JP2016175685A - 収納ケースのハンドル取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物の出し入れやケースカバーの脱着に支障がなく、且つ、手などが引っ掛かりにくい位置でハンドルの回転を停止し、そのうえ、持ち運びの際もケース本体が揺れないハンドルの取付構造を開示する。
【解決手段】門型のハンドルをケース本体の両側に設けた凸軸を回転軸として直立状態から前後双方に回転可能に取り付ける収納ケースのハンドル取付構造であって、ハンドルのアームには、凸軸に回転自在に取付ける軸孔を形成すると共に、軸孔から半径方向外向きに、凸軸が嵌り込んでハンドルの前後双方の回転をロックする第一の長孔と第二の長孔とを形成し、第一の長孔は、ハンドルが直立状態のときにハンドルを持ち上げることで凸軸が嵌り込むように設けると共に、第二の長孔は、ハンドルを斜め下向きまで前後一方向に一定角度回転させたときにハンドルに係る下向きの力により凸軸が嵌り込むように設けた。
【選択図】図1

Description

この発明は、門型のハンドルを収納ケースに対して前後に回転するように取り付けた構造に係り、より詳しくは、ハンドルを所定角度でロックする機構を有した構造に関するものである。
本発明を適用する収納ケースとして、本出願人による特許文献1・2に開示されたスプレー式美顔器具の収納容器がある。この収納容器は、スプレー本体と炭酸ガス供給用小型ボンベとを可撓ホースで接続してなるスプレー式美顔器具を収納するもので、ケース本体(下側筐体)にボンベを立てて収容すると同時に、スプレー本体をも収容するものである(かっこ内は特許文献1で用いられた用語である。以下、同じ。)。ボンベとスプレー本体は、出し入れが便利なように、また、収容した状態でもボンベを操作できるように、ケース本体から上部が露出した状態で収容され、未使用時にはケース本体にケースカバー(上側筐体)を装着して保管等する。
また、ケース本体には門型のハンドル(コ字型吊手)が前後に回転フリーの状態で取付けられており、ケース本体にスプレー本体とボンベとを収容し、ケースカバーを装着した状態で持ち運びできるようになっている。
図9は、特許文献1の収納容器からハンドルの取付構造を変更した実施品を示している。即ち、特許文献1の収納容器では、上述のように、ハンドルが前後とも完全に回転フリーの状態で取り付けられているのに対して、その後の実施品ではハンドル40が前後とも一定角度で回転を停止するように構成している。即ち、回転軸となるケース本体41の両側に設けたボス42は縦長の長円形とし、ハンドル40側のボス42に嵌合する軸孔43は、扇形孔を上下一対につなぎ合わせて中央を鈍角に括れさせた瓢箪形としている(図9(a)参照)。当該構成においては、ハンドル40の回転は、軸孔43の括れがボス42の縦方向両辺に当接した段階で停止する。つまり、図例では、ハンドル40の最大回転角度が前後とも25度となっている(図9(b)参照)。これは美顔器具を使用開始するに際して、ケースカバー44をケース本体40に脱着するのに必要最低限な角度となっている。したがって、図の実施品では、ハンドル40を少し回転するだけで、ケースカバー44を脱着できるようになっている。
これに加えて実施品では、軸孔43における下側の逆さ扇形孔から真っ直ぐ下方に向かって、ボス42と同幅の長孔45を軸孔43と連通して形成している。当該構成によれば、持ち運びの際、ハンドル40を持ち上げれば、ボス42をガイドとして長孔45が上方にスライドし、長孔45の長さ分だけハンドル40が直立状態のまま上方に伸びることになる(図9(c)参照)。したがって、ケースカバー44との間に手指が入るスペースが確保され、ハンドル40をしっかり握って持つことができるようになる。また、長孔45はボス11と同幅として、ハンドル40の回転を規制するから、持ち運びの際、ケース本体41がボス42を中心として前後に揺れることもない。
そして、再度、直立状態にあるハンドル40を真っ直ぐに下げれば、全体が最もコンパクトになり、上述のように、ハンドル40を前後に25度の範囲で回転させて、ケースカバー44を脱着することができる。
特開2014−200310号公報 意匠登録第1485919号公報
上述した上記特許文献1・2の収納容器並びに図9に示した実施品は何れも、幅(前後の厚み)の割りには高さが大きい薄型縦長の形状をし、安定性に優れているとは言い難い。しかも、収容物であるボンベも単独では自立困難な細長い形状をしており、各種弁や炭酸ガスカートリッジによってボンベ全体の重心が上方に位置しているため、これを当該容器に収納すると、より不安定さが増すものであった。
このような収納容器にあって、図9に示した実施品では、ハンドル40が直立の状態から数十度(図例では25度)で回転が強制停止するという特殊な構造を有しているため、使用者がこれを理解しないまま、勢い余ってハンドル40を回転すると、収納容器は簡単に倒れる。また、回転後のハンドル40は斜め上向きに出っ張っているため、スプレー本体やボンベを操作する際に手などが引っ掛かりやすく、この場合も、収納容器が簡単に倒れてしまう。このように収納容器が倒れると、収納物であるスプレー本体のカップに収容した化粧液がこぼれてしまうという問題に発展する。さらに、ハンドル40はケースカバー44を脱着するのに必要最低限の角度しか回転しないため、ケースカバ44を真っ直ぐ上下に移動させなければ、ハンドル40と干渉してケースカバー44を脱着することができないという不便さもあった。
一方、特許文献1の収納容器では、上述した実施品のような不都合はないものの、ハンドルが前後とも回転フリーであるため、持ち運びの際に収納容器が揺れてしまい、スプレー本体のカップに収容した化粧液が容器内でこぼれる恐れがある。
本発明は上述した課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ケース本体に回転可能に取り付けたハンドルにあって、内容物の出し入れやケースカバーの脱着に支障がなく、且つ、手などが引っ掛かりにくい位置でハンドルの回転を停止し、そのうえ、持ち運びの際もケース本体が揺れないハンドルの取付構造を開示することである。
上述した目的を達成するために本発明では、把手用のバーの両端に回転用のアームを一対連設した門型のハンドルをケース本体の両側に設けた凸軸を回転軸として直立状態から前後双方に回転可能に取り付ける収納ケースのハンドル取付構造であって、前記アームには、前記凸軸に回転自在に取付ける軸孔を形成すると共に、該軸孔から半径方向外向きに、前記凸軸が嵌り込んで前記ハンドルの前後双方の回転をロックする第一の長孔と第二の長孔とを形成し、前記第一の長孔は、前記ハンドルが直立状態のときに当該ハンドルを持ち上げることで前記凸軸が嵌り込むように垂直方向に設けると共に、前記第二の長孔は、前記ハンドルを斜め下向きまで前後一方向に一定角度回転させたときに前記ハンドルに係る下向きの力により前記凸軸が嵌り込むように設けるという手段を用いた。
上記手段では、ハンドルは直立状態をニュートラル位置として、前後何れにも回転可能である。そして、ハンドルが直立状態にあるとき、このハンドル(バー)を手に持って収納ケースを持ち上げれば、軸孔から凸軸が脱して、当該凸軸が第一の長孔に嵌り込むのに伴って、ハンドルが真上に伸びる。この状態では、ハンドルの前後双方の回転がロックされるため、持ち運びの際、収納ケースが凸軸を中心として前後に揺れることが防止される。
一方、ハンドルを直立状態から前後一方向に90度以上回転させ、ハンドルが下向きとなったときは、凸軸が軸孔から脱して第二の長孔に嵌り込むように位置する。そして、この状態で、ハンドルの自重またはハンドルを下に押し下げる力が加わることで、凸軸が第二の長孔に嵌り込んで、ハンドルの回転がロックされる。逆に、ハンドルに上向きの力を加えれば、凸軸が第二の長孔から脱して、再度、軸孔と同心位置となり、ロックが解除されてハンドルが回転可能となる。第二の長孔の形成位置はハンドルが斜め下向きとなったときに凸軸が嵌り込む位置であればよく、例えば、直立状態から100度〜160度の範囲でハンドルを回転させた位置に設け、ハンドルがケース本体から迫り出して邪魔にならないように、より好ましくは130度〜150度の範囲で設ける。なお、この斜め下向きでロックされる側と反対側では、ハンドルは完全にフリーの状態で回転する。
ケース本体の凸軸は、一般的な円柱であってもよいが、そうすると、軸孔が回転可能に嵌り込み、且つ、所定角度において第一・第二の長孔に嵌り込むという条件を満足するために、凸軸の直径を軸孔よりも小さくする必要があり、凸軸と軸孔の間に隙間が生じて、ハンドルを安定して回転させることが困難となる。そこで、上記隙間をなすく手段として、凸軸は上下面が曲面である断面縦長に形成し、これに対してハンドル側の軸孔は前記曲面に沿って回転する円弧形であることが好ましい。
具体的には、凸軸は上下にわたって同一幅の長円形として、第一の長孔と第二の長孔とも前記凸軸と同一の幅とする。
一方、凸軸は下部が上部よりも幅の大きいものとし、第一の長孔は前記下部が嵌り込む幅とする一方、第二の長孔は前記上部が嵌り込む幅とすることで、ハンドルを回転フリーの方向に回転させたときには、凸軸が誤って第二の長孔に嵌り込んでハンドルロックがかかることを防止することができる。
なお、収納ケースはケース本体に脱着自在なカバーを備え、ハンドルは直立状態のときにハンドルバーが前記ケース本体に装着した前記カバーよりも上方に位置することが、使い勝手の面で好ましい。
また、収納ケースの対象収納物は限定されないが、化粧水のカップを備えたスプレー本体と、炭酸ガスカートリッジを備えたボンベとを可撓性ホースで接続してなるスプレー式美顔器具を収納するものであれば、より確実に所期の目的を達成することができる。
本発明によれば、ハンドルが斜め下向きの状態でロックされるため、ケース本体の上面開口が大きく開き、内容物の出し入れやケースカバーの脱着に支障がなく、且つ、手などが引っ掛かりにくい位置でハンドルの回転を停止し、そのうえ、ハンドルを直立状態で上方に持ち上げれば、この状態でハンドルの回転がロックされるため、持ち運びの際もケース本体が揺れることがない。
本発明の第一の実施形態に係る収納ケース全体の正面図 同、縦断面図 同、右側面図 同、ハンドルを直立状態でロックした説明図 同、ハンドルを斜め下向きにロックした説明図 本発明の第二の実施形態に係る収納ケース全体の右側面図 本発明の第三の実施形態に係る収納ケース全体の右側面図 本発明の適用外を示す説明図 従来のハンドルの回転構造を示した説明図
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。図1〜3は、本発明の第一実施形態を示したもので、図中、1はケース本体、2がハンドルである。ケース本体1は、化粧水のカップCを備えたスプレー本体Sと、炭酸ガスカートリッジを備えたボンベBとを可撓性ホースで接続してなるスプレー式美顔器具を収納するものを例示し、その上面開口にはカバー(蓋)Lが着脱自在に装着される。
ハンドル2は、把手用の水平なバー3の左右両端に回転用のアーム4・4を一対連設した門型に成形され、左右一対のアーム4・4をケース本体1の左右側面に回転可能に取り付けている。なお、ハンドル2は直立状態にあるとき、バー3がカバーLよりも上方に位置している。
この回転機構について詳述すると、ケース本体1の左右側面には水平方向に突出する凸軸5・5を一対設けている。凸軸5・5は、この実施形態の場合、断面縦長の長円形であり、上下面5a・5bは円弧状の曲面としている。その中心には、ハンドル2(アーム4)の外れ止め6を嵌め殺しの状態で取り付ける取付孔5cを形成している。
これに対して、ハンドル2のアーム4・4それぞれには、前記凸軸5・5を回転軸として該凸軸5・5に回転可能に取り付ける軸孔7・7を形成している。この軸孔7・7は、凸軸5・5の上下長と同じ長さの直径を有する円弧形であり、この実施形態の場合、円弧角は300度としている。したがって、ハンドル2は、直立状態から軸孔7の円弧角の範囲で、前後双方に回転可能である。なお、この軸孔7・7を凸軸5・5に嵌め込んだ後、外れ止め6を装着することで、ケース本体1へのハンドル2の取付けが完了する。
そして、この軸孔7には、ハンドル2が直立状態にあるときを基準として、その下側に軸孔7の中心線に沿って、凸軸5が嵌り込む第一の長孔8が垂直方向に軸孔7と連通して形成されている。また、この第一の長孔8の片側(図面上、左側)には第二の長孔9が軸孔7と連通して斜め下方に向けて形成されている。
第一の長孔8は、図4に示すように、ハンドル2が直立状態にあるとき、このハンドル2を真上に持ち上げることで、凸軸5を軸孔7から脱して上方にスライドし、このスライド長だけ、ハンドル2の位置が上方に移動する。そして、この状態では、凸軸5が第一の長孔8に嵌り込んでいるため、ハンドル2の前後双方の回転がロックされる。したがって、スプレー本体S等を収容した状態で収納ケースを持ち運ぶ際、ケース本体1が凸軸5を中心として前後に揺れることがなく、スプレー本体SのカップC内の化粧液もこぼれることがない。なお、図4の直立ロック状態でハンドル2を下に押し下げれば、上記とは逆の動きによって、図3のハンドル2が回転可能な状態となる。
一方、図3の回転可能な直立状態からハンドル2を前後一方向(図面上、右側)に所定角度回転させれば、図5に示すように、ハンドル2は斜め下向きとなると共に、凸軸5の上側中心線上に第二の長孔9が位置する。そして、この状態でハンドル2を下方に押し下げれば、凸軸5を軸孔7から脱して当該第二の長孔9に嵌め込んで、ハンドル2の回転をロックすることができる。したがって、ハンドル2を邪魔とならない姿勢に保持することができる。また、これとは逆にハンドル2に上向きの力を加えれば、第二の長孔9から凸軸5が脱して、ハンドル2が回転可能な状態となることは、第一の長孔8の場合と同じである。
なお、上記実施形態において、ハンドル2を斜め下向きの状態でロックするための回転角度は150度としている。このような回転角度でロックすることで、ハンドル2のケース本体1からの迫り出しを極限に近い状態で抑制し、ハンドル2に手などを引掛けるおそれを回避することができるからである。ただし、当該回転角度は150度に限定されず、概ね100度〜160度の範囲で設定することができる。
図6は、本発明の第二の実施形態を示しており、凸軸10の変形例を示したものである。即ち、この第二実施形態における凸軸10は、上下にわたって同一幅の断面縦長の長円形である点は第一実施形態の凸軸5と同じであるが、左右で、ハンドル2の回転中心点となる凸軸10の取付孔5cからの距離が異なっている。言い換えれば、この実施形態において凸軸10は、図面上、右側を肉厚とした偏肉に形成している。
このように凸軸10を偏肉に形成する利点は、その上下面の円弧長を拡大して、ハンドル2の軸孔7との接触面積を拡大することにより、ハンドル2をぐらつきなく、より安定して回転させる点にある。なお、凸軸10の材質をゴム系とすることで、凸軸10が第一・第二の長孔8・9に嵌り込む際の衝撃や音を緩和することができる。ただし、この場合、ハンドル2の回転に際して、軸孔7との摩擦力が大きくなるため、凸軸10の上下面には凹陥部10aを設けることで、摩擦力を軽減して、ハンドル2をスムーズに回転させることができる。
図7は、本発明の第三の実施形態を示しており、凸軸20のさらなる変形例を示したものである。即ち、上記第一・第二の実施形態では、凸軸5・10が上下にわたって同一幅であったが、この第三の実施形態では、上部20aと下部20bとの幅を異なるものに形成している。具体的には、上部20aよりも下部20bの幅を大きくしている。
また、この凸軸20の形状に対応して、ハンドル2側の第一の長孔21と第二の長孔22についても、幅の異なる長孔としている。具体的には、第一の長孔21は凸軸20の下部20bが嵌り込む幅とし、第二の長孔22は上部20aが嵌り込む幅としている。
この第三の実施形態による利点は、ハンドル2を第一の長孔21と第二の長孔22の二つの位置で回転ロックする際、凸軸20が誤って他の長孔に嵌り込むことを防止する点にある。即ち、図面上、ハンドル2を右側に150度回せば凸軸20が第二の長孔22に嵌合可能な位置となるが、逆に、左側への回転中、30度回した位置では凸軸20の真上に第二の長孔22が位置することになり、凸軸20が上下同一幅のとき、仮に、ハンドル2に上向きの力が働くと、凸軸20が第二の長孔22に嵌り込み、ハンドル2の回転が不用意にロックされ、収納ケースの転倒事故を招くことになる。そのため、この第三の実施形態では、凸軸20の上下部の幅を異なるものとして、回転途中の不用意なロックを回避している。ここで、凸軸20の下部20bの幅を上部20aよりも大きくする理由は、ハンドル2が直立状態のときに下部20bを含めて凸軸20の全部を第一の長孔21に嵌り込むようにして、ハンドル2の上方への移動距離を大きくするためである。
なお、本発明において第一の長孔と第二の長孔は、それぞれ単独で溝を有する別個独立のものでなければならない。なぜなら、図8に示すように、第一の長孔30と第二の長孔31が結合したものであると(図8(a)参照)、ハンドル2を斜め下向きでロックするために、ハンドル2を押し下げて、凸軸32を第二の長孔31に嵌め込んだとしても、ハンドル2の直立側の回転(図中、A方向の回転)はロックされるが、図中、より下向きの方向の回転(図中、B方向の回転)はロックされないからである(図8(b)参照)。
1 ケース本体
2 ハンドル
3 バー
4 アーム
5・10・20 凸軸
5a 凸軸の上面
5b 凸軸の下面
6 外れ止め
7 軸孔
8 第一の長孔
9 第二の長孔
20a 凸軸の上部
20b 凸軸の下部
S スプレー本体
C 化粧水カップ
B ボンベ
L カバー

Claims (6)

  1. 把手用のバーの両端に回転用のアームを一対連設した門型のハンドルをケース本体の両側に設けた凸軸を回転軸として直立状態から前後双方に回転可能に取り付ける収納ケースのハンドル取付構造であって、
    前記アームには、前記凸軸に回転自在に取付ける軸孔を形成すると共に、
    該軸孔から半径方向外向きに、前記凸軸が嵌り込んで前記ハンドルの前後双方の回転をロックする第一の長孔と第二の長孔とを形成し、
    前記第一の長孔は、前記ハンドルが直立状態のときに当該ハンドルを持ち上げることで前記凸軸が嵌り込むように設けると共に、
    前記第二の長孔は、前記ハンドルを斜め下向きまで前後一方向に一定角度回転させたときに前記ハンドルに係る下向きの力により前記凸軸が嵌り込むように垂直方向に設けたことを特徴とする収納ケースのハンドル取付構造。
  2. ケース本体の凸軸は上下面が曲面である断面縦長に形成し、これに対してハンドル側の軸孔は前記曲面に沿って回転する円弧形に形成した請求項1記載の収納ケースのハンドル取付構造。
  3. 凸軸は上下にわたって同一幅の長円形である請求項2記載の収納ケースのハンドル取付構造。
  4. 凸軸は下部が上部よりも幅の大きいものとし、第一の長孔は前記下部が嵌り込む幅とする一方、第二の長孔は前記上部が嵌り込む幅とした請求項2記載の収納ケースのハンドル取付構造。
  5. 収納ケースはケース本体に脱着自在なカバーを備え、ハンドルは直立状態のときにバーが前記ケース本体に装着した前記カバーよりも上方に位置する請求項1から4のうち何れか一項記載の収納ケースのハンドル取付構造。
  6. 収納ケースは、化粧水のカップを備えたスプレー本体と、炭酸ガスカートリッジを備えたボンベとを可撓性ホースで接続してなるスプレー式美顔器具を収納する請求項1から5のうち何れか一項記載の収納ケースのハンドル取付構造。
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