JP2016172217A - 膜分離装置の分離膜の洗浄方法 - Google Patents

膜分離装置の分離膜の洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】分離膜を十分に洗浄することができる膜分離装置の分離膜の洗浄方法を提供する。
【解決手段】膜分離装置6の分離膜9の洗浄方法であって、洗浄用の薬液として、次亜塩素酸ナトリウム20と酸23を含む薬液36を用い、洗浄前の膜間差圧と薬液36を用いて分離膜9を洗浄した初回洗浄後の膜間差圧とを比較し、この比較に基づいて、その後の洗浄における薬液36の有効塩素濃度および洗浄回数の少なくともいずれかを変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、膜分離活性汚泥処理で使用される膜分離装置の分離膜の洗浄方法に関する。
従来、図7に示すように、活性汚泥処理槽80内に膜分離装置81が浸漬配置され、膜分離装置81の各膜カートリッジ82にチューブ83を介してヘッダー管84が連通している。各膜カートリッジ82の分離膜(濾過膜)を洗浄する場合、膜分離装置81の濾過運転を停止し、次亜塩素酸ナトリウム溶液86をヘッダー管84に注入し、ヘッダー管84内の次亜塩素酸ナトリウム溶液86の液位と活性汚泥処理槽80内の被処理液87(例えば、し尿等の原水と活性汚泥との混合液等)の液位との差による自然水頭88によって、次亜塩素酸ナトリウム溶液86を各膜カートリッジ82の内部に注入する。これにより、次亜塩素酸ナトリウム溶液86が分離膜85を透過液側から被処理液側に微小流束で透過し、分離膜(図示省略)が洗浄される。
尚、上記のように次亜塩素酸ナトリウム溶液を用いて膜カートリッジの分離膜を洗浄することについては、例えば下記特許文献1に記載されている。
特許第3290555号
上記の従来形式では、市販品の次亜塩素酸ナトリウム原液(一般に有効塩素濃度12wt%のもの)を水で希釈し、この希釈した次亜塩素酸ナトリウム溶液を分離膜の洗浄に用いている。市販品の次亜塩素酸ナトリウム原液のpHはほぼ12〜13であるため、酸化力が低く、分離膜の洗浄が不十分であったり、1回の洗浄に長時間(二時間程度)を要するといった問題があった。
本発明は、分離膜を十分に洗浄することができる膜分離装置の分離膜の洗浄方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、膜分離活性汚泥処理で使用される膜分離装置の分離膜の洗浄方法であって、
洗浄用の薬液として、次亜塩素酸ナトリウムと酸を含む薬液を用い、
洗浄前の膜間差圧と薬液を用いて分離膜を洗浄した初回洗浄後の膜間差圧とを比較し、この比較に基づいて、その後の洗浄における薬液の有効塩素濃度および洗浄回数の少なくともいずれかを変更するものである。
これによると、一般に、次亜塩素酸ナトリウム溶液を酸と混合すると、塩素ガスが発生する虞があるため、次亜塩素酸ナトリウム溶液と酸を含む薬液を用いて分離膜を洗浄するといった発想は得られなかった。今回、本発明の発明者は、次亜塩素酸ナトリウム溶液に酸を加えた薬液を使用することにより、薬液のpHが低下し、薬液の酸化力が上がって洗浄力が向上することを見い出した。これにより、薬液を用いて、分離膜を十分に洗浄することができる。
上記のように次亜塩素酸ナトリウムと酸を含む薬液を用いて分離膜を洗浄する場合、薬液の有効塩素濃度が高いほど、分離膜に対する洗浄力が向上するが、その反面、残留塩素量が増加し、残留塩素が分離膜の表面からしみ出して活性汚泥に悪影響を及ぼす懸念がある。
本発明では、薬液の有効塩素濃度を予め所定濃度に定めておき、洗浄前の膜間差圧と初回洗浄後の膜間差圧とを比較し、これら両膜間差圧の差が大きければ、薬液の有効塩素濃度が高くて薬液の洗浄力が強いと判断し、その後、所定濃度よりも低い有効塩素濃度の薬液を使用して分離膜を洗浄する。これにより、塩素が分離膜に過剰に供給されるのを防止することができ、残留塩素量が減少し、残留塩素が分離膜の表面からしみ出して活性汚泥に悪影響を及ぼすのを抑制することができる。
また、洗浄前の膜間差圧と初回洗浄後の膜間差圧との差が小さければ、薬液の有効塩素濃度が不足して薬液の洗浄力が弱いと判断し、その後、所定濃度よりも高い有効塩素濃度の薬液を使用して分離膜を洗浄する。これにより、薬液の洗浄力が向上し、分離膜を十分に洗浄することができる。
或いは、予め膜間差圧に所定の閾値を設定しておき、洗浄前の膜間差圧と初回洗浄後の膜間差圧とを比較し、初回洗浄後の膜間差圧が閾値未満であれば、初回(一回目)の洗浄により分離膜が十分に洗浄されたと判断し、洗浄を終了する。また、上記初回洗浄後の膜間差圧が閾値以上であれば、初回の洗浄だけでは不足していると判断し、再度洗浄し、洗浄後の膜間差圧が閾値未満になるまで洗浄を繰り返す。
本第2発明における膜分離装置の分離膜の洗浄方法は、薬液はpHが7以上かつ9以下の範囲となるように酸の混合量が調整されるものである。
これによると、次亜塩素酸ナトリウム溶液と酸を混合して、薬液のpHを9以下に調整することにより、薬液の酸化力が上がって洗浄力が向上する。また、薬液のpHを7以上に調整することにより、塩素ガスの発生を抑制(低減)することができる。
本第3発明における膜分離装置の分離膜の洗浄方法は、薬液の有効塩素濃度が0.01wt%以上かつ0.1wt%以下の範囲であるものである。
本第4発明における膜分離装置の分離膜の洗浄方法は、薬液と分離膜との接触時間を一回の洗浄当り60分以下とするものである。
本第5発明における膜分離装置の分離膜の洗浄方法は、薬液を用いた洗浄を複数回行う場合、回数が増すごとに薬液の有効塩素濃度を低下するものである。
これによると、塩素が分離膜に過剰に供給されるのを防止することができ、残留塩素量が減少し、残留塩素が分離膜の表面からしみ出して活性汚泥に悪影響を及ぼすのを抑制することができる。
本第6発明における膜分離装置の分離膜の洗浄方法は、予め求めた次亜塩素酸ナトリウムに対する酸の混合量とpHとの関係から、酸の混合量を決めるものである。
これによると、容易かつ正確に薬液を洗浄に適した所定のpHに調整することができる。
以上のように本発明によると、次亜塩素酸ナトリウム溶液に酸を加えた薬液を使用することにより、薬液のpHが低下し、薬液の酸化力が上がって洗浄力が向上するため、分離膜を十分に洗浄することができる。また、塩素が分離膜に過剰に供給されるのを防止することができ、残留塩素量が減少し、残留塩素が分離膜の表面からしみ出して活性汚泥に悪影響を及ぼすのを抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態における活性汚泥処理槽の構成を示す図である。 薬液のpHとORPとの関係を示すグラフである。 次亜塩素酸ナトリウムに塩酸を添加したときの中和曲線を示すグラフである。 第1の実施の形態における分離膜の洗浄方法を示すフローチャートである。 同、分離膜の洗浄方法を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における分離膜の洗浄方法を示すフローチャートである。 従来の活性汚泥処理槽の構成を示す図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1に示すように、1は活性汚泥処理槽であり、槽本体2の上部には、有機性排水(例えば、下水、し尿、工場排水等)を供給するための供給系4が連通し、槽本体2の下部には、余剰汚泥を排出するための排出系5が連通している。槽本体2の内部には、被処理液3(有機性排水と活性汚泥との混合液)が貯留され、浸漬型の膜分離装置6が浸漬配置されている。
膜分離装置6は、上下が開口した箱状のケーシング7と、ケーシング7内に配列された複数の平板状の浸漬型膜カートリッジ8とを有している。各膜カートリッジ8は、上下方向に沿って平行に配置されており、膜支持板と、膜支持板の表面を覆って備えられた分離膜9(濾過膜)と、分離膜9の背面側において膜支持板の表面又は内部に形成された透過液流路とを有している。
各膜カートリッジ8はチューブ10を介して吸引管12に接続されており、吸引管12には吸引ポンプ13が設けられている。また、膜カートリッジ8の配列群の下方には散気装置14が設置されており、散気装置14には給気管15を介してブロワ16が設けられている。
また、活性汚泥処理槽1には、各膜カートリッジ8の分離膜9を洗浄するための分離膜洗浄システム19(分離膜洗浄装置)が備えられている。分離膜洗浄システム19は、次亜塩素酸ナトリウム溶液20を貯留する第一の薬液貯留タンク21(第一の薬液貯留部の一例)と、塩酸23(酸の一例)を貯留する第二の薬液貯留タンク24(第二の薬液貯留部の一例)と、希釈水26を貯留する希釈水貯留タンク27(希釈水貯留部の一例)と、希釈水貯留タンク27から膜分離装置6の各膜カートリッジ8へ希釈水26を供給するための薬液供給経路29と、薬液供給経路29に接続されて希釈水26中に次亜塩素酸ナトリウム溶液20を供給する第一の薬液供給手段30と、薬液供給経路29に接続されて希釈水26中に塩酸23を供給する第二の薬液供給手段31と、希釈水26を薬液供給経路29に供給する希釈水供給手段32と、第一および第二の薬液供給手段30,31よりも下流側における薬液供給経路29に配置されるスタティックミキサー33(薬液混合手段の一例)とを備えている。
薬液供給経路29は、配管からなり、上流側が希釈水貯留タンク27に接続され、下流側が吸引管12に接続されている。また、スタティックミキサー33と吸引管12との間における薬液供給経路29には薬液供給用弁35が設けられている。尚、第一および第二の薬液供給手段30,31と希釈水供給手段32とはそれぞれバルブおよび供給用ポンプ等によって構成されている。
以下、上記構成における作用を説明する。
濾過運転時においては、薬液供給用弁35を閉じ、吸引ポンプ13を駆動することにより、各膜カートリッジ8の内部に吸引負圧を作用させ、この吸引負圧によって被処理液3を濾過する。被処理液3は、各膜カートリッジ8の分離膜9を透過することにより濾過され、透過液として透過液流路に流入し、吸引管12を通じて系外に取り出される。また、ブロワ16を駆動して、散気装置14から散気を行う。
また、上記のような濾過運転を所定期間実施した場合又は濾過運転の継続により各膜カートリッジ8の分離膜9の膜面にケーキ層が付着した場合、以下のようにして分離膜9を洗浄する。
先ず、吸引ポンプ13とブロワ16とを停止して濾過運転を停止する。
その後、薬液供給用弁35を開き、希釈水貯留タンク27内の希釈水26を希釈水供給手段32によって薬液供給経路29に供給するとともに、第一の薬液貯留タンク21内の次亜塩素酸ナトリウム溶液20を第一の薬液供給手段30によって薬液供給経路29の希釈水26に供給し、第二の薬液貯留タンク24内の塩酸23を第二の薬液供給手段31によって薬液供給経路29の希釈水26に供給し、スタティックミキサー33によって希釈水26と次亜塩素酸ナトリウム溶液20と塩酸23とを混合する。これにより、次亜塩素酸ナトリウム溶液20と塩酸23とを含み希釈水26で希釈された薬液36が生成され、この薬液36が薬液供給経路29から吸引管12を通って各膜カートリッジ8の内部に供給されて分離膜9に接触し、分離膜9が薬液36によって洗浄される。
次亜塩素酸ナトリウム溶液20は市販品を使用しており、そのpHはほぼ12〜13である。これに対して、薬液36は、市販品の次亜塩素酸ナトリウム溶液20に塩酸23と希釈水26とを混合することで、pHが7以上かつ9以下の範囲内に調整されているとともに、有効塩素濃度が0.01wt%以上かつ0.1wt%以下の範囲内に調整されている。
上記のように、薬液36のpHを9以下にすることにより、薬液36の酸化力が上がって洗浄力が向上する。また、薬液36のpHを7以上にすることにより、塩素ガスの発生を抑制(低減)することができる。尚、pHが7以上かつ9以下の範囲内において、好ましくはpHを8以上かつ9以下の範囲内にすることにより、洗浄力の向上と塩素ガスの発生の抑制とがバランス良く実現できる。
尚、塩酸23は例えば濃度が4wt%のものを使用している。
下記表1は、市販品の有効塩素濃度12wt%の次亜塩素酸ナトリウム原液を水で希釈したときのpHとORP(酸化還元電位)の測定値、および、水で希釈した次亜塩素酸ナトリウム溶液に塩酸を混合してpHをほぼ8に調整したときのORPの測定値を示す。尚、ORPの値は白金電極値を水素電極換算値に換算したものである。
これによると、例えば最下欄に記載したように、有効塩素濃度12wt%の次亜塩素酸ナトリウム原液を水で5倍希釈した場合、次亜塩素酸ナトリウム溶液の有効塩素濃度が2.4wt%となり、その時のpHが12.1、ORPが740mVとなる。この希釈した次亜塩素酸ナトリウム溶液に塩酸を混合してpHを8.0に調整したときのORPが1089mVである。このように塩酸を混合してpHを12.1から8.0に下げることによって、ORPが740mVから1089mVに上昇しているため、酸化力が向上していることがわかる。また、10〜80倍希釈においても同様に、pHを8.0又は8.1に下げることによって、ORPが上昇するため、酸化力が向上する。
Figure 2016172217
また、下記表2は、有効塩素濃度0.6wt%の次亜塩素酸ナトリウム溶液100mLに濃度4wt%の塩酸を混合したときのpHとORP(水素電極換算値)との測定値を示し、例えば次亜塩素酸ナトリウム溶液に塩酸を15mL添加した場合、このときの塩酸の添加量は16.4ミリ当量となり、混合液のpHが8.14、ORPが1069mVとなる。
Figure 2016172217
図2に、上記表2のpHとORPの関係を示すグラフを記載している。これによると、次亜塩素酸ナトリウム溶液に塩酸を混合してpHを12から下げていくことにより、ORPが上昇するため、酸化力が向上することが分かる。
このようなことから、市販品の次亜塩素酸ナトリウム溶液20を希釈水26で希釈するとともに塩酸23を混合して薬液36のpHを7以上かつ9以下の範囲内に調整することにより、薬液36の酸化力が上がって洗浄力が向上するため、分離膜9を短時間で十分に洗浄することができる。
また、図3は上記表2の塩酸の添加量と混合液のpHの関係をグラフにした中和曲線を示し、塩酸の添加量(mg/リットル)が増加するほど、混合液のpHが低下していくが、pHが8の近辺からは、塩酸の添加量の増加に対してpHは緩やかに低下する傾向にある。尚、pHが7以上かつ9以下の範囲では、上記のように塩酸の添加量の増加に対してpHが緩やかに低下する。したがって、塩素ガスの発生を十分に抑制する観点及び塩酸23の添加量を抑える観点に基づけば、pHが8以上かつ9以下の範囲がより好ましい。
図3に示したような中和曲線を様々な有効塩素濃度の次亜塩素酸ナトリウム溶液について予め作成しておくことにより、様々な有効塩素濃度の次亜塩素酸ナトリウム溶液に対する塩酸の混合量とpHとの関係を前以て把握することができる。この関係に基づいて、分離膜洗浄システム19の第一の薬液供給手段30と第二の薬液供給手段31と希釈水供給手段32とを制御手段(図示省略)により制御し、希釈水26と次亜塩素酸ナトリウム溶液20と塩酸23との混合量を調節することにより、容易かつ正確に薬液36のpHを7以上かつ9以下の範囲内に調整することができる。
上記のように分離膜洗浄システム19においてpHを7以上かつ9以下の範囲にするとともに、有効塩素濃度を0.01wt%以上かつ0.1wt%以下の範囲に調節された薬液36を使用して、膜カートリッジ8の分離膜9を洗浄する場合、薬液36の有効塩素濃度が高いほど、分離膜9に対する洗浄力が向上するが、その反面、残留塩素量が増加し、残留塩素が分離膜9の表面からしみ出して活性汚泥に悪影響を及ぼす懸念がある。
上記のような懸念についての対策として、以下のような洗浄方法で分離膜9を洗浄する。
予め、薬液36の有効塩素濃度を0.01wt%以上かつ0.1wt%以下の範囲内の所定濃度Aに設定し、さらに、膜カートリッジ8の膜間差圧に所定の閾値Bを設定しておく。
図4に示すように、上記有効塩素濃度が所定濃度Aの薬液36を使用して分離膜9を洗浄する(ステップ−1)。この際、洗浄前の膜カートリッジ8の膜間差圧と初回(一回目)の洗浄後の膜カートリッジ8の膜間差圧とを測定し、初回の洗浄後の膜間差圧が閾値B未満であれば(ステップ−2)、初回の洗浄により分離膜9が十分に洗浄されたと判断し、洗浄を終了する。
また、上記ステップ−2において、初回の洗浄後の膜間差圧が閾値B以上であれば、初回の洗浄だけでは不足していると判断し、洗浄前の膜間差圧と初回の洗浄後の膜間差圧との差Cを求め(ステップ−3)、この差Cが予め設定しておいた基準値D以上の場合(ステップ−4)、初回洗浄時の薬液36の洗浄力が強いと判断し、膜カートリッジ8内に残留している初回洗浄時の薬液36の廃液を吸引管12から系外へ排出し(ステップ−5)、その後、0.01wt%以上かつ0.1wt%以下の範囲内において所定濃度Aよりも低い有効塩素濃度ALの薬液36を各膜カートリッジ8に供給して、二回目の洗浄を行う(ステップ−6)。
二回目の洗浄後の膜カートリッジ8の膜間差圧を測定し、二回目の洗浄後の膜間差圧が閾値B未満であれば(ステップ−7)、二回目の洗浄により分離膜9が十分に洗浄されたと判断し、洗浄を終了する。これにより、塩素が分離膜9に過剰に供給されるのを防止することができ、残留塩素量が減少し、残留塩素が分離膜9の表面からしみ出して活性汚泥に悪影響を及ぼすのを抑制することができる。
また、上記ステップ−7において、二回目の洗浄後の膜間差圧が閾値B以上であれば、二回目の洗浄だけでは不足していると判断し、膜カートリッジ8内に残留している二回目洗浄時の薬液36の廃液を吸引管12から系外へ排出し(ステップ−8)、その後、上記所定濃度Aよりも低い有効塩素濃度ALの薬液36を各膜カートリッジ8に供給し、洗浄後の膜間差圧が閾値B未満に低下するまで、洗浄を繰り返す(ステップ−9)。
また、図4に示すように、上記ステップ−2において初回の洗浄後の膜間差圧が閾値B以上であり、ステップ−4において洗浄前の膜間差圧と初回の洗浄後の膜間差圧との差Cが基準値D未満の場合、初回洗浄時の薬液36の洗浄力が弱いと判断し、図5に示すように、膜カートリッジ8内に残留している初回洗浄時の薬液36の廃液を吸引管12から系外へ排出し(ステップ−10)、その後、0.01wt%以上かつ0.1wt%以下の範囲内において所定濃度Aよりも高い有効塩素濃度AHの薬液36を各膜カートリッジ8に供給して、二回目の洗浄を行う(ステップ−11)。これにより、薬液36の洗浄力が向上し、分離膜9を十分に洗浄することができる。
二回目の洗浄後の膜カートリッジ8の膜間差圧を測定し、二回目の洗浄後の膜間差圧が閾値B未満であれば(ステップ−12)、二回目の洗浄により分離膜9が十分に洗浄されたと判断し、洗浄を終了する。これにより、塩素が分離膜9に過剰に供給されるのを防止することができ、残留塩素量が減少し、残留塩素が分離膜9の表面からしみ出して活性汚泥に悪影響を及ぼすのを抑制することができる。
また、上記ステップ−12において二回目の洗浄後の膜間差圧が閾値B以上であれば、二回目の洗浄だけでは不足していると判断し、膜カートリッジ8内に残留している二回目洗浄時の薬液36の廃液を吸引管12から系外へ排出し(ステップ−13)、その後、上記所定濃度Aよりも高い有効塩素濃度AHの薬液36を各膜カートリッジ8に供給し、洗浄後の膜間差圧が閾値B未満に低下するまで、洗浄を繰り返す(ステップ−14)。
例えば、実施例として、薬液36の有効塩素濃度を0.05wt%の所定濃度Aに設定し、膜カートリッジ8の膜間差圧の閾値Bを5kPaとし、基準値Dを3kPaとし、初期通水時の膜間差圧が3kPa、洗浄前の膜間差圧が12kPaとする。
そして、薬液36を使用して膜カートリッジ8を洗浄し、初回洗浄後の膜カートリッジ8の膜間差圧を測定し、例えば、測定した初回洗浄後の膜間差圧が4kPaである場合、閾値B(5kPa)未満であるため、初回の洗浄により分離膜9が十分に洗浄されたと判断し、洗浄を終了する。
また、上記測定した初回洗浄後の膜間差圧が7kPaである場合、閾値B(5kPa)以上であるため、初回の洗浄だけでは不足していると判断し、洗浄前の膜間差圧(12kPa)と初回洗浄後の膜間差圧(7kPa)との差C(12−7=5kPa)を求める。この差C(5kPa)は基準値D(3kPa)以上であるため、初回洗浄時の薬液36の洗浄力が強いと判断し、膜カートリッジ8内に残留している初回洗浄時の薬液36の廃液を吸引管12から系外へ排出し、その後、所定濃度Aよりも低い有効塩素濃度AL(例えば0.03wt%)の薬液36を各膜カートリッジ8に供給して、二回目の洗浄を行う。
二回目の洗浄後の膜間差圧が例えば4kPaである場合、閾値B(5kPa)未満であるため、二回目の洗浄により分離膜9が十分に洗浄されたと判断し、洗浄を終了する。
また、上記二回目の洗浄後の膜間差圧が例えば6kPaである場合、閾値B(5kPa)以上であるため、二回目の洗浄だけでは不足していると判断し、膜カートリッジ8内に残留している二回目洗浄時の薬液36の廃液を吸引管12から系外へ排出し、その後、上記有効塩素濃度ALの薬液36を各膜カートリッジ8に供給し、洗浄後の膜間差圧が閾値B(5kPa)未満に低下するまで、洗浄を繰り返す。
また、初回洗浄後の膜間差圧が例えば10kPa(すなわち閾値B以上)である場合、洗浄前の膜間差圧と初回の洗浄後の膜間差圧との差Cは、2kPa(12−10=2kPa)となり、基準値D(3kPa)未満となる。この場合、初回洗浄時の薬液36の洗浄力が弱いと判断し、膜カートリッジ8内に残留している初回洗浄時の薬液36の廃液を吸引管12から系外へ排出し、その後、所定濃度Aよりも高い有効塩素濃度AH(例えば0.09wt%)の薬液36を各膜カートリッジ8に供給して、二回目の洗浄を行う。
二回目の洗浄後の膜カートリッジ8の膜間差圧を測定し、二回目の洗浄後の膜間差圧が例えば4kPaである場合、閾値B(5kPa)未満であるため、二回目の洗浄により分離膜9が十分に洗浄されたと判断し、洗浄を終了する。
また、上記二回目の洗浄後の膜間差圧が例えば6kPa(すなわち閾値B以上)である場合、二回目の洗浄だけでは不足していると判断し、膜カートリッジ8内に残留している二回目洗浄時の薬液36の廃液を吸引管12から系外へ排出し、その後、上記有効塩素濃度AH(例えば0.09wt%)の薬液36を各膜カートリッジ8に供給し、洗浄後の膜間差圧が閾値B(5kPa)未満に低下するまで、洗浄を繰り返す。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、予め、薬液36の有効塩素濃度を0.01wt%以上かつ0.1wt%以下の範囲内の所定濃度Aに設定し、さらに、膜カートリッジ8の膜間差圧に所定の閾値Bを設定しておく。
図6に示すように、上記有効塩素濃度が所定濃度Aの薬液36を使用して分離膜9を洗浄する(ステップ−1)。この際、洗浄前の膜カートリッジ8の膜間差圧と初回(一回目)の洗浄後の膜カートリッジ8の膜間差圧とを測定し、初回の洗浄後の膜間差圧が閾値B未満であれば(ステップ−2)、初回の洗浄により分離膜9が十分に洗浄されたと判断し、洗浄を終了する。
また、上記ステップ−2において初回の洗浄後の膜間差圧が閾値B以上であれば、初回の洗浄だけでは不足していると判断し、洗浄前の膜間差圧と初回の洗浄後の膜間差圧との差Cを求め(ステップ−3)、この差Cが予め設定しておいた基準値D以上の場合(ステップ−4)、初回洗浄時の薬液36の洗浄力が強いと判断し、初回の洗浄後の洗浄回数を一回(すなわち初回の洗浄を含めると計二回)に設定し(ステップ−5)、初回洗浄後、膜カートリッジ8内に残留している初回洗浄時の薬液36の廃液を吸引管12から系外へ排出し(ステップ−6)、所定濃度Aの薬液36を使用して二回目の洗浄を行い(ステップ−7)、その後、洗浄を終了する。
また、上記ステップ−2において初回の洗浄後の膜間差圧が閾値B以上であり、ステップ−4において洗浄前の膜間差圧と初回の洗浄後の膜間差圧との差Cが基準値D未満の場合、初回洗浄時の薬液36の洗浄力が弱いと判断し、初回の洗浄後の洗浄回数を二回(すなわち初回の洗浄を含めると計三回)に設定し(ステップ−8)、初回洗浄後、二回目および三回目の洗浄を行って(ステップ−9〜ステップ−12)、洗浄を終了する。
上記第2の実施の形態では、初回洗浄後の膜間差圧が閾値B以上であり、洗浄前の膜間差圧と初回の洗浄後の膜間差圧との差Cが基準値D以上の場合、合計二回の洗浄を行い、初回洗浄後の膜間差圧が閾値B以上であり、上記差Cが基準値D未満の場合、合計三回の洗浄を行っているが、それぞれの洗浄を二回以外の複数回および三回以外の複数回行ってもよい。この場合、上記差Cが基準値D未満の場合の洗浄回数を、基準値D以上の場合の洗浄回数よりも多くなるように設定する。
上記第2の実施の形態では、所定濃度Aの薬液36を用いて複数回の洗浄を行っているが、洗浄の回数が増すごとに、薬液36の有効塩素濃度を所定濃度Aより低下させてもよい。例えば、所定濃度Aを0.05wt%とすると、初回洗浄時において有効塩素濃度が0.05wt%の薬液36を使用し、二回目洗浄時において有効塩素濃度が0.04wt%の薬液36を使用し、三回目洗浄時において有効塩素濃度が0.03wt%の薬液36を使用してもよい。
これによると、塩素が分離膜9に過剰に供給されるのを防止することができ、残留塩素量が減少し、残留塩素が分離膜9の表面からしみ出して活性汚泥に悪影響を及ぼすのを抑制することができる。
尚、上記第1および第2の実施の形態では、酸の一例として塩酸23を用いたが、塩酸23以外の鉱酸を用いてもよい。
また、上記第1の実施の形態の図4,図5のフローチャートに示した洗浄方法および上記第2の実施の形態の図6のフローチャートに示した洗浄方法をそれぞれ、制御手段(図示省略)を用いて自動で行うように構成してもよい。
また、上記第1および第2の実施の形態では、残留塩素が活性汚泥に悪影響を及ぼすことを考慮した場合、一回の洗浄に要する薬液36と分離膜9との接触時間を従来の二時間程度よりも短くすることが重要であり、上記接触時間を一回の洗浄当り60分以下とすることが好ましい。
6 膜分離装置
9 分離膜
20 次亜塩素酸ナトリウム溶液
23 塩酸(酸)
36 薬液

Claims (6)

  1. 膜分離活性汚泥処理で使用される膜分離装置の分離膜の洗浄方法であって、
    洗浄用の薬液として、次亜塩素酸ナトリウムと酸を含む薬液を用い、
    洗浄前の膜間差圧と薬液を用いて分離膜を洗浄した初回洗浄後の膜間差圧とを比較し、この比較に基づいて、その後の洗浄における薬液の有効塩素濃度および洗浄回数の少なくともいずれかを変更することを特徴とする膜分離装置の分離膜の洗浄方法。
  2. 薬液はpHが7以上かつ9以下の範囲となるように酸の混合量が調整されることを特徴とする請求項1記載の膜分離装置の分離膜の洗浄方法。
  3. 薬液の有効塩素濃度が0.01wt%以上かつ0.1wt%以下の範囲であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の膜分離装置の分離膜の洗浄方法。
  4. 薬液と分離膜との接触時間を一回の洗浄当り60分以下とすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の膜分離装置の分離膜の洗浄方法。
  5. 薬液を用いた洗浄を複数回行う場合、回数が増すごとに薬液の有効塩素濃度を低下することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の膜分離装置の分離膜の洗浄方法。
  6. 予め求めた次亜塩素酸ナトリウムに対する酸の混合量とpHとの関係から、酸の混合量を決めることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の膜分離装置の分離膜の洗浄方法。
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