JP2013154317A - セラミック膜の洗浄方法及び洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】酸性の洗浄剤を用いてセラミック膜に対し薬品洗浄を実施した場合において、薬品洗浄後のろ過工程開始初期にファウリングが発生することを抑制すること。
【解決手段】洗浄液添加逆洗処理が完了すると、処理溶液タンク17内のアルカリ溶液又は陰イオン溶液をセラミック膜モジュール51の二次側から一次側に供給してセラミック膜モジュール51のアルカリ処理又は陰イオン添加処理を実行する。具体的には、この処理では、処理溶液ポンプ18を駆動させることによって、処理溶液注入バルブ19を介して処理溶液タンク17内のアルカリ溶液又は陰イオン溶液をセラミック膜モジュール51の二次側から一次側に供給し、アルカリ溶液又は陰イオン溶液にセラミック膜モジュール51を所定時間浸漬させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、排水処理、浄水処理等の水処理分野において用いられるセラミック膜の洗浄方法及び洗浄装置に関する。
従来より、水処理分野では、ろ過膜を用いた水処理装置が使用されている。この水処理装置では、長時間の運転によってファウリングが発生し、ろ過膜のろ過性能が低下するために、所定時間のろ過処理後に、ろ過膜の物理洗浄を実施し、ファウリングを低減するようにしている。しかしながら、ろ過膜の物理洗浄を実施してもファウリングは次第に進行するために、最終的には、ろ過膜に対し薬品洗浄を実施することになる。薬品洗浄は物理洗浄では除去しきれない物質を薬品によって分解又は溶解させて除去する方法であり、具体的には、薬品を含む水で逆流洗浄を行う方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2008−279431号公報
本発明の発明者らは、薬品として酸性の洗浄剤を用いてセラミック膜に対し薬品洗浄を実施した際、薬品洗浄後のろ過処理開始時にファウリングが急激に発生することを知見した。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、酸性の洗浄剤を用いてセラミック膜に対し薬品洗浄を実施した際、薬品洗浄後のろ過処理開始時にファウリングが発生することを抑制可能なセラミック膜の洗浄方法及び洗浄装置を提供することにある。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るセラミック膜の洗浄方法は、被処理水をろ過するセラミック膜の洗浄方法であって、酸性洗浄液を用いてセラミック膜を洗浄する洗浄ステップと、前記洗浄ステップ直後のセラミック膜にアルカリ溶液又は陰イオンを含有する陰イオン溶液を供給するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るセラミック膜の洗浄方法は、上記発明において、前記アルカリ溶液が、前記セラミック膜の等電点以上のpH値を有することを特徴とする。
本発明に係るセラミック膜の洗浄方法は、上記発明において、前記陰イオン溶液が、2価の陰イオンを含有することを特徴とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るセラミック膜の洗浄装置は、被処理水をろ過するセラミック膜の洗浄装置であって、酸性洗浄液を貯留する手段と、アルカリ溶液又は陰イオンを含有する陰イオン溶液を貯留する手段と、前記酸性洗浄液をセラミック膜に供給することによってセラミック膜を洗浄する手段と、前記洗浄直後の前記セラミック膜に前記アルカリ溶液又は陰イオン溶液を供給する手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るセラミック膜の洗浄方法及び洗浄装置によれば、酸性の洗浄剤を用いてセラミック膜に対し薬品洗浄を実施した際、薬品洗浄後のろ過処理開始時にファウリングが発生することを抑制できる。
図1は、本発明の一実施形態であるセラミック膜の洗浄装置が適用される水処理システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の一実施形態である水処理システムの運転方法の流れを示すフローチャートである。 図3は、アルカリ処理に伴うセラミック膜表面の電荷の変化を説明するための概念図である。 図4は、陰イオン添加処理に伴うセラミック膜表面の電荷の変化を説明するための概念図である。 図5は、アルカリ溶液を供給した場合と供給しなかった場合とにおけるろ過処理時の膜差圧の変化を示す図である。
一般に、被処理水中に含まれる微粒子や微生物等のろ過対象物は負の電荷を有している。このため、本発明の発明者らは、薬品洗浄後のろ過処理開始時にファウリングが発生する原因は、セラミック膜の等電点より低いpH値を有する酸性の洗浄液によってセラミック膜の表面が正に帯電し、通常中性領域で行われるろ過処理開始時に負の電荷を有するろ過対象物が静電引力によって正に帯電しているセラミック膜に引き寄せられるためであると考えた。そして、本発明の発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、セラミック膜表面を負に帯電させる又はセラミック膜の正の電荷量を小さくすることによって、薬品洗浄後のろ過処理開始時にファウリングが発生することを抑制するという技術思想を想到するに至った。以下、図面を参照して、本発明の一実施形態であるセラミック膜の洗浄装置の構成及びその動作について説明する。
〔水処理システムの構成〕
始めに、図1を参照して、本発明の一実施形態であるセラミック膜の洗浄装置が適用される水処理システムの構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるセラミック膜の洗浄装置が適用される水処理システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本発明の一実施形態であるセラミック膜の洗浄装置が適用される水処理システム100は、膜ろ過装置5を利用して原水中に含まれるろ過対象物質を膜分離して処理水を製造するものである。
この水処理システム100は、原水タンク2、運転ポンプ3、膜入口バルブ4、膜ろ過装置5、膜出口バルブ6、逆洗水タンク入口バルブ7、逆洗水タンク8、逆洗バルブ11、逆洗排水バルブ12、洗浄液タンク14、洗浄液注入ポンプ15、洗浄液注入バルブ16、処理溶液タンク17、処理溶液注入ポンプ18、処理溶液注入バルブ19、及び薬品注入設備28を備えている。
原水タンク2は、被処理水としての原水を貯留するものである。膜ろ過装置5には、原水タンク2内の原水を膜ろ過装置5へ供給する原水供給管31が接続されている。原水供給管31には、原水を圧送する運転ポンプ3と、膜ろ過装置5への原水の供給/停止を制御する膜入口バルブ4と、が設けられている。膜ろ過装置5は、内部にセラミック膜モジュール51を有し、セラミック膜モジュール51によって原水をろ過処理するものである。逆洗水タンク8には、膜ろ過装置5内のセラミック膜モジュール51に連通し膜ろ過水を逆洗水タンク8に導く膜ろ過水供給管32、逆洗水タンク8内の膜ろ過水を処理水として取り出す処理水管33、及び逆洗水タンク8内の膜ろ過水を逆洗水として膜ろ過装置5に供給する逆洗水供給管34が接続されている。逆洗水タンク8には、逆洗水タンク8内に圧縮空気や圧縮窒素等の高圧ガスを供給する高圧ガス供給バルブ10aと、逆洗水タンク8内の高圧ガスを放出する放圧バルブ10bとが設けられている。
膜ろ過水供給管32には、膜出口バルブ6と逆洗水タンク入口バルブ7とが設けられている。逆洗水供給管34は、膜出口バルブ6と逆洗水タンク入口バルブ7との間の膜ろ過水供給管32に接続されている。洗浄液タンク14は、硫酸、硝酸、塩酸等の酸性洗浄液を貯留するものである。処理溶液タンク17は、アルカリ溶液又は陰イオン溶液を貯留するものである。アルカリ溶液としては、セラミック膜モジュール51の等電点(pH6〜8.0)より大きいpH値を有するアルカリ溶液を用いる。陰イオン溶液としては、特に限定されないが、NaSO溶液等の2価の陰イオンを含む陰イオン水溶液を用いることが望ましい。
逆洗水タンク8には、洗浄液タンク14から導かれた洗浄液注入管36と、処理溶液タンク17から導かれた処理溶液注入管37とが接続されている。洗浄液注入管36には、酸性洗浄液を圧送する洗浄液注入ポンプ15と、酸性洗浄液の供給/停止を制御する洗浄液注入バルブ16と、が設けられている。処理溶液注入管37には、アルカリ溶液又は陰イオン溶液を圧送する処理溶液注入ポンプ18と、アルカリ溶液又は陰イオン溶液の供給/停止を制御する処理溶液注入バルブ19と、が設けられている。
膜ろ過装置5には、逆洗排水を排出するための逆洗排水管35が接続されている。逆洗排水管35の管路は、薬品排水処理タンク24から導かれた薬品排水処理管39に接続されている。薬品排水処理管39には、逆洗排水の供給/停止を制御する薬品洗浄排水バルブ23が設けられている。薬品注入設備28は、薬品タンク40、41を有している。薬品排水処理タンク24には、薬品タンク40内の薬品を供給する薬品供給管42と、薬品タンク41内の薬品を供給する薬品供給管43とが接続されている。薬品供給管42には、薬品タンク40内の薬品を圧送する薬品供給ポンプ44と、薬品タンク40内の薬品の供給/停止を制御する薬品供給バルブ45と、が設けられている。薬品供給管43には、薬品タンク41内の薬品を圧送する薬品供給ポンプ46と、薬品タンク41内の薬品の供給/停止を制御する薬品供給バルブ47と、が設けられている。
薬品排水処理タンク24内は攪拌機26によって攪拌され、pH計・ORP計27によって薬品排水処理タンク24内のpHや酸化還元電位が計測される。セラミック膜モジュール51の一次側より排出される薬品洗浄排水は、薬品洗浄排水バルブ23を介して薬品排水処理タンク24へ供給され、pH及び酸化還元電位が所定の範囲になるよう薬品処理が施され排水として排出される。
〔水処理システムの運転方法〕
次に、図2を参照して、水処理システム100の運転方法について説明する。図2は、本発明の一実施形態である水処理システムの運転方法の流れを示すフローチャートである。
図2に示すように、この水処理システム100を用いて原水を処理する際には、始めに、膜ろ過装置5内のセラミック膜モジュール51の一次側から原水を通水し膜ろ過処理を行って膜ろ過水を生成する膜ろ過処理を実行する(ステップS1)。具体的には、膜ろ過処理では、始めに、膜入口バルブ4、膜出口バルブ6、及び逆洗タンク入口バルブ7を開き、運転ポンプ3を駆動させることによって、膜入口バルブ4を介して原水タンク2内の原水をセラミック膜モジュール51の一次側に通水する。次に、膜出口バルブ6及び逆洗タンク入口バルブ7を介して膜ろ過装置5によって膜ろ過された処理水を逆洗水タンク8に貯留する。逆洗水タンク8に貯留された膜ろ過水は、処理水管33を介して処理水として次の工程に送られる。
膜ろ過処理を所定時間実行すると、次に、セラミック膜モジュール51の二次側から膜ろ過水を通水してセラミック膜モジュール51の逆流洗浄を行う(ステップS2)。具体的には、逆流洗浄処理では、膜入口バルブ4、逆洗タンク入口バルブ7、及び放圧バルブ10bを閉じ、膜出口バルブ6、逆洗バルブ11、及び逆洗排水バルブ12を開き、高圧ガス供給バルブ10aから逆洗水タンク8内に高圧ガスを供給することによって、膜ろ過水及びセラミック膜モジュール51に逆圧をかける。これにより、逆洗水タンク8内の膜ろ過水の一部が、セラミック膜モジュール51の二次側から一次側に通流し、逆洗排水バルブ12を介してセラミック膜モジュール51の一次側より排出される。
逆洗洗浄処理が完了すると、次に、膜ろ過処理と逆洗洗浄処理との繰り返し回数が所定回数に達したか否かを判別する(ステップS3)。そして、繰り返し回数が所定回数に達していない場合、再び膜ろ過処理(ステップS1)を実行する。一方、繰り返し回数が所定回数に達した場合には、以下の洗浄液添加逆洗処理(ステップS4)を実行する。
洗浄液添加逆洗処理では、膜ろ過水に酸性洗浄液を添加してセラミック膜モジュール51の二次側から一次側に通水してセラミック膜モジュール51の逆流洗浄を行う。具体的には、洗浄液添加逆洗処理では、洗浄液ポンプ15を駆動させることによって、洗浄液注入バルブ16を介して洗浄液タンク14内の酸性洗浄液を逆洗水タンク8内の膜ろ過水に添加し、酸性洗浄液が添加された膜ろ過水をセラミック膜モジュール51の二次側から一次側に通水し、酸性洗浄液にセラミック膜モジュール51を所定時間浸漬させる。そして、酸性洗浄液にセラミック膜モジュール51を所定時間浸漬させた後、逆洗排水バルブ12及び薬品洗浄排水バルブ23を開き、セラミック膜モジュール51のリンスとして、逆洗水タンク8の膜ろ過水を用いた逆洗洗浄を実施し、セラミック膜モジュール51内の酸性洗浄液を排水処理タンク24に排出する。排水処理タンク24内に排出された酸性洗浄液は、薬品排水処理設備28により中和された後に排水される。
洗浄液添加逆洗処理が完了すると、次に、処理溶液タンク17内のアルカリ溶液又は陰イオン溶液を逆洗水タンク8内の膜ろ過水に添加し、アルカリ溶液又は陰イオン溶液が添加された膜ろ過水をセラミック膜モジュール51の二次側から一次側に供給してセラミック膜モジュール51のアルカリ処理又は陰イオン添加処理を実行する(ステップS5)。具体的には、この処理では、処理溶液ポンプ18を駆動させることによって、処理溶液注入バルブ19を介して処理溶液タンク17内のアルカリ溶液又は陰イオン溶液を逆洗水タンク8内の膜ろ過水に添加し、アルカリ溶液又は陰イオン溶液が添加された膜ろ過水をセラミック膜モジュール51の二次側から一次側に供給し、アルカリ溶液又は陰イオン溶液にセラミック膜モジュール51を所定時間浸漬させる。そして、アルカリ溶液又は陰イオン溶液にセラミック膜モジュール51を所定時間浸漬させた後、逆洗排水バルブ12及び薬品洗浄排水バルブ23を開き、セラミック膜モジュール51のリンスとして、逆洗水タンク8の膜ろ過水を用いた逆洗洗浄を実施し、セラミック膜モジュール51内のアルカリ溶液又は陰イオン溶液を排水処理タンク24に排出する。排水処理タンク24内に排出されたアルカリ溶液又は陰イオン溶液は、薬品排水処理設備28により中和された後、排水として排水される。この処理が完了すると、水処理は再び膜ろ過処理に戻る。
既述の通り、アルカリ溶液はセラミック膜モジュール51の等電点より大きいpH値を有している。このため、図3に示すように、アルカリ溶液にセラミック膜モジュール51を浸漬させた場合、セラミック膜モジュール51の表面の正の電荷は負の電荷になる。同様に、図4に示すように、陰イオン溶液にセラミック膜モジュール51を浸漬させた場合にも、セラミック膜モジュール51の表面終端部に陰イオンが結合することによって、セラミック膜モジュール51の表面が負に帯電する又はセラミック膜モジュール51の正の電荷量が減少する。このため、アルカリ処理又は陰イオン添加処理の処理が完了した後に膜ろ過処理を実行したとしても、セラミック膜モジュール51表面が負に帯電する又はセラミック膜モジュール51表面の正の電荷量が小さくなっているので、通常中性領域で行われるろ過処理開始時に負の電荷を有するろ過対象物が静電引力によってセラミック膜に引き寄せられることがなく、薬品洗浄後のろ過処理開始時にファウリングが発生することを抑制できる。
〔実施例〕
本実施例では、酸性洗浄液を用いてセラミック膜モジュールを洗浄した直後にセラミック膜モジュールにアルカリ溶液(次亜塩素酸ナトリウム)を供給した場合と供給しなかった場合とについて、ろ過処理時の膜差圧(TMP)の変化を評価した。図5は、アルカリ溶液を供給した場合と供給しなかった場合とにおけるろ過処理後の膜差圧の変化を示す図である。図5に示すように、アルカリ溶液を供給しなかった場合、ろ過処理開始直後に膜差圧が急激に上昇したのに対し、アルカリ溶液を供給した場合には、ろ過処理開始直後に膜差圧が急激に上昇しなかった。このことから、酸性洗浄液を用いてセラミック膜を洗浄した直後にセラミック膜にアルカリ溶液を供給することによって、薬品洗浄後のろ過処理開始時にファウリングが発生することを抑制できることが確認できた。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。例えば、本実施形態では、原水を全てろ過するデッドエンドろ過方式(全量ろ過方式)によって原水を処理したが、ろ過膜面に対し平行流で原水を循環させるクロスフローろ過方式(循環ろ過方式)によって原水を処理してもよい。具体的には、膜ろ過装置5によって膜ろ過された処理水の一部を逆洗水タンク8に貯留し、図示しない循環経路を介して残部を原水タンク2に返送してもよい。また、本実施形態では、酸性洗浄液やアルカリ溶液又は陰イオン溶液をセラミック膜モジュール51に供給して所定時間(数分〜1時間程度)保持するCEB(Chemical Enhanced Back wash)方式(薬品添加逆洗方式)でセラミック膜モジュール51を洗浄したが、所定濃度に調製した薬液をセラミック膜ジュール51に供給、循環した後に一晩程度静置するCIP(Clean In Place)方式(定置洗浄方式)でセラミック膜モジュール51を洗浄してもよい。このように、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例、及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
2 原水タンク
3 運転ポンプ
4 膜入口バルブ
5 膜ろ過装置
6 膜出口バルブ
7 逆洗タンク入口バルブ
8 逆洗タンク
10a 高圧ガス供給バルブ
10b 放圧バルブ
11 逆洗バルブ
12 逆洗排水バルブ
14 洗浄液タンク
15 洗浄液注入ポンプ
16 洗浄液注入バルブ
17 処理溶液タンク
18 処理溶液注入ポンプ
19 処理溶液注入バルブ
51 セラミック膜モジュール
100 水処理システム

Claims (4)

  1. 被処理水をろ過するセラミック膜の洗浄方法であって、
    酸性洗浄液を用いてセラミック膜を洗浄する洗浄ステップと、
    前記洗浄ステップ直後のセラミック膜にアルカリ溶液又は陰イオンを含有する陰イオン溶液を供給するステップと、
    を含むことを特徴とするセラミック膜の洗浄方法。
  2. 前記アルカリ溶液は、前記セラミック膜の等電点以上のpH値を有することを特徴とする請求項1に記載のセラミック膜の洗浄方法。
  3. 前記陰イオン溶液は、2価の陰イオンを含有することを特徴とする請求項1に記載のセラミック膜の洗浄方法。
  4. 被処理水をろ過するセラミック膜の洗浄装置であって、
    酸性洗浄液を貯留する手段と、
    アルカリ溶液又は陰イオンを含有する陰イオン溶液を貯留する手段と、
    前記酸性洗浄液をセラミック膜に供給することによってセラミック膜を洗浄する手段と、
    前記洗浄直後の前記セラミック膜に前記アルカリ溶液又は陰イオン溶液を供給する手段と、
    を備えることを特徴とするセラミック膜の洗浄装置。
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