JP2016168807A - 電子デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化が可能な電子デバイスを提供する。
【解決手段】圧力室形成基板29が第1の面41に接続され、駆動IC34が前記第1の面41とは反対側の第2の面42に設けられた封止板33を備え、封止板33は、個別接続端子54が第1の方向に複数配置された第1の領域a1と、当該第1の領域a1とは異なる位置の第2の領域a2と、を第2の面42に備え、封止板33の第1の面41のうち第2の領域a2と重なる領域には、バンプ電極40が個別接続端子54のピッチとは異なるピッチで第1の方向に複数配置され、個別接続端子54とバンプ電極40とを接続する配線群は、第1の面41と第2の面42との間を中継する貫通配線45の位置を第1の領域a1内とした第1の配線61と、第1の面41と第2の面42とを接続する貫通配線45の位置を第2の領域a2内とした第2の配線62とを備えた。
【選択図】図4

Description

本発明は、配線が形成された配線基板を備えた電子デバイスに関するものである。
電子デバイスは、電圧の印加により変形する圧電素子等の駆動素子を備えたデバイスであり、各種の装置やセンサー等に応用されている。例えば、液体噴射装置では、電子デバイスを利用した液体噴射ヘッドから各種の液体を噴射している。この液体噴射装置としては、例えば、インクジェット式プリンターやインクジェット式プロッター等の画像記録装置があるが、最近ではごく少量の液体を所定位置に正確に着弾させることができるという特長を生かして各種の製造装置にも応用されている。例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターを製造するディスプレイ製造装置,有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイやFED(面発光ディスプレイ)等の電極を形成する電極形成装置,バイオチップ(生物化学素子)を製造するチップ製造装置に応用されている。そして、画像記録装置用の記録ヘッドでは液状のインクを噴射し、ディスプレイ製造装置用の色材噴射ヘッドではR(Red)・G(Green)・B(Blue)の各色材の溶液を噴射する。また、電極形成装置用の電極材噴射ヘッドでは液状の電極材料を噴射し、チップ製造装置用の生体有機物噴射ヘッドでは生体有機物の溶液を噴射する。
上記の液体噴射ヘッドは、ノズルに連通する圧力室が形成された圧力室形成基板、圧力室内の液体に圧力変動を生じさせる圧電素子(駆動素子の一種)、及び、当該圧電素子に対して間隔を開けて配置された封止板等が積層された電子デバイスを備えている。上記の圧電素子は、駆動IC(ドライバーICともいう。)から供給される駆動信号により駆動される。この駆動ICは、従来、電子デバイスの外側に設けられていた。例えば、電子デバイスに接続されるテープ・キャリア・パッケージ(TCP)に、駆動ICを設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、駆動ICからの駆動信号がTCPに形成された配線を介して圧電素子に供給される。
近年、液体噴射ヘッドの小型化に伴い、圧電素子を覆う封止板上に駆動ICを接合する技術が開発されている。この様な構成では、封止板の一側(駆動IC側)の面に、駆動ICの端子と接合される端子が複数形成される。一方、封止板の他側(駆動IC側とは反対側)の面には、圧電素子側の端子に接続される端子が複数形成される。そして、これら一側の面に形成された端子と他側の面に形成された端子とは、封止板の両面に亘って形成された配線により接続されている。
特開2012−51253号公報
ところで、製造上の理由や設計上の理由等により、駆動ICの隣り合う端子の中心間距離(ピッチ)と圧電素子側の隣り合う端子の中心間距離(ピッチ)とを揃えることは困難である。このため、駆動IC側の端子と圧電素子側の端子とを接続する配線の一側の端部を同側の端子のピッチと揃えると共に、他側の端部を同側の端子のピッチと揃えるように傾斜角度を徐々に変えながら配線する所謂ピッチ変換を、封止板の何れか一方の面において行うことが考えられている。しかしながら、ノズル数の増加及びノズルの高密度化に伴い、端子の数が増加し、また端子ピッチが狭くなると、一方の端子と他方の端子との間隔を変えずにピッチ変換を行うことが困難になる。すなわち、並設された配線のうち外側の配線ほど端子の並設方向に対する傾きが急峻になり、十分な配線間隔及び配線幅を確保することができなくなる。この配線間隔及び配線幅を確保するべく駆動IC側の端子と圧電素子側の端子との間隔を大きくすると、封止板や駆動ICが大きくなり、その結果、電子デバイスの小型化が困難になっていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化が可能な電子デバイスを提供することにある。
本発明の電子デバイスは、上記目的を達成するために提案されたものであり、駆動素子を複数備えた駆動素子形成基板が第1の面に接続され、前記駆動素子を駆動する駆動ICが前記第1の面とは反対側の第2の面に設けられた配線基板を備え、
前記配線基板は、前記駆動ICからの信号が入力される第1の端子が第1の方向に複数配置された第1の領域と、当該第1の領域とは異なる位置の第2の領域と、を前記第2の面に備え、
前記配線基板の前記第1の面のうち前記第2の領域と平面視で重なる領域には、前記信号を前記駆動素子に出力する第2の端子が前記第1の端子のピッチとは異なるピッチで前記第1の方向に複数配置され、
前記第1の端子と前記第2の端子とを接続する配線群は、前記第1の面と前記第2の面との間を中継する中継配線部の位置を前記第1の領域内とした第1の配線と、前記第1の面と前記第2の面とを接続する中継配線部の位置を前記第2の領域内とした第2の配線とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、複数の第1の配線からなる配線群は、第1の端子側の第1の領域に中継配線部が設けられているため、第1の面側でピッチ変換を行うことができる。一方、複数の第2の配線からなる配線群は、第2の端子側の第2の領域に中継配線部が設けられているため、第2の面側でピッチ変換を行うことができる。すなわち、配線群によるピッチ変換を配線基板の両面に分けて行うことができるため、十分な配線間隔及び配線幅を確保しつつ、第1の端子と第2の端子との間隔を小さくできる。その結果、配線基板を小型化でき、ひいては電子デバイスを小型化できる。
また、上記構成において、前記第1の配線と前記第2の配線とは、前記第1の方向において隣り合うように配置することが望ましい。
この構成によれば、第1の配線同士の間隔及び第2の配線同士の間隔を効率よく広げることができる。その結果、第1の端子と第2の端子との間隔を一層小さくできる。
さらに、上記各構成において、前記第2の端子は、前記第1の面に設けられた樹脂層と、当該樹脂層に少なくとも一部が設けられた導電層とを備え、
前記配線群のうち前記第1の面に設けられた部分は、前記導電層により形成することが望ましい。
この構成によれば、第2の端子に弾性を与えることができ、当該第2の端子による導通をより確実にすることができる。また、第2の端子の導電層と配線群とを同一工程で作成できるため、製造が容易になる。
また、上記各構成において、前記第2の配線の中継配線部は、前記第2の端子よりも前記第1の端子から離間した位置に形成することが望ましい。
この構成によれば、第1の端子と第2の端子との間隔を変えずに、配線領域(ピッチ変換領域)を広げることができる。
さらに、上記各構成において、前記第1の領域の中継配線部及び前記第2の領域の中継配線部は、前記配線基板が板厚方向に貫通された貫通孔の内部に形成された導体からなる貫通配線であることが望ましい。
この構成によれば、配線基板の任意の位置で第1の面と第2の面との間を中継できるため、配線レイアウトの自由度を高めることができる。
プリンターの構成を説明する斜視図である。 記録ヘッドの構成を説明する断面図である。 電子デバイスの要部を拡大した断面図である。 封止板の平面図である。 配線の構造を説明する斜視図である。 第2の実施形態における配線基板の平面図である。 第3の実施形態における配線基板の平面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、添付図面を参照して説明する。なお、以下に述べる実施の形態では、本発明の好適な具体例として種々の限定がされているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、以下においては、本発明に係る電子デバイスを備えた液体噴射ヘッドの一種であるインクジェット式記録ヘッド(以下、記録ヘッド)を搭載した液体噴射装置の一種であるインクジェット式プリンター(以下、プリンター)を例に挙げて説明する。
プリンター1の構成について、図1を参照して説明する。プリンター1は、記録紙等の記録媒体2(着弾対象の一種)の表面に対してインク(液体の一種)を噴射して画像等の記録を行う装置である。このプリンター1は、記録ヘッド3、この記録ヘッド3が取り付けられるキャリッジ4、キャリッジ4を主走査方向に移動させるキャリッジ移動機構5、記録媒体2を副走査方向に移送する搬送機構6等を備えている。ここで、上記のインクは、液体供給源としてのインクカートリッジ7に貯留されている。このインクカートリッジ7は、記録ヘッド3に対して着脱可能に装着される。なお、インクカートリッジがプリンターの本体側に配置され、当該インクカートリッジからインク供給チューブを通じて記録ヘッドに供給される構成を採用することもできる。
上記のキャリッジ移動機構5はタイミングベルト8を備えている。そして、このタイミングベルト8はDCモーター等のパルスモーター9により駆動される。したがってパルスモーター9が作動すると、キャリッジ4は、プリンター1に架設されたガイドロッド10に案内されて、主走査方向(記録媒体2の幅方向)に往復移動する。キャリッジ4の主走査方向の位置は、位置情報検出手段の一種であるリニアエンコーダー(図示せず)によって検出される。リニアエンコーダーは、その検出信号、即ち、エンコーダーパルス(位置情報の一種)をプリンター1の制御部に送信する。
また、キャリッジ4の移動範囲内における記録領域よりも外側の端部領域には、キャリッジ4の走査の基点となるホームポジションが設定されている。このホームポジションには、端部側から順に、記録ヘッド3のノズル面(ノズルプレート21)に形成されたノズル22を封止するキャップ11、及び、ノズル面を払拭するためのワイピングユニット12が配置されている。
次に記録ヘッド3について説明する。図2は、記録ヘッド3の構成を説明する断面図である。図3は、図2における領域Aの拡大図であり、記録ヘッド3に組み込まれた電子デバイス14の要部を拡大した断面図である。本実施形態における記録ヘッド3は、図2に示すように、電子デバイス14及び流路ユニット15が積層された状態でヘッドケース16に取り付けられている。なお、便宜上、各部材の積層方向を上下方向として説明する。
ヘッドケース16は、合成樹脂製の箱体状部材であり、その内部には各圧力室30にインクを供給するリザーバー18が形成されている。このリザーバー18は、複数並設された圧力室30に共通なインクが貯留される空間であり、2列に並設された圧力室30の列に対応して2つ形成されている。なお、ヘッドケース16の上方には、インクカートリッジ7側からのインクをリザーバー18に導入するインク導入路(図示せず)が形成されている。また、ヘッドケース16の下面側には、当該下面からヘッドケース16の高さ方向の途中まで直方体状に窪んだ収容空間17が形成されている。後述する流路ユニット15がヘッドケース16の下面に位置決めされた状態で接合されると、連通基板24上に積層された電子デバイス14(圧力室形成基板29、封止板33等)が収容空間17内に収容されるように構成されている。
ヘッドケース16の下面に接合される流路ユニット15は、連通基板24及びノズルプレート21を有している。連通基板24は、シリコン製の板材であり、本実施形態では、表面(上面及び下面)の結晶面方位を(110)面としたシリコン単結晶基板から作製されている。この連通基板24には、図2に示すように、リザーバー18と連通し、各圧力室30に共通なインクが貯留される共通液室25と、この共通液室25を介してリザーバー18からのインクを各圧力室30に個別に供給する個別連通路26とが、エッチングにより形成されている。共通液室25は、ノズル列方向(本発明における第1の方向に相当)に沿った長尺な空部であり、2列に並設された圧力室30の列に対応して2列形成されている。この共通液室25は、連通基板24の板厚方向を貫通した第1液室25aと、連通基板24の下面側から上面側に向けて当該連通基板24の板厚方向の途中まで窪ませ、上面側に薄板部を残した状態で形成された第2液室25bと、から構成される。個別連通路26は、第2液室25bの薄板部において、圧力室30に対応して当該圧力室30の並設方向に沿って複数形成されている。この個別連通路26は、連通基板24と圧力室形成基板29とが接合された状態で、対応する圧力室30の長手方向における一側の端部と連通する。
また、連通基板24の各ノズル22に対応する位置には、連通基板24の板厚方向を貫通したノズル連通路27が形成されている。すなわち、ノズル連通路27は、ノズル列に対応して当該ノズル列方向に沿って複数形成されている。このノズル連通路27によって、圧力室30とノズル22とが連通する。本実施形態のノズル連通路27は、連通基板24と圧力室形成基板29とが接合された状態で、対応する圧力室30の長手方向における他側(個別連通路26とは反対側)の端部と連通する。
ノズルプレート21は、連通基板24の下面(圧力室形成基板29とは反対側の面)に接合されたシリコン製の基板(例えば、シリコン単結晶基板)である。本実施形態では、このノズルプレート21により、共通液室25となる空間の下面側の開口が封止されている。また、ノズルプレート21には、複数のノズル22が直線状(列状)に開設されている。本実施形態では、2列に形成された圧力室30の列に対応して、ノズル列が2列形成されている。この並設された複数のノズル22(ノズル列)は、一端側のノズル22から他端側のノズル22までドット形成密度に対応したピッチ(例えば600dpi)で、主走査方向に直交する副走査方向に沿って等間隔に設けられている。なお、ノズルプレートを連通基板における共通液室から内側に外れた領域に接合し、共通液室となる空間の下面側の開口を例えば可撓性を有するコンプライアンスシート等の部材で封止することもできる。このようにすれば、ノズルプレートを可及的に小さくできる。
本実施形態の電子デバイス14は、各圧力室30内のインクに圧力変動を生じさせるアクチュエーターとして機能する薄板状のデバイスである。この電子デバイス14は、図2及び図3に示すように、圧力室形成基板29、振動板31、圧電素子32(本発明における駆動素子に相当)、封止板33及び駆動IC34が積層されてユニット化されている。なお、電子デバイス14は、収容空間17内に収容可能なように、収容空間17よりも小さく形成されている。
圧力室形成基板29は、シリコン製の硬質な板材であり、本実施形態では、表面(上面及び下面)の結晶面方位を(110)面としたシリコン単結晶基板から作製されている。この圧力室形成基板29には、エッチングにより一部が板厚方向に完全に除去されて、圧力室30となるべき空間がノズル列方向に沿って複数並設されている。この空間は、下方が連通基板24により区画され、上方が振動板31により区画されて、圧力室30を構成する。また、この空間、すなわち圧力室30は、2列に形成されたノズル列に対応して2列に形成されている。各圧力室30は、ノズル列方向に直交する方向に長尺な空部であり、長手方向の一側の端部に個別連通路26が連通すると共に、他側の端部にノズル連通路27が連通する。
振動板31は、弾性を有する薄膜状の部材であり、圧力室形成基板29の上面(連通基板24側とは反対側の面)に積層されている。この振動板31によって、圧力室30となるべき空間の上部開口が封止されている。換言すると、振動板31によって、圧力室30が区画されている。この振動板31における圧力室30(詳しくは、圧力室30の上部開口)に対応する部分は、圧電素子32の撓み変形に伴ってノズル22から遠ざかる方向あるいは近接する方向に変位する変位部として機能する。すなわち、振動板31における圧力室30の上部開口に対応する領域が、撓み変形が許容される駆動領域35となる。一方、振動板31における圧力室30の上部開口から外れた領域が、撓み変形が阻害される非駆動領域36となる。
なお、振動板31は、例えば、圧力室形成基板29の上面に形成された二酸化シリコン(SiO)からなる弾性膜と、この弾性膜上に形成された酸化ジルコニウム(ZrO)からなる絶縁体膜と、から成る。そして、この絶縁膜上(振動板31の圧力室形成基板29側とは反対側の面)における各圧力室30に対応する領域、すなわち駆動領域35に圧電素子32がそれぞれ積層されている。各圧電素子32は、ノズル列方向に沿って2列に並設された圧力室30に対応して、当該ノズル列方向に沿って2列に形成されている。なお、圧力室形成基板29及びこれに積層された振動板31が本発明における駆動素子形成基板に相当する。
本実施形態の圧電素子32は、所謂撓みモードの圧電素子である。図3に示すように、この圧電素子32は、例えば、振動板31上に、下電極層37(個別電極)、圧電体層38及び上電極層39(共通電極)が順次積層されてなる。このように構成された圧電素子32は、下電極層37と上電極層39との間に両電極の電位差に応じた電界が付与されると、ノズル22から遠ざかる方向あるいは近接する方向に撓み変形する。図3に示すように、下電極層37の他側(圧電素子32の長手方向における外側)の端部は、駆動領域35から圧電体層38が積層された領域を超えて、非駆動領域36まで延設されている。一方、図2に示すように、上電極層39の一側(圧電素子32の長手方向における内側)の端部は、駆動領域35から圧電体層38が積層された領域を超えて、圧電素子32の列間における非駆動領域36まで延設されている。すなわち、圧力室30の長手方向において、上電極層39が一側の非駆動領域36まで延設され、下電極層37が他側の非駆動領域36まで延設されている。そして、この延設された下電極層37及び上電極層39に、それぞれ対応するバンプ電極40(後述)が接合されている。なお、本実施形態では、一側の圧電素子32の列から延設された上電極層39と、他側の圧電素子32の列から延設された上電極層39とは、圧電素子32の列間における非駆動領域36で接続されている。すなわち、圧電素子32の列間における非駆動領域36には、両側の圧電素子32に共通な上電極層39が形成されている。
封止板33(本発明における配線基板に相当)は、図2及び図3に示すように、振動板31(或いは、圧電素子32)に対して間隔を開けて配置された平板状のシリコン基板である。本実施形態では、表面(上面及び下面)の結晶面方位を(110)面としたシリコン単結晶基板から作製されている。この封止板33の振動板31側の面である第1の面41(下面)とは反対側の第2の面42(上面)には、圧電素子32を駆動する駆動IC34が配置されている。すなわち、封止板33の第1の面41には、圧電素子32が積層された振動板31が接続され、第2の面42には、駆動IC34が設けられている。
本実施形態における封止板33の第1の面41には、駆動IC34等からの駆動信号を圧電素子32側に出力する複数のバンプ電極40が形成されている。このバンプ電極40は、図2に示すように、一方の圧電素子32の外側まで延設された一方の下電極層37(個別電極)に対応する位置、他方の圧電素子32の外側まで延設された他方の下電極層37(個別電極)に対応する位置、及び両方の圧電素子32の列間に形成された複数の圧電素子32に共通の上電極層39(共通電極)に対応する位置に、それぞれノズル列方向に沿って複数形成されている。そして、各バンプ電極40は、それぞれ対応する下電極層37及び上電極層39に接続されている。
本実施形態におけるバンプ電極40は、弾性を有しており、封止板33の表面から振動板31側に向けて突設されている。具体的には、図3に示すように、バンプ電極40は、弾性を有する内部樹脂40a(本発明における樹脂層に相当)と、内部樹脂40aの少なくとも一部の表面を覆う下面側配線47(後述)からなる導電膜40b(本発明における導電層に相当)と、を備えている。この内部樹脂40aは、封止板33の表面においてノズル列方向に沿って突条に形成されている。また、下電極層37(個別電極)に導通する導電膜40bは、ノズル列方向に沿って並設された圧電素子32に対応して、当該ノズル列方向に沿って複数形成されている。すなわち、下電極層37に導通するバンプ電極40は、ノズル列方向に沿って複数形成されている。各導電膜40bは、内部樹脂40a上から圧電素子32側又は圧電素子32側とは反対側の何れか一方に延びて、下面側配線47となる。そして、下面側配線47のバンプ電極40とは反対側の端部は、後述する貫通配線45に接続されている。なお、バンプ電極40が本発明における第2の端子に相当する。
本実施形態の上電極層39に対応するバンプ電極40は、図2に示すように、封止板33の第1の面41に埋め込まれた下面側埋設配線51上に複数形成されている。具体的には、ノズル列方向に沿って延設された下面側埋設配線51上に当該下面側埋設配線51の幅(ノズル列方向に直交する方向の寸法)よりも狭い幅で内部樹脂40aが同方向に沿って形成されている。そして、導電膜40bは、この内部樹脂40a上から当該内部樹脂40aの幅方向の両側にはみ出て下面側埋設配線51と導通するように形成されている。この導電膜40bは、ノズル列方向に沿って複数形成されている。すなわち、上電極層39に導通するバンプ電極40は、ノズル列方向に沿って複数形成されている。なお、内部樹脂40aとしては、例えば、ポリイミド樹脂等の樹脂が用いられる。
このような封止板33と圧力室形成基板29(詳しくは、振動板31及び圧電素子32が積層された圧力室形成基板29)とは、図2に示すように、バンプ電極40を介在させた状態で、熱硬化性及び感光性の両方の特性を有する感光性接着剤43により接合されている。本実施形態では、ノズル列方向に対して直交する方向における各バンプ電極40の両側に、感光性接着剤43が形成されている。また、各感光性接着剤43は、バンプ電極40に対して離間した状態でノズル列方向に沿って帯状に形成されている。なお、感光性接着剤43としては、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、スチレン樹脂等を主成分に含む樹脂が好適に用いられる。
また、封止板33の第2の面42における中央部には、図2に示すように、駆動IC34に電源電圧等(例えば、VDD1(低電圧回路の電源)、VDD2(高電圧回路の電源)、VSS1(低電圧回路の電源)、VSS2(高電圧回路の電源))を供給する電源配線53が複数(本実施形態では4つ)形成されている。この電源配線53は、封止板33の第2の面42に埋め込まれた上面側埋設配線50と、当該上面側埋設配線50を覆うように積層された上面側配線46とからなる。この電源配線53の上面側配線46上に、対応する駆動IC34の電源端子56が電気的に接続される。なお、下面側埋設配線51及び上面側埋設配線50は、銅(Cu)等の金属からなる。さらに、封止板33の第2の面42における両端側の領域(電源配線53が形成された領域から外側に外れた領域)には、図3に示すように、駆動IC34の個別端子57が接続されて、当該駆動IC34からの信号が入力される個別接続端子54(本発明における第1の端子に相当)が形成されている。各個別接続端子54からは、圧電素子32側又は圧電素子32側とは反対側の何れか一方に上面側配線46が延設されている。そして、上面側配線46の個別接続端子54とは反対側の端部は、後述する貫通配線45を介して、対応する下面側配線47と接続されている。
貫通配線45(本発明における中継配線部に相当)は、封止板33の第1の面41と第2の面42との間を中継する配線であり、封止板33を板厚方向に貫通した貫通孔45aと、当該貫通孔45aの内部に形成された金属等の導体からなる導体部45bとからなる。本実施形態の導体部45bは、銅(Cu)等の金属からなり、貫通孔45a内に充填されている。この導体部45bのうち貫通孔45aの第1の面41側の開口部に露出した部分は、対応する下面側配線47により被覆される。一方、導体部45bのうち貫通孔45aの第2の面42側の開口部に露出した部分は、対応する上面側配線46により被覆される。このため、貫通配線45により、個別接続端子54から延設された上面側配線46と、これに対応するバンプ電極40から延設された下面側配線47とが電気的に接続される。すなわち、上面側配線46、貫通配線45及び下面側配線47からなる一連の配線により、個別接続端子54とバンプ電極40とが接続される。なお、貫通配線45の導体部45bは、貫通孔45a内に充填される必要は無く、少なくとも貫通孔45a内の一部に形成されていればよい。また、各個別接続端子54と各バンプ電極40とを接続する配線群の構成に関し、詳しくは後述する。
駆動IC34は、圧電素子32を駆動するためのICチップであり、異方性導電フィルム(ACF)等の接着剤59を介して封止板33の第2の面42上に積層されている。図2に示すように、この駆動IC34の封止板33側の面には、電源配線53に接続される電源端子56及び個別接続端子54に接続される個別端子57が、ノズル列方向に沿って複数並設されている。この個別端子57は、各圧電素子32に対応して個別の信号を出力する端子である。本実施形態の個別端子57は、2列に並設された圧電素子32の列に対応して、電源端子56の両側に2列形成されている。個別端子57の列内において、隣り合う個別端子57の中心間距離(すなわち、ピッチ)は、可及的に小さく形成され、本実施形態では、バンプ電極40のピッチよりも小さく形成されている。これにより、駆動IC34を小型化することができる。
そして、上記のように形成された記録ヘッド3は、インクカートリッジ7からのインクをインク導入路、リザーバー18、共通液室25及び個別連通路26を介して圧力室30に導入する。この状態で、駆動IC34からの駆動信号を、封止板33に形成された各配線を介して圧電素子32に供給することで、圧電素子32を駆動させて圧力室30に圧力変動を生じさせる。この圧力変動を利用することで、記録ヘッド3はノズル連通路27を介してノズル22からインク滴を噴射する。
次に、封止板33に形成された個別接続端子54とバンプ電極40とを接続する配線群、特に個別接続端子54、上面側配線46、貫通配線45、下面側配線47及びバンプ電極40の位置関係について詳しく説明する。なお、以下の説明では、封止板33の両端側に形成された個別電極に対応する配線群のうち、領域Aに対応する一方の配線群に注目して説明する。図4は、封止板の第2の面42(上面)側から見た平面図である。また、図5は、配線群の構造を説明する斜視図である。なお、図5では、封止板33を透過して表わしている。また、図5におけるバンプ電極40は、簡略化のため、下面側配線47上に直方体で表わしているが、実際には、上記したように内部樹脂40a上に下面側配線47が積層されることで形成される。
個別接続端子54及びバンプ電極40は、ノズル列方向に沿って等間隔に配置されている。本実施形態では、図4に示すように、個別接続端子54のピッチP1はバンプ電極40のピッチP2よりも小さく形成されている。また、個別接続端子54とバンプ電極40とは、ノズル列方向に直交する方向に間隔を開けて配置されている。詳しくは、ノズル列方向に平行な第2の面42上の仮想直線Lによって分けられた領域のうち、内側(圧電素子32側)の第1の領域a1内に個別接続端子54が形成され、外側(圧電素子32側とは反対側)の第2の領域a2と平面視において重なる第1の面41側の領域内にバンプ電極40が形成されている。本実施形態では、個別接続端子54が、仮想直線Lの近傍に形成されている。換言すると、仮想直線Lは、バンプ電極40と個別接続端子54との間において個別接続端子54寄りに設定されている。
各個別接続端子54と各バンプ電極40とをそれぞれ接続する配線群は、貫通配線45の位置を第1の領域a1内とした第1の配線61と貫通配線45の位置を第2の領域a2内とした第2の配線62とを備えている。具体的には、第1の配線61は、第2の面42において個別接続端子54からノズル列方向に直交する方向に沿ってバンプ電極40とは反対側に延設された上面側配線46と、第1の領域a1内に形成された貫通配線45と、第1の面41において貫通配線45から対応するバンプ電極40まで接続された下面側配線47とから構成されている。また、第2の配線62は、第2の面42において個別接続端子54から対応するバンプ電極40に向けて延設された上面側配線46と、第2の領域a2内におけるバンプ電極40よりも個別接続端子54から離間した位置に形成された貫通配線45と、第1の面41において貫通配線45から対応するバンプ電極40までノズル列方向に直交する方向に沿って延設された下面側配線47とから構成されている。本実施形態では、図4及び図5に示すように、第1の配線61と第2の配線62とは、ノズル列方向において隣り合うように配置されている。換言すると、第1の配線61と第2の配線62とがノズル列方向に沿って交互に配置されている。
このように、複数の第1の配線61からなる第1の配線群は、個別接続端子54側の第1の領域a1に貫通配線45が設けられているため、下面側配線47により第1の面41側でピッチ変換を行うことができる。一方、複数の第2の配線62からなる第2の配線群は、バンプ電極40側の第2の領域a2に貫通配線45が設けられているため、上面側配線46により第2の面42側でピッチ変換を行うことができる。すなわち、配線群によるピッチ変換を配線基板の両面に分けて行うことができるため、十分な配線間隔及び配線幅(上面側配線46同士の間隔及び上面側配線46の幅、並びに下面側配線47同士の間隔及び下面側配線47の幅)を確保しつつ、バンプ電極40と個別接続端子54との間隔を小さくできる。その結果、第1の配線61及び第2の配線62の断線や短絡を抑制しつつ、封止板33を小型化でき、ひいては電子デバイス14を小型化できる。また、図3に示すように、一側の貫通配線45、すなわち第1の配線61の貫通配線45は、駆動IC34と重なる領域に配置されるため、配線領域(ピッチ変換領域)の一部が駆動IC34と重なる。これにより、駆動IC34と重なる領域よりも外側の配線領域(ピッチ変換領域)を小さくでき、封止板33を更に小型化できる。
また、本実施形態では、第1の配線61と第2の配線62とは、第1の方向において隣り合うように配置されたので、第1の配線61同士の間隔及び第2の配線62同士の間隔を効率よく広げることができる。その結果、バンプ電極40と個別接続端子54との間隔を一層小さくできる。さらに、第2の配線62の貫通配線45は、バンプ電極40よりも個別接続端子54から離間した位置に形成されたので、バンプ電極40と個別接続端子54との間隔を変えずに、配線領域(ピッチ変換領域)を広げることができる。また、第1の面41と第2の面42との間を貫通配線45により中継したので、封止板33の任意の位置で第1の面41と第2の面42との間を中継できる。これにより、配線レイアウトの自由度を高めることができる。さらに、バンプ電極40を内部樹脂40aと、当該内部樹脂40a上に少なくとも一部が積層された導電膜40bとにより構成したので、バンプ電極40に弾性を与えることができ、当該バンプ電極40による導通をより確実にすることができる。加えて、第1の面41に積層された下面側配線47は、バンプ電極40の導電膜40bと同じ層で形成されたので、下面側配線47と導電膜40bとを同一工程で作成でき、製造が容易になる。
なお、上記では、封止板33の両端側に形成された配線群のうち、領域Aに対応する一方の配線群に注目したが、他方の配線群についても同様に形成される。本実施形態では、両端側の配線群が、ノズル列方向に沿った仮想直線に対して左右対称に設けられている。
次に、上記した記録ヘッド3、特に電子デバイス14の製造方法について説明する。本実施形態の電子デバイス14は、封止板33となる領域が複数形成されたシリコン単結晶基板(シリコンウェハ)と、振動板31及び圧電素子32が積層されて圧力室形成基板29となる領域が複数形成されたシリコン単結晶基板(シリコンウェハ)とを接合し、駆動IC34を対応する位置に接合した後で、切断して個片化することで得られる。
詳しく説明すると、封止板33側のシリコン単結晶基板では、まず、フォトリソグラフィー工程及びエッチング工程により、上面側埋設配線50と下面側埋設配線51を形成するための凹部をシリコン単結晶基板の両面に形成する。具体的には、シリコン単結晶基板にフォトレジストをパターニングし、ドライエッチングを行うことで凹部を形成する。次に、フォトリソグラフィー工程及びエッチング工程により、貫通孔45aを形成する。具体的には、フォトレジストをパターニングして、シリコン単結晶基板の表面のうち貫通孔45aを形成する箇所を露出させる。続いてドライエッチングにより露出部に所望の深さの穴を形成する。その後、フォトレジストを剥離し、貫通孔45aの側壁に絶縁膜を形成する。なお、絶縁膜の形成方法としては、CVD法、熱酸化によりシリコン酸化膜を形成する方法、樹脂を塗布し硬化させる方法等の種々の方法を用いることができる。続いて、シリコン単結晶基板の両面及び貫通孔45a内に上面側埋設配線50、下面側埋設配線51及び貫通配線45の導体部45bとなる電極材を電解めっき法で形成する。具体的には、電極材を形成するためのシード層を形成し、シード層を電極として電解銅めっきにより電極材を形成する。なお、シード層の下には基板との密着性及びバリア性を向上させる膜を形成することが好ましい。また、シード層としては銅(Cu)、密着膜又はバリア膜としては、チタン(Ti)、窒化チタン(TiN)、チタンタングステン(TiW)、タンタル(Ta)、窒化タンタル(TaN)等をスパッタ法やCVD法を用いて形成することが望ましい。さらに、電極材を形成する方法としては、電解銅めっきによらず、無電解めっきや導電性ペーストの印刷等の方法により、上下の導通を形成できる材料を凹部及び貫通孔45aに埋め込むことで形成してもよい。
次に、シリコン単結晶基板の上面に析出した銅(Cu)を、CMP(化学機械研磨)法を用いて除去し、シリコン単結晶基板の表面を露出させる。また、シリコン単結晶基板の下面をバックグラインド法等で所定の厚みまで除去し、最終的にCMP法等を用いてシリコン単結晶基板を研削することで貫通配線45の導体部45bを露出させる。このようにして、シリコン単結晶基板に上面側埋設配線50、下面側埋設配線51及び貫通配線45が形成される。これらの配線50、51、45が形成されたならば、シリコン単結晶基板の下面にシリコン酸化膜等の絶縁膜を形成する。そして、フォトレジストをパターニングし、ドライエッチングやウェットエッチングにより下面側埋設配線51及び貫通配線45を露出させた後、フォトレジストを剥離する。その後、シリコン単結晶基板の下面に樹脂膜を製膜し、フォトリソグラフィー工程及びエッチング工程により、内部樹脂40aを形成した後、加熱により当該内部樹脂40aを溶融してその角を丸める。最後に、基板の両面に再配線となる上面側配線46及び下面側配線47を形成する。具体的には、シリコン単結晶基板の一側の面の全面に再配線層を形成し、フォトリソグラフィー工程及びエッチング工程により、再配線層をパターニングすることで、上面側配線46或いは下面側配線47のパターンが作成される。また、下面側配線47の形成と同時に、バンプ電極40も形成される。これにより、シリコン単結晶基板に、個々の記録ヘッド3に対応した封止板33となる領域が複数形成される。なお、再配線層の材料としては、最表面を金(Au)で形成することが好ましいが、これには限られず、一般的に用いられる材料(Ti、Al、Cr、Ni、Cu等)を用いて形成してもよい。また、封止板33に上面側配線46、下面側配線47及び貫通配線45を形成する法は、上記に記載した方法に限られず、一般的に利用可能な製造方法で作成することもできる。
一方、圧力室形成基板29側のシリコン単結晶基板では、まず、表面(封止板33側と対向する側の面)に振動板31を積層する。次に、半導体プロセスにより、下電極層37、圧電体層38及び上電極層39等を順次パターニングし、圧電素子32を形成する。これにより、シリコン単結晶基板に、個々の記録ヘッド3に対応した圧力室形成基板29となる領域が複数形成される。そして、それぞれのシリコン単結晶基板に封止板33及び圧力室形成基板29が形成されたならば、圧力室形成基板29側のシリコン単結晶基板の表面(封止板33側の面)に感光性接着剤層を製膜し、フォトリソグラフィー工程により、所定の位置に感光性接着剤43を形成する。具体的には、感光性及び熱硬化性を有する液体状の感光性接着剤を、スピンコーター等を用いて振動板31上に塗布し、加熱することで感光性接着剤層を形成する。そして、露光及び現像することで、所定の位置に感光性接着剤43の形状をパターニングする。
感光性接着剤43が形成されたならば、両シリコン単結晶基板を接合する。具体的には、何れか一方のシリコン単結晶基板を他方のシリコン単結晶基板側に向けて相対的に移動させて、感光性接着剤43を両シリコン単結晶基板の間に挟んで張り合わせる。この状態で、バンプ電極40の弾性復元力に抗して、両シリコン単結晶基板を上下方向から加圧する。これにより、バンプ電極40が押し潰され、圧力室形成基板29側の下電極層37及び上電極層39等と確実に導通をとることができる。そして、加圧しながら、感光性接着剤43の硬化温度まで加熱する。その結果、バンプ電極40が押し潰された状態で、感光性接着剤43が硬化し、両シリコン単結晶基板が接合される。
両シリコン単結晶基板が接合されたならば、圧力室形成基板29側のシリコン単結晶基板を下面側(封止板33側のシリコン単結晶基板側とは反対側)から研磨し、当該圧力室形成基板29側のシリコン単結晶基板を薄くする。その後、フォトリソグラフィー工程及びエッチング工程により、薄くなった圧力室形成基板29側のシリコン単結晶基板に圧力室30を形成する。そして、封止板33側のシリコン単結晶基板側の上面側に、接着剤59を用いて駆動IC34を接合する。最後に、所定のスクライブラインに沿ってスクライブし、個々の電子デバイス14に切断する。なお、上記の方法では、2枚のシリコン単結晶基板を接合してから個片化することで電子デバイス14を作製したが、これには限られない。例えば、先に封止板33及び圧力室形成基板29をそれぞれ個片化してから、これらを接合するようにしてもよい。また、それぞれのシリコン単結晶基板側を個片化してから、これらの個片化された基板に封止板33及び圧力室形成基板29を形成するようにしても良い。
そして、上記の過程により製造された電子デバイス14は、接着剤等を用いて流路ユニット15(連通基板24)に位置決めされて固定される。そして、電子デバイス14をヘッドケース16の収容空間17に収容した状態で、ヘッドケース16と流路ユニット15とを接合することで、上記の記録ヘッド3が製造される。
ところで、上記した第1の実施形態では、第1の配線61の貫通配線45を個別接続端子54より内側(バンプ電極40とは反対側)に設けたがこれには限られない。第1の配線の貫通配線が第1の領域内に配置され、第2の配線の貫通配線が第2の領域内に配置されていれば、どのような構成であっても良い。
例えば、図6に示す第2の実施形態では、第1の配線61′の貫通配線45′を個別接続端子54の直下に配置している。具体的には、第1の配線61′は、個別接続端子54と重なる位置であって第1の領域a1′内に形成された貫通配線45′と、第1の面41において貫通配線45′から対応するバンプ電極40まで接続された下面側配線47′とから構成されている。なお、本実施形態の仮想直線L′は、上記した第1の実施形態と同様にバンプ電極40と個別接続端子54との間において個別接続端子54寄りに設定されているため、第1の領域a1′及び第2の領域a′は上記した第1の実施形態と同様になる。また、その他の構成は上記した第1の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
また、図7に示す第3の実施形態では、第1の配線61″の貫通配線45″を個別接続端子54より外側(バンプ電極40側)に配置している。具体的には、第1の配線61″は、第2の面42において個別接続端子54からノズル列方向に直交する方向に沿ってバンプ電極40側に延設された上面側配線46″と、この上面側配線46″の個別接続端子54とは反対側の端部であって第1の領域a1″内に形成された貫通配線45″と、第1の面41において貫通配線45″から対応するバンプ電極40まで接続された下面側配線47″とから構成されている。なお、本実施形態の仮想直線L″は、バンプ電極40と個別接続端子54との略中間に設定されている。そして、第1の領域a1″は、この仮想直線L″より内側(バンプ電極40とは反対側)の領域となり、第2の領域a2″は、この仮想直線L″より外側(バンプ電極40側)の領域となる。なお、その他の構成は上記した第1の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
また、上記した各実施形態では、第1の配線61と第2の配線62とが、ノズル列方向において隣り合っていたがこれには限られない。例えば、ノズル列方向に隣り合う複数の第1の配線群と、ノズル列方向に隣り合う複数の第2の配線群とを、ノズル列方向に沿って交互に配置しても良い。要するに、個別接続端子とバンプ電極とを接続する配線群のうち、少なくとも一部が第1の配線で形成され、残りが第2の配線で形成されていればよい。
また、上記した各実施形態では、個別接続端子54及びバンプ電極40が、ノズル列方向(第1の方向)に沿って等間隔に配置されていたが、これには限られない。ノズル列方向に沿って等間隔に配置されていない個別接続端子及びバンプ電極においても、本発明を適用できる。要は、個別接続端子及びバンプ電極が、間隔を開けて配置されていればよい。さらに、上記した各実施形態では、バンプ電極40を封止板33側に設けたが、これには限られない。例えば、バンプ電極を圧力室基板側に設けることもできる。この場合、バンプ電極に対向する封止板側の端子が本発明における第2の端子となる。また、上記した各実施形態では、バンプ電極40が、内部樹脂40aと導電膜40bとから構成されたが、これには限られない。例えば、バンプ電極を金(Au)やハンダ等の金属で形成することも可能である。さらに、上記した各実施形態では、個別接続端子54のピッチP1はバンプ電極40のピッチP2よりも小さく形成されたが、これには限られない。例えば、個別接続端子のピッチをバンプ電極のピッチよりも大きくすることもできる。また、上記した製造方法では、圧力室形成基板29側のシリコン単結晶基板に感光性接着剤43を塗布したが、これには限られない。例えば、感光性接着剤を封止板側のシリコン単結晶基板に塗布することもできる。
そして、以上では、液体噴射ヘッドとして、インクジェットプリンターに搭載されるインクジェット式記録ヘッドを例示したが、インク以外の液体を噴射するものにも適用することができる。例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ(生物化学素子)の製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等にも本発明を適用することができる。
また、本発明は、液体噴射ヘッドにアクチュエーターとして用いられるものには限られず、例えば、各種センサー等に使用される電子デバイス等にも適用することができる。
1…プリンター,3…記録ヘッド,14…電子デバイス,15…流路ユニット,16…ヘッドケース,17…収容空間,18…リザーバー,21…ノズルプレート,22…ノズル,24…連通基板,25…共通液室,26…個別連通路,28…コンプライアンスシート,29…圧力室形成基板,30…圧力室,31…振動板,32…圧電素子,33…封止板,37…下電極層,38…圧電体層,39…上電極層,40…バンプ電極,41…第1の面,42…第2の面,43…感光性接着剤,45…貫通配線,46…上面側配線,47…下面側配線,50…上面側埋設配線,51…下面側埋設配線,53…電源配線,54…個別接続端子,56…電源端子,57…個別端子,59…接着剤,61…第1の配線,62…第2の配線

Claims (5)

  1. 駆動素子を複数備えた駆動素子形成基板が第1の面に接続され、前記駆動素子を駆動する駆動ICが前記第1の面とは反対側の第2の面に設けられた配線基板を備え、
    前記配線基板は、前記駆動ICからの信号が入力される第1の端子が第1の方向に複数配置された第1の領域と、当該第1の領域とは異なる位置の第2の領域と、を前記第2の面に備え、
    前記配線基板の前記第1の面のうち前記第2の領域と平面視で重なる領域には、前記信号を前記駆動素子に出力する第2の端子が前記第1の端子のピッチとは異なるピッチで前記第1の方向に複数配置され、
    前記第1の端子と前記第2の端子とを接続する配線群は、前記第1の面と前記第2の面との間を中継する中継配線部の位置を前記第1の領域内とした第1の配線と、前記第1の面と前記第2の面とを接続する中継配線部の位置を前記第2の領域内とした第2の配線とを備えたことを特徴とする電子デバイス。
  2. 前記第1の配線と前記第2の配線とは、前記第1の方向において隣り合うように配置されたことを特徴とする請求項1に記載の電子デバイス。
  3. 前記第2の端子は、前記第1の面に設けられた樹脂層と、当該樹脂層に少なくとも一部が設けられた導電層とを備え、
    前記配線群のうち前記第1の面に設けられた部分は、前記導電層により形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子デバイス。
  4. 前記第2の配線の中継配線部は、前記第2の端子よりも前記第1の端子から離間した位置に形成されたことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の電子デバイス。
  5. 前記第1の領域の中継配線部及び前記第2の領域の中継配線部は、前記配線基板が板厚方向に貫通された貫通孔の内部に形成された導体からなる貫通配線であることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の電子デバイス。

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