JP2016200401A - 廃棄物移送設備と廃棄物移送方法 - Google Patents

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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

【課題】原子炉圧力容器を囲む生体遮蔽壁に、新たに遮蔽壁開口(新設開口)を設け、新設開口から解体回収装置をペデスタル内に搬送する場合に、解体回収装置が解体し回収した廃棄物(燃料デブリ等)を解体回収作業と並行してペデスタル内から生体遮蔽壁外まで移送することができる廃棄物移送設備と廃棄物移送方法を提供する。
【解決手段】遮蔽壁開口(既設開口14)を有する生体遮蔽壁1aに、既設開口14を囲んで設置された気密の中間遮蔽室22と、中間遮蔽室22に直列に連結可能かつ分離可能な気密の回収遮蔽室30と、回収遮蔽室30に格納され、中間遮蔽室22と既設開口14を通り抜け、スロープ15を介して、ペデスタル内と回収遮蔽室30の間を往復動可能な回収台車40と、を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、原子炉圧力容器のペデスタル内から生体遮蔽壁外まで廃棄物を移送する廃棄物移送設備と廃棄物移送方法に関する。
破損した原子炉圧力容器のペデスタル内には、原子炉から溶融落下した燃料デブリ等が存在する可能性がある。
そこで、ペデスタル内の燃料デブリ等を回収する手段として、特許文献1〜4が提案されている。
特許文献1の「放射性物質の処理設備」では、原子炉建屋における地面と同じ高さのグランドレベルにある部屋に、周囲が放射線遮蔽壁により気密に形成される処理用セルを設置し、この処理用セルを原子炉格納容器の機器ハッチに連結する。
特許文献2の「原子炉格納容器内部の遠隔調査方法および装置」では、原子炉格納容器のハッチ外周辺にハッチを覆うハッチ開閉装置、及び内側と外側の環境隔離装置を設置して三重障壁構造の環境隔離装置を設ける。原子炉格納容器内部および内側環境隔離装置内部を水で満たしてハッチを開放し、ハッチから炉内遠隔駆動装置を原子炉格納容器内部に挿入し、内部状況の調査を遠隔操作で実施する。
特許文献3の「原子力プラントにおける核燃料物質取り出し方法」では、放射性廃棄物処理建屋から原子炉建屋の側壁に開口部を形成する。放射性廃棄物処理建屋内から、この開口部を通して、原子炉格納容器を取り囲む生体遮蔽体に形成された制御棒駆動機構ハッチに向かって放射線遮蔽体によりアクセス通路を形成する。このアクセス通路内の第2放射線遮蔽室内に多関節アクセス装置を移動させ、多関節アーム先端部の破砕機によって溶融核燃料物質を破砕する。この破砕片を多関節アーム先端部に設けた掴み具で掴んで原子炉格納容器外に取り出す。
特許文献4の「原子炉格納容器内部の遠隔作業方法」は、作業空間におけるハッチの周囲に第1隔壁を気密に設ける工程と、第1隔壁の外側に第2隔壁を気密に設ける工程と、ハッチの蓋を取り外し、パスに沿って第1隔壁の内側からCRD収容空間まで作業機器を移動させる工程と、CRD収容空間における作業の終了後に作業機器を第1隔壁の内側に戻してハッチを蓋で閉止する工程と、を含む。
特開2015−10947号公報 特開2014−185921号公報 特開2014−70946号公報 特開2013−117491号公報
沸騰水型原子力プラントの原子炉建屋には、原子炉圧力容器を囲む生体遮蔽壁に遮蔽壁開口が設けられており、この遮蔽壁開口は、開閉可能なハッチで通常は閉じられている。
また、遮蔽壁開口は、原子炉圧力容器のペデスタルに設けられた開口(ペデスタル開口)に対向して位置しており、その間に、遮蔽壁開口とペデスタル開口を連結するスロープ(レールとも呼ばれる)が設けられている。
上述した特許文献1〜4では、既設の遮蔽壁開口(以下、「既設開口」と呼ぶ)に設けられたハッチを介して、破砕機、調査機、作業機器、多関節アーム、などの解体回収装置をペデスタル内まで搬送している。
しかし、既設開口の寸法は小さく(内径約550mmの円形穴)、遮蔽壁からペデスタルまでの距離は長い(約8m)。そのため、既設開口を通し、既設のスロープを利用してペデスタル内まで解体回収装置を搬送するためには、解体回収装置を非常に小型化する必要があった。
また、他の手段でペデスタル内に解体回収装置を搬送できる場合でも、解体回収の作業効率を高め、工期を短縮するためには、解体回収装置が解体し回収した廃棄物(燃料デブリ等)を、解体回収作業と並行してペデスタル内から生体遮蔽壁外まで移送する必要がある。
本発明は、かかる要望を満たすために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、原子炉圧力容器を囲む生体遮蔽壁に、新たに遮蔽壁開口(新設開口)を設け、新設開口から解体回収装置をペデスタル内に搬送する場合に、解体回収装置が解体し回収した廃棄物(燃料デブリ等)を解体回収作業と並行してペデスタル内から生体遮蔽壁外まで移送することができる廃棄物移送設備と廃棄物移送方法を提供することにある。
本発明によれば、ペデスタル開口と遮蔽壁開口との間に設置されたスロープを用いてペデスタル内から生体遮蔽壁外まで廃棄物を移送する廃棄物移送設備であって、
前記遮蔽壁開口を有する生体遮蔽壁に、前記遮蔽壁開口を囲んで設置された気密の中間遮蔽室と、
前記中間遮蔽室に直列に連結可能かつ分離可能な気密の回収遮蔽室と、
前記回収遮蔽室に格納され、前記中間遮蔽室と前記遮蔽壁開口を通り抜け、前記スロープを介して、前記ペデスタル内と前記回収遮蔽室の間を往復動可能な回収台車と、を備えたことを特徴とする廃棄物移送設備が提供される。
前記中間遮蔽室は、回収遮蔽室側に設けられた第1遮蔽扉と、前記第1遮蔽扉の内側から前記スロープまで前記回収台車を案内する中間レールと、を有する。
前記回収遮蔽室は、中間遮蔽室側に設けられた第2遮蔽扉と、前記回収台車を内部から前記第2遮蔽扉及び前記第1遮蔽扉を通り抜けて前記中間レールまで案内する回収レールと、前記回収台車に一端が固定されたケーブルと、ケーブルを巻取り可能な巻取装置と、を有し、
前記回収レールは、その先端が前記第2遮蔽扉及び前記第1遮蔽扉を通り抜けて前記中間レールの後端に近接又は密着する位置まで水平移動する。
前記ケーブルは、牽引ワイヤと動力線を含んでおり、
前記巻取装置は、前記牽引ワイヤを介して前記回収台車を前記スロープに沿って牽引可能である。
前記回収台車は、廃棄物を収容する回収容器を搬送可能であり、
前記回収遮蔽室は、前記回収容器を内部で移載する容器移載装置を有する。
前記回収台車は、前記スロープの幅方向に延びる水平ピンで互いに連結された前方台車と後方台車とを有し、
前記前方台車と前記後方台車は、それぞれ、自走可能な駆動車輪と、前記スロープに沿って操舵可能な自動操舵装置とを有する。
前記回収遮蔽室を搭載し搬送する搬送車両をさらに備える。
また、本発明によれば、ペデスタル開口と遮蔽壁開口との間に設置されたスロープを用いてペデスタル内から生体遮蔽壁外まで廃棄物を移送する廃棄物移送方法であって、
(A)前記遮蔽壁開口を有する生体遮蔽壁に、前記遮蔽壁開口を囲んで設置された気密の中間遮蔽室と、
前記中間遮蔽室に直列に連結可能かつ分離可能な気密の回収遮蔽室と、
前記回収遮蔽室に格納され、前記中間遮蔽室と前記遮蔽壁開口を通り抜け、前記スロープを介して、前記ペデスタル内と前記回収遮蔽室の間を往復動可能な回収台車と、を準備する準備工程と、
(B)前記回収台車を格納した前記回収遮蔽室を前記中間遮蔽室に連結するドッキング工程と、
(C)前記回収遮蔽室内の回収レールを前記中間遮蔽室内の中間レールに連結するレール連結工程と、
(D)前記回収台車を、前記中間遮蔽室と前記遮蔽壁開口を通り抜け、前記スロープを介して、前記ペデスタル内と前記回収遮蔽室の間を往復動させる廃棄物回収工程と、を有することを特徴とする廃棄物移送方法が提供される。
前記レール連結工程において、
(C1)前記回収遮蔽室の中間遮蔽室側に設けられた第2遮蔽扉を開き、
(C2)前記中間遮蔽室の回収遮蔽室側に設けられた第1遮蔽扉を開き、
(C3)前記第2遮蔽扉及び前記第1遮蔽扉を通り抜けて前記回収遮蔽室内の回収レールを前進させ、前記回収レールの先端を前記中間レールの後端に近接又は密着させる。
前記廃棄物回収工程において、
(D1)前記回収遮蔽室において、空の回収容器を前記回収台車に搭載し、
(D2)前記中間遮蔽室と前記遮蔽壁開口を通り抜けて、前記回収台車を、前記回収遮蔽室から前記ペデスタル開口まで搬入し、
(D3)前記遮蔽壁開口と前記中間遮蔽室を通り抜けて、前記回収台車を、前記ペデスタル開口から前記回収遮蔽室まで搬出し、
(D4)前記回収遮蔽室において、廃棄物を収容した前記回収容器を、前記回収台車から保管位置に移載する。
(E)前記回収台車を格納した前記回収遮蔽室を前記中間遮蔽室から分離する分離工程と、
(F)分離した前記回収遮蔽室を搬送車両により搬送する搬送工程と、を有する。
前記分離工程において、
(E1)前記回収台車を、前記回収遮蔽室内に収容し、
(E2)前記回収遮蔽室内の回収レールを後退させて、前記回収レールを前記回収遮蔽室内に収容し、
(E3)前記中間遮蔽室の回収遮蔽室側に設けられた第1遮蔽扉と、前記回収遮蔽室の中間遮蔽室側に設けられた第2遮蔽扉とを全閉し、
(E4)前記回収遮蔽室を前記中間遮蔽室から分離する。
本発明によれば、ペデスタル開口に対向して位置する遮蔽壁開口(既設開口)を有する生体遮蔽壁に、遮蔽壁開口を囲んで設置された気密の中間遮蔽室と、これに気密かつ直列に連結可能かつ分離可能な気密の回収遮蔽室と、を備える。また、ペデスタル開口と遮蔽壁開口との間にはスロープが設置されている。
従って、回収遮蔽室に格納された回収台車を、中間遮蔽室と遮蔽壁開口を通り抜け、スロープを介して、ペデスタル内と回収遮蔽室の間を往復動させることができる。
これにより、原子炉圧力容器を囲む生体遮蔽壁に新たに遮蔽壁開口(新設開口)を設け、新設開口から解体回収装置をペデスタル内に搬送した場合に、解体回収装置が解体し回収した廃棄物(燃料デブリ等)を解体回収作業と並行してペデスタル内から生体遮蔽壁外まで移送することができる。
さらに本発明によれば、新たに遮蔽壁開口(新設開口)を設けるので、既設開口よりも大きな解体回収装置をペデスタル内に搬入することができ、ペデスタル内の全域から燃料デブリ等を解体し回収することができる。
従って、ペデスタル内での解体回収と、生体遮蔽壁外への移送を並行して実施することができ、解体回収と移送の作業効率を高め、工期を短縮することができる。
本発明が対象とする原子炉建屋の概略図である。 図1の部分拡大図(A)と、その平面図(B)である。 本発明による廃棄物移送設備の全体構成図である。 中間遮蔽室(A)と回収遮蔽室(B)の構成図である。 回収台車の構成図である。 本発明の廃棄物移送方法の全体フロー図である。 本発明の廃棄物移送方法の説明図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明が対象とする原子炉建屋1の概略図である。
この図において、原子炉建屋1は、沸騰水型原子力プラントの建屋であり、2は原子炉圧力容器(RPV)、3は原子炉格納容器(PCV)、5は原子炉格納容器3の上蓋、6はドライウェル、7は圧力抑制室、9はシールドプラグ、10は原子炉建屋1の運転床である。
さらに、この図において、4は燃料プール、8は機器仮置きプール(DSピット)、11は原子炉ウエル、12は天井クレーン、13はペデスタル、13aはペデスタル13に設けられたペデスタル開口、14は原子炉圧力容器2を囲む生体遮蔽壁1aに設けられた既設の遮蔽壁開口(既設開口)、15は、既設開口14とペデスタル開口13aを連結するスロープ(又はレール)である。
図2は、図1の部分拡大図(A)と、その平面図(B)である。
図2(A)に示すように、既設開口14は、原子炉圧力容器2のペデスタル13に設けられたペデスタル開口13aに対向して位置しており、その間に、既設開口14とペデスタル開口13aを連結するスロープ15(レールとも呼ぶ)が設けられている。
図2(A)(B)において、ペデスタル13は、厚さT1のコンクリート製であり、その一部に矩形形状(幅B1,高さH1)のペデスタル開口13aが設けられている。
また、生体遮蔽壁1aは、厚さT2のコンクリート壁であり、その内側に原子炉格納容器3(PCV)の外壁が近接して位置している。
この例において、ペデスタル13の厚さT1は約990mm、生体遮蔽壁1aの厚さT2は約1700mm、生体遮蔽壁1aの内面とペデスタル13の外面との水平距離L1は約6290mmである。また、ペデスタル開口13aの幅B1は約750mm,高さH1は約2000mmである。
スロープ15は、細長い平板からなり、ペデスタル開口13aの近傍の下部水平部15aと、傾斜部15bと、既設開口14の近傍の上部水平部15cとからなる。
下部水平部15aの内端は、ペデスタル開口13aの下端近傍であって、ペデスタル13の内面付近に位置する。
傾斜部15bは、この例では約15°(10〜20°)の勾配を有する。
上部水平部15cの外端は、既設開口14の中央付近であって、生体遮蔽壁1aより外側に位置する。
この例において、既設開口14は内径が約550mmの鋼管で構成され、その外端にはハッチが設けられている。
スロープ15の幅B2は、この例では約500mmであり、既設開口14の中心より下側に位置する。
図2(A)において、上部水平部15cと下部水平部15aの高さの差(H2)は、この例では、約1800mmである。また、上部水平部15cとペデスタル開口13aの上端高さは、ほぼ一致している。
本発明は、原子炉圧力容器2を囲む生体遮蔽壁1aに、新たに遮蔽壁開口(新設開口)を設け、新設開口から解体回収装置をペデスタル内に搬送することを想定している。
図3は、本発明による廃棄物移送設備20の全体構成図である。
本発明の廃棄物移送設備20は、ペデスタル開口13aと遮蔽壁開口(既設開口14)との間に設置されたスロープ15を用いてペデスタル内から生体遮蔽壁外まで廃棄物(燃料デブリ等)を移送する設備である。
図3において、本発明の廃棄物移送設備20は、中間遮蔽室22、回収遮蔽室30、回収台車40、及び搬送車両50を備える。この図は、図1、図2とは左右を逆に示している。
中間遮蔽室22は、遮蔽材で構成された気密室であり、既設開口14を有する生体遮蔽壁1aに、既設開口14を囲んで設置されている。
すなわち中間遮蔽室22は、生体遮蔽壁1aの外面に図示しないシール材を介して密着して配置されている。また、中間遮蔽室22は、放射線を遮蔽できる遮蔽材によって内部を気密に保持できるように構成されている。
回収遮蔽室30は、遮蔽材で構成された気密室であり、中間遮蔽室22に気密かつ直列に連結可能かつ分離可能に構成されている。また、回収遮蔽室30は、放射線を遮蔽できる遮蔽材によって内部を気密に保持できるように構成されている。
回収台車40は、回収遮蔽室30に格納され、中間遮蔽室22と遮蔽壁開口(既設開口14)を通り抜け、スロープ15を介して、ペデスタル内と回収遮蔽室30の間を往復動可能に構成されている。回収台車40の詳細は後述する。
搬送車両50は、回収遮蔽室30を搭載し搬送する。搬送車両50は、回収遮蔽室30を水平に旋回させるロータリーテーブルを備えているのがよい。
図4は、(A)中間遮蔽室22と(B)回収遮蔽室30の構成図である。
図4(A)において、中間遮蔽室22は、回収遮蔽室側に設けられた第1遮蔽扉23と、第1遮蔽扉23の内側からスロープ15まで回収台車40を案内する中間レール24と、を有する。
中間遮蔽室22は、遮蔽壁開口(既設開口14)に対向する側(図で右側)に、回収レール32(図4(B)参照)と回収台車40が通り抜け可能な第1開口22aと、第1開口22aを回収遮蔽室30の第2開口30aと整合して位置決めするための位置決め装置22bとを有する。位置決め装置22bはこの例ではガイドピンであるが、その他のガイド手段を設けてもよい。
第1遮蔽扉23は、第1開口22aを開閉可能な気密ハッチである。
中間レール24は、連続して構成された下部水平部24a、中間傾斜部24b、及び上部水平部24cを有する。下部水平部24a、中間傾斜部24b、及び上部水平部24cは、好ましくはスロープ15と同じ断面形状を有し、その上に沿って回収台車40を案内するようになっている。
下部水平部24aの先端(図で左端)は、スロープ15の後端(図で右端)に近接又は密着して配置され、その間に段差がなく、回収台車40が水平に移動してスロープ15に乗り移れるように位置決めされている。
上部水平部24cの後端(図で右端)は、第1遮蔽扉23の内側近傍に位置し、後述する回収レール32(図4(B)参照)の先端が、近接又は密着し、その間に段差がなく、回収台車40が水平に移動して中間レール24に乗り移れるように位置決めされている。
中間傾斜部24bは、下部水平部24aの後端と上部水平部24cの先端を一定の勾配で連結し、下部水平部24aと上部水平部24cとの間で、回収台車40が円滑に移動できるように位置決めされている。
中間傾斜部24bの勾配は、回収台車40が自走して昇降できる角度(例えば10〜20°)であるのが好ましい。しかし本発明はこれに限定されず、後述する牽引ワイヤで牽引して昇れる角度であればよい。
この例で、上部水平部24cの位置は、下部水平部24aより高く設定されている。なお本発明はこれに限定されず、必要により、上部水平部24cを下部水平部24aより低く設定してもよい。
図4(B)において、回収遮蔽室30は、第2遮蔽扉31、回収レール32、ケーブル33、及び巻取装置34を有する。
回収遮蔽室30は、第1開口22aに対向する側(図で左側)に、回収レール32と回収台車40が通り抜け可能な第2開口30aと、第2開口30aを第1開口22aと整合して位置決めするための位置決め装置(図示せず)とを有する。位置決め装置は例えばガイドピンが通る穴である。
第2遮蔽扉31は、中間遮蔽室側(図で左側)に設けられ第2開口30aを開閉可能な気密ハッチである。
回収レール32は、回収台車40を案内する水平レールであり、回収台車40を内部から第2遮蔽扉31及び第1遮蔽扉23を通り抜けて中間レール24まで案内する。また回収レール32は、その長さ方向に水平移動可能になっており、その先端(図で左端)が第2遮蔽扉31及び第1遮蔽扉23を通り抜けて中間レール24の後端に近接又は密着する位置まで水平移動する。
ケーブル33は、回収台車40に一端が固定されている。巻取装置34は、ケーブル33を巻取り可能に構成されている。
ケーブル33は、牽引ワイヤと動力線を含んでいる。なお、ケーブル33は、信号線も含んでいることが好ましい。
巻取装置34は、牽引ワイヤを介して回収台車40をスロープ15に沿って牽引する。すなわち巻取装置34は、回収台車40がスロープ15やレール上を登る際に、ケーブル33により回収台車40を牽引可能であり、回収台車40を牽引してその移動を補助する。動力線は、回収台車40に必要な動力を供給する。
図4(B)において、回収遮蔽室30は、さらに、容器移載装置35を有する。
容器移載装置35は、回収容器Vを把持する容器把持装置35aと、容器把持装置35aを昇降させ移動する天井クレーン35bとを有し、回収容器Vを内部で移載する。
なお、回収遮蔽室30は、さらに、内部を照明し撮影する照明装置とカメラを有することが好ましい。
図5は、回収台車40の構成図である。この図において、(A)は側面図、(B)は(A)のB−B矢視図である。
この図において、回収台車40は、互いに連結された前方台車41と後方台車42とを有する。前方台車41はペデスタル側(図で左側)に位置し、後方台車42は巻取装置側(図で右側)に位置する。前方台車41と後方台車42は、走行方向に間隔を隔てスロープ15の幅方向に延びる1対の水平ピン43で連結されており、スロープ15(又はレール)の傾斜部と水平部の両方に常に車輪が接触するようになっている。
この図において、回収台車40(前方台車41と後方台車42)は、それぞれ、自走可能な駆動車輪44と、スロープ15(又はレール)に沿って操舵可能な自動操舵装置45とを有する。自動操舵装置45は、例えば距離センサ45aと自動操舵車輪45bとからなる。
また、この例で、前方台車41は、廃棄物を収容する回収容器Vを収容し搬送可能に構成されている。また、後方台車42は、端子箱46を備える。端子箱46は、ケーブル33に含まれる動力線と信号線を、駆動車輪44及び自動操舵装置45の動力線と信号線に接続している。
なお、図5(B)に示すように、回収台車40は、回収容器Vを搭載した状態で、既設開口14の内側を通過できる大きさに構成されている。
図6は、本発明の廃棄物移送方法の全体フロー図であり、図7は、本発明の廃棄物移送方法の説明図である。
本発明の廃棄物移送方法は、ペデスタル開口13aと遮蔽壁開口(既設開口14)との間に設置されたスロープ15を用いてペデスタル内から生体遮蔽壁外まで廃棄物を移送する方法である。
図6において、本発明の廃棄物移送方法は、S1〜S4の各ステップ(工程)を有する。
S1(準備工程)では、上述した中間遮蔽室22、回収遮蔽室30、及び回収台車40を準備する。
S2(ドッキング工程)では、図7(A)に示すように、回収台車40を格納した回収遮蔽室30を中間遮蔽室22に連結する。
S3(レール連結工程)では、回収遮蔽室内の回収レール32を中間遮蔽室内の中間レール24に連結する。
このレール連結工程において、最初に、図7(B)に示すように、第2遮蔽扉31を開き、かつ第1遮蔽扉23を開く。
次いで、図7(C)に示すように、第2遮蔽扉31及び第1遮蔽扉23を通り抜けて回収遮蔽室内の回収レール32を前進させ、回収レール32の先端を中間レール24の後端に近接又は密着させる。
S4(廃棄物回収工程)では、図7(C)に示すように、回収台車40を、中間遮蔽室22と遮蔽壁開口を通り抜け、スロープ15を介して、ペデスタル内と回収遮蔽室30の間を往復動させる。
この廃棄物回収工程において、最初に、回収遮蔽室30において、空の回収容器Vを回収台車40に搭載する。次いで、中間遮蔽室22と遮蔽壁開口(既設開口14)を通り抜けて、回収台車40を、回収遮蔽室30からペデスタル開口13aまで搬入する。
ペデスタル開口13aにおいて、解体回収装置が解体し回収した廃棄物(燃料デブリ等)が回収容器Vに収容される。
次に、遮蔽壁開口(既設開口14)と中間遮蔽室22を通り抜けて、回収台車40を、ペデスタル開口13aから回収遮蔽室30まで搬出する。
次いで、回収遮蔽室30において、廃棄物を収容した回収容器Vを、回収台車40から保管位置に移載する。
S4(廃棄物回収工程)は、繰り返し実施され、廃棄物を収容した複数の回収容器Vを保管位置に保管する。
図6において、本発明の廃棄物移送方法は、さらに、S5、S6の各ステップ(工程)を有する。
S5(分離工程)では、回収台車40を格納した回収遮蔽室30を中間遮蔽室22から分離する。
この分離工程において、最初に、回収台車40を、回収遮蔽室内に収容する。次いで、回収遮蔽室内の回収レール32を後退させて、回収レール32を回収遮蔽室内に収容する。
次に、第1遮蔽扉23と第2遮蔽扉31を全閉する。次いで、回収遮蔽室30を中間遮蔽室22から分離する。
S6(搬送工程)では、分離した回収遮蔽室30を搬送車両50により搬送する。
この搬送車両50により回収遮蔽室30を図示しない廃棄物処理室(例えば上述した運転床10に搬送し、回収容器Vを例えば燃料プール4の水中に保管する。
上述した本発明によれば、ペデスタル開口13aに対向して位置する遮蔽壁開口(既設開口14)を有する生体遮蔽壁1aに、遮蔽壁開口を囲んで設置された気密の中間遮蔽室22と、これに気密かつ直列に連結可能かつ分離可能な気密の回収遮蔽室30と、を備える。また、ペデスタル開口13aと遮蔽壁開口の間には既設のスロープ15が設置されている。
従って、回収遮蔽室30に格納された回収台車40を、中間遮蔽室22と遮蔽壁開口を通り抜け、スロープ15を介して、ペデスタル内と回収遮蔽室30の間を往復動させることができる。
これにより、新たに遮蔽壁開口(新設開口)を設け、新設開口から解体回収装置をペデスタル内に搬送した場合に、解体回収装置が解体し回収した廃棄物(燃料デブリ等)を解体回収作業と並行してペデスタル内から生体遮蔽壁外まで移送することができる。
さらに本発明によれば、原子炉圧力容器2を囲む生体遮蔽壁1aに新たに遮蔽壁開口(新設開口)を設けるので、既設開口14よりも大きな解体回収装置を搬送することができ、ペデスタル内の全域から燃料デブリ等を解体し回収することができる。
従って、ペデスタル内での解体回収と、生体遮蔽壁外への移送を並行して実施することができ、解体回収と移送の作業効率を高め、工期を短縮することができる。
なお、上述した例では、ペデスタル開口13aに対向して位置する遮蔽壁開口(既設開口14)を利用しているが、既設開口14を利用せずに、新たにそれより大きい開口を設けてもよい。これにより、さらなる廃棄物回収(移送)作業の効率化を図ることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
V 回収容器、1 原子炉建屋、1a 生体遮蔽壁、
2 原子炉圧力容器(RPV)、3 原子炉格納容器(PCV)、
4 燃料プール、5 原子炉格納容器の上蓋、6 ドライウェル、
7 圧力抑制室、8 機器仮置きプール(DSピット)、
9 シールドプラグ、10 原子炉建屋の運転床、
11 原子炉ウエル、12 天井クレーン、13 ペデスタル、
13a ペデスタル開口、14 遮蔽壁開口(既設開口)、
15 スロープ(レール)、15a 下部水平部、15b 傾斜部、
15c 上部水平部、20 廃棄物移送設備、22 中間遮蔽室、
22a 第1開口、22b 位置決め装置、23 第1遮蔽扉、
24 中間レール、24a 下部水平部、24b 中間傾斜部、
24c 上部水平部、30 回収遮蔽室、30a 第2開口、
31 第2遮蔽扉、32 回収レール、33 ケーブル、34 巻取装置、
35 容器移載装置、35a 容器把持装置、35b 天井クレーン、
40 回収台車、41 前方台車、42 後方台車、43 水平ピン、
44 駆動車輪、45 自動操舵装置、45a 距離センサ、
45b 自動操舵車輪、50 搬送車両

Claims (12)

  1. ペデスタル開口と遮蔽壁開口との間に設置されたスロープを用いてペデスタル内から生体遮蔽壁外まで廃棄物を移送する廃棄物移送設備であって、
    前記遮蔽壁開口を有する生体遮蔽壁に、前記遮蔽壁開口を囲んで設置された気密の中間遮蔽室と、
    前記中間遮蔽室に直列に連結可能かつ分離可能な気密の回収遮蔽室と、
    前記回収遮蔽室に格納され、前記中間遮蔽室と前記遮蔽壁開口を通り抜け、前記スロープを介して、前記ペデスタル内と前記回収遮蔽室の間を往復動可能な回収台車と、を備えたことを特徴とする廃棄物移送設備。
  2. 前記中間遮蔽室は、回収遮蔽室側に設けられた第1遮蔽扉と、前記第1遮蔽扉の内側から前記スロープまで前記回収台車を案内する中間レールと、を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の廃棄物移送設備。
  3. 前記回収遮蔽室は、中間遮蔽室側に設けられた第2遮蔽扉と、前記回収台車を内部から前記第2遮蔽扉及び前記第1遮蔽扉を通り抜けて前記中間レールまで案内する回収レールと、前記回収台車に一端が固定されたケーブルと、ケーブルを巻取り可能な巻取装置と、を有し、
    前記回収レールは、その先端が前記第2遮蔽扉及び前記第1遮蔽扉を通り抜けて前記中間レールの後端に近接又は密着する位置まで水平移動する、ことを特徴とする請求項2に記載の廃棄物移送設備。
  4. 前記ケーブルは、牽引ワイヤと動力線を含んでおり、
    前記巻取装置は、前記牽引ワイヤを介して前記回収台車を前記スロープに沿って牽引可能である、ことを特徴とする請求項3に記載の廃棄物移送設備。
  5. 前記回収台車は、廃棄物を収容する回収容器を搬送可能であり、
    前記回収遮蔽室は、前記回収容器を内部で移載する容器移載装置を有する、ことを特徴とする請求項3に記載の廃棄物移送設備。
  6. 前記回収台車は、前記スロープの幅方向に延びる水平ピンで互いに連結された前方台車と後方台車とを有し、
    前記前方台車と前記後方台車は、それぞれ、自走可能な駆動車輪と、前記スロープに沿って操舵可能な自動操舵装置とを有する、ことを特徴とする請求項3に記載の廃棄物移送設備。
  7. 前記回収遮蔽室を搭載し搬送する搬送車両をさらに備える、ことを特徴とする請求項1に記載の廃棄物移送設備。
  8. ペデスタル開口と遮蔽壁開口との間に設置されたスロープを用いてペデスタル内から生体遮蔽壁外まで廃棄物を移送する廃棄物移送方法であって、
    (A)前記遮蔽壁開口を有する生体遮蔽壁に、前記遮蔽壁開口を囲んで設置された気密の中間遮蔽室と、
    前記中間遮蔽室に直列に連結可能かつ分離可能な気密の回収遮蔽室と、
    前記回収遮蔽室に格納され、前記中間遮蔽室と前記遮蔽壁開口を通り抜け、前記スロープを介して、前記ペデスタル内と前記回収遮蔽室の間を往復動可能な回収台車と、を準備する準備工程と、
    (B)前記回収台車を格納した前記回収遮蔽室を前記中間遮蔽室に連結するドッキング工程と、
    (C)前記回収遮蔽室内の回収レールを前記中間遮蔽室内の中間レールに連結するレール連結工程と、
    (D)前記回収台車を、前記中間遮蔽室と前記遮蔽壁開口を通り抜け、前記スロープを介して、前記ペデスタル内と前記回収遮蔽室の間を往復動させる廃棄物回収工程と、を有することを特徴とする廃棄物移送方法。
  9. 前記レール連結工程において、
    (C1)前記回収遮蔽室の中間遮蔽室側に設けられた第2遮蔽扉を開き、
    (C2)前記中間遮蔽室の回収遮蔽室側に設けられた第1遮蔽扉を開き、
    (C3)前記第2遮蔽扉及び前記第1遮蔽扉を通り抜けて前記回収遮蔽室内の回収レールを前進させ、前記回収レールの先端を前記中間レールの後端に近接又は密着させる、ことを特徴とする請求項8に記載の廃棄物移送方法。
  10. 前記廃棄物回収工程において、
    (D1)前記回収遮蔽室において、空の回収容器を前記回収台車に搭載し、
    (D2)前記中間遮蔽室と前記遮蔽壁開口を通り抜けて、前記回収台車を、前記回収遮蔽室から前記ペデスタル開口まで搬入し、
    (D3)前記遮蔽壁開口と前記中間遮蔽室を通り抜けて、前記回収台車を、前記ペデスタル開口から前記回収遮蔽室まで搬出し、
    (D4)前記回収遮蔽室において、廃棄物を収容した前記回収容器を、前記回収台車から保管位置に移載する、ことを特徴とする請求項9に記載の廃棄物移送方法。
  11. (E)前記回収台車を格納した前記回収遮蔽室を前記中間遮蔽室から分離する分離工程と、
    (F)分離した前記回収遮蔽室を搬送車両により搬送する搬送工程と、を有する、ことを特徴とする請求項8に記載の廃棄物移送方法。
  12. 前記分離工程において、
    (E1)前記回収台車を、前記回収遮蔽室内に収容し、
    (E2)前記回収遮蔽室内の回収レールを後退させて、前記回収レールを前記回収遮蔽室内に収容し、
    (E3)前記中間遮蔽室の回収遮蔽室側に設けられた第1遮蔽扉と、前記回収遮蔽室の中間遮蔽室側に設けられた第2遮蔽扉とを全閉し、
    (E4)前記回収遮蔽室を前記中間遮蔽室から分離する、ことを特徴とする請求項11に記載の廃棄物移送方法。
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