JP2016173339A - 炉底外構造物の解体回収工法と解体回収設備 - Google Patents

炉底外構造物の解体回収工法と解体回収設備 Download PDF

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Abstract

【課題】原子炉圧力容器の炉底外構造物を、短期間に解体撤去して固着した燃料デブリを回収することができ、かつ必要機器の設置も短期間にできる炉底外構造物の解体回収設備と解体回収工法を提供する。【解決手段】生体遮蔽壁1aの外側からペデスタル開口13aまで延びるガイドレール26と、ガイドレール26に案内され解体片Y又は燃料デブリを搬送可能な搬送装置28と、ペデスタル開口13aまで移動可能なマニピュレータ30とを準備する。マニピュレータ30は、解体ツール32と、解体ツール32をペデスタル開口13aからペデスタル内の底面と原子炉圧力容器2の下面まで3次元的に移動可能な多関節アーム34とを有する。マニピュレータ30により、炉底外構造物Xを下部から順に解体片Yに解体し、搬送装置28により、解体片Y又は燃料デブリをペデスタル内から生体遮蔽壁外まで搬送する。【選択図】図3

Description

本発明は、原子炉圧力容器の炉底外構造物を、解体し回収する炉底外構造物の解体回収設備と解体回収工法に関する。
破損した原子炉圧力容器のペデスタル内には、原子炉から溶融落下した燃料デブリ等が存在する可能性がある。
そこで、ペデスタル内の燃料デブリ等を回収する手段として、特許文献1が提案されている。
特許文献1の「燃料デブリ回収方法及び装置」では、溶融落下した燃料デブリの形状を撮影した形状データと、燃料デブリ各部の放射線量を計測した放射線データとから、燃料デブリの微小領域ごとの形状データと放射線データを得る。次いで、放射線量の大きさに応じて燃料デブリを細分化する微小領域の順番を定めた回収計画を策定する。策定した順番に従い燃料デブリの細分化とその後の回収処理を行い、細分化、回収処理後の燃料デブリの微小領域ごとの形状データと放射線データを再取得して回収計画に反映し、細分化、回収処理を繰り返す。
特開2014−48041号公報
特許文献1に記載の工法は、ペデスタル内の床面に落下した燃料デブリ等の回収のみを対象としている。
しかし、ペデスタル内の上部には原子炉圧力容器の炉底外構造物(例えばCRDハウジングやインコアハウジング)が存在する。この炉底外構造物に原子炉から溶融落下した燃料デブリ等が固着している可能性がある。しかし、従来の工法では、炉底外構造物に固着した燃料デブリは回収できなかった。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、原子炉圧力容器の炉底外構造物を、短期間に解体撤去して固着した燃料デブリを回収することができ、かつ必要機器の設置も短期間にできる炉底外構造物の解体回収設備と解体回収工法を提供することにある。
本発明によれば、原子炉圧力容器の炉底外構造物の解体回収工法であって、
前記原子炉圧力容器を囲む生体遮蔽壁の外側からペデスタル開口まで延びるガイドレールと、
前記ガイドレールに案内され、ペデスタル内から生体遮蔽壁外まで、前記炉底外構造物を解体した解体片又は燃料デブリを搬送可能な搬送装置と、
前記ガイドレールに案内され、前記ペデスタル開口まで移動可能なマニピュレータと、を準備し、
前記マニピュレータは、その先端に設けられた解体ツールと、前記解体ツールを前記ペデスタル開口から前記ペデスタル内の底面と前記原子炉圧力容器の下面まで3次元的に移動可能な多関節アームと、を有し、
前記マニピュレータにより、前記炉底外構造物を下部から順に前記解体片に解体し、
前記搬送装置により、前記解体片又は前記燃料デブリを前記ペデスタル内から前記生体遮蔽壁外まで搬送する、ことを特徴とする炉底外構造物の解体回収工法が提供される。
前記炉底外構造物は、前記原子炉圧力容器に直接固定され鉛直下方に延びる複数のCRDハウジング及び複数のインコアハウジングと、
前記原子炉圧力容器の下方に設置され前記CRDハウジングを支持するため格子を形成する複数のサポート部材と、を有する。
(A)前記解体片又は前記燃料デブリの落下動線が前記多関節アームと交わらないように前記マニピュレータを制御し、前記解体ツールにより、前記ペデスタル開口から最も離れた最遠部から順に、前記サポート部材を撤去するサポート部材撤去工程と、
(B)前記解体ツールにより、前記ペデスタル開口に最も近い最近部から順に、かつ下端から上部に、前記CRDハウジング、前記インコアハウジング、及びハンガーロッドを切断し撤去するハウジング撤去工程と、を有する。
前記サポート部材は、前記原子炉圧力容器の下方に水平に延び両端が固定された複数のレストレイントビームと、
前記レストレイントビームに上端が固定され鉛直下方に延びる複数の前記ハンガーロッドと、
前記ハンガーロッドの下端に螺合されたダブルナットで固定され、前記CRDハウジングを支持する複数のサポートブロック及びグリッドプレートと、を有する。
前記サポート部材撤去工程において、ハンガーロッドの先端に固定されたダブルナットを機械的又は熱的に撤去し、次いで、サポートブロック、及びグリッドプレートを順に撤去する、または、サポートブロック直上でハンガーロッドを機械的または熱的に切断し、ナットを撤去することなく、サポートブロック、及びグリッドプレートを撤去する。
前記ハウジング撤去工程は、
(A)レストレイントビームの高さまで、前記CRDハウジング、前記インコアハウジング、及び前記ハンガーロッドを切断し撤去する下部撤去工程と、
(B)前記レストレイントビームを解体し撤去するビーム撤去工程と、を有し、
前記ビーム撤去工程において、両端支持された前記レストレイントビームの中央部を切断し、次いで片持ち梁状態の自由端からトリミングして全体を解体し撤去する。
前記ハウジング撤去工程は、さらに、
(C)前記原子炉圧力容器の下面近傍まで、前記CRDハウジング及び前記インコアハウジングを切断し撤去する上部撤去工程を有する。
前記搬送装置は、搬送容器を有しており、
前記マニピュレータにより、前記ペデスタル内に落下した前記解体片又は前記燃料デブリを搬送容器内に回収し、
前記搬送装置により、前記搬送容器を前記生体遮蔽壁外まで搬送する。
また、本発明によれば、原子炉圧力容器の炉底外構造物の解体回収設備であって、
前記原子炉圧力容器を囲む生体遮蔽壁の外側からペデスタル開口まで延びるガイドレールと、
前記ガイドレールに案内され、ペデスタル内から生体遮蔽壁外まで、前記炉底外構造物を解体した解体片又は燃料デブリを搬送可能な搬送装置と、
前記ガイドレールに案内され前記ペデスタル開口まで移動可能なマニピュレータと、を備え、
前記マニピュレータは、その先端に設けられた解体ツールと、前記解体ツールを前記ペデスタル開口から前記ペデスタル内の底面と前記原子炉圧力容器の下面まで3次元的に移動可能な多関節アームと、を有し、
前記マニピュレータにより、前記炉底外構造物を下部から順に前記解体片に解体する、ことを特徴とする炉底外構造物の解体回収設備が提供される。
前記多関節アームは、前記ガイドレールに案内され、生体遮蔽壁外から前記ペデスタル開口まで移動可能なベース部と、
前記ベース部から順に揺動、旋回、又は伸縮可能に取り付けられ、かつ折畳み可能な複数のアームと、を有する。
前記解体ツールは、切断装置又は把持装置であり、
前記切断装置は、機械的切断装置、水ジェット切断装置、又はレーザ切断装置を含む熱的切断装置である。
上記本発明によれば、多関節アームが、解体ツール(切断装置又は把持装置)をペデスタル開口からペデスタル内の底面と原子炉圧力容器の下面まで3次元的に移動可能であり、この解体ツールにより、炉底外構造物を下部から順に解体片に解体することができる。
また、ガイドレールに案内された搬送装置により、解体ツールで解体した解体片又は燃料デブリを、ペデスタル内から生体遮蔽壁外まで搬送することができる。
さらに、本発明によれば、ペデスタル開口を利用して、解体した解体片又は燃料デブリを、生体遮蔽壁外まで搬送するので、原子炉建屋に設ける開口を少なくでき、必要機器の設置が容易かつ短期間にできる。
従って、本発明によれば、原子炉圧力容器の炉底外構造物を、短期間に解体撤去して固着した燃料デブリを回収することができ、かつ必要機器の設置も短期間にできる。
本発明による解体回収設備を備えた原子炉建屋の概略図である。 原子炉圧力容器(RPV)の内部構造図である。 図1の解体回収設備の拡大図である。 図3の平面図である。 マニピュレータの模式的構造図である。 本発明による解体回収工法を示す全体フロー図である。 原子炉圧力容器の下方に設置されCRDハウジングを支持する複数のサポート部材の模式的斜視図である。 サポート部材撤去工程(S2)が完了した原子炉圧力容器下面の模式図である。 ハウジング撤去工程(S3)を示す模式図である。 下部撤去工程(S−1)が完了した原子炉圧力容器下面の模式図である。 回収した解体片と燃料デブリの処理保管方法を示す模式図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明による解体回収設備20を備えた原子炉建屋1の概略図である。
この図において、原子炉建屋1は、沸騰水型原子力プラントの建屋であり、2は原子炉圧力容器(RPV)、3は原子炉格納容器(PCV)、5は原子炉格納容器3の上蓋、6はドライウェル、7は圧力抑制室、9はシールドプラグ、10は原子炉建屋1の運転床である。
さらに、この図において、4は燃料プール、8は機器仮置きプール(DSピット)、11は原子炉ウエル、12は天井クレーン、13はペデスタル、13aはペデスタル13に設けられたペデスタル開口である。
図2は、原子炉圧力容器2(RPV)の内部構造図である。
この図において、14は原子炉圧力容器2の上蓋(RPVヘッド)、15aは蒸気乾燥器、15bは気水分離器、15cはシュラウドヘッド、16は燃料集合体、17は制御棒、18は制御棒駆動機構(CRD)のハウジング(CRDハウジング)、19はインコアハウジングである。
本発明の解体回収設備20は、原子炉圧力容器2の炉底外構造物Xの解体回収設備である。
本発明において、炉底外構造物Xとは、原子炉圧力容器2に直接固定され鉛直下方に延びる複数のCRDハウジング18及び複数のインコアハウジング19と、原子炉圧力容器2の下方に設置されCRDハウジング18を支持するため格子を形成する複数のサポート部材Z(図7参照)と、を意味する。
なお、炉底外構造物Xはこれらに限定されず、原子炉圧力容器2を支持するペデスタル13の内側(ペデスタル内)に存在するその他の構造物を含む。
図3は、図1の解体回収設備20の拡大図、図4は図3の平面図である。
この例において、本発明の解体回収設備20は、遮蔽室22と気密筒24を備える。
図4において、遮蔽室22は、この例では、第1遮蔽室22a及び第2遮蔽室22bからなり、それぞれ原子炉格納容器3を囲う生体遮蔽壁1aの側面にシール材21aを介して密着して配置されている。
遮蔽室22(第1遮蔽室22a及び第2遮蔽室22b)は、それぞれ放射線を遮蔽できる遮蔽材によって内部を気密に保持できるように構成されている。
また、生体遮蔽壁1aには、気密筒24を通す遮蔽壁開口1bが形成され、シール材21aは遮蔽壁開口1bの外縁部と遮蔽室22との間をシールしている。遮蔽壁開口1bは、既設であるのが好ましいが、新たに設けてもよい。
第1遮蔽室22aと第2遮蔽室22bは、この例では、隣接して配置されている。しかし、本発明はこの構成に限定されず、例えば、複数のペデスタル開口13aを利用して第1遮蔽室22aと第2遮蔽室22bを互いに別箇に配置してもよい。なお、ペデスタル開口13aは既設であるのが好ましいが、追加して設けてもよい。
気密筒24は、この例では、第1気密筒24a及び第2気密筒24bからなり、遮蔽壁開口1bの内側に位置し、それぞれ原子炉格納容器3の側面にシール材21bを介して密着して配置されている。また、第1気密筒24a及び第2気密筒24bは、それぞれ第1遮蔽室22a及び第2遮蔽室22bの内部と原子炉格納容器3の内側とを連通している。
上述した構成により、遮蔽室22の内部から、各気密筒24の内部を介して原子炉格納容器3の内側まで連通する開口部23が形成されている。
図4において、第1遮蔽室22aは、内側遮蔽室22a−1と外側遮蔽室22a−2を有する。また、内側遮蔽室22a−1と第1気密筒24aとの境界部に第1遮蔽扉25aが設けられ、内側遮蔽室22a−1と外側遮蔽室22a−2の境界部に第2遮蔽扉25bが設けられている。第1遮蔽扉25aと第2遮蔽扉25bは、それぞれ開閉可能であり、それぞれ全閉時に放射線を遮蔽する。
上述した構成により、第1遮蔽扉25aと第2遮蔽扉25bのいずれか一方を閉じることで、ペデスタル開口13aから外側遮蔽室22a−2に入射する放射線を常に遮蔽することができる。また、外側遮蔽室22a−2に格納したマニピュレータ30(後述する)を、第1遮蔽扉25aと第2遮蔽扉25bを介してペデスタル開口13aまで移動することができる。
図4において、第2遮蔽室22bは、第3遮蔽扉25cとダブルシールドアシステム27を有する。第3遮蔽扉25cは、第2気密筒24bとの境界部に設けられ、開閉可能であり、全閉時に放射線を遮蔽する。ダブルシールドアシステム27は、第2遮蔽室22bと外部との境界部に設けられ、その間のシールを保持したまま、回収バスケット36(図11参照)を外部に搬出できるようになっている。
上述した構成により、第2遮蔽室22bを密閉状態に保持したまま、第2遮蔽室22bに回収された回収バスケット36を外部に搬出することができる。
図3、図4において、本発明の解体回収設備20は、さらに、ガイドレール26、搬送装置28、及びマニピュレータ30を備える。
ガイドレール26は、この例では、第1ガイドレール26a及び第2ガイドレール26bからなり、それぞれ生体遮蔽壁1aの外側の遮蔽室22の内部からペデスタル開口13a又はその内側まで延び、上述した開口部23を通してペデスタル開口13aにアクセス可能に構成されている。
以下、遮蔽室22の内部を含む生体遮蔽壁1aの外側を、特に区別しない限り、単に「生体遮蔽壁外」と呼ぶ。
搬送装置28は、ガイドレール26(この例では第2ガイドレール26b)に案内され、ペデスタル内から生体遮蔽壁外の第2遮蔽室22bまで、炉底外構造物Xを解体した解体片Y(図11参照)又は燃料デブリを搬送可能に構成されている。
搬送装置28は、搬送容器28aを有しており、搬送容器28aをペデスタル内から生体遮蔽壁外の第2遮蔽室22bまで搬送する。
搬送装置28は、例えば第2ガイドレール26bに沿って走行する搬送台車であるのがよい。また、搬送容器28aは、回収バスケット36(図11参照)であってもよい。
解体片Yは、サポート部材Zの一部(例えば図7に示すサポートブロックZ2、グリッドプレートZ3、など)と、後述するハウジング撤去工程(S3)で切断した切断片である。
解体片Yは、切断しないサポート部材Zの最大重量であり、マニピュレータ30でハンドリングができ、かつ搬送装置28で搬送できる大きさと重量であるのがよい。
マニピュレータ30は、ガイドレール26(この例では第1ガイドレール26a)に案内され、第1遮蔽室22aからペデスタル開口13aまで移動可能に構成されている。
マニピュレータ30は、ペデスタル内において、解体片Yを把持して搬送容器28aに回収する機能を有する。
図5は、マニピュレータ30の模式的構造図である。
この図において、マニピュレータ30は、解体ツール32と多関節アーム34とを有する。
解体ツール32は、切断装置又は把持装置であり、多関節アーム34の先端に設けられる。解体ツール32は、ツールチェンジャにより交換可能に設けられるのが好ましい。
切断装置は、機械的切断装置、水ジェット切断装置、又はレーザ切断装置等の熱的切断装置である。また、機械的切断装置は、例えば、せん断ツール、ディスクカッタ、などである。
なお、切断装置はこの例に限定されず、その他の加工装置であってもよい。
多関節アーム34は、解体ツール32をペデスタル開口13aからペデスタル内の底面と原子炉圧力容器2の下面まで3次元的に移動可能に構成されている。
この例において、多関節アーム34は、ベース部34aと、複数(この例で4つ)のアーム35a,35b,35c,35dと、を有する。
ベース部34aは、ガイドレール26(第1ガイドレール26a)に案内され、生体遮蔽壁外からペデスタル開口13aまで移動可能に構成されている。また、アーム35a,35b,35c,35dは、順にベース部34aから揺動、旋回、又は伸縮可能に取り付けられ、かつ折畳み可能に構成されている。
この構成により、マニピュレータ30は、アーム35a,35b,35c,35dを折り畳んだ状態で、第1遮蔽室22aの外側遮蔽室22a−2に格納され、第1遮蔽扉25aと第2遮蔽扉25bを介してペデスタル開口13aまで移動することができる。
ベース部34aは、ペデスタル開口13aにおいて第1ガイドレール26aの先端部に位置決めされ、第1ガイドレール26aに沿って移動可能に構成されている。
この構成により、マニピュレータ30はその先端の解体ツール32を、ペデスタル内の底面と原子炉圧力容器2の下面まで3次元的に自由な姿勢で位置決めすることができる。
なお、マニピュレータ30は、この構成に限定されず、解体ツール32を自由な姿勢で位置決めできるその他の構成であってもよい。また、マニピュレータ30は、その他に、カメラと照明装置を有するのがよい。
上述した構成により、マニピュレータ30により、炉底外構造物Xを下部から順に解体片Yに解体することができる。
本発明による解体回収工法は、上述した解体回収設備20を準備し、マニピュレータ30により、炉底外構造物Xを下部から順に解体片Yに解体し、搬送装置28により、解体片Y又は燃料デブリをペデスタル内から生体遮蔽壁外まで搬送する。
図6は、本発明による解体回収工法を示す全体フロー図である。
この図に示すように、本発明の解体回収工法は、S1〜S4の各工程からなる。
準備工程(S1)では、上述した解体回収設備20、すなわち、遮蔽室22、気密筒24、ガイドレール26、搬送装置28、及びマニピュレータ30を準備する。
また、この際、必要な場合には、遮蔽壁開口1bとペデスタル開口13aを設ける。
準備工程(S1)において、先ず、ペデスタル開口13aの下端レベルに落下物受けネットを張る。その後、CRDハウジング18およびインコアハウジング19の下部に設置されているTIP案内管を、マニピュレータ30を使って、切断し撤去する。また、CRDハウジング18およびインコアハウジング19の下部および周辺に設置されている信号制御ケーブルを、マニピュレータ30を使って、切断し撤去する。
図7は、原子炉圧力容器2の下方に設置されCRDハウジング18を支持する複数のサポート部材Zの模式的斜視図である。
また図8は、サポート部材撤去工程(S2)が完了した原子炉圧力容器下面の模式図である。この図において、Z4はレストレイントビームである。
複数のレストレイントビームZ4は、原子炉圧力容器2の下方に水平に延び両端がペデスタル13に固定されている。
図7、図8に示すように、サポート部材Zは、この例では、複数のハンガーロッドZ1、サポートブロックZ2、グリッドプレートZ3、及びレストレイントビームZ4を意味する。
複数のレストレイントビームZ4は、図8に示すように、原子炉圧力容器2の下方に水平に延び両端が固定されている。
複数のハンガーロッドZ1は、レストレイントビームZ4に上端が固定され鉛直下方に延びる。
複数のサポートブロックZ2及びグリッドプレートZ3は、図7に示すように、ハンガーロッドZ1の下端に螺合されたダブルナットNで固定され、CRDハウジング18を支持する。
サポート部材撤去工程(S2)では、解体片Y(図11参照)又は燃料デブリの落下動線が多関節アーム34と交わらないようにマニピュレータ30を制御し、解体ツール32(切断装置)により、ペデスタル開口13aから最も離れた最遠部から順に、サポート部材Zの一部を撤去する。この際、ペデスタル開口13aを中心として最遠部から同心円状に解体するのがよい。
サポート部材撤去工程(S2)において、ハンガーロッドZ1の先端に固定されたダブルナットNを機械的又は熱的に撤去し、次いで、サポートブロックZ2、及びグリッドプレートZ3を順に撤去する。すなわち、サポート部材Zの一部とは、この例では、ハンガーロッドZ1の先端部、ダブルナットN、サポートブロックZ2、及びグリッドプレートZ3である。
なお、サポート部材撤去工程(S2)において、サポートブロック直上でハンガーロッドZ1を機械的または熱的に切断し、ナットを撤去することなく、サポートブロックZ2、及びグリッドプレートZ3を撤去してもよい。
サポートブロックZ2は、隣接する1対のハンガーロッドZ1にダブルナットNで固定されているので、隣接する1対のハンガーロッドZ1からダブルナットNを撤去することで、自重により順に落下させることができる。
また、グリッドプレートZ3は、これを支持しているサポートブロックZ2を撤去することで、自重により順に落下させることができる。
なお、自重で落下しない場合には、解体ツール32(把持装置)により、把持して撤去するのがよい。
すなわち、図8に示すペデスタル開口13a(37°方位)から投入されたマニピュレータ30を使って、ペデスタル開口13aから最遠部のハンガーロッドZ1(95本)の先端のダブルナットNを機械的または熱的に撤去し、引き続き、サポートブロックZ2を撤去する。
サポートブロック撤去後、グリッドプレートZ3(オス型とメス型)を撤去する。
ダブルナットN、サポートブロックZ2、グリッドプレートZ3(オス型とメス型)に撤去時、マニピュレータ30の上への落下しないよう最遠部から順次解体し、落下動線と多関節アーム34が交わらないようする。
床面に落下させた解体片Yは回収バスケット36に入れて回収する。
なお、サポート部材撤去工程(S2)と並行して、搬送工程(S4)において、マニピュレータ30により、ペデスタル内に落下した解体片Y又は燃料デブリを搬送容器28a内に回収し、搬送装置28により、搬送容器28aをペデスタル内から生体遮蔽壁外の第2遮蔽室22bまで搬送する。
図8は、上述したサポート部材撤去工程(S2)が完了した状態を示している。サポート部材撤去工程(S2)が完了すると、CRDハウジング18、インコアハウジング19の下端部が露出して、マニピュレータ30によりCRDハウジング18、インコアハウジング19の下端部にアクセスできるようになる。
図9は、ハウジング撤去工程(S3)を示す模式図である。
この図に(A)〜(E)の順に示すように、ハウジング撤去工程(S3)では、解体ツール32により、ペデスタル開口13aに最も近い最近部から順に、かつ下端から上部に、CRDハウジング18、インコアハウジング19、及びハンガーロッドZ1(図示せず、図7参照)を切断し撤去する。
この際、ペデスタル開口13aを中心として最近部から同心円状に解体するのがよい。また、切断した切断片、すなわち解体片Yは、マニピュレータ30がハンドリングできる大きさと重量であるのがよい。
ハウジング撤去工程(S3)は、下部撤去工程(S3−1)、ビーム撤去工程(S3−2)、及び上部撤去工程(S3−3)を有する。
下部撤去工程(S3−1)では、レストレイントビームZ4の高さまで、CRDハウジング18、インコアハウジング19、及びハンガーロッドZ1(図示せず、図7参照)を切断し撤去する。
図10は、下部撤去工程(S3−1)が完了した原子炉圧力容器下面の模式図である。
レストレイントビームZ4は、両端をペデスタル13に固定(ボルト固定)された両端固定梁である。
ビーム撤去工程(S3−2)では、レストレイントビームZ4を解体し撤去する。
ビーム撤去工程(S3−2)において、両端支持されたレストレイントビームZ4の中央部を切断し、次いで片持ち梁状態の自由端からトリミング(切り落とし)して全体を解体し撤去する。
次いで、上部撤去工程(S3−3)では、原子炉圧力容器2の下面近傍まで、CRDハウジング18及びインコアハウジング19を切断し撤去する。
なお、上部撤去工程(S3−3)は必須ではなく、燃料デブリが固着していない限りこれを省略してもよい。
図11は、回収した解体片Yと燃料デブリの処理保管方法を示す模式図である。
解体片Yは、燃料デブリが固着しているものと固着していないものに分類し回収する。固着があるものは燃料デブリ、固着していないものは放射性廃棄物に分類して回収バスケット36にて搬出する。
この図に示すように、解体片Yと燃料デブリの処理保管方法は、ルートAとルートBの2ルートに区分されている。
ルートAでは、燃料デブリ及び燃料デブリが固着した解体片Yを回収バスケット36に入れて回収し、そのまま収納缶aに入れる。収納缶aは蓋をして、水を抜き乾燥させた後、燃料プール4内に保管する。
ルートBでは、回収バスケット36に収容した燃料デブリが固着していない解体片Yをそのまま廃棄物缶bに収容する。
廃棄物缶bは、ダブルシールドアシステムを介して、ダブルシール容器cに収容し、外部の保管施設に保管する。
上述した処理保管方法により、燃料デブリ及び燃料デブリが固着した解体片YをルートAで燃料プール内に保管することができる。
また、燃料デブリが固着していない解体片YをルートBで外部の保管施設に保管することができる。
上述した本発明によれば、多関節アーム34が、解体ツール32(切断装置又は把持装置)をペデスタル開口13aからペデスタル内の底面と原子炉圧力容器2の下面まで3次元的に移動できる。従ってこの解体ツール32により、炉底外構造物Xを下部から順に解体片Yに解体することができる。
また、ガイドレール26に案内された搬送装置28により、解体片Y又は燃料デブリをペデスタル内から生体遮蔽壁外まで搬送することができる。
さらに、本発明によれば、既設のペデスタル開口13aを利用して、解体した解体片Y又は燃料デブリを、生体遮蔽壁外まで搬送するので、原子炉建屋1に設ける開口を少なくでき、必要機器の設置が容易かつ短期間にできる。
従って、本発明によれば、原子炉圧力容器2の炉底外構造物Xを、短期間に解体撤去して固着した燃料デブリを回収することができ、かつ必要機器の設置も短期間にできる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
a 収納缶、b 廃棄物缶、c ダブルシール容器、N ダブルナット、
X 炉底外構造物、Y 解体片、Z サポート部材、
Z1 ハンガーロッド、Z2 サポートブロック、
Z3 グリッドプレート、Z4 レストレイントビーム、
1 原子炉建屋、1a 生体遮蔽壁、2 原子炉圧力容器(RPV)、
3 原子炉格納容器(PCV)、4 燃料プール、
5 原子炉格納容器の上蓋、6 ドライウェル、7 圧力抑制室、
8 機器仮置きプール(DSピット)、9 シールドプラグ、
10 原子炉建屋の運転床、11 原子炉ウエル、12 天井クレーン、
13 ペデスタル、13a ペデスタル開口、
14 原子炉圧力容器の上蓋(RPVヘッド)、15a 蒸気乾燥器、
15b 気水分離器、15c シュラウドヘッド、16 燃料集合体、
17 制御棒、18 制御棒駆動機構のハウジング(CRDハウジング)、
19 インコアモニタのハウジング(インコアハウジング)、
20 解体回収設備、21a シール材、21b シール材、
22 遮蔽室、22a 第1遮蔽室、22a−1 内側遮蔽室、
22a−2 外側遮蔽室、22b 第2遮蔽室、23 開口部、
24 気密筒、24a 第1気密筒、24b 第2気密筒、
25a 第1遮蔽扉、25b 第2遮蔽扉、26 ガイドレール、
26a 第1ガイドレール、26b 第2ガイドレール、
27 ダブルシールドアシステム、28 搬送装置、30 マニピュレータ、
32 解体ツール(切断装置、把持装置)、34 多関節アーム、
34a ベース部、35a,35b,35c,35d アーム、
36 回収バスケット

Claims (11)

  1. 原子炉圧力容器の炉底外構造物の解体回収工法であって、
    前記原子炉圧力容器を囲む生体遮蔽壁の外側からペデスタル開口まで延びるガイドレールと、
    前記ガイドレールに案内され、ペデスタル内から生体遮蔽壁外まで、前記炉底外構造物を解体した解体片又は燃料デブリを搬送可能な搬送装置と、
    前記ガイドレールに案内され、前記ペデスタル開口まで移動可能なマニピュレータと、を準備し、
    前記マニピュレータは、その先端に設けられた解体ツールと、前記解体ツールを前記ペデスタル開口から前記ペデスタル内の底面と前記原子炉圧力容器の下面まで3次元的に移動可能な多関節アームと、を有し、
    前記マニピュレータにより、前記炉底外構造物を下部から順に前記解体片に解体し、
    前記搬送装置により、前記解体片又は前記燃料デブリを前記ペデスタル内から前記生体遮蔽壁外まで搬送する、ことを特徴とする炉底外構造物の解体回収工法。
  2. 前記炉底外構造物は、前記原子炉圧力容器に直接固定され鉛直下方に延びる複数のCRDハウジング及び複数のインコアハウジングと、
    前記原子炉圧力容器の下方に設置され前記CRDハウジングを支持するため格子を形成する複数のサポート部材と、を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の炉底外構造物の解体回収工法。
  3. (A)前記解体片又は前記燃料デブリの落下動線が前記多関節アームと交わらないように前記マニピュレータを制御し、前記解体ツールにより、前記ペデスタル開口から最も離れた最遠部から順に、前記サポート部材を撤去するサポート部材撤去工程と、
    (B)前記解体ツールにより、前記ペデスタル開口に最も近い最近部から順に、かつ下端から上部に、前記CRDハウジング、前記インコアハウジング、及びハンガーロッドを切断し撤去するハウジング撤去工程と、を有する、ことを特徴とする請求項2に記載の炉底外構造物の解体回収工法。
  4. 前記サポート部材は、前記原子炉圧力容器の下方に水平に延び両端が固定された複数のレストレイントビームと、
    前記レストレイントビームに上端が固定され鉛直下方に延びる複数の前記ハンガーロッドと、
    前記ハンガーロッドの下端に螺合されたダブルナットで固定され、前記CRDハウジングを支持する複数のサポートブロック及びグリッドプレートと、を有する、ことを特徴とする請求項3に記載の炉底外構造物の解体回収工法。
  5. 前記サポート部材撤去工程において、ハンガーロッドの先端に固定されたダブルナットを機械的又は熱的に撤去し、次いで、サポートブロック、及びグリッドプレートを順に撤去する、または、サポートブロック直上でハンガーロッドを機械的または熱的に切断し、ナットを撤去することなく、サポートブロック、及びグリッドプレートを撤去する、ことを特徴とする請求項3に記載の炉底外構造物の解体回収工法。
  6. 前記ハウジング撤去工程は、
    (A)レストレイントビームの高さまで、前記CRDハウジング、前記インコアハウジング、及び前記ハンガーロッドを切断し撤去する下部撤去工程と、
    (B)前記レストレイントビームを解体し撤去するビーム撤去工程と、を有し、
    前記ビーム撤去工程において、両端支持された前記レストレイントビームの中央部を切断し、次いで片持ち梁状態の自由端からトリミングして全体を解体し撤去する、ことを特徴とする請求項3に記載の炉底外構造物の解体回収工法。
  7. 前記ハウジング撤去工程は、さらに、
    (C)前記原子炉圧力容器の下面近傍まで、前記CRDハウジング及び前記インコアハウジングを切断し撤去する上部撤去工程を有する、ことを特徴とする請求項3に記載の炉底外構造物の解体回収工法。
  8. 前記搬送装置は、搬送容器を有しており、
    前記マニピュレータにより、前記ペデスタル内に落下した前記解体片又は前記燃料デブリを搬送容器内に回収し、
    前記搬送装置により、前記搬送容器を前記生体遮蔽壁外まで搬送する、ことを特徴とする請求項1に記載の炉底外構造物の解体回収工法。
  9. 原子炉圧力容器の炉底外構造物の解体回収設備であって、
    前記原子炉圧力容器を囲む生体遮蔽壁の外側からペデスタル開口まで延びるガイドレールと、
    前記ガイドレールに案内され、ペデスタル内から生体遮蔽壁外まで、前記炉底外構造物を解体した解体片又は燃料デブリを搬送可能な搬送装置と、
    前記ガイドレールに案内され、前記ペデスタル開口まで移動可能なマニピュレータと、を備え、
    前記マニピュレータは、その先端に設けられた解体ツールと、前記解体ツールを前記ペデスタル開口から前記ペデスタル内の底面と前記原子炉圧力容器の下面まで3次元的に移動可能な多関節アームと、を有し、
    前記マニピュレータにより、前記炉底外構造物を下部から順に前記解体片に解体する、ことを特徴とする炉底外構造物の解体回収設備。
  10. 前記多関節アームは、前記ガイドレールに案内され、生体遮蔽壁外から前記ペデスタル開口まで移動可能なベース部と、
    前記ベース部から順に揺動、旋回、又は伸縮可能に取り付けられ、かつ折畳み可能な複数のアームと、を有する、ことを特徴とする請求項9に記載の炉底外構造物の解体回収設備。
  11. 前記解体ツールは、切断装置又は把持装置であり、
    前記切断装置は、機械的切断装置、水ジェット切断装置、又はレーザ切断装置を含む熱的切断装置である、ことを特徴とする請求項9に記載の炉底外構造物の解体回収設備。
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