JP2016166922A - 鍵盤蓋および鍵盤楽器 - Google Patents

鍵盤蓋および鍵盤楽器 Download PDF

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Abstract

【課題】 製作が容易で、低コスト化を図ることができる鍵盤蓋およびそれを備えた鍵盤楽器を提供する。【解決手段】 鍵盤部10の上側を開閉可能に覆う蓋本体20と、口棒3と、蓋本体20に取り付けられ、蓋本体20を閉じたときに口棒3に接し、蓋本体20よりも靭性の高い取手部21と、を備えている。従って、蓋本体20よりも靭性の高い取手部21によって蓋本体20の強度を確保することができるので、蓋本体20がほぼ平板状に形成されていても、蓋本体20の反りや変形を防ぐことができる。このため、蓋本体20を木製のほぼ平板状に形成することができるので、蓋本体20の材料費が安くなり、加工も簡単で、容易に製作することができ、低コスト化を図ることができる。【選択図】 図1

Description

この発明は、ピアノやオルガンなどの鍵盤楽器に用いられる鍵盤蓋およびそれを備えた鍵盤楽器に関する。
例えば、ピアノなどの鍵盤楽器においては、特許文献1に記載されているように、楽器ケース内に設けられた鍵盤部を開閉可能に覆う鍵盤蓋が、楽器ケースに回転軸によって回転可能に取り付けられた構成のものが知られている。
特開2002−287739号公報
このような鍵盤楽器の鍵盤蓋は、鍵盤部の上側を開閉可能に覆う蓋本体部と、鍵盤部の前側を開閉可能に覆う取手部とを有し、これを天然の木材で一刀彫によって一体に形成した構成になっている。
しかしながら、このような鍵盤楽器の鍵盤蓋では、蓋本体部と取手部とを天然の木材で一体に形成する構造であるため、材料費が高く、加工も難しく、製作が面倒で、コストが高くなるという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、製作が容易で、低コスト化を図ることができる鍵盤蓋およびそれを備えた鍵盤楽器を提供することである。
この発明は、鍵盤部の上側を開閉可能に覆う蓋本体と、口棒と、前記蓋本体に取り付けられ、前記蓋本体を閉じたときに前記口棒に接し、前記蓋本体よりも靭性の高い取手部と、を備えていることを特徴とする鍵盤蓋である。
この発明によれば、鍵盤部の上側を覆う蓋本体に取り付けられて蓋本体よりも靭性の高い取手部によって蓋本体の強度を確保することができるので、蓋本体を木製のほぼ平板状に形成することができる。このため、蓋本体の材料費が安くなり、加工も簡単で、容易に製作することができるので、低コスト化を図ることができる。
この発明を鍵盤楽器に適用した一実施形態において、鍵盤蓋が鍵盤部を覆った状態を示した断面図である。 図1に示された鍵盤楽器において、鍵盤蓋を開いて鍵盤部を開放した状態を示した断面図である。 図2に示された鍵盤蓋の要部を示した拡大断面図である。 図2に示された鍵盤蓋の要部を示した拡大斜視図である。 図4に示された鍵盤蓋のA−A矢視における要部の拡大断面図である。
以下、図1〜図5を参照して、この発明を鍵盤楽器に適用した一実施形態について説明する。
この鍵盤楽器は、図1および図2に示すように、楽器ケース1を備えている。
この楽器ケース1は、図1および図2に示すように、底板2と、この底板2の前端部(図1では左端部)に起立して設けられた口棒3と、底板2の後端部(図1では右端部)に起立して設けられた後板4と、底板2の両側部(図1は紙面の表裏面側)に起立して設けられた一対の側板5と、後板4の上端部および一対の側板5の上端部に設けられた天板6と、天板6の前端下部に設けられた上前板7と、を備えている。口棒3を含む楽器ケース1は天然の木材で形成されていても良いし、木片を接合した集成材で形成されていても良い。
この場合、口棒3は、図1および図2に示すように、その高さが後板4の高さよりも大幅に低く形成されている。また、一対の側板5は、前部側(図1では左側)が口棒3の高さよりも少し高く形成され、後部側(図1では右側)が後板4と同じ高さに形成されている。これにより、一対の側板5は、前部側と後部側との境界部がほぼ垂直な立ち上り部5aに形成され、この立ち上り部5aの下部から側板5の前端部に向けて前下がりに緩やかに傾斜する傾斜部5bに形成された構成になっている。
天板6は、図1および図2に示すように、一対の側板5における後部側(図1では右側)の各上端部と後板4の上端部とに亘って取り付けられている。この天板6の前側上面には、譜面立て8が後方に少し傾いた状態で起立して設けられている。上前板7は、一対の側板の立ち上り部5aに対応して一対の側板5間に配置された状態で、天板6の前端下部に取り付けられている。これにより、楽器ケース1は、一対の側板5の傾斜部5bに対応する前部側(図1では左側)に位置する個所が、上側に開放されたほぼ箱形状に形成されている。
一方、楽器ケース1内には、図1および図2に示すように、鍵盤部10が設けられている。この鍵盤部10は、楽器ケース1の底板2上に設けられた鍵盤シャーシ11と、この鍵盤シャーシ11上にその両側(図1は紙面の表裏面側)に沿って並列に配列された複数の鍵12と、を備えている。複数の鍵12は、その前後方向(図1では左右方向)における各中間部が鍵盤シャーシ11上に上下方向に回転可能に取り付けられ、この状態で各鍵12の前部側が楽器ケース1の前側上方に露呈するように構成されている。
また、楽器ケース1内には、図1および図2に示すように、鍵盤部10の複数の鍵12にそれぞれアクション荷重を付与するアクション機構部13が、鍵盤部10の後部上側(図1では右上側)に位置して設けられている。このアクション機構部13は、鍵12が押鍵された際に、その押鍵された鍵12に対応するハンマー部材13aが回転することにより、押鍵された鍵12それぞれにアクション荷重を付与するように構成されている。
すなわち、このアクション機構部13は、図1および図2に示すように、鍵12にアクション荷重を付与することにより、アコースティックピアノの鍵タッチに近似した鍵タッチ感が得られるように構成されている。また、このアクション機構部13は、ハンマー部材13aが回転して鍵12にアクション荷重を付与した際に、スイッチ動作するスイッチ回路部14を備えている。このスイッチ回路部14は、そのスイッチ動作によって後述するスピーカ15から楽音を発生させるための電気信号を出力するように構成されている。
また、この楽器ケース1内には、図1および図2に示すように、鍵盤部10とアクション機構部13との間を仕切る仕切板16が設けられている。この楽器ケース1内には、棚板17が天板6の下側でかつアクション機構部13の上方に位置する箇所に配置されている。この棚板17は、仕切板16と後板4との間に位置した状態で、仕切板16と後板4とに取り付けられている。この棚板17の前側下面(図1では左側下面)における鍵12の配列方向の両側には、スピーカ15がそれぞれ上向きで取り付けられている。この場合、棚板17には、スピーカ放音孔17aがスピーカ15に対応して設けられている。
ところで、この楽器ケース1には、図1および図2に示すように、鍵盤部10を開閉可能に覆う鍵盤蓋18が設けられている。この鍵盤蓋18は、鍵盤部10の上側を開閉可能に覆う木製の蓋本体20と、この蓋本体20の前端下部(図1では左端下部)に取り付けられた金属製の取手部21と、蓋本体20を楽器ケース1に対して回転可能に取り付ける回転機構部22と、を備えている。
この場合、回転機構部22は、図1および図2に示すように、一対の側板5の互いに対向する各内面における立ち上り部5aと傾斜部5bとが交差する箇所の下側附近に取り付けられた支持軸22aと、この支持軸22aに回転可能に取り付けられた円板状の回転板22bと、を備えている。
この回転機構部22は、図1および図2に示すように、回転板22bの回転中心である支持軸22aに対して偏心した位置に鍵盤蓋18の蓋本体20の後端部(図1では右端部)が取り付けられた構成になっている。これにより、鍵盤蓋18は、回転機構部22の回転板22bの回転中心である支持軸22aを中心に回転板22bと共に上下方向に回転するように構成されている。
蓋本体20は、図1〜図4に示すように、鍵盤部10の鍵配列方向における長さが鍵盤部10の鍵配列方向の長さとほぼ同じ長さで、かつ前後方向(図1では左右方向)の長さが鍵盤部10の上方に露呈する前側部の長さ、つまり楽器ケース1の口棒3と上前板7との間の長さとほぼ同じ長さで、全体の形状が横方向(鍵配列方向)に長い長方形のほぼ平板状に形成されている。つまり、蓋本体20は単一の板状部材からなる。
これにより、図1に示すように、蓋本体20は、鍵盤部10の上側を開閉可能に覆うように構成されている。この蓋本体20は、天然の木材で形成されていても良いが、木片を接合した集成材で形成されていることが望ましい。
取手部21は、図1〜図4に示すように、例えば、アルミニウム、ステンレス、鋼などの靭性の高い金属によって断面長方形の中空状の角筒に形成されている。これにより、取手部21は、金属で形成されていても、重量が軽くなり、かつ高い剛性を有するように構成されている。
この取手部21は、鍵盤部10の鍵配列方向の長さが、蓋本体20の鍵配列方向の長さと同じ長さに形成され、蓋本体20の前端下部(図2では上端前部)に締結部材であるねじ部材23によって取り付けられている。この場合、取手部21は、金属によって形成されていることにより、蓋本体20と取手部21との接合強度が確保され、蓋本体20の撓みや反りを阻止するように構成されている。
これにより、取手部21は、図1〜図4に示すように、ほぼ平板状に形成された蓋本体20を補強して蓋本体20の強度および剛性を確保するように構成されている。また、この取手部21は、図1に示すように、蓋本体20が鍵盤部10の上側を覆った際に、取手部21の下端部21aが楽器ケース1の口棒3の上端部に当接することにより、鍵盤部10の前側上部を開閉可能に覆うように構成されている。取手部21が靭性の高い金属によって形成されているため、蓋本体20を閉じたときに、取手部21が口棒3と接しても、蓋本体20及び取手部21の強度を確保することができる。
この場合、締結部材であるねじ部材23は、図1〜図4に示すように、例えば木ねじであり、ねじ部23aとねじ頭部23bとを有している。このため、取手部21の上端部21b(図3では右端部)には、図3に示すように、ねじ部材23のねじ部23aが挿入する小径のねじ取付孔(取付孔)24aが設けられている。また、取手部21の下端部21aには、ねじ部材23のねじ頭部23bが余裕をもって挿入する大径のねじ挿入孔(挿入孔)24bが設けられている。
これにより、取手部21は、図3および図4に示すように、ねじ部材23が取手部21の下端部21aに設けられた大径のねじ挿入孔24bから取手部21の内部に挿入され、この挿入されたねじ部材23のねじ部23aが取手部21の上端部21bに設けられた小径のねじ取付孔24aから蓋本体20の裏面側にねじ込まれることにより、取手部21の上端部21bが蓋本体20の裏面に取り付けられるように構成されている。
この取手部21の下端部21aには、図3および図4に示すように、ねじ挿入孔24bを塞いで隠す目隠しシート25が設けられている。この目隠しシート25は、装飾性およびクッション性を有するフェルトなどのシートであり、取手部21の下端部21aから取手部21の鍵配列方向における両側部に亘って取り付けられている。これにより、目隠しシート25は、取手部21の下端面から取手部21の鍵配列方向における両側面を覆い隠すように構成されている。
ところで、蓋本体20における鍵盤部10と対面する裏面(図1では下面)には、図1〜図4に示すように、光沢シート26が設けられている。この光沢シート26は、ポリカーボネートやアクリルなどの合成樹脂製の透明なシートであり、蓋本体20の裏面に対面する光沢シート26の裏面が黒色に着色された構成になっている。これにより、光沢シート26は、鏡面機能を有し、鍵盤蓋18が開いて蓋本体20が起立して上前板7の前側(図2では左側)に立て掛けられた際に、鍵盤部10の各鍵12および演奏者の手が映るように構成されている。
この場合、蓋本体20の裏面(図1では下面)における鍵配列方向の両側部には、図4および図5に示すように、光沢シート26の鍵配列方向における両側の各縁部を覆い隠して保護する化粧枠27がそれぞれ設けられている。この化粧枠27は、アルミニウムやステンレスなどの金属、または木材などによって帯板状に形成され、蓋本体20の鍵配列方向における両端部にそれぞれ配置されている。
この化粧枠27は、図5に示すように、光沢シート26側に位置する側部に切欠き溝27aが設けられ、この切欠き溝27a内に光沢シート26の鍵配列方向に位置する縁部が配置されるように構成されている。また、取手部21の上端部21bにおける光沢シート26側に位置する側部には、図3に示すように、切欠き溝21cが設けられている。これにより、取手部21は、その切欠き溝21c内に光沢シート26の前後方向(図2では上側)に位置する縁部が配置されるように構成されている。
一方、蓋本体20の表面、つまり蓋本体20の裏面と反対に位置する蓋本体20の上面(図3では左側面)、および取手部21の前面(図3では上面)には、図3および図4に示すように、装飾シート28が設けられている。この装飾シート28は、蓋本体20の表面および取手部21の前面を覆って保護するものであり、塩化ビニルなどの軟質の合成樹脂で形成されている。この装飾シート28は、その表面または裏面に木目模様などの装飾が施されていることが望ましい。
次に、このような鍵盤楽器の作用について説明する。
この鍵盤楽器の鍵盤蓋18を製作する場合には、蓋本体20を木材で製作し、取手部21を金属で製作する。この場合、蓋本体20はほぼ平板状であるから、材料費が安く、加工も簡単で、天然の木材でも集成材でも容易に製作することができる。また、取手部21は断面が長方形の金属製の角筒であるから、押出し成型によって簡単に製作することができると共に、内部が空洞であるから、重量を軽くすることができる。
この取手部21を蓋本体20に取り付ける場合には、蓋本体20の前端下面に取手部21を配置し、この状態で取手部21の下側からねじ部材23を取手部21の下端部21aに設けられたねじ挿入孔24bから取手部21の内部に挿入させ、この挿入したねじ部材23のねじ部23aを取手部21の上端部21bに設けられたねじ取付孔24aから蓋本体20の裏面にねじ込んで締め付ける。これにより、取手部21が蓋本体20の前端下面に鍵配列方向に沿って取り付けられる。
この後、蓋本体20と反対側に位置する取手部21の下端部21aの下端面から取手部21の鍵配列方向に位置する両側面に亘って、目隠しシート25を取り付ける。これにより、取手部21の下端面および取手部21の両側面が目隠しシート25によって覆い隠される。このため、取手部21の下端部21aに設けられたねじ挿入孔24bが目隠しシート25によって塞がれて隠される。
また、蓋本体20に取手部21が取り付けられた際には、鍵盤部10に対面する蓋本体20の裏面に光沢シート26を取り付ける。このときには、光沢シート26の前後方向における前側端(図3では上側端)を取手部21の上端部21bに設けられた切欠き溝21c内に差し込み、この差し込まれた前側端に対して直交する光沢シート26の両側縁をこれに対応する蓋本体20の両側端から少し離した状態で、光沢シート26を蓋本体20の裏面に貼り付ける。
この状態で、蓋本体20の裏面における鍵配列方向に位置する両側端部に化粧枠27をそれぞれ取り付ける。このときには、化粧枠27の前端部(図4では上端部)を取手部21の後端面(図4では下端面)に対応させ、化粧枠27の後端部(図4では下端部)を蓋本体20の裏面の後端部(図4では下端部)に対応させ、かつ化粧枠27の長手方向に沿う側縁部を蓋本体20の裏面における両側端の一方の縁部にそれぞれ対応させる。
この状態で、各化粧枠27にそれぞれ設けられた各切欠き溝27a内に光沢シート26の鍵配列方向に位置する両側縁をそれぞれ配置させて、各化粧枠27を蓋本体20の裏面における両側端にそれぞれ貼り付ける。これにより、光沢シート26の鍵配列方向の両側縁が各化粧枠27によって覆い隠されて保護される。このため、光沢シート26の鍵配列方向における両側縁のめくれや剥がれを防ぐことができる。
さらに、蓋本体20に取手部21が取り付けられた際には、蓋本体20の表面に装飾シート28を貼り付ける。このときには、蓋本体20の上面および両側面に亘って貼り付けると共に、蓋本体20の前端面および取手部21の前端面に亘って貼り付ける。これにより、蓋本体20の前端面および取手部21の前端面が装飾シート28によって保護されると共に装飾される。
このように製作された鍵盤蓋18を楽器ケース1に取り付ける場合には、まず、鍵盤蓋18の蓋本体20の両側部における後端部に回転機構部22の回転板22bをその偏心した位置に取り付ける。この状態で、回転板22bの回転中心に支持軸22aを挿入させ、この挿入した支持軸22aを楽器ケース1の一対の側板5の各内面に取り付ける。これにより、鍵盤蓋18は、回転機構部22の回転板22bの回転中心である支持軸22aを中心として上下方向に回転可能な状態で、楽器ケース1に取り付けられる。
次に、このような鍵盤蓋18の作用について説明する。
この鍵盤蓋18が回転機構部22の支持軸22aを中心に図1において反時計回りに回転して鍵盤部10を覆った際には、取手部21の下端部21aが楽器ケース1の口棒3の上端部に当接する。この状態では、鍵盤蓋18の蓋本体20が鍵盤部10の上側を覆い、鍵盤蓋の取手部21が鍵盤部10の前側上部を覆う。
また、この状態では、鍵盤蓋18が楽器ケース1の一対の側板5間に配置されるため、鍵盤蓋18は、蓋本体20の両側面、後端面、および裏面が隠れると共に、取手部21の両側面、下端面、および後端面が隠れる。このため、これら以外の蓋本体20の上面、前端面、および取手部21の前端面が外部に露呈し、蓋本体20の上面および取手部21の前端面に設けられた装飾シート28が露呈する。これにより、この露呈した装飾シート28によって鍵盤蓋18が装飾され、外観性およびデザイン性が確保される。
一方、鍵盤蓋18が回転機構部22の支持軸22aを中心に図2において時計回りに回転して鍵盤部10を開放させた際には、鍵盤蓋18が楽器ケース1の上前板7の前側に位置した状態で起立する。この状態では、蓋本体20の裏面、両側面、および取手部21が露呈する。このときには、蓋本体20の裏面に光沢シート26が設けられているので、この光沢シート26に鍵盤部10の各鍵12が映り込む。
また、このときには、蓋本体20と反対側に位置する取手部21の下端部21aから取手部21の両側部に亘って目隠しシート25が設けられているので、取手部21の下端部21aにねじ挿入孔24bが設けられていても、このねじ挿入孔24bが目隠しシート25によって塞がれて隠されると共に、取手部21の両側面も目隠しシート25によって隠される。これにより、鍵盤蓋18全体の外観性およびデザイン性が確保される。
次に、このような鍵盤楽器で演奏する場合について説明する。
このときには、まず、鍵盤蓋18を開いて鍵盤部10を露呈させる。すなわち、回転機構部22の支持軸22aを中心に図2において鍵盤蓋18を時計回りに回転させて、楽器ケース1の上前板7の前側に位置させた状態で起立させる。これにより、鍵盤部10が開放されて鍵操作が可能な状態になる。
この状態で、演奏する場合には、開放された鍵盤部10の各鍵12をそれぞれ押鍵操作する。このときには、蓋本体20の裏面に設けられた光沢シート26に鍵盤部10の各鍵12が映ると共に、押鍵操作している手の指が映る。このため、演奏者が鍵盤部10を見なくても、光沢シート26に映った各鍵12および演奏者の指を見ながら、鍵盤部10の各鍵12を押鍵操作して演奏することができる。
また、鍵盤部10の各鍵12をそれぞれ押鍵操作した際には、その押鍵操作された各鍵12それぞれがその各中間部を中心に反時計回りに回転する。このときには、押鍵操作された鍵12の回転によってアクション機構部13の各ハンマー部材13aが回転し、押鍵された鍵12それぞれにアクション荷重が付与される。
これにより、押鍵操作された鍵12にアコースティックピアノの鍵タッチに近似した鍵タッチ感が与えられる。このときには、アクション機構部13のハンマー部材13aが回転し、このハンマー部材13aがスイッチ回路部14をスイッチ動作させる。これにより、スイッチ回路部14が電気信号を出力し、この電気信号に基づいてスピーカ15から楽音が発生させる。
このように、この鍵盤楽器の鍵盤蓋18によれば、鍵盤部10の上側を開閉可能に覆う蓋本体20と、口棒3と、蓋本体20に取り付けられ、蓋本体20を閉じたときに口棒3に接し、蓋本体20よりも靭性の高い取手部21と、を備えていることにより、蓋本体20と取手部21とを無垢の木材で一体に形成した場合に比べて、製作が容易で、低コスト化を図ることができる。
すなわち、この鍵盤楽器の鍵盤蓋18では、鍵盤部10の上側を覆う蓋本体20の前端下部に取り付けられて蓋本体20よりも靭性の高い取手部21によって、蓋本体20の強度を確保することができるので、蓋本体20を木材でほぼ平板状に形成しても、蓋本体20の反りや撓みなどの変形を防ぐことができる。このため、蓋本体20を木材でほぼ平板状に形成することができるので、蓋本体20と取手部21とを無垢の木材で一体に形成する場合に比べて、蓋本体20の材料費が安くなり、加工も簡単で、容易に製作することができ、これにより低コスト化を図ることができる。
この場合、取手部21は、中空の角筒状に形成されていることにより、取手部21が金属で形成されても、取手部21の重量を無垢の木材で形成した場合よりも軽くすることができると共に、無垢の木材と同程度以上の剛性および強度を確保することができる。このため、取手部21によって蓋本体20を確実に補強することができるので、鍵盤蓋18全体の強度を確保することができる。
また、この鍵盤蓋18では、蓋本体20の裏面に、光沢シート26が設けられているので、鍵盤蓋18を開いて演奏する際に、光沢シート26に鍵盤部10の各鍵12を映すことができると共に、演奏者の手も映すことができる。このため、演奏者が鍵盤部10を見なくても、光沢シート26に映った鍵盤部10の各鍵12や手の指を見ることにより、各鍵12の位置および指の動きを視認することができるので、良好に演奏することができる。
また、この鍵盤蓋18では、蓋本体20が集成材によって形成されていることにより、天然の木材よりも軽量で、かつ材料費を大幅に安くすることができるばかりか、蓋本体20の加工が容易で、簡単に製作することができるので、より一層、低コスト化を図ることができる。この場合にも、金属製の取手部21が中空の角筒状に形成されていることにより、この金属製の取手部21によって蓋本体20が補強されるので、蓋本体20を集成材によって形成しても、鍵盤蓋18全体の強度を確保することができる。
さらに、この鍵盤蓋18では、蓋本体20の裏面と反対側に位置する蓋本体20の表面が装飾シート28で覆われていることにより、この装飾シート28によって蓋本体20の表面を装飾することができるので、蓋本体20が集成材で形成されていても、外観性およびデザイン性が損なわれることがなく、鍵盤蓋18全体の外観性およびデザイン性を向上させることができる。
この場合、装飾シート28は、蓋本体20の表面から取手部21の前端面に亘って設けられていることにより、取手部21が金属で形成されていても、この取手部21によって鍵盤蓋18全体の外観性およびデザイン性が損なわれることがなく、装飾シート28によって、鍵盤蓋18全体の外観性およびデザイン性を確保することができる。また、この装飾シート28は、その表面または裏面に木目模様などの装飾が施されていれば、より一層、鍵盤蓋18全体の外観性およびデザイン性を向上させることができる。
また、この鍵盤蓋18では、蓋本体20と接する取手部21の一端部である上端部21bに、締結部材であるねじ部材23を挿入して取手部21の上端部21bを蓋本体20に締結するためのねじ取付孔24aが設けられており、蓋本体20と反対側に位置する取手部21の他端部である下端部21aには、ねじ部材23を取手部21内に挿入させるためのねじ挿入孔24bが設けられていることにより、取手部21を蓋本体20にねじ部材23によって簡単にかつ強固に取り付けることができる。
すなわち、この鍵盤蓋18では、取手部21の下端部21aに設けられたねじ挿入孔24bを通してねじ部材23を取手部21の内部に挿入させることができ、この挿入したねじ部材23を取手部21の上端部21bに設けられたねじ取付孔24aから蓋本体20にねじ込むことができるので、ねじ部材23によって取手部21を蓋本体20に簡単にかつ強固に取り付けることができる。
また、この鍵盤蓋18では、蓋本体20と反対側に位置する取手部21の下端部21aに、目隠しシート25が設けられているので、この目隠しシート25によって取手部21の下端面21aを覆い隠すことができ、これにより取手部21の下端部21aにねじ挿入孔24bが設けられていても、このねじ挿入孔24bを目隠しシート25によって塞いで覆い隠すことができるので、ねじ挿入孔24bによって取手部21の外観性およびデザイン性が損なわれることがなく、取手部21の外観性およびデザイン性を確保することができる。
この場合、目隠しシート25は、取手部21の下端面から両側面に亘って設けられていることにより、取手部21が金属で形成されていても、この取手部21の下端面および取手部21の両側面を目隠しシート25で覆い隠すことができるので、取手部21によって鍵盤蓋18全体の外観性およびデザイン性が損なわれないようすることができる。
また、目隠しシート25は、装飾性およびクッション性を有するフェルトであることにより、この目隠しシート25および装飾シート28によって、鍵盤蓋18全体の外観性およびデザイン性を向上させることができるほか、取手部21が金属で形成されていても、鍵盤蓋18を閉じる際に取手部21によって楽器ケース1の口棒3の上端部を傷付けないようにすることができる。
さらに、この鍵盤蓋18では、蓋本体20の裏面に光沢シート26の縁部を覆い隠して保護する化粧枠27が設けられていることにより、光沢シート26の縁部のめくれや剥がれを防ぐことができると共に、鍵盤蓋18を開いて鍵盤部10を開放した際に、化粧枠27がデザイン的なアクセントとなり、これによっても鍵盤蓋18全体の外観性およびデザイン性を向上させることができる。この場合、化粧枠27は、光沢シート26の縁部および木製の蓋本体20の縁部が傷つかないように保護することもできる。
なお、上述した実施形態では、目隠しシート25を蓋本体20と反対側に位置する取手部21の下端面から取手部21の両側面に亘って設けた場合について述べたが、これに限らず、例えば取手部21の背面にも亘って設けた構成であっても良い。このように構成すれば、取手部21を目隠しシート25と装飾シート28とによって完全に覆い隠すことができるので、より一層、鍵盤蓋18全体の外観性およびデザイン性を向上させることができる。
また、上述した実施形態では、締結部材であるねじ部材23が木ねじである場合について述べたが、これに限らず、例えば締結部材は、ボルトとナットとを有し、蓋本体20にナットを埋め込み、この埋め込まれたナットにボルトを螺着することにより、取手部21を蓋本体に20に取り付ける構成であっても良い。また、蓋本体20にボルトを突出させた状態で埋め込み、この埋め込まれて突出したボルトにナットを螺着することにより、取手部21を蓋本体に20に取り付ける構成であっても良い。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、鍵盤部の上側を開閉可能に覆う蓋本体と、口棒と、前記蓋本体に取り付けられ、前記蓋本体を閉じたときに前記口棒に接し、前記蓋本体よりも靭性の高い取手部と、を備えていることを特徴とする鍵盤蓋である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の鍵盤蓋において、前記蓋本体は木材から形成され、前記取手部は金属から形成されていることを特徴とする鍵盤蓋である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の鍵盤蓋において、前記取手部は中空状に形成され、前記蓋本体と接する前記取手部の一端部に取付孔が設けられる一方、前記取手部の他端部には挿入孔が設けられていることを特徴とする鍵盤蓋である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の鍵盤蓋において、前記挿入孔から挿入された締結部材を前記取付孔に挿入させて、前記取手部と前記蓋本体を締結することを特徴とする鍵盤蓋である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の鍵盤蓋において、前記挿入孔は目隠しシートで覆われていることを特徴とする鍵盤蓋である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5に記載の鍵盤蓋において、前記鍵盤部を覆った際に鍵と対面する前記蓋本体の面は、光沢シートで覆われていることを特徴とする鍵盤蓋である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の鍵盤蓋において、前記蓋本体には、前記光沢シートの縁部を覆う化粧枠が設けられていることを特徴とする鍵盤蓋である。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の鍵盤蓋において、前記鍵盤部を覆った際に鍵と対面する前記蓋本体の面と反対側の面は、装飾シートで覆われていることを特徴とする鍵盤蓋である。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の鍵盤蓋において、前記蓋本体は単一の板状部材からなることを特徴とする鍵盤蓋である。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜請求項9のいずれかに記載された鍵盤蓋と、
複数の鍵を有する鍵盤部と、スピーカ部と、前記複数の鍵のいずれかの鍵の押鍵操作に応答して、前記スピーカ部から楽音を発生させるための回路部と、を備えていることを特徴とする鍵盤楽器である。
1 楽器ケース
3 口棒
10 鍵盤部
12 鍵
13 アクション機構部
15 スピーカ
18 鍵盤蓋
20 蓋本体
21 取手部
21a 下端部
21b 上端部
21c 切欠き溝
22 回転機構部
23 ねじ部材
24a ねじ取付孔
24b ねじ挿入孔
25 目隠しシート
26 光沢シート
27 化粧枠
27a 切欠き溝
28 装飾シート

Claims (10)

  1. 鍵盤部の上側を開閉可能に覆う蓋本体と、
    口棒と、
    前記蓋本体に取り付けられ、前記蓋本体を閉じたときに前記口棒に接し、前記蓋本体よりも靭性の高い取手部と、
    を備えていることを特徴とする鍵盤蓋。
  2. 請求項1に記載の鍵盤蓋において、前記蓋本体は木材から形成され、前記取手部は金属から形成されていることを特徴とする鍵盤蓋。
  3. 請求項1または2に記載の鍵盤蓋において、前記取手部は中空状に形成され、前記蓋本体と接する前記取手部の一端部に取付孔が設けられる一方、前記取手部の他端部には挿入孔が設けられていることを特徴とする鍵盤蓋。
  4. 請求項3に記載の鍵盤蓋において、前記挿入孔から挿入された締結部材を前記取付孔に挿入させて、前記取手部と前記蓋本体を締結することを特徴とする鍵盤蓋。
  5. 請求項4に記載の鍵盤蓋において、前記挿入孔は目隠しシートで覆われていることを特徴とする鍵盤蓋。
  6. 請求項1〜請求項5に記載の鍵盤蓋において、前記鍵盤部を覆った際に鍵と対面する前記蓋本体の面は、光沢シートで覆われていることを特徴とする鍵盤蓋。
  7. 請求項6に記載の鍵盤蓋において、前記蓋本体には、前記光沢シートの縁部を覆う化粧枠が設けられていることを特徴とする鍵盤蓋。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の鍵盤蓋において、前記鍵盤部を覆った際に鍵と対面する前記蓋本体の面と反対側の面は、装飾シートで覆われていることを特徴とする鍵盤蓋。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の鍵盤蓋において、前記蓋本体は単一の板状部材からなることを特徴とする鍵盤蓋。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれかに記載された鍵盤蓋と、
    複数の鍵を有する鍵盤部と、
    スピーカ部と、
    前記複数の鍵のいずれかの鍵の押鍵操作に応答して、前記スピーカ部から楽音を発生させるための回路部と、
    を備えていることを特徴とする鍵盤楽器。

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