からステップS34までの使用する結露除去紙Saの確認処理は、上述した図5に示す結露除去動作のステップS11からステップS14までの処理と同一であるため、ここではその説明を省略する。そして、制御部200は、結露除去紙Saの装填先/排出先を操作画面上で再度確認する(ステップS35)。
次に、制御部200は、あらかじめ設定された結露除去タイミングを確認する(ステップS36)。ステップS36の処理において確認する事項としては、例えば、「除去実行頻度」、「除去実行期間」、「一度の除去操作での繰返数」等が挙げられる。「除去実行頻度」は、画像形成装置1の電源を投入後の印刷実施時間の累計が例えば、10分から60分の間で行う結露除去実行の間隔又は結露除去動作の時間である。そして、「除去実行頻度」は、例えば、1分から10分の間に設定される。「除去実行期間」は、画像形成装置1の電源を投入してから結露除去を実行する印刷実施時間の累計である。
なお、印刷実施時間の累計が60分を超えた場合でも、直前の印刷からの待機時間が所定の時間(例えば、30分)を超える場合には、累計時間をリセットし、結露除去動作を行ってもよい。
制御部200が結露除去タイミングを確認すると、印刷動作を開始する(ステップS37)。次に、図7に示すように、ステップS36の処理で確認した結果より、制御部200は、結露除去が必要か否かを判断する(ステップS38)。
ステップS38の処理において制御部200は結露除去が必要であると判断した場合(ステップS38のYES判定)、制御部200は、ステップS36の処理で確認した結露除去タイミングまで印刷動作を継続させる(ステップS39)。そして、印刷枚数や、時間が結露除去タイミングに到達する(ステップS40)。ステップS40に達すると、制御部200は、印刷動作を中断する(ステップS41)。
次に、制御部200は、指示された装填先(給紙カセット231)から結露除去紙Saの搬送を開始し、切替ゲート264の位置を用紙排出経路導入位置(第1姿勢)に設定する(ステップS42)。そして、結露除去紙Saの先端が第1搬送ローラ263a、263b(第1搬送ローラ対)に到達して、第1搬送ローラ263a、263bでニップされるまで、結露除去紙Saを搬送する(ステップS42)。
次に、制御部200は、切替ゲート264の位置を第1姿勢から第3姿勢に変位させ、第1搬送ローラ263a、263bの回転速度を増速させて、第1搬送ローラ263a、263bによる搬送速度を速める(ステップS44)。これにより、結露除去紙Saが上側ガイド板268aに巻き付けられると共に上側ガイド板268aを摺擦する。その結果、上側ガイド板268aに付着した結露が結露除去紙Saによって除去される。
次に、制御部200は、ステップS31及びステップS35の処理で指定された排出先に、ステップS36の処理で確認された所定枚数の結露除去紙Saを出力する(ステップS45)。これにより、1度の結露除去動作が完了する。そして、制御部200は、印刷動作を再開する(ステップS46)。そして、制御部200は、ステップS38の処理に戻り、結露除去が必要か否かを判断する(ステップS38)。
また、ステップS38の処理において、あらかじめ設定された「除去実行頻度」や「除去実行期間」に達すると、制御部200は、結露除去が必要でないと判断(ステップS38のNO判定)し、制御部200は、印作動作を継続する(ステップS51)。そして、指定部数の印刷が終了すると制御部200は、動作を完了させる(ステップS52)。
以上、画像形成装置の実施の形態例について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の画像形成装置は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施の形態例では、一つの画像形成部を用いて単色画像を形成する構成としたが、これに限定されるものではなく、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4組の画像形成部を用いてカラー画像を形成する構成としてもよい。
感光体に形成されたトナー像を直接用紙に転写させる例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、感光体に形成されたトナー像を中間転写ベルト等の転写材に転写し、この転写材から用紙に転写させる2次転写を用いた構成であってもよい。
さらに、上述した画像形成装置を2台設け、2台の画像形成装置を搬送方向に沿って直列的に接続して構成されるタンデム方式の画像形成装置にも適用できるものである。ここで、定着部によって発生する結露の量を片面印刷と両面印刷で考えると、単位時間当たりに行う印刷面数が、片面通紙を行う場合と、両面通紙を行う場合で同じである場合、片面通紙と両面通紙では発生する水蒸気量が大きく異なる。
用紙が含有する水分量が、給紙カセット231から給紙された用紙と、両面印刷のために一旦片面の印刷及び定着が行われて水分を放出した用紙とでは、一旦片面の印刷が行われた用紙のほうが、大幅に水分が減少している。そのため、片面印刷動作のほうが定着部によって発生する水蒸気量が多くなる。しかしながら、片面印刷では、定着後の用紙に結露が付着しても画像不良が発生する影響は少なく、用紙が装置本体から排出された後に用紙に付着した結露が時間とともに蒸発する。
しかしながら、搬送方向に沿って直列的に接続して構成されるタンデム方式の画像形成装置では、上流側に配置された画像形成装置を通紙する際に用紙に付着した結露によって下流側に配置された画像形成装置での作像に影響を与える。そのため、タンデム方式の画像形成装置においても、本発明の結露除去動作及び構成は、有効である。
また、上述した実施の形態例では、一対のガイド板268a、268bのうち上側ガイド板268aに付着した結露を除去する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、下側ガイド板268bに付着した結露を除去してもよい。下側ガイド板268bに付着した結露を除去する場合、一旦、切替ゲート264を一旦図3Bに示す第2姿勢に変位させて結露除去紙Saを第2搬送路である反転搬送部265に向けて搬送する。すなわち、結露除去紙Saは、第1搬送路と第2搬送路のうち結露除去を行うガイド板と鉛直方向において同じ方向に配置された搬送路に搬送される。
そして、結露除去紙Saの先端が第2搬送ローラ265a、265bに到達して第2搬送ローラ265a、265bによってニップされると、切替ゲート264を図3Aに示す第1姿勢に変位させる。または、切替ゲート264の先端が下側ガイド板268bに接近する位置に切替ゲート264を変位させる。これにより、結露除去紙Saが下側ガイド板268bに押し付けられる。また、第2搬送ローラ265a、265bの搬送速度を上流側に配置された中間搬送ローラ267a、267bよりも速くする。
また、一対のガイド板268a、268bのうち少なくとも下側ガイド板268bを、鉛直方向の上側に向けて湾曲させることが好ましい。すなわち、下側ガイド板268bを、中間搬送ローラ267a、267bの上流側ニップ部P1と第2搬送ローラ265a、265bの下流側ニップ部を結ぶ直線よりも鉛直方向の上側に向けて湾曲させる。これにより、結露除去紙Saが弛みなく張られた際に、結露除去紙Saを下側ガイド板268bに巻き付けることができ、結露除去効果を高めることができる。
さらに、上述した実施の形態例では、用紙押圧部材として用紙の搬送経路を第1搬送路と第2搬送路で切り替える切替ゲート264を用いた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、結露除去紙Saが結露除去を行うガイド板と同じ方向に配置された搬送路の搬送ローラ対にニップされてから結露除去紙Saをガイド板に向けて押圧する部材を、切替ゲート264とは別に設けてもよい。
なお、本明細書において、「平行」及び「直交」等の単語を使用したが、これらは厳密な「平行」及び「直交」のみを意味するものではなく、「平行」及び「直交」を含み、さらにその機能を発揮し得る範囲にある、「略平行」や「略直交」の状態であってもよい。
1…画像形成装置、 2…装置本体、 200…制御部、 230…用紙収納部、 231…給紙カセット、 240…画像形成部、 245…転写部、 250…定着部、 260…用紙搬送部、 263…排紙搬送部(第1搬送路)、 263a、263b…第1搬送ローラ対、 264…切替ゲート(用紙押圧部材)、 265…反転搬送部(第2搬送路)、 265a、265b…第2搬送ローラ対、 267…中間搬送部(結露除去区間)、 267a、267b…中間搬送ローラ対、 268a…上側ガイド板(対象ガイド板)、 268b…下側ガイド板、 L1…直線、 P1…上流側ニップ部、 P2…下流側ニップ部、 Sa…結露除去紙

Claims (7)

  1. トナー像を用紙に転写させる転写部と、
    転写された前記トナー像を前記用紙に定着させる定着部と、
    前記定着部よりも前記用紙の搬送方向の下流側に配置され、互いに対向する上側ガイド板及び下側ガイド板を有する中間搬送部と、
    前記中間搬送部における前記搬送方向の下流側で分岐する第1搬送路と、
    前記中間搬送部における前記搬送方向の下流側で分岐し、前記第1搬送路よりも前記上側ガイド板と前記下側ガイド板が対向する方向において前記下側ガイド板側に配置された第2搬送路と、
    前記中間搬送部の分岐箇所に配置された用紙押圧部材と、
    前記用紙押圧部材を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記上側ガイド板又は前記下側ガイド板に付着した結露を除去する結露除去紙を、前記第1搬送路と前記第2搬送路のうちいずれかの搬送路に搬送し、前記結露除去紙における搬送方向の先端が搬送された前記中間搬送部の分岐箇所よりも前記搬送方向の下流側に配置される搬送ローラ対にニップされた際に、前記用紙押圧部材によって前記結露除去紙を、結露を除去する対象ガイド板に向けて押圧させる
    画像形成装置。
  2. 前記用紙押圧部材は、前記用紙及び前記結露除去紙が搬送される向きを前記第1搬送路と前記第2搬送路で切り替える切替ゲートである
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記切替ゲートの姿勢を変位させて、前記第1搬送路と前記第2搬送路のうち前記対象ガイド板が設けられた方向と同じ方向に配置された搬送路に前記結露除去紙を搬送し、前記結露除去紙の先端が前記搬送ローラ対にニップされた際に、前記切替ゲートを前記対象ガイド板に接近する向きに変位させる
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記結露除去紙の先端が前記ローラ対にニップされた際に、前記搬送ローラ対の搬送速度を前記搬送方向の上流側に配置された搬送ローラ対の搬送速度よりも速める
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記対象ガイド板は、前記中間搬送部に設けられた中間搬送ローラ対での上流側ニップ部と、前記搬送ローラ対での下流側ニップ部を結ぶ直線に対して、前記上側ガイド板と前記下側ガイド板が対向する方向において前記対象ガイド板と対向するガイド板が設けられた方向に向けて湾曲している
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1搬送路は、前記用紙を排紙する排紙搬送部であり、
    前記第2搬送路は、前記用紙を反転させる反転搬送部又は裏面印刷のために前記転写部よりも前記搬送方向の上流側へ前記用紙を搬送する搬送部である
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記対象ガイド板は、前記上側ガイド板であり、
    前記結露除去紙は、前記排紙搬送部に向けて搬送され、前記結露除去紙の先端が前記排紙搬送部の搬送ローラ対にニップされる
    請求項6に記載の画像形成装置。
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