JP2016171339A - 配線基板の製造方法 - Google Patents

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Takayuki Neura
孝之 禰占
原園 正昭
Masaaki Harazono
正昭 原園
細井 義博
Yoshihiro Hosoi
義博 細井
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Abstract

【課題】電気的信頼性を向上させる要求に応える配線基板の製造方法を提供する。【解決手段】複数のガラス繊維9からなる織布11と該織布11を被覆する樹脂12とを含む基体7を準備する工程と、基体7を厚み方向に貫通するとともに、物理的に分子間の結合が切断された内壁を有する複数のスルーホールをサンドブラスト法により形成する工程と、それぞれのスルーホールの内壁に被着した複数のスルーホール導体8を形成する工程とを備え、複数のスルーホールは、第1スルーホールT1と第2スルーホールT2とを有し、織布11において第1スルーホールT1が貫通するガラス繊維9の数は、織布11において第2スルーホールT2が貫通するガラス繊維9の数よりも多く、第1スルーホールT1の織布11に取り囲まれた領域における最小幅は、第2スルーホールT2の織布11に取り囲まれた領域における最小幅よりも、小さい。【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器(たとえば各種オーディオビジュアル機器、家電機器、通信機器、コンピュータ機器およびその周辺機器)等に使用される配線基板の製造方法に関するものである。
従来、電子機器における実装構造体としては、配線基板に電子部品を実装したものが使用されている。
配線基板に関して、特許文献1には、ガラスクロスに絶縁性樹脂を含浸させてなるコア基板にドリル加工でスルーホールを形成し、該スルーホールの側壁にメッキ法等によりCu等からなるスルーホールビア(スルーホール導体)を形成した構成が開示されている。
また、特許文献2には、エポキシ樹脂等をガラスクロスで強化したコア基板にレーザー加工でスルーホールを形成し、該スルーホール内に導電性ペーストを充填した構成が開示されている。
ところで、コア基板においては、ガラスクロスと樹脂との間に剥離が生じることがある。この場合、スルーホール導体に電圧が印加された際に、該電圧によってイオン化したスルーホール導体の一部が剥離箇所に侵入し(イオンマイグレーション)、隣接するスルーホール導体同士が短絡することがある。それ故、配線基板の電気的信頼性が低下しやすい。
特開2006−324642号公報 特開2003−209359号公報
本発明は、電気的信頼性を向上させる要求に応える配線基板の製造方法を提供するものである。
本発明の一形態にかかる配線基板の製造方法は、複数のガラス繊維からなる織布と該織布を被覆する樹脂とを含む基体を準備する工程と、該基体を厚み方向に貫通するとともに、物理的に分子間の結合が切断された内壁を有する複数のスルーホールをサンドブラスト法により形成する工程と、それぞれの該スルーホールの内壁に被着した複数のスルーホール導体を形成する工程とを備え、前記複数のスルーホールは、第1スルーホールと第2スルーホールとを有し、前記織布において前記第1スルーホールが貫通する前記ガラス繊維の数は、前記織布において前記第2スルーホールが貫通する前記ガラス繊維の数よりも多く、前記第1スルーホールの前記織布に取り囲まれた領域における最小幅は、前記第2スルーホールの前記織布に取り囲まれた領域における最小幅よりも、小さい。
本発明の一形態にかかる配線基板の製造方法によれば、スルーホールの内壁を物理的に分子間の結合が切断された状態にすることにより、樹脂とガラス繊維との剥離を低減するとともに、貫通するガラス繊維の数が多い第1スルーホールにおいては、織布に取り囲まれた領域における最小径を小さくすることによって、イオンマイグレーションを低減し、配線基板の電気的信頼性を向上させることができる。
図1は、本発明の一実施形態により製造された配線基板を含む実装構造体の平面図である。 図2は、図1に示す実装構造体に含まれる織布の平面図である。 図3(a)は、図1に示す実装構造体のI−I線にて厚み方向に切断した断面図であり、図3(b)は、図1に示す実装構造体のII−II線にて厚み方向に切断した断面図である。 図4(a)および(b)は、本発明の一実施形態例の製造工程を説明する断面図である。 図5(a)および(b)は、本発明の一実施形態例の製造工程を説明する断面図である。 図6(a)は、本発明の実施例において、織布の高密度領域にてコア基板を厚み方向に切断した断面を、金属顕微鏡を用いて撮影した写真であり、図6(b)は、本発明の実施例において、織布の低密度領域にてコア基板を厚み方向に切断した断面を、金属顕微鏡を用いて撮影した写真である。
以下に、本発明の一実施形態に係る配線基板の製造方法により製造された配線基板を含む実装構造体を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1ないし図3に示した実装構造体1は、例えば各種オーディオビジュアル機器、家電機器、通信機器、コンピュータ装置またはその周辺機器などの電子機器に使用されるものである。この実装構造体1は、電子部品2と、電子部品2がバンプ3を介してフリップチップ実装された平板状の配線基板4とを含んでいる。
電子部品2は、例えばICまたはLSI等の半導体素子であり、例えばシリコン、ゲルマニウム、ガリウム砒素、ガリウム砒素リン、窒化ガリウムまたは炭化珪素等の半導体材料により形成されている。この電子部品2は、厚みが例えば0.1mm以上1mm以下に設定されている。
バンプ3は、例えば鉛、錫、銀、金、銅、亜鉛、ビスマス、インジウムまたはアルミニウム等を含む半田等の導電材料により構成されている。
配線基板4は、平板状のコア基板5と、コア基板5の上下に形成された一対の配線層6と、を含んでいる。
コア基板5は、配線基板4の強度を高めつつ一対の配線層6間の導通を図るものである。このコア基板5は、平板状の基体7と、この基体7を厚み方向に貫通する複数のスルーホールTと、スルーホールTに充填されたスルーホール導体8とを含んでいる。
基体7は、コア基板5の剛性を高めるものであり、図3に示すように、複数のガラス繊維9からなる繊維束10を縦横(X方向およびY方向)に織り込んでなる織布11と、該織布11を被覆する樹脂12と、該樹脂12に被覆された無機絶縁粒子13とを含んでいる。
この基体7において、織布11および該織布11のガラス繊維9間に配された樹脂12(第1樹脂)からなる層を繊維層14とする。また、各繊維層14の間に配され、ガラス繊維を含まずに、樹脂12(第2樹脂)および無機絶縁粒子13からなる層を樹脂層15とする。この繊維層14と樹脂層15との境界は、繊維層14のガラス繊維9と樹脂層15の樹脂12との界面によって構成される。なお、繊維層14は、ガラス繊維9間に無機絶縁粒子13を含んでも構わない。
本実施形態例により製造される配線基板4において、基体7は、樹脂12に被覆された織布11を1層含んでいる。このため、基体7は、1層の繊維層14と、この繊維層14の上下に配された一対の樹脂層15とを含んでいる。
また、基体7は、厚みが例えば0.03mm以上0.4mm以下に設定され、平面方向への熱膨張率が例えば4ppm/℃以上15ppm/℃以下に設定され、厚み方向への熱膨張率が例えば11ppm/℃以上30ppm/℃以下に設定され、厚み方向への熱膨張率が平面方向への熱膨張率の例えば2倍以上2.8倍以下に設定され、ヤング率が例えば20GPa以上30GPa以下に設定されている。
ここで、基体7の熱膨張率は、市販のTMA装置を用いてJISK7197‐1991に準じた測定方法により測定される。また、ヤング率は、MTSシステムズ社製Nano Indentor XP/DCMを用いて測定される。
基体7に含まれる織布11は、基体7の剛性を高めるとともに平面方向への熱膨張率を低減するものである。この織布11を構成する繊維束10は、互いに平行な複数のガラス繊維9の束であり、細長形状であるとともに、長手方向に垂直な断面が楕円状である。このような繊維束10が縦横に織り込まれていることから、織布11は、厚み方向においてガラス繊維9の数が多い高密度領域と、厚み方向においてガラス繊維9の数が少ない低密度領域とを含んでいる。
この繊維束10は、幅が厚みより大きく設定されている。また、繊維束10は、幅が例えば300μm以上500μm以下に設定され、厚みが例えば20μm以上100μm以下に設定されている。また、1つの繊維束10は、ガラス繊維9を例えば50本以上200本以下含んでいる。
繊維束10を構成するガラス繊維9は、Tガラス、SガラスまたはEガラス等のガラスからなる繊維を使用することができ、長手方向に垂直な断面の径が例えば4μm以上9μm以下に設定されており、長手方向および幅方向への熱膨張率が2.5ppm/℃以上6ppm/℃以下に設定され、ヤング率が70GPa以上85GPa以下に設定されている。
織布11を被覆する樹脂12は、例えばエポキシ樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂、シアネート樹脂、ポリパラフェニレンベンズビスオキサゾール樹脂、全芳香族ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、芳香族液晶ポリエステル樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂またはポリエーテルケトン樹脂等の樹脂材料により形成することができる。この樹脂12は、平面方向および厚み方向への熱膨張率が例えば20ppm/℃以上50ppm/℃以下に設定され、ヤング率が例えば3GPa以上10GPa以下に設定されている。
樹脂12に被覆された無機絶縁粒子13は、基体7の熱膨張率を低減するとともに基体7の剛性を高めるものであり、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムまたは酸化ケイ素等の無機絶縁材料を含み、なかでも、熱膨張率やヤング率等の特性がガラス繊維に近い酸化ケイ素を含むことが望ましい。その結果、樹脂層15の熱膨張率やヤング率を繊維層14に近づけることができる。無機絶縁粒子13が酸化ケイ素を含む場合、無機絶縁粒子13は、酸化ケイ素を65重量%以上100重量%以下含有することが望ましく、酸化ケイ素の他に、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、窒化アルミニウム、水酸化アルミニウムまたは炭酸カルシウム等を含有しても構わない。
この無機絶縁粒子13は、例えば球状に形成されており、粒径が例えば0.5μm以上5.0μm以下に設定され、各方向への熱膨張率が例えば2.7ppm/℃以上6ppm/℃以下に設定され、ヤング率が70GPa以上85GPa以下に設定されている。なお、無機絶縁粒子13として、ガラス繊維を細かく切断して粒子状にしたものを用いても構わない。
また、無機絶縁粒子13は、樹脂層15における含有量が40体積%以上75体積%以下に設定されていることが望ましい。その結果、無機絶縁粒子13の含有量が40体積%以上であることによって、樹脂層15の熱膨張率およびヤング率を繊維層14に近づけることができる。また、無機絶縁粒子13の含有量が75体積%以下であることによって、スルーホールT内壁に位置する無機絶縁粒子13と樹脂12との接着強度を高めて、該無機絶縁粒子13と樹脂12との剥離を低減し、ひいてはスルーホール導体8と樹脂層15との剥離を低減できる。
ここで、無機絶縁粒子13の粒径は、基体7の断面を電界放出型電子顕微鏡で観察し、各粒子の最大径を計測し、その平均値を算出することによって測定される。また、樹脂層15における無機絶縁粒子13の含有量(体積%)は、樹脂層15の断面を電界放出型電子顕微鏡で観察し、樹脂層15に対して無機絶縁粒子13の占める面積比率(面積%)を計測し、その平均値を算出して含有量(体積%)とみなすことにより測定される。
一方、複数のスルーホールTは、基体7の両主面に開口Oを有するとともに、基体7の両主面から基体7の中央に向かって幅が狭い鼓状となっており、1つのスルーホールTにおいて最も幅の狭い幅狭部Nは、織布11に取り囲まれている。
複数のスルーホールTのうち、織布11の高密度領域を貫通するものを第1スルーホールT1とし、織布11の低密度領域を貫通するものを第2スルーホールT2とする。この場合、織布11において、第1スルーホールT1が貫通するガラス繊維9の数は、第2スルーホールT2が貫通するガラス繊維9の数よりも多い。なお、このような第1スルーホールT1および第2スルーホールT2は、幅狭部Nの幅が繊維束10の幅よりも小さく設定されており、その結果、高密度領域または低密度領域を貫通している。
また、第1スルーホールT1の幅狭部Nを第1幅狭部N1とし、第2スルーホールT2の幅狭部Nを第2幅狭部N2とする。また、第1スルーホールT1の両主面における開口Oを第1開口O1とし、第2スルーホールT2の両主面における開口Oを第2開口O2とする。
第1開口O1の幅は、例えば30μm以上105μm以下に設定されている。また、第1スルーホールT1の織布11に取り囲まれた領域における最小幅、すなわち、第1幅狭部N1の幅は、例えば15μm以上60μm以下に設定されている。
第2開口O2の幅は、例えば30μm以上105μm以下に設定されている。また、第2スルーホールT2の織布11に取り囲まれた領域における最小幅、すなわち、第2幅狭部N2の幅は、例えば20μm以上95μm以下に設定されている。
また、基体7の一主面において、第1開口O1の幅は、第2開口O2の幅と同じである。この場合、基体7の一主面において、第1開口O1の幅は、第2開口O2の幅の例えば0.9倍以上1.1倍以下に設定されている。また、第1幅狭部N1の幅は、第2幅狭部N2の幅の例えば0.5倍以上0.9倍未満に設定されている。
なお、繊維束10、開口Oおよび幅狭部Nそれぞれの幅は、基体7を厚み方向に沿って切断した断面にて測定される。
このスルーホールTの内壁に被着されたスルーホール導体8は、コア基板5上下の配線層6同士を電気的に接続するものである。このスルーホール導体8は、例えば銅、アルミニウムまたはニッケル等の導電材料により形成されたものを使用することができ、なかでも導電性の高い銅を用いることが望ましい。このスルーホール導体8は、貫通方向および幅方向への熱膨張率が例えば16ppm/℃以上25ppm/℃以下に設定され、ヤング率が例えば60GPa以上210GPa以下に設定されている。なお、銅の熱膨張率は、18ppm/℃程度である。また、スルーホール導体8の熱膨張率およびヤング率は、基体7と同様に測定される。
一方、コア基板5の両側には、上述した如く、一対の配線層6が形成されている。配線層6は、基体7上に積層され、厚み方向に貫通するビア孔Vが形成された絶縁層16と、基体7上または絶縁層16上に形成された導電層17と、ビア孔V内に形成され、導電層17に電気的に接続されたビア導体18と、を含んでいる。
絶縁層16は、導電層17を支持する支持部材として機能するだけでなく、導電層17同士の短絡を防ぐ絶縁部材として機能するものであり、樹脂と、該樹脂に被覆された無機絶縁粒子と、を含んでいる。この絶縁層16は、厚みが例えば5μm以上40μm以下に設定され、平面方向および厚み方向への熱膨張率が例えば15ppm/℃以上45ppm/℃以下に設定され、ヤング率が例えば5GPa以上40GPa以下に設定されている。なお、絶縁層16の熱膨張率およびヤング率は、基体7と同様に測定される。
絶縁層16に含まれる樹脂としては、例えばエポキシ樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂、シアネート樹脂、ポリパラフェニレンベンズビスオキサゾール樹脂、全芳香族ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、芳香族液晶ポリエステル樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂またはポリエーテルケトン樹脂等により形成されたものを使用することができる。
絶縁層16に含まれる無機絶縁粒子としては、基体7に含まれる無機絶縁粒子13と同様のものを用いることができる。
導電層17は、例えば接地用配線、電力供給用配線または信号用配線として機能するものである。この導電層17は、例えば銅、銀、金、アルミニウム、ニッケルまたはクロム等の金属材料により形成されたものを使用することができ、なかでも導電性の高い銅を用いることが望ましい。この導電層17は、厚みが例えば3μm以上20μm以下に設定され、平面方向および厚み方向への熱膨張率が例えば5ppm/℃以上25ppm/℃以下に設定され、ヤング率が50GPa以上250GPa以下に設定されている。
ビア導体18は、厚み方向に互いに離間した導電層17同士を相互に接続するものである。このビア導体18は、例えば幅がコア基板5に向って小さくなるテーパー状に形成されており、例えば銅、銀、金、アルミニウム、ニッケルまたはクロムの導電材料により形成されたものを使用することができ、なかでも導電性の高い銅を用いることが望ましい。
ところで、ガラス繊維9と樹脂12とは、熱膨張率が異なるため、配線基板4に熱が加わると、ガラス繊維9と樹脂12との間に熱応力が印加され、ガラス繊維9と樹脂12とが剥離することがある。この場合、スルーホール導体8に電圧が印加された際に、この電圧によってイオン化したスルーホール導体8の一部が剥離箇所に侵入し、隣接するホール導体8に向かって移動しやすくなる(イオンマイグレーション)。
一方、図3(a)および図3(b)に示すように、第1スルーホールT1の織布11に取り囲まれた領域における最小幅(第1幅狭部N1の幅)は、第2スルーホールT2の織布11に取り囲まれた領域における最小幅(第2幅狭部N2の幅)よりも小さい。
その結果、ガラス繊維9の数が多い高密度領域において、第1スルーホールT1の織布11に取り囲まれた領域における最小幅を小さくすることによって、隣接するスルーホールT同士の織布11における距離を大きくすることができる。したがって、イオンマイグレーションに起因した隣接するスルーホール導体8同士の短絡を低減することができ、ひいては電気的信頼性に優れた配線基板4を得ることができる。また、このように隣接するスルーホール導体8同士の短絡を低減することによって、電気的信頼性を担保しつつ、スルーホール導体8同士を近づけて、高密度配線の配線基板4を得ることができる。
また、ガラス繊維9の数が少ない低密度領域において、第2スルーホールT2の織布11に取り囲まれた領域における最小幅を大きくすることによって、スルーホール導体8の幅を大きくし、スルーホール導体8を形成する際に、第2スルーホールT2内へめっき液が浸入しやすくなり、第2スルーホールT2内においてスルーホール導体8を歩留まり良く形成することができ、配線基板4の電気的信頼性を高めることができる。
また、第2スルーホールT2の織布11に取り囲まれた領域における最小幅を大きくすることによって、スルーホール導体8の電気抵抗を低減し、ひいては配線基板4の電気特性を高めることができる。
また、本実施形態例により製造される配線基板4においては、基体7の一主面において、第1開口O1の幅は、第2開口O2の幅と同じである。このような第1スルーホールT1および第2スルーホールT2においても、上述した如く、第1幅狭部N1の幅を第2幅狭部N2の幅よりも小さいくすることができる。
なお、本実施形態例により製造される配線基板4において、スルーホールTは、基体7の厚み方向に沿った断面にて、基体7の両主面の開口Oそれぞれから幅狭部Nにかけてテーパー状に形成されており、第1スルーホールT1におけるテーパーの度合い(テーパー率)は、第2スルーホールT2におけるテーパーの度合いよりも大きく、より先細りの形状となっている。
かくして、上述した実装構造体1は、配線基板4を介して供給される電源や信号に基づいて電子部品2を駆動若しくは制御することにより、所望の機能を発揮する。
次に、本発明の配線基板の製造方法の実施形態の一例を、図4および図5に基づいて説明する。
(基体の準備)
(1)図4(a)に示すように、基体7と該基体7の上下に配された銅箔17xとからなる銅張積層板5xを準備する。具体的には、例えば以下のように行う。
まず、未硬化の樹脂12および無機絶縁粒子13を含むワニスを準備し、該ワニスを織布11に含浸させて樹脂シートを形成する。このようにワニスを織布11に含浸させる際に、無機絶縁粒子13が織布11のガラス繊維9間に侵入しにくいため、織布11外の領域(樹脂層15となる領域)に濃縮される。なお、未硬化は、ISO472:1999に準ずるA‐ステージまたはB‐ステージの状態である。
次に、該樹脂シートの上下に銅箔17xを積層して積層体を形成した後、該積層体を厚み方向に加熱加圧することにより、該樹脂12を熱硬化させて基体7を形成するとともに、上述した銅張積層板5xを作製する。このように基体7を形成する際に、樹脂シートの織布11およびそのガラス繊維9間の樹脂が繊維層14となり、隣接する樹脂シートの織布11外の領域同士が接着して樹脂層15となる。
(スルーホールの形成)
(2)図4(b)に示すように、サンドブラスト法を用いて銅張積層板5xにスルーホールTを形成する。具体的には、例えば以下のように行う。
まず、銅張板積層板5xの両面に、スルーホールTの形成箇所に開口を有するレジストを形成する。このレジストは、例えば感光性樹脂の露光、現像によって形成することができる。次に、サンドブラスト装置のノズルから、銅張板積層板5xの一主面に微粒子を噴射することによって、該レジストの開口を介して、スルーホールTの一部分(非貫通)を形成する。次に、銅張板積層板5xの他主面に微粒子を噴射することによって、基体7を貫通するスルーホールTを形成する。なお、基体7を貫通するスルーホールTは、銅張板積層板5xの一主面のみに微粒子を噴射することによって形成しても構わない。次に、レジストを例えば1〜3wt%水酸化ナトリウム溶液等で除去する。次に、スルーホールTの内壁を高圧水洗することによって、残存した微粒子やスルーホールTの加工屑を除去する。
このようにサンドブラスト法を用いた場合、微粒子の噴射によってスルーホールTを形成するため、ドリル加工と比較して、ガラス繊維9と樹脂12との境界に印加される応力および熱を低減することができる。さらに、レーザー加工と比較して、ガラス繊維9と樹脂12との境界に印加される熱を低減することができる。それ故、サンドブラスト法を用いた場合、ドリル加工やレーザー加工と比較して、ガラス繊維9と樹脂12との剥離を低減することができるため、隣接するスルーホール導体8同士の短絡を低減しつつ間隔を狭くすることができ、ひいては配線基板4の配線密度を高めることができる。
さらに、基体7における無機絶縁粒子13の含有量を増加させた場合に、ドリル加工のようにドリルが摩耗することがなく、また、レーザー加工よりも容易にスルーホールTを形成することができる。それ故、基体7における無機絶縁粒子13の含有量が高い場合、サンドブラスト法を用いると、効率良くスルーホールTを形成することができる。
特に、微粒子を噴射する基体7の樹脂層15における無機絶縁粒子13の含有量は、40体積%以上75体積%以下に設定されていることが望ましい。その結果、無機絶縁粒子13の含有量を40体積%以上とすることによって、サンドブラスト法による樹脂層15の切削性を高めることができる。また、無機絶縁粒子13の含有量を75体積%以下とすることによって、スルーホールTを形成する際にスルーホールT内壁からの無機絶縁粒子13の脱粒を低減し、該脱粒に起因した窪みに気泡が残存してスルーホールT内壁とスルーホール導体8との密着強度が低下することを低減できる。
また、レジストを使用してサンドブラストを行っていることから、微粒子を広範に噴射して複数のスルーホールTを同時に加工できるため、ドリル加工やレーザー加工と比較して、スルーホールTを効率良く形成できる。特に、基体7の厚みが0.03mm以上0.4mm以下と薄く設定されていると、サンドブラスト法を用いて効率良くスルーホールTを形成することができる。
以上のようにサンドブラスト法でスルーホールTを形成するためには、サンドブラスト法は以下の条件で行うことができる。
まず、サンドブラスト法は、ドライブラストにより行われる。その結果、ウェットブラストと比較して、微粒子に対する抵抗が小さいため、スルーホールTの切削性を高めるとともに、切削時の加工屑の残留を低減し、該加工屑による切削阻害を低減できる。
一方、サンドブラストで噴射する微粒子は、ガラスよりも硬度の高い無機絶縁材料からなる破砕粒子を用いることが望ましい。その結果、ガラス繊維9よりも硬い破砕粒子の尖った端部によって、スルーホールTの内壁に露出したガラス繊維9を効率良く切削することができるため、ガラス繊維9と樹脂12との間に印加される応力を低減しつつ、スルーホールTを効率良く形成することができる。
このようにガラスよりも硬度の高い無機絶縁材料としては、例えばアルミナ、炭化ケイ素またはジルコニア等を用いることができ、なかでもアルミナを用いることが望ましい。なお、硬度としてはビッカース硬度を用いることができる。
また、微粒子の粒径は、10μm以上30μm以下に設定されていることが望ましい。その結果、粒径を10μm以上にすることによって、微粒子による切削性を高めスルーホールTを容易に形成することができる。また、粒径を30μm以下にすることによって、微粒子が孔詰まりすることなくスルーホールTを形成することができる。なお、微粒子の粒径は、各粒子の最大径の平均値である。
また、微粒子を噴射する圧力は、0.1MPa以上0.22MPa以下に設定されていることが望ましい。その結果、圧力を0.1MPa以上にすることによって、スルーホールT内のガラス繊維9を効率よく切削加工することができる。また、圧力を0.22MPa以下にすることによって、破砕粒子同士がぶつかりあってスルーホールT内壁の樹脂12が過剰に切削されないように加工することができる。
また、微粒子の噴射量は、30g/min以上200g/min以下に設定されていることが望ましい。
また、1つのスルーホールTに対して微粒子を噴射する回数(スキャン回数)は、基体7の厚みに応じて設定され、例えばコア基板5の厚みが80μm以上400μm以下の場合には4回以上20回以下に設定されている。
ここで、サンドブラスト法で形成したスルーホールTの内壁は、デスミア処理を行わないことが望ましい。サンドブラスト法でスルーホールTを形成すると、ドリル加工やレーザー加工と比較して、スルーホールTの内壁に印加される熱を低減して炭化した樹脂の残滓を低減できるとともに、物理的に分子間の結合が切断されるため、スルーホールT内壁に露出した樹脂12の表面の反応活性を高めることができる。
それ故、デスミア処理を行わなくとも、スルーホールTの内壁とスルーホール導体8との接着強度を高めることができる。このようにデスミア処理を行わないことによって、樹脂12のみが選択的にエッチングされてガラス繊維9の側面が大きく露出することを低減し、樹脂12とガラス繊維9との剥離を低減できる。
ここで、上述したサンドブラスト法においては、ガラス繊維9のエッチングレート(単位時間当たりの切削量)は、樹脂12のエッチングレートと比較して小さい。したがって、サンドブラスト法を行なう際に、織布11の厚み方向におけるガラス繊維9の数が多い高密度領域においては、第1幅狭部N1の幅が小さい第1スルーホールT1が形成され、織布11の厚み方向におけるガラス繊維9の数が少ない高密度領域においては、第2幅狭部N2の幅が大きい第2スルーホールT2が形成される。
このように第1スルーホールT1および第2スルーホールT2を形成するためには、以下の条件でサンドブラスト法を行なうことが望ましい。
まず、微粒子を噴射する圧力は、0.1MPa以上0.15MPaであることが望ましい。このように噴射圧力を小さくすることによって、ガラス繊維9のエッチングレートが低下し、第1幅狭部N1の幅と第2幅狭部N2の幅との差を大きくすることができる。
また、微粒子の粒径は、スルーホールTの開口径の1/3以下が望ましい。このように粒子径を小さくすることによって、ガラス繊維9のエッチングレートが低下し、第1幅狭部N1の幅と第2幅狭部N2の幅との差を大きくすることができる。
また、レジストの開口を同一形状にしつつ第1スルーホールT1および第2スルーホールT2を形成することによって、第1スルーホールT1の第1開口O1の幅と第2スルーホールT2の第2開口O2の幅とを同じにすることができる。
(スルーホール導体の形成)
(3)
図5(a)に示すように、基体7にスルーホール導体8および導電層17を形成し、コア基板5を作製する。具体的には、例えば以下のように行う。
まず、従来周知のエッチングによって、銅箔17xを除去する。次に、例えば無電解めっき法および電気めっき法を用いたセミアディティブ法によって、スルーホールTの内壁に導電材料を被着させ、さらにはスルーホールT内に導電材料を充填してスルーホール導体8を形成するとともに、基体7の両主面に導電材料を被着させて導電層17を形成する。なお、導電材料の被着には、無電解めっき法および電気めっき法の他に、蒸着法、CVD法またはスパッタリング法を用いても構わないし、セミアディティブ法の他に、サブトラクティブ法またはフルアディティブ法を用いても構わない。
以上のようにして、コア基板5を作製することができる。
(配線層の形成)
(4)図5(b)に示すように、コア基板5の両側に一対の配線層6を形成することにより、配線基板4を作製する。具体的には、例えば以下のように行う。
まず、未硬化の樹脂を導電層17上に配置し、樹脂を加熱して流動密着させつつ、更に加熱して樹脂を硬化させることにより、導電層17上に絶縁層16を形成する。次に、レーザー加工でビア孔Vを形成し、ビア孔V内に導電層17の少なくとも一部を露出させる。このように、レーザー加工でビア孔Vを形成することによって、サンドブラスト法と比較して、ビア孔V内に露出させる導電層17の損傷を低減することができる。次に、例えばセミアディティブ法、サブトラクティブ法またはフルアディティブ法等により、ビア孔Vにビア導体18を形成するとともに絶縁層16の上面に導電層17を形成する。
以上のようにして、配線基板4を作製することができる。なお、本工程を繰り返すことにより、配線層6において絶縁層16および導電層17を多層化させても構わない。
(電子部品の実装)
(5)最上層の導電層17上面にバンプ3を形成するとともにバンプ3を介して配線基板
4に電子部品2をフリップチップ実装する。
以上のようにして、図1ないし図3に示した実装構造体1を作製することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良、組み合わせ等が可能である。
また、上述した実施形態において、配線層が絶縁層を1層含む構成を例に説明したが、配線層は絶縁層を何層含んでも構わない。
また、上述した実施形態において、基体が織布を1層含む構成を例に説明したが、基体
は織布を何層含んでも構わない。
また、上述した実施形態において、繊維層の第1樹脂と樹脂層の第2樹脂とが同一のものである構成を例に説明したが、繊維層の第1樹脂と樹脂層の第2樹脂とは異なるものでも構わない。
また、上述した実施形態において、スルーホールにスルーホール導体が充填された構成を例に説明したが、スルーホール導体はスルーホールの内壁に被着していればよく、例えば、スルーホール導体はスルーホールの内壁に被着して円筒状に形成されていても構わない。この場合、円筒状であるスルーホール導体に取り囲まれた領域には、エポキシ樹脂などの樹脂からなる絶縁体が充填される。
また、上述した実施形態において、(1)の工程にて銅箔を用いた構成を例に説明したが、銅箔の代わりに、例えば鉄ニッケル合金または鉄ニッケルコバルト合金等の金属材料からなる金属箔を用いても構わない。
以下、本発明を実施例によって詳細に説明するが、本発明は、下記実施例によって限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲の変更、実施の態様は、いずれも本発明の範囲内に含まれる。
(評価方法)
基体の上下に銅箔を積層してなる銅張積層板を作製し、サンドブラスト法でスルーホールを形成した。次に、銅箔をエッチング液で除去した後、無電解めっき法および電気めっき法を用いて、スルーホールの内壁にスルーホール導体を形成し、コア基板を形成した。その後、織布の高密度領域および低密度領域それぞれにおいて、コア基板を厚み方向に切断し、金属顕微鏡を用いて切断面を観察した。
(銅張板積層板の作製条件)
まず、未硬化のエポキシ樹脂(樹脂)、シリカフィラー(無機絶縁粒子)およびガラスクロス(織布)を含む樹脂シートを準備した。なお、樹脂シートは、シリカフィラーを60体積%含んでいる。
次に、樹脂シートの上下に銅箔を積層して積層体を形成した。
次に、温度:220℃、圧力:3MPa、時間:90分の条件下で、該積層体を厚み方向に加熱加圧することにより、上述した銅張積層板を作製した。
(スルーホール加工条件)
サンドブラスト法は、微粒子の噴射量:50g/min、微粒子を噴射する圧力:0.15MPa、微粒子の形状:破砕粒子、微粒子の粒径:#800(26μm)、微粒子の材料:アルミナの条件下で行った。
(結果)
図6(a)に示すように、貫通するガラス繊維の数が多い第1スルーホールにおいては、第1幅狭部の幅が小さくなっており、図6(b)に示すように、貫通するガラス繊維の数が少ない第2スルーホールにおいては、第2幅狭部の幅が大きくなっていた。
1 実装構造体
2 電子部品
3 バンプ
4 配線基板
5 コア基板
6 配線層
7 基体
8 スルーホール導体
9 ガラス繊維
10 繊維束
11 織布
12 樹脂
13 無機絶縁粒子
14 繊維層
15 樹脂層
16 絶縁層
17 導電層
18 ビア導体
T スルーホール
T1 第1スルーホール
T2 第2スルーホール
N 幅狭部
N1 第1幅狭部
N2 第2幅狭部
O 開口
O1 第1開口
O2 第2開口
V ビア孔

Claims (7)

  1. 複数のガラス繊維からなる織布と該織布を被覆する樹脂とを含む基体を準備する工程と、
    該基体を厚み方向に貫通するとともに、物理的に分子間の結合が切断された内壁を有する複数のスルーホールをサンドブラスト法により形成する工程と、
    それぞれの該スルーホールの内壁に被着した複数のスルーホール導体を形成する工程とを備え、
    前記複数のスルーホールは、第1スルーホールと第2スルーホールとを有し、
    前記織布において前記第1スルーホールが貫通する前記ガラス繊維の数は、前記織布において前記第2スルーホールが貫通する前記ガラス繊維の数よりも多く、
    前記第1スルーホールの前記織布に取り囲まれた領域における最小幅は、前記第2スルーホールの前記織布に取り囲まれた領域における最小幅よりも、小さいことを特徴とする配線基板の製造方法。
  2. 請求項1に記載の配線基板の製造方法において、
    前記第1スルーホールおよび前記第2スルーホールは、前記基体の両主面から前記基体の中央に向かって幅が狭い鼓状であることを特徴とする配線基板の製造方法。
  3. 請求項1に記載の配線基板の製造方法において、
    前記基体の一主面における前記第1スルーホールの開口の幅は、前記基体の一主面における前記第2スルーホールの開口の幅と同じであることを特徴とする配線基板の製造方法。
  4. 請求項3に記載の配線基板の製造方法において、
    前記基体の一主面における前記第1スルーホールの開口の幅は、前記基体の一主面における前記第2スルーホールの開口の幅の0.9倍以上1.1倍以下であることを特徴とする配線基板の製造方法。
  5. 請求項1に記載の配線基板の製造方法において、
    前記第1スルーホールの前記織布に取り囲まれた領域における最小幅は、前記第2スルーホールの前記織布に取り囲まれた領域における最小幅の0.5倍以上0.9倍未満であることを特徴とする配線基板の製造方法。
  6. 請求項1に記載の配線基板の製造方法において、
    前記織布は、複数のガラス繊維からなる繊維束を縦横に織り込んでなり、
    前記第1スルーホールおよび前記第2スルーホールの前記織布に取り囲まれた領域における最小幅は、前記繊維束の幅よりも小さいことを特徴とする配線基板の製造方法。
  7. 請求項6に記載の配線基板の製造方法において、
    前記第1スルーホールおよび前記第2スルーホールそれぞれは、前記織布において1つの前記繊維束のみを貫通していることを特徴とする配線基板の製造方法。
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