JP2013229422A - 配線基板、実装構造体、配線基板の製造方法および実装構造体の製造方法 - Google Patents

配線基板、実装構造体、配線基板の製造方法および実装構造体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電子部品を信頼性高く作動させる要求に応える配線基板、実装構造体、配線基板の製造方法および実装構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】配線基板4は、コア基板7と、コア基板7上に位置し、電子部品が上面に実装される第1ビルドアップ層8aとを備え、コア基板7は、基体9と、基体9を厚み方向に貫通した複数の電源用スルーホール導体10Pとを有し、第1ビルドアップ層8aは、基体9よりも厚みの小さい絶縁層11cと、絶縁層11c上に位置し、電子部品の電源用端子6Pに電気的に接続されるとともに、複数の電源用スルーホール導体10Pに電気的に接続した複数の電源用パッド14Pとを有し、互いに電気的に接続した1組の電源用パッド14Pおよび電源用スルーホール導体10Pにおいて、電源用スルーホール導体10Pの数は、電源用パッド14Pの数よりも多い。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器(たとえば各種オーディオビジュアル機器、家電機器、通信機器、コンピュータ機器及びその周辺機器)等に使用される配線基板、実装構造体、配線基板の製造方法および実装構造体の製造方法に関するものである。
従来、電子機器における実装構造体としては、配線基板に電子部品を実装したものが使用されている。
配線基板に関して、特許文献1には、コア基板の両面に複数のビルドアップ層を備え、コア基板は、半導体パッケージにおける信号線の一部となる充填スルホール部と、半導体パッケージにおける電源線ないしグランド線の一部となるめっきスルホール部とを有する構成が開示されている。
ところで、近年、電子機器の省電力化が要求されており、半導体チップの消費電力を低下させる要求がある。この消費電力は、半導体チップの電源の電圧に比例するため、消費電力を低下させるためには、電源の電圧を低下させる必要がある。
しかし、半導体チップの電源の電圧を低下させると、配線基板における電源線のインピーダンスおよびインダクタンスに起因した電圧変動の影響が大きくなり、ひいては半導体チップが誤動作しやすくなる。
したがって、半導体チップを信頼性高く作動させることが要求されている。
特開2004−134679号公報
本発明は、電子部品を信頼性高く作動させる要求に応える配線基板、実装構造体、配線基板の製造方法および実装構造体の製造方法を提供するものである。
本発明の一形態にかかる配線基板は、コア基板と、該コア基板上に位置し、電子部品が上面に実装されるビルドアップ層とを備え、前記コア基板は、基体と、該基体を厚み方向に貫通した複数の電源用スルーホール導体とを有し、前記ビルドアップ層は、前記基体よりも厚みの小さい絶縁層と、該絶縁層上に位置し、電子部品の電源用端子に電気的に接続されるとともに、前記複数の電源用スルーホール導体に電気的に接続した複数の電源用パッドとを有し、互いに電気的に接続した1組の前記電源用パッドおよび前記電源用スルーホール導体において、前記電源用スルーホール導体の数は、前記電源用パッドの数よりも多いことを特徴とする。
本発明の一形態にかかる配線基板によれば、互いに電気的に接続した1組の電源用パッドおよび電源用スルーホール導体において、電源用スルーホール導体の数が電源用パッドの数よりも多いため、コア基板において電源用の電流が流れる経路を並列的に増加させることで、コア基板における電源用スルーホール導体のインピーダンスおよびインダクタンスを低減し、ひいては電子部品を信頼性高く作動させることができる。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係る実装構造体の側面図であり、図1(b)は、本発明の一実施形態に係る実装構造体の上面図である。 図2は、図1(b)のP1部分において、A−A線に沿って厚み方向に切断した断面の拡大図である。 図3は、図1(b)のP1部分において、B−B線に沿って厚み方向に切断した断面の拡大図である。 図4(a)は、図1(b)のP1部分において、図2のC−C線に沿って平面方向に切断した断面の拡大図であり、図4(b)は、図1(b)のP1部分において、図2のD−D線に沿って平面方向に切断した断面の拡大図であり、図4(c)は、図1(b)のP1部分において、図2のE−E線に沿って平面方向に切断した断面の拡大図である。 図5は、図1(a)に示す実装構造体の製造工程を説明する、図2に相当する断面の拡大図である。 図6は、図1(a)に示す実装構造体の製造工程を説明する、図2に相当する断面の拡大図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る配線基板を含む実装構造体を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1(a)および(b)に示した実装構造体1は、例えば各種オーディオビジュアル機器、家電機器、通信機器、コンピュータ装置又はその周辺機器などの電子機器に使用されるものである。この実装構造体1は、平板状の電子部品2と、電子部品2がバンプ3を介してフリップチップ実装された平板状の配線基板4と、を含んでいる。
電子部品2は、例えばIC又はLSI等の半導体素子であり、図2および図3に示すように、平板状の半導体基板5と、この半導体基板5の下面に形成された円板状の複数の端子6とを含んでいる。半導体基板5は、例えばシリコン、ゲルマニウム、ガリウム砒素、ガリウム砒素リン、窒化ガリウム又は炭化珪素等の半導体材料により形成されている。端子6は、例えば銅、金、アルミニウム、ニッケルまたはクロム等の導電材料により形成することができ、なかでも、導電性の観点から、銅を用いることが望ましい。
複数の端子6は、図2および図3に示すように、半導体基板5に電源を供給する複数の電源用端子6Pと、半導体基板5をグランド電位に接続する複数のグランド用端子6Gと、半導体基板5に信号の入出力を行なう複数の信号用端子(図示せず)とを含んでいる。
ここで、電子部品2の下面は、中央部に位置する第1領域R1と、電子部品2の外周近傍に位置し第1領域R1を取り囲む第2領域R2とを含んでおり、第1領域R1には複数の電源用端子6Pおよび複数のグランド用端子6Gが配され、第2領域R2には複数の信号用端子が配されている。
第1領域R1において、複数の端子6は、例えば、格子状に配列しており、電源用端子6Pおよびグランド用端子6Gが交互に位置することによって、複数の電源用端子6Pが千鳥状に配列し、且つ複数のグランド用端子6Gも千鳥状に配列している。この場合、第1領域R1において複数の端子6同士のピッチは、例えば200μm以上250μm以下に設定されている。なお、第1領域R1において、複数の端子6は、格子状に配列されていなくてもよい。また、複数の端子6同士のピッチは、厚み方向に切断した断面において、隣接した端子6それぞれの中心の間の距離を測定することによって得られる。以下、各部材のピッチも端子6のピッチと同様に得られる。
また、第2領域R2において、複数の信号用端子は、例えば、格子状に配列している。第2領域R2における複数の端子6同士のピッチは、第1領域R1における複数の端子6同士のピッチよりも小さく設定されている。第2領域R2における複数の端子6同士のピッチは、例えば128μm以上180μm以下に設定されている。
バンプ3は、例えば鉛、錫、銀、金、銅、亜鉛、ビスマス、インジウム又はアルミニウム等を含む半田等の導電材料により構成されている。
配線基板4は、電子部品2とマザーボード(図示せず)とを電気的に接続するものであり、電子部品2が上面に実装されるとともに、下面がマザーボードにボールバンプ(図示せず)を介して実装される。この配線基板4は、平板状のコア基板7と、コア基板7の両側に形成された一対のビルドアップ層8とを含んでいる。
コア基板7は、配線基板4の強度を高めつつ一対のビルドアップ層8間の導通を図るものであり、厚み方向に貫通する円柱状のスルーホールが複数形成された平板状の基体9と、複数のスルーホール内に充填されたスルーホール導体10とを含んでいる。
基体9は、コア基板7の剛性を高めるものであり、例えばエポキシ樹脂等の樹脂と、樹脂に被覆されたシリカフィラーと、樹脂に被覆されたガラスクロスとを含んでいる。基体9の厚みは、例えば0.4mm以上1.2mm以下に設定されている。なお、基体9の厚みは、後述する絶縁層11の厚みよりも大きく、さらには、1つのビルドアップ層8の厚みよりも大きい。
スルーホール導体10は、コア基板7上下のビルドアップ層8同士を電気的に接続するものであり、例えば銅、アルミニウム又はニッケル等の導電材料により形成されたものを使用することができ、なかでも導電性の高い銅を用いることが望ましい。この複数のスルーホール導体10は、格子状に配列している。複数のスルーホール導体10同士のピッチは、第1領域R1における複数の端子6同士のピッチよりも小さい。また、複数のスルーホール導体10同士のピッチは、例えば100μm以上180μm以下に設定されている。
このスルーホール導体10は、後述するビア導体13およびパッド14を介して、バンプ3および端子6に電気的に接続される。複数のスルーホール導体10は、電源用端子6Pに電気的に接続される複数の電源用スルーホール導体10Pと、グランド用端子6Gに電気的に接続される複数のグランド用スルーホール導体10Gと、信号用端子に電気的に接続される複数の信号用スルーホール導体(図示せず)とを含んでいる。
一方、コア基板7の両側には、上述した如く、一対のビルドアップ層8が形成されている。ビルドアップ層8は、配線密度を高めつつ配線を引き回すための多層配線層として機能するものである。このビルドアップ層8は、基体9上に積層され、厚み方向に貫通するビア孔が形成された絶縁層11と、基体9上又は絶縁層11上に形成された導電層12と、ビア孔内に充填され、導電層12に電気的に接続したビア導体13と、最上層の絶縁層11上に配され、ビア導体13に電気的に接続しているとともにバンプ3が接続されるパッド14とを含んでいる。本実施形態において、1つのビルドアップ層8は、絶縁層11を3層含んでいる。
ここで、便宜上、一対のビルドアップ層8のうち、電子部品2側に配されたものを第1ビルドアップ層8aとし、マザーボード側に配されたものを第2ビルドアップ層8bとする。
絶縁層11は、導電層12を支持する支持部材として機能するだけでなく、導電層12同士の短絡を防ぐ絶縁部材として機能するものであり、エポキシ樹脂などの樹脂と、該樹脂に被覆されたシリカフィラーとを含んでいる。この絶縁層11の厚みは、基体9と比較して小さく設定されており、その結果、ビルドアップ層8において配線を高密度化しつつ、基体9によって配線基板4の剛性を高めることができる。絶縁層11の厚みは、例えば20μm以上40μm以下に設定されている。
ここで、便宜上、第1ビルドアップ層8aに含まれた3層の絶縁層11を、基体9側から順次第1絶縁層11a、第2絶縁層11b、第3絶縁層11c(最上層)とする。
導電層12は、配線して機能するものであり、例えば銅、銀、金、アルミニウム、ニッケル又はクロム等の金属材料により形成されたものを使用することができ、なかでも導電性の観点から銅を用いることが望ましい。この導電層12の厚みは、例えば10μm以上25μm以下に設定されている。
ここで、便宜上、導電層12が設けられる各層の名称を、基体9の上面から配線基板4の上面に向かって、FC1、FC2、FC3とし、また、基体9の下面から配線基板4の下面に向かって、BC1、BC2、BC3とする。
また、導電層12は、電源用端子6Pに電気的に接続される複数の電源用導電層12Pと、グランド用端子6Gに電気的に接続される複数のグランド用導電層12Gと、信号用端子に電気的に接続される複数の信号用導電層(図示せず)とを含んでいる。また、電源用導電層12Pおよびグランド用導電層12Gは、ベタ状に形成されたベタ層を含んでいる。電源用導電層12Pのベタ層とグランド用導電層12Gのベタ層とは、交互に配置されている。第1ビルドアップ層8aにおいては、図2および図4(a)、(b)に示すように、基体9の上面から、グランド用導電層12Gのベタ層(FC1)、電源用導電層12Pのベタ層(FC2)、グランド用導電層12Gのベタ層(FC3)の順で形成されている。第2ビルドアップ層8bにおいては、図2および図4(c)に示すように、基体9の下面から、電源用導電層12Pのベタ層(BC1)、グランド用導電層12Gのベタ層(BC2)、電源用導電層12Pのベタ層(BC3)の順で形成されている。
ビア導体13は、厚み方向に互いに離間した導電層12同士を相互に接続するものであり、例えば銅、銀、金、アルミニウム、ニッケル又はクロム等の金属材料により形成されたものを使用することができ、なかでも導電性の観点から銅を用いることが望ましい。このビア導体13は、上面および下面が円形状であるとともにコア基板7に向って径が小さくなるテーパー状に形成されている。
また、ビア導体13は、電源用端子6Pに電気的に接続される複数の電源用ビア導体13Pと、グランド用端子6Gに電気的に接続される複数のグランド用ビア導体13Gと、信号用端子に電気的に接続される複数の信号用ビア導体(図示せず)とを含んでいる。
パッド14は、電子部品2に電気的に接続するための端子として機能するものであり、例えば銅、銀、金、アルミニウム、ニッケル又はクロム等の金属材料により形成されたものを使用することができ、なかでも導電性の観点から銅を用いることが望ましい。このパッド14は、例えば、円板状に形成されている。また、このパッド14の厚みは、例えば10μm以上25μm以下に設定されている。
また、パッド14は、電源用端子6Pに電気的に接続される複数の電源用パッド14Pと、グランド用端子6Gに電気的に接続される複数のグランド用パッド14Gと、信号用端子に電気的に接続される複数の信号用パッド(図示せず)とを含んでいる。これらのパッド14は、それぞれ接続する端子6と同様に配列している。
上述した配線基板4においては、複数の電源用スルーホール導体10P、複数の電源用導電層12P、複数の電源用ビア導体13P、複数の電源用パッド14Pは、互いに電気的に接続されることによって、1組の電源用配線を構成しており、配線基板4には電源用配線が1組のみ形成されている。この電源用配線においては、複数の電源用スルーホール導体6P同士または複数の電源用ビア導体13Pが、電源用導電層12Pのベタ層によって互いに電気的に接続されている。
同様に、複数のグランド用スルーホール導体10G、複数のグランド用導電層12G、複数のグランド用ビア導体13G、複数のグランド用パッド14Gは、互いに電気的に接続されることによって、1組のグランド用配線を構成しており、配線基板4にはグランド用配線が1組のみ形成されている。このグランド用配線においては、複数のグランド用スルーホール導体6G同士または複数のグランド用ビア導体13Gが、グランド用導電層12Gのベタ層によって互いに電気的に接続されている。
また、信号用スルーホール導体、各層の信号用導電層、各層の信号用ビア導体、信号用パッドは、1つずつ互いに電気的に接続されることによって、配線基板4における1組の信号用配線を構成しており、配線基板4には信号用配線が複数組形成されている。
ところで、コア基板7における基体9の厚みは、ビルドアップ層8の絶縁層11の厚みよりも大きい。それ故、基体9を厚み方向に貫通する電源用スルーホール導体10Pにおけるインピーダンスやインダクタンスは、絶縁層11を厚み方向に貫通する電源用ビア導体13Pにおけるインピーダンスやインダクタンスよりも大きくなりやすい。
一方、本実施形態においては、図2に示すように、互いに電気的に接続した1組の電源用パッド14Pおよび電源用スルーホール導体10Pにおいて、すなわち1組の電源用配線において、電源用スルーホール導体10Pの数は、電源用パッド14Pの数よりも多い。その結果、電源用スルーホール導体10Pの数を増加させることによって、コア基板7において電源用の電流が流れる経路を並列的に増加させることで、コア基板7における電源用スルーホール導体10Pのインピーダンスおよびインダクタンスを低減することができる。したがって、電源用配線における電圧を安定化し、ひいては電子部品2を信頼性高く作動させることができる。なお、電源用スルーホール導体10Pの数は、電源用パッド14Pの数の例えば2倍以上4倍以下に設定されている。
また、互いに電気的に接続した1組の電源用パッド14P、電源用ビア導体13Pおよび電源用スルーホール導体10Pにおいて、すなわち1組の電源用配線において、電源用スルーホール導体10Pの数は、最上層に位置する第3絶縁層11cを貫通する電源用ビア導体13Pの数よりも多い。その結果、第3絶縁層11cよりも厚みの大きい基体9を厚み方向に貫通する電源用スルーホール導体10Pにおけるインピーダンスおよびインダクタンスを低減することによって、電源用配線における電圧を効果的に安定化することができる。
本実施形態において、第3樹脂層11cを貫通する電源用ビア導体13Pの数は、電源用パッド14Pの数と等しくなっており、第3樹脂層11cを貫通する電源用ビア導体13Pはそれぞれ電源用パッド14Pに接続している。
また、本実施形態において、第1樹脂層11aを貫通する電源用ビア導体13Pの数は、電源用スルーホール導体10Pの数と等しくなっており、第1樹脂層11aを貫通する電源用ビア導体13Pはそれぞれ電源用スルーホール導体10Pに接続している。そして、第1樹脂層11a上の導電層12(FC2)において、第1樹脂層11aを貫通する電源用ビア導体13Pが電源用導電層12のベタ層で互いに電気的に接続している。そして、電源用導電層12のベタ層には、第2樹脂層11bを貫通する電源用ビア導体13Pが接続している。この第2樹脂層11bを貫通する電源用ビア導体13Pの数は、第1樹脂層11aを貫通する電源用ビア導体13Pの数よりも少なくなっており、第3樹脂層11cを貫通する電源用ビア導体13Pの数と等しい。そして、第2樹脂層11bを貫通する電源用ビア導体13Pは、第3樹脂層11cを貫通する電源用ビア導体13Pと接続している。なお、各層における電源用ビア導体13Pの数は、適宜変更しても構わない。
また、本実施形態において、電源用スルーホール導体10Pは、基体9Pを厚み方向に貫通した電源用のスルーホールに充填されている。その結果、1つの電源用スルーホール導体10Pにおけるインピーダンスおよびインダクタンスを低減することができる。
一方、本実施形態において、互いに電気的に接続した1組のグランド用パッド14Gおよびグランド用スルーホール導体10Gにおいて、すなわちグランド用配線において、グランド用スルーホール導体10Gの数は、グランド用パッド14Gの数よりも多い。その結果、電源用配線と同様に、グランド用配線においても電圧を安定化し、ひいては電子部品2を信頼性高く作動させることができる。
また、本実施形態において、グランド用スルーホール導体10Gは、基体9上の導電層12(FC1)において、グランド用導電層12のベタ層で互いに電気的に接続している。そして、グランド用導電層12のベタ層には、第1樹脂層11aを貫通するグランド用ビア導体13Gが接続している。この第1樹脂層11aを貫通するグランド用ビア導体13Gの数は、グランド用スルーホール導体10Gの数よりも少なくなっており、第2樹脂層11bを貫通するグランド用ビア導体13Gの数、第3樹脂層11cを貫通するグランド用ビア導体13Gの数、およびグランド用パッド14Gの数と等しい。なお、各層におけるグランド用ビア導体13Gの数は、適宜変更しても構わない。
一方、互いに電気的に接続した1組の信号用パッドおよび信号用スルーホール導体において、すなわち1組の信号用配線において、信号用スルーホール導体の数は、信号用パッドの数と等しい。その結果、信号用パッドと信号用スルーホール導体とを1対1で接続することができ、信号用配線において良好に信号を伝送することができる。
かくして、上述した実装構造体1は、配線基板4を介して供給される電源や信号に基づいて電子部品2を駆動若しくは制御することにより、所望の機能を発揮する。
次に、上述した実装構造体1の製造方法を、図面に基づいて説明する。
(1)図5に示すように、コア基板6を作製する。具体的には、例えば以下のように行なう。
未硬化の樹脂シートを硬化させてなる基体9と該基体9の上下に配された銅箔とからなる銅張積層板を準備する。次に、サンドブラスト加工を用いて銅張積層板5xにスルーホールを形成する。次に、例えば無電解めっき法、電解めっき法、蒸着法、CVD法又はスパッタリング法等により、スルーホール内に導電材料を充填させてスルーホール導体10を形成する。次に、従来周知のフォトリソグラフィー技術、エッチング等により、基体9上の銅箔をパターニングして導電層12を形成する。以上のようにして、コア基板7を作製することができる。
ここで、サンドブラスト加工を用いたスルーホールの形成方法について、詳細に説明する。
まず、銅張板積層板の両面に、スルーホールの形成箇所に開口を有するレジストを形成する。このレジストは、例えば感光性樹脂の露光、現像によって形成することができる。次に、サンドブラスト装置のノズルから、銅張板積層板の一主面に微粒子を噴射することによって、該レジストの開口を介して、スルーホールの一部分(非貫通)を形成する。次に、銅張板積層板の他主面に微粒子を噴射することによって、基体9を貫通するスルーホールを形成する。なお、基体9を貫通するスルーホールは、銅張板積層板の一主面のみに微粒子を噴射することによって形成しても構わない。次に、レジストを例えば1〜3wt%水酸化ナトリウム溶液等で除去する。次に、スルーホールの内壁を高圧水洗することによって、残存した微粒子やスルーホールの加工屑を除去する。以上のようにして、サンドブラスト加工を用いてスルーホールを形成することができる。
このようにサンドブラスト法を用いた場合、微粒子の噴射によってスルーホールを形成するため、ドリル加工と比較して、ガラスクロスと樹脂との境界に印加される応力および熱を低減することができる。さらに、レーザー加工と比較して、ガラスクロスと樹脂との境界に印加される熱を低減することができる。それ故、サンドブラスト法を用いた場合、ドリル加工やレーザー加工と比較して、ガラスクロスと樹脂との剥離を低減することができるため、隣接するスルーホール導体10同士の短絡を低減しつつ間隔を狭くすることができ、スルーホール導体10を狭ピッチ化することができる。その結果、上述した如く、電源用パッド14Pと比較して、電源用スルーホール導体10Pを狭ピッチ化し、電源用スルーホール導体10Pの数を電源用パッド14Pの数よりも多くすることができる。また、電源用スルーホール導体10Pと同様にして、グランド用スルーホール導体10Gの数をグランド用パッド14Gの数よりも多くすることができる。
また、レジストを使用してサンドブラストを行っていることから、微粒子を広範に噴射して複数のスルーホールを同時に加工できるため、ドリル加工やレーザー加工と比較して、スルーホールを効率良く形成できる。したがって、スルーホールの数を増加させたとしても、加工時間の増加などを抑制することができる。
また、サンドブラスト加工を用いると、基体9におけるシリカフィラーの含有量を増加させた場合に、ドリル加工のようにドリルが摩耗することがなく、また、レーザー加工よりも容易にスルーホールを形成することができる。
以上のようにサンドブラスト加工でスルーホールを形成するために、サンドブラスト加工は以下の条件で行うことができる。
まず、サンドブラスト加工は、ドライブラストにより行われる。その結果、ウェットブラストと比較して、微粒子に対する抵抗が小さいため、スルーホールの切削性を高めるとともに、切削時の加工屑の残留を低減し、該加工屑による切削阻害を低減できる。
また、サンドブラストで噴射する微粒子として、ガラスよりも硬度の高い無機絶縁材料からなる破砕形状の微粒子(破砕粒子)を用いることができる。その結果、ガラスクロスよりも硬い破砕粒子の尖った端部によって、スルーホールの内壁に露出したガラスクロスを効率良く切削することができるため、ガラスクロスと樹脂との間に印加される応力を低減しつつ、スルーホールを効率良く形成することができる。このようにガラスよりも硬度の高い無機絶縁材料としては、例えばアルミナ、炭化ケイ素またはジルコニア等を用いることができ、なかでもアルミナを用いることが望ましい。なお、硬度としてはビッカース硬度を用いることができる。
また、微粒子は、破砕粒子の最大径が3μm以上40μm以下に設定されている。その結果、最大径を3μm以上にすることによって、破砕粒子による切削性を高めスルーホールを容易に形成することができる。また、最大径を40μm以下にすることによって、破砕粒子が孔詰まりすることなくスルーホールを形成することができる。
また、微粒子を噴射する圧力は、0.15MPa以上0.22MPa以下に設定されていることが望ましい。その結果、圧力を0.15MPa以上にすることによって、スルーホール内のガラスクロスを効率よく切削加工することができる。また、圧力を0.22MPa以下にすることによって、破砕粒子同士がぶつかりあってスルーホール内壁の樹脂が過剰に切削されないように加工することができる。
また、微粒子の噴射量は、30g/min以上200g/min以下に設定されていることが望ましい。その結果、噴射量を30g/min以上にすることによって、スルーホール内にあるガラスクロスを効率よく切削加工することができる。また、噴射量を200g/min以下にすることによって、破砕粒子同士がぶつかりあってスルーホール内壁の樹脂が過剰に切削されないように加工することができる。
また、1つのスルーホールに対して微粒子を噴射する回数(スキャン回数)は、コア基板7の厚みが40μm以上200μm以下の場合、例えば4回以上20回以下に設定されている。
また、微粒子を噴射する基体9は、シリカフィラーの含有割合が40体積%以上75体積%以下に設定されている。その結果、シリカフィラーの含有割合を40体積%以上とすることによって、サンドブラスト加工による樹脂層15の切削性を高めることができる。また、シリカフィラーの含有割合を75体積%以下とすることによって、スルーホールを形成する際にスルーホール内壁からのシリカフィラーの脱粒を低減し、該脱粒に起因した窪みに気泡が残存してスルーホール内壁と導電層12との密着強度が低下することを低減できる。なお、シリカフィラーの含有割合は、基体9のガラスクロスを含まない領域において、樹脂とシリカフィラーとの体積の合計に対するシリカフィラーの体積の割合を計算することによって、得られる。
ここで、サンドブラスト加工で形成したスルーホールの内壁は、デスミア処理を行わないことが望ましい。サンドブラスト加工でスルーホールを形成すると、ドリル加工やレーザー加工と比較して、スルーホールの内壁に印加される熱を低減して炭化した樹脂の残滓を低減できるとともに、物理的に分子間の結合が切断されるため、スルーホール内壁に露出した樹脂の表面の反応活性を高めることができる。このようにデスミア処理を行わないことによって、樹脂のみが選択的にエッチングされてガラスクロスの側面が大きく露出することを低減し、樹脂とガラスクロスとの剥離を低減できる。
(2)図6に示すように、コア基板7の両側に一対のビルドアップ層8を形成することにより、配線基板4を作製する。具体的には、例えば以下のように行う。
まず、未硬化の樹脂を導電層12上に配置し、樹脂を加熱して流動密着させつつ、更に加熱して樹脂を硬化させることにより、導電層12上に絶縁層11を形成する。次に、レーザー加工でビア孔を形成し、ビア孔内に導電層12の少なくとも一部を露出させる。このように、レーザー加工でビア孔を形成することによって、サンドブラスト加工と比較して、ビア孔内に露出させる導電層12の損傷を低減することができる。次に、例えばセミアディティブ法、サブトラクティブ法又はフルアディティブ法等により、ビア孔にビア導体13を形成するとともに絶縁層11の上面に導電層12を形成する。以上の工程を繰り返すことによって、ビルドアップ層8を形成することができる。なお、最上層の絶縁層11の上面には、導電層12と同様にしてパッド14を形成することができる。
以上のようにして、配線基板4を作製することができる。なお、本工程を繰り返すことにより、ビルドアップ層8において絶縁層11及び導電層12をより多層化させることができる。
(3)パッド14上面にバンプ3を形成するとともにバンプ3を介して配線基板4に電子部品2をフリップチップ実装する。
以上のようにして、図1(a)に示した実装構造体1を作製することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良、組み合わせ等が可能である。
例えば、上述した実施形態において、ビルドアップ層が絶縁層を3層含む構成を例に説明したが、ビルドアップ層は絶縁層を何層含んでも構わない。
また、上述した実施形態において、スルーホール導体がスルーホールに充填された構成を例に説明したが、スルーホール導体はスルーホール内に配されていればよく、スルーホールの内壁を筒状に被覆していても構わない。
また、上述した実施形態において、ビア導体がビア孔に充填された構成を例に説明したが、ビア導体はビア孔内に配されていればよく、ビア孔の内壁を筒状に被覆していても構わない。
また、上述した実施形態において、複数のビア導体が積み上げられたスタック構造を成していたが、スタック構造でなくてもよく、例えばスパイラル構造でも構わない。
また、上述した実施形態において、(1)の工程にて銅箔を用いた構成を例に説明したが、銅箔の代わりに、例えば鉄ニッケル合金又は鉄ニッケルコバルト合金等の金属材料からなる金属箔を用いても構わない。
1 実装構造体
2 電子部品
3 バンプ
4 配線基板
5 半導体基板
6 端子
7 コア基板
8 ビルドアップ層
9 基体
10 スルーホール導体
11 絶縁層
12 導電層
13 ビア導体

Claims (9)

  1. コア基板と、該コア基板上に位置し、電子部品が上面に実装されるビルドアップ層とを備え、
    前記コア基板は、基体と、該基体を厚み方向に貫通した複数の電源用スルーホール導体とを有し、
    前記ビルドアップ層は、前記基体よりも厚みの小さい絶縁層と、該絶縁層上に位置し、電子部品の電源用端子に電気的に接続されるとともに、前記複数の電源用スルーホール導体に電気的に接続した複数の電源用パッドとを有し、
    互いに電気的に接続した1組の前記電源用パッドおよび前記電源用スルーホール導体において、前記電源用スルーホール導体の数は、前記電源用パッドの数よりも多いことを特徴とする配線基板。
  2. 請求項1に記載の配線基板において、
    前記ビルドアップ層は、前記絶縁層を厚み方向に貫通し、前記電源用スルーホール導体および前記電源用パッドを電気的に接続した複数の電源用ビア導体をさらに有し、
    互いに電気的に接続した1組の前記電源用パッド、前記電源用ビア導体および前記電源用スルーホール導体において、前記電源用スルーホール導体の数は、前記電源用ビア導体の数よりも多いことを特徴とする配線基板。
  3. 請求項1に記載の配線基板において、
    前記電源用スルーホール導体は、前記基体を厚み方向に貫通した電源用スルーホールに充填されていることを特徴とする配線基板。
  4. 請求項1に記載の配線基板において、
    前記コア基板は、前記基体を厚み方向に貫通した複数のグランド用スルーホール導体をさらに有し、
    前記ビルドアップ層は、前記絶縁層上に位置し、前記電子部品のグランド用端子に電気的に接続されるとともに、前記複数のグランド用スルーホール導体に電気的に接続した複数のグランド用パッドをさらに有し、
    互いに電気的に接続した1組の前記グランド用パッドおよび前記グランド用スルーホール導体において、前記グランド用スルーホール導体の数は、前記グランド用パッドの数よりも多いことを特徴とする配線基板。
  5. 請求項1に記載の配線基板において、
    前記コア基板は、前記基体を厚み方向に貫通した複数の信号用スルーホール導体をさらに有し、
    前記ビルドアップ層は、前記絶縁層上に位置し、前記電子部品の信号用端子に電気的に接続されるとともに、前記複数の信号用スルーホール導体に電気的に接続した複数の信号用パッドをさらに有し、
    互いに電気的に接続した1組の前記信号用パッドおよび前記信号用スルーホール導体において、前記信号用スルーホール導体の数は、前記信号用パッドの数と等しいことを特徴とする配線基板。
  6. 請求項1に記載の配線基板と、
    該配線基板の前記ビルドアップ層上に実装され、前記電源用パッドに電源用端子が電気的に接続した電子部品を備えたことを特徴とする実装構造体。
  7. 基体を準備する工程と、
    サンドブラスト加工を用いて基体を厚み方向に貫通する複数の電源用スルーホールを形成し、該複数の電源用スルーホールに複数の電源用スルーホール導体を形成することによって、コア基板を形成する工程と、
    該コア基板上に前記基体よりも厚みが小さい絶縁層を形成し、電子部品の電源用端子に電気的に接続されるとともに、前記複数の電源用スルーホール導体に電気的に接続した複数の電源用パッドを前記絶縁層上に形成することによって、前記電子部品が実装されるビルドアップ層を前記コア基板上に形成する工程とを備え、
    互いに電気的に接続した1組の前記電源用パッドおよび前記電源用スルーホール導体において、前記電源用スルーホール導体の数は、前記電源用パッドの数よりも多いことを特徴とする配線基板の製造方法。
  8. 請求項6に記載の配線基板の製造方法において、
    前記ビルドアップ層を前記コア基板上に形成する工程では、
    レーザー加工を用いて前記絶縁層を厚み方向に貫通する複数の電源用ビア孔を形成し、該複数の電源用ビア孔に複数の電源用ビア導体を形成した後、該複数の電源用ビア導体を介して前記複数の電源用スルーホール導体に電気的に接続する前記複数の電源用パッドを形成し、
    互いに電気的に接続した1組の前記電源用パッド、前記電源用ビア導体および前記電源用スルーホール導体において、前記電源用スルーホール導体の数は、前記電源用ビア導体の数よりも多いことを特徴とする配線基板の製造方法。
  9. 請求項6に記載の配線基板の製造方法によって作製した前記配線基板の前記電源用パッドに電子部品の電源用端子を電気的に接続しつつ、前記ビルドアップ層上に前記電子部品を実装する工程を備えたことを特徴とする実装構造体の製造方法。
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