JP2021103118A - 作業装置の案内方法および放射性廃棄物の処理装置 - Google Patents

作業装置の案内方法および放射性廃棄物の処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】作業装置の案内方法および放射性廃棄物の処理装置において、放射性廃棄物を処理する作業装置を原子炉内に適正に搬送可能として作業性の向上を図る。【解決手段】放射性廃棄物を処理する作業装置を原子炉格納容器の内部に搬送する作業装置の案内方法であって、作業装置のガイド機構を搬送ラインに沿って移動して前部を原子炉格納容器に搬送する工程と、搬送装置をガイド機構が移動した後の搬送ラインに配置する工程と、作業装置を搬送装置により搬送ラインに沿って移動してガイド機構の後部まで搬送する工程と、搬送装置を上昇させて作業装置に接続された駆動用のケーブルを支持する工程と、作業装置をガイド機構の内部を通して原子炉格納容器の内部に搬送する工程とを有する。【選択図】図1

Description

本開示は、作業装置の案内方法、放射性廃棄物の処理装置に関するものである。
例えば、原子力発電プラントにて、原子炉圧力容器内の炉心燃料が原子炉格納容器の中の構造物と一緒に溶融して固化すると、放射性廃棄物としての燃料デブリが発生する。そのため、この燃料デブリなどの放射性廃棄物を原子炉格納容器から外部に取り出して処理する必要がある。
このような技術として、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載された炉内デブリの回収装置は、ロボット移動用ガイドレール上を移動してペデスタルの内部にマニピュレータと支援ロボットを送り込み、生体遮蔽壁の外側に配置される給電部からマニピュレータと支援ロボットに給電を行い、炉内デブリの切削回収や炉内デブリの切削および集塵を行うものである。
特許第6436304号公報
上述した装置では、マニピュレータや支援ロボットをペデスタルに搬送する装置が必要となる。また、マニピュレータや支援ロボットをペデスタルに搬送する動作に追従して、給電部の給電ケーブルをマニピュレータや支援ロボットに接続する必要がある。
本開示は、上述した課題を解決するものであり、放射性廃棄物を処理する作業装置を原子炉内に適正に搬送可能として作業性の向上を図る作業装置の案内方法および放射性廃棄物の処理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本開示の作業装置の案内方法は、放射性廃棄物を処理する作業装置を原子炉格納容器の内部に搬送する作業装置の案内方法であって、前記作業装置のガイド機構を搬送ラインに沿って移動して前記ガイド機構の一端を前記原子炉格納容器に搬送する工程と、搬送装置を前記ガイド機構が移動した後の前記搬送ラインに配置する工程と、前記作業装置を前記搬送装置により前記搬送ラインに沿って移動して前記ガイド機構の移動方向における後部まで搬送する工程と、前記作業装置を前記ガイド機構の内部を通して前記原子炉格納容器の内部に搬送する工程と、を有する。
本開示の放射性廃棄物の処理装置は、原子炉格納容器の内部にある放射性廃棄物を処理する放射性廃棄物の処理装置であって、前記放射性廃棄物を処理する作業装置と、内側に前記作業装置の案内通路が設けられるガイド部材を有するガイド機構と、前記ガイド部材を搬送ラインに沿って前記原子炉格納容器の内部に搬送する第1搬送装置と、待機位置から前記搬送ラインに移動可能であると共に前記作業装置を前記案内通路に搬送する第2搬送装置と、給電用のケーブルを前記作業装置に供給して接続するケーブル供給装置と、を備える。
本開示の作業装置の案内方法および放射性廃棄物の処理装置によれば、放射性廃棄物を処理する作業装置を原子炉内に適正に搬送可能として作業性の向上を図ることができる。
図1は、本実施形態の放射性廃棄物の回収装置を表す正面概略図である。 図2は、本実施形態の放射性廃棄物の回収装置を表す平面概略図である。 図3は、案内装置の走行状態を表す図1のIII−III断面図である。 図4は、第1搬送装置による案内装置の搬送状態を表す図1のIII−III断面図である。 図5は、第2搬送装置の移動状態を表す図1のIII−III断面図である。 図6は、第2搬送装置の上昇状態を表す図1のIII−III断面図である。 図7は、放射性廃棄物の回収作業を表す概略図である。 図8は、放射性廃棄物の回収作業を表す概略図である。 図9は、放射性廃棄物の回収作業を表す概略図である。 図10は、放射性廃棄物の回収作業を表す概略図である。 図11は、放射性廃棄物の回収作業を表す概略図である。 図12は、放射性廃棄物の回収作業を表す概略図である。 図13は、放射性廃棄物の回収作業を表す概略図である。 図14は、放射性廃棄物の回収作業の変形例を表す概略図である。 図15は、沸騰水型原子炉を表す概略図である。 図16は、沸騰水型原子炉を表す水平概略図である。 図17は、放射性廃棄物の回収装置の作動を表す概略図である。 図18は、放射性廃棄物の回収装置の作動を表す概略図である。
以下に図面を参照して、本開示の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
[沸騰水型原子炉]
本実施形態で適用する原子炉は、軽水を原子炉冷却材及び中性子減速材として使用し、軽水を炉心で沸騰させて蒸気を発生させる沸騰水型原子炉(BWR:Boiling Water Reactor)である。図15は、沸騰水型原子炉を表す概略図、図16は、沸騰水型原子炉を表す水平概略図である。
図15および図16に示すように、沸騰水型原子炉100は、原子炉格納容器101内に原子炉102が格納されて構成される。原子炉格納容器101は、原子炉建屋103内に設置され、上端部に上蓋104が取付けられることで密封される。原子炉格納容器101は、内部に形成されたドライウェル105と、冷却水が充填された圧力抑制プールが内部に形成される複数の圧力抑制室106とを有する。ドライウェル105は、ベント通路107を介して圧力抑制室106に連結され、ベント通路107の先端部が圧力抑制プールの冷却水中に浸漬される。
原子炉建屋103は、原子炉格納容器101を支持し、上蓋104の上方に複数に分割されて放射線遮へい体として機能する複数のシールドプラグ108が配置され、複数のシールドプラグ108により原子炉格納容器101が密閉保持される。
原子炉102は、上蓋109が取付けられて構成される原子炉容器110、核燃料物質を含む複数の燃料集合体が装荷された炉心111、気水分離器112、蒸気乾燥器113などにより構成される。この場合、炉心111、気水分離器112、蒸気乾燥器113は、原子炉容器110内に配置される。原子炉容器110は、内部に炉心シュラウド114が配置され、炉心111を取り囲んでいる。炉心111は、内部に複数の燃料集合体が装荷され、この各燃料集合体は、下端部が炉心支持板115により支持され、上端部が上部格子板116によって保持される。気水分離器112は、上部格子板116よりも上方に配置され、蒸気乾燥器113が気水分離器112の上方に配置される。
複数の制御棒117は、下方から炉心111に挿入されるように配置される。複数の制御棒117は、制御棒案内管(図示略)内に配置され、上下方向に移動自在となり、炉心111の内部に配置されている燃料集合体間に対して出し入れされて原子炉出力が制御される。制御棒駆動機構118は、原子炉容器110の下鏡に取付けられており、各制御棒案内管内の制御棒117に連結されている。
原子炉容器110は、炉心構造物として、前述した炉心111だけでなく、気水分離器112、蒸気乾燥器113、炉心シュラウド114、炉心支持板115、上部格子板116、制御棒117などが内部に配置される。
また、原子炉容器110は、原子炉格納容器101内の底部に設けられたコンクリートマット119上に設けられた筒状のペデスタル120上に据付けられる。そして、筒状のγ線遮蔽体121が、ペデスタル120の上端に設置され、原子炉容器110の外側を取り囲んでいる。
ところで、このような原子力発電プラントにて、原子炉容器110の内部の炉心111などが溶融すると、溶融した燃料など溶融物が原子炉容器110の底部に堆積したり、原子炉容器110をも溶融してコンクリートマット119に落下したりする。この場合、原子炉格納容器101は、内部に冷却水が噴射されることで冷却され、ペデスタル120内に冷却水が貯留されることで溶融物が冷却されて固化する。固化した溶融物は、放射性廃棄物Mとして回収対象となる。
本実施形態の作業装置の案内方法が適用される放射性廃棄物の処理装置は、原子炉格納容器101の内部にある放射性廃棄物(デブリ)Mを回収する放射性廃棄物の回収装置10である。放射性廃棄物の回収装置10は、後述するように、少なくとも作業装置11と、案内装置12(いずれも図17参照)とを備える。
原子炉建屋103は、中央部に原子炉102(原子炉容器110)を支持する原子炉格納容器101が配置され、原子炉格納容器101の外側に外部の地面Gとほぼ同じ高さを有する部屋21が設けられる。部屋21は、原子炉102の正常運転時には、作業者が被爆することなく安全に立ち入ることができる空間である。部屋21は、外部とコンクリート製の壁部22により区画される。壁部22に開口部23が形成される。また、部屋21は、コンクリート構造壁を貫通して原子炉格納容器101内に連通する作業孔24が設けられる。
放射性廃棄物の回収装置10は、原子炉建屋103におけるグランドレベルに設置される。放射性廃棄物の回収装置10は、エンクロージャ25を有する。エンクロージャ25は、原子炉格納容器101の作業孔24に連通管26を介して連結される。この場合、エンクロージャ25は、鉄筋コンクリートにより製造することが望ましく、その他、タングステン、ステンレス、鉛、劣化ウランなどを材料として使用してもよい。
[放射性廃棄物の回収装置の概略]
図17および図18は、放射性廃棄物の回収装置の作動を表す概略図である。
図17および図18に示すように、作業装置11は、放射性廃棄物M(図15参照)を処理する加工装置(図示略)を有する。案内装置12は、作業装置11を原子炉格納容器101の外部から作業孔24を通して原子炉格納容器101の内部に移動する。
案内装置12は、ガイド機構30を有する。ガイド機構30は、複数(本実施形態では、4個)のガイド部材31,32,33,34を有する。複数のガイド部材31,32,33,34は、筒形状をなし、外径及び内径が同径であり、内部が作業装置11の案内通路となる。本実施形態にて、複数のガイド部材31,32,33,34は、軸方向に沿って直列に配置され、屈曲自在に連結される。但し、複数のガイド部材31,32,33,34を屈曲しない1個の筒部材で構成してもよい。
作業装置11と案内装置12は、エンクロージャ25の内部に配置される。案内装置12は、エンクロージャ25から連通管26(作業孔24)を通して原子炉格納容器101の内部に送り出される。案内装置12が原子炉格納容器101の内部に送り出されたとき、作業装置11は、ガイド機構30のガイド部材31,32,33,34を通して先端部まで移動している。そして、ガイド機構30のガイド部材31に対して、各ガイド部材32,33,34を屈曲し、作業装置11をペデスタル120の作業孔131に挿入し、作業装置11の加工装置により放射性廃棄物Mを切削して回収する。
[放射性廃棄物の回収装置の詳細]
図1は、本実施形態の放射性廃棄物の回収装置を表す正面概略図、図2は、本実施形態の放射性廃棄物の回収装置を表す平面概略図、図3は、案内装置の走行状態を表す図1のIII−III断面図、図4は、第1搬送装置による案内装置の搬送状態を表す図1のIII−III断面図、図5は、第2搬送装置の移動状態を表す図1のIII−III断面図、図6は、第2搬送装置の上昇状態を表す図1のIII−III断面図である。
図1から図6に示すように、放射性廃棄物の回収装置10は、原子炉格納容器101の内部にある放射性廃棄物M(いずれも図15参照)を処理するものであって、作業装置11と案内装置12に加えて、第1搬送装置41と、第2搬送装置42と、第3搬送装置43と、ケーブル供給装置44とを備える。
エンクロージャ25は、長方形の中空箱型形状である。第1搬送装置41と第2搬送装置42は、エンクロージャ25の内部に配置され、ケーブル供給装置44は、エンクロージャ25の外部で、上部に配置される。なお、ケーブル供給装置44をエンクロージャ25の内部に配置してもよい。
第1搬送装置は、複数(本実施形態では2個)の搬送台車51,52を有する。第1搬送台車51と第2搬送台車52は、同じ構成である。第1搬送装置41は、案内装置12(ガイド機構30)のガイド部材31(32,33,34)を搬送ラインLに沿って原子炉格納容器101(図15参照)の内部に搬送可能である。第2搬送装置42は、複数の搬送台車53を有する。複数の搬送台車53は、同じ構成である。第2搬送装置42は、搬送台車53を待機位置Sから搬送ラインLに移動可能であると共に、作業装置11をガイド部材31,32,33,34の案内通路に搬送可能である。待機位置Sは、搬送ラインLに対して水平方向に隣接して設けられる。
エンクロージャ25は、内部の床面にガイドレール54が敷設される。ガイドレール54は、エンクロージャ25の長手方向に沿って、且つ、長手方向の全域に配置される。ガイドレール54は、設置部54aと、起立部54bと、水平支持部54cとを有する。設置部54aは、水平方向に沿って配置され、エンクロージャ25の内部の床面に固定される。起立部54bは、鉛直方向に沿って配置され、下端部が設置部54aに連結され、上端部に水平支持部54cが固定される。水平支持部54cは、水平方向に沿って配置され、上面に水平な第1支持面54dが設けられる。
案内装置12(ガイド機構30)のガイド部材31(32,33,34)は、ガイド部材本体31aと、複数の車輪31bとを有する。ガイド部材本体31aは、四角筒形状をなすが、円筒形状や多角形状などであってもよい。ガイド部材本体31aは、下部に車輪31bが装着される。ガイド部材31は、車輪31bがガイドレール54の第1支持面54dを転動することで、ガイドレール54に沿って移動可能である。ガイド部材31は、ガイド部材本体31aの内部に案内通路31cが設けられる。他のガイド部材32,33,34も同様に、内部に案内通路が設けられる。作業装置11は、ガイド部材31の案内通路31cを移動可能である。作業装置11は、遠隔操作により自走可能である。作業装置11は、図示しないが、先端部にカメラが装着されると共に、下部に駆動輪が装着される。そして、作業装置11は、内部に加工装置が収容される。
第1搬送装置41において、第1搬送台車51は、本体部51aと、連結部51bと、車輪51cと、走行用モータ51dとを有する。本体部51aは、ガイドレール54の第1支持面54d上に配置され、ガイド部材31におけるガイド部材本体31aの下面を支持可能である。連結部51bは、水平支持部54cの一側部を取り囲むように配置され、上端部に本体部51aが連結され、下端部に車輪51cが装着される。走行用モータ51dは、本体部51aおよび連結部51bに固定され、下方に延出する出力軸にピニオン51eが固定される。一方、ガイドレール54は、設置部54aにレール部55が固定される。レール部55は、ガイドレール54の長手方向に沿って配置され、上面に水平な第2支持面55aが設けられる。第1搬送台車51は、車輪51cが第2支持面55aを転動自在である。レール部55は、側部にラック55bが固定される。走行用モータ51dは、ピニオン51eがレール部55のラック55bに噛み合う。
そのため、走行用モータ51dを駆動すると、ピニオン51eが回転し、ピニオン51eがラック55bに噛み合いながら転動することで、第1搬送台車51は、車輪51cが第2支持面55aを転動しながら、ガイドレール54に沿って移動する。第1搬送台車51がガイドレール54に沿って移動すると、案内装置12(ガイド機構30)のガイド部材31(32,33,34)を同方向に移動することができる。なお、第2搬送台車52も同様の構成である。
第2搬送装置42において、搬送台車53は、本体部53aと、車輪53bと、枠体53cと、複数(本実施形態では、3個)のローラ53dと、複数の昇降装置53eとを有する。本体部53aは、矩形の板形状であり、下部に車輪53bが装着される。車輪53bは、第1支持面54dを転動自在である。枠体53cは、本体部53aの上方に配置される。枠体53cは、内側に複数のローラ53dが回転自在に装着される。ローラ53dは、搬送ラインLに直交する水平方向に沿った軸心を中心に回転する。複数の昇降装置53eは、本体部53aの各端部に配置される。昇降装置53eは、駆動ロッドの先端部が枠体53cに連結される。なお、枠体53cと複数のローラ53dによりローラコンベアが構成される。
また、第2搬送装置42は、複数の搬送台車53を搬送ラインLに直交する水平方向に移動する移動装置56を有する。移動装置56は、エアシリンダ56aを有する。移動装置56は、エアシリンダ56aに限らず、油圧エアシリンダや電動シリンダ、ラックとピニオン装置、ねじ装置などであってもよい。エアシリンダ56aは、ガイドレール54の水平支持部54c(第1支持面54d)に固定され、駆動ロッドの先端部が搬送台車53に連結される。
そのため、複数の搬送台車53は、待機位置Sに配置される。移動装置56のエアシリンダ56aを駆動すると、駆動ロッドが伸長し、搬送台車53を搬送ラインLに移動することができる。一方、エアシリンダ56aの駆動ロッドが収縮させると、搬送台車53を搬送ラインLから待機位置Sに戻すことができる。そして、搬送台車53が搬送ラインLに位置するとき、複数のローラ53dにより作業装置11を支持して移動することができる。作業装置11の移動は、複数のローラ53dを駆動してもよい。また、昇降装置53eを駆動すると、駆動ロッドが伸長し、下降位置にあるローラコンベア(枠体53cと複数のローラ53d)を上昇位置に移動することができる。ここで、下降位置とは、複数のローラ53dの上面がガイド部材31の案内通路31cの下面と一致する高さである。また、上昇位置とは、作業装置11に接続されたケーブル46を水平方向に沿って支持できる高さである。
第3搬送装置43は、ウインチユニット57を有する。エンクロージャ25は、内部の天井面にガイドレール58が固定される。ガイドレール58は、エンクロージャ25の長手方向に沿って、且つ、長手方向の全域に配置される。ウインチユニット57は、ガイドレール58に沿って移動自在に吊り下げ支持され、把持部57aを有する。把持部57aは、案内装置12(ガイド機構30)のガイド部材31(32,33,34)を吊り下げ支持可能である。そのため、第3搬送装置43のウインチユニット57は、把持部57aがガイド部材31を吊り下げ支持した状態で、エンクロージャ25の長手方向に移動することができる。
ケーブル供給装置44は、給電用のケーブル46を作業装置11に供給して接続するものである。ここで、ケーブルは、作業装置11に駆動力を供給する電力線、エア配管、油圧配管など、または、作業装置11に対する制御信号や作業装置11からの検出信号を送信する信号線などである。ケーブル供給装置44は、筐体の内部に1個または複数のシーブが収容されて構成される。シーブは、ケーブル46を巻き取って支持する。駆動装置によりシーブを正転駆動することで、ケーブル46を送り出し可能であり、駆動装置によりシーブを逆転駆動することで、ケーブル46を巻き取り可能である。ケーブル供給装置44は、遠隔操作でケーブル46の端部を作業装置11に接続するロボットを有する。
[放射性物質の回収装置および方法]
図7から図13は、放射性廃棄物の回収作業を表す概略図である。
図7から図13に示すように、放射性物質の回収装置10は、作業装置11を作業孔24から原子炉格納容器101の内部に搬送して放射性廃棄物Mを回収するものである。ここで、原子炉建屋103の安全な場所に管理室が設けられており、この管理室に操作制御装置が設置される。作業者は、操作制御装置により放射性物質の回収装置10を構成する作業装置11、案内装置12、第1搬送装置41、第2搬送装置42、第3搬送装置43、ケーブル供給装置44などを遠隔操作可能である。この場合、操作制御装置と回収装置10とは、無線送信装置または有線送信装置により接続される。
本実施形態の作業装置の案内方法は、作業装置11の案内装置12を搬送ラインLに沿って移動して前部を原子炉格納容器101に搬送する工程と、第2搬送装置42を案内装置12が移動した後の搬送ラインLに配置する工程と、作業装置11を第2搬送装置42により搬送ラインLに沿って移動して案内装置12の後部まで搬送する工程と、第2搬送装置42を上昇させて作業装置11に接続された駆動用のケーブル46を支持する工程と、作業装置11を案内装置12の内部を通して原子炉格納容器101の内部に搬送する工程とを有する。
図7に示すように、原子炉102(図15参照)は、原子炉格納容器101に支持され、原子炉格納容器101の外側に地面Gとほぼ同じ高さを有する部屋21が設けられ、部屋21は、壁部22により区画される。また、壁部22に対して部屋21の外部に管理区域27を設ける。まず、壁部22を切削加工して開口部23を形成する。第1エンクロージャ25aを開口部23から部屋21に搬入する。そして、第1エンクロージャ25aと作業孔24とを予め配置した連通管26により連通する。
図8に示すように、次に、第2エンクロージャ25bを開口部23から部屋21に搬入する。第1エンクロージャ25aの後部と第2エンクロージャ25bの前部を連通する。この場合、第1エンクロージャ25aの後部と第2エンクロージャ25bの前部にそれぞれ予め開口を形成して蓋を取付けておき、蓋を取り外すことで両者を連通する。そして、第1エンクロージャ25aと第2エンクロージャ25bとを連結部61により連結する。そのため、第1エンクロージャ25aと第2エンクロージャ25bとによりエンクロージャ25が構成される。エンクロージャ25は、一部が開口部23を閉塞し、前部が連通管26により作業孔24に連通し、後部が開閉扉62により外部に連通する。エンクロージャ25は、外部の空間と隔離された空間部を形成するものであり、作業者は、エンクロージャ25の外部から遠隔操作または図示しないマニピュレータを用いて内部の作業を行うことができる。
エンクロージャ25は、内部に第1搬送装置41と第2搬送装置42と第3搬送装置43が配置される。各搬送装置41,42,43は、予め第1エンクロージャ25aや第2エンクロージャ25bの内部に配置しておいてもよいし、開閉扉62によりエンクロージャ25の内部に搬入してもよい。第1搬送装置41は、2台の搬送台車51,52を有する。搬送台車51,52は、エンクロージャ25の内部の床面に敷設されたガイドレール54に沿ってエンクロージャ25の長手方向に沿って移動可能である。第2搬送装置42は、複数台の搬送台車53を有する。搬送台車53は、待機位置Sと搬送ラインL(いずれも図2参照)との間で移動自在である。第3搬送装置43は、ウインチユニット57を有する。ウインチユニット57は、エンクロージャ25の内部の天井面に敷設されたガイドレール58に沿ってエンクロージャ25の長手方向に沿って移動可能である。
搬送台車51,52は、案内装置12のガイド部材31,32,33,34(図10参照)を搭載可能であり、ウインチユニット57は、ガイド部材31,32,33,34を吊り下げ支持可能である。搬送台車51,52とウインチユニット57を移動することで、ガイド部材31,32,33,34を連通管26(作業孔24)から原子炉格納容器101の内部に送り出すことができる。
図9に示すように、エンクロージャ25が設置されると、ケーブル供給装置44を設置する。ケーブル供給装置44は、給電部から作業装置11へ電力を供給するためのケーブル46を巻き取って収容したものである。壁部22を開口部23から切削加工して開口部23aを形成する。エンクロージャ25の上部にケーブル供給装置44を配置し、開口部23aに嵌合する。なお、壁部22の開口部23aは、事前に形成しておいてもよい。
図10に示すように、開閉扉62から案内装置12のガイド機構30(ガイド部材31,32,33,34)をエンクロージャ25の内部に搬入する。このとき、ガイド部材31,32,33,34を搬送台車51,52に搭載し、ウインチユニット57により吊り下げ支持する。そして、図4および図11に示すように、連通管26の開閉弁26aを開放し、搬送台車51,52とウインチユニット57を移動し、ガイド部材31,32,33,34を連通管26(作業孔24)から原子炉格納容器101の内部に送り出す。
ガイド部材31,32,33,34の後端部がケーブル供給装置44の前端部を通過したとき、ガイド部材31,32,33,34の移動を停止する。ここで、図2に示すように、移動装置56を作動することで、待機位置Sにある搬送台車53を、搬送台車52に搭載された案内装置12が移動した後の搬送ラインLに配置する。そして、開閉扉62から作業装置11をエンクロージャ25の内部に搬入する。複数の搬送台車53におけるローラ53dを回転することで、作業装置11を搬送ラインLに沿って移動する。作業装置11は、前部がガイド部材31,32,33,34の後端部に接近した位置で停止する。
図11に示すように、ここで、ケーブル供給装置44からエンクロージャ25の内部に送り出したケーブル46の端部を作業装置11に接続する。そして、図5および図12に示すように、作業装置11を移動してガイド機構30のガイド部材31(32,33,34)の内部に設けられる案内通路31cに挿入する。作業装置11がガイド部材31の案内通路31cに挿入されると、図1に示すように、作業装置11より後方に位置する搬送台車53にて、昇降装置53eを駆動し、下降位置にあるローラコンベア(枠体53cと複数のローラ53d)を上昇位置に移動する。すると、図6および図13に示すように、作業装置11に接続されたケーブル46は、折れ曲がることなく水平方向に直線状をなして搬送台車53に支持される。なお、作業装置11の前部がガイド部材31の後端部に接近した位置で、ケーブル46を作業装置11に接続したが、作業装置11がガイド部材31の案内通路31cに挿入されてから、ケーブル46を作業装置11に接続してもよい。また、ケーブル供給装置44から送り出したケーブル46の端部を作業装置11に接続し、作業装置11をガイド機構30の内部に挿した後、搬送台車53のローラコンベアを上昇させたが、ケーブル46の端部を作業装置11に接続する前に、搬送台車53のローラコンベアを上昇させてもよい。
その後、ガイド部材31,32,33,34が原子炉格納容器101の内部に送り出されると、作業装置11をガイド部材31,32,33,34の案内通路31cを通して先端部まで移動する。この場合、作業装置11が自走して移動してもよいし、別途設けた移動装置により作業装置11を移動させてもよい。そして、ガイド部材34がペデスタル120の作業孔131に挿入されると、作業装置11の加工装置により放射性廃棄物Mを切削して回収する。
なお、図1および図2、図18に示すように、原子炉格納容器101の内部で作業装置11の加工装置が放射性廃棄物Mを切削して回収すると、作業装置11は、ガイド部材31,32,33,34の案内通路31cを通してエンクロージャ25に戻る。このとき、待機位置Sに別の作業装置11を待機させておく。この場合、待機位置にある複数の搬送台車53のうち、移動装置56により1個おきに搬送台車53を搬送ラインLに移動させておく。そして、案内装置12により原子炉格納容器101から回収した作業装置11を搬送ラインLにより搬出する。その後、待機位置Sにある作業装置11を搬送ラインL沿って移動し、案内装置12により原子炉格納容器101に搬送する。これにより、作業装置11による放射性廃棄物Mの回収作業を継続して実施できる。
また、放射性廃棄物の回収作業は、上述した方法に限定されるものではない。図14は、放射性廃棄物の回収作業の変形例を表す概略図である。
図14に示すように、ケーブル供給装置44は、エンクロージャ25の内部に配置される。ガイド部材31,32,33,34が所定の位置で停止すると、移動装置56を作動することで、待機位置Sにある搬送台車53を、搬送台車52に搭載された案内装置12が移動した後の搬送ラインLに配置する。そして、作業装置11をエンクロージャ25の内部に搬入する。複数の搬送台車53におけるローラ53dを回転することで、作業装置11を搬送ラインLに沿って所定距離だけ移動する。
ここで、ケーブル供給装置44から送り出したケーブル46の端部を作業装置11に接続する。そして、作業装置11を自走により移動し、ガイド機構30のガイド部材31(32,33,34)の内部に設けられる案内通路31cに挿入する。作業装置11がガイド部材31の案内通路31cに挿入されると、作業装置11より後方に位置する搬送台車53にて、昇降装置53eを駆動し、下降位置にあるローラコンベア(枠体53cと複数のローラ53d)を上昇位置に移動する。すると、作業装置11に接続されたケーブル46は、折れ曲がることなく水平方向に直線状をなして搬送台車53に支持される。
[実施形態の作用効果]
第1の態様に係るケーブル供給装置は、放射性廃棄物Mを処理する作業装置11を原子炉格納容器101の内部に搬送する作業装置の案内方法であって、作業装置11のガイド機構30を搬送ラインLに沿って移動して前記ガイド機構30の一端部を原子炉格納容器101に搬送する工程と、第2搬送装置42をガイド機構30が移動した後の搬送ラインLに配置する工程と、作業装置11を第2搬送装置42により搬送ラインLに沿って移動してガイド機構30の移動方向における後部まで搬送する工程と、作業装置11をガイド機構30の内部を通して原子炉格納容器101の内部に搬送する工程とを有する。
第1の態様に係る放射性物質の処理装置は、案内装置12を搬送ラインLに沿って移動することで一端部を原子炉格納容器101に搬送した後、第2搬送装置42を搬送ラインLに配置し、第2搬送装置42により作業装置11を搬送ラインLに沿って移動して案内装置12に接近させる。そのため、1個の搬送ラインLで案内装置12と作業装置11を連続して原子炉格納容器101に搬送することができ、また、作業装置11に接続されたケーブル46も安定して搬送することができる。その結果、放射性廃棄物Mを処理する作業装置11を原子炉格納容器101に適正に搬送可能として作業性の向上を図ることができる。
第2の態様に係る放射性物質の処理装置は、第2搬送装置42が搬送ラインLに隣接した待機位置Sに配置され、待機位置Sから搬送ラインLに移動する。これにより、第2搬送装置42を待機位置Sと搬送ラインLとの間で迅速に移動することができる。
第3の態様に係る放射性物質の処理装置は、第2搬送装置42は、搬送ラインLに沿って配置される複数のローラコンベア(ローラ53d)を有する。これにより、第2搬送装置42の簡素化を図ることができる。
第4の態様に係る放射性物質の処理装置は、第2搬送装置42は、ローラコンベアを上昇させ、作業装置11に接続されたケーブル46を水平方向に沿って直線状をなすように支持する。ケーブル46は、作業装置11における高さ方向の中間位置に接続されることから、搬送台車53により作業装置11の支持高さと、作業装置11に接続されたケーブル46の支持高さが相違する。そのため、ケーブル46が作業装置11に接続された後、作業装置11より後方のローラコンベアを上昇させることで、作業装置11に接続されたケーブル46が折れ曲がることなく、搬送台車53により適正に支持することができる。
第5の態様に係る放射性物質の処理装置は、作業装置11をガイド機構30が移動した後の搬送ラインLにおいて、ケーブル46を作業装置11に接続する。これにより、ケーブル46を作業装置11に容易に接続することができる。
第6の態様に係る放射性物質の処理装置は、待機位置Sに第2の作業装置11を待機させ、ガイド機構30により原子炉格納容器101から回収した第1の作業装置11を搬送ラインLに沿って搬出した後、待機位置Sにある第2の作業装置11を搬送ラインLに移動し、ガイド機構30により原子炉格納容器101に搬送する。これにより、作業装置11の交換作業の作業時間を短縮することができ、作業装置11による放射性廃棄物Mの回収作業を継続して効率良く実施することができる。
第7の態様に係る放射性物質の処理装置は、原子炉格納容器101の内部にある放射性廃棄物Mを処理する放射性廃棄物の回収装置10であって、放射性廃棄物Mを処理する作業装置11と、内側に作業装置11の案内通路が設けられるガイド部材31,32,33,34を有するガイド機構30と、ガイド部材31,32,33,34を搬送ラインLに沿って原子炉格納容器101の内部に搬送する第1搬送装置41と、待機位置Sから搬送ラインLに移動可能であると共に作業装置11を案内通路に搬送する第2搬送装置42と、給電用のケーブル46を作業装置11に供給して接続するケーブル供給装置44とを備える。これにより、放射性廃棄物Mを処理する作業装置11を原子炉格納容器101に適正に搬送可能として作業性の向上を図ることができ、放射性廃棄物Mの回収作業を効率良く実施することができる。
なお、上述した実施形態では、第1搬送装置41を搬送台車51,52とし、第2搬送装置42を搬送台車53としたが、この構成に限定されるものではない。第1搬送装置41や第2搬送装置42として、第3搬送装置43などのウインチユニット57を適用してもよい。
また、上述した実施形態では、待機位置Sを搬送ラインLに対して水平方向に隣接した位置としたが、待機位置Sを搬送ラインLに対して鉛直方向に隣接した位置としてもよい。
また、上述した実施形態では、本発明の作業装置の案内方法を沸騰水型原子炉の原子炉格納容器から放射性廃棄物を取り出す作業に適用して説明したが、原子炉は、沸騰水型原子炉に限らず、加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)など、その他の形式の原子炉にも適用することができる。
10 回収装置(処理装置)
11 作業装置
12 案内装置
21 部屋
22 壁部
23 開口部
24 作業孔
25 エンクロージャ
30 ガイド機構
31,32,33,34 ガイド部材
41 第1搬送装置
42 第2搬送装置
43 第3搬送装置
44 ケーブル供給装置
46 ケーブル
51 第1搬送台車
52 第2搬送台車
53 搬送台車
54 ガイドレール
55 ガイド部材
56 移動装置
57 ウインチユニット
58 ガイドレール
100 沸騰水型原子炉
101 原子炉格納容器
102 原子炉
103 原子炉建屋
105 ドライウェル
110 原子炉容器
111 炉心
114 炉心シュラウド
119 コンクリートマット
120 ペデスタル
121 γ線遮蔽体
131 作業孔
M 放射性廃棄物
L 搬送ライン
S 待機位置

Claims (7)

  1. 放射性廃棄物を処理する作業装置を原子炉格納容器の内部に搬送する作業装置の案内方法であって、
    前記作業装置のガイド機構を搬送ラインに沿って移動して前記ガイド機構の一端を前記原子炉格納容器に搬送する工程と、
    搬送装置を前記ガイド機構が移動した後の前記搬送ラインに配置する工程と、
    前記作業装置を前記搬送装置により前記搬送ラインに沿って移動して前記ガイド機構の移動方向における後部まで搬送する工程と、
    前記作業装置を前記ガイド機構の内部を通して前記原子炉格納容器の内部に搬送する工程と、
    を有する作業装置の案内方法。
  2. 前記搬送装置は、前記搬送ラインに隣接した待機位置に配置され、前記待機位置から前記搬送ラインに移動する、
    請求項1に記載の作業装置の案内方法。
  3. 前記搬送装置は、前記搬送ラインに沿って配置される複数のローラコンベアを有する、
    請求項1または請求項2に記載の作業装置の案内方法。
  4. 前記搬送装置は、前記ローラコンベアを上昇させ、前記作業装置に接続された駆動用のケーブルを水平方向に沿って直線状をなすように支持する、
    請求項3に記載の作業装置の案内方法。
  5. 前記ガイド機構が移動した後の前記搬送ラインにおいて、駆動用のケーブルを前記作業装置に接続する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の作業装置の案内方法。
  6. 前記待機位置に第2の前記作業装置を待機させ、前記ガイド機構により前記原子炉格納容器から回収した第1の前記作業装置を前記搬送ラインに沿って搬出した後、前記待機位置にある第2の前記作業装置を前記搬送ラインに移動し、前記ガイド機構により前記原子炉格納容器に搬送する、
    請求項2に記載の作業装置の案内方法。
  7. 原子炉格納容器の内部にある放射性廃棄物を処理する放射性廃棄物の処理装置であって、
    前記放射性廃棄物を処理する作業装置と、
    内側に前記作業装置の案内通路が設けられるガイド部材を有するガイド機構と、
    前記ガイド部材を搬送ラインに沿って前記原子炉格納容器の内部に搬送する第1搬送装置と、
    待機位置から前記搬送ラインに移動可能であると共に前記作業装置を前記案内通路に搬送する第2搬送装置と、
    給電用のケーブルを前記作業装置に供給して接続するケーブル供給装置と、
    を備える放射性廃棄物の処理装置。
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