JP2016175611A - 脱落構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車の車体減速度を確実に緩和する脱落構造体を提供する。【解決手段】自動車の前部近傍から後方に延びるサブフレーム2と、サブフレーム2と自動車の前輪5との間に配置され、前輪5側に端部11aを有すると共にサブフレーム2側に端部11bを有し且つ端部11aが前輪5に接続されたロワアーム4と、サブフレーム2をロワアーム4の端部11bと共に自動車の車体フレームに締結し、自動車の衝突によるサブフレーム2の変形に応じてサブフレーム2とロワアーム4を車体フレームから脱落させる締結部12とを備える。【選択図】図1

Description

この発明は、脱落構造体に係り、特に、サブフレームとロワアームが設けられた自動車において衝突による車体減速度を緩和するための脱落構造体に関する。
従来から、自動車が衝突体に衝突した際に、衝突荷重が伝達される伝達フレームを脱落させて自動車の車体減速度を緩和する脱落構造体が利用されている。一般的に、自動車が衝突した衝突初期では、衝突荷重が伝達フレームにより吸収される一方で自動車の車体減速度が急激に上昇される。この車体減速度が上昇し続けると、自動車に搭乗した乗員の傷害値が大きくなるおそれがある。このため、脱落構造体により所定のタイミングで伝達フレームを脱落させることで車体減速度を緩和することが試みられている。
そこで、伝達フレームを脱落させて車体減速度の緩和を行う技術として、例えば、特許文献1には、サブフレームに中央折れ点を設けると共にサブフレームの後締結部が取り付けられる車体パネルに脆弱部を設けた自動車の車体フレーム構造が提案されている。この自動車の車体フレーム構造は、自動車が衝突した際に、サブフレームの中央折れ点が下方に折れ曲がると共にサブフレームの後締結部を車体パネルから脱落させることにより、車体減速度を緩和して乗員の傷害値の上昇を抑制することができる。
特開2013−241052号公報
しかしながら、特許文献1の自動車の車体フレーム構造のように、サブフレームを脱落させただけでは、車体減速度を充分に緩和することができず、乗員の傷害値を著しく低下させることが困難であった。特に、自動車が正面衝突、いわゆるフルラップ衝突をした場合には、衝突初期において多くの衝突荷重が伝達フレームにより吸収されるため、これにより大きく増加する車体減速度を確実に緩和させることが重要となる。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、自動車の車体減速度を確実に緩和する脱落構造体を提供することを目的とする。
この発明に係る脱落構造体は、自動車の前部近傍から後方に延びるサブフレームと、サブフレームと自動車の前輪との間に配置され、前輪側に第1の端部を有すると共にサブフレーム側に第2の端部を有し且つ第1の端部が前輪に接続されたロワアームと、サブフレームをロワアームの第2の端部と共に自動車の車体フレームに締結し、自動車の衝突によるサブフレームの変形に応じてサブフレームとロワアームを車体フレームから脱落させる締結部とを備えるものである。
ここで、締結部は、サブフレームにおいて前後方向の中央部近傍に配置されることが好ましい。
また、サブフレームは、自動車の衝突による折れ変形の起点となる脆弱部を有し、締結部は、脆弱部の近傍に配置されることが好ましい。
また、脆弱部は、サブフレームを幅方向に横断する凹部からなり、ロワアームの第2の端部近傍が凹部の内側に配置されることが好ましい。
また、締結部は、車体フレームとサブフレームにそれぞれ対向するように形成されたブラケットと、ブラケットをサブフレームに固定するサブフレーム側ボルトと、ブラケットを車体フレームと共にロワアームの第2の端部に固定するロワアーム側ボルトとを有することができる。
また、サブフレームは、自動車を前後方向に延びるフロントサイドフレームにエンジンルームの前部近傍と後部近傍において固定することができる。
また、ロワアームはサブフレーム側に第3の端部をさらに有し、第3の端部が自動車を前後方向に延びるフロントサイドフレームにエンジンルームの後部近傍において固定されることが好ましい。
この発明によれば、締結部がサブフレームをロワアームの第2の端部と共に自動車の車体フレームに締結するので、自動車の車体減速度を確実に緩和する脱落構造体を提供することが可能となる。
この発明の一実施の形態に係る脱落構造体を備えた自動車の構成を示し、(A)は自動車の側面図、(B)は自動車の底面図である。 サスペンションクロスメンバに接続されたロワアームを示す図である。 締結部の構成を示す図である。 サブフレームの変形に伴って締結部が破壊される様子を示す図である。 サスペンションクロスメンバから脱落したサブフレームとロワアームを示す図である。 自動車の縮小幅に対する車体減速度の変化をシミュレーションした実施例を示すグラフである。 変形例に係る脱落構造体の構成を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1(A)および(B)に、この発明の一実施の形態に係る脱落構造体を備えた自動車の構成を示す。なお、図1(A)および(B)では、自動車の左側部側の構成のみが示されているが、自動車の右側部側についても同様の構成を有するものである。
この自動車は、両側部近傍を前後方向に延びる一対のフロントサイドフレーム1を有し、この一対のフロントサイドフレーム1の下側にサブフレーム2が配置されている。また、自動車の車幅方向Wに延びるサスペンションクロスメンバ3が図示しないサスペンションに対応して配置されると共に、サスペンションクロスメンバ3の側方にロワアーム4と前輪5が順次配置されている。
フロントサイドフレーム1は、自動車の前部近傍からエンジンルームEを通って、乗員室Cの下側に延びるように設けられている。
サブフレーム2は、自動車の両側部近傍を前後方向に延びる一対の側部骨格8と、一対の側部骨格8の前端部の間を接続する前部骨格9とを有する。側部骨格8は、自動車のエンジンルームEの前部近傍から後部近傍まで延びて、その前端部と後端部がそれぞれ固定部10aと固定部10bによりフロントサイドフレーム1に固定されている。
サスペンションクロスメンバ3は、フロントサイドフレーム1の下側に配置されて、上部がフロントサイドフレーム1に固定されている。また、サスペンションクロスメンバ3は、サブフレーム2の一対の側部骨格8の間を車幅方向Wに延びるように形成されている。
ロワアーム4は、サブフレーム2の側部骨格8と前輪5との間に配置され、ロワアーム4の中心部から前輪5側に延びる端部11aと、ロワアーム4の中心部から側部骨格8の中央部に延びる端部11bと、ロワアーム4の中心部から側部骨格8の後端部に延びる端部11cとを有する。
ロワアーム4の端部11aは、前輪5に固定されて前輪5を回転自在に支持している。また、ロワアーム4の端部11bは、側部骨格8の中央部を幅方向に横断するように延びてサスペンションクロスメンバ3の端部に接続されている。さらに、ロワアーム4の端部11cは、エンジンルームEの後部近傍においてフロントサイドフレーム1に固定されている。
図2に示すように、ロワアーム4の端部11bは、サスペンションクロスメンバ3の端部内に配置されており、サスペンションクロスメンバ3の側壁部を挟んでロワアーム4の端部11bの反対側に設けられた締結部12によりサスペンションクロスメンバ3に締結されている。
締結部12は、ロワアーム4の端部11bをサブフレーム2の側部骨格8と共にサスペンションクロスメンバ3に締結するもので、側部骨格8の中央部近傍に配置されている。締結部12は、サスペンションクロスメンバ3の側壁部と側部骨格8の上部とにそれぞれ対向するように形成されたブラケット13と、ブラケット13を側部骨格8に固定するサブフレーム側ボルト14と、ブラケット13をサスペンションクロスメンバ3の側壁部と共にロワアーム4の端部11bに固定するロワアーム側ボルト15とを有する。
具体的には、図3に示すように、ブラケット13は、L字状の横断面を有するように互いに連結された側部16と底部17を有する。ブラケット13の側部16は、サスペンションクロスメンバ3の側壁部を挟んでロワアーム4の端部11bの反対側に配置されている。一方、ブラケット13の底部17は、側部16に対してほぼ90度に屈折され、側部骨格8の上部に対向するように配置されている。
サブフレーム側ボルト14は、ブラケット13の底部17と側部骨格8を上下方向に貫通して、ブラケット13の底部17を側部骨格8に固定するものである。また、ロワアーム側ボルト15は、ブラケット13の側部16、サスペンションクロスメンバ3の側壁部およびロワアーム4の端部11bを側部骨格8に沿う方向に貫通して、ブラケット13の側部16をサスペンションクロスメンバ3とロワアーム4の端部11bに固定するものである。
また、サブフレーム2の側部骨格8は、その中央部近傍に自動車の衝突による折れ変形の起点となる脆弱部18を有する。この脆弱部18は、サブフレーム2の側部骨格8を幅方向に横断する凹部からなり、この凹部の内側にロワアーム4の中心部から端部11bに延びるアーム部が配置されている。このように、脆弱部18が側部骨格8の中央部近傍に設けられることにより、締結部12が脆弱部18の近傍に配置されることになる。
ここで、本発明の脱落構造体は、サブフレーム2、ロワアーム4および締結部12から構成されるものである。
次に、この実施の形態の動作について説明する。
まず、図1(A)および(B)に示す自動車が衝突体に衝突、例えば正面からフルラップ衝突すると、自動車の前部に衝突荷重が入力され、フロントサイドフレーム1およびサブフレーム2などの伝達フレームを介して衝突荷重が後方に伝達される。この時、サブフレーム2を伝達する衝突荷重は、側部骨格8を前端部から後端部まで伝達する一方、締結部12を介してロワアーム4にも伝達されており、ロワアーム4から端部11cを介してフロントサイドフレーム1へと伝達される。
この衝突初期においては、伝達フレームはほとんど変形されずに衝突荷重が順次吸収される一方、自動車の車体減速度が急激に上昇される。
車体減速度が上昇し続けると自動車に搭乗した乗員の傷害値が大きくなるため、衝突初期以降では伝達フレームが徐々に変形されて車体減速度の緩和が行われる。例えば、自動車が衝突初期から衝突後期にわたって変形する全縮小幅のうち約1/3だけ伝達フレームを縮小させることにより、衝突初期に発生した車体減速度を約1/3〜1/4にまで低下させることができる。
ここで、衝突後期、例えば衝突による自動車の全縮小幅のうち約2/3以上が縮小する時には、剛性が低い伝達フレームはほとんど変形されており、残された伝達フレームは剛性が高いものであるため、車体減速度は再び上昇することになる。近年では、フルラップ衝突以外の衝突、例えばオフセット衝突などに対応するために伝達フレームの剛性を向上させて乗員室Cの縮小幅が低下されており、これに伴って衝突後期において車体減速度が大きく上昇することが問題となっている。そこで、衝突後期における車体減速度を抑制するために、衝突後期に入る前にサブフレーム2の側部骨格8が変形するように脆弱部18を形成する。
側部骨格8は、図4(A)に示すように、脆弱部18を起点として折れるように変形し、この変形に伴って締結部12のサブフレーム側ボルト14が自動車の中央側へ引っ張られる。さらに、図4(B)に示すように、側部骨格8が大きく折れると共に捩じられるように変形され、これにより締結部12のブラケット13を捩じ切るようにサブフレーム側ボルト14が自動車の中央側へ強く引っ張られつつ向きが変更される。このようにして、ブラケット13が捩じ切られることにより、図4(C)に示すように、サスペンションクロスメンバ3の側壁部およびロワアーム4の端部11bに形成されたボルト穴などが破断される。
これにより、図5に示すように、サブフレーム2とロワアーム4がサスペンションクロスメンバ3から脱落される。
このように、締結部12が側部骨格8をロワアーム4の端部11bと共にサスペンションクロスメンバ3に締結することにより、側部骨格8の変形に応じてサブフレーム2とロワアーム4をサスペンションクロスメンバ3からほぼ同時に脱落させることができる。
ここで、サブフレーム2の側部骨格8の中央部近傍、すなわち固定部10aから固定部10bまでの中央部近傍は最も変形幅が大きくなるため、この側部骨格8の中央部近傍に締結部12を配置することにより締結部12を確実に破壊してサブフレーム2とロワアーム4をサスペンションクロスメンバ3から容易に脱落させることができる。
また、側部骨格8の中央部近傍に脆弱部18を設けることにより、側部骨格8を中央部近傍で確実に変形させることができる。なお、脆弱部18の凹部は、自動車の中央側に対して側部側(前輪5側)が深くなるように形成することができ、これにより側部骨格8を自動車の中央側に確実に変形させることができる。
また、ロワアーム4の端部11bを固定するロワアーム側ボルト15は、側部骨格8の変形に従って回転される。このため、ロワアーム4の端部11bを溶接などで固定した場合と比較して、側部骨格8の変形を阻害せず、側部骨格8を容易に変形させることができる。
さらに、締結部12は、ブラケット13の縁部がサスペンションクロスメンバ3の側壁部に対して溶接により接合されていることが好ましい。これにより、側部骨格8の変形に伴ってサスペンションクロスメンバ3の側壁部を溶接個所に沿って剥がすように大きく破断させることができ、ロワアーム4の端部11bが大きく露出されるため端部11bをサスペンションクロスメンバ3から容易に脱落させることができる。
このように、側部骨格8の変形に伴ってサブフレーム2とロワアーム4がサスペンションクロスメンバ3から脱落することにより、衝突荷重の伝達経路のうち、側部骨格8を前端部から後端部まで伝達する伝達経路と、側部骨格8からロワアーム4を介してフロントサイドフレーム1に伝達される伝達経路とを遮断することができる。
実際に、正面衝突における自動車の全長の縮小幅に対する車体減速度をシミュレーションした結果を図6に示す。ここで、サブフレーム2とロワアーム4をサスペンションクロスメンバ3から脱落させた場合を実線で示し、サブフレーム2とロワアーム4をサスペンションクロスメンバ3から脱落させない場合を点線で示す。なお、サブフレーム2とロワアーム4は、衝突後期に入る前にサスペンションクロスメンバ3から脱落させた。
その結果、サブフレーム2とロワアーム4が脱落する前まで両者は同様の分布を示すのに対し、それ以降においてサブフレーム2とロワアーム4を脱落させたものは、サブフレーム2とロワアーム4を脱落させていないものと比較して車体減速度が緩和されていることがわかる。特に、正面衝突において車体減速度の緩和が困難な衝突後期に、伝達フレームを伝達する衝突荷重のうち10%〜15%程度の衝突荷重を遮断することができ、車体減速度を大きく緩和できることがわかる。なお、サブフレーム2のみを脱落させた場合には衝突荷重の遮断は3%〜7%程度であった。このことから、サブフレーム2とロワアーム4の両者をサスペンションクロスメンバ3から脱落させることにより、車体減速度が大きく緩和されることがわかる。
本実施の形態によれば、締結部12がサブフレーム2の側部骨格8をロワアーム4の端部11bと共にサスペンションクロスメンバ3に締結しているため、自動車が衝突した際にサブフレーム2とロワアーム4をサスペンションクロスメンバ3から容易に脱落させることができ、自動車の車体減速度を確実に緩和することができる。
なお、上記の実施の形態では、サブフレーム2の側部骨格8は、自動車の中央側へ折れるように変形されたが、側部骨格8の変形により締結部12を破壊してサブフレーム2とロワアーム4をサスペンションクロスメンバ3から脱落させることができればよく、これに限られるものではない。例えば、図7に示すように、中央部が下方に折れるように変形する側部骨格21を設けることができる。この側部骨格21は、脆弱部22を有し、脆弱部22を起点として下方に屈折されるものである。
また、上記の実施の形態では、脆弱部18は、側部骨格8を幅方向に横断する凹部から構成されたが、側部骨格8を変形させることができればよく、凹部に限られるものではない。例えば、側部骨格8を部分的に肉薄にして脆弱部を形成することもできる。
また、上記の実施の形態では、側部骨格8は、脆弱部18を起点として変形されたが、側部骨格8を変形することができればよく、これに限られるものではない。例えば、側部骨格8の中央部に衝突荷重が集中するように側部骨格8の形状を形成することにより、側部骨格8を中央部から変形させることができる。
1 一対のフロントサイドフレーム、2 サブフレーム、3 サスペンションクロスメンバ、4 ロワアーム、5 前輪、8,21 一対の側部骨格、9 前部骨格、10a,10b 固定部、11a,11b,11c ロワアームの端部、12 締結部、13 ブラケット、14 サブフレーム側ボルト、15 ロワアーム側ボルト、16 ブラケットの側部、17 ブラケットの底部、18,22 脆弱部、E エンジンルーム、C 乗員室。

Claims (7)

  1. 自動車の前部近傍から後方に延びるサブフレームと、
    前記サブフレームと前記自動車の前輪との間に配置され、前記前輪側に第1の端部を有すると共に前記サブフレーム側に第2の端部を有し且つ前記第1の端部が前記前輪に接続されたロワアームと、
    前記サブフレームを前記ロワアームの前記第2の端部と共に前記自動車の車体フレームに締結し、前記自動車の衝突による前記サブフレームの変形に応じて前記サブフレームと前記ロワアームを前記車体フレームから脱落させる締結部と
    を備える脱落構造体。
  2. 前記締結部は、前記サブフレームにおいて前後方向の中央部近傍に配置される請求項1に記載の脱落構造体。
  3. 前記サブフレームは、前記自動車の衝突による折れ変形の起点となる脆弱部を有し、
    前記締結部は、前記脆弱部の近傍に配置される請求項1または2に記載の脱落構造体。
  4. 前記脆弱部は、前記サブフレームを幅方向に横断する凹部からなり、
    前記ロワアームの前記第2の端部近傍が前記凹部の内側に配置される請求項3に記載の脱落構造体。
  5. 前記締結部は、
    前記車体フレームと前記サブフレームにそれぞれ対向するように形成されたブラケットと、
    前記ブラケットを前記サブフレームに固定するサブフレーム側ボルトと、
    前記ブラケットを前記車体フレームと共に前記ロワアームの前記第2の端部に固定するロワアーム側ボルトとを有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の脱落構造体。
  6. 前記サブフレームは、前記自動車を前後方向に延びるフロントサイドフレームにエンジンルームの前部近傍と後部近傍において固定される請求項1〜5のいずれか一項に記載の脱落構造体。
  7. 前記ロワアームは前記サブフレーム側に第3の端部をさらに有し、前記第3の端部が前記自動車を前後方向に延びるフロントサイドフレームにエンジンルームの後部近傍において固定される請求項1〜6のいずれか一項に記載の脱落構造体。

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